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    元スレ黒子「もう類人猿なんて言いませんの」

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    151 :

    黒子が絵文字顔文字使って普段と違うキャラだしてきたらそれはそれでアリですの
    というか見たい

    152 :

    今回の上×黒子はどんなエンドを迎えるのか楽しみですね~

    作者乙

    153 :

    予告日より早いですが
    時間が空きましたので投下しますの

    154 = 153 :

    【いつもの公園】


    上条「(デートする事になったのは嬉しいけど)」

    上条「(相手は名門常盤台のお嬢様だぞ。どうエスコートすればいいんだ?)」

    上条「(大体、上条さんはデートするのってこれが初めてなんだぜ。どうすればいいかな?)」

    上条「(誰かに聞いてみよう)」

    美琴「あっ! やっと来やがったわね!」

    上条「(にしても、相手は白井か...)」

    155 :

    美琴「ちょっとアンタ! 聞いてんの?」

    上条「(うん? つかデートって好きな人と行くのがデートなんだっけ?)」

    美琴「ねぇてば」

    上条「(いやいや、違うよな。だって白井は御坂の事が好きなガチ百合なんだぜ。多分、御坂と行く前に上条さんで練習しようって事なんだろう......なんか不幸だー)」

    美琴「いい加減に」バチバチ

    上条「(まぁ上条さんにそんな青春がある訳ないな)」

    美琴「無視すんなやゴラァァァ!!」ビリビリ

    上条「え? ちょ!? 何でせうか?」キュイーン

    156 = 155 :

    美琴「やっと気付いたかこのツンツン頭が!!」

    上条「ビリビリ...」

    美琴「だからビリビリ言うなや!それと毎度毎度私をスルーすんじゃないわよ!!」

    上条「いや、スルーしてた訳ではなくてな」

    美琴「いくら呼んでも全然反応しなかったじゃない!」

    上条「そうだったのか? 悪い、ちょっと考え事してたんだ」

    美琴「考え事? またなんかトラブルでも巻き込まれてんの?」

    157 = 155 :

    上条「それは絶対に違う。ただちょっとデートについて考えてたと言うか」

    美琴「はぁ? デートって事はア・ン・タはまたフラグを建てやがったなこの女たらし!!」

    上条「女たらしは酷くないですか?」

    美琴「一体何処のどいつとデートすんのよ? 吐け!」

    上条「えっとそれ...ん?」

    上条「(相手が白井なのは伏せといた方がいいな。ましてや御坂に言うといろいろと勘違いされそうだしな)」

    159 = 155 :

    上条「別に変な事言ってないだろう。お前だってこの先好きな男が出来てさ、ソイツと何処かにデートに行きたいんだろう?」

    美琴「そ、そりゃあそうよ。わ、私だってそれぐらいの事は興味あるんだから///」

    上条「だよな。なら御坂がデートに行きたい場所つったら何処がいいか?」

    美琴「そ、そうね」

    美琴「私だったら動物園とか水族館が良いな///」

    上条「ふむふむ」

    160 = 155 :

    美琴「後は一緒にクレープ食べたりして」

    上条「ふむふむ」

    美琴「ショッピングして」

    美琴「最後に観覧車に乗って終わるのが私の理想のデートよ」

    上条「成る程。なかなか内容があるデートだ」

    美琴「でしょう? アンタもそう思うよね?」

    上条「だな」

    上条「(やっぱ女性の意見は参考になり易いな)」

    161 = 155 :

    上条「いつか御坂に彼氏が出来ると良いな。御坂と付き合える男なんてかなりの幸せ者だぜ」

    美琴「」

    上条「御坂?」

    美琴「やっぱアンタはアンタだわ...」

    上条「はい?」

    美琴「なんでもない」

    上条「?」

    美琴「(それを言うならコイツだって同じよね。鈍感でフラグメイカーのコイツと付き合えたらどんだけ幸せなのやら)」

    美琴「(まぁ今の時点でコイツと付き合えそうな女なんて居ないし、慌てる事ではないわね)」

    162 = 155 :

    ーーーーーー
    ーーー



    【上条の部屋】


    上条「さて、次は同性からの意見を聞いてみるとすっか」

    上条「ここは...やっぱリア充持ちのあの野郎しかいねーな」ピッピ


    【DATE】××/×× 22:00
    【FROM】大将
    【sub】起きてるか?
    ------------------------
    浜面
    ちょっと相談にのって
    くんない?


    【DATE】××/×× 22:02
    【FROM】浜面
    【sub】無題
    ------------------------
    別にいいぜ
    どんな相談だ?

