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    元スレ比企谷「ぼっち過ぎて暇だからSAOやる」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - SAO + - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    >>100
    ログホラなら、最初の話から参加させないで
    みのりやとうやと一緒に初心者がりの話に
    関わっていってシロエと出会う感じでいいんじゃね

    102 :

    まあ、そのネタ書きたい奴のネタつぶしになるしやめよう

    103 :

    クラインがっかりさせないために情報流すヒッキー可愛い

    104 :

    クライン「ぼっちだからな」

    105 = 1 :

    今さらだが俺はSS初心者です
    変な表現があったら遠慮なく言ってくれ
    全力で言い訳する

    ちょっとしたら投下

    106 = 1 :

    俺は夜の町を徘徊しながら、広場での出来事を考えていた。


    ……どうしてもわからないことがある。


    ゲームとは関係のない、外部の人間による強制ログアウトでの、213人の死者。
    この犠牲は本当に防げないものだったのか? 
     
    茅場ってやつはテレビとかで天才と囃したてられているから、それなりに知っていた。
    このSAOでも使われている、ゲームの中に入り込むという”フルダイブシステム”の開発者らしい。
    それほどの天才が、”213人もの死者”という被害を防げなかったとは思えない。
    マスコミを通して危機感を煽るにしても、もっとほかのやり方はあっただろう。
     
     
    この213人は、ゲームの中でゲームオーバーとなって死んだ訳じゃない。
    こんな形で死ぬ人間が、茅場の目的に必要だったとは思えない。
    茅場はこの無意味な死を、一言「残念ながら」だけで終わらせやがった。

    107 = 1 :



    他にもある。
     
     
    1万人のプレイヤーを強制的に参加させる意味あったのか?
    俺が言うのもなんだが、日本って国は奇特な奴が多いから、たとえデスゲームでも自分から参加するやつは腐るほどいるだろう。俺はしないけど。
     
     
    これがもう一つの現実と言い張るなら、賛同する奴だけ参加させればいいんだ。


     
     
     
    何もかも中途半端にしか思えない。こんなもの、いくら考えても理解できない。
    茅場晶彦という人間が国語のテストの文章問題にでも出てきたら、正答率0%だろう。国語が得意な俺が言うんだから間違いない。学年3位だけど。
     




    108 = 1 :

     






     
    ……結論。考えてわかるもんじゃない、諦めよう。
     
     
     
     
    じゃあ、次に考えるべきことだ。
    明日、いやもう今日だが、どう行動するか。
    情報集めをするにも、ゲームクリアを目指すにも、そろそろ始まりの街から動き始めたほうがいいだろう。
    いつまでもここで情報を待っていても、先に進めない。
      


    109 = 1 :




     
    ならいっそ、今すぐ出発してもいいかもしれない。


    決心がついた今なら、一人でも次の街へとたどり着けるだろう。
    だが、さすがに精神的に疲れてきた……。出発は明け方にするか。
     
     
    俺は街中のベンチに腰かけ、仮眠をとった。
     
     

    110 = 1 :

     
    ……………………
     




     
    明け方5時、俺は出発の準備を始めた。
    とはいっても、必要なアイテムは揃ってるから特に準備も必要はない。一つだけ気がかりなのは、クラインたちのことだ。
     
     
    昨日会ったばかりとはいえ、フレンド登録した仲だ。出発する旨のメールくらい送っておくのが礼儀だろう。
    俺は簡潔に、「次の町に進む。」とだけ打って送った。
     
     
    比企谷「よし、出発するか」
     
     
    っと言った瞬間、クラインからメールが届いた。返信早すぎだろ。
     



     
    ”待て、一人で行くのか?”



     
     
    こんな時まで心配してくれると、なんだか本当に友達でもできた気分だ。

    111 = 1 :

    まあ、嘘をつく理由もない。俺は根っからのボッチプレイヤーだ。
     


     
    ”ああ”


     
     
    2文字で返した。
    今度こそ行くか、と考えるまでもなく、次の返信が来た。
     



     
    ”俺達も一緒に行く、今どこにいる?”
     
     



    ……なんだって?

