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元スレ京太郎「高校最後の!!」 咲「春が来た!!!」
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「まぁ、先月はいろいろドタバタがありましたが……お誕生日おめでとうございます、京ちゃん。………乾杯っ!」
「乾杯!」
「……それにしても………俺も二十歳かぁ。……やべえよな? もう親の同意なしでも結婚できちまうんだぜ?」
「…もう。さすがにまだ早いよ……」
「………酒っていいな。普段言えないことでも、割とすんなり言える」
「……例えば?」
「……………咲と結婚とか…そういう将来の話とか……」
「…………京ちゃん……酔ってるね?」
「ん……酔ってるな……」
「酔ってない時に、また同じ話してね?」
「ん……頑張る」
「乾杯!」
「……それにしても………俺も二十歳かぁ。……やべえよな? もう親の同意なしでも結婚できちまうんだぜ?」
「…もう。さすがにまだ早いよ……」
「………酒っていいな。普段言えないことでも、割とすんなり言える」
「……例えば?」
「……………咲と結婚とか…そういう将来の話とか……」
「…………京ちゃん……酔ってるね?」
「ん……酔ってるな……」
「酔ってない時に、また同じ話してね?」
「ん……頑張る」
「う~ん……やっぱり二人で暮らすとなると、今の部屋じゃ狭いよねぇ…」
「だなぁ…今の家賃が俺5万、咲が6万だから…まぁ10万くらいで2部屋以上の部屋を探せばいいわけか」
「だね。…うふふ、どんな部屋があるのかなー♪」
「やっぱ引っ越しってテンション上がるよなっ!」
「ベランダがある部屋がいいな~」
「洗濯物干せるから?」
「それもあるけどさ。休日の晴れた日とかに、小さいテーブルとか出してお茶とか? ケーキとか買ってきてさ?」
「…………お茶かぁ……いいな」
「よしっ。それじゃあ部屋は部屋以上で11万以下!」
「ベランダがある部屋を探すぞっ!!」
「おーっ!!」
「それでは…かじゅの卒業とサキ、キョータローの引っ越しを祝って……乾杯っ!!」
「「「「乾杯~っ!!」」」」
「……っかーっ!! 上手い!!」
「京ちゃんさん。オッサンくさいっすよ」
「そんなこと言ったらかじゅ先輩だって……」
「ん……ん…んく………っ…ぷはぁーーーーっ!! 生おかわりっ!!」
「すっげぇ貫禄」
「あらさーだよっ!! ……いや、まだあらさーにすらなってないけど」
「うぇへへ~……お酒おかわり~…」
「淡ちゃん…それじゃ何注文してるのか分からないでしょ……ハイ、メニュー」
「ん~……この前飲んだ…あの、なんとかドライバーが飲みたいな~」
「パイルドライバー?」
「それ! すいません!! パイルドライバー一つ」
「技でもかけられたいのか?」
「う~ん……もう飲めないよぉ……」
「うぃ~………天国っす~…」
「……酒とかけまひて~~……鮭とときます……そのこころは……どちらもさけ~………」
「……かじゅ先輩。卒業しても、頑張ってくださいね」
「…咲こそ。須賀君と上手くやっていけよ? まぁ君たち二人に関してはなんの心配もしていないがな」
「…先輩としてはモモちゃんや淡ちゃんの方が心配ですか?」
「……いや、ああ見えて二人とも逞しい奴らだ。……案外私は、何の心配もしてないのかもな」
「…ふふっ。本人たちに言ってあげればいいのに……」
「恥ずかしいじゃないか」
「くっそぉ……安く買いたたきやがって……」
「まぁ、仕方ないよね。冷蔵庫や電子レンジが二つあっても邪魔なだけだし、お金貰えただけでもお得だと思わないと」
「まぁな~」
「というわけで……これで引っ越しの準備がすべて終わりましたね、京ちゃん」
「だな」
「……すっごい心臓ドキドキしてる……この、もう後に戻れない感じがやばいね…。……怖いわけじゃないけど……」
