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    元スレ男「おかえり、妖精さん」

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    751 = 1 :

    「まぁ、そりゃあチョコには行きませんよね(チョコ)」

    妖精B「ドキドキ・・・(バニラ)」

    妖精C「つめたいよ!(イチゴ)」

    妖精A「どうやって食べるんだろ・・・(イチゴ)」

    妖精D「私も知らないや・・・(バニラ)」

    妖精E「??(イチゴ)」

    「適当にかぶりつけばいいよ(バニラ)」

    「早く食べないと溶けちゃいますから気を付けて」

    752 = 1 :

    妖精B「はむ」

    妖精B「・・・♪」

    妖精C「食べてもつめたい!」

    妖精D「甘くておいしいです!」

    妖精A「白いのちょうだい!」

    妖精D「じゃあピンクのもらうねー」

    「茶色いのも食べてみませんか?」

    妖精B「いただきます・・・」パク

    妖精B「白いの・・・どうぞ」

    「じゃあ遠慮なく!」

    753 = 1 :

    妖精E「・・・」ジーー

    「ん?白、いるかい?」

    妖精E「いっ、いえ、別に・・・」

    「はいどうぞ」

    妖精C「あたしもっ」パクッ

    妖精E「あ・・・」シュン

    「ほら、Eちゃんもどうぞ」

    妖精E「は、はい!」キラキラ

    754 = 1 :

    「さて、食べ終わったところで・・・」

    「お化け屋敷行っちゃいます?」

    妖精D「お、お化け?」

    妖精A「あの建物にお化けが!?」

    妖精B「・・・いってみたい」

    「意外に興味ある子もいるんだね」

    妖精B「暗くて・・・静かなところは好き・・・」

    755 = 1 :

    「さすがにお化け屋敷の中は写真とか撮れないし、全員参加でいい?」

    「ええそうしましょうそうしましょう」

    「意外な子が苦手だったりしますからね」ニヤ

    妖精D「うぅ・・・」

    「ん?」

    756 = 1 :

    「さて、列に並んだところで」

    「さっそくホールドされたわけですが」

    妖精D「・・・」ギュウ

    「私もですよ」

    妖精E「・・・」ガシッ

    「Dちゃん、こういうの苦手?」

    妖精D「は、はい、ちょっと・・・」

    757 = 1 :

    妖精A「大妖精のDなら余裕だと思ったけど」

    妖精C「たしかに」

    妖精A「なんか、どんな難問でもすらすら解決してたもんね」

    「へえ・・・」

    妖精D「問題には何かしら条件だったり、過去の例だったり、色々情報があるじゃないですか」

    妖精D「幽霊は非科学的ですし、得体が知れないですし、情報がないんですよっ!」

    「知識ゆえにピンチも余裕だったが、知識がないと余裕もないと」

    758 = 1 :


    ―――お化け屋敷内―――
    ―――男サイド―――

    「7人組はダメだったねぇ」

    妖精A「3、4に別れましたねー」

    妖精D「あぅぅ・・・何か出そうです・・・」

    妖精A「あの井戸とか?」

    妖精D「井戸・・・?」

    貞子「ウボァー」

    妖精A「わっ、ビックリしたっ」

    妖精D「!!!!!!!!!!!」ガシッ

    「おおぅ」

    759 = 1 :

    妖精D「びっくりしたよぅぅ・・・」ユサユサ

    妖精A「ご、ごめんね?」

    妖精A「ほら、前見て歩かないと・・・転んじゃうよ?」

    妖精D「う、うん」クルッ

    ろくろ首「やあ」

    妖精D「ひぃぃぃぃっ!!」ギュゥ

    妖精A「うぅ、ビックリさせないでくださいよぅ・・・」ギュッ

    「ビックリさせるのがお仕事だからさ」

    「てか両腕をつかまれて身動きできない」

    760 = 1 :


    妖精A「あ、ドアだ」

    妖精D「で、出ぐch

    ドラキュラ「ガー」バタン

    妖精D「いいいぃぃぃぃぃ!!」

    妖精A「Dが先に驚いちゃうから、ビックリしないなぁ」

    妖精D「え、Aが、先を歩くといいよ!」

    妖精A「よーし!」

    761 = 1 :


    妖精D「あ、あの茂み・・・何か出そうじゃない?」ギュゥゥ

    「出そうだねー」

    ガサガサ

    妖精A「で、出るよ!がさがさいってるもん!」

    茂み「・・・」

    妖精A「あれ?」

    妖精A「なぁんだ、出な

    ジェイソン「キシャー」

    妖精A「ひぃぃぃぃっ!」ビックゥ

    妖精D「はぅぅぅっ!!」ギュッ

    妖精A「ひ、卑怯ですっ!不意打ちなんてっ!!」

    「それがお化けだから」

    762 = 1 :