    171 = 155 :

    【DATE】××/×× 23:02
    【FROM】浜面
    【sub】代理:滝壺
    ------------------------
    うん
    最後にかみじょうに
    言っときたい事がある

    自分がしたいデートを
    すればいいと思うよ


    上条「自分がしたいデートね...」

    上条「確かにその通りだな。白井が満足してくれるか分からんが、やらなきゃな」

    172 = 155 :

    デート前日


    【常盤台? 208号室】


    黒子「明日は上条さんとデート。思えばわたくし、殿方とデートなんて初めてですの」

    黒子「正直、不安ですが...」

    黒子「まぁなんとかなるでしょう」

    黒子「明日の為の買い物も済ませましたし、準備は万端ですの」

    173 = 155 :

    美琴「ただいま」

    黒子「お帰りなさいですの。お姉様」

    美琴「うん? その袋はなんなの?」

    黒子「ちょっとショッピングの方に行って来ましたの」

    美琴「そうなの。何を買ったの?」

    黒子「まぁ色々とですの」

    美琴「色々とね...」

    174 = 155 :

    美琴「じゃあさ、明日の休みに私の買い物に付き合ってくれない? 初春さんと佐天さんと春上さんと一緒に」

    黒子「申し訳ありませんの。生憎、明日は先約が入っておりまして」

    美琴「そう...それは残念ね」

    美琴「先約が入ってちゃ仕方がないもんね。なら明日は佐天さんと初春さんの三人で行ってくるわね」

    黒子「楽しんで下さいな」

    黒子「(本当でしたら予定をキャンセルしててもお姉様と買い物に行きたいのですが、こればかりは外せませんの)」

    黒子「(殿方...上条さんとのデートが楽しみですの)」

    175 = 155 :

    ここまでですの


    いつの間にかリクエストは増えていますが、全部は無理ですからね(笑)


    次回はデート編

    更新日は久々に連日更新が出来そうですから本日の土曜日に行きますの


    ではまたですの

    176 :

    乙ですの!
    さらっとハブかれてる春上さん…

    177 :


    ひさすぶりにいい上黒見つけたぜ

    178 :

    乙です。
    いよいよか、どんなデートになるやら。
    しかしみこっちゃんはあれだな、完全に油断して休んで負けた亀だな、一方油断せずに着実に進んだうさぎな黒子。
    はなから勝負になってないな。

    179 :

    春上さんハブられててわろた

    180 = 155 :

    すんません

    本当はこうですね

    >>174の部分を

    美琴「先約が入ってちゃ仕方がないもんね。なら明日は佐天さんと初春さんと春上さんの四人で行ってくるわね」

    181 :

    乙です
    連日更新とか嬉し過ぎてwktkしながら舞ってるわ

    182 :

    上条とオティヌス見てみたいwwww乙ですの

    184 :

    乙、上黒は落ち着いたカップルに育つSSが多くて楽しみ。

    185 :

    やだ…滝壺さん怖い…

    186 = 155 :

    お待たせしました
    投下ですの

    187 = 155 :

    デート当日


    【常盤台寮 208号室】


    黒子「マズイですの。楽しみ過ぎてあまり寝られませんでしたわ」フワァ?

    黒子「」ボケー

    黒子「こうしちゃいられませんわね。さっさと準備しなくてはなりませんの」

    188 = 155 :

    数十分後


    黒子「香水はなるべく匂いが強くない程度にし」シュシュ

    黒子「服は校則で休日も制服着用が義務付けられてますから致し方ありませんね」

    黒子「下着はいつもより露出が控えめなのにしましょう。別に見せるつもりはありませんが」

    黒子「それと鉄矢をレッグホルダーに装填し」

    黒子「後は入念にブラッシングしときましょう」

    189 :

    オセロさん・・・

    190 = 155 :

    黒子「ルンルンルンルーン♪」

    美琴「ふぅー朝シャンはスッキリするわ」

    黒子「お姉様はもうお出掛けになられますの?」

    美琴「いや、まだ約束の時間までは早いからまだ部屋にいるわ」

    黒子「そうですの。わたくしはそろそろ行かなきゃなりませんので」

    美琴「随分と早い時間から予定入ってるのね」

    黒子「ええ」

    191 = 155 :