「実は俺も…。………まぁ大丈夫だろ。すぐに慣れるって………多分」
「……お風呂沸いたぞ~」
「は~い……………どっちが先に入る?」
「……………………」
「……………………」
「の、覗かないでよね?」
「覗かねえっての」
「ほ、ホントに? 覗いたら怒るからね?」
「覗かねえっての」
「……ふぅ~…さっぱりした」
「今日はちゃんと覗かなかったぞ」
「何ちゃっかり次から覗く宣言してくれちゃってるの?」
「バレたか。んじゃ俺も風呂入ってくるわ」
「は~い」
「………何覗いてんだよ」
「ゆ、湯加減とかどうかなと思って!!」
「……それじゃあ、おやすみなさい」
「ん、おやすみ」
「……京ちゃん、まだ起きてる?」
「……起きてる」
「………早く寝なよ」
「お前が言うな」
「………そっち行ってもいい?」
「……………ん」
「…………お邪魔しまーす」
・
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「……やべぇな。もう外が明るい」
「………………何時間くらいキスしてたんだろう……ねぇ? 京ちゃん」
「……………6時間くらい?」
「………桜……綺麗だねぇ」
「………綺麗だな、本当に」
「お酒も美味しいね」
「ん……そうだな」
「…………さ………」
「さ?」
「………桜も綺麗だけど………………その……さ、咲の方が………」
「…………………………」
「えっと…………その………綺麗っつーか……可愛いっつーか…えっと……」
「……ふふっ、ヘタレの京ちゃんにしてはよく頑張りました。………ありがとうね? 京ちゃん。」
「…もうヘタレは卒業したと思ったのに……来年は詰まらずに言ってやるからな?」
「ホントに? 期待しちゃうからね?」
「うむ。存分に期待してくれ」
「京ちゃん」
「ん?」
「京ちゃんってそういうところ……可愛いよね」
「……そこは嘘でもかっこいいって言って欲しかった」
「ダメダメ。嘘になってないもん」
「………………お前なんかズルイ」
「そうかな?」
「………ん? あれ、キョータローだ………薬局? 何の用だろ?」
「っすね。それもわざわざこんな遠くの薬局まで……」
「おーい、キョータロー!!」
「京ちゃんさ~ん」
「げっ、モモと淡!?」
「『げっ』てなにさ、『げっ』て。キョータローと咲のラブラブスイートパラダイスラブラブホームってこの辺だっけ?」
「変な言い方すんな! つかラブが多いわっ!!」
「こんな遠くの薬局まで何の用っすか? あ、もしかしてバイト帰りとか?」
「……そ、そうそう! バイト先がこの辺だからその帰りに……」
「へぇ~? ……ちなみになに買ったの? 見せて見せて~」
「あ、こら勝手に……っ!?」
「……………えっと……うん。なんかごめんね?」
「…………その………申し訳ないっす……」
「……………うん……気にすんな。……ちなみにバイト帰りってのは嘘だ。……知り合いとかに見られたくなかっただけ……」
「…それは……マジで悪いことしたっすね」
「…………その……今晩? 頑張ってね?」
「……………うん……」
「…………冬休みの間にかなり進んだみたいっすねぇ」
「だねぇ」
前回はしくじったが、今回はやらせんぞ>>1wwwwww
「今日の晩御飯、何がいい?」
「なんでもいい。強いて言うなら豚のしょうが焼きとキャベツの千切り…あとは豆腐とかかなぁ」
「全然なんでもよくないじゃん……しょうが焼きね。お酒は?」
「う~ん……今日は遠慮しとこう」
「ふむふむ……私は一杯だけ飲んじゃおうかな」
「……そっか。…それじゃ、俺も一杯だけ」
(何もない日に酒買うってことは……さてはダイエットに成功したな? そうやって痩せたらすぐ飲むからあんま体重減らないんだぜ?」
「途中から声に出てるからね?」
「しまった!?」
というわけで今回はここまで!!
