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元スレカイジ「私立…希望ヶ峰学園…?」
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カイジ「ま、点数計算自体は……今回の場合あんまり関係ないがな……」
大和田「…………」
石丸「…………」
不二咲「……うん、そうだね」
大和田「不二咲……もう一度聞くがよ……」
石丸「そ、そうだぞ不二咲君……まだ後戻りは……できるんだ」
不二咲「さぁ……やろう、脱衣麻雀っ…………」
不二咲、大浴場へ向けて一歩前へ
そしてカイジ達を振り返り……もう一言
不二咲「それとね……もう一つ……隠してあるモノがあるの」
カイジ「……もう一つ?」
不二咲「すぐにね……分かるだろうから…………行こう!」
不二咲、たじろぐカイジらを置いて、先に脱衣室へ
石丸「い、行ってしまったな・・・」
大和田「うおりゃぁッッッ・・・!!!」
カイジ「!?・・・い、いきなり何だよ」
大和田「こうなりゃもう怖いもんなんざねぇよっ・・・!」
大和田「こちとら女への告白なんか10連敗中なんだよっ・・・・!!」
大和田「待ってろや不二咲・・・!・・・勝負だ勝負っ・・・・・!!」
大和田、不二咲に続き脱衣室へ
石丸「兄弟……少し発言が支離滅裂だったような……」
カイジ「緊張……してるのか……?」
そして、彼らに続くように……脱衣室へ向かうカイジと石丸
一方、物陰にて……偶然彼らの様子を見ていた人物が……1人
十神(石丸、大和田、伊藤、そして不二咲か…………)
十神(妙な組み合わせだ……)
十神(その上、あの妙な組み合わせで……黒幕の死角になる脱衣室に入っていくとは)
十神(フフ……これは確実に……何かが起こるな)
十神(……ここで様子を見ておくのも一興だが……夜が明ければ……露呈することだ)
十神(……明日は……朝のお遊戯会に……出向いてやるとしよう)
十神、ゲームのスタートに期待を抱きつつ……帰路につく……
この後、大浴場にて何が起きたのかは……カイジ達を除き……誰も知らない…………!
ただでさえ石丸ってゲーム強いイメージないのにやったことないんだから
あっという間に剥かれるだろうな。ちーたん男だから問題ないけど女だったら
危うくセクハラになる所だった。まあ女は脱衣麻雀しようなんて言わないけど
あっという間に剥かれるだろうな。ちーたん男だから問題ないけど女だったら
危うくセクハラになる所だった。まあ女は脱衣麻雀しようなんて言わないけど
麻雀慣れしてなくてもデジタル思考が得意なちーたんは結構強い?
ダンガンロンパ知らない人もいるみたいだし、なるべくコメントでのネタバレは控えた方がいいのかな?
凄いな…カイジ世界にダンガンキャラが、じゃなくてダンガン世界キャラ達の中に
カイジが入っただけであとはちんぷんかんぷんでも読ませる力があるとは…
ダンガン知らないと設定とか世界観とか意味不明なんじゃと思うが
カイジが入っただけであとはちんぷんかんぷんでも読ませる力があるとは…
ダンガン知らないと設定とか世界観とか意味不明なんじゃと思うが
すまんな 苗木が主人公ってのとモノクマが青狸ってことしか知らんのよ
原作見る予定もないしネタバレばんばんおっけーやでー
原作見る予定もないしネタバレばんばんおっけーやでー
―大浴場・脱衣所―
4脚の椅子で雀卓を囲み……倉庫から持ち込んだ菓子類等を頬張りつつ……進行していく脱衣麻雀……!
