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元スレ京太郎「高校最後の!!」 咲「春が来た!!!」
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「キョウタローの新しいバイト、プールの監視員なんだってね」
「期間限定っすからね。掛け持ちには持って来いっす」
「というわけで、みんなでキョウタローのいるプールにいかない?」
「え…えぇ~? 私も?」
「咲ちゃんさんが行かないと話にならないっすよ」
「それに、須賀君が他の女に鼻の下を伸ばしてないか……彼女としては気になるところだろう?」
「そ…それはそうですけど……」
「よっし、決まり!! 今度の部活休みの日、みんなでプールだよっ!!」
「……お、咲にモモに淡にかじゅ先輩。……そういや、今日は部活休みって咲が言ってたな」
「……おぉ~……京ちゃんさん……なかなかやるっすね……」
「……須賀君。なんというか……鍛えてるんだな……」
「強そ~。毎日筋トレしてるの?」
「三日に一回くらいだよね? 京ちゃん」
「おう。超回復っつってな、毎日するよりも一日か二日空けて筋トレした方が筋肉は付きやすいんだ」
「………なんでサキが知ってるの?」
「………………」
「………………」
「ふぅ~…今日はいっぱい遊んだね!! 京ちゃん!!」
「いや、お前らは遊んでたけど、俺はずっと監視してたからな? まぁたまに泳いだりもしたけど」
「またみんなで行ってもいい? 京ちゃんがバイトしてる時に」
「……出来ればやめてほしい」
「え!? なんで!?」
「……まぁ、いろいろ」
「……まさか………浮気じゃないよね?」
「それは絶対にない」
「じゃあなんで!?」
「……水着を着たお前がいると……その……あんまバイト集中できねーんだよ………」
「………………ぇぅ……」
「期間限定っすからね。掛け持ちには持って来いっす」
「というわけで、みんなでキョウタローのいるプールにいかない?」
「え…えぇ~? 私も?」
「咲ちゃんさんが行かないと話にならないっすよ」
「それに、須賀君が他の女に鼻の下を伸ばしてないか……彼女としては気になるところだろう?」
「そ…それはそうですけど……」
「よっし、決まり!! 今度の部活休みの日、みんなでプールだよっ!!」
「……お、咲にモモに淡にかじゅ先輩。……そういや、今日は部活休みって咲が言ってたな」
「……おぉ~……京ちゃんさん……なかなかやるっすね……」
「……須賀君。なんというか……鍛えてるんだな……」
「強そ~。毎日筋トレしてるの?」
「三日に一回くらいだよね? 京ちゃん」
「おう。超回復っつってな、毎日するよりも一日か二日空けて筋トレした方が筋肉は付きやすいんだ」
「………なんでサキが知ってるの?」
「………………」
「………………」
「ふぅ~…今日はいっぱい遊んだね!! 京ちゃん!!」
「いや、お前らは遊んでたけど、俺はずっと監視してたからな? まぁたまに泳いだりもしたけど」
「またみんなで行ってもいい? 京ちゃんがバイトしてる時に」
「……出来ればやめてほしい」
「え!? なんで!?」
「……まぁ、いろいろ」
「……まさか………浮気じゃないよね?」
「それは絶対にない」
「じゃあなんで!?」
「……水着を着たお前がいると……その……あんまバイト集中できねーんだよ………」
「………………ぇぅ……」
「ふぃ~…やられたぁ。これぞまさしくゲリラ豪雨だな……」
「服もビショビショだ……冷てぇ。さっさと着替えて………ん? 部屋の鍵が開いてる………咲かな?」
「お~い、咲~。いるの……か…………」
「…………………え?」
「…………………え?」
「…………ぁ………あ………」
「……えっと…………咲。……お前も、雨にやられ………」
「………………きゃ……」
「きゃぁあああぁあぁああぁあぁあぁああっ!!!!」
「ありがとうございまヘブゥっ!!!」
「着替えを見たことは……まぁよしとしましょう。京ちゃん家の合鍵を持ってるからって、勝手に入った私に責任があるからね」
「…………ソウデスネ」
「………で。…そのあとの『ありがとうございました』って何?」
「…………スミマセン」
「……あとさぁ? こういうのって、普通は見た後すぐに目を逸らすとか、目を瞑るとか、ドアを閉めるとかしない? なんかじっくり見られたけど」
「………………」
「ねぇ、なんで無言? 言い訳があるなら聞くけど?」
「…………咲の下着姿を、もっと見ていたかったからです……」
「………………………それで許されると思う?」
「………思わないです」
「ふん! まったく……京ちゃんはダメダメの変態さんなんだから!!」
「見たいって言ってくれれば………普通に見せてあげるのに………」
乙!