ぐぬぬ……>>861がギリギリで滑り込んできやがりましたか。
チャンスはあと7回かな? それまでにステルス成功はなるのか!?
京咲もようやく同棲編に入りました。
あとはひたすらダラダラいちゃいちゃするだけですな。
それでは、おやすみなさい。
ぐぬぬ……>>861がギリギリで滑り込んできやがりましたか。
チャンスはあと7回かな? それまでにステルス成功はなるのか!?
京咲もようやく同棲編に入りました。
あとはひたすらダラダラいちゃいちゃするだけですな。
それでは、おやすみなさい。
うっひひ、こんばんわ。
この時間のステルスは勝敗(?)がはっきりわかっていいですよね。
さて、日付が変わるまでに私が見つけられるかな?
もし見つけられたら、時間があるときにでも京咲で短いスレ立てよう。
それでは、ステルスいくよん。
この時間のステルスは勝敗(?)がはっきりわかっていいですよね。
さて、日付が変わるまでに私が見つけられるかな?
もし見つけられたら、時間があるときにでも京咲で短いスレ立てよう。
それでは、ステルスいくよん。
「あ、ウナギ……もうそんな時期なんだねぇ」
「ウナギだなぁ。まぁ実際の旬は冬らしいけど」
「ウナギの蒲焼き…おいしいよねぇ……。うな丼にしてもいいし………ふふふ…ジュルリ…」
「だな。お金に余裕が出来たら買うか……」
「え………?」
「…なんだよ、その顔は」
「食べないの……? ウナギ」
「今日はね。高いし」
「う…ウナギだよ? 夏バテ防止にもなるよ?」
「また今度な」
「か…各種ビタミンやカルシウム、タンパク質や鉄分も豊富だよ!?」
「だからどうしたよ……」
「ぐぬぬ……」
「どうした~? もう終わりかぁ~?」
(く…お金に関しては頑固者な京ちゃんめ……。でも、もう私の頭の中はウナギ一色……どうしても食べたい………)
「………よ……」
「よ?」
「………夜に……その…『アレ』が元気にな」
「すみません。ウナギ二尾ください」
「ウナギだなぁ。まぁ実際の旬は冬らしいけど」
「ウナギの蒲焼き…おいしいよねぇ……。うな丼にしてもいいし………ふふふ…ジュルリ…」
「だな。お金に余裕が出来たら買うか……」
「え………?」
「…なんだよ、その顔は」
「食べないの……? ウナギ」
「今日はね。高いし」
「う…ウナギだよ? 夏バテ防止にもなるよ?」
「また今度な」
「か…各種ビタミンやカルシウム、タンパク質や鉄分も豊富だよ!?」
「だからどうしたよ……」
「ぐぬぬ……」
「どうした~? もう終わりかぁ~?」
(く…お金に関しては頑固者な京ちゃんめ……。でも、もう私の頭の中はウナギ一色……どうしても食べたい………)
「………よ……」
「よ?」
「………夜に……その…『アレ』が元気にな」
「すみません。ウナギ二尾ください」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"~~~~……やっぱ夏はエアコンより扇風機だよなぁ……」
「ちょっと~。首こっちにも回してよ~」
「え~? 首回すくらいならエアコン付けようぜ?」
「ダメダメ。エアコンの出番はもっと暑くなってからでしょ? 首回すよ?」
「回さなくたって、咲がこっちくればいいだろ?」
「…………しょうがないなぁ……足の間空けて」
「ん…あいよ」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"~~~~」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"~~~~」
「いやぁ~。悪いっすね、京ちゃんさん。朝から荷物持ち手伝って貰っちゃって」
「暇だったし気にすんなって。重いもん運ぶのは慣れてるしな」
