私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレP「俺の過去が知りたい?」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
SS初心者なのであしからず…
ただ思いついた内容を書くだけなので、面白いかどうかは微妙です…
夜、事務所で残った仕事を片付けているとふと、音無さんが俺に聞いてきた
P「…何でですか?」
小鳥「んー…プロデューサーさんって、あんまり自分の事喋らないじゃないですか」
喋れるわけがない…
P「そうですか?」
小鳥「そうです!自分の事以外は沢山話すのに」
当たり前だ…俺の事を話したら皆俺を軽蔑するだろ…
P「まぁ、自分の事で話す事なんか無いですからね」
小鳥「またそんな事を言う!」
P「だって、事実ですから。ははっ…」
小鳥「もう……」
おっ、諦めたか?
小鳥「……じゃあ、小さい頃の話しだけでも!」
しつこいな…仕方ない
P「音無さん…もしかして、俺の事好きなんですか?」
コレでどうだ!
小鳥「?!なっ、何言って…「だって、俺の事しつこく聞いてくるじゃないですか」
よしよし!効いてるな
P「そりゃあ俺だって男ですよ?ここまでしつこく聞いて来れば勘違いしちゃいますよ」
小鳥「うっ……」
よしっ!後いっ「好きですよ」へ?
小鳥「あっ、いやっ、そっ…そのぉ…」
ん?
P「へ?」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1386163717
ただ思いついた内容を書くだけなので、面白いかどうかは微妙です…
夜、事務所で残った仕事を片付けているとふと、音無さんが俺に聞いてきた
P「…何でですか?」
小鳥「んー…プロデューサーさんって、あんまり自分の事喋らないじゃないですか」
喋れるわけがない…
P「そうですか?」
小鳥「そうです!自分の事以外は沢山話すのに」
当たり前だ…俺の事を話したら皆俺を軽蔑するだろ…
P「まぁ、自分の事で話す事なんか無いですからね」
小鳥「またそんな事を言う!」
P「だって、事実ですから。ははっ…」
小鳥「もう……」
おっ、諦めたか?
小鳥「……じゃあ、小さい頃の話しだけでも!」
しつこいな…仕方ない
P「音無さん…もしかして、俺の事好きなんですか?」
コレでどうだ!
小鳥「?!なっ、何言って…「だって、俺の事しつこく聞いてくるじゃないですか」
よしよし!効いてるな
P「そりゃあ俺だって男ですよ?ここまでしつこく聞いて来れば勘違いしちゃいますよ」
小鳥「うっ……」
よしっ!後いっ「好きですよ」へ?
小鳥「あっ、いやっ、そっ…そのぉ…」
ん?
P「へ?」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1386163717
小鳥「だっ、だから好きですよ!プロデューサーさんの事!!」
P「……理解出来ない…」
小鳥「???」
分からない…俺の事が好き?頭がおかしいのか?
小鳥「プロデューサーさん?どうかしたんですか?」
P「…音無さん、無理して言ってませんか?」
小鳥「むっ、無理なんかしてません!私は…いえ、この事務所の皆がプロデューサーさんの事が大好きです!!」
……やっぱりおかしい
P「あり得ない…俺は生まれてこのかた今まで人から好かれた事は無い…そんなの、天地がひっくり返ってもあり得ない…」
小鳥「自分の事をそんなに卑下しないで下さい!プロデューサーさんは自分の事を過小評価し過ぎです!」
ちがう…おれがひとからすかれるはずがない…
小鳥「貴方は、どれだけ辛くても、しんどくても、傷ついても、絶対に私たちの前では笑顔で居てくれました!その笑顔だけで私たちは今日まで頑張る事が出来たんです!!」
チガウ…ソレハオレジャナイ…
P「…………」
小鳥「……今は信じられないかもしれませんけど、いつか分かりますよ」
ヤメロ…
小鳥「私が、765プロの皆が…」
ヤメテクレ…
小鳥「貴方の事が大好きだって事が…」
P「……理解出来ない…」
小鳥「???」
分からない…俺の事が好き?頭がおかしいのか?
小鳥「プロデューサーさん?どうかしたんですか?」
P「…音無さん、無理して言ってませんか?」
小鳥「むっ、無理なんかしてません!私は…いえ、この事務所の皆がプロデューサーさんの事が大好きです!!」
……やっぱりおかしい
P「あり得ない…俺は生まれてこのかた今まで人から好かれた事は無い…そんなの、天地がひっくり返ってもあり得ない…」
小鳥「自分の事をそんなに卑下しないで下さい!プロデューサーさんは自分の事を過小評価し過ぎです!」
ちがう…おれがひとからすかれるはずがない…
小鳥「貴方は、どれだけ辛くても、しんどくても、傷ついても、絶対に私たちの前では笑顔で居てくれました!その笑顔だけで私たちは今日まで頑張る事が出来たんです!!」
チガウ…ソレハオレジャナイ…
P「…………」
小鳥「……今は信じられないかもしれませんけど、いつか分かりますよ」
ヤメロ…
小鳥「私が、765プロの皆が…」
ヤメテクレ…
小鳥「貴方の事が大好きだって事が…」
P「……もし、」
小鳥「?」
なに考えてるんだ俺は…
P「もし、俺の過去が…」
辞めるんだ
P「醜くて…歪んでいたとしたら、貴女はそれを受け入れてくれますか?」
あぁ…言っちゃった…
小鳥「…もちろんです!過去の貴方がいるからこそ、今の貴方がいるんですから!」
P「音無さん…」
あぁ…俺もう無理だ…
P「俺…昔に……」
小鳥「………」
P「俺…昔に……」
小鳥「………」
P「万引きを…したんですよ…」
小鳥「………は?」
ダメだ…言える訳ないじゃないか…
小鳥「…………」
P「ん?どうかしましたか?」
小鳥「いっ、いえ…何でも無いですよ!あははっ…」
P「?変な音無さん…」
これでいいんだ…
P「おっ!時間ですね…帰りますか!」
小鳥「そっ、そうですね…」