     

    112 = 1 :


     
    何度読み返しても「一緒に行く」と書いてある。
    どういうことだ? 昨日会ったばかりの奴に、義理も糞もないだろ?
     
     
    純粋に意味がわからなかったから、質問を質問で返した。





    ”なぜ?”




     
    今度はじっと、返信を待った。
    すると5分ほどで、次の返信が返ってきた。
     




    ”直接会って話す。今どこにいる?”




     
     
     
    ドラクエかよ。いや、YES・NOで答える形式じゃないからちょっと違うか……。
    このままじゃ埒が明かないので、俺の居場所を教えることにした。

     

     

    113 = 1 :

    ここまで
    比企谷安価スレとかSAO安価スレとかいろいろあって楽しいけど、
    自分のせいでバッドエンドになったらいやだから安価とるの怖い
    とるけど

    114 :

    いや、安価より1の考えたストーリーが見たい

    116 :

    乙!
    最初は選択安価から始めたほうがいいと思うよ
    そんで変な奴がいないようだったら自由安価をいれてみてもいいと思う

    117 = 1 :

    いや勘違いさせて悪いがここではとらないよ
    俺が見てるスレの話ね

    118 = 1 :

    1時くらいにもっかい投下

    119 :


    安価は結構おかしな奴多いからな

    120 :

    安価はいらんでしょ
    乙です

    122 = 88 :


    1のやりたいようにやればいいさ

    123 = 1 :

    投下

    124 = 1 :


    クライン「ようヒッキー、待たせたな」 
     
     
    比企谷「……ああ」 



    10分後、クラインは俺の待つ広場に現れた。
    人のことを言えたもんじゃないが、ろくに寝てないはずだ。


    それなのに、俺についていくと言った。
     
     
    比企谷「クライン、お前一人か?」
     
     
    クライン「他の連中には、出発の準備をしてもらってる。ヒッキー、水臭いじゃねえか。何も一人で行くこたぁないだろ?」


    こんなに直接的な優しさを、俺は身内以外で貰ったことがない。
    本当にいいやつだよ、お前は。





    ……だが俺は、この優しさを受け取るつもりはない。




    125 = 1 :




    比企谷「なんでだ? 言っちゃ悪いがそこまでの義理はないだろ。俺はもともとソロプレイヤーなんだよ」
     
     
    クライン「そっちになくても、こっちにはあんだよ! 俺達は、お前に義理がある。だから、お前の力になりたいんだよ。どんなゲームでも、レベルを上げるのは人数がいたほうが効率がいいんだぜ?」



    ボッチプレイヤーには限界があるってことくらい、俺にだってわかっている。



    比企谷「人の命がかかった状況で一緒に行動するってのは、そいつの命を預かるってことだ。俺にそんな責任は重すぎる。だから俺は、一人でいい」


    クライン「ヒッキー……」
     
     
    それでも、一人は慣れているからな。
     
     
    クラインは、まっすぐな目でこっちを見ていた。
    やめてくんねえかな、そんな真面目な目を向けられ慣れてないんだよ。自然と目をそらしちまう。
     
     

    126 = 1 :





    俺は黙ったまま、次の言葉を待った。
    クラインはしばらく黙っていたが、やがて決心したかのようにこう言った。 
     



    クライン「ヒッキー、実は俺さ」 


    クライン「初日に一人、見捨てちまったやつがいるんだよ」
     
     
    比企谷「……え?」
     
     
    見捨てた? ……こいつが? 全く想像できないんだけど。
     
     

    127 = 1 :

     
     
    クライン「俺に戦闘を教えてくれたβテスターなんだけどな。茅場が現れた後、一緒に来ないかって誘われたんだ」
     

    クライン「だけど俺は今の仲間を探さないといけなかったから、断ったんだ。結局あいつは、一人で次の町に向かっていった。俺は、あいつを一人で行かせちまったんだ」
     
     
    比企谷「それは、全然見捨てたって言わねえよ。そいつは一人でも十分いけると思ってたから、一人で行っただけだろ」 








    クライン「…………でも、この状況(デスゲーム)で1人は怖いだろ?」










    比企谷「……………………」

    128 = 1 :




















    ……怖ええよ。


    怖くないはずがねえだろ。
    正直言って頭ん中はまだ混乱しまくってるし、いまだに気持ちの整理すらできてねえよ。
    だが、怖がってる暇なんかねえから、強がって前に進むしかないんだよ。



    比企谷「…………」



    どうした? 怖くないって言えよこのボッチ野郎! クラピカじゃねえだから、沈黙は正解じゃねえんだぞ!

