私的良スレ書庫
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元スレカイジ「私立…希望ヶ峰学園…?」
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モノクマ「ずばりっ……!」
モノクマ「今回の動機(テーマ)はおカネですっ……!!!」
一同「……!?」
モノクマ「それもなんとっ……ひゃっくおっくえ~~~~~~ん!!!」
どっさり!!
カイジらの眼前に示された……正真正銘の……百億円っ!!
1万円札1枚の厚さがおよそ0.1ミリであることから……
積み上げれば……高さ100メートル……重さにして約1トンっ…………!!
それほどの……大金っ…………!!!
葉隠「ひ・・・・百億っ・・・!?」
カイジ「・・・・・・・なん・・・・だと・・・・・・・」
セレス「・・・・・・・・・・」
十神「……とんだ端金だな」
モノクマ「今回の動機(テーマ)はおカネですっ……!!!」
一同「……!?」
モノクマ「それもなんとっ……ひゃっくおっくえ~~~~~~ん!!!」
どっさり!!
カイジらの眼前に示された……正真正銘の……百億円っ!!
1万円札1枚の厚さがおよそ0.1ミリであることから……
積み上げれば……高さ100メートル……重さにして約1トンっ…………!!
それほどの……大金っ…………!!!
葉隠「ひ・・・・百億っ・・・!?」
カイジ「・・・・・・・なん・・・・だと・・・・・・・」
セレス「・・・・・・・・・・」
十神「……とんだ端金だな」
モノクマ「“クロ”になれば……百億円をゲットできますっ……!」
モノクマ「晴れて外に出れる上に……たぶん生涯遊んで暮らせるよっ……!」
不二咲「そんな・・・お金のために・・・人を殺すなんて・・・・」
苗木「ボク達は絶対にそんなことはしないっ・・・・・・!!」
桑田「そ、そうだってっ・・・!」
モノクマ「またまたぁ……強がっちゃって」
モノクマ「自分に正直になればいいのさ…………欲しいでしょ……100億円」
モノクマ「どうせなら期限を付けようかな……」
モノクマ「……48時間以内……!!」
モノクマ「晴れて外に出れる上に……たぶん生涯遊んで暮らせるよっ……!」
不二咲「そんな・・・お金のために・・・人を殺すなんて・・・・」
苗木「ボク達は絶対にそんなことはしないっ・・・・・・!!」
桑田「そ、そうだってっ・・・!」
モノクマ「またまたぁ……強がっちゃって」
モノクマ「自分に正直になればいいのさ…………欲しいでしょ……100億円」
モノクマ「どうせなら期限を付けようかな……」
モノクマ「……48時間以内……!!」
モノクマ「現在午後8時15分だから……明後日の午後8時15分までに殺人を完了したら100億円の権利をゲット!」
モノクマ「それを過ぎたら……半額の50億円に目減りしますっ……!!」
モノクマ「要するに…………」
モノクマ「いつ殺るの?…………今でしょっ…………!!」
モノクマ、退場
しんと静まりかえる……体育館
石丸「ハ…ハハ……、今度の動機は……随分と古典的ではないか」
石丸「このような手法に乗る者など……いるはずがないっ……!」
腐川「……分からないわよ」
腐川「この中にも……お金に困ってる人……いるんじゃないの?」
カイジ「・・・・・・・・・・」
腐川「……葉隠とか」
葉隠「なっ・・・・・俺は占いで稼いでるんだ!そんなことないべ!」
腐川「……山田とか」
山田「し、失礼な!・・・・僕も同人誌で潤沢な資金を得ていますからっ……!」
腐川「あとは……ギャンブル好きな人間とか……お金に目がくらみそうよね?」
カイジ「・・・・・・・・ッ」
セレス「わたくしはギャンブルで得た貯金が10億円以上ありますから……これ以上必要ありませんわ」
カイジ(じ・・・10億っ・・・・・・・!?)