    美琴「気をつけなさいよ」

    黒子「はい。では行って来ますの」ガチャ

    美琴「行ってらっしゃい」


    バタン


    美琴「あれ? 黒子、髪結ってなかったわね」

    美琴「いつもはツインテールにしてたけど......まさか、デート?」

    美琴「...いやいや、黒子に限ってそれは無いわね。あの子は私にベッタリなんだし、有り得ないわ」

    美琴「多分、気分転換かなんかで髪型変えただけでしょう」

    193 = 155 :

    黒子「もしくは人類滅亡の危機が到来してるのでは?」

    上条「ノストラダムスのあれは10年以上も過ぎてますよ」

    黒子「冗談ですの。ただ貴方が先に待ち合わせ場所に来てたのが意外でしたので」

    上条「実は言うとさ、今日のデートが楽しみで早く起きたんだよ」

    黒子「(え? この殿方も楽しみにしてたんですの? そう言っていただくと嬉しいですわね)」

    194 = 155 :

    上条「うん? 今日はいつものツインテールじゃないんだな」

    黒子「ええ。少し気分転換をしてましたの」

    上条「髪をおろした白井もなかなか似合うぞ。大人っぽいし」

    黒子「そ、そうですの?///」

    上条「ああ。清楚なお嬢様っぽくて良いぜ」

    黒子「ぽくではなく本物お嬢様ですの! 失礼しちゃいますわね」

    上条「アハハ、そうだったな」

    黒子「(他の殿方でしたら何とも思わないのですが、何故か上条さんに褒められると嬉しすぎますの)」

    上条「じゃあ、少し早いけどデートスタートと行くか?」

    黒子「はいですの」

    195 = 155 :

    ーーーーーー
    ーーー



    【第七学区 ボーリング場】


    上条「最初のデートコースはここだ」

    黒子「ボーリングですの」

    上条「白井はボーリングやった事あるか?」

    黒子「一応一回ぐらいはやりましたわよ。お姉様達と行った時に」

    上条「上条さんもクラスメイトと行った一回のみ。て事はキャリアは一緒だから実力的には互角に渡り合えるかな」

    196 = 155 :

    黒子「たかが一回しかやってないとはいえ、わたくしと貴方との差は火を見るより明らかですの」

    上条「それはどう言う意味でせうか?」

    黒子「上条さんの事ですからその時の成績は100どころか50も満たなかったのでは?」

    上条「あ、当たってはいるが、あの時はたまたま調子が悪かったんだよ」

    黒子「理由が見苦しいですわよ。その成績じゃわたくしとではお話にならないですの」

    197 = 155 :

    上条「言ってくれるじゃねーか。なら白井に勝負を申す」

    黒子「あらあら、やめといた方がいいですわよ。わたくしと勝負した所で貴方の惨敗が目に見え見え、一応受けてたちますが」

    上条「それはどうだがな。上条さんはいつも不幸だけどな、たまーに幸運があるからもしかするとパーフェクトなんかもあり得るんだぜ」

    黒子「ボーリングに運は関係ありませんし、それに貴方のその発言は負けフラグですわよ」

    上条「うぐ......や、やってみなきゃ分かんないだろう。とりあえずやろうぜ」

    黒子「了解ですの」

    198 = 155 :

    上条「さて、名前はどうすっかな?」

    黒子「何故名前で悩んでますの? 普通にフルネームで書けば宜しいのではありませんの」

    上条「知らなかったか? ここはニックネームとか書いてもOKだよ」

    黒子「え? そうでしたの?」

    上条「ああ。こう言うのもちょっとした遊び心なんだ。例えば御坂だったらビリビリとかお姉様とか」

    黒子「ちなみに上条さんは?」

    上条「友達からはカミやんと呼ばれるてるよ。白井は?」

    黒子「わたくしはありませんわね。お姉様とご両親以外はみんな白井さんと名字で呼ばれてますから」

    199 = 155 :

    上条「だったら上条さんが白井にニックネームを付けてあげようか?」

    黒子「貴方のネーミングセンスに期待はしませんが、どういったニックネームを?」

    上条「オセロなんかどうだ?」

    黒子「却下ですの。それ、わたくしが白井黒子だからそう付けてたのでしょう?」

    上条「いい響きだと思わないか?」

    黒子「何処かですの!? 明らかにわたくしの名前で弄ってるにしか過ぎませんですの! やめて下さいまし」

    200 = 155 :

    上条「うーん、だったらクロちゃんはどうだ?」

    黒子「どこぞのトリオ芸人みたいな芸名で嫌ですの」

    上条「ならクロにゃんはどうだ?」

    黒子「それも却下。なんか被ってそうで嫌ですわ」

    上条「だったら...クロでどうだ?」

    黒子「それでしたら悪くはありませんわね」


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