小鳥「………」
P「万引きを…したんですよ…」
小鳥「………は?」
ダメだ…言える訳ないじゃないか…
小鳥「…………」
P「ん?どうかしましたか?」
小鳥「いっ、いえ…何でも無いですよ!あははっ…」
P「?変な音無さん…」
これでいいんだ…
P「おっ!時間ですね…帰りますか!」
小鳥「そっ、そうですね…」
個人的に、万引きは殺人より重大な犯罪だと思うぞ。
罪の重さを受け入れない奴が多いからな。
罪の重さを受け入れない奴が多いからな。
すいません、自分小学生の頃に転校した先の学校で友になったやつが悪友でそいつらと一緒に万引きしました…
捕まって小学生だったから親を呼ばれて説教で済んだが大元がうまく俺らを隠れ蓑にして逃げました。
それから俺は縁を切ったが他のやつらはまだ一緒につるんでた…
新しい場所でしかも転校先で初めてできた友人でテンション上がってたのか万引きしたあとにしたことを本気で後悔した
捕まって小学生だったから親を呼ばれて説教で済んだが大元がうまく俺らを隠れ蓑にして逃げました。
それから俺は縁を切ったが他のやつらはまだ一緒につるんでた…
新しい場所でしかも転校先で初めてできた友人でテンション上がってたのか万引きしたあとにしたことを本気で後悔した
その後は、お互いあまり話さずに駅まで歩いた
P「…それじゃあ音無さん、お疲れ様でした」
小鳥「…はい、お疲れ様でした」
そう言って別れる時、彼女が後ろで何か言ったような気がした…
小鳥「…嘘つき」
電車に揺られながらさっきの会話を思い出す…
P「…多分、気付いてるよな…」
音無さんは普段の行動からは想像出来ないが、大分頭がキレる。俺が嘘をついた事も直ぐに見破っただろう…
P「まぁ、いいさ…」
俺は考える事を止め、目を閉じた
P「…それじゃあ音無さん、お疲れ様でした」
小鳥「…はい、お疲れ様でした」
そう言って別れる時、彼女が後ろで何か言ったような気がした…
小鳥「…嘘つき」
電車に揺られながらさっきの会話を思い出す…
P「…多分、気付いてるよな…」
音無さんは普段の行動からは想像出来ないが、大分頭がキレる。俺が嘘をついた事も直ぐに見破っただろう…
P「まぁ、いいさ…」
俺は考える事を止め、目を閉じた
ガタンガタンガタン……
???「止めて!良い子だからお母さんの言う事を聞いて!!」
???「うるさい!お前がこんな事しなけりゃ俺の世界は壊れずにすんだんだ!!」
???「止めるんだ○○○君!こんな事をして何になる!」
???「うるさい!おまえが居なきゃ、お前さえ居なければこんな事にならなかったんだ!」
???「○○○君…今の君には分からないかも知れないが、僕は○○○さんを愛しているんだ!」
???「黙れ!黙れ黙れ黙れだまれダマレ!!人の世界に勝手に入り込みやがって…人の母親を勝手に寝取りやがって…クソォ…クソォ!!」
???「○○○!ダメぇ!!」
P「はっ…?!」
ガタンガタン…
P「夢か…」
○○○駅、○○○駅です…
久しぶりに見た『あの夢』は、今だに俺を苦しめる…
P「まぁ、自業自得だな…」
そう自分に言い聞かせ、唇を噛みしめる…
???「止めて!良い子だからお母さんの言う事を聞いて!!」
???「うるさい!お前がこんな事しなけりゃ俺の世界は壊れずにすんだんだ!!」
???「止めるんだ○○○君!こんな事をして何になる!」
???「うるさい!おまえが居なきゃ、お前さえ居なければこんな事にならなかったんだ!」
???「○○○君…今の君には分からないかも知れないが、僕は○○○さんを愛しているんだ!」
???「黙れ!黙れ黙れ黙れだまれダマレ!!人の世界に勝手に入り込みやがって…人の母親を勝手に寝取りやがって…クソォ…クソォ!!」
???「○○○!ダメぇ!!」
P「はっ…?!」
ガタンガタン…
P「夢か…」
○○○駅、○○○駅です…
久しぶりに見た『あの夢』は、今だに俺を苦しめる…
P「まぁ、自業自得だな…」
そう自分に言い聞かせ、唇を噛みしめる…
次の日の朝5時、俺は仕事を休んで出かける仕度をしていた
P「……よし」
一人そう呟き仕度を終える
今から行く目的地は自宅から電車で片道三時間もかかる場所にある山の中
P「はぁ…明日は筋肉痛で動けないな」
そう嘆きつつ、玄関を後にする
ブーッブーッブーッ…
携帯がなるがあえて無視をする
P「今頃事務所は大慌てだろうな…ははっ」
だって、事務所に連絡してないんだから
P「……よし」
一人そう呟き仕度を終える
今から行く目的地は自宅から電車で片道三時間もかかる場所にある山の中
P「はぁ…明日は筋肉痛で動けないな」
そう嘆きつつ、玄関を後にする
ブーッブーッブーッ…
携帯がなるがあえて無視をする
P「今頃事務所は大慌てだろうな…ははっ」
だって、事務所に連絡してないんだから
だって、事務所に連絡してないんだから
P「ふぅ…やっと着いたか」
電車を降り、一人呟く
都心から大分離れた田舎に俺の故郷がある
P「全然変わらないな…」
昔と変わらぬ風景を眺めつつ、実家があった場所に俺は向かっていた
駅から三十分、俺は実家があった場所に着いた
P「…デカいマンションだな」
実家があった場所に今はデカいマンションが建っていた
P「…過去に縛られるな…か」
過去に恩師から言われた言葉だ。今の俺は…未だに過去に縛られてるな…
P「………」
暫くデカいマンションを眺めた後、俺は本来の目的地に向かった
40分後俺は目的地に着く
P「はぁ…はぁ…っ、着いたぁ…!」
山の頂上にポツンと存在する俺の目的地…
P「はぁ…はぁ………たっ、ただいまっ…はぁ…母さん…」
P「ふぅ…やっと着いたか」
電車を降り、一人呟く
都心から大分離れた田舎に俺の故郷がある
P「全然変わらないな…」
昔と変わらぬ風景を眺めつつ、実家があった場所に俺は向かっていた
駅から三十分、俺は実家があった場所に着いた
P「…デカいマンションだな」
実家があった場所に今はデカいマンションが建っていた
P「…過去に縛られるな…か」
