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    元スレ比企谷「ぼっち過ぎて暇だからSAOやる」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
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    851 :

    いません

    852 :

    クラウンがいるよ

    853 :

    誰だよクラウン

    854 :

    >>829
    >>840
    おk、次から書き直します

    >>839
    わかる
    3話目で視聴続けるかどうかを迷ったレベルで落ち込んだ

    関係ないけど、俺ガイルSS読み漁ってたらこのSSがまとめられててビビった
    タイトル一本釣りかな?
    後半も乗せるなら大きな誤字だけ直してくんねえかなぁ……



    8時から投下

    855 = 1 :

    やっぱ7時

    859 :

    追いついた…
    すげぇ面白いなこのss
    アルゴさん可愛い

    860 = 859 :

    >>844
    わかる

    862 = 1 :

    モミの木の上から、鈴の音を鳴らしながら舞い降りたそれは、





    比企谷「おい、てめえら。クリスマス中止のお知らせだ。……なんせ、主役がいなくなるんだからな」





    どう見てもサンタクロースだった。






    サンタクロースといっても5、60のおっさんではなく、目の焦点が合ってない化け物じみた大男だ。だが、この赤服、鈴、帽子。どれをとってみてもサンタクロースだろう。



    よろしい、ならば戦争だ。





    863 = 1 :





    この戦いは、もはやただのクエストではない。クリスマス中止をかけた命がけの戦争なんだ。毎年毎年よくも絶望を届けてくれたな、サンタクロースよ。やっと引導を渡す時が来たんだ、俺はうれしいぜ……!


    お前の赤服を、さらに真っ赤に染め上げてやろうじゃないか。







    そいつが現れた瞬間、ほぼ全員が息をのんだ。そのサンタクロースのHPが、フロアボスのように4段階表示になったからだ。


    まず、1人では絶対に無理だっただろう。


    だが、ここには攻略組の前線部隊が35人もいる。余裕のはずだ。
    ……さあ、誰がこいつらを指揮するんだ?


    俺がラストアタックボーナスを横取りするにしても、まずはHPを削らなきゃ話にならんぞ。



    864 = 1 :







    聖竜団員「とりあえずは、我々が主体でよろしいですか?」





    全員が様子を窺っていると、聖竜連合の奴がこう提案してきた。
    まあ、それで構わないさ。俺に指揮を丸投げされるかも知れんと思ったが、その心配はなかったようだ。こいつらからしてみても、俺に出し抜かれたくないなら自分で指揮を執るのが一番だろう。


    俺以外のやつらも、そいつの言葉に異議を唱えない。






    聖竜団員「では、行きましょう」





    その掛け声とともに、血みどろの聖戦が幕を開けた。




    865 = 1 :



    ……………………







    ……過程? そんなものは、ばっさりカットだ。


    生憎、俺はキリトみたいな魅せプレイが得意じゃないんでな。






    あのサンタクロースのHPバーは残り1本。ここまでの犠牲者は、当然ゼロ。


    俺達は、フロアボスと戦うときのように慎重になって攻撃した。よくいえばヒットアンドアウェイの頭脳戦法。悪く言えば芋プレイだ。実に、地味である。


    HPバーこそ4本あったが、このサンタクロースはフロアボスほどの強さはないようだ。このクエストを作ったやつも、こんな大勢で攻略にかかると思ってなかったんだろうな。



    866 = 1 :







    さて、そろそろ俺は動き出そうじゃないか。”最悪で災厄な情報屋”として。





    ラストアタック・ボーナスを取りにな。






    俺の作戦は、第一層でやった時とほぼ同じだ。
    隠蔽スキルで後ろに回り込み、気づかれないように突撃する。あの時と違うのは、とどめをさすのがキリトじゃなくて俺って所だな。


    ……そう思って前に出ようとした瞬間、聖竜連合の連中が6人ほど、俺を取り囲んだ。






    聖竜団員「抜け駆けは、させませんよ?」


    比企谷「…………」




    867 = 1 :





    おいおい、いくらアイテムを手に入れたいからって、そんなにあからさまに止めに来ちゃだめだろうが……。一応ルールを守った上で取らねえと、蟠りは無くならねえぞ? まあ、俺相手なら問題ないって事だろうけどよ。


    ま、こうなるとは予想してなかった訳じゃない。こいつらも馬鹿じゃないからな。聖竜連合が指揮をとると言ったのも、俺の動きを制限するためだろう。







    ……でも、予想よりも随分と甘いんじゃないか?



    6人程度で俺を見張れると思ったのかよ。俺の影の薄さを舐めたことが、てめえらの敗因だ。





    俺を囲んで安心したのか、他のプレイヤーはラストスパートをかけに行った。


    だが、




    868 = 1 :






    「……!? あれ? 消えた!?」


    「な、さっきまで確かにそこにいたのに!?」



    聖竜団員「!? な、何をしているんですか! ……情報屋はどこに!?」








    ……残念、情報屋はもう赤服のおっさんの後ろです。






    869 = 1 :




    もちろん消えたわけじゃない。
    俺へのターゲットを無理やりはずしただけだ。あいつらからみれば、ターゲットが急にいなくなったように見えるだろう。


    これは、隠蔽スキルを上げるとできるようになるヘイト避けの小技みたいなもんだ。俺が誰かを巻くときはだいたいこれを使って逃げてんのさ。これで見失わない奴はどっかのネズミくらいなもんだな。






    比企谷「言ったろ? お前らの隠蔽はお粗末だってな」







    俺ほど隠蔽に特化してるやつは、そうそういない。





    「ま、まて!」





    誰かが叫んだ制止の声を無視して、俺は瀕死になったサンタクロースの背中に走りこんだ。

    870 = 1 :




    それは第一層でやった攻撃と同じ、首筋への直撃。
    そいつは呻き声を上げながら此方を向いたが、俺は短剣を刺し続けた。





    その攻撃でピッタリそいつのHPはゼロとなったらしい。



    サンタクロースはまぶしい光のエフェクトを発しながら、消滅した。







    ……どうやら、今年のクリスマスは無事に中止となったようだ。




    871 = 1 :


    …………………………







    ”You got a last attack bonus!”