苗木「もう辞めようよ……腐川さんっ……!」
舞園「そうですよっ……お金よりも…………命の方が大事に決まってるじゃないですか……」
霧切「モノクマの話は終わったのよ……皆もうここに留まっている理由はないでしょう?」
体育館を後にした霧切に続き……流れ解散となる
そして……夜時間間際
―寄宿舎・廊下―
山田(腐川冬子殿ときたら……この僕がお金などで人殺しなど……)
山田(それにしても……ちーたん(※アルターエゴ)……この恋しさはいったい)
山田(この胸の・・・・・・トキメキは・・・・・・・)
セレス「……山田君」
山田「!……こ、これはこれはセレス殿……何か?」
セレス「大事なお話がありますの……夜時間になったらわたくしの部屋まで来ていただけますか?」
山田「は……はぁ」
《キーンコーン……カーンコーン……!》
―個室(セレスティア・ルーデンベルク)―
山田「え~……それで……話とはいったい……」
セレス「こちらのメガネ拭きなんですが……山田君のものではないですか?」
山田「!……それは!……昨日から見あたらなくなっていた……!」
セレス「やはりそうでしたか……こちらのカメラと同じキャラクラーがプリントされていたので」
セレス「もしや……と思いまして」
山田「わざわざ拾って保管しておいてくださったのですか……これはこれはご親切に」
山田「ところで……どちらに落ちていたので?……まったく覚えがないのですが」
セレス「……脱衣所ですわ」
山田「・・・・・・・・脱衣所?」
セレス「昨日、わたくし達女子一同で……大浴場でくつろいでいたのですが」
セレス「わたくしが皆さんよりお先に上がったところで……脱衣所へ出て直ぐの扉の手前でこれを見つけたのです」
山田「・・・・・・・・・・」
セレス「入浴の前には……そこには何もなかったのですが」
山田「・・・・・・・・・・・」
セレス「それに……このメガネ拭き……拾い上げたときに湿っていたのです」
セレス「おそらく……直前に湯気で曇ったメガネを拭いたからでしょうね」
セレス「ですが……脱衣所では湯気でメガネが曇るとは考えにくいので」
セレス「山田君は……湯気のかかる大浴場の扉の前にて……隙間から湧き出る湯気で」
山田「も、申し訳ないっ・・・・・・・・・!!」
山田「決して悪気などはなかったので・・・・・!もう覗きのような僕の主義に反することは二度としませんからっ・・・・!!」
山田、ゴスロリ服の誘導尋問に嵌り……覗き行為を自認っ……!
セレス「わたくしが皆さんよりお先に上がったところで……脱衣所へ出て直ぐの扉の手前でこれを見つけたのです」
山田「・・・・・・・・・・」
セレス「入浴の前には……そこには何もなかったのですが」
山田「・・・・・・・・・・・」
セレス「それに……このメガネ拭き……拾い上げたときに湿っていたのです」
セレス「おそらく……直前に湯気で曇ったメガネを拭いたからでしょうね」
セレス「ですが……脱衣所では湯気でメガネが曇るとは考えにくいので」
セレス「山田君は……湯気のかかる大浴場の扉の前にて……隙間から湧き出る湯気で」
山田「も、申し訳ないっ・・・・・・・・・!!」
山田「決して悪気などはなかったので・・・・・!もう覗きのような僕の主義に反することは二度としませんからっ・・・・!!」
山田、ゴスロリ服の誘導尋問に嵌り……覗き行為を自認っ……!
セレス「……あの場には、霧切さんもいましたよね?」
山田「た・・・・確かに・・・そうですが・・・」
セレス「……もし、覗き行為のことが霧切さんにバレたら」
セレス「霧切さんは更にお怒りになって……アルターエゴを、“山田君から取り上げる”かも知れませんわ」
山田「なっっっ・・・・・・・!!」
ゴスロリ服、アルターエゴから直接聞き取った……山田の弱みを指摘っ……!
山田「そ・・・・それだけはっ・・・・・・・・!」
山田「ちーたんは・・・・僕が生まれて初めて・・・・緊張もせず・・・・まともに会話できた相手なのですぞっ・・・・・(ママ以外でっ)!!」
山田「これからも・・・・ずっと大切にしていきたい・・・・・そんな“ひと”に出逢えたというのにっ・・・・・!」
山田「それを・・・・・取り上げるなんて・・・・・そんなっ・・・・・・・!!!」
セレス「…………」
アルターエゴは所詮ただのプログラムっ……というツッコミは敢えてしないゴスロリ服!