過去に恩師から言われた言葉だ。今の俺は…未だに過去に縛られてるな…
P「………」
暫くデカいマンションを眺めた後、俺は本来の目的地に向かった
40分後俺は目的地に着く
P「はぁ…はぁ…っ、着いたぁ…!」
山の頂上にポツンと存在する俺の目的地…
P「はぁ…はぁ………たっ、ただいまっ…はぁ…母さん…」
昔…平凡で、ごく一般的な家庭があった…
父「それじゃあ、行ってきます!」
P「行ってらっしゃい父さん」
母「貴方、気を付けてね!」
父「ああ、ありがとう!」
朝、いつものように父を見送り朝食をたべる
母「P!早くご飯食べないと遅刻するよ!」
P「ああ、分かってるよ母さん」
いつものように母に急かされ、口に朝食を詰め込む
P「むぐっ…ご馳走様!行ってきます!!」
母「行ってらっしゃい!」
そしていつものように、学校に行った…
いつもの日常が当たり前のように流れる…
そう…当たり前のように…
夕方、今日は部活が無く、いつもより早く俺はいつもの帰り道を歩いていた
P「はぁ…疲れた…」
一人そう呟く…
ブロロロロロ…
P「ん?あの人は…」
走り去る車を見送りながら俺は車を運転していた人物の名前を思い出そうとしていた
P「誰だったけ?」
10分後…家まで後少しの時、家の前に先ほど通り過ぎて行った車が止まっているのを見つけた
P「何だ?また母さんに用事か?」
その時はまだ深く考えてなかった
P「まぁいいか…」
家に着き玄関を開ける…
P「ずいぶん静かだな…」
客が来ているのに話し声すらしない…
P「……まさかな」
一瞬、悪い予感がした
P「……ん?」
微かに聞こえる…
P「……嘘だろ?」
微かに聞こえるその声は、色目かしい熱っぽい声だった…
P「ここか?」
声のする方へと近づく…
母「んっ…んん…!」
???「○○さん!」
俺は声のする部屋の前に辿り着いた…
P「…………」
静かにドアを開け、中を覗く
P「……最悪だ」
俺は愕然とした…目の前で行われてる光景が信じられなかった…
P「……お前ら…何やってんの?」
その言葉に二人が反応する
母「○○!」
???「○○君!!」
P「ふ…ふざけんなぁ!!」
俺の世界はこの時壊れた…
P「……ん?」
微かに聞こえる…
P「……嘘だろ?」
微かに聞こえるその声は、色目かしい熱っぽい声だった…
P「ここか?」
声のする方へと近づく…
母「んっ…んん…!」
???「○○さん!」
俺は声のする部屋の前に辿り着いた…
P「…………」
静かにドアを開け、中を覗く
P「……最悪だ」
俺は愕然とした…目の前で行われてる光景が信じられなかった…
P「……お前ら…何やってんの?」
その言葉に二人が反応する
母「○○!」
???「○○君!!」
P「ふ…ふざけんなぁ!!」
俺の世界はこの時壊れた…
その後の事はよく覚えていない…
でも、ハッキリ分かる…
俺が母さんを殺したんだ…
夢の内容はおそらく、俺が消した記憶だと思う…
でも、ハッキリ分かる…
俺が母さんを殺したんだ…
夢の内容はおそらく、俺が消した記憶だと思う…
やり直し
その後の事はよく覚えていない…
でも、ハッキリ分かる…
俺が母さんを殺したんだ…
そして、相手の男の名前を
P「高木…」
苗字だけしか知らないが、確かに覚えてる…
俺は、恩師から話を聞き高木がいる765プロに入った
俺の…俺たち家族の世界を壊したヤツに復讐する為に…
P「………涼しいな」
汗をかき、火照った身体に風が吹く
季節はまだ夏だが少し肌寒い
P「……母さん、俺今悩み事があるんだ…」
母の墓の前で自身の心情を吐露する
そう…昨日音無さんに聞かれた事によって改めて自覚してしまった事があった…
P「俺…アイツらのプロデューサーやってて良いのかな…」
暫く静寂が訪れる
勿論、答えてくれる訳が無い
P「ははっ…何言ってんだ俺…墓石が答えるわけが無いだろ」
自身にツッコミを入れた後、墓石を綺麗にし、お供え物を置いてその場を後にした
P「結局何がしたかったんだ?」
帰り道、自身に問いかける
???「…久しぶりだな」
P「!?くっ、黒井社長!!」
俺は久しぶりに会ったこの人に頭を下げた
黒井「頭を上げろ…貴様などに頭を下げられる筋合いは無い!」
その後の事はよく覚えていない…
でも、ハッキリ分かる…
俺が母さんを殺したんだ…
そして、相手の男の名前を
P「高木…」
苗字だけしか知らないが、確かに覚えてる…
俺は、恩師から話を聞き高木がいる765プロに入った
俺の…俺たち家族の世界を壊したヤツに復讐する為に…
P「………涼しいな」
汗をかき、火照った身体に風が吹く
季節はまだ夏だが少し肌寒い
P「……母さん、俺今悩み事があるんだ…」
母の墓の前で自身の心情を吐露する
そう…昨日音無さんに聞かれた事によって改めて自覚してしまった事があった…
P「俺…アイツらのプロデューサーやってて良いのかな…」
暫く静寂が訪れる
勿論、答えてくれる訳が無い
P「ははっ…何言ってんだ俺…墓石が答えるわけが無いだろ」
自身にツッコミを入れた後、墓石を綺麗にし、お供え物を置いてその場を後にした
P「結局何がしたかったんだ?」
帰り道、自身に問いかける
???「…久しぶりだな」
P「!?くっ、黒井社長!!」
俺は久しぶりに会ったこの人に頭を下げた
黒井「頭を上げろ…貴様などに頭を下げられる筋合いは無い!」
俺は頭を上げ、黒井社長に問いかける
P「何故貴方ががここに?」
黒井社長は少し不思議そうな顔をして答えた
黒井「貴様何を言ってる?今日は貴様の母親の命日だじゃないか」
P「えっ?」
俺は驚いた…
他人である俺の母親の命日を覚えていてくれた事に…
P「っ…!ありがとうございます!!」
俺は泣きながら頭を下げた…
やっぱりこの人は優しすぎるな…
P「何故貴方ががここに?」
黒井社長は少し不思議そうな顔をして答えた
黒井「貴様何を言ってる?今日は貴様の母親の命日だじゃないか」
P「えっ?」
俺は驚いた…
他人である俺の母親の命日を覚えていてくれた事に…
