私的良スレ書庫
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元スレ海未「どうして教えてくれなかったのですか!?」
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ニコが海未を連れてきた先、そこは音ノ木坂学院
二人が通う学校だ
海未「何故ここに…?」
にこ「休日の学校ってなんだか新鮮~! さ、入ろ?」
海未「怒られませんか……?」
にこ「部活してる子もいるんだし、平気よ」
アイドル研究部の活動は今日は休み
本当は、部員の皆に海未とデートしているところを見せつけてやろう……と頭の中では少し考えていたが
ニコもそこまで自分勝手な女ではない
自らの私利私欲の為に、大好きな人を悲しませる……そんな事出来る筈もなかった
校内を歩き、向かった先はアイドル研究部の部室
鞄の中から部屋の鍵を取り出し、中へ入る
海未「……」
にこ「……ここで、海未と初めて会った」
海未「はい……」
にこ「校内の何処かですれ違っていたかもしれないけど……ニコにとってここは、すごく大切な場所」
海未「……ニコ」
にこ「……海未、大好き…」
海未「……」
にこ「……よし、言えた……はは……今日、何回目だろうね…?」
海未「……ありがとう…ございます」
にこ「海未、ニコの手……握って…」
海未「……はい」
海未は、差し出されたニコの小さな手に触れる
強く……ぎゅっと強く、握った
想いに応えられない、自分の……ニコに対するせめてもの感謝を込めて
にこ「痛っ…」
海未「す、すみません…っ」
にこ「ふふっ……ありがと…、ねぇ……海未」
「──キス、して」
海未「……」
にこ「断られるのはわかってる……でも、軽い気持ちで言ったわけじゃないよ」
夕陽に照らされ、茜色に染まったニコの顔は、美しかった
今まで海未が目にしたどんな表情よりも、綺麗で……ただただ美しかった
穏やかな表情をしたまま、ニコは目を閉じる
期待はしていない……、海未を好きだという儚い想いを、自分の中だけの思い出にする為の儀式みたいなもの
そう心に決め、ニコは闇の中で海未を閉じ込める
──好き、大好き、愛してる
──叶わなかったけど、海未を好きになって良かった
──初恋が海未で、本当に良かった
言ってしまえば、所詮は自己満足……己の美学に酔いしれ、充分に恋を堪能した
もう海未はここにいないかもしれない……だが、自然と恐怖は無かった
目を開けようとしたその瞬間
にこ「……っ!?」
唇に柔らかな感触が
すぐに状況は理解出来た
本当は心の何処かで、期待していたのかもしれない
熱く、とっても熱く……蕩けそうなくらいの
──海未のキス
にこ「ン……ぁ…ちゅ……ッ」
海未「……っ、ぁ……ん……」
両者とも初めてのキスだった
だが、その事をお互いは一生知り得ない
にこ「……優しいね、海未」
海未「優しさだけで……こんな事するわけないでしょう……」
にこ「海未……?」
海未「……これから私はニコに対して、かなり酷い事を言います……聞いてください」
にこ「……うん」
海未「……私は、穂乃果とことりを愛しています」
海未「今、ニコとキスしたのは……情が移ったとかそんな理由などではなく……ただ大切だと、思ったから」
海未「ニコを大切な存在だと感じたからです……今日一日を貴女と過ごして、惹かれました……ニコのことを好きになりました」
海未「……しかし、私の中には貴女以上に大切な存在がいる……だから、ニコの気持ちには応えられません」
海未「こんな事してもニコを余計悲しませるだけ……わかってたのに、またしても私は誘惑に負けて……ニコとキスしたいという誘惑に……抗えませんでした」
海未「ニコの言葉を借りるなら……、それくらい私は貴女のことを大切に思っている…………本当にすみませんでした…」
にこ「……」
海未「……」
沈黙が二人を包む
俯いて表情を見せないニコにかける言葉を、海未は思い付けなかった
