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元スレP「大人を舐めるなッ!」

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501 : ◆Bx6uWL - 2014/01/29(水) 23:18:22.57 ID:cZUDNH8L0 (+95,+30,-174)
「冗談はさておき……なあ、律子」

律子「何ですか?」

「お前は気にならないのか?」

律子「ケーキの話ですか?」

「そうだ」

律子「そりゃ、甘い物は好きですけど……」

「だったら買えばいいじゃないか」

「俺も欲しい。律子も欲しい。ほら、我慢する必要があるか?」

律子「まあ……たまにはいいかもしれませんね」

「決まりだな。すみません、このケーキを16個頂けますか?」

店員「16個ですね。少々お待ちください」

律子「あれ?16個でいいんですか?」

「何が?」

律子「いえ、結局買ってあげるんだなーと思いまして」

「……あ」

律子「ふふ、私も半分出しますね」

「いや、違うんだ。いつも16個買うからつい癖で――」

律子「はいはい。分かってますよ」

「流すなー!」
502 : 以下、2013年 - 2014/01/29(水) 23:18:51.17 ID:MZbfFsncO (+19,+29,-3)
クッキーじゃないからせふせふ
503 : 以下、2013年 - 2014/01/30(木) 11:17:41.46 ID:+morxJEKo (+14,+29,-3)
もはや夫婦だな
504 : 以下、2013年 - 2014/01/30(木) 18:13:22.25 ID:7todFC4HO (+38,+29,-6)
一週間おやつなしって何かと思ったら>>19の話か
505 : 以下、2013年 - 2014/01/30(木) 18:24:38.25 ID:f/YhlBhio (+24,+29,-23)
デスロールもPがいきなり食らってるから響の躾が問題説
506 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 18:52:56.65 ID:0T1avGzP0 (+43,+30,-82)
整合性取れてませんでした……
>>19の台詞を

「ただし、俺の作ってきたクッキーが美味かったら……お前らのお菓子は一週間無しな」

「ただし、俺の作ってきたお菓子が美味かったら……お前らのおやつは一週間無しな」

に訂正しておきます。もっとよく確認しておけばよかったですね。すみません
507 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 19:01:18.14 ID:0T1avGzP0 (+95,+30,-160)
【ある休日12、カラオケボックス】

千早「ふぅ……次は誰かしら?」

春香「プロデューサーさんじゃない?」

「はむ――え、俺?」

千早「そうですけど……あの、プロデューサー?」

「うん?」

千早「何を食べてるんですか?」

「クランチチョコだが」

千早「春香……どうして止めなかったの……」

春香「わ、私は止めたよ?でも、どうしても買うって……」

「だって美味いじゃないか、クランチチョコ」

春香「それは分かりますけど……」

千早「……歌えるんですか?」

「心配するな。俺に不可能はない」

千早「じゃあどうぞ」

「蒼い鳥か。いくぞ――!」
508 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 19:01:55.73 ID:0T1avGzP0 (+95,+30,-234)
「あなたを愛して――ごほっ……げほっ……たぁぁぁ――ごほっ……」

「でも前だけを見つめてく――けほっ……!」

千早「だから言ったのに……」

「何故だ……飲み込んだ筈のクランチが喉に襲いかかってくる……」

春香「お水どうぞ」

「ありがとう……」

千早「あ、終わりましたよ」

「点数は……90か」

春香「凄いですよプロデューサーさん!」←94

「春香以下とは……屈辱だ」

春香「私に厳しくないですか!?」

「大人として……春香には負けられないんだ!」

千早「あ、すみません。8時間延長で」

春香「千早ちゃん!?」

千早「長丁場になるかと思って」

「ごめん春香……」

春香「ああっ!プロデューサーさんが弱気に!」

千早「どうしたのかしら?」

春香「それを千早ちゃんが言う!?」
509 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 19:03:06.51 ID:0T1avGzP0 (+95,+30,-122)
【いつもの平日19、事務所】

