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    元スレ比企谷「ぼっち過ぎて暇だからSAOやる」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
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    651 :

    >>649
    忍者の人はSAO原作に元からいたぞ

    653 :

    おつ
    やっぱりアルゴはぶれないな

    657 :

    アルゴ出てくるのってゲーム?
    プログレッシブ?

    659 = 1 :

    >>657
    アニメの3話で出てくるよ
    赤鼻のトナカイってやつ

    660 :

    アルゴさん地味に1番好きなんだよね

    661 :

    >>657
    俺もわからんかったからググったけどサンタクロースの情報くれた人らしい
    それ以外はわからんかった

    662 :

    >>660
    俺も結構好きだから出番がプログレッシブしかないのは悲しいよな
    アリシゼーション編の後とかにリアルの方でも出てくれればいいのに

    アルゴはアニメ3話に出てきた鼻声っぽい女の子だよ

    663 :

    アルゴと八幡が組むってのも面白そうだな

    664 = 1 :

    寝なければ12時に投下ー

    寝たらごめん

    665 :

    >>664
    俺がかわりに寝るからはよ

    666 = 1 :

    俺が覆面をはずして見せた瞬間から、アルゴはずっと笑い続けていた。こいつが笑い続けているせいで、話が全然進まない。


    ……俺、泣いていいかな?




    比企谷「いい加減にしろ……。つーか、そろそろ俺の質問に答えてくれ」


    アルゴ「ヒーッヒーッ……ッにゃっハハハハハハハハハハ!!!!」





    まだ笑い足りないというのかこいつは。いい加減にしないと本当に泣くぞ? マジで泣くぞ? つーか泣きたい。



    667 = 1 :




    アルゴ「その目と相まっテッ……まるでやさぐれたネコダナッ……フフフフッ……」



    比企谷「お前だって顔に同じものがあるだろうが。あのスキル習得投げてきたんだろ? 俺ばっか笑ってないで鏡でも見てろよ」



    アルゴ「俺っちのはただのペイントだヨ。そーカ、”最悪で災厄の情報屋”は途中で諦めたんだナ」





    …………畜生、無駄に情報を与えちまった。いや、ほとんど自爆だけど。
    それより、俺の呼び方はその長い蔑称で固定なのか? 別にいいけどよ。





    比企谷「そんなことはいいから、早く教えてくんねえかな。なんで俺をつけまわしてんだ?」


    アルゴ「俺っちに情報を聞きたいナラ、カネを出しナ」





    ……こいつ、俺以上にがめついぞ。いや、別に俺ががめついって訳じゃないぞ?

    668 = 1 :




    比企谷「そんなことに金を使うほど、俺に余裕はない。だが、これ以上ついてこさせる気もないぜ」




    俺はそう言って、その場から全力で走りだした。もちろん、覆面はちゃんとつけなおした。
    俺のバックレスキルを舐めんじゃねえぞ。中学の頃、文化祭準備を途中で抜けても誰も気づかなかったレベルだ。うん、誰も気にもしなかったよ……。



    ……だが、



    アルゴ「…………」



    何こいつ、超早い。こいつ俊敏上げすぎだろ……?

    669 = 1 :

    あかん、全然振り切れる気がしない。隠蔽スキルで隠れようにも、この情報屋の索敵能力から逃げられる気がしない。あれ? 詰んでね?


    10分ほど走り続けたが、全く差が広がることはなかった。むしろ、俺の後ろを余裕でキープしてくる。







    ……無理。諦めて金払ったほうが早い。


    俺は走るのをやめて、アルゴの方に向き直った。


    いつの間にか街のほうまで来ていたようで、かすかにざわめきが聞こえる。


    アルゴは、走るのは終わりか? というような顔をして立っていた。……マジで余裕だなこいつ。
    早めに諦めてよかったぜ。



    ……”ついてこさせる気はないぜ”なんて言うんじゃなかった。すっげえ恥ずかしい。

    670 :

    八幡は早くエクストラスキル《ぼっちステルス》を修得すべきだな

    671 = 1 :






    比企谷「……いくらだ?」


    アルゴ「追いかけまわしてる理由ナラ、1000コル」


    比企谷「……追いかけないようにするのはいくらだ?」


    アルゴ「さあナ? 交渉次第じゃないカ?」




    足元見やがって……。



    アルゴ「儲かってんダロ、素直に払えヨ」


    なんでこんなに偉そうなの? というかなんでかつ上げ気味に言ってくるんだよこいつは。


    672 = 1 :




    仕方ねえ、とりあえずつけまわしてる理由を聞いてみるか……。




    比企谷「ほら、1000コル。早く言え」


    アルゴ「……よし、いいダロ」



    俺が金を渡すと、アルゴは答えを言った。





    アルゴ「とある人物が、お前さんを定期的に見張ってほしいと頼んできたのサ。それも、結構な金額でネ」


    比企谷「……誰だ? そんな物好きなマネする奴は」


    アルゴ「別料金だヨ」





    貴様……!!!


    673 = 1 :





    ……あれ? ”定期的に見張る”? ただ定期的に見張るだけなら追いかけまわす必要無くないか?

    こいつ、俺に金出させるためにワザと追ってきやがったのか……!



    いいだろう、ここまできたなら払ってやる。払えばいいんだろ? 払うよ!