何時間にも感じた沈黙、実際にはほんの数分……それを破ったのは、ニコだった
にこ「……海未」
にこ「ありがと」
海未「ニコ……」
にこ「いい男ね、あんた……さすがニコが惚れた男…、あー! 穂乃果とことりが羨ましいー!!」
海未「ニ、ニコ……!?」
にこ「絶対幸せにしてあげなさいよ、あの二人はニコの大切な友達でもあるんだから」
海未「……はい」
にこ「それと、ニコとキスした事……将来すっっっごく自慢出来るわよ? 何てったってニコはスーパーアイドルになるんだから☆」
海未「……ふふっ、楽しみにしてます」
にこ「さて、じゃあそろそろ帰ろっか」
海未「そうですね」
にこ「今日はありがとね、すごく楽しかった」
海未「私もです」
海未はニコの手を握ろうと手を伸ばす
が、その手は軽快な音と共に弾かれた
海未「えっ?」
にこ「はぁ……やっぱりあんた全然女心わかってない」
海未「し、しかし…今日一日は恋人の」
にこ「もういいから…まったく……ふふ」
海未「は、はぁ……?」
にこ「……着いてこなくていいって言ってるでしょ…」
海未「ダメです。もう薄暗くなってきているのに女性を一人で帰すわけには……家までお送りしますよ」
にこ「あんたもなかなか頑固なのね…」
海未「男として当然です」
軽口を叩き合いながら、二人でニコの家を目指し、街を歩いていると向かいから見知った人影が近付いてくる
先に気付いたのは、ニコだった
にこ「え……?」
海未「どうしました? ニコ」
「あっ!」
相手も二人に気付き足を止める
海未「……っ」
ことり「やっぱりニコちゃんと海未ちゃんだ! 二人で遊んでたの? 仲良しなんだね~」
にこ「こ、ことり……!? これは、ニコが海未に無理を言って…っ」
ことり「何で慌ててるの? ニコちゃんおかしい~」
海未「……こと、り…?」
ことり「デート中お邪魔だったかなぁ? じゃあことりはもう行くね。バイバイ、ニコちゃん、海未ちゃん」
海未「……」
海未「……っ」
にこ「何してるの…? 早く追いなさいよ!!」
海未「でも……もう……っ」
にこ「あんたの大切な人なんでしょ!? だからニコをフったんでしょ!? あんたがそんなんじゃ、何の為に私が…っ」
海未「……はい。ニコ…、恋人としての役目を最後まで全う出来なくて、申し訳ありません」
にこ「そんなのどうでもいいから……さっさと、行きなさいよ…」
海未「…はいっ」
海未「はぁっ、はぁっ、……ことりっ!!」
ことり「きゃっ!? ビックリした……海未ちゃん、どうしたの?」
海未「……どうしてですか、どうして…何も言ってくれないのですか!?」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「花陽の家での時もそう…、今日も私はニコと…っ、私はことりを裏切っていたのですよ!? 嘘まで吐いて……なのに何で!? どうして!?」
ことり「こ、恐いよ…海未ちゃん…」
海未「もう……もう…私のことなど、嫌いになってしまったのですか……?」
ことり「そんなことないよ? ことりは海未ちゃんのこと大好きだよ」
海未「嘘です……なら、どうして…っ」
ことり「どうしてって……」
海未「……わ、私は……ことりと穂乃果がいるのに……他の女性と淫らな行為を、してしまいました……」
ことり「……」
海未「ニコとも……花陽や凛とも…、絵里と希とまでも……私はっ、貴女に嘘を吐いて裏切り続けていたんです……っ!!」
海未「すみません……、貴女と穂乃果のこと、大好きで…大切に思っていた筈なのに私は……っ」
ことり「……知ってたよ」
海未「え……?」
ことり「全部、知ってたよ」
━━
真姫「……ちょっと皆に話があるんだけど」
ある日の昼休み、真姫によって部室には穂乃果、ことり、海未を除く六人が集められていた
真剣な表情の真姫に、部室全体の空気が緊張感を纏う
希「恐い顔してどうしたん?」
絵里「ただ事じゃなさそうだけど…」