    「このお札を剥がして、出口に持っていくんだ」

    妖精D「ふ、『封』って書いてありますよ?」

    「剥がしたら封印も解けちゃうかもねぇ!」ニヤニヤ

    妖精D「えっ、えっ?」

    妖精A「でも、剥がさないとダメなんですよね?」

    「そうだね、それがないと出られないかもしれないよ」

    妖精D「そ、それは困ります!」

    763 = 1 :

    妖精A「ご主人様、取ってくださいっ!」

    「お断る」

    「なんなら今お前たちで何とかするように命令しちゃおうか?」ニヤニヤ

    妖精D「酷いですっ!酷いですーっ!」パシパシ

    妖精A「わ、私がやる」

    妖精A「こういうのは勢いが大事、勢いが!」

    妖精A「剥がして、すぐダッシュ!おーけー?」

    妖精D「あぅぅ、うん」b

    764 = 1 :

    妖精A「勢いだーーっ!!!」ベリッ

    キョンシー「剥がすなぁぁ!!」

    妖精D「ひゃぁぁぁぁぁ!!」ダダダダ

    妖精A「逃げろぉぉぉっ!」ダダダ

    妖精A「逃げるぅぅぅぅっ!」ダダダ

    「引っ張らないでー!」

    765 = 1 :

    ゾンビ「うあー」

    妖精D「いやああああああああぁぁぁ!!」ダダダ

    口裂け「私綺麗?」

    妖精A「きれいですぅぅぅぅ!!」ダダダ

    ガイコツ「ケタケタ」

    妖精D「やめてええぇぇぇ!!!!」ダダダ

    「走るの速いって!」

    妖精A「ほ、本物の出口見えたっっ!!」ダダダ

    妖精D「うわあぁぁぁぁん!!」ダダダ

    766 = 1 :


    妖精D「い、生きて出られました・・・」

    妖精A「死ぬかと思ったよぉ・・・」

    「いや、彼らに殺す意思はないんだけどね」

    妖精D「でも、何かとりついたり・・・したかも・・・」ゾワゾワ

    妖精A「あんなにいっぱいいたから・・・そういう種類のも居たかも・・・」

    「あー、それなんだが」

    767 = 1 :

    妖精D「な、中に居たのは全員人間だったんですか!?」

    「うん」

    妖精D「酷いです、ご主人様!」ポカポカ

    妖精A「酷いですー・・・」ジトー

    「あんまりにも反応が可愛いもんだから」

    妖精D「本当に怖かったんですよっ!!」

    「でも、もう大丈夫だな!」

    妖精D「もう一回来ることがあるかは分かりませんけどね」シュン

    妖精A「でも、急に出てくるのは分かっててもビックリしちゃうと思う・・・」

    768 = 1 :

    ―――妹サイド―――

    妖精E「・・・」ガシッ

    妖精B「・・・」シレッ

    「Bちゃんは余裕そうですねぇ」

    妖精B「もともと、薄暗いところとか、好きなので余裕・・・ですっ」キリッ

    「Eちゃんは余裕無さそうですね」

    妖精E「べっ、別に、大丈夫ですよっ!」

    「おぉ、そうでしたか!」

    「じゃあ、先頭に行きましょうか!」

    妖精E「嫌です」ギュウゥ

    「ですよね」

    769 = 1 :

    「Cちゃんは平気ですか?」

    妖精C「ふんいきは平気だけど・・・」

    妖精E「あ、怪しい井戸が・・・」

    貞子「ウボァー」

    妖精E「いやーーーッ!」ギュウゥ

    「いたいいたい」

    妖精C「おお、昔のBちゃんそっくりー」ケラケラ

    妖精B「ほんとだ・・・髪長い・・・」

    770 = 1 :

    ろくろ首「やあ」

    妖精E「っ!!!!」ガシッ

    「わ、私もビックリしました」ドキドキ

    妖精B「井戸みたいに・・・分かりやすくなかったですからね・・・」

    「冷静に分析しないでくださいっ!」

    妖精C「ひっぱっていい?」

    ろくろ首「堪忍してな」

    妖精E「」ガタガタ

    771 = 1 :

    妖精C「ドアだ」

    妖精B「出口かな?」

    ドラキュラ「ガー」バタン

    妖精B「おぉ・・・」

    妖精C「背たかーい!」

    妖精E「・・・」ガタガタガタ

    「Eちゃん、私の背中にぴったりくっつくのやめません?」

    妖精E「・・・」ブンブンブンブン

    「そんな全力で首を横に振らなくても」

    772 :