山田「た・・・・確かに・・・そうですが・・・」
セレス「……もし、覗き行為のことが霧切さんにバレたら」
セレス「霧切さんは更にお怒りになって……アルターエゴを、“山田君から取り上げる”かも知れませんわ」
山田「なっっっ・・・・・・・!!」
ゴスロリ服、アルターエゴから直接聞き取った……山田の弱みを指摘っ……!
山田「そ・・・・それだけはっ・・・・・・・・!」
山田「ちーたんは・・・・僕が生まれて初めて・・・・緊張もせず・・・・まともに会話できた相手なのですぞっ・・・・・(ママ以外でっ)!!」
山田「これからも・・・・ずっと大切にしていきたい・・・・・そんな“ひと”に出逢えたというのにっ・・・・・!」
山田「それを・・・・・取り上げるなんて・・・・・そんなっ・・・・・・・!!!」
セレス「…………」
アルターエゴは所詮ただのプログラムっ……というツッコミは敢えてしないゴスロリ服!
セレス「……覗き行為は立派な犯罪ですわよ?」
セレス「わたくし達が被った精神的苦痛から考えるに・・・・内密にするわけには・・・・・・」
山田「そ・・・・そこを何とか・・・・・!!」
山田「なにとぞ・・・・!なにとぞ内密にっ・・・・・!!」
セレス「・・・・・・被害者であるわたくしに・・・・・何の償いをするでもなく・・・・・・・」
セレス「泣き寝入りをしろと・・・・・・言うのですか・・・・・・・・・・?」
セレス「うぅ・・・・・・・・」
山田「すみませんっ・・・・!申し訳ありませんっ・・・・・・・!!」
……山田、土下座っ……!!
山田「何でもしますから・・・・!どうぞ・・・・お許しを・・・・・・・!!」
セレス「・・・・・・・・・・あらぁ」
セレス「今・・・・・・何でもするって・・・・・・言いましたわね」
セレス「・・・・・・・・・山田君・・・・・・・・・・・?」
セレス「わたくし達が被った精神的苦痛から考えるに・・・・内密にするわけには・・・・・・」
山田「そ・・・・そこを何とか・・・・・!!」
山田「なにとぞ・・・・!なにとぞ内密にっ・・・・・!!」
セレス「・・・・・・被害者であるわたくしに・・・・・何の償いをするでもなく・・・・・・・」
セレス「泣き寝入りをしろと・・・・・・言うのですか・・・・・・・・・・?」
セレス「うぅ・・・・・・・・」
山田「すみませんっ・・・・!申し訳ありませんっ・・・・・・・!!」
……山田、土下座っ……!!
山田「何でもしますから・・・・!どうぞ・・・・お許しを・・・・・・・!!」
セレス「・・・・・・・・・・あらぁ」
セレス「今・・・・・・何でもするって・・・・・・言いましたわね」
セレス「・・・・・・・・・山田君・・・・・・・・・・・?」
―個室(カイジ)―
カイジ「…………100億」
カイジ「1億円の100倍…………」
カイジ「………100億あったら、俺の人生って」
カイジ「…………」
カイジ「・・・・・・・・・人を殺せるか?」
カイジ「100億の・・・・・・ために・・・・・・・・・?」
カイジ、頭から離れない……カネの幻影……
人の命はカネよりも重いのか…………?
それとも……命よりカネの方が……重いのか……?
カイジ「…………100億」
カイジ「1億円の100倍…………」
カイジ「………100億あったら、俺の人生って」
カイジ「…………」
カイジ「・・・・・・・・・人を殺せるか?」
カイジ「100億の・・・・・・ために・・・・・・・・・?」
カイジ、頭から離れない……カネの幻影……
人の命はカネよりも重いのか…………?
それとも……命よりカネの方が……重いのか……?
乙!