その夜、カイジ達の戦いは……様々な局面を内包した
非常に濃密な時間となった
≪……各人の着衣……おおよそ≫
不二咲:シャツ、上着、リボン、ストラップのドレス、パニア、靴下、下着
大和田:コート、インナー、ズボン、ベルト、下着
石丸:上着、ズボン、袖章、靴下、(腕時計)、下着
カイジ:ジャケット、ジーパン、インナー、ベルト、靴下、下着
石丸「バ、バカなっ……!」
石丸「3枚一組の組み合わを4つと……2枚1組の組み合わせ1つ……」
石丸「たったそれだけを作る作業だというのに……なぜ……」
石丸「僕だけ極端に上手くいかないんだっ…………!」
不二咲「お、落ち着いて……石丸クン」
大和田「それが簡単にできりゃ……苦労しねぇって」
カイジ「基本的な役の立直だが……そこまで持ってくるのに」
カイジ「どの牌を捨て……どの牌を残すか……明確な方針を立てることも必要だが……」
カイジ「変化する状況に応じて……柔軟な対応力も必須」
カイジ「手持ちの14の牌を……上手く揃えるだけのことだが……ありとあらゆる戦術が試される」
カイジ「勿論、それに加えて運のツキ、流れと言った抽象的な要素も取り沙汰される……」
カイジ「なあ……面白いだろ……?」
石丸「むむむ・・・・・!」
石丸「完敗だな……だが」
石丸「次は……負けんっ……!!」
石丸「ルールを深く理解し……!練習を通じて勝負勘を磨き……!」
石丸「勝てる実力を身につけるぞっ…………!」
石丸「絶え間ない“努力”は……決して自己を裏切らないのだ……!!」
大和田「お、おう……頑張れ」
カイジ(どんだけ精通したところで……絶対勝てる戦法なんざねぇがな……)
カイジ(言うなりゃ……麻雀を打つ人間の数ほど……“必勝法”があるって感じか?)
カイジ(イカサマがあると話は別だが……)
石丸「今回は……仕方が……あるまいな……では…………いざ」
大和田「お、おい!!」
大和田「兄弟……お前もうブリーフ一丁だろーが……!」
大和田「マジで……脱ぐのかっ……?……不二咲の……前でよっ……!!」
不二咲「大丈夫だよぉ……大和田クン」
大和田「だ、大丈夫って……お、お前なぁ……っ……」
この時カイジ、これまでに抱いていた……違和感が増幅っ……
カイジ(ちょっと……待てよ……男のアレ……見ることになるんだぜ……?)
カイジ(それを前にしてよ……この清々とした……表情は何だ…………?)
カイジ(女なら……少しは……顔色変わるだろ……?)
カイジ(かといって……コイツがアレを……見慣れてるような女には……どうしても……見えねぇ)
石丸「“男と男の勝負”に割って入った身なのだっ……!!」
石丸「今更……条件を反故にするなどもってのほか……!!」
石丸「……いざっ!!!」
石丸、脱衣ッッッ……!!!
この瞬間、石丸……飛ぶッ……ハコテン……!
否……正確にはマイナスにはならない……零状態……!
およそ10秒間、すべてを晒した後……大和田が放った腰巻で秘部を隠匿……!
そして尚……勝負は続行……!
……しかる後……
大和田「ぐっ・・・・」
カイジ「詰んだな……大和田……」
石丸「兄弟っ……」
不二咲「大和田クン……」
大和田「へっ・・・・次やる時は・・・倍返し・・・してやんよっ・・・・」
石丸に続き…………大和田……撃沈っ…………!!
大和田「おらあああああっ・・・・・!」
大和田「兄弟が男を見せた手前・・・オレが引けるかったんだっ・・・・!」
大和田、甘酒を飲みほし……!覚悟を……決める……!
大和田「み、見てろやっ・・・・!不二咲ィっ・・・・・・・!!」
大和田「ビッグマグナムって・・・・ヤツをよぉおおおおおおおおぉっ・・・・・・!!!」
ばさあっ・・・!
残るはカイジ、不二咲の2人……!
もちろん石丸と大和田も卓を囲む状況に変わりはないが……
すでに破産……失うもののない2人に漂う……緩やかな安息感……!
石丸「ハッハッハ・・・全てを失った堕落と退廃・・・こんな感覚・・・初めてだっ・・・!」
石丸「学年最下位の成績をとった人間の気持ちとは・・・こういうものなのかも知れんっ・・・!」
大和田「そういやオメェは一応・・・優等生だっけなぁ・・・・!」
大和田「にしてもよぉ・・・喉元過ぎたら・・・っつーのはまさにコレだな・・・・!」
大和田「もう何も恥ずかしくねーよ・・・!!」
残るカイジは上半身裸……一方の不二咲……未だに靴下と上着を脱いだのみ……!