    俺の目の前に、このメッセージが表示された。
    俺は、やり遂げることができたんだ……。


    手に入れたアイテムは、片手サイズの大きさの球体だった。
    見れば、まさにレアアイテムといった外形をしている。






    ……これで、ディアベルを生き返すことができるんだな。



    872 = 1 :




    周りが結構騒がしいが、今の俺の耳には全く入ってこない。
    俺は急いで、入手したアイテムの使用方法を確認した。






    …………あれ? なんだ?


    疲れすぎて、目が悪くなっちまったのか……?


    アルゴから目薬買っときゃよかったかもな。





    俺は目をこすり、もう一度説明文を見た。


    しかしその説明文は、さっき見た文章と全く変わらなかった。




    873 = 1 :












    ”対象が死亡してから、10秒以内に使用”











    874 = 1 :

    ここまで

    876 = 858 :

    これは晒し上げくらっても仕方のないプレイングwwwwwwwwww

    877 :


    知っちゃったか

    878 :

    てっきり5層突破あたりでHiGE解除して投擲マンハチマンになってると
    覆面隠蔽とかNINJA以外の何なんだよ

    879 :

    サチまだ生きてんのかな?
    だとしたらキリトに渡してあのシーンでサチ蘇生とか出来るな

    880 = 877 :

    >>879
    黒猫団は危ないところをキリトに救われて攻略組に入ったって文章があったし
    大丈夫なんじゃない?

    881 :

    原作ほど他人との関わりを避けてなさそうなこっちのキリトなら黒猫団壊滅するような事態にはさせない気がする

    882 :

    なんか八幡なら最初から期待しないから
    だと思ったよとか言って別のこと始めそうだな

    883 :

    アイテムの取り合い防ぐために、誰にも渡さずNPCに二束三文で売るんじゃね?

    884 :

    それはないだろ、考えなさすぎだろ

    885 :

    リレイズ系のアイテムと勘違いさせておくのも良いかもな
    自分が死んだ時かよ、みたいな

    しかし、毎度面白い>>1乙です!

    886 :

    茅場を死なせないんじゃね?責任を取らせるてきな

    887 :

    >>882
    取り返しの付かないはずのことがやり直せるなら目が眩んでも仕方ないんじゃね

    888 = 882 :

    >>887
    うーん
    八幡の性格的に生き返らせる情報そのものがガセだってことも考えてそうじゃないか?
    それがこれから死にそうなやつを生き返らせることが出来るならこんなもんだろと踏ん切りをつけそう

    889 = 858 :

    問題はボッチの目の前で死ぬ奴がそういるかと言う点だ

    890 :

    伸びすぎてて更新かと思ったじゃねえか、お前ら落ち着け

    891 :

    更新してるじゃないか

    892 :


    原作に沿うだけだと飽きるので、できれば作者オリジナルがみたいな

    893 :

    よーし次いくぜ1時に更新

    894 :

    マジかよ頑張るなあ
    楽しみ乙

    895 :

    まだ更新するとはなんという神運営

    896 = 1 :








    10秒、以内?



    10秒以内ってどういう意味だ?




    ディアベルが死んでから、何秒たったと思ってんだよ……?







    897 = 1 :









    このゲームが始まった時、萱場は言った。



    ”今後一切ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない”




    俺はこのアイテム情報を見つけた時こう思った。



    ”なんだ、あのセリフはただの脅しだったのか”






    だが、実際はそうじゃなかった。



    898 = 1 :




    このアイテム自体が、”完全な蘇生アイテム”を否定する絶望だったんだ。


    このアイテムが、このSAOでの唯一最高の蘇生アイテム。そして、これ以上のものは存在しないのだろう。


    このアイテムは、あのセリフを裏付けるものだったんだ。





    ……10秒以内で、誰を生き返せって言うんだよ。






    「……さん、情報屋さん!」






    誰かに、呼ばれた気がした。

    899 = 1 :






    聖竜団員「情報屋さん! 聞いていますか!?」





    なんだお前かよ。今忙しいんだ、後にしてくれ。
    つーか”情報屋さん”って呼び方何とかなんねえのかよ。






    聖竜団員「情報屋さん、そのアイテム使わないのなら、どうかお譲りして頂けないでしょうか。 お願いします! 自分たちに払える代償なら、払います!」






    さっきまで俺をハブにしてくれた癖に、ひどい手のひら返しじゃねえか。

    使わないんじゃなくて、使えないんだよタコ野郎。





    900 = 1 :






    聖竜団員「どうしても、生き返したい人がいるんです! どうか、お願いします!」






    おいおい、土下座は俺の十八番だろうが。勝手にやってんじゃねえよ。
    こんなアイテム、要らねえからくれてやる。







    比企谷「…………! いや、駄目だ」









    ……あれ、今俺は何て言った?






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