友達連中はおおよそ感付かれてそうだねぇ
実際より誇張されてるのは間違いないがww
友達連中はおおよそ感付かれてそうだねぇ
実際より誇張されてるのは間違いないがww
こんばんわ。
へっへへ、投下間隔をずらすことによるステルスだぜ。
最近は一か月ごとの投下がデフォになってるから、きっとこの時期は油断してるはず。
というわけで、ステルスステルスぅ!!
もし見つけられたら、京咲に一つ大人の階段を登らせてやるよぉ!!
以下、分かる人にだけ分かる独り言。
やっぱエレミシャ最高やな。
エレフは妹バカワイイ。
ミーシャは兄バカワイイ。
へっへへ、投下間隔をずらすことによるステルスだぜ。
最近は一か月ごとの投下がデフォになってるから、きっとこの時期は油断してるはず。
というわけで、ステルスステルスぅ!!
もし見つけられたら、京咲に一つ大人の階段を登らせてやるよぉ!!
以下、分かる人にだけ分かる独り言。
やっぱエレミシャ最高やな。
エレフは妹バカワイイ。
ミーシャは兄バカワイイ。
「キョータロー。昨日借りたお金、返しにきたよ~。……む? なんかいい匂いがするねぇ」
「お、淡。今ちょうどコーヒー淹れたとこなんだ。飲んでくか?」
「お、ナイスタイミング!! 飲む飲む~」
「あいよ。んじゃ、適当に上がってくれ」
「おっじゃまっしま~す」
「…………………」
「はいよ。牛乳も置いとくぞ?」
「……ねぇ、キョータロー?」
「ん? 何? 砂糖ならその瓶の中に……」
「あの可愛いコーヒーカップ、キョータローの?」
「え? ……………あっ!? ………うん……俺の俺の」
「………あの、一つだけ明らかにちっちゃいお茶碗は?」
「も……勿論俺のだぞ?」
「この、花柄ピンクの可愛らしいお箸は?」
「と、当然俺のに決まってるだろ?」
「ふ~ん?」
(……全部咲のだけど……なんとか誤魔化せたか……?)
「サキのものは全部キョウタローのものなんだね!」
「全然誤魔化せてなかったぁーーーーーっ!!!!」
「ゼミの選択……どうしよっかなぁ……」
「ん? 咲、まだ決めてなかったのか?」
「あ、京ちゃん。京ちゃんはもう決めたの?」
「ん、一応な。つか多分咲だけだぞ? 決まってないの」
「え~? どうしよう……要は卒論で何を書くかだよね? ……京ちゃんはもう決めてるの?」
「まだ具体的なことは決めてないけどな……統計とか、市場調査とかを卒論に組み込みたいってのはあるな。地道な作業は嫌いじゃないし、数値化したデータさえあれば頭悪くてもそれなりの形のものはできるだろうし」
「なるほど……そういう考え方もあるのかぁ……」
「俺の場合はな。咲なんかなら、麻雀での経験とか生かして書けばいいんじゃねえの?」
「ん~……日常生活における習慣が、緊張状態からのリラックスに与える影響とか?」
「ほう。具体的には?」
「靴下を脱いだら、牌がよく見えるようになりま」
「お前だけだ」
「さらに、引きたい牌が引きやすくなり」
「お前だけだ」
「結局京ちゃんとは違うゼミになっちゃったよ。……男の人とかもいるけど、大丈夫だよね?」
「はい、じゃあ次は宮永さん。軽い自己紹介をお願いします」
「あ、はい。えっと…宮永咲です。えっと……文学部で、部活は麻雀部に所属しています。あと……あ、出身は長野県で……えとえと…趣味は読書です。えっと……よろしくおねがいします!!」
「はい。ありがとうございます。何か宮永さんに質問などありましたら、どうぞ」
「はい! 質問いいですか?」
「あ、はい」
(う~…インターハイのこととか聞かれたら嫌だなぁ。なんか一部では魔王とか言われてるらしいし……私そんなんじゃないのに………)
「学内でいつも一緒にいる、金髪の男の子とはどういう関係ですか!?」
「え……ぇえっ!? えっと……京ちゃんのこと………ですか?」
「かな? 身長の高い男の子ならそうです。…へぇ~、京ちゃんっていうんだ」
「あ、俺からも質問! 京ちゃんの本名はなんて言うんですか?」
「えっと……あの……須賀京太郎……君…です」
「須賀君とは付き合ってるんですか?」
「えっと…えっと……………はい、一応ですけど……」
「いつから!? いつから付き合ってるんですか!?」
「あの………だ、大学入学とほぼ同時……です……」
(な…なんで京ちゃんのこと、みんな知ってるの!?)
