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    元スレ男「おかえり、妖精さん」

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    101 :

    ……ふぅ
    妖精を売買する……哀しいな

    102 :

    早く続き見たいデース

    103 :

    >>99
    その発想はなかった
    でも、他のエルフものだと人類と対立してたりしますね

    >>100
    カレーですか・・・
    ちなみにうちは焼き魚でした。

    >>101
    賢者から転職しますとまた妖精が欲しくなるようです

    >>102
    お待たせしてすみません。
    隔日更新くらいの頻度での投下を目指しています

    104 = 1 :

    それでは投下していきます。

    ~3行あらすじ~
    色々会議した結果、とりあえずは男に従うことに
    男を驚かせるドッキリ決行!妹のせいでしたー。
    じゃあ、お風呂にしようか。ご飯の後でな!


    ※今日も但し書き
    妖精のサイズは人間の少女幼女なサイズです。

    105 :

    きたか!まってました

    106 = 1 :

    「ごちそうさま!」

    妖精D「お昼もおいしかったです!」

    妖精A「おいしかったです!」

    妖精B「ブロッコリーも・・・おいしいです・・・」

    「よし。じゃあお風呂か」

    「初めて入るならちょっと難しいからよく聞いてね」

    妖精D「はいっ」

    妖精A「わかりました」

    107 = 1 :

    「まず、このフタをとると、お湯が入ってます」パカ

    妖精A「お湯・・・」

    「この中に入ると気持ちいいと思います」

    妖精A「入る!?・・・ど、どのくらいですか?」

    「人間だと、5分10分位?30分とか入る人も居るけど」

    「長風呂の人はもっと入ったりしますよ」

    「そうなのか」

    妖精A「そ、そんなに・・・」

    108 = 1 :

    「・・・というわけでお風呂の説明は終わり。わかった?」

    妖精D「はい・・・多分」

    妖精B「・・・これをひねるとシャワー・・・?でしたっけ?」

    「そうそう」

    「ぼーっとしてるけど、Aちゃんも分かった?」

    妖精A「え?は、はい!」

    「じゃあ、4人で入るにはきついと思うから、2人ずつにしよっか。AちゃんBちゃんどうぞ」

    妖精A「ま、まだ覚悟が」

    「か、覚悟?・・・じゃあ、CちゃんDちゃん先でいい?」

    妖精D「あ、はい!」

    妖精A「お湯、入らないでね」

    妖精D「え?」

    妖精A「なんでもない・・・」

    109 = 1 :

    「服は脱いだらこの『洗濯機』って機械にいれてね、洗うから」

    妖精C「この機械?」

    「そうそう、入れるだけでいいからねー」

    妖精D「全自動『洗濯機』、って書いてありますね」

    「それじゃあ!ごゆっくり!」バタン


    妖精C「せんたっき、ってどんな意味?」

    妖精D「洗う機械、かな」

    妖精C「機械が洗うんだ、すごいなー!」

    110 = 1 :

    妖精C「・・・それで、水はどうやって出すんだっけ?」

    妖精C「これを回すんだっけ?」クルクル

    ・・・シーン

    妖精D「こっちじゃないかな」クルクル

    シャァァァ

    妖精C「出た!」

    妖精D「でも冷たいね、暖かい水が出るって言ってたのに」

    妖精C「回し足りないのかも」クルクルクル

    ジャアアアアアア

    妖精D「ちょっ、ちょっと待って、強い!痛い・・・!」

    妖精C「ごめん、聞こえないー、暖かくなった?」クルクル

    ドォォォォォォ

    妖精D「痛い!痛い!痛い!!!あと、熱くなってきた!」

    妖精D「痛い!熱い!熱い!痛い!!動けない!!止めて!!止めてぇぇぇ!!!」

    妖精C「と、とめる!?やり方わかんない・・・」

    妖精D「ご主人様!呼んで!!熱いぃぃぃ!!!痛いぃぃぃ!!!!!!」

    妖精C「わ、わかった!」

    111 = 1 :

    ゴォォォォォ

    「ずいぶん水使うなぁ、もう少し節約してくれると嬉しいんだけど」

    妖精C「ご主人様ー!!」バタン

    「ぶっ」

    「は、裸で出てくるな!」

    妖精C「なんか!みずが!どばーってでて!とまらなくて!いたくて!あつくて!たすけて!」

    妖精A「!?」

    「え!?い、妹ー!」

    ・・・

    妖精B「・・・さ、さっき、帰っちゃいました」

    「お、俺が行くしかないか・・・」ダダダ

    112 = 1 :

