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元スレ苗木「じょうずな絶望とのつきあいかた」

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松田を絡めないとっていうか江ノ島が本格的に絶望に転んだのは松田関係してるわけだし
その辺の扱いをどうするのかは必要じゃね?
松田嫌いだから出すなっていうなら分からんでもないけど
そもそもそんなん書いてる人の自由だからいちいち口出しすんなって話だ
その辺の扱いをどうするのかは必要じゃね?
松田嫌いだから出すなっていうなら分からんでもないけど
そもそもそんなん書いてる人の自由だからいちいち口出しすんなって話だ
戦刃「……」コソコソ
江ノ島「……」
苗木「……」
戦刃「……」コソコソ
江ノ島「ねえ……」
苗木「何?江ノ島さん?」
江ノ島「なんでついてくんのかなー?ストーカー?」
戦刃「……っ!」ビクッ
戦刃(わ、私のことじゃないよね……?)
戦刃(……もうちょっと距離を離そう……)コソコソ
苗木「ストーカーじゃないよ。ボクら付き合ってるんでしょ?」
戦刃「……!!」
戦刃(やっぱり付き合ってるの……!?)ザッ
ドンッ ドシャッ
罪木「ひゃああ!」
戦刃「……あ……!ご、ごめんなさい……」
罪木「ひぅう……とんでもないです私こそごめんなさいぃぃ……!私がぼさっとしてたのがいけないんですぅ!」
戦刃「私がよそ見してたから……」
戦刃(あ、あれ……盾子ちゃん達いない……)
罪木「ううう……いえ……最終的に全面的に圧倒的に私が悪いんですぅ……どうか許してくださぁい……」ヨロ
戦刃「足……」
罪木「え……?」
戦刃「ケガしてる……」
戦刃「……」ヒョイ
罪木「え?え!?あのぅ……なぜ、お、おおお姫様だっこを……?」
戦刃「保健室に運んで手当てする……私のせいでしたケガだから……」
罪木「えええ!?だ、大丈夫です!こう見えても私、超高校級の保健委員だなんて呼ばれてたりして……自分でも手当てくらいなら可能でして、あの、その、こんなケガもしょっちゅうですし!」
戦刃「でも痛そう……」
罪木「へ?」
戦刃「ケガしてる人を見捨てなくてもいい……ここは戦場じゃないから……」
罪木「は、はわわわわわ……」ズキューン
罪木「うええええぇぇぇぇん!!」ビエー
戦刃「!!……ご、ごめんなさい……何か悪いことしちゃった……んだよね……?私、盾子ちゃんみたいに頭が良くないから……」
罪木「そっ、そんな!違うんです!私こんな、心配されて、やさしくされて、こんなの初めてで、感動して……ごめんなさいぃぃぃ!」ビエエエエン
戦刃(良かった……悪いことしたわけじゃないんだ……)ホッ
戦刃「……このまま運んでくね」
罪木「あ、あの、お気持ちは嬉しいんですが、すごくすごく嬉しいんですが、ほんとに運んで頂かなくても……。わ、私みたいな鈍重なブタを運ぶのは大変でしょうし……!」
戦刃「あなたはヒトに見えるけど……ブタだったの……?その場合私はどう対応すれば……」
罪木「ち、違いますぅ!ごめんなさい忘れてくださぁい!……え、ええとつまり、重くないんですか……?ずっと私を抱えたままお話ししてますけど……」カァァァ
戦刃「ミニガンに比べれば全然……」
罪木「はぅぅ……!ありがとうございますぅ……!」
罪木(ミニガンってきっとちっちゃい銃ですよね)エヘヘ
戦刃「とにかく、運んでく……。いいよね……?」
罪木「ひゃ、ひゃいぃ!ふつつか者ですがよろしくお願いしますぅ!」
>>113奇遇だな。俺もだ
○●
保健室
罪木「運んで頂いた上に手当てまでして頂けるなんて感激ですぅ……」グス
罪木「しかもとってもお上手で……」
戦刃「私は超高校級の軍人だから……応急手当てくらいはできるよ」
罪木「はわぁ……そうだったんですか」
戦刃「……えと、じゃあ、お大事に……」スッ
罪木「ま、待ってくださいぃ!」
戦刃「どうしたの……?」ビクッ
罪木「あ、あのその、お、お名前をお尋ねしてもよろしいでしょうか!?あ、人に名前を訊く時は自分からですよね私ったら愚鈍ですみませぇん!……わ、私は罪木蜜柑といいます……」
戦刃「……私は戦刃むくろ」
罪木「戦刃さん……」ポーッ
罪木「……はっ!?すみませぇん!勝手にお名前を口にして!『戦刃さん』とお呼びしてよろしいでしょうか?」
戦刃「大丈夫……」
罪木「ありがとうございますぅ!……それで、あのぅ……」
戦刃「……何?」
罪木「お、お、おおお、お友達に、なって頂けないでしょうか……?」
戦刃(……おともだち……?)