「プロデューサーって」

雪歩「え?」

「タバコ吸わないよね」

雪歩「そうだけど……いきなりどうしたの?」

「いや、何で吸わないのかなーと思って」

雪歩「私達に気を遣ってくれてるんじゃ……」

「確かにそれはあるかもしれないけど……あのプロデューサーだよ?」

雪歩「『あの』って?」

「『大人だ―』って言ってるって事。だから、大人っぽくタバコ吸うのかと思ってたんだ」

雪歩「プロデューサーはそんな単純な理由で吸わないと思うけど……」

「そうかな……?いや、案外そうかも」
510 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 19:03:40.50 ID:0T1avGzP0 (+95,+30,-233)
雪歩「あ、納得はするんだね」

「まあね。色々と気を遣ってくれてるのは分かってるつもりだよ」

雪歩「そうなんだ。でも、タバコかぁ……もし吸ってたら、どんな感じなんだろう?」

「絶対オイルライターだよ。雪歩も分かるでしょ?」

雪歩「あぁ……それはあるかも」

「で、タバコの箱を『トントン』って叩いて出すね。うん」

雪歩「煙でリング作ったりするかな?」

「多分やるよ。しかもドヤ顔で」

雪歩「も、もしかして……ポイ捨てとかしちゃうのかな……」

「いや、携帯灰皿は間違いなく持ってるね」

雪歩「よかったぁ……」

ガチャッ……

「それで『ポイ捨てはしない。大人だからな』とか言うんだよ」

雪歩「あははっ、それ分かるかも――」

「随分と人の話で盛り上がっているみたいだな?」

雪歩「プ、プロデューサー!?いつからそこに!?」

「今さっきだが」

「……聞いてました?」

「少しだけな」
511 : ◆Bx6uWL - 2014/01/30(木) 19:04:26.46 ID:0T1avGzP0 (+95,+30,-149)
雪歩「その……ごめんなさい!」

「別に怒ってないぞ?これぐらいは許容するつもりだ」

「それは大人だから……ですか?」

「そうだ。まあ、一つだけ文句があるとすれば……」

「すれば?」

「そもそも『俺がタバコを吸っていたら』という仮定自体がナンセンスだ」

「どうしてですか?」

「真の大人は、周囲に迷惑をかけないからな」

雪歩「…………」

「……何故そこで黙る」

「いえ、その……プロデューサーは大人だなぁと思いまして」

「心が籠もってないぞ!?」
512 : 以下、2013年 - 2014/01/30(木) 19:06:22.04 ID:+4i2wb8Oo (+19,+29,-3)
おおこんなとこでも叩かれるのか
513 : 以下、2013年 - 2014/01/30(木) 19:15:19.89 ID:UTqTNHYdo (+24,+29,-13)
周囲に迷惑を掛けないようこっそり吸ってればええんやで、あんまり過敏になりすぎなさんな
514 : 以下、2013年 - 2014/01/31(金) 01:59:06.54 ID:W0GT/eFAO (+12,+27,-3)
んだんだ
515 : 以下、2013年 - 2014/01/31(金) 14:08:40.48 ID:F4ClTWcwo (+24,+29,-10)
家で吸ってると外でも吸いたくなるから、ちかたないね。
516 : 以下、2013年 - 2014/02/01(土) 20:35:51.53 ID:2foR7dHW0 (+29,+29,-24)
このPは一時期ハードボイルドに憧れてたに違いない
517 : 以下、2013年 - 2014/02/01(土) 21:17:54.85 ID:REXGH2TCo (+24,+29,-28)
一部のキ○ガイのせいで全体が悪く言われるのはどこも同じ
今調べたら「十万人の宮崎勤発言」って都市伝説だったんだな
似た報道があったのは事実なんだろうけど
518 : 以下、2013年 - 2014/02/01(土) 22:47:50.42 ID:/BJ4N7Gro (+28,+29,-15)
>>516
なれずにハーフボイルドか
519 : 以下、2013年 - 2014/02/03(月) 00:28:05.65 ID:I7RxT9q30 (+38,+29,-41)
>>495
響が伊織に相談ていうから、自分がリクエストした蟹を何故Pと伊織がふたりで食べたんだの件についてかと思った
520 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:53:44.73 ID:sVF/DLf10 (+30,+30,-132)
【いつもの平日19.1、事務所】