「咲ちゃんさんにも悪いことしちゃったっすね。京ちゃんさん勝手に借りちゃって」
「多分大丈夫だろ。あいつまだ寝てたし」
「そうなんすか? 案外寝坊助さんなんすね」
「まぁ昨日は激s……疲れてたみたいだからな。……だから帰るついでにサンドイッチの材料でも買っていこうと思ってる。ちょっと遅めの朝食用に」
「なるほど、いわゆるブランチってやつっすね。んじゃあ今からスーパーに直行っすか?」
「そのつもり」
「材料くらいなら私が奢るっスよ? 荷物持ち手伝ってもらったお礼に」
「いいのか? なんか悪いな」
「お気になさらずっす」
「ただいま」
「あ、おかえり。どこいってたの?」
「モモに重い荷物運ぶの手伝ってくれって言われてな。ついでに朝飯の材料も買ってきた」
「なるほど。じゃあ今日の朝ごはんは京ちゃんに任せちゃおうっ!」
「もうほとんど昼だけどな。何時に起きたんだ」
「20分くらい前? ほんとにさっき起きたとこ」
「そっか。んじゃまぁ作るからテレビでも見ながら待っててくれ」
「はーい」
「…………はぁ…。今頃京ちゃんは長野で免許かぁ……嫁田君も一緒って言ってたよね…」
「2週間くらいって言ってたっけ? ……それまで寂しいなぁ……」
「……京ちゃん、今頃なにしてるんだろう……」
「……っはぁ~~~~~~~……」
「どうした。そんな溜息ついて」
「咲に会いたい……」
「……お前、最近ホント正直になったよな。高校までのヘタレっぷりが嘘みたいだぜ」
「あぁ………咲に会いたい………咲ぃ……」
「ホントにそう思ってんなら、学科も実技も一度も落とさずに最速で卒業するこったな」
「そうだな……よし、頑張ろう!!」
「その意気だ」
「……今日は京ちゃんが免許合宿から帰ってくる日だ……」
「ご飯も作った! お風呂も沸かした! その……布団の準備も……オッケー」
「………まだかな…まだかぁ……」
「ただいまっ!! 咲っ!!」
「!? おかえり京ちゃ…わぷっ!?」
「っはーーーっ!! 咲だ咲だ咲だぁ!!! 咲だぁ~……はぁ、ようやく帰ってこれたぁ……」
「ちょっ……はな…しな…さいっ!」
「お、いい匂い! もしかしてもうご飯できてたりする?」
「うぅぅ……はぁ~~なぁ~~せぇ~~~~……」
「おっとと、悪い悪い。久しぶりに会って、ついテンション上がっちまった」
「もう、まったく! 京ちゃんは京ちゃんなんだから……」
「たはは…ごめんって」
「ただいま、咲」
「おかえりなさい、京ちゃん」
「……なんとなく京ちゃんの部屋を掃除してたら、エッチな本を見つけてしまった」
「……本来なら怒ったりするとこなのかもしれないけど……私は心の器が大きいので、少しくらいなら見逃してあげましょう…」
「何よりすっごい埃かぶってるし……もうずっと手を付けてない感じだしね」
「……そういや昔集めたエロ本たち…最近読んでないな」
「ついに俺も、拾う側から捨てる側になる時がきたってことかね」
「……雨に濡れたり、中に虫が入ってたりしたら拾う方もショックだろうし…袋にでも入れてこっそり捨てにいくか」
「……あ、迎えに来てくれたんだ」
「ん。まだ明るいとはいえ、結構遅い時間だしな」
「もう。そんな心配しなくても大丈夫だよ? 子供じゃないんだから」
「子供だからじゃなくて、お姫様だから迎えに来てんだよ」
「ふふっ…なにそれ? どういう意味?」
「さあね」
「……高校でさ? 初めて部室に入った時もそんなこと言ってたよね? 覚えてる?」
「『ようこそお姫様』……ってな」
「『なにが姫だ』……やっぱり覚えてるんだ」
「当たり前だろ? その後のプラマイ0まで含め………あ、そうだ」
「? 何かな? 京ちゃん」
「ん、いや…ちょっとな」
「?」