    妖精C「あ、なんかはってあるよ?」バリッ

    キョンシー「はーがーすーなー」

    妖精C「あっ、ごめん」ペタ

    「あ、たぶんその札を持ってか無いといけないっぽいですよ?」

    妖精C「じゃあはがしちゃお」

    キョンシー「はーがーすーなー」

    妖精B「剥がさないと・・・出られないというんです」

    キョンシー「ウボアー」

    (セリフ不足みたいですね)

    773 = 1 :

    ゾンビ「うあー」

    妖精E「・・・」ガタガタ

    「離れないと楽しめませんよ?」

    妖精E「離れても・・・楽しめません・・・」ギュウウウウ

    口裂け「私綺麗?」

    妖精C「口がなければねー」

    口裂け「ですよねー」

    妖精B「口を隠せればなかなか・・・」

    「・・・・・・」

    774 = 1 :

    ガイコツ「ケタケタ」

    妖精B「ガイコツ・・・の服?」

    ガイコツ「あ、見なかった事に」

    妖精C「女の人が中に居るよ!」

    ガイコツ「あ、見ちゃダメ見ちゃダメ」

    「もうすっかりグダグダになってますよ・・・」

    775 = 1 :

    「結局、BちゃんCちゃんは驚かないし、Eちゃんは私に隠れてやり過ごすわで少し期待はずれでした」

    「こっちはDちゃんの意外な一面が見られて楽しかった」

    「くそう!もう一度いきませんかDちゃん!」

    妖精D「いいですよ?」

    「よーし!・・・え?」

    妖精D「ご主人様から正体を聞かせていただいたので、もう怖くないです!」

    「に・い・さ・ん?」

    776 = 1 :

    「え!俺が悪いん!?」

    「はい」

    「いや、こんなことなるなんて知らなかったし!」

    「Dちゃんあたりかなり涙目だったし、教えないわけには・・・」

    「うーん・・・涙目だったなら仕方ない・・・ですか」

    「そうだ写真!兄さん、デジカメ渡しときましたよね?」

    「あんな暗闇で撮れるとでも思ってんのか?」

    「思ってませんよチクショー!」

    777 = 1 :

    それでは今日はここで。
    お化け屋敷編はいかがでしたでしょうか・・・
    意外にもDちゃんをクローズアップしてみました。

    >>749辺りから本日分になります。
    ご覧頂きありがとうございました!

    778 :


    怖がるDちゃん可愛いホールドされたい

    779 :

    乙であります。
    毎回楽しみにしてる

    780 :

    怖がる女の子ってかわいいよな

    781 :

    いいなー
    乙でした

    782 :

    >>758
    >妖精D「幽霊は非科学的ですし、得体が知れないですし、情報がないんですよっ!」

    「妖精が決して言ってはいけない台詞のベストテンに見事ラ~ンクイン!」byわたし

    783 :

    この世界じゃ…

    784 :

    俺もジェイソンが出てきたときはびっくりした
    びっくりしすぎてジェイソンを蹴ってしまった

    785 :

    先日はすみません
    何故かうまくサイトに繋がらなかったもので・・・

    >>778
    この先Dちゃんが怖がるものがあるか謎ですが・・・
    確かにぎゅってされたいです

    >>779
    毎回ありがとうございます

    >>780
    ちょっと興奮しますね

    >>781
    ありがとうございます!

    >>782
    >>783
    人退でしょうか?
    とりあえず、妖精は居ますが物の怪やら幽霊やらは居ません。この世界には。
    なぜアブラナ科で魔力が回復するのか、そもそも魔力って何なのか、どういう原理で魔法使ってるのか、など科学では到底説明できませんが、Dちゃんの脳内では解明してるんでしょう。

    >>784
    ジェイソン・・・


    それでは始めます。

    <前回のあらすじ>
    遊園地に来た男たち。
    その一環でお化け屋敷に行きました。
    Dちゃんはお化け屋敷克服したみたいですよ。

    786 = 1 :

    「悔しい・・・」

    「済んだ事は済んだ事!」

    「むうう・・・兄さんのせいのくせに・・・・」

    「さて、次行きましょう次!」

    「スルー!」

    「バイキング行こうか!」

    妖精C「バイキング?」

    787 = 1 :

    「サラダバーの時のバイキングとは違いますよ!」

    妖精A「サラダバー・・・の?」

    「あれ?」

    「たぶん食べ放題のことバイキングと呼んでないと思う」

    「あー、呼んでませんでしたっけ?」

    「うん、たぶん呼んでない」

    「少なくともこの反応では」

    妖精B「・・・?」

    妖精C「?」

    788 = 1 :