    アルゴ「いくら出す?」




    固定金額じゃなかった。




    比企谷「ご、500コル」


    アルゴ「……ケチなヤツ……。まあ、これで教えると決まった訳じゃないけどナ」




    俺は、”どういうことだ?”と言おうと思ったが、また金を取られそうなのでやめた。
    だが、アルゴは俺が聞くまでもなく説明し始めた。


    674 = 1 :





    アルゴ「お前さんが提示した金額を、俺っちの依頼主に教えた後、依頼主がそれ以上の金額を出せば教えナイ」




    ……なるほど。それじゃ500コル程度じゃ聞き出せるわけないか……。どうする? 今手持ちは7万そこそこだ。おそらく、こちらから値段を釣りあげれば余裕で情報をつかめるだろう。余計な出費はしたくないが、正体さえ掴んじまえばなんとでもなるしな。


    アルゴは、メールを送っているようだ。もちろん依頼主当てだろう。


    俺はメールが帰ってくるまでの間、こいつから情報を引き出そうとした。




    比企谷「”鼠のアルゴ”よ、お前はなんで第一層攻略に参加しなかったんだ?」




    俺がそう聞くと、アルゴは少し顔を曇らせてからこう答えた。




    アルゴ「情報屋としての仕事は果たしたはずダヨ……オイラが参加しなきゃいけない理由はナイ」




    ……そう言いながらも、少し後悔しているようだった。

    675 = 1 :

    こいつが言っている情報とは、”ボス攻略ガイドブック”のことで間違いないだろう。あのアルゴがつくったであろうガイドブックは、NPCの店に委託し無料で売っている。だから、こいつの言い分は正しい。


    まあ、後悔している理由もわかる。”この情報はβ時のものです”という注意書きがあったとはいえ、情報が違ったせいで一人死んじまったんだ。罪悪感を感じないわけがない。


    俺はそれ以上その話題には触れず、別のことを聞き出すことにした。





    比企谷「お前ってさ、キリトの身近な知り合いか?」


    アルゴ「……!? いや……」





    今度は、別料金とも言わない。ほとんど答えだな。


    俺がキリトとこいつが知り合いかもしれないと思ったのは、第一層攻略会議での事が理由だ。アルゴは、キリトとクラインをずっと眺めていた。クラインはアルゴと知り合いじゃなかったはずだから、アルゴが見ていたのはキリトということになる。キリトはソロプレイヤーだし、この情報屋と交友関係を持っていてもおかしくない。


    そして、なぜこいつが言い渋っているか。


    それは、こいつが情報屋だからだ。俺ほどじゃなくても、情報屋は怒りを買うことが多々ある。まあ、大半が理不尽な理由だけどな。その情報屋と身近な知り合いであると知られれば、もしかしたら怒りがそいつに飛び火するかもしれない。たとえ金を貰っても、言えないだろう。


    俺が、そうだからだ。



    我ながら、いやらしい質問をしたもんだ。



    676 = 1 :






    アルゴ「メ、メールが返ってきたヨ!」




    アルゴはホッとしたようにそう言った。この話題を変えられると思ったんだろう。
    だが、アルゴはメールを見た瞬間、首を横に傾けた。




    比企谷「……どうした?」


    アルゴ「……教えてもいいそうダ」




    なんと。500コル程度で済むとは思わなかったぜ。……ずいぶん太っ腹な依頼主だな……?



    677 = 1 :





    比企谷「で、誰なんだ? 俺をつけ回すように言った依頼主の名前は?」




    仕返しに、別の情報屋を雇ってつけ回させてやる。そう思った俺は、アルゴに答えを促した。だが、アルゴが言った人物は、俺のよく知っている奴だった。






    アルゴ「”クライン”という名前ダ」







    678 = 1 :

    ここまで

    680 :


    クラインをPKしよう

    681 :

    12時前には終わってるじゃないですかやーだー(歓喜)

    クラインとの復縁くるか?

    682 = 634 :

    完全に不良を心配するヒロイン(ひげ)じゃないですかー

    683 = 670 :


    情報屋だからこその2人の掛け合いが面白い

    684 :

    乙ー
    時間指定してその時間に見に来たら投下終わってて一気に読めるという親切設計
    有能

    685 = 661 :

    ストーキング属性はヒロインに必須だもんな

    686 :

    ここからアルゴがヒロインこさの仲間入りですねわかります

    687 :


    クラインも大変だろうにその中でわざわざ金払ってるのか

    689 :

    でも風林火山の設立にヒッキーは一役買ってるわけだから、と
    打算的に考える

    690 :

    鼠のアルゴってたんぽぽちゃんと中の人が同じなんだよな

    691 :

    クライン→ガハマ
    キリト→葉山
    エギル→静ちゃん
    アルゴ→陽乃
    アスナ→???

    692 :

    アスナはあれだよほら
    えーっと…川島さん?

    693 = 632 :

    ぼっちゆえの無知とか確かにちょっと川越さんっぽいな

    694 = 686 :

    >>691
    どちかっていうとディアベルが葉山って感じだな
    顔がいいとことかリーダー的な感じとか
    そんでトゲトゲは材木座
    そうなるとキリトは戸塚か?
    八幡が危ないからとかでボス攻略に行かせなさそうだな…

    695 :


    この先、比企谷に桐ヶ谷がどう絡んでくるのか楽しみだな

    >>687
    1層ボス攻略前の(>>171-172)風林火山面子が八幡の事気遣ってる場面あったし
    もしかすると風林火山全員で金集めて代表で依頼したのがクラインなのかもね

    696 :


    さっき見つけて一気に読んだよ面白かった

    SAO開始時点の年齢だとキリトが14、アスナが15、八幡が16か
    情報屋のヒッキーがキリトより早く風呂付きの宿を確保できるか期待してるww

    697 = 696 :

    風呂付き宿は1層の話だったわ
    残念

    698 :

    クラインさんマジお母さん

    699 :

    クライン「やっはろー!(野太い声)」

    700 :

    すっげえおもしろい
    ヒッキーとアルゴの絡みを多めにお願いします!
    アニメでアルゴ可愛いと思ってたんだよなぁ


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