真姫「……あの人、園田海未をいつまでこの部に居続けさせるつもり……?」
花陽「な、何言ってるの……? 真姫ちゃん」
凛「そうだよ、海未ちゃんはずっとこれからもアイドル研究部の一員だにゃ?」
真姫「……もう限界なのよ! 男と一緒の空間なんて…っ!! 同じ空気を吸うだけでも吐き気がするわ…」
にこ「……何それ…、海未が真姫ちゃんに何かした? してないよね? 海未のことよく知りもしない癖にそんな」
真姫「うるさいっ! ……でもまぁニコちゃんならそう言うでしょうね…」
にこ「……どういう意味?」
真姫「だって付き合ってるんでしょ? 園田海未と」
にこ「……っ!?」
花陽「え……?」
絵里「それ本当なの……?」
真姫「この前見たのよ、二人が仲良さそうに手を繋いで街を歩いているところ」
にこ「……」
希「ふーん……」
凛「ニコちゃん…」
花陽「……っ!」
絵里「……抜け駆けってわけね」
真姫「所詮、友達は友達……男の方が大事なのね、ニコちゃんは」
にこ「……違う、そんなんじゃない……ニコが一方的に好きになっただけ……だってニコは、フラれたんだから」
花陽「でも、手繋いでたって…」
にこ「……我が儘言って、海未を困らせて……最後に、一回だけデートしてもらったの」
希「……」
にこ「おかしいでしょ……滑稽よね…、笑っていいわよ……でも、海未を悪く言うのは絶対に許さない」
真姫「……」
絵里「……ニコの言う通りよ、男ってだけで毛嫌いするのはあんまりだと思うわ」
希「真姫ちゃんも海未ちゃんと偏見無しに一回よく話してみれば、何か考えが変わるんやない?」
凛「そうそう、凛だって海未ちゃんのこと大好きだにゃ」
花陽「真姫ちゃんも大切なお友達だけど、海未ちゃんも花陽にとって大切なお友達……、二人とも大好きなのにそんなの悲しいよ…」
真姫「な、何よ…皆して……」
にこ「真姫ちゃんは、ニコの親友だよ」
真姫「は、はぁ…!? い、いきなり何を」
にこ「ニコが大好きになった人だから……真姫ちゃんには信じてほしいって思う」
真姫「……」
エロ無しですが今日は終了です
あと三回くらいの更新で完結できるかなー
ではではー
この流れで言うべきではない下世話な話だけど海未ちゃんがことほののどっちかにバンドで掘られながら物をしごかれたら正直興奮する
まさかとは思いますが、この「穂乃果」とは、海未の想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
怪しげな展開入ってから穂乃果は名前しか出てきてないな、そういえば
>>1のSSは謎の引力が合って全部好きだわ
待ってるぜ
待ってるぜ
>>279
あっ!……あっ……!あぁ~(´;ω;`)
あっ!……あっ……!あぁ~(´;ω;`)
━━
海未「けっこん?」
穂乃果「うん! 穂乃果もよくわかんないんだけど、けっこんすれば家族になってずーっと一緒にいれるんだって!」
ことり「すごい!」
海未「ずっと一緒……穂乃果ちゃんとことりちゃんとずっと一緒に」
ことり「ならことり、海未ちゃんのお嫁さんになる!」
穂乃果「ことりちゃんずるーい! 穂乃果も海未ちゃんのお嫁さんになるもーん!」
海未「穂乃果ちゃんもことりちゃんも私のお嫁さんです! ずっと一緒です!」
ことり「わぁ~嬉しい! 海未ちゃんかっこいい~!」
海未「さぁ早くけっこんしましょう!」
穂乃果「わわっ! でも大人にならないとけっこんできないんだよー!」
海未「え? そうなんですか?」
ことり「早く大人になりたいっ!」
穂乃果「うん! 大人になってけっこんして、3人ずーっと一緒! 約束だよ!」
ことり「うんっ! 約束!」
海未「はい! 約束です! 絶対に穂乃果ちゃんとことりちゃんを私のお嫁さんにします!」
──────────
────────
──────
────
──
海未「…………夢、ですか……」
現実に引き戻された海未は、静かに虚ろな目を開ける
瞳からは涙が溢れていた