「お~い、咲~。一緒に帰…………ん? なんかみんながこっちを見てる……嫌な予感が………」
「あ、京ちゃん来たよ! 咲ちゃん!!」
「ホントに迎えに来たなぁ。つか、近くで見るとでけぇ!!」
「えっと……ごめんね? 京ちゃん。自己紹介の時に質問されて……ついうっかり……」
「あ~……まぁ、気にすんな。こっちも似たようなもんだったから」
「ねぇ須賀君!! その金髪、地毛ってホント!?」
「え……まぁ。ガキのころからずっとこの色だな」
「つか身長なんぼよ。180は超えてんだろ?」
「確か……一番最近測った時で、183にギリ届かねえくらいだったな」
「でかい!! なんで麻雀やめちゃったの?」
「ん? 部活入ってないってだけで、今でも普通に打つぞ? ……全然勝てないけどな!」
「へぇ~」
「……そろそろ帰っていい?」
「あ、どうぞどうぞ。また話聞かせてね」
「おう。んじゃ、行こうぜ。咲」
「あ、は~い」
「いやぁ、こっちのゼミでも咲のことばっか訊かれてさぁ……」
「なんでだろうねぇ。学校内ではあんまり二人きりにならないようにしてるはずなのに………」
「ナチュラルにイチャつきだしたぞ」
「ナチュラルにイチャつきだしたね」
「ん…鍵が開いてる。咲、来てるのか」
「あ、京ちゃん。お帰りなさい」
「ん。ただいま」
「……………なんというか……これはちょっと恥ずかしいね」
「………だな」
「……でも、今のうちに慣れとくのも悪くないかもな」
「えっ!? ……あの…それって、どういう……」
「…………ごめん、なんでもない……。…………さ、それより早くごはん食べようぜ!!」
「……………ヘタレ……」
「……………ウルセッ」
「ねぇ。図書館行かない? 読書の秋だし」
「いいけど……学校の? それとも市民図書館?」
「う~ん……学校の方で!!」
「あいよ」
「……そういえば。どうして読書の秋っていうんだ? 本なんて一年中読めるのに」
「知らないの? 京ちゃん」
「知らないなぁ」
「『晴耕雨読』って言葉があるでしょ? 秋は台風が多いから、家の中で本を読む時間が必然的に増えるんだよ? だから読書の秋」
「あ、なるほどなぁ。そういうことだったのか」
「まぁ、ウソなんだけどね」
「………ホントに?」
「ホントにウソです」
※ホントに嘘です。
「咲ちゃんさん……誕生日おめでとうっす!!!」
「おめでと~~~~~っ!!! サキも20歳!! ついにお酒タバコ解禁だね!!!」
「ありがとっ! タバコは吸わないけどね」
「おめでとう、咲。今日は酒を買ってきてあるんだ。明日は部活も休みだし、後でモモと私と三人で飲まないか?」
「あっ、ずるーい!!! 私だって実力で言えば大学100回生なんだから、実質20歳みたいなものでしょ!?」
「須賀君だって我慢しているんだ。淡も我慢しろ。あと二か月の辛抱だ」
「キョータローだってお酒飲みたいよね!?」
「まぁ、飲みたくないと言えば嘘になるけどな。ここまで我慢してきたんだから、20までは我慢してみようと」
「ぐぬぬ……4対1……これがホントに四面楚歌ってやつだね……」
「淡ってたまに難しい言葉知ってるよな」
「えっへん!」
「……えへへ~……京ちゃんが三人もいる~~~……幸せぇ~~~」
「……酔ってるのか?」
「酔ってないよぉ~~~? えっへへ~……きょーちゃん好きぃ~~…」
「はいはい。俺も好きですよ」
「えへ~。酔ってにゃいよぉ?」
「訊いてねえよ。だいたい、初酒なのに飲み過ぎだっての」
「酔ってなぁ~いっ。だぁいじょぶっ!」
「大丈夫じゃないやつは決まってそう言うんだよ。……これ、一人で家に帰すのも危ないよなぁ……」
「え? にゃに? 私のこと好きってぇ~?」
「はいはい。好きですよ」
「……んふふ~。嬉しっ♪」
