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元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」
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「ねぇ、さっきの」
「ナニ?」
廊下の角を曲がったら、シロとエイスリンの二人が立っていて。
二人に挟まれるように、問い詰められた。
「なにって……」
「随分、仲良かったみたいだけど」
「ナンパ?」
「ち、違いますよ!」
そんな度胸があれば、ここまで苦しくない……なんてことは、口が裂けても言えないけれど。
「あれは、中学のころの友達ですから。なんでもありませんよ」
さっきまでの良い気分に水を差されるようで、少し強めの口調になってしまった。
「ナニ?」
廊下の角を曲がったら、シロとエイスリンの二人が立っていて。
二人に挟まれるように、問い詰められた。
「なにって……」
「随分、仲良かったみたいだけど」
「ナンパ?」
「ち、違いますよ!」
そんな度胸があれば、ここまで苦しくない……なんてことは、口が裂けても言えないけれど。
「あれは、中学のころの友達ですから。なんでもありませんよ」
さっきまでの良い気分に水を差されるようで、少し強めの口調になってしまった。
晴々した気持ちになったのは久しぶりって環境だったわけだしなぁ
「すいません。ちょっと整理したいことがあるので、失礼しますね」
「アッ……」
「え」
二人を振りほどいて、自分の部屋へ向かう。
自分と咲と、清澄のみんなとの仲をそういう目で見られるのは嫌だった。
「……」
「……」
廊下に二人残されて、見詰めあうシロとエイスリン。
中学時代の友達。確か名前は。
「咲って……言ったっけ」
「ウン」
「強敵、かもね」
「ウン」
「――ダルい、なぁ」
「ソウ、デスネ」
「アッ……」
「え」
二人を振りほどいて、自分の部屋へ向かう。
自分と咲と、清澄のみんなとの仲をそういう目で見られるのは嫌だった。
「……」
「……」
廊下に二人残されて、見詰めあうシロとエイスリン。
中学時代の友達。確か名前は。
「咲って……言ったっけ」
「ウン」
「強敵、かもね」
「ウン」
「――ダルい、なぁ」
「ソウ、デスネ」
このことが、宮守の団体戦優勝のきっかけの一つになることは。
まだ、誰にもわからなかった。
【迷子の迷子の大将さん 了】
清澄の連絡先(久・和)を入手しました!
他校の生徒を絡める場合は基本的に全国大会が合同合宿となりますが、彼女たちの場合は個別イベントを起こすことが出来ます
なんてシステムボイス風に書いてみたり
今日はキャラ安価直下出して寝ます。長くお付き合いありがとうございました!
キャラ安価直下 複数もアリ
他校の生徒を絡める場合は基本的に全国大会が合同合宿となりますが、彼女たちの場合は個別イベントを起こすことが出来ます
なんてシステムボイス風に書いてみたり
今日はキャラ安価直下出して寝ます。長くお付き合いありがとうございました!
キャラ安価直下 複数もアリ
このヤバさはとあるヤンデレスレに通ずるな、まああそこは初登校で拉致られる週もあったが
乙です
普通にお礼しただけだったな
ゾロ目だったらアイスティーだな
普通にお礼しただけだったな
ゾロ目だったらアイスティーだな
「わ! 近くに有名なお弁当屋さんがあるんだってー!」
各高の対策を練るためのミーティングを終えて。
話も纏まり、時計の針も12時を差した頃。
備え付けのテレビを点けた豊音が、目を輝かせた。
「へえ。今日のお昼はそれにする?」
「あ、じゃあ俺が買って来ますよ。みなさんお疲れでしょうし」
「そうかい? 悪いねぇ」
「手伝おうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。すぐ近くですから」
直下判定
一人で買いに行く 1~50
誰かがついて来る 51~98
ゾロ目 ???
各高の対策を練るためのミーティングを終えて。
話も纏まり、時計の針も12時を差した頃。
備え付けのテレビを点けた豊音が、目を輝かせた。
「へえ。今日のお昼はそれにする?」
「あ、じゃあ俺が買って来ますよ。みなさんお疲れでしょうし」
「そうかい? 悪いねぇ」
「手伝おうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。すぐ近くですから」
直下判定
一人で買いに行く 1~50
誰かがついて来る 51~98
ゾロ目 ???