大和田死んでないから石丸が覚醒せずにイベント起きないかと思ったけどこう来たか
大和田死んでないから石丸が覚醒せずにイベント起きないかと思ったけどこう来たか
―個室(伊藤カイジ)―
《朝ですよっ……!7時になりました…………!》
カイジ「…………」
カイジ(動機(カネ)のことが気になって……よく眠れなかった……)
カイジ「馬鹿がっ・・・・・!」
カイジ「いい加減にしろよっ・・・・・・・・!」
カイジ「折角・・・・・カネとは無縁な環境に放り込まれたってのに・・・・・!」
カイジ「なんでまた・・・・カネに惑わされて・・・・・・」
カイジ「ああー・・・・ったく・・・・・・・・・・」
カイジ「考えるだけムダだろ・・・・・・考えるな!!」
カイジ「ここにいる限り・・・・・カネのことなんざどーでもいい・・・・・!!」
カイジ「・・・・・・・・・・・」
カイジ「ここに・・・・・・いる限り・・・・・・・・・・なんだよな・・・・・・・・・・」
《朝ですよっ……!7時になりました…………!》
カイジ「…………」
カイジ(動機(カネ)のことが気になって……よく眠れなかった……)
カイジ「馬鹿がっ・・・・・!」
カイジ「いい加減にしろよっ・・・・・・・・!」
カイジ「折角・・・・・カネとは無縁な環境に放り込まれたってのに・・・・・!」
カイジ「なんでまた・・・・カネに惑わされて・・・・・・」
カイジ「ああー・・・・ったく・・・・・・・・・・」
カイジ「考えるだけムダだろ・・・・・・考えるな!!」
カイジ「ここにいる限り・・・・・カネのことなんざどーでもいい・・・・・!!」
カイジ「・・・・・・・・・・・」
カイジ「ここに・・・・・・いる限り・・・・・・・・・・なんだよな・・・・・・・・・・」
―食堂―
がらっ・・・
カイジ「悪い……遅くなった……」
カイジ「……?」
葉隠「よっ……伊藤っち」
カイジ「どうした……お前……だけなのか?」
カイジ「他の連中は……?」
葉隠「いやぁ……ちょっと理由があってよ」
カイジ「!!!」
カイジ「お前・・・・・・まさか・・・・・・」
カイジ「他の連中を・・・・・・・殺っちまったのかっ・・・・・・・・!?」
葉隠「ッ!?」
がらっ・・・
カイジ「悪い……遅くなった……」
カイジ「……?」
葉隠「よっ……伊藤っち」
カイジ「どうした……お前……だけなのか?」
カイジ「他の連中は……?」
葉隠「いやぁ……ちょっと理由があってよ」
カイジ「!!!」
カイジ「お前・・・・・・まさか・・・・・・」
カイジ「他の連中を・・・・・・・殺っちまったのかっ・・・・・・・・!?」
葉隠「ッ!?」
カイジ「カネの・・・・・・ために・・・・・・・・!!」
葉隠「ないないないない……!それはないべっ…………!!」
葉隠「ほら、アレだアレ……」
カイジ「アレ……」
葉隠「朝風呂にでも……いかないかってことよ」
カイジ「…………」
カイジ「いいな……行くか」
葉隠「ないないないない……!それはないべっ…………!!」
葉隠「ほら、アレだアレ……」
カイジ「アレ……」
葉隠「朝風呂にでも……いかないかってことよ」
カイジ「…………」
カイジ「いいな……行くか」
―脱衣所―
がや・・ がや・・
葉隠「伊藤っちを連れてきたべ」
朝日奈「お疲れ~」
カイジ「全員集まってんのか……?……怪しまれるだろ……大丈夫なのか」
苗木「一応……時間差で出入りするようにして」
舞園「少しは……攪乱できたのではないかと」
石丸「ともかく、長居するとモノクマが現れるやも知れん……!」
霧切「初めて頂戴……不二咲君」
不二咲「うん!」
カタカタ・・ カタカタ・・
不二咲「だいぶ手間取ったんだけど……ようやくPCの解析が終了したんだ」
不二咲「その結果報告をするために……皆に集まってもらったんだよぉ……」
がや・・ がや・・
葉隠「伊藤っちを連れてきたべ」
朝日奈「お疲れ~」
カイジ「全員集まってんのか……?……怪しまれるだろ……大丈夫なのか」