P「っ…!ありがとうございます!!」
俺は泣きながら頭を下げた…
やっぱりこの人は優しすぎるな…
その後、黒井社長と少し話をし別れた
最後に気になる言葉を残して…
P「『ジュピター』には気をつけろ…か」
俺はその言葉の意味を考えながら、故郷を後にした…
4時間後、自宅に着いた
玄関を開け、携帯の電源を入れる
画面がつき、メニュー画面がついた
P「うげ!」
画面には着信40軒以上、メールに関しては60軒以上入っていた
P「はぁ…これはヤバイな」
明日はどうするかなと悩みつつ、俺は鳴り始めた携帯を無視して風呂に入った
風呂に入ってる最中も携帯が鳴り止む事はなかった
最後に気になる言葉を残して…
P「『ジュピター』には気をつけろ…か」
俺はその言葉の意味を考えながら、故郷を後にした…
4時間後、自宅に着いた
玄関を開け、携帯の電源を入れる
画面がつき、メニュー画面がついた
P「うげ!」
画面には着信40軒以上、メールに関しては60軒以上入っていた
P「はぁ…これはヤバイな」
明日はどうするかなと悩みつつ、俺は鳴り始めた携帯を無視して風呂に入った
風呂に入ってる最中も携帯が鳴り止む事はなかった
一応マナーモードだが、うるさくて仕方なかった
P「たまには休ませて下さいなー♪」
鼻歌混じりに愚痴をこぼす
風呂を上がり、携帯の電源を切る
P「……アイドルか」
身体を拭き終わり、冷蔵庫から水を取り出す
水を飲み、一息ついでにテレビをつける
丁度ニュースがやっており、俺はそれを音楽の代わりにして夕飯を作っていた
テレビ「続いてのニュースです。今日、961プロから新たなるユニットを出す事が発表されました」
その瞬間、俺の手が止まる
テレビ「全容は発表されていませんが、近々何らかのイベントにて登場する予定です」
そうか…これがジュピターか…
P「…765プロとやり合うつもりですか…貴方は」
P「たまには休ませて下さいなー♪」
鼻歌混じりに愚痴をこぼす
風呂を上がり、携帯の電源を切る
P「……アイドルか」
身体を拭き終わり、冷蔵庫から水を取り出す
水を飲み、一息ついでにテレビをつける
丁度ニュースがやっており、俺はそれを音楽の代わりにして夕飯を作っていた
テレビ「続いてのニュースです。今日、961プロから新たなるユニットを出す事が発表されました」
その瞬間、俺の手が止まる
テレビ「全容は発表されていませんが、近々何らかのイベントにて登場する予定です」
そうか…これがジュピターか…
P「…765プロとやり合うつもりですか…貴方は」
再開する
翌日、俺は痛む身体を酷使して事務所に向かった
P「おはようございます」
小鳥「プロデューサーさん!連絡も無しで何やってたんですか!!」
一同「「………」」
事務所にはすでに全員がいた
P「…………」
周りからの視線が痛い
視線だけで死んでしまいそうだ
だが、こんな四面楚歌をも打破も打破してくれる人間がいた
高木「うぉっほん!!君たち、P君とは後で私が話をする」
高木「今は961プロの新しいアイドルについてだ」
そう一喝し、高木は話を進めた
勿論、961プロがこれから発表するアイドルについてだ
だが、俺が考えるにアイドル達にこの話をしたところで余計な混乱を招くだけだと思う
P「やっぱり高木の考える事は分からんな…」
高木「…何か言ったかね?」
P「いっ…いえ、別に…」
焦った…思わず口に出してたなんて…
暫くして話は終わり、俺は社長室に呼ばれた
翌日、俺は痛む身体を酷使して事務所に向かった
P「おはようございます」
小鳥「プロデューサーさん!連絡も無しで何やってたんですか!!」
一同「「………」」
事務所にはすでに全員がいた
P「…………」
周りからの視線が痛い
視線だけで死んでしまいそうだ
だが、こんな四面楚歌をも打破も打破してくれる人間がいた
高木「うぉっほん!!君たち、P君とは後で私が話をする」
高木「今は961プロの新しいアイドルについてだ」
そう一喝し、高木は話を進めた
勿論、961プロがこれから発表するアイドルについてだ
だが、俺が考えるにアイドル達にこの話をしたところで余計な混乱を招くだけだと思う
P「やっぱり高木の考える事は分からんな…」
高木「…何か言ったかね?」
P「いっ…いえ、別に…」
焦った…思わず口に出してたなんて…
暫くして話は終わり、俺は社長室に呼ばれた
P「失礼します!」
高木「…入りたまえ」
高木「…君が真面目なのは知っている。いつも無理をさして申し訳ないとも思っている」
『思っている』…か
思うだけじゃなく、行動で示して欲しいもんだな
俺は内心悪態をつく。
いくら高木が本気でそう思っていたとしても、こいつがやった事は俺にとって許される事ではない
だから俺は悪態をつく
高木「昨日…何かあったのかね?」
P「いえ、特には…至ったて平凡な一日でした」
高木「…………」
俺はわざと挑発する
高木「そうか…ようはずる休みをした…と、言う事かね」
P「はい、その通りです!」
高木は眉間にしわを寄せる
高木「…入りたまえ」
高木「…君が真面目なのは知っている。いつも無理をさして申し訳ないとも思っている」
『思っている』…か
思うだけじゃなく、行動で示して欲しいもんだな
俺は内心悪態をつく。
いくら高木が本気でそう思っていたとしても、こいつがやった事は俺にとって許される事ではない
だから俺は悪態をつく
高木「昨日…何かあったのかね?」
P「いえ、特には…至ったて平凡な一日でした」
高木「…………」
俺はわざと挑発する
高木「そうか…ようはずる休みをした…と、言う事かね」
P「はい、その通りです!」
高木は眉間にしわを寄せる
気に入らないか…
顔にすぐ出るから分かりやすいな、このオヤジは
高木「…………」
高木が席を立ち俺に近づく
P「………なんでしょうか?」
さぁ見せてくれ…お前の本性を…
高木「…君は、何の為にプロデューサーになったんだい?」
P「……はい?」
何を言ってるんだコイツ?