「……………………………なぁ。今日は一人で家に帰るの危ないだろ。俺ん家、泊まってくか?」
「んぇ~? いいのぉ~?」
「全然大丈夫。だから泊まってけ」
「……はぁ~い。お世話になりまぁ~す」
「京ちゃんの布団だぁ~…。あったかぁい………きょーちゃんの匂いがするー」
「今日はそれ使っていいから、水飲んで寝ろ。ほれ、水」
「ん……コクコク……プハァ………ん~? きょーちゃんはどこでねるの~?」
「冬用の毛布に包まって寝るから大丈夫だよ」
「? なんで布団で寝ないのぉ?」
「お前が使ってるからだろうが」
「一緒に寝よ~よ~? 入って入って~」
「…………………」
「……入って入って~」
「………さっきから、咲が酒でヤバイことに………」
「……ほらほら。早く早く~」
「………しょ、しょうがねぇなぁ。そこまで言うんだったら…………えっと、お邪魔します」
「どうぞどうぞ~。……へへっ、きょーちゃんあったか~い」
「……………ほら。さっさと寝ろ」
「んにゅ……おやすみなさぁい………」
「…………むにゃむにゃ……」
「…………………」
「……きょうちゃん………しゅきぃ………」
「…………………」
「えへへ~………むにゃむにゃ……」
「……はぁ……。……ここで手が出せないから、ヘタレ扱いされるんだろうなぁ………」
「………付き合ってるんだし………キスくらいなら……許されるよな…………?」
咲ちゃんのステータスが更新されました!
・咲ちゃんの年齢が上がった(New!!)。
AGE:19→AGE:20 ↑UP!!
・咲ちゃんが法律上、親の同意もなく結婚出来るようになった(New!!)。
みたいな感じで、今日はここまで~。
少し大人の階段を上がって、同じ布団で寝る(深い意味はない)まで行きました。
咲ちゃんは本当に酒に弱いのか……それは神のみぞ知る。
というわけで、おやすみなさい。
以下、分かる人にだけ分かる独り言2。
トリプルミーミング…まだ活動続いてたのね…。
・咲ちゃんの年齢が上がった(New!!)。
AGE:19→AGE:20 ↑UP!!
・咲ちゃんが法律上、親の同意もなく結婚出来るようになった(New!!)。
みたいな感じで、今日はここまで~。
少し大人の階段を上がって、同じ布団で寝る(深い意味はない)まで行きました。
咲ちゃんは本当に酒に弱いのか……それは神のみぞ知る。
というわけで、おやすみなさい。
以下、分かる人にだけ分かる独り言2。
トリプルミーミング…まだ活動続いてたのね…。
おつ!2828が止まらん
大人の階段登った(1段目に足をかけ手すりに掴まったくらい)
大人の階段登った(1段目に足をかけ手すりに掴まったくらい)
「うぇへへ~……天と地が私を中心に回ってるよぉ~……宇宙の法則が乱れる~……」
「誕生日だからって飲み過ぎだっての……ってちょっ!? 淡!?」
「あづい……あづいぃ…」
「し、失礼します!!!」
「ちょ、淡!! 服脱ぐな!! 須賀君はとりあえず部屋の外に……って、もういないっ!?」
「あつい……超新星爆発ぅ……」
「淡ちゃんさん……お酒弱すぎっすよ……」
「うちゅ~てんち~よがりきりょ~…こうふくぐんま~ご~らいしょこぉ~……」
「淡ちゃん! とりあえずお水と服!!」
「うぇ~…ゴクゴクゴク………ぷはぁ~……」
「京ちゃん。とりあえず外をぶらついとくそうです。淡ちゃんが落ち着いたら連絡してくれって……」
「そうか。なんというか…悪いことをしたな」
「あづぃ~、服いらにゃ~い」
「あ、もぉ~!! せっかく着せたのに……」
「最悪、ここでみんな泊まっていくということも考えないとダメっすね」
「はぁ~……京ちゃん、どこかで寒さを凌げてたらいいんだけど……」