真美「ねぇ、兄ちゃん」

「何だ?」

真美「豆まきしないの?」

「……どうしようか」

真美「何か悩み事?」

「いや、俺はしてもいいんだけどな」

真美「うん?」

「食べ物を投げる事と、掃除の事を考えたやよいが――」

やよい「――――」

コオォォォ……

「般若みたいな顔してるのが気にかかってな……」

真美「ああ……そういう事ね……」
521 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:55:35.21 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-193)
真美「兄ちゃん、何とか説得できない?」

「うーむ……まあ、一応やってみるか。やよいー?」

やよい「何ですか?」

「やっぱり豆まきには抵抗があるか?」

やよい「はい……食べ物を投げるっていうのは、悪い事だと思いますから……」

「成程。だがな、やよい。世界には『トマト祭り』というものがあってな」

やよい「トマト祭りですか?」

「うむ。それはもうトマト投げまくりだぞ?」

やよい「え……トマトって、1個100円ぐらいするのに――」

「量は……確か120トンぐらいだったか?とにかく、豆まきなんて比較にならないレベルの――」

やよい「120トン!?えっと、1トンが1000キロだから……1000キロが――はぅ」

ドサッ……

真美「うわっ!?やよいっちが倒れた!」

「真美……やよいになんて事を……!」

真美「いや、兄ちゃんの所為だからね!?」
522 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:56:08.55 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-169)
【いつもの平日19.2、事務所】

伊織「鬼はー外!」

雪歩「福はー内!」

「……なあ、鬼って俺がやらないと駄目なの?」

伊織「逆に訊くけど、アンタじゃなかったら誰がやるの?」

「伊織とか?」

伊織「いたいけな少女に豆をぶつけたいなんて、いい性格してるわね」

「何だその引っかかる言い方は……」

「はぁ、俺も豆投げれると思ったのにな……大人って損な役回りしかできないのか……」

雪歩「あの、よかったら私が代わりましょうか?」

「いいのか!?」

雪歩「はい。プロデューサーも少しは投げておいた方がいいと思いますから」

「そうか、すまないな」

雪歩「いえ、いいんです。それじゃ、向こうに行きますね」

たたっ
523 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:57:20.84 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-224)
「さて、俺も投げるか!」

伊織「……本気?」

「何がだ?」

伊織「いえ、雪歩に豆を投げれるのかなと思って」

「その為に交代して貰ったんだぞ?投げなくてどうするんだ」

伊織「そうだけど……やっぱりアンタに鬼をやって貰うのが一番いいんじゃないかしら」

「……伊織は俺が嫌いなのか?」

伊織「違うわよ。まあ、投げてみれば分かるわ」

「うん?何が言いたい――」

雪歩「準備できましたよ、プロデューサー」

「お、できたのか。それでは早速……せいっ!」

ぱらぱら……

雪歩「ひぅっ……!」

伊織「えいっ!」

ぱらぱら……

雪歩「ひゃっ……!?」

P・伊織「…………」

雪歩「あ、あのっ!遠慮しないで投げてくださいね!」

伊織「……分かった?」

「うん……やりづらいな、これは……」
524 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:57:50.23 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-154)
「待てよ?伊織が鬼なら――」