高木「君がプロデューサーになった理由だよ」
P「それは…」
そんなの決まってる…
お前に復しゅ…「…彼女達をトップアイドルにする為です!!」
高木「……そうか、やはり私の目に狂いはないね!」
何言ってんだ俺…
自分でも驚いてる…
高木「今回は特別に許そう」
高木がいるこの事務所に入ってアイドルを利用して事務所を乗っ取り、高木を追い出し高木を苦しめる…
高木「だが、次は無いからね?」
それがプロデューサーになった理由じゃないのか?
P「はい!大変に、申し訳ありませんでした!」
トップアイドルにするってのも高木近づく為の口実だったんじゃないのか?
眠い…寝落ちしたらすまん
顔にすぐ出るから分かりやすいな、このオヤジは
高木「…………」
高木が席を立ち俺に近づく
P「………なんでしょうか?」
さぁ見せてくれ…お前の本性を…
高木「…君は、何の為にプロデューサーになったんだい?」
P「……はい?」
何を言ってるんだコイツ?
高木「君がプロデューサーになった理由だよ」
P「それは…」
そんなの決まってる…
お前に復しゅ…「…彼女達をトップアイドルにする為です!!」
高木「……そうか、やはり私の目に狂いはないね!」
何言ってんだ俺…
自分でも驚いてる…
高木「今回は特別に許そう」
高木がいるこの事務所に入ってアイドルを利用して事務所を乗っ取り、高木を追い出し高木を苦しめる…
高木「だが、次は無いからね?」
それがプロデューサーになった理由じゃないのか?
P「はい!大変に、申し訳ありませんでした!」
トップアイドルにするってのも高木近づく為の口実だったんじゃないのか?
眠い…寝落ちしたらすまん
俺は高木に頭を下げ、社長室から出た
P「うぉっ!?」
ビックリした。社長室の扉を囲むようにアイドル達が立っていたからだ
P「どっ…どうかしたか?」
ヤバイな…絶対怒られるな…」
貴音「やはり、あなた様はわたくし達のぷろでゅーさーですね」
………は?
美希「やっぱりハニーはハニーなの!」
響「プロデューサーなら当然の事だぞ!」
P「お前ら、盗み聞きしてたのか?」
伊織「まったく…連絡ぐらいよこしなさいよね!心配したじゃない…」
亜美「亜美もめっちゃ心配したんだよ?いおりんなんか兄(c)の事が心配で心配で最後には泣きそうだったし!」
P「うぉっ!?」
ビックリした。社長室の扉を囲むようにアイドル達が立っていたからだ
P「どっ…どうかしたか?」
ヤバイな…絶対怒られるな…」
貴音「やはり、あなた様はわたくし達のぷろでゅーさーですね」
………は?
美希「やっぱりハニーはハニーなの!」
響「プロデューサーなら当然の事だぞ!」
P「お前ら、盗み聞きしてたのか?」
伊織「まったく…連絡ぐらいよこしなさいよね!心配したじゃない…」
亜美「亜美もめっちゃ心配したんだよ?いおりんなんか兄(c)の事が心配で心配で最後には泣きそうだったし!」
伊織「うっ!うっさいわね!!誰がこんなヤツの為に泣くか!」
あずさ「あらあら、素直じゃないわね」
P「伊織…ありがとな」
真美「真美も兄(c)が居なくて死にそうだったんだよ?」
やよい「うっうー!プロデューサーが居なくて淋しかったです!」
P「真美…やよい…」
真「プロデューサー?今度ずる休みしたら遊園地に連れてってもらいますからね!」
雪歩「ぷっ、プロデューサー!わっ、私もすごく心配しました!そっ、それだけですぅ!!」
律子「はぁ…どれだけ皆に心配掛けてるんですか…これに懲りたらもうしないで下さいね!…まったく、心配して損した…」
P「お前達…」
小鳥「…プロデューサーさん、おとつい話した事…覚えてますか?」
おとつい話した事…
『今は信じられないかもしれませんけど、いつか分かりますよ』
P「…はい」
小鳥「まさかこんなに早くその時が来るとは思いませんでしたけど…プロデューサーさん、これで信じれましたか?」
小鳥「皆貴方が好きで好きで仕方が無いんです!!」
P「音無さん…」
皆が一通り話し終えると春香が近寄ってきた
春香「…昨日、プロデューサーさんが連絡もせずに休んだって聞いた時、皆すごく心配したんですよ?風邪でも引いたのかな?何か大事な用事でもあったのかな?もしかして…事故にでもあったのかなって…」
春香は目から涙を流していた
あずさ「あらあら、素直じゃないわね」
P「伊織…ありがとな」
真美「真美も兄(c)が居なくて死にそうだったんだよ?」
やよい「うっうー!プロデューサーが居なくて淋しかったです!」
P「真美…やよい…」
真「プロデューサー?今度ずる休みしたら遊園地に連れてってもらいますからね!」
雪歩「ぷっ、プロデューサー!わっ、私もすごく心配しました!そっ、それだけですぅ!!」
律子「はぁ…どれだけ皆に心配掛けてるんですか…これに懲りたらもうしないで下さいね!…まったく、心配して損した…」
P「お前達…」
小鳥「…プロデューサーさん、おとつい話した事…覚えてますか?」
おとつい話した事…
『今は信じられないかもしれませんけど、いつか分かりますよ』
P「…はい」
小鳥「まさかこんなに早くその時が来るとは思いませんでしたけど…プロデューサーさん、これで信じれましたか?」
小鳥「皆貴方が好きで好きで仕方が無いんです!!」
P「音無さん…」
皆が一通り話し終えると春香が近寄ってきた
春香「…昨日、プロデューサーさんが連絡もせずに休んだって聞いた時、皆すごく心配したんですよ?風邪でも引いたのかな?何か大事な用事でもあったのかな?もしかして…事故にでもあったのかなって…」
春香は目から涙を流していた
P「春香…皆…」
この時、俺は本当に後悔した…ただ何と無くっていうクソみたいな理由で皆に連絡せずに休んだ事を…
彼女達を心配させ、悲しませた事を
P「最低だな俺…」
春香「プロデューサーさん?!」
俺はその場で土下座した
周りがざわつく
俺は額を床にすり付けながら、懺悔の言葉を唱えた
P「本当に…すまなかった…」
辺りを静寂が包む…
春香「プロデューサーさん…」
春香は俺の手を取り、俺に話しかける
春香「私達が聞きたいのはそんな言葉じゃありません!」
…どういう事だ?