苗木「一応……時間差で出入りするようにして」
舞園「少しは……攪乱できたのではないかと」
石丸「ともかく、長居するとモノクマが現れるやも知れん……!」
霧切「初めて頂戴……不二咲君」
不二咲「うん!」
カタカタ・・ カタカタ・・
不二咲「だいぶ手間取ったんだけど……ようやくPCの解析が終了したんだ」
不二咲「その結果報告をするために……皆に集まってもらったんだよぉ……」
不二咲「それじゃ……お願いね」
アルターエゴ「はい……ご主人タマ」
山田「はぁ・・・はぁ・・・・」
桑田「オイ変な息かけんな気味悪りぃ……!」
アルターエゴ「この学園ではね……『生徒を隔離して、場合によっては一生ここで過ごさせるというの計画』が練られていたらしいんだ」
大和田「はぁ……?それってよォ……」
翔「まるっきり今の状況と同じじゃねっ……!ゲラゲラゲラっ…………!」
アルターエゴ「でも……1年前に起きた“人類史上最悪の絶望的事件”が原因で」
アルターエゴ「……学園は閉鎖となったみたい」
アルターエゴ「はい……ご主人タマ」
山田「はぁ・・・はぁ・・・・」
桑田「オイ変な息かけんな気味悪りぃ……!」
アルターエゴ「この学園ではね……『生徒を隔離して、場合によっては一生ここで過ごさせるというの計画』が練られていたらしいんだ」
大和田「はぁ……?それってよォ……」
翔「まるっきり今の状況と同じじゃねっ……!ゲラゲラゲラっ…………!」
アルターエゴ「でも……1年前に起きた“人類史上最悪の絶望的事件”が原因で」
アルターエゴ「……学園は閉鎖となったみたい」
江ノ島「人類史上(以下略)……?」
大神「1年前……だと?……それが事実だとすれば……」
石丸「僕達はそもそも入学できていないではないかっ…………!!」
セレス「つまり……こういうことなのでしょう」
セレス「何者かが……何らかの事件によって閉校になった希望ヶ峰学園を乗っ取り……」
セレス「先の計画―生徒を隔離し、共同生活をさせる―の被験者として……わたくし達を拉致し」
セレス「この学園に幽閉した」
セレス「その計画の一環に“コロシアイ生活”という実験が組み込まれていた」
葉隠「なるほど!……分からんっ……!!」
大神「1年前……だと?……それが事実だとすれば……」
石丸「僕達はそもそも入学できていないではないかっ…………!!」
セレス「つまり……こういうことなのでしょう」
セレス「何者かが……何らかの事件によって閉校になった希望ヶ峰学園を乗っ取り……」
セレス「先の計画―生徒を隔離し、共同生活をさせる―の被験者として……わたくし達を拉致し」
セレス「この学園に幽閉した」
セレス「その計画の一環に“コロシアイ生活”という実験が組み込まれていた」
葉隠「なるほど!……分からんっ……!!」
十神「計画を練った首謀者が……黒幕というわけか」
不二咲「そのことなんだけどさぁ……」
アルターエゴ「この計画の責任者は……学園長本人だったみたい」
不二咲「年齢は30代の男性で……まだ校内に潜伏しているらしいんだけど……」
霧切「・・・・・・!!」
桑田「本物の学園長が……あのモノクマを操ってるってコトか……!」
大和田「だがよ……そもそも学園が閉鎖になったったのはマジなのかよ……?」
十神「……それは確かな事実だろうな」
大和田「んだよ……根拠でもあんのかぁ?」
十神「この手紙だ……PCと同じく、図書室にあったものだ」
十神「苗木、読んでみろ」
不二咲「そのことなんだけどさぁ……」
アルターエゴ「この計画の責任者は……学園長本人だったみたい」
不二咲「年齢は30代の男性で……まだ校内に潜伏しているらしいんだけど……」
霧切「・・・・・・!!」
桑田「本物の学園長が……あのモノクマを操ってるってコトか……!」
大和田「だがよ……そもそも学園が閉鎖になったったのはマジなのかよ……?」
十神「……それは確かな事実だろうな」
大和田「んだよ……根拠でもあんのかぁ?」