伊織「やりましょうか?」

「いや、やめておこう……雪歩、交代するぞ」

雪歩「いいんですか?」

「ああ。子供に豆をぶつけるのは精神的によくないと分かったからな」

雪歩「すみません……」

伊織「……悪いわね。気を遣わせちゃって」

「気にするな。それに……」

伊織「それに?」

「伊織がやるとデコが痛いだろう?」

伊織「アンタって本当に失礼よね!?」

「俺だって言いたくはない……だが、心を鬼にして――」

伊織「上手くないわよ!」

雪歩「あ、今の貰っていいですか?」

伊織「貰うなぁ!」
525 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:58:20.86 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-87)
【いつもの平日19.3、事務所】

「福豆って、歳の数だけ食べればいいんだっけ?」

「うむ。響は……16個だな。ほら」

「ありがと」

春香「あ、私は17個でお願いします」

「はい」

春香「ありがとうございます。プロデューサーさんは食べないんですか?」

「んー……今は食べる気が起きないから、後にしようかと思ってな」

春香「そうですか」
526 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:58:51.78 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-208)
「あむ……ねぇ、春香」

春香「どうしたの?」

「これ、すぐ飽きるぞ……何かいい食べ方ない?」

春香「いい食べ方?うーん、思いつかないなぁ」

「何かと一緒に食べればいいんじゃないか?」

「例えば?」

「砕いてアイスクリームに混ぜるとか、シリアルに混ぜるとか、色々あると思うぞ」

春香「それいいですね。で、アイスクリームってあるんですか?」

「無い」

「シリアルは?」

「無いな。でも牛乳はあるぞ」

春香「牛乳だけじゃどうしようもなくないですか?」

「一応、すり潰してからきなこ牛乳にするという選択肢があるな」

「面倒だぞ……」

「なら諦めろ。努力なくして得られる結果などない」

春香「何だか、プロデューサーさんが言うと説得力があるような……気がする」

「気がするな」

「するだけかよ!」
527 : ◆Bx6uWL - 2014/02/03(月) 23:59:39.27 ID:sVF/DLf10 (+95,+30,-88)
【いつもの平日19.4、事務所】

美希「ねぇ、プロデューサー」

「何だ?」

美希「福豆以外の食べ物って無いの?ミキ、もう飽きちゃったの」

「ふむ……恵方巻きでも食べるか?」

美希「うんっ!あ、千早さんも食べる?」

千早「えっと、私は……」

「折角だから食べていったらどうだ?」

美希「千早さん、一緒に食べよう?」

千早「……じゃあ、少しだけなら」

美希「やったの!」
528 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:00:05.98 ID:imWULZyV0 (+30,+30,-158)
「さてと……今年の恵方は東北東らしいな」

美希「分かんないの」

「こっちだ」

千早「これ、目を瞑って食べるんでしたか?」

「それは人それぞれだから深く考えなくていいぞ。そもそも、太巻きじゃない場合すらあるみたいだからな」

美希「適当だね」

「まあ、『行事をやった』って事実が大事なんだろうな」

千早「では――」

「あ、食べる時には願い事を思い浮かべるんだぞ」

千早「そうなんですか?」

「うむ。さて、俺達も食べるか」

美希「頂きますなの!」
529 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:00:52.19 ID:imWULZyV0 (+95,+30,-193)
千早「ごちそうさまでした」

「なかなかの味だったな。俺が作ったから当たり前だが」

美希「自画自賛なの」

「不味かったか?」

美希「美味しかったけど」

「ならいいじゃないか」

千早「あの」

「ん?」

千早「プロデューサーは何をお願いしたんですか?」

「俺か?何だと思う?」

美希「んー……面白い事が起こりますように、とか?」

「外れだ」

千早「……無病息災ですか?」

「それも外れだ」

美希「むむ……じゃあ何なの?」

「そうだな……教えてもいいが、その前に二人の願い事を聞かせて貰おうか」

千早「私は、自分の歌が世界に認められる事……でしょうか」

美希「ミキはもちろん、キラキラする事なの!」
530 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:01:35.18 ID:imWULZyV0 (+95,+30,+0)
「ふむ……予想通りだな」