暫く俺は考える
だが、俺が自力で答えを見つけ出す前に春香が俺に答えを教えてくれた
春香「プロデューサーさんは、私達をトップアイドルに導いてくれますか?」
……そうだった
俺がこの事務所に来てはじめて皆とした『約束』…
高木への復讐ではなく純粋に、俺とアイドル達で交わされた『約束』…
彼女達を…『トップアイドル』に導くって事を…
P「…ああ!導いてやる!皆笑ってトップアイドルになるまで!!」
高木「ふふっ…若さとは何と良い事なのだろうか…」
結局、その日は皆961プロの話を忘れていた…
この時、俺は本当に後悔した…ただ何と無くっていうクソみたいな理由で皆に連絡せずに休んだ事を…
彼女達を心配させ、悲しませた事を
P「最低だな俺…」
春香「プロデューサーさん?!」
俺はその場で土下座した
周りがざわつく
俺は額を床にすり付けながら、懺悔の言葉を唱えた
P「本当に…すまなかった…」
辺りを静寂が包む…
春香「プロデューサーさん…」
春香は俺の手を取り、俺に話しかける
春香「私達が聞きたいのはそんな言葉じゃありません!」
…どういう事だ?
暫く俺は考える
だが、俺が自力で答えを見つけ出す前に春香が俺に答えを教えてくれた
春香「プロデューサーさんは、私達をトップアイドルに導いてくれますか?」
……そうだった
俺がこの事務所に来てはじめて皆とした『約束』…
高木への復讐ではなく純粋に、俺とアイドル達で交わされた『約束』…
彼女達を…『トップアイドル』に導くって事を…
P「…ああ!導いてやる!皆笑ってトップアイドルになるまで!!」
高木「ふふっ…若さとは何と良い事なのだろうか…」
結局、その日は皆961プロの話を忘れていた…
次の日、とあるオーディション番組の仕事があった
P「良しっ!お前達なら大丈夫だ!!行ってこい!!」
美貴響「「はい!!」」
『プロジェクトフェアリー』
俺と黒井社長で作ったユニットだ
勿論、俺と黒井社長以外この事を知る人間は居ない
『プロジェクトフェアリー』の原案を黒井社長が
フェアリーのメンバーを俺が担当した
P「…我ながら、良いメンバーだな」
思わず自画自賛してしまうほど、フェアリーの出来は良かった
P「これは楽勝だな…」
黒井「甘いぞ貴様…」
P「?!おっ…お疲れさまです」
黒井「ウィッ…」
いきなり声をかけられ思わず動揺してしまった
P「こほん…えー、黒井社長、俺の考えが甘いというのはどういう事ですか?」
黒井「見れば分かる…精々悪あがきするがいい…アデュー!!」
P「どういう事だ?」
眠い…明日4時起きだから寝る
P「良しっ!お前達なら大丈夫だ!!行ってこい!!」
美貴響「「はい!!」」
『プロジェクトフェアリー』
俺と黒井社長で作ったユニットだ
勿論、俺と黒井社長以外この事を知る人間は居ない
『プロジェクトフェアリー』の原案を黒井社長が
フェアリーのメンバーを俺が担当した
P「…我ながら、良いメンバーだな」
思わず自画自賛してしまうほど、フェアリーの出来は良かった
P「これは楽勝だな…」
黒井「甘いぞ貴様…」
P「?!おっ…お疲れさまです」
黒井「ウィッ…」
いきなり声をかけられ思わず動揺してしまった
P「こほん…えー、黒井社長、俺の考えが甘いというのはどういう事ですか?」
黒井「見れば分かる…精々悪あがきするがいい…アデュー!!」
P「どういう事だ?」
眠い…明日4時起きだから寝る
年齢を考えると母親とヤッてたのは会長の方で社長は会長がそんなことしてたのしらない可能性が
再開
…もしかして、この番組に『ジュピター』が出るのか?
P「…………」
俺は遠巻きにフェアリーを見る
P「……このままだとフェアリーは『ジュピター』に潰される…」
それだけはダメだ
いくら俺が黒井社長に「あの事」をお願いしているとしても、それだけはダメだ
黒井「…貴様が望むものはなんだ…P…」
この後フェアリーは順調に勝ち進み、遂に決勝まで進んだ
フェアリーの皆は喜んでいる
本来は彼女達のように喜ぶべき時だが、俺は喜べない…
この後に待っている最悪な結果を知っているからだ
P「まずい、これが成功すればフェアリーは潰される…でも、どうすれば…」
その時、俺の視界の中にある物が写る
P「ブレーカー…」
俺はゆっくりとブレーカーに向う
不審がられないようにゆっくりと近づく…
フェアリーの出番まで後少し…
…もしかして、この番組に『ジュピター』が出るのか?