予想以上の善戦っ…………!!
カイジ「しかし不二咲……思った以上にやるなっ……」
不二咲「ううん……こうやって実物の牌を使うのは初めてだし……」
不二咲「オンラインで試しにやってみたことがあるくらいだよぅ……」
大和田「ビギナーズラック……ってやつか……?」
石丸「凄いじゃないか……不二咲君……いや……不二咲先生……テクニックをご教授いただきたいところだ!」
不二咲「そ、そんなぁ……先生だなんて」
カイジ(ビギナーズラック……確かにそういう側面もあるかも知れないが……)
カイジ(こいつのことだ……おそらく……計算されている…………計算された戦術)
カイジ(……いわゆる……デジタル思考っ……)
カイジ(「運」や「流れ」といった……アナログな……ある意味オカルト的な要素を削り取った……)
カイジ(統計的な……手法……!)
カイジ(……無論、俺の頭じゃ……到底理解に及ばないような……理論とか……そういうの)
カイジ(使ってるんだろうけど……)
カイジ(さて……問題はここからだ……どうする?)
石丸「ところでだが……不二咲君」
不二咲「え……なぁに?」
大和田「いやよ……今日はオレの……負けだ……」
大和田「んなわけで……とりあえず……この勝負はお開きにしねぇか?」
不二咲「えっ……?」
カイジ「…………」
石丸「そ、そうさ……いくら不二咲が好調といえども……残るは伊藤君との一騎打ち……」
大和田「こん中じゃ一番麻雀やりこんでる奴だ……何が起こるか……わかんねぇしよ……」
大和田、ちらりとカイジに視線をやる
カイジ(……確かにな……まだまだ俺が挽回できる好機は十分にある)
カイジ(不二咲のことを考えるなら……この辺で……)
カイジ「不二咲……」
不二咲「それは・・・ダメっ・・・!」
カイジ「……!」
不二咲「決着がつくまで・・・やらせて・・・!!」
大和田「……オ、オイ!?」
石丸「……ッ!?」
不二咲「最後まで勝負するって・・・最初に約束したんだからっ・・・・!」
不二咲「投げ出したり・・・したくないのっ・・・・・!!」
不二咲「・・・最後まで・・・・やるよっ・・・・・!!」
カイジ「…………」
不二咲「それは・・・ダメっ・・・!」
カイジ「……!」
不二咲「決着がつくまで・・・やらせて・・・!!」
大和田「……オ、オイ!?」
石丸「……ッ!?」
不二咲「最後まで勝負するって・・・最初に約束したんだからっ・・・・!」
不二咲「投げ出したり・・・したくないのっ・・・・・!!」
不二咲「・・・最後まで・・・・やるよっ・・・・・!!」
カイジ「…………」
大和田(不二咲……伊藤の言った通りだ……)
大和田(男気ってやつだ……)
大和田(今までは……普通に気弱な女だとしか思ってなかったが……)
大和田(度胸があるじゃねぇか……オレなんかより……ずっと……!!)
カイジ「……そうこなくっちゃ」
石丸「!……伊藤君!?」
カイジ「ここで投げ出されちゃ……正直たまんねぇよ……!」
カイジ「ケリをつけようぜ……不二咲っ……!!」
不二咲「……うん」
不二咲「手加減……しないでね……」
カイジ「ったりめぇさ……!」
カイジ「ゲーム再開だ……!……混ぜるぞっ……!」
大和田「……おうよっ……!」
石丸「わ、……分かった……!」
経験で勝るカイジか、あるいはデジタル戦術の不二咲か……!!
白熱の戦いは……未明に決着を迎える……!!