千早「それで、プロデューサーの願い事は何なんですか?」

「……お前達の夢が叶いますように、だ」

千早「私達の夢が叶うように……?どうして……」

「俺は今まで、自分のやりたい事は自分で叶えられたけど……」

「プロデューサーになってからは、アイドルと二人三脚だからな。俺だけの力じゃ駄目なんだよ」

美希「それだったら『トップアイドルになれますように』の方がいいんじゃないの?」

「いや、それはよくない」

千早「何故です?」

「人の夢は一つだけじゃないからだ。例えば、千早が『アイドルを辞めたい』と思う事もあるだろう」

「そうなった時に、俺の意思が邪魔になるような事はあって欲しくないと思ってな」

「……まあ、『ただの願い事なのに』と言われればそれまでだが」

千早「いいえ、嬉しいです」

美希「ミキも。ところで、ちょっと思ったんだけど……」

「ん?」

美希「プロデューサーって、人に強制するの好きじゃないよね」

「そりゃ、俺が一番されたくない事だからな」

美希「なるほど。納得なの」

千早「これからもよろしくお願いしますね、プロデューサー」

「こちらこそ」

美希「ミキもよろしくね!」

「宣伝みたいになってるぞ」

美希「……あれ?」
531 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:02:25.13 ID:imWULZyV0 (+103,+30,-148)
【いつもの平日19.5、事務所】

小鳥「プロデューサーさん、福豆は食べました?」

「まだです。音無さんは――食べてるところですか」

小鳥「ええ。それにしても……これ、飽きてきますね」

「でしょうね」

あずさ「プロデューサーさんは食べないんですか?」

「どうせなら就業時間まで粘ろうかと」

あずさ「どうしてです?」

「散々『飽きる』って感想を聞いてますからね。これはもう、ビールと一緒に食べるしかないと思いまして」

小鳥「ビール!その手がありましたか……!」

あずさ「あら……私もそうすればよかったかもしれませんね……」
532 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:03:13.87 ID:imWULZyV0 (+95,+30,-83)
小鳥「まだ間に合いますよ。ほら、私の福豆を残しておきますから」

あずさ「え?いえ、流石に――」

小鳥「プロデューサーさん、今日は付き合って貰いますからね!」

「ええ、いいですよ」

小鳥「よしっ!それじゃ、残りの仕事も早く片付けちゃいますよ~!」

あずさ(小鳥さんって、こういうところが災いしてるんじゃ――)

「しかし、わざわざ豆を残すなんて面白いですね。あずささんもそう思うでしょう?」

あずさ「そ、そうですね……」

あずさ(やっぱり……)
533 : ◆Bx6uWL - 2014/02/04(火) 00:13:23.63 ID:imWULZyV0 (+89,+29,-15)
またしても日を跨ぎました。すみません