十神「この手紙だ……PCと同じく、図書室にあったものだ」
十神「苗木、読んでみろ」
十神、苗木に一通の封書を手渡す
ぱさっ・・
苗木「えーと……なになに」
苗木「『希望ヶ峰学園事務局からのお知らせ』……」
苗木「これって……希望ヶ峰学園を閉校するって趣旨だ……“深刻な問題”の発生によって……!!」
十神「事務局の印のある書類だ……信憑性は高いだろう」
十神「そしてこの書面における“深刻な問題”は……“人類(以下略)”ととらえられよう」
十神「そして……手紙の汚れ具合……少なくとも、あそこに置かれて1年以上経過しているとみて差し支えない」
朝日奈「な、なるほど……えっと……要するに」
セレス「PCから入手できた重要度が高いと思われる情報と、事務局の発行した手紙の概要が一致しているのです」
ぱさっ・・
苗木「えーと……なになに」
苗木「『希望ヶ峰学園事務局からのお知らせ』……」
苗木「これって……希望ヶ峰学園を閉校するって趣旨だ……“深刻な問題”の発生によって……!!」
十神「事務局の印のある書類だ……信憑性は高いだろう」
十神「そしてこの書面における“深刻な問題”は……“人類(以下略)”ととらえられよう」
十神「そして……手紙の汚れ具合……少なくとも、あそこに置かれて1年以上経過しているとみて差し支えない」
朝日奈「な、なるほど……えっと……要するに」
セレス「PCから入手できた重要度が高いと思われる情報と、事務局の発行した手紙の概要が一致しているのです」
十神「俺達の置かれた状況の解明が……少しは進んだということだ」
大和田「つーより……何でその手紙を見つけた時に……オレらには知らせなかったんだよ?」
大和田「オメェはずっと図書室に入り浸ってたんだから……すぐに見つけたんだろ?」
十神「未知の情報というものも……取引に使えるからな」
十神「情報欲しさに擦り寄って来た人間を……罠に嵌める方法などいくらでもある」
十神「勿論、その場合……情報の真偽はそれほど重要では無いかも知れんがな」
大和田「オメェ……マジで殺しなんぞやるつもりじゃなーだろうな……?」
十神「……さあな」
石丸「……とにかく!……新たな情報が得られて良かったではないか」
大和田「つーより……何でその手紙を見つけた時に……オレらには知らせなかったんだよ?」
大和田「オメェはずっと図書室に入り浸ってたんだから……すぐに見つけたんだろ?」
十神「未知の情報というものも……取引に使えるからな」
十神「情報欲しさに擦り寄って来た人間を……罠に嵌める方法などいくらでもある」
十神「勿論、その場合……情報の真偽はそれほど重要では無いかも知れんがな」
大和田「オメェ……マジで殺しなんぞやるつもりじゃなーだろうな……?」
十神「……さあな」
石丸「……とにかく!……新たな情報が得られて良かったではないか」
石丸「今後は……この学園にいるらしい……本物の学園長を」
霧切「学園長は・・・・・・私が探すわっ・・・・・・・・・・!!」
霧切「必ず・・・・・・・・・・・見つけ出してみせるっ・・・・・・・!!」
この時銀髪、意外にも感情を露にした態度…………!
セレス「…………」
苗木(……珍しいな、いつも表情を表に出さない霧切さんが……)
カイジ(……霧切のやつ、やはり何か事情を知っているんじゃないか?)
カイジ(……俺達が知っている範囲より……もう少し先のことを)
カイジ(今になっても素性がはっきりしないのは霧切だけ……)
カイジ(あ、いや……他の連中にとっては……俺も似たようなものか……)
霧切「学園長は・・・・・・私が探すわっ・・・・・・・・・・!!」
霧切「必ず・・・・・・・・・・・見つけ出してみせるっ・・・・・・・!!」
この時銀髪、意外にも感情を露にした態度…………!
セレス「…………」
苗木(……珍しいな、いつも表情を表に出さない霧切さんが……)
カイジ(……霧切のやつ、やはり何か事情を知っているんじゃないか?)