>>271 初ゾロ目! ですが今回は結構平和です
こういう時こそ男子の力の見せ所、だと思ったけれど。
「コラ! 一人で頑張らないの!」
「そうだよー。それに、私もここ行ってみたいし」
「テツダイマス!」
「ダル……」
「じゃ、残ってれば?」
「いや……行くよ」
何だかんだで、全員で行くことになってしまった。
ゾロゾロと大所帯で話題の弁当屋に入店する。
ええっと、確かさっきテレビで見たやつは――
「あっ」
「あ、すいませ……え!?」
弁当を取ろうとした手が、重なって。
顔を上げると、少し前に知り合った清澄の部長と目が合った。
こういう時こそ男子の力の見せ所、だと思ったけれど。
「コラ! 一人で頑張らないの!」
「そうだよー。それに、私もここ行ってみたいし」
「テツダイマス!」
「ダル……」
「じゃ、残ってれば?」
「いや……行くよ」
何だかんだで、全員で行くことになってしまった。
ゾロゾロと大所帯で話題の弁当屋に入店する。
ええっと、確かさっきテレビで見たやつは――
「あっ」
「あ、すいませ……え!?」
弁当を取ろうとした手が、重なって。
顔を上げると、少し前に知り合った清澄の部長と目が合った。
>>278
ピンフ?
ピンフ?
クスリ。
清澄の部長、竹井さんが小さく微笑む。
「奇遇ね、京太郎くん」
「そうですね。竹井さんもテレビを見て来たんですか?」
「久でいいよ。そう、私もテレビを点けたら美味しそうなのが映ってたから」
縁があるのかもね、私たち。
なんて微笑む久さんに、ちょっとだけ見惚れた。
「京太郎? その人は?」
「あ」
胡桃先輩に声を掛けられる。
この瞬間だけ、先輩たちのことを忘れていた。
「この人は、ちょっと前に知り合った――」
「竹井久」
俺の声を遮るように、塞さんが一歩前に出た。
「清澄の部長、だったよね? どうも、宮守の部長の臼沢です。先日は『ウチの』京太郎がお世話になったみたいで」
「いいのよ、気にしなくて。『私たちも』楽しかったし」
ニッコリ微笑みながら。
二校の部長が、握手を交わした。
清澄の部長、竹井さんが小さく微笑む。
「奇遇ね、京太郎くん」
「そうですね。竹井さんもテレビを見て来たんですか?」
「久でいいよ。そう、私もテレビを点けたら美味しそうなのが映ってたから」
縁があるのかもね、私たち。
なんて微笑む久さんに、ちょっとだけ見惚れた。
「京太郎? その人は?」
「あ」
胡桃先輩に声を掛けられる。
この瞬間だけ、先輩たちのことを忘れていた。
「この人は、ちょっと前に知り合った――」
「竹井久」
俺の声を遮るように、塞さんが一歩前に出た。
「清澄の部長、だったよね? どうも、宮守の部長の臼沢です。先日は『ウチの』京太郎がお世話になったみたいで」
「いいのよ、気にしなくて。『私たちも』楽しかったし」
ニッコリ微笑みながら。
二校の部長が、握手を交わした。
「とりあえず今は早く行かない? 迷惑になっちゃうし」
そんな二人の様子を見て急かす胡桃先輩。
確かにこんな大所帯で人気商品の前を陣取っているのはよくない。
「向こうに食事スペースあるみたいだよー」
「おわっ」
俺の手を取って歩き出す豊音先輩。
「ダル……」
続けて俺の右隣を寄り添うように歩き出すシロ先輩。
「イキマスカ!」
その反対側を埋めるように寄り添うエイスリン先輩。
まるで、久に見せ付けているようだ。
「良かったら、ご一緒します?」
手を解いて久を誘う塞。
久も、笑顔のまま頷いて。
「ええ、それじゃ――『お邪魔』しようかしら」
そんな二人の様子を見て急かす胡桃先輩。
確かにこんな大所帯で人気商品の前を陣取っているのはよくない。
「向こうに食事スペースあるみたいだよー」
「おわっ」
俺の手を取って歩き出す豊音先輩。
「ダル……」
続けて俺の右隣を寄り添うように歩き出すシロ先輩。
「イキマスカ!」
その反対側を埋めるように寄り添うエイスリン先輩。
まるで、久に見せ付けているようだ。
「良かったら、ご一緒します?」
手を解いて久を誘う塞。
久も、笑顔のまま頷いて。
「ええ、それじゃ――『お邪魔』しようかしら」
トリップ忘れましたが>>287もです
ゾロ目は場面によっては即死ですが今回はそんな大したことないです
ゾロ目は場面によっては即死ですが今回はそんな大したことないです
実際見せつけてるんだろうなぁ
けど外敵が居ると一致団結できるね!
それでもお邪魔できる久というか久の京太郎への想い凄いけど
けど外敵が居ると一致団結できるね!