「ふ~、到着っと。…お腹も空いたけど…汗かいたし、まずはお風呂に入ろ…」
「あ、咲。ちょっとだけストップ」
「? どうしたの? 京ちゃ…」
「なんてな?」
「………ふふ、なるほどね? ………うむ、苦しゅうないぞよ?」
「…くくっ。…まずは湯浴みになさいますか? それとも、やっぱ先に飯食う?」
「まずはお風呂……って、そこは最後まで頑張ろうよ……」
今日はこんな感じで。
残念ながらステルスが見つかってしまったので、>>879『初デート』で京咲スレ建てます。そのうち。時間ができたら。
短いスレになると思うけどね。
大学編もあと6回。
なんとかこのスレだけで収まりそうですね。
それでは、おやすみなさい。
一度でいいからステルス成功させたいなぁ……。
残念ながらステルスが見つかってしまったので、>>879『初デート』で京咲スレ建てます。そのうち。時間ができたら。
短いスレになると思うけどね。
大学編もあと6回。
なんとかこのスレだけで収まりそうですね。
それでは、おやすみなさい。
一度でいいからステルス成功させたいなぁ……。
乙です
初デートの頭に(結婚後)ってつけてやるのかと思ったわ
専ブラにステルスとかSOA
初デートの頭に(結婚後)ってつけてやるのかと思ったわ
専ブラにステルスとかSOA
おつ(´ω`)おつ
プロポーズの瞬間を見てみたいなーなんて呟いてみたりして
プロポーズの瞬間を見てみたいなーなんて呟いてみたりして
お久しぶりです、こんばんわ。
これからは時間の余裕が増えるので、短いスパンで投下していきたいです。
前回と同じように、最初にステルス見破った人は、なんかお題くれたらスレ建てて書くかもですよ~。
日付が変わったらボクの勝ちね。
というわけで、ステルス開始!!
これからは時間の余裕が増えるので、短いスパンで投下していきたいです。
前回と同じように、最初にステルス見破った人は、なんかお題くれたらスレ建てて書くかもですよ~。
日付が変わったらボクの勝ちね。
というわけで、ステルス開始!!
「そろそろインカレの時期だね! 今年こそは私達が勝つよ! サキ、モモ!!」
「っすね! 今年こそは優勝いただきっすよ! 京ちゃんさん、ロンっす」
「今年は私も暴れちゃうよ! 昨年は福路さんと穏乃ちゃんのコンビに上手く抑えられちゃったからね。相性が悪すぎたよ…」
「私も! 去年稼げなかった分まで今年は稼ぐよ! ダブルリーチ」
「去年はアワちゃんさん以上に、ヤーさんが大暴れしてたっすからねぇ。まさかハネ満4回も和了って稼ぎ負けるなんて誰も思わないっすよ」
「ヤーさん? …あぁ、ガイトのことね。カン、ツモ。嶺上開花ダブリードラ4」
「む……まぁいいや。それにしても、去年の辻垣内さんは怖かったねぇ。会場の外までピリピリした雰囲気が伝わってきてたもん」
「あと、モモがノドカと当てられちゃったのもキツかったね」
「おっぱいさんマジ苦手っす。弓の人の次くらいに苦手っす。………弓の人には勝てる気しないっすからね、名前的にも」
「その辺はもうチーム単位での作戦負けだよね。去年の和ちゃんの配置なんて、完全にモモちゃん狙い撃ちでしょ。…あ、京ちゃんそれカン。ツモ、嶺上開花」
「あ、京ちゃんさん。インカレは嶺上開花での責任払いは無いんすよ」
「そうそう。点棒多すぎ」
「今年はどんなメンバーになるんだろうね」
「かじゅが抜けた穴は大きいからねぇ」
「リーチっす。やっぱ先輩は偉大っすね」
「まぁ、シローズがいないのは楽だけどね。鎖ジャラジャラは、いろいろ考えさせられてめんどくさい」
「あ、京ちゃんさん。それロンっす」
「さっきからさぁ。呼吸するように俺から毟るのやめない?」
「そんなこと言っても……」
「京ちゃんさんが振り込んでくるんすもん」