    129 = 1 :




    クライン「なあヒッキー、一緒に行こうぜ! こう見えて俺は前のゲームじゃギルドの頭張ってたんだ、絶対に足手まといになんか、ならねえ!」



    畳み掛けんじゃねえ! ちょっと待て、俺は……




    「おーい! 必要なアイテムと装備、そろえてきたぞー!」
    「ヒッキー! 俺たちも一緒に行くぞお!」
    「ちょっと情報通だからって俺達をなめんじゃねえぞ!」


    比企谷「っ…………!」











    なぜか俺は、言葉を発する事が出来なかった。
    クラインの仲間も来て、準備完了といった目で、こっちを見てくる。

    130 = 1 :



    クライン「そうだ! どうせなら俺達でギルドを組もうぜ! こういうのは序盤にやっとくと何かと便利なんだよ」


    比企谷「おい、ちょっと」


    クライン「団長はヒッキー、頼むな!」


    比企谷「はあ!? ろくに知らない連中をまとめられるわけねえだろ!」
     
     
    クライン「しょうがねえなぁ、じゃあ俺が団長やる。異論あるか?」


    「ないぞー」
    「仕方ねえな、やらせてやるよ」


    クライン「っという訳だ。ヒッキー、これからよろしくな!」


    いやちょっと待て、いろいろとまて、待ってください!

    131 = 1 :



    比企谷「俺は組むとは一言も……」


    クライン「さあ、いざ行かん! 俺達の戦いは始まったばかりだあ!」

    「おおおおおおおーーーー!!!!」


    俺に決定権はないのか!

























    …………ないなら、しょうがないな。









    132 = 1 :



    クライン「あれ? ヒッキー、次の町ってどう行ったらいいんだ?」
     

    比企谷「…………しかたねえな、案内してやるよ」


    クライン「……! ああ、頼んだぜ!」













    正直、他の誰かと命を預けあう仲間になるのも、怖い。


    だが、俺はこいつらと一緒に行くことにした。




    現実だと共通の話題がないから話すら続かないような連中と、俺はゲームを通して仲間になった。
    感極まって涙目になっていたのが、バレて無ければいいが。
    ばれてないよな……?




    133 = 1 :

    ここまで
    毎回感想サンクス

    134 :

    面白いから期待してまっせ

    135 :

    SAOのクロスでは珍しい展開

    136 :

    普通なら八幡はソロなのにギルド組んでもこの流れなら全然違和感ない

    137 = 88 :


    あっさりギルド組むとは思わなかったww

    139 :

    ヒロインは誰になるんだ

    140 = 87 :

    ヒッキーは押しに弱いのかね…まあ友達出来て良かったなあ

    141 = 87 :

    ヒッキーは押しに弱いのかね…まあ友達出来て良かったなあ

    142 = 87 :

    うお、連投すまん

    143 :

    ゆきのんを出せ

    144 :

    ゆきのん学校サボってゲームとかやんねーから

    145 = 116 :

    雪ノ下はあんま出して欲しくないな
    八幡との会話が原作と同じ風になっちゃって新鮮味がないし
    雪ノ下とくっついたりなんかしたら折角のクロスなのにSAO勢の出番が減りそう

    146 :

    めちゃめちゃおもろい

    147 :

    クラインは気持ちのいいやつだな

    148 = 90 :

    雪ノ下は親と姉がアレだから触れる事すらないだろうしな
    デスゲーム化してなければ発売からしばらくたった後に静ちゃんはやっただろうけど

    149 :

    他のクロスでもない珍しい展開だね!

    面倒見の良い兄貴に誘い受けされるヒキタニくん。
    ぐふ腐腐。

    150 :

    なんかもうめちゃくちゃワクワクする


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