戦刃「お友達……!?」
罪木「は、はい……!」
戦刃「……」
罪木「や、やっぱり嫌ですよね、こんなグズと友達になんて」グス
戦刃「そんなこと……ない」
罪木「ひぇ?」
戦刃「わ、私みたいな3Zでいいなら……友達になる……よ……?」
罪木「あ、あああありがとうございますぅ!!さんぜっとって意味は解りませんが、その、よろしくお願いしますぅ!」ビエエエエン
戦刃「……泣かないで」ヨシヨシ
罪木「うえええええん!ごめんなさいぃぃぃぃ!!」
○●
戦刃(思いがけず友達ができたけど盾子ちゃん達見失っちゃった……)
戦刃「罪木さん……」
戦刃「……」フフッ
パシャッ
戦刃「!?」バッ
小泉「あはは、いきなりごめんね?むくろちゃん今すっごい良い笑顔だったから思わず」
戦刃「小泉さん……」
戦刃(油断してた……銃撃だったら死んでた……!)
戦刃(油断してた……銃撃だったら死んでた……!)
むくろちゃんが可愛くてもう胸が痛い
むくろちゃんが可愛くてもう胸が痛い
小泉「アタシのこと覚えててくれたんだ?」
戦刃「写真を撮ってくれるけど、その度に私がうまく笑えなくて注意されるから……」
小泉「口うるさいせいで覚えられたわけね……」アハハ……
戦刃「ごめんなさい……」
小泉「アタシの方こそごめん。写真のこととなるとどうしてもね……」ウーン
小泉「それにしても……うん、いい笑顔だよ。ほら!」スッ
戦刃「これ……私?」
小泉「もちろん!ねえねえ、なんかいいことがあったの?」
戦刃「友達……」
小泉「友達?」
戦刃「……」
小泉「あ、あれ?ちょっとどうしたの?急に下向いて……」
戦刃「……小泉さんとは……友達になれないと思って……」
小泉「ええっ!?そんな……どうして……?」
戦刃「小泉さんのお母さんって、戦場カメラマンだよね?」
小泉「あ、知ってるんだ?」
戦刃「私は、超高校級の軍人だから……」
小泉「……」
戦刃「小泉さんのお母さんはきっと戦争の悲惨さとかを伝える、すごく立派な人なんだと思う……」
戦刃「でも私は……小さい頃からミリタリーが好きでフェンリルに入って、大勢の人を殺したような人間だから……」
小泉「……だから?」
戦刃「小泉さんは……【私みたいな人間は嫌い】でしょ……?」
小泉「その推理はピンボケだよっ!」
戦刃「え……!?」
小泉「こんなやさしい笑顔ができる子を嫌うわけないじゃん!」
戦刃「そ、それだけ……?」
小泉「それだけでいいのっ!」
戦刃「でも……」
小泉「お母さんは戦場の真実を追い求めてるけど……」
小泉「だからって超高校級の軍人さんを嫌う理由にはならないよ」
戦刃「小泉さんは私がどんなことしてきたか知らないから……」
小泉「昔のむくろちゃんがどんな思いでどんな戦いをしてたかは解らないけど」
小泉「今のこの写真の中のむくろちゃんは、ほら。こんなに柔らかく微笑んでるじゃん。それが全て」
小泉「だからほら笑って。そんでさ、友達になってよ!」
戦刃「……小泉さん……!」パァッ
パシャッ!
小泉「そう!その調子っ!」
○●
小泉「なるほどねー。蜜柑ちゃんと友達になれたことが嬉しかったんだね」
戦刃「うん……」カァァァ
小泉「すごいなぁ、それも蜜柑ちゃんの方から友達になってほしいって言うなんて……」
小泉「アタシの場合、蜜柑ちゃんに話しかけると、ひたすらものすごい勢いで謝られて取り付く縞がないのに」
戦刃「気持ちは解る……かも。私も人と話すの得意じゃないから……」
小泉「それにしても、むくろちゃんでも人とぶつかっちゃうことあるんだね。サッとかわせそうなのに」
戦刃「よそ見してたから……」
小泉「ダメだよちゃんと周り見て歩かなきゃ!一体何を見てたの?」
戦刃「それは……!!そうだった……!小泉さん、盾子ちゃんと苗木君知らないかな……?」
小泉「盾子ちゃんと苗木……?それならむくろちゃんと会うちょっと前に学園の外に出てくの見たよ。方向的に公園の方かなぁ?遠目だったけど二人とも、えーと、個性的だから目に入ったんだよね」
戦刃「ありがとう小泉さん……!」
小泉「……ね、あの二人が付き合ってるのってほんとなの?」
戦刃「……それは……解らない。ごめんね」
小泉「ううん、アタシはただ好奇心で訊いただけだから。……それにしても盾子ちゃんってよく解らないのよね」
戦刃「えっ……?」
小泉「これでも超高校級の写真家だからさ、写真に納められた人の顔から色々読み取ろうとしてるんだけど……」
小泉「盾子ちゃんの笑顔からは何も読み取れないのよ」