「……はぁ……まったく、淡のやつ……チンチクリンのくせしてなんて凶悪なおっぱいしてやがるんだ……」
「…家に帰っても咲はいないし……コーヒーでも買って適当にぶらついとくか」
「……寒いなぁ………」
「うぅ……キョウタロ~…昨日はごめん」
「ん、気にするな……って、かなりしんどそうだな。二日酔いか?」
「多分………。お酒飲み過ぎた……」
「淡は酒弱いんだな」
「うん……サキやモモは平気そうだったのに……かじゅなんてピンピンしてたし……」
「そうか…俺も酒飲むときは気を付けよう……………ん?」
(あれ? この前は咲、酒弱かった気がするんだが………)
「うむむ……これがかじゅの最後の誕生日になると思うと、こう…来るものがあるね」
「変な言い方するな。大学生としての誕生日って話だろ?」
「せ、先輩が留年すれば来年も再来年も………」
「モモ……気持ちは嬉しいが、私にもメンツというものがあるからな」
「はぁ…もうこの大学に入って二年になるんですね……。時の流れの速さが怖い……」
「4年なんてあっという間だぞ? 残り二年、須賀君と有意義に過ごしてくれ」
「はい……って、京ちゃんは関係ないですよね!?」
「そういえば、先輩はもう就職は決まってるんですか?」
「ん? あぁ。一番の大本命とは行かなかったが、夏の内に内定は貰ったよ」
「へぇ~? どんな仕事?」
「ネト麻での代打ち。レートを上げたい人のアカウントを借りてひたすら打つだけの仕事だ」
「ウソっ!? そんな仕事あるの!?」
「あるわけないだろ。勿論嘘だ」
「…………………ジトー……」
「な、なんだよその目は……」
「最近、先輩が淡ちゃんさんをからかうのが楽しそうで何よりっすよ」
「…………思えば、もうクリスマスだなんて……時の流れはあっという間だねぇ」
「正確には、クリスマスイブだけどな」
「もう日を越したからクリスマスだよ?」
「……ホントだな。気付かなかった」
「………初めて来たけど……改めてよくみてみると、なんというか……普通にいいところだよね」
「……だなぁ」
「……タオルが血塗れ。シーツにもかなり付いちゃってるね」
「……やっぱ、ホントは痛かったんじゃ……?」
「京ちゃんが思ってるほどじゃないよ? ……ただ、ここまで血が出るとは私も思わなかった」
「…まぁ、それも込みでわざわざここに来たわけだからなぁ。家でやってたらちょっと悲惨だったかもな」
「だね。…………それはそうとして…………メリークリスマス!」
「ん……メリークリスマス」
「………もう一回やりたいって言ったら怒る?」
「……おぉ…京ちゃんがいつもより大胆……」
「一皮剥けてしまったわけさ。文字通り」
「うわ~。女の子の前で下ネタはどうかと思うよ?」
「………話を戻そう。……怒る?」
「………怒らない」
「……咲………」
「京ちゃん……」
「うぅ~……寒い寒い…」
「手離すなよ? 絶対迷子になるんだから」
「えっへへ。離せって言われても離さないよん。京ちゃんの手、暖かいし」
「………………」
「あ、赤くなってる赤くなってる!!」
「寒いからだな。……それに、咲だって顔真っ赤だぞ?」
「寒いからだね。……あ、京ちゃん。あそこで甘酒飲めるみたいだよ?」
「ホントだな。お参りしたら飲みに行くか」
「うん!!」
「さて。二年参りも出来たし、あとは初日の出を待つだけなわけだが……」
「……ん……んん……」
「……眠いなら、帰ろうか?」
「んん? ……ん、帰らない」
「でも、眠いだろ?」
「眠い……ちょっと寝る。初日の出前に起こして……起きてたら」
「……風邪ひくぞ?」
「………Zzz………Zzz………」
「…もう寝てやがる………とりあえず、上着の中に取り込んで………」
(……安心しきった寝顔しやがって………それなりには頼りになると思われてんのかな?)