    「ああー・・・」

    「言っておけばフラグになった物を!」

    「フラグって」

    「こんなどうでもいい事でフラグって」

    「フラグって大切ですよ?」

    789 = 1 :

    ―――バイキング―――

    「さて、並ぼうか」

    <ゴオオォォォ

    妖精E「これって、ひょっとして・・・」

    妖精B「・・・ジェットコースター的な・・・」

    「そうですね」

    「さっきのよりは難易度低いけど、充分にあのフンワリ感はあるから、苦手なら避けた方がいいね」

    妖精E「避けます!」

    妖精B「さけます・・・!」

    790 = 1 :

    「じゃあBちゃんEちゃんは私とどこか別の

    「今回は妹が一緒に乗れよ!」

    「い、いえ、別に、いい、ですよ」

    「わ、私は、」

    「ジェットコースターの時、妹乗れなかったじゃん?」

    「今回は俺がBちゃんたち見てるよ」

    「いいんです!良いんですよ!」

    「私はいいです!!」

    791 = 1 :

    「でも」

    「いいです!!」

    「でm」

    「い・い・で・す!!」

    「ひょっとして、こういうの駄目な人?」

    「そういえば妹が絶叫物に乗ってるの全然見ないような・・・」

    「ままままままさっかかかかかそんなことははははは」ダラダラ

    792 = 1 :

    ―――バイキングの近く―――

    「はあ・・・助かった・・・」

    妖精B「・・・妹さん、苦手なんですか?」

    「え?あぁ・・・そうですね、怖いんです、絶叫モノは・・・」

    「一度乗ってみれば分かると思いますけど・・・アレはないです」

    「あの落下時のふわっと感は絶対ダメです無理です不可避です!」

    妖精B「乗ってみれば・・・?」

    妖精E「乗って・・・みれば・・・」

    793 = 1 :

    ―――バイキング―――

    「な、何で戻ってきたんですか」

    妖精E「乗ってみます!」

    妖精B「・・・何事も、経験してみないと・・・」

    「じゃ、じゃあ、私は外から撮影を・・・」

    妖精B「・・・妹さんの」

    「?」

    妖精B「・・・妹さんのちょっといいとこ見てみたい」

    「!?」

    794 = 1 :

    「ん?結局乗るのか?」

    「の、乗りたくないんですけど」

    「乗らないわけにも、行かなくなって」

    「?」

    妖精C「だいじょうぶ?」

    「だ、ダメかもしれません」

    「でも、が、が、頑張ります!!」

    795 = 1 :

    「」ガタガタ

    妖精E「あ、あの・・・」

    「ご、ごめんなさい・・・」ガタガタ

    妖精E「い、いえ、抱きつくのは構わないのですが」

    妖精E「安全バーは下ろした方が、いいと、思います」

    係員「すいません、バーを」

    妖精E「さっきからこの方が忠告してます」

    796 = 1 :

    「バ、バ、バ、バーを下ろしたら抱きつけないじゃ、ないですか!!」

    「頑張れ妹」

    <ピリリリリリリ

    「ひいいいいいい!!」

    妖精A「動き出しました!」

    妖精B「うぅ・・・」

    797 = 1 :


    「ひゃああああああああ!!!!!!」

    妖精D「すごいです!グーッときます!」

    「そうだねぇ!」

    妖精E「楽しいかも・・・」

    「あう・・・」

    妖精E「・・・妹さん?」

    「」

    妖精E「妹さん?」ユサユサ

    「」

    妖精E「き、気絶して・・・?」

    798 = 1 :

    妖精E「ごっ、ご主、ご主人さま、妹さんが・・・気絶してますっ」

    「へ?」

    「」

    「そ、そんなにダメだったのか」

    「というか初めてEちゃんにそう呼ばれた気がする」

    妖精E「あ、あうう・・・」

    妖精A「Eも慣れてきちゃったね!」

    799 = 1 :

    「まだまだ振れ幅大きくなるぞ?」

    妖精B「わりとダメです・・・ううぅぅ!」

    妖精A「大空からぎゅーんって急降下した時の感じに似てます!」

    「というか原理的には同じことだけども」

    妖精B「私は・・・急降下も苦手で・・・ううぅぅぅぅ・・・!」

    妖精D「でも後ろ向きに急降下する機会はなかなか無いですよねっ!」

    800 = 1 :

    妖精A「あ、あうう・・・高くなってきました・・・」

    「落ちるフンワリ感は大丈夫なのに高いのはダメなの?」

    妖精A「い、いえ、高い所を飛んでた事もありましたし、そうじゃ、ないとっ!」

    妖精A「きゃああぁ!!」

    「バーで拘束されてるから怖いのかも」

    妖精A「そ、そうですね・・・自分の意思じゃないから・・・」


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