映画は面白かったです
まともなSSが書きたくなりましたね

PS:ネタが枯れてきました
534 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 03:02:41.14 ID:auQOnGio0 (-7,+7,-2)
乙。
535 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 08:19:07.03 ID:xXgtUudVo (+24,+29,-12)
恵方巻きって男根を現してるんだって!
536 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 15:40:09.95 ID:TKWHaoCQo (+24,+29,-18)
つまり俺の男根は恵方巻きということか。
閃いた…けど、節分終わってるじゃねーか!
537 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 21:45:43.68 ID:LxJnrogEo (+24,+29,-10)
ピヨ子の行遅れの理由が垣間見得た瞬間ですね!
538 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 22:51:31.76 ID:WJ6fUSXD0 (+19,+29,-3)
ピヨ子は俺が貰って行きますけどね
539 : 以下、2013年 - 2014/02/04(火) 22:54:41.77 ID:Joz0dA6mo (+19,+29,-2)
僕は伊織ちゃん!
540 : 以下、2013年 - 2014/02/05(水) 02:41:34.76 ID:InYfH1Pz0 (+19,+29,-15)
では私は美希をいただきましょうか
541 : 以下、2013年 - 2014/02/05(水) 03:47:30.92 ID:Kcbi23bd0 (+24,+29,-14)
海苔屋の陰謀だとか、芸者遊び(男根に見立てて咥えさせる)が広まったとか諸説聞く
542 : 以下、2013年 - 2014/02/05(水) 08:31:41.14 ID:x7usuzw20 (+19,+29,-5)
ことりさんじゅうななつぶあるよね?
543 : 以下、2013年 - 2014/02/09(日) 11:44:42.70 ID:FBxcgt1Yo (+20,+30,-13)
真はもらっていきますよーっと
544 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:25:54.36 ID:p/LGzLBE0 (+30,+30,-180)
【ある休日12.1、事務所】

亜美「ねぇ、律っちゃん」

律子「どうしたの?」

亜美「あのね、少し気になった事があって……これなんだけど」

律子「あぁ……『動物はあなたのごはんじゃない』ってヤツね。こんなの気にする事ないわ」

亜美「そうなのかな……」

律子「いちいち真に受けてたら何も食べられなくなるわよ?」

亜美「でも……」

律子(うーん……私が言っても駄目、か)

律子(こういう時は自分の経験不足が恨めしいわね――ん?)

貴音『プロデューサー。昼食を――』

『すまない。今日は作ってない――』

『じゃあ、どこか食べに――』

律子「……これだ」

亜美「律っちゃん?」

律子「ごめん、ちょっと待ってて。すぐ戻るから」

亜美「え?うん、分かった」
545 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:26:23.82 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,-279)
「食べに行くのはいいが、どこにするんだ?」

貴音「らぁめんなどいかがでしょう?」

「貴音は本当に飽きないね」

貴音「ええ。ですが、最近は回数も減っているのですよ?」

「弁当の成果だな。今日は忘れたが」

貴音「密かな楽しみでしたのに……プロデューサーはいけずです」

「だからこそ、今日はもう一つの楽しみを……という訳か」

貴音「はい」

「でも、元々はラーメンを食べないようにする為なんだよね?なら、今食べるのは駄目なんじゃ……」

貴音「それは――」

律子「すみません、プロデューサー」

「律子?どうした?」

律子「外食するんでしたら、私と亜美も連れて行って貰えませんか?」

「別に構わないぞ」

律子「ありがとうございます!それじゃ、亜美を呼んできますね」

タタッ

「ふむ……亜美も来るなら、ファミレスの方がいいか」

「貴音」

貴音「……仕方ありませんね。今日は引くとしましょう」

「すまないな。この埋め合わせは必ずさせて貰う」

貴音「ええ、約束ですよ」

「無論だ」

「決まりですね。さて、出る準備をしないと!」
546 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:27:00.70 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,-94)
「――さあ、着いたぞ」

貴音「ふぁみれすも久しぶりですね」

亜美(律っちゃん、何で兄ちゃんと一緒に来たの?)

律子(私よりもプロデューサーの方が適役かと思ってね)

亜美(それって――)

「律子、亜美。何してるのさ?早く来なよ!」

律子「あ、ごめんなさい。亜美、行きましょう」

亜美「う、うん……」
547 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:29:04.43 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,+0)
「――注文はこれで全部か?」