幼少期を思い出し幸せを慈しみ泣いていたのか、夢が幸せ過ぎた分だけ今の現状の罪深き自分を許せず泣いていたのか
恐らく、後者だろう
ここ数日、海未は学校を病欠していた
少し身体が怠いが、動けないことはない……そう、仮病だ
海未「…………ことり、……穂乃果……」
流れる涙を現実に溢してしまわないよう、再び布団に潜り目を閉じた
暗闇に浮かんでくるのは、あの日の事
──────────
────────
──────
────
──
海未「……知って、た……? え……なら、何故……何も言ってくれなかったのですか……?」
ことり「海未ちゃんもことりに何も言ってくれなかったよね?」
海未「そ、それは……」
ことり「だったら別にいいかなって」
海未「……っ、ことりが怒るのも当然ですよね……ですが、信じてほしい……私が愛しているのは、ことりと穂乃果だけ……この気持ちに嘘偽りは、ありません」
ことり「…海未ちゃん」
海未はことりに顔を近付ける
瞳を見詰めたまま、視線を逸らさずゆっくりと唇を目掛け……
愛する相手へ、愛を証明する手段として
ことり「……キスするの?」
海未「……はい」
ことり「ニコちゃんとキスしたその唇で?」
海未「な、何でその事まで……知っているのですか……?」
ことり「今、知ったんだよ。海未ちゃんの口から」
海未「……っ!?」
ことり「へぇ~そっかぁ、ニコちゃんともうキスしちゃったんだね。ことりには今まで一回もしてくれなかったのに」
海未「あ……あぁ……っ、それ、は……ことりのことを大切に、大切に……してたから……」
ことり「それって結局、ことり達のことを言い訳にしてるだけだよね? 自分を赦す為の逃げ道として。そうすれば自分を追い詰めずに気持ちいい事、できるもんね」
海未「ち、違っ……」
ことり「いいよ、しよっか? キス」
海未「……っ」
ことり「あれ? しないの? 海未ちゃんがしたいなら今からことりの家でエッチもする? もうエッチもしちゃってるんでしょ? 誰としたのかなぁ? 絵里ちゃん?」
海未「……やめ、て…、やめて……ください……」
吸い込まれそうな瞳に思わず目を逸らしてしまう
ことり「ねぇ、海未ちゃん……ことりのこと愛してる?」
──────────
────────
──────
────
──
震えて、言葉を発せずにいた
海未「あの時、私は……何と答えれば良かったのでしょう……」
何を考えているのかわからないことりに恐怖したというよりも、どんな言葉を……自分の気持ちを声にしても、それを信じてもらえない……否定されるかもしれない、それがとても怖かった
──でも、このままじゃ……何も変わらない
中途半端な事が……立ち止まる事が、何より嫌いだった海未
洗面所の鏡に映る自分の姿はとても情けなく見えた
こんな今の自分が、誰かを愛するなんか烏滸がまし過ぎる
そんな資格などないとさえ思えた
……何かを変える為には行動するしかない、自分自身でなんとかするしかない
もう外は真っ暗になっていたが、支度をして家を出た
海未が向かった先は音ノ木坂学院の弓道場だった
こんな時間に残っている生徒も少ないだろう。ただ、巡回の教師に見付かれば注意されるかもしれない
海未(まぁ、その時はその時です……)
明かりを点け、袴に着替える
呼吸整え、的を見据え、矢を放つ
海未「…………はぁっ!!」
何度となく、同じ動作を繰り返しているが……当たらない
海未が射る矢は、一本たりとも的に命中しなかった
当然の事だ。基本技術が必要とはいえ、やはり物を言うのは集中力……精神力
こんなボロボロの精神状態では、話にならない
だが、海未は一心不乱に矢を放ち続ける
それは、何もしていないよりずっとマシだったから……何が解決する訳でもないが、身体を動かし汗を掻けば気分が晴れるかもしれないと思った
「……明かり? こんな時間に……」
ポタポタと足元に水滴が落ちる
それは汗ではなく、涙
無心になろうとしても、頭を過るのは笑っていることり