それでもお邪魔できる久というか久の京太郎への想い凄いけど
円形のテーブルに座る一同。
京太郎の両隣はシロとエイスリンが埋めている。
続くように、豊音、胡桃、塞が席に着く。
久の入る隙間など無いと言わんばかりだが、
「あの、何か?」
「いや、意外と可愛い食べ方するなぁって。京太郎くん」
「は、はぁ……」
そんなことを気にするような久ではなかった。
京太郎の両隣はシロとエイスリンが埋めている。
続くように、豊音、胡桃、塞が席に着く。
久の入る隙間など無いと言わんばかりだが、
「あの、何か?」
「いや、意外と可愛い食べ方するなぁって。京太郎くん」
「は、はぁ……」
そんなことを気にするような久ではなかった。
何だか照れ臭くて、久から目を逸らす。
恥ずかしさを誤魔化すように、箸の進むを速める。
「アッ」
カチャ、と食器が跳ねる音。
隣を見れば、エイスリンの制服の袖に、赤いソースが跳ねていた。
「ああ、コレ染みになっちゃうかも……すいません、じっとしていて下さいね」
「ハイ……」
未開封だったおしぼりを使い、染みを叩き出すように拭う。
応急措置だが、やらないよりはマシだろう。
「これで良し……っと。気を付けて下さいね」
「ウン! アリガト!」
恥ずかしさを誤魔化すように、箸の進むを速める。
「アッ」
カチャ、と食器が跳ねる音。
隣を見れば、エイスリンの制服の袖に、赤いソースが跳ねていた。
「ああ、コレ染みになっちゃうかも……すいません、じっとしていて下さいね」
「ハイ……」
未開封だったおしぼりを使い、染みを叩き出すように拭う。
応急措置だが、やらないよりはマシだろう。
「これで良し……っと。気を付けて下さいね」
「ウン! アリガト!」
流石に公共の場で鮮血が出る様な事はしないだろ
警察に捕まったら京太郎と一緒に居られなくなるし(人前で血祭りに上げる事に抵抗があるとは言ってない)
警察に捕まったら京太郎と一緒に居られなくなるし(人前で血祭りに上げる事に抵抗があるとは言ってない)
「へぇ、京太郎くんって女子力も高いんだね」
「女子力って……」
「あら、褒めてるのよ? お姉さん的にポイント高いかも」
「からかわないで下さいよ」
「だって京太郎くん、可愛いんだもん♪」
「かわ……ああ、もう」
きっとこの先輩にはどうやっても勝てない。
そんな気持ちを含みながら、京太郎は麦茶を口にした。
「へぇ……」
「ふーん……」
「……お弁当、美味しいね」
「そうだね。東京は違うなぁ、色々と」
特に、それ以上は空気が荒れるようなことも無く。
平和な食事風景が続けられた。
「女子力って……」
「あら、褒めてるのよ? お姉さん的にポイント高いかも」
「からかわないで下さいよ」
「だって京太郎くん、可愛いんだもん♪」
「かわ……ああ、もう」
きっとこの先輩にはどうやっても勝てない。
そんな気持ちを含みながら、京太郎は麦茶を口にした。
「へぇ……」
「ふーん……」
「……お弁当、美味しいね」
「そうだね。東京は違うなぁ、色々と」
特に、それ以上は空気が荒れるようなことも無く。
平和な食事風景が続けられた。
好ましく思ってるかまでは判らないけど
京太郎、久を悪く思ってはなさそうな
京太郎、久を悪く思ってはなさそうな
「それじゃあ、また」
「ええ、楽しかったわ……とても、ね」
「次は試合で、ですかね?」
「どうかな? もしかしたらまたヒョッコリ、会うことになるかもね」
それじゃ、連絡ちょうだいね。京太郎くん。
そんな台詞を残して、久は自分たちの泊まっている部屋に帰って行った。
「清澄かあ……」
「あの人も、倒さないといけないんだよね」
「中堅だから、私の相手か」
「私も大将戦頑張るよ!」
「帰ったらまた」
「ミーティング!」
「ええ、楽しかったわ……とても、ね」
「次は試合で、ですかね?」
「どうかな? もしかしたらまたヒョッコリ、会うことになるかもね」
それじゃ、連絡ちょうだいね。京太郎くん。
そんな台詞を残して、久は自分たちの泊まっている部屋に帰って行った。
「清澄かあ……」
「あの人も、倒さないといけないんだよね」
「中堅だから、私の相手か」
「私も大将戦頑張るよ!」
「帰ったらまた」
「ミーティング!」
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