「お、咲ちゃんと須賀じゃん。久しぶり~」
「おぉ、嫁田。久しぶりだな」
「久しぶり~」
「おぉ、やっぱ咲ちゃんも着けてんだな。殺生丸」
「殺生丸? ………このモコモコ?」
「成人式恒例のモコモコだな。なんなんだろうね、これ」
「おぉっ!? 咲ちゃんめっけ!! 犬も久しぶりだな」
「お、懐かしい声と呼び方だな。優希」
「こら、優希。貴女ももう大人なんですから少しは落ち着きなさい」
「和ちゃん!」
「お久し振りです。咲さん、須賀君、あと嫁田君も」
「俺はついでかよ……」
「んでんで? 最近嫁さんとはどうなんだ? 須賀ちゃんよぉ?」
「どうって…どうもしねぇっての。なぁ、咲?」
「う、うん。そだね」
「え~? 同棲とかしちゃってるんじゃねえのかよぉ」
「ど、同棲は流石にしてないよ!?」
「「「同棲『は』?」」」
「………あ。い、いや…特に深い意味は……」
「今のは聞き捨てならないじょ」
「じゃあどこまで行ったんですか?」
「う……えぅ………きょ、京ちゃん助け……」
「……………そっか。そうだよな………もう大学生なんだし……同棲だって普通にありだよな………」
「「「「へ?」」」」
「……大事な話しってのはなんだ? 咲」
「お父さん………あの……その、学費は特待生ってことで免除されてるとはいえ……家賃は結構高いし、仕送りを貰ってばかりなのも悪いし……」
「………ふむふむ」
「その……バイトとかも部活が忙しくて出来なくて……あの……」
「建前はいいから。本題を聞かせてくれ」
「……………京ちゃんと……同棲してもいいですか……?」
「……………咲の、今の職業は何かな?」
「……大学生です」
「麻雀特待生とはいえ、学生の本分は勉強だ。……須賀君と同棲したりしたら、勉強に身が入らなくなったりしないかい?」
「……大丈夫です。絶対に、勉強を疎かにしたりなんてしません」
「…………ふむ」
「………麻雀も。勉強も。…す……好きな人と過ごすのも………どれも全力でします!! だから……」
「………そっか………」
「…………家賃も、水道光熱費も半分になるんだ。……当然仕送りは、減らさせて貰うよ?」
「!? ………ありがとう、お父さん!!!」
「母さん。今日は照もいるんだったな」
「そうね。オフシーズンだから今日帰ってくるって言ってたはず」
「………今日は赤飯を炊こう」
「父さん。咲と同棲したいです……させて下さい、お願い致します」
「ダメっつったら?」
「…調べてみたんだけど……成年に達したら分籍できるってのが戸籍法二一条にあるんだ。丁度来月俺も二十歳に……」
「あーあーあ~。わかったわかった。分かったから……咲ちゃんに嫌な思いだけはさせんなよ?」
「……さんきゅ」
「めんどくせぇクソガキめ」
「よし、酒飲もう。京太郎」
「まだ俺19歳……」
「細けぇこたぁいいんだよ。母さんも飲もう」
「はいはい」
「それでは、京太郎の門出(?)を祝って……」
「「「乾杯っ!」」」
すごいステルス成功を感じる。今までにない何か熱い成功感を。
というわけで今日はここまで。
京ちゃんの誕生日が入ってない……春の方に入れるから許してください……。
咲ちゃんと京ちゃんが大人の階段を一気に登ってしまいましたね。
その部分はじっくりねっとり描写したと記憶してますので、楽しんでいただけたら幸いです。
大学3回を前にして、ようやく同棲までこぎつけました。
次回からは同棲編ですよん。
それではおやすみなさい。
というわけで今日はここまで。
京ちゃんの誕生日が入ってない……春の方に入れるから許してください……。
咲ちゃんと京ちゃんが大人の階段を一気に登ってしまいましたね。
その部分はじっくりねっとり描写したと記憶してますので、楽しんでいただけたら幸いです。
大学3回を前にして、ようやく同棲までこぎつけました。
次回からは同棲編ですよん。
それではおやすみなさい。
おつおつ
漸く、ようやく、よ~~~~~~やくここまで来たかって感じで感無量にござる
漸く、ようやく、よ~~~~~~やくここまで来たかって感じで感無量にござる
こんばんわ。
気分転換に京和か京久のつもりで書いてたら、一時間後には京穏になっていた。不思議不思議。
たまには筋肉バカな京ちゃんがいたっていいよね。
というわけで今日のステルス、いってみよう!!
ちょっとあだるてぃな内容が増えてきてるけど、気にしないでください。
気分転換に京和か京久のつもりで書いてたら、一時間後には京穏になっていた。不思議不思議。
たまには筋肉バカな京ちゃんがいたっていいよね。
というわけで今日のステルス、いってみよう!!
ちょっとあだるてぃな内容が増えてきてるけど、気にしないでください。
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