カイジ(……俺達が知っている範囲より……もう少し先のことを)
カイジ(今になっても素性がはっきりしないのは霧切だけ……)
カイジ(あ、いや……他の連中にとっては……俺も似たようなものか……)
アルターエゴ「僕にできることは……これで終わりかも知れない」
アルターエゴ「学園長の名前とか……これ以上の情報は抽出できなかったし……」
不二咲「お疲れ様……」
不二咲「でも……まだできる事」
山田「ちーたんがもうお暇になるというのなら……!」
山田「僕に預からせてもらえませんかっ……!!」
霧切「!……それはダメよっ」
霧切「アルターエゴによる解析は終了しても……アルターエゴは安全に保管しておいた方がいい」
霧切「あなたが安易にアルターエゴを利用していたら……私達がどの程度の情報収集力を持っているのか」
霧切「黒幕に露見してしまうかも知れない」
霧切「学園内は自由に調べられるといっても……黒幕にとってどうしても知られたくない情報は必ずあるわ」
霧切「それらの機密情報のセキュリティシステムが……更に強固なものにされてしまったら」
霧切「今後の調査活動に支障をきたす虞がある」
山田「などとどうこう言ってっ……!!」
山田「本当は僕とちーたんの愛を邪魔するつもりなのではっ……!!」
霧切「え?」
アルターエゴ「や、山田君……」
山田「僕達は……一心同体なのですぞっ……!!」
山田「誰にも邪魔はさせますまいっ……!!」
不二咲「や、山田君……」
山田「何か問題でもありますかなっ………?不二咲千尋殿っ!!」
霧切「……不二咲君、山田君の妄言に惑わされてはいけないわ」
不二咲「え、えっと……そのぉ……」
山田「本当は僕とちーたんの愛を邪魔するつもりなのではっ……!!」
霧切「え?」
アルターエゴ「や、山田君……」
山田「僕達は……一心同体なのですぞっ……!!」
山田「誰にも邪魔はさせますまいっ……!!」
不二咲「や、山田君……」
山田「何か問題でもありますかなっ………?不二咲千尋殿っ!!」
霧切「……不二咲君、山田君の妄言に惑わされてはいけないわ」
不二咲「え、えっと……そのぉ……」
葉隠「何か……三角関係のもつれっぽいべ」
朝日奈「ていうか……四角関係?」
石丸「こういうものを……純愛というのだろうか、兄弟?」
大和田「まぁ……人それぞれだろ」
十神「下らん茶番だ……もう此処にいる必要はないな」
翔「はいはい~どこまでもお供するわん……白夜様ぁ……!」
朝日奈「ていうか……四角関係?」
石丸「こういうものを……純愛というのだろうか、兄弟?」
大和田「まぁ……人それぞれだろ」
十神「下らん茶番だ……もう此処にいる必要はないな」
翔「はいはい~どこまでもお供するわん……白夜様ぁ……!」
舞園「とりあえず……朝食にしましょうか」
苗木「そ、そうだね……」
大神「朝一番には……プロテインコーヒーがよくあうぞ」
桑田「水か牛乳に混ぜたほうが吸収いいんじゃね?」
江ノ島「それなら断然水っしょ……てゆーか水の確保ってマジ大事だし」
カイジ「…………、山田ってマジであれに惚れ込んでんのか」
セレス「そのようですわね」
カイジ「目の前にいる不二咲じゃなくてか……そもそも男だが……」
セレス「そういう愛の形なのでしょう」
セレス「ところで……伊藤君」
カイジ「……何だよ?」
セレス「本日は……お昼に中華を頂きたいと思いますの」
セレス「作っていただけますか……?」
カイジ「…………おうよ」
カイジ(今度こそ……認めさせるからな…………!)
モノクマの定めた100億円のタイムリミットまで……残り36時間っ…………!
セレス「そういう愛の形なのでしょう」
セレス「ところで……伊藤君」
カイジ「……何だよ?」
セレス「本日は……お昼に中華を頂きたいと思いますの」
セレス「作っていただけますか……?」
カイジ「…………おうよ」
カイジ(今度こそ……認めさせるからな…………!)
モノクマの定めた100億円のタイムリミットまで……残り36時間っ…………!