そして……早朝……午前6時ごろ
カイジ達は……広々とした大浴場の中にいた
―浴室―
石丸「いやはや……朝シャンというのは……気持ちのいいものだな!」
カイジ「まぁな」
石丸「麻雀という新鮮な体験もできたし……不二咲君とも仲良くなることができた」
石丸「実に有意義な時間を過ごせたよ……伊藤君!」
カイジ「そう言ってもらえると……こっちも誘った甲斐があるさ……」
石丸「そして……兄弟の過去のことだ」
カイジ「全国的に有名な暴走族の2代総長の奴は……1代目の兄を……“殺した”……」
カイジ「いや……実際ドリフトで大和田が暴走しちまって……奴の助けようと身代わりになった兄が死んだんだ」
カイジ「大和田に直接の非はないが……」
石丸「兄弟にとって、“越えられない壁”であった大亜(あに)の存在……その死」
石丸「そして大亜(あに)の遺言……『オレ達の族(チーム)を守れ』……」
カイジ「族を守れという……兄との“男の約束”を果たすために……あいつは……」
カイジ「兄の事故死の真相を……舎弟に知られるわけには……いかなかった」
石丸「だからこそ……兄弟は口を固く閉ざしていたのだ……」
石丸「兄弟の過去……兄を自分が“殺して”しまったこと……それが世間に知られてしまえば……」
カイジ「自身への求心力の喪失……果ては兄と弟、二人で築きあげた族の崩壊……それを恐れるがために……」
石丸「今回の“動機”……兄弟の秘められた過去が……まさにそれだったとは…………」
石丸「そして大亜(あに)の遺言……『オレ達の族(チーム)を守れ』……」
カイジ「族を守れという……兄との“男の約束”を果たすために……あいつは……」
カイジ「兄の事故死の真相を……舎弟に知られるわけには……いかなかった」
石丸「だからこそ……兄弟は口を固く閉ざしていたのだ……」
石丸「兄弟の過去……兄を自分が“殺して”しまったこと……それが世間に知られてしまえば……」
カイジ「自身への求心力の喪失……果ては兄と弟、二人で築きあげた族の崩壊……それを恐れるがために……」
石丸「今回の“動機”……兄弟の秘められた過去が……まさにそれだったとは…………」
カイジ「はぁ……俺には……わかんねぇな……暴走族の縦社会ってのは………」
石丸「僕にも……分からない……だが」
石丸「兄弟は……その過去を全て……僕達に打ち明けてくれた……」
石丸「兄弟は……兄弟なりに……秘密が暴露されてしまうという事実を、それに対する恐怖を……受け入れ……」
石丸「それを直視することで……一山乗り越えたんだ…………」
カイジ「自分自身の恐怖心……最大の弱みから目をそらさず……立ち向かうことを……決意した……ということか」
カイジ「一歩間違ってたら……あいつ……万が一のコトを起こしてたかもしれないな……」
石丸「兄弟に限って……そんなことはなかっただろうが…………可能性は……あったかもしれない」
石丸「僕にも……分からない……だが」
石丸「兄弟は……その過去を全て……僕達に打ち明けてくれた……」
石丸「兄弟は……兄弟なりに……秘密が暴露されてしまうという事実を、それに対する恐怖を……受け入れ……」
石丸「それを直視することで……一山乗り越えたんだ…………」
カイジ「自分自身の恐怖心……最大の弱みから目をそらさず……立ち向かうことを……決意した……ということか」
カイジ「一歩間違ってたら……あいつ……万が一のコトを起こしてたかもしれないな……」
石丸「兄弟に限って……そんなことはなかっただろうが…………可能性は……あったかもしれない」
石丸「そういう意味でも……伊藤君には感謝している!」
石丸「兄弟が……過去を打ち明けられるような……環境を作ってくれたことを……」
カイジ「俺よりも……あいつに礼をいうべきだ……不二咲に」
カイジ「結局あいつが……脱衣麻雀なんて言い出さなかったら……あの一席は実現しなかったんだ」
カイジ「そして……あいつが……あの場で……」
カイジ「勇気を振り絞って……カミングアウトしなかったらな」
石丸「……そう、だな」
カイジ「しかし……まさか……不二咲が……」
石丸「……男子……だったとはっ……!!」
石丸「兄弟が……過去を打ち明けられるような……環境を作ってくれたことを……」
カイジ「俺よりも……あいつに礼をいうべきだ……不二咲に」
カイジ「結局あいつが……脱衣麻雀なんて言い出さなかったら……あの一席は実現しなかったんだ」
カイジ「そして……あいつが……あの場で……」
カイジ「勇気を振り絞って……カミングアウトしなかったらな」
石丸「……そう、だな」
カイジ「しかし……まさか……不二咲が……」
石丸「……男子……だったとはっ……!!」
―サウナ―
そこには腹巻きをした大和田と、バスタオルを巻いた不二咲の姿が……!