小泉「いや表面的にはすごく自然でいい笑顔に見えるんだけどなぜかしっくり来ないんだよね……。なんでだろ……?」ウーン
戦刃「……」
戦刃「……わ、私もう行かなきゃ……」アセアセ
小泉「あ、ごめん!またいい写真、撮らせてよね!」
戦刃「う、うん……!がんばる……。あ、そうだ、ええっと……」
小泉「どうしたの?」
戦刃「もし、小泉さんがお母さんみたいに戦場とか、危ない場所に踏み込むことになったら……私があなたを守るね」ニコ
小泉「ふぁ……!……今のところ、そういう予定はないけど……あ、ありがと」ポー
戦刃「それじゃ……」タッ
小泉「う、うん、またね!」
……
小泉「……あの笑顔は反則でしょ……」ドキドキ
○●
希望ヶ峰学園校外周辺>公園
戦刃「……い……いた……!」ゼェゼェ
戦刃「あれ……?大神さんと……日向君……?」
戦刃(二人の訓練に盾子ちゃん達が居合わせた、ってことかな……)
戦刃(……もうちょっと近づかないと……)コソコソ
ソニア「や、やめなさい無礼者っ!」
戦刃「……!?」ピク
○●
希望ヶ峰学園校外>路地裏
ガラの悪い男1「いーじゃん、ちょーっと一緒に遊ぼうって誘ってるだけじゃん」グイグイ
ガラの悪い男2「そーそ、ちょっとちょっと」ヘラヘラ
ソニア「結構です!やめてくださいっ!」
ガラの悪い男1「ツレないなぁ……」
戦刃「……その人を離して……!」ババーン
ガラの悪い男1「あ?なんだコイツ」
ガラの悪い男2「お友達?」
ソニア「ち、違います!彼女はわたくしと関係ありません!」
戦刃「彼女嫌がってるからその……離れないと痛い思いさせちゃう……と思う」
ガラの悪い男1「なんだこのアマ何言ってんだ?」
ガラの悪い男2「そっかそっか君も仲間に入れて欲しいんだね!」
ガラの悪い男1「おいおい」
ガラの悪い男2「仲間外れはカワイソーだろ?」
ガラの悪い男1「ま、とりあえず大人しくなってもらおーぜ」スタスタ
ガラの悪い男2「うっはキチク」ヘラヘラ
戦刃(武装なし……強いのかなこの人達)
ガラの悪い男1「おら!」ヒュッ
戦刃「……」パシッ
ガラの悪い男1「あ?離せオイコラ!」
戦刃「……」グググ
ガラの悪い男1「ってえええ!離せええええ!」ブン
戦刃「……」グイッ
ガラの悪い男1「あ?」
ドグシャアッ
ガラの悪い男1「ぶべっ」
戦刃(どうしよう……受け身取れるようにやったのに顔面からいっちゃった……大丈夫かなこの人……)
ガラの悪い男2「てっめぇぇぇぇ!」バッ
戦刃「見えすぎ……」ヒュッ
バキャッ
ガラの悪い男2「うぎゃあ!」ドシャア ガクッ
戦刃「……大丈夫?」
ソニア「は、はい!」パァァ
ソニア「わたくしはソニア・ネヴァーマインドと申します!この度は助太刀ありがとうございます!」キラキラ
戦刃「私は、戦刃むくろ……超高校級の軍人」
ソニア「まあ!やはり希望ヶ峰の方でしたか!しかも軍人さんとは……あの素晴らしい近接格闘もガッテンです!」
ソニア「実はわたくしも希望ヶ峰の生徒でして、超高校級の王女などと呼ばれてます」
戦刃「王女様……!?」
ソニア「はい!」
戦刃(確かにすごく王女様っぽい……)ジーッ
戦刃「……でも、王女様なのに護衛はいなかったの?」
ソニア「あ、それは、ええと……」
ソニアの付き人「……ソニア様!ここにおられましたか!勝手にいなくなられては……!これは一体……!?」
ソニア「この戦刃さんがわたくしがチーマーにカラまれているところを助けて下さったのです!」
戦刃(チーマーだったのかなあの人達……)
ソニアの付き人「なんと……!お二人共お怪我は?」
戦刃「……二人とも大丈夫……です」
ソニアの付き人「……その様ですね。この度はソニア様をお助け頂きありがとうございました戦刃様」
戦刃「……た、大したことしてないから」
ソニア「是非お礼をさせてください!この後ご予定は?」
戦刃「……予定……はっ!?」
戦刃「ごめん、なさい……急いでるんだった……」
ソニア「そうでしたか……。ではお礼はまた今度ですね」
戦刃「お礼なんていいよ……」
ソニア「いえ、あんな華麗に素敵に助けて頂いた以上、戦刃さんの希望を叶えなくては気が済みません!わたくしにできることならなんなりとお申し付けを!」
ソニアの付き人「そ、ソニア様!」
戦刃「じゃあ……友達になって」
ソニア「お友達、ですか?」キョトン
戦刃「やっぱりダメかな……?」
希望と絶望イチャイチャ期待したのに…残姉かよ…はぁ様子見しとくか



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