「私はツモでしか和了ってないからセーフだよね?」
「そうだな。俺が親じゃない時に和了ってくれてたらセーフだな」
「咲ちゃんさんの手って、ちっちゃいっすよね」
「え、そう? 普通くらいだと思うけど…」
「どうなんだろうね? ちょっと比べてみようよ!」
「そうっすね」
「まずは第一試合! モモvsサキ!!」
「試合なんだ……ま、いいけど」
「んじゃ、手出してくださいっス」
「ん……。……ホントだ。モモちゃんの方が手、大きいや」
「ふむふむ…なるほど……一回戦は私の勝ちっすね」
「おっけー。じゃあ次は私vsサキね」
「サキちゃんさんが勝ったら私が優勝。負けたら私とアワちゃんさんで決勝戦っすね」
「そういうことだね。それじゃあ………負けた」
「ふむふむ…分かった分かった」
「何が?」
「何でもないよ? …それじゃあ、私とモモの決勝戦だね」
「望むところっすよ!」
「……というわけで。咲ちゃんさんの指は、このくらいの大きさだったっす」
「ふむふむ…ちょっと巻尺当てていいか?」
「どうぞどうぞ。ただ、私よりもアワちゃんさんの方が大きさは近かったと思うっす」
「そうだね」
「そう? んじゃ、淡の指の太さを参考にした方がいい感じか?」
「そうっすね…………でも、なんで中指なんすか? それも右手の」
「右手の中指の指輪って、厄除けとか、ひらめき。もっと直接的に言うと、ギャンブル運の向上とかの意味があるらしいんだ」
「へぇ~? 薬指じゃなくていいの?」
「…………それはもう少し後で、だな。……大きさも自分で確かめたいし」
「ヒューヒュー」
「ヒューヒュー」
「茶化すな」
「じゃんけんで勝った方が洗濯物を干すことにしない?」
「よしきた……ジャン! ケン!」
「ポン!! ……あいこかぁ」
「あいこだな」
「それじゃあ、二人で半分ずつ干そっか」
「そうするか」
「京ちゃん、ハンガー取って」
「あいよ。バスタオルここに干すぞ?」
「いいよ~。たこ足たこ足っと……」
「下着も俺が干していいのか?」
「……サイズ見られたくないから、私がやる」
「んじゃ、場所チェンジで」
「ん」
「バイトのメンバーで飲み会することになったから、明後日は晩御飯いらないや」
「………女の子もいるの?」
「……まぁ、いるけど……」
「……かわいい?」
「平均以上、咲未満」
「………私、そこまで可愛くないでしょ」
「俺の主観だからな」
「…うぅ~……」
「どした?」
「……その……あまり、私以外の女の子と仲良くしてほしくない……かなって……」
「地味に独占欲強いよな、咲は。自分以外が嶺上牌ツモるのも嫌がるし」
「……ごめん……面倒くさいよね?」
「普通はそう思うんだろうけどな。むしろ愛されてて嬉しいなぁと思っちまう辺り…俺も実はかなり面倒くさい奴なのかもしれん」
「……出来るだけ、早めに帰ってきてね」
「ん。約束する」
「ただいま」
「……さすがに早すぎない? こう、日付が変わる前には帰ってきてね…くらいのニュアンスだったんだけど」
「最初は俺もそのつもりだったんだけどな。むしろ咲が一人なのが心配で、先に帰らせてもらった」
「昔は一人暮らししてたんだから、そんな心配することでもないでしょ? …私が言うなって感じだけど……付き合い悪いと嫌われちゃうよ?」
「二次会は自由参加だからセーフ」
「まぁ…それならいいけど……。ちゃんと戸締りはしとくし、次からはもう少し遅くても大丈夫だよ?」
「だから言ったろ? 俺も面倒くさい奴なのかもって。……咲が一人なのが嫌なの」
「…それで愛されてて嬉しいなぁって思っちゃうあたり…やっぱ私も面倒くさい女なのかな」
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