結局、ことりは表情から怒も哀も海未に見せることはなかった
それが何より海未には辛い
海未「はぁっ、はぁっ……」
何十本も矢を放っているが、的に刺さっているのはたった三本のみ
「……全然駄目じゃない」
海未「…っ!?」
声を掛けられるまで、背後にいた人の気配に気が付かなかった
巡回の人間だろうか……そう思い、振り向いた
が、しかしそこにいたのは
真姫「……」
海未「……え? 真姫……?」
真姫「……酷い顔」
海未「え……あっ……」
慌てて動着の袖で涙を拭う
道場の中を覗いた時、真姫は海未の姿を発見する
本当は即座にその場を立ち去ろうとした
だが、先の会話で皆、海未を擁護していた……ニコに至っては激しい怒りを自分にぶつけてきたことを思い出す
それが何となく、頭に引っ掛かり今に至る
少しでも気分を害せば、何も言わず帰ろうと思っていた
海未「何故ここに……?」
真姫「別に……貴方には関係無いでしょ…」
海未「は、はぁ……」
真姫「……他に誰もいないからって変な事したら、許さないわよ」
海未「…っ、しませんよ!!」
真姫「きゃっ!? な、何よ……いきなり大声上げて…」
海未「す、すみません……」
真姫「……」
海未「……」
真姫「……どうしてそんな顔してるの? ニコちゃんと何か関係あるの……?」
海未「……聞いたのですか?」
真姫「……ニコちゃんから少しだけ」
海未「……そうですか」
真姫「どうして、フったの……? 別に、ニコちゃんに貴方なんかと付き合って欲しくなんかないけど……そんなに穂乃果とことりが大事?」
海未「……その話は、やめてもらえますか」
真姫「……貴方、そう……わかったわ」
海未「ありがとうございます……正直、かなり参っています……。それ以上深く問い質されたら、冷静でいられる自信はありませんでした…」
真姫「……別に、貴方に対して興味が無いだけよ」
海未「でも、それが今は……とても有難い」
海未「好きの対義語は無関心……上手く言ったものですね」
真姫「いきなり、何……?」
海未「気にしないでください。ただの一人言です……いえ、本当は誰かに聞いて貰いたかったのかもしれません…」
真姫「……」
海未「こんなにも、辛いものなんですね……興味を持たれなくなるというのは…っ、これなら嫌われた方が何倍もマシです……」
真姫「……そうかしら?」
海未「え……?」
真姫「私は嫌われる方がイヤよ…。憎まれて、恨まれて、暴力に訴えられるかもしれない……そんなの恐ろしいじゃない?」
海未「……しかし」
真姫「関心を持たれなくなったのなら再び相手に興味を植え付けてあげればいい、簡単な事よ」
海未「そうは言っても…」
真姫「元々は無関心どころか存在すら知らなかった人間同士でしょ? 一度成し遂げた事、出来ない筈がないわ」
海未「……」
真姫「な、何よ…」
海未「……ふふっ、確かに真姫の言う通りかもしれませんね」
真姫(へぇ、この人……こんな顔で笑うんだ…)
初めて間近で見た海未の笑顔
胸の鼓動が聴こえる……顔全体、耳までも熱くなるのを感じた
真姫(わ、私がこんな男に……有り得ないわ……)
真姫「……帰る」
海未「ならば送っていきます、外は暗いですし」
真姫「結構よ」
海未「女性一人で夜道は危険です」
真姫「……っ」
本気で断ろうとすれば、断れた
それをしなかったのは、真姫が海未を少し受け入れ始めているからだろう
すみません、集中力を何処かに落としてしまったみたい……短いですが今日はここまでで
原因は最近、エロを書いてないからですー
明日更新は多分無理です
次回はエロエロ展開なのでよろしくお願いします
ではではー
乙
エロなくてもすげー面白いです
次回のエロエロにも期待しまーす
エロなくてもすげー面白いです
次回のエロエロにも期待しまーす
エロを書けば集中できるとかこの>>1はかしこい
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