―脱衣所―
霧切「不二咲君、今後山田君がアルターエゴに近づいた場合は」
霧切「警報音を発するように……設定しておいてくれる?」
山田「・・・・な・・・・・!?」
霧切「それから……アルターエゴの“知らない人物”が接近してきた場合もね」
霧切「……黒幕を出し抜き、ここから脱出するための……大切な足掛かりなのよ」
霧切「全員の利益を追求するためには……個人の欲求に振り回されている場合ではないわ」
霧切「不二咲君、今後山田君がアルターエゴに近づいた場合は」
霧切「警報音を発するように……設定しておいてくれる?」
山田「・・・・な・・・・・!?」
霧切「それから……アルターエゴの“知らない人物”が接近してきた場合もね」
霧切「……黒幕を出し抜き、ここから脱出するための……大切な足掛かりなのよ」
霧切「全員の利益を追求するためには……個人の欲求に振り回されている場合ではないわ」
不二咲「……うん、分かったよぉ」
不二咲の答えを聞き、呆然とする山田を置いて……脱衣所を去る銀髪
カタカタ・・ カタカタ・・
アルターエゴ「…………ふぁ~ぁ」
不二咲「それじゃぁ……スリープモードに入るよ…………おやすみ」
山田「・・・・・・・・・・」
不二咲「ごめんねぇ……山田君…………」
山田「・・・・・い、いえ・・・・・・・・・・」
山田「不二咲千尋殿は・・・・・悪くないですから・・・・・・・・」
山田「むしろ・・・・・ちーたんの創造主・・・・・・・・僕にとっては・・・・神のような存在っ・・・・・!!」
不二咲「え、えへへ・・・・」
どう返答すればいいのか…………困り顔の不二咲
山田(悪いのは・・・・・)
山田(・・・・・・・悪いのはっ・・・・・!!)
山田「不二咲千尋殿は・・・・・悪くないですから・・・・・・・・」
山田「むしろ・・・・・ちーたんの創造主・・・・・・・・僕にとっては・・・・神のような存在っ・・・・・!!」
不二咲「え、えへへ・・・・」
どう返答すればいいのか…………困り顔の不二咲
山田(悪いのは・・・・・)
山田(・・・・・・・悪いのはっ・・・・・!!)
すいません今日はほんとしんどいんで短いですがこれくらいで
あと二日くらい更新とまるかもなんでご容赦ください
あと二日くらい更新とまるかもなんでご容赦ください
霧切さんに死亡フラッグが...?
いやいや、探偵役が死んだらダメだろう。
いやいや、探偵役が死んだらダメだろう。
金を動機にしたのに、全然関係ないところで殺人フラグ立ってる絶望
人は身に病があると、此病がなかつたらと思ふ。其日其日の食がないと、食つて行かれたらと思ふ。
萬一の時に備へる蓄がないと、少しでも蓄があつたらと思ふ。蓄があつても、又其蓄がもつと多かつたらと思ふ。
此の如くに先から先へと考へて見れば、人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない。
萬一の時に備へる蓄がないと、少しでも蓄があつたらと思ふ。蓄があつても、又其蓄がもつと多かつたらと思ふ。
此の如くに先から先へと考へて見れば、人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない。
>>745っ誰かの詩?
>>745
高瀬舟かなんかだっけ
高瀬舟かなんかだっけ
リスクがある場合は別だよね
バレたら死亡確定なんだから、100億でも割には合わんだろ
バレたら死亡確定なんだから、100億でも割には合わんだろ
そもそも、殺人を犯して得体の知れない黒幕から貰った100億なんて大金を外の世界でまともに使えるのかって話だよな
作中人物たちは外がどうなってるか知らないが、たとえ外が普通の状態だったとしても警察に保護された時とか色々問題考えられるし
ついでに言うと生殺与奪を完全に握られてる状態で「外に出す」「100億渡す」なんて言葉を信じるのも無理がある
黒幕が痺れを切らすのを防ぐためのその場凌ぎとして殺人はアリかもしれないけど……
作中人物たちは外がどうなってるか知らないが、たとえ外が普通の状態だったとしても警察に保護された時とか色々問題考えられるし
ついでに言うと生殺与奪を完全に握られてる状態で「外に出す」「100億渡す」なんて言葉を信じるのも無理がある
黒幕が痺れを切らすのを防ぐためのその場凌ぎとして殺人はアリかもしれないけど……
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