貴音「はい。揃っております」

「プロデューサー、早くしないと冷めちゃいますよ」

「そうだな。では――」

律子「あ、ちょっと待ってください」

「どうした?」

律子「プロデューサーに少し訊きたい事が……ほら、亜美」

亜美「亜美が訊くの!?」

律子「私が訊いてどうするのよ」

亜美「うぅ……確かにそうだけど……」

「亜美が俺に話とは珍しいな。何だ?」

亜美「えっと……その、ね?」

「うん」

亜美「……兄ちゃんは『動物はあなたのごはんじゃない』って、聞いた事ある?」

「あるぞ」

亜美「そうなんだ……ねぇ、これって正しいのかな」

「何を言ってるんだ?食べられるものは全部ごはんに決まってるだろう」

貴音「その通りです。しかし、わたくし達の生活は他の犠牲の上に成り立つもの……」

貴音「だからこそ、全ての命に感謝して――」

「今日も残さず――」

P・貴音・真「頂きます!」

亜美「……あれ?亜美の話は?」

律子「終わったわね」

亜美「勢いで誤魔化された気がする……」

律子「案外、それが正解だったりするのかもね。答えなんて出ないでしょうし」

亜美「そだね……よーし!いっちょ食べますか!」

「自分が食べられる分だけ頼むようにな」

亜美「はーい!」

律子(たまには強引さも大事……と。ああいうのは私にない部分よね)

律子(……見習っていいのかは分からないけど)

(どこかから失礼な気配がする……)
548 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:30:02.96 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,-165)
【いつもの平日19.6、事務所】

「ここ数日で一気に寒くなったな」

美希「だね。外に出るのも億劫って感じ」

貴音「暖かな日が続いていた分、この気温差は厳しいものがありますね」

「風が強かったりすると最悪だな」

美希「まったくなの。はぁ……早く春にならないかなぁ……」

美希「もう寒くてお昼寝どころじゃないの」

「お前はもう少し暖かい格好をしてから言え。足とかほとんど露出してるじゃないか」

美希「ファッションは我慢との勝負なの。妥協したら負けだって思うな」

「勝ち負けとかあるのか……」

美希「あるよ?それとも、ビジュアルを妥協したアイドルが見たいの?」

「それは……あまり見たくないが」

美希「でしょ?だから、これは仕方ないの」
549 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:31:00.21 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,-269)
貴音「しかし、美希の服装はわたくしから見ても寒そうです。風邪を引かないよう気をつけるのですよ?」

美希「分かってるって。というか、貴音もスカートだから寒いと思うけど」

貴音「わたくしなら大丈夫です」

「ふむ……タイツでも履いてるのか?」

貴音「違いますよ。わたくしは月からのおぉらを身に纏っておりますので、寒さなど感じないのです」

「何っ!?それは本当か!?」

貴音「えっ?あ、いえ……その……」

「成程、オーラか……貴音は何か不思議な力を持っていると思っていたが、まさかオーラだったとはな……」

「これは史上初のオーラ系アイドルとして売り出し――」

貴音「あのっ!」

「どうした?」

貴音「……冗句なのです」

「え?」

貴音「ですから、その……おぉら云々というのは嘘なのです」

「そうか……嘘なのか……」

「はぁ……」

「…………」

「……仕事してくる」

とぼとぼ……

美希「ショック受けすぎなの」
550 : ◆Bx6uWL - 2014/02/09(日) 16:32:03.26 ID:p/LGzLBE0 (+95,+30,-185)
【いつもの平日19.7、事務所】

小鳥「うぅ……寒い……」

律子「暖房ならついてますよ」

小鳥「それでも足先が冷えて仕方がないんですよ」

律子「冷え症なんですか?」

小鳥「うーん……多分?」

律子「適当ですね……」

「そうだ。こたつを出そう」

小鳥「それ賛成です!今すぐ買いに行きましょう!」

律子「駄目ですよ。『お菓子買ってくる!』みたいな感覚で家具を買わないでください」

小鳥「えぇ~……いいじゃないですかぁ……」

「まったくだ。律子だって、こたつに入れたら嬉しいだろ?」

律子「それはそうですけど……まさか、こたつにデスクトップパソコンを置く訳にもいかないでしょう?」

「よし。じゃあノーパソも買うか」

律子「だからホイホイ買おうとするなぁ!」
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