P「…………」
俺は遠巻きにフェアリーを見る
P「……このままだとフェアリーは『ジュピター』に潰される…」
それだけはダメだ
いくら俺が黒井社長に「あの事」をお願いしているとしても、それだけはダメだ
黒井「…貴様が望むものはなんだ…P…」
この後フェアリーは順調に勝ち進み、遂に決勝まで進んだ
フェアリーの皆は喜んでいる
本来は彼女達のように喜ぶべき時だが、俺は喜べない…
この後に待っている最悪な結果を知っているからだ
P「まずい、これが成功すればフェアリーは潰される…でも、どうすれば…」
その時、俺の視界の中にある物が写る
P「ブレーカー…」
俺はゆっくりとブレーカーに向う
不審がられないようにゆっくりと近づく…
フェアリーの出番まで後少し…
P「間に合うか…?」
俺は少し歩調を速める
スタッフ「スタートまで後、20秒!!」
間に合った!
俺は辺りを警戒し、ブレーカーに手を掛けた
P「悪い、皆…」
スタッフ「後10秒!!」
俺は手に力を込め、下に振りおろした
ガシッ…
P「へっ?」
黒井「…貴様は自分のアイドルの事も信じられんのか?」
P「くっ、黒井社長!」
俺は少し歩調を速める
スタッフ「スタートまで後、20秒!!」
間に合った!
俺は辺りを警戒し、ブレーカーに手を掛けた
P「悪い、皆…」
スタッフ「後10秒!!」
俺は手に力を込め、下に振りおろした
ガシッ…
P「へっ?」
黒井「…貴様は自分のアイドルの事も信じられんのか?」
P「くっ、黒井社長!」
再開
P「何故、貴方がここに…」
黒井社長は鋭い眼光で俺を射抜く…
黒井「いいか?貴様ごとき底辺の人間が、私と同じ事をしようなど百年早い!!」
黒井「たかだか私の脅しぐらいで何を怯える事がある!貴様には昔教えたはずだ!何があっても、アイドルを、自分を信じ抜く事を!!」
P「黒井社長…」
…そうだったな
忘れていましたよ…黒井社長
貴方が俺に教えてくれた事を…
P「そうでした…怯える必要なんて無いんだ…俺のアイドルは黒井社長、貴方が育てたアイドルよりも強い!絶対に負ける筈がない!!」
P「何故、貴方がここに…」
黒井社長は鋭い眼光で俺を射抜く…
黒井「いいか?貴様ごとき底辺の人間が、私と同じ事をしようなど百年早い!!」
黒井「たかだか私の脅しぐらいで何を怯える事がある!貴様には昔教えたはずだ!何があっても、アイドルを、自分を信じ抜く事を!!」
P「黒井社長…」
…そうだったな
忘れていましたよ…黒井社長
貴方が俺に教えてくれた事を…
P「そうでした…怯える必要なんて無いんだ…俺のアイドルは黒井社長、貴方が育てたアイドルよりも強い!絶対に負ける筈がない!!」
黒井「ふっ、大口を叩けるのも今のうちだけだ!私の『ジュピター』を侮るなよ!!アデュー!」
そう言って、黒井社長は何処かへ消えて行った
俺は、一時の気の迷いで彼女達が作りあげてきた世界を壊すところだった…
P「これじゃあ高木と一緒じゃないか…」
俺は一人そう呟き、フェアリーを見つめた…
彼女達は輝いていた…
ただひたすらに『アイドル』をしていた…
彼女達の行動一つ一つにファンの心は奪われて行く
俺は少し羨ましかった
俺が出来なかった事を今、彼女達がやっている
少し複雑な気持ちだが、俺と同じ道を絶対に歩んで欲しく無い…
だからこそ俺は彼女達を信じ、全力でサポートでするしかない
そう、彼女達と『約束』した『皆笑ってトップアイドル』にする為にも…
P「この闘い…絶対に負けませんよ、黒井社長…」
数分後、フェアリーの歌が終わり、いよいよ事が始まる…
P「来るか、『ジュピター』が…」
バンッ!
ステージが暗くなり、辺りがざわつく
客「なっ、なんだ?」
客「停電?」
客がざわつく中、曲がかかる
???「「愛してる、愛してるいつか未来でボクがキミに誓うからGET YOU!!行こう!!さあ行ける!!どんな今日でもふたりならば恋を始めよう…」」
P「始まった…」
ステージに光が注がれる
客「誰だアレ?」
客「ねぇ、あの人達カッコよくない?」
ステージの中央には三人組が立っていた
P「アレが『ジュピター』…」
ジュピター「「BOY
そう言って、黒井社長は何処かへ消えて行った
俺は、一時の気の迷いで彼女達が作りあげてきた世界を壊すところだった…
P「これじゃあ高木と一緒じゃないか…」
俺は一人そう呟き、フェアリーを見つめた…
彼女達は輝いていた…
ただひたすらに『アイドル』をしていた…
彼女達の行動一つ一つにファンの心は奪われて行く
俺は少し羨ましかった
俺が出来なかった事を今、彼女達がやっている
少し複雑な気持ちだが、俺と同じ道を絶対に歩んで欲しく無い…
だからこそ俺は彼女達を信じ、全力でサポートでするしかない
そう、彼女達と『約束』した『皆笑ってトップアイドル』にする為にも…
P「この闘い…絶対に負けませんよ、黒井社長…」
数分後、フェアリーの歌が終わり、いよいよ事が始まる…
P「来るか、『ジュピター』が…」
バンッ!
ステージが暗くなり、辺りがざわつく
客「なっ、なんだ?」
客「停電?」
客がざわつく中、曲がかかる
???「「愛してる、愛してるいつか未来でボクがキミに誓うからGET YOU!!行こう!!さあ行ける!!どんな今日でもふたりならば恋を始めよう…」」
P「始まった…」
ステージに光が注がれる
客「誰だアレ?」
客「ねぇ、あの人達カッコよくない?」
ステージの中央には三人組が立っていた
P「アレが『ジュピター』…」
ジュピター「「BOY
キャー!!オー!!