大和田「今日から始めるか?……トレーニングをよぉ?」
不二咲「うんっ……!付き合ってくれて……ありがとう」
大和田「よせやい……それぐらい、あと桑田あたりにも声かけてみるか……仮にも野球の天才だ」
不二咲「……そうだねぇ」
大和田「……ありがとな……」
不二咲「え……?」
大和田「弱さを認める強さってのを……オメェに教えてもらった」
不二咲「そんなぁ……僕は全然強くなんか……」
大和田「強い……不二咲、オメェは強い…………嫉妬しちまうくらいによ」
不二咲「……大和田クン」
大和田「だから……オメェのお蔭なんだ……オメェの強さを見て……」
大和田「オレももっともっと……強くなんねぇと」
大和田「秘密がバレちまったくらいで……族をまとめられねぇようなヤワな男じゃなく」
大和田「もう一回り……大きくなって……」
大和田「こっから……出ようってな…………!!」
不二咲「大和田クン……」
大和田「こっから出たらよ……一緒に“暴走(はし)”ろうぜ……!」
大和田「バイクのケツに……のっけてやっからよっ…………!!」
不二咲「…………うん!」
新たな友情の……芽生え
一方、同じ頃……
不二咲「……大和田クン」
大和田「だから……オメェのお蔭なんだ……オメェの強さを見て……」
大和田「オレももっともっと……強くなんねぇと」
大和田「秘密がバレちまったくらいで……族をまとめられねぇようなヤワな男じゃなく」
大和田「もう一回り……大きくなって……」
大和田「こっから……出ようってな…………!!」
不二咲「大和田クン……」
大和田「こっから出たらよ……一緒に“暴走(はし)”ろうぜ……!」
大和田「バイクのケツに……のっけてやっからよっ…………!!」
不二咲「…………うん!」
新たな友情の……芽生え
一方、同じ頃……
―寄宿エリア・廊下―
十神(7時にはまだ早い……先にランドリーで洗濯を済ませておくか……)
十神(下々の連中と無駄に顔をあわせるのも気に食わんからな……)
十神(…………ん?)
僅かに漏れる浴場の照明に……人の気配を察する十神
気になり……中に立ち寄る
―大浴場・脱衣所―
十神(……誰か風呂に入っているのか)
辺りに散らばる服に当然見覚えはある……!
16人全員、毎日服装が変わらないのだから……!!
十神(これは……夜に目にした……あいつら4人の……)
十神(4人……ということは……不二咲も一緒に中に……?)
十神(そして……これは……麻雀卓か……?)
その時十神、ローカーの一角で……ある物を発見…………!
十神「む……これは」
それは……ノート型のパソコン……
十神(図書館に置いてあったものだな……いつの間にかなくなっていたので……多少気になっていた……)
十神(確か故障していたはずだが……スリープモード?……動作するのか……)
パソコンを立ち上げる十神、……そして……画面に現れたのはっ…………!
その時十神、ローカーの一角で……ある物を発見…………!
十神「む……これは」
それは……ノート型のパソコン……
十神(図書館に置いてあったものだな……いつの間にかなくなっていたので……多少気になっていた……)
十神(確か故障していたはずだが……スリープモード?……動作するのか……)
パソコンを立ち上げる十神、……そして……画面に現れたのはっ…………!
「おはようございます……ご主人タマっ…………!」
十神「……ッ……」
《おはようございますっ……!7時になりました…………!》
学園生活6日目の始まりを知らせる校内放送…………!
この直後、風呂からあがったカイジ達4人と……鉢合わせになった十神は……
珍しく……面喰った顔していたという…………
次に続く
麻雀描写はあんまり長くなってもあれなのでこれぐらいで……
麻雀描写はあんまり長くなってもあれなのでこれぐらいで……
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