凄いな…二分足らずで客の心を掴んだ
さすが黒井社長が育てたアイドルだ
ジュピター「「止まらない 終わらない
THIS IS LOVE
喜びも 悲しみも
GO TO LOVE
手を繋ぎ 日々繋ぎ
GET OUR LOVE
どこだって どこまでも」」
貴音「さすが961プロ…」
美希「凄い…お客さんの心を掴んでるの…」
響「くっ…!これじゃあ自分達、あいつらの前座だぞ!」
P「…………」
やっぱ、動揺するよな…
しゃあない…俺が言えた義理じゃないけど…
P「お前達!!」
フェアリー「「プロデューサー(ぷろでゅーさー)…」」
P「お前達に言いたい事がある」
P「今、お前達は確実にアイツらに負けてると思っていると思う…」
P「そりゃあこんだけ凄かったらな…」
ワー!!ワー!!
フェアリー「「………」」
P「…でもな、俺たちが負ける事は絶対にあり得ない!!」
P「自分達の力を信じる限り絶対に…」
P「どんなに凄いやつにでも勝てる!!」
貴音「あなた様…」
美希「はっ…プロデューサーの言う通りなの!」
響「…うん!自分、完璧だから絶対に負けないからね!」
P「だから、自信を持って行ってこい!俺のフェアリー!!」
フェアリー「「はいっ!!」
よしっ!我ながら完璧だ!!
凄いな…二分足らずで客の心を掴んだ
さすが黒井社長が育てたアイドルだ
ジュピター「「止まらない 終わらない
THIS IS LOVE
喜びも 悲しみも
GO TO LOVE
手を繋ぎ 日々繋ぎ
GET OUR LOVE
どこだって どこまでも」」
貴音「さすが961プロ…」
美希「凄い…お客さんの心を掴んでるの…」
響「くっ…!これじゃあ自分達、あいつらの前座だぞ!」
P「…………」
やっぱ、動揺するよな…
しゃあない…俺が言えた義理じゃないけど…
P「お前達!!」
フェアリー「「プロデューサー(ぷろでゅーさー)…」」
P「お前達に言いたい事がある」
P「今、お前達は確実にアイツらに負けてると思っていると思う…」
P「そりゃあこんだけ凄かったらな…」
ワー!!ワー!!
フェアリー「「………」」
P「…でもな、俺たちが負ける事は絶対にあり得ない!!」
P「自分達の力を信じる限り絶対に…」
P「どんなに凄いやつにでも勝てる!!」
貴音「あなた様…」
美希「はっ…プロデューサーの言う通りなの!」
響「…うん!自分、完璧だから絶対に負けないからね!」
P「だから、自信を持って行ってこい!俺のフェアリー!!」
フェアリー「「はいっ!!」
よしっ!我ながら完璧だ!!
高木「…上手くいったようだね君」
P「?!社長!!」
何故こいつまで居るんだ?
P「何故ここに?」
高木「居たら悪いかね?」
…何を考えてるんだ?
P「?!社長!!」
何故こいつまで居るんだ?
P「何故ここに?」
高木「居たら悪いかね?」
…何を考えてるんだ?
高木「居たら悪いかね?」
…何を考えてるんだ?
P「いえ、そういうつもりでは…」
高木「…私にもいろいろあるのだよ…いろいろとね?」
P「いろいろ…ですか」
喰えない男だな…
…何を考えてるんだ?
P「いえ、そういうつもりでは…」
高木「…私にもいろいろあるのだよ…いろいろとね?」
P「いろいろ…ですか」
喰えない男だな…
高木「まぁ、忘れてくれ…それでは失礼するよ」
P「はい、お疲れ様でした…」
P「……何なんだあの男」
司会「ジュピターで、『愛してる』でした!ありがとうございました!!」
P「はい、お疲れ様でした…」
P「……何なんだあの男」
司会「ジュピターで、『愛してる』でした!ありがとうございました!!」
ワー!!キャー!!
さすがだな…でも、こっちだって負けていない!!
司会「続いてはフェアリーで、『オーバーマスター』です!それではどうぞ!」
うぉー!!フェアリー!!
黒井「……まだフェアリーのファンが居たか」
さすがだな…でも、こっちだって負けていない!!
司会「続いてはフェアリーで、『オーバーマスター』です!それではどうぞ!」
うぉー!!フェアリー!!
黒井「……まだフェアリーのファンが居たか」
冬馬「ふんっ!」
翔太「まぁ、今日からデビューだからね」
北斗「そうだね。これからさ…」
黒井「お前達、まだまだ甘いな…」
曲がかかり、ステージに光が集まる
フェアリー「「カッコ悪いわよ アタシを堕とすの バレてるの
カッコつけたところで
次に出るセリフ 計画(プラン)Bで!」」
特に問題は無いな…いや、問題ならある
眠いから寝る
翔太「まぁ、今日からデビューだからね」
北斗「そうだね。これからさ…」
黒井「お前達、まだまだ甘いな…」
曲がかかり、ステージに光が集まる
フェアリー「「カッコ悪いわよ アタシを堕とすの バレてるの
カッコつけたところで
次に出るセリフ 計画(プラン)Bで!」」
特に問題は無いな…いや、問題ならある
眠いから寝る
類似してるかもしれないスレッド
- P「俺達、もう別れよう」 (923) - [49%] - 2014/7/15 18:30 ★★
- モバP「陰毛が生えない?」 (182) - [48%] - 2014/8/28 16:45 ☆
- P「え?彼女?いるけど?」 (260) - [45%] - 2013/7/5 7:30 ☆
- P「新しい事務所を作った?」 (245) - [45%] - 2013/11/5 16:45 ★
- モバP「俺のグッズですか?」 (200) - [45%] - 2015/4/10 13:45 ☆
- 妹「……」兄「なんすか?」 (900) - [44%] - 2014/3/2 12:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について