    ゴォォォォォォ

    「これはひどい」

    「とりあえず蛇口を」クルクルクルクルクルクルキュッ

    妖精D「はぁっ、はぁ、はぁ、げほっ!はぁ・・・」

    (試行錯誤の後が・・・蛇口全開だし温度は40℃だし)

    妖精C「ごめん・・・」

    妖精D「大、丈夫、気にしないで・・・」

    「俺も、今日くらい妹に付き合わせるべきだった、ごめん」

    妖精D「今からでも、手伝ってください・・・」

    「ごめん、もう妹帰っちゃってて・・・」

    妖精D「じゃあ・・・ご主人様が・・・」

    「えええ!」

    113 = 1 :

    「怪我はないみたい」

    妖精D「風を操れるので・・・」

    「か、風?」

    妖精D「私は風の妖精なので、ちょっとなら操れるんです、こんな風に・・・」ヒョォォォ

    「すげー!」

    妖精D「いままではあの首輪で使えなかったんですけど、ね」

    「ひょっとしてみんな何か使えるの?」

    妖精「あ、はい、そうですね」

    「Cちゃんは?」

    妖精C「あたしは水・・・」

    「へぇー」

    妖精C「でも、さっきみたいな強い水には全然かなわな・・・くしゅん!」

    妖精D「私の風も・・・」

    「ごめん、裸でつっ立ってする話じゃないな、ちょっと待って、風呂入る用意してくる」

    114 = 1 :

    「さて、この蛇口は回しすぎないこと」

    シャァァァ

    妖精D「気持ちいいです」

    「冷たいときはしばらく待てば暖かくなるから待つ。反対のくるくるは温度調節だから回すと熱くなる。気を付けてね」

    妖精D「暖かいです」

    「あ、止めたいときは逆向きに回すんだよ」

    妖精D「わかりました」

    115 = 1 :

    「さて、ボディーソープの使い方は覚えてる?」

    妖精D「押して、出てきた泡で体を洗う?」

    「そうそう。やれるよね?」

    妖精D「はじめてで怖いので・・・やってくれると嬉しいです・・・」

    「なんと」

    「いやまて、おちつけ」

    「うん、洗うだけ。洗うだけ。」

    116 = 1 :

    「ま、まず、この白いやつを押すと、泡が出ます」

    「そしてこの泡で洗うわけだが・・・」

    「・・・」

    「・・・し、失礼します」ペタ

    妖精D「んっ・・・」ピクッ

    「ご、ごめん!」

    妖精D「あ、大丈夫です・・・続けてください」

    (理性が持たない背中だけで終わってくれ頼む)

    「・・・」ペタペタ

    「・・・そしたら流します!」シャワァァァ

    「こんな風に全身を洗ってください」

    妖精D「は、はい・・・」

    (よし助かった!)

    妖精D(背中しかやってくれないんですね・・・)シュン

    117 = 1 :

    妖精C「ちょっと、ご主人様。しょんぼりしちゃったけど。」

    「え?」

    妖精D「だ、大丈夫です」

    「・・・洗ってほしいの?」

    妖精D「いいんですか!?」ピクッ

    (羽がピクッてした)

    「仕方ないなぁ・・・今日だけな?」

    (・・・普通俺が言われる側なんだけどな)

    妖精D「~~///」パタパタ

    (羽パタパタした何この生き物可愛い)

    118 = 1 :

    「では失礼して・・・洗わせていただきます!」ムニュン

    妖精D「ひゃう!///」

    「擦りますね!」ニュルン

    妖精D「あ、あわゎ///」

    妖精C「・・・!」

    「羽も洗うんでしょうか」

    妖精D「あ、羽は、大丈夫、なんです///」

    「わかった」

    119 = 1 :

    「終わりました流します」シャワァァ

    妖精D「はぅぅ・・・」

    「髪の毛は・・・洗えそう?」

    妖精D「は、はい!」

    妖精D「押して、頭につけて、ごしごしする!」ゴシゴシ

    「あ、目瞑った方がいいかも」

    妖精D「わかりましたー」ゴシゴシ

    120 = 1 :

    「そろそろかな、流しましょう」

    妖精D「あ、あの・・・蛇口・・・どこですか?」

    「あ、俺が流してあげるよ」キュッシャワァァァァァ

    妖精D「ありがとうございました!」

    「それじゃあ、浴槽に入ってください」

    妖精D「熱くないですか?」

    「今のシャワー位の暖かさです」

    妖精D「失礼します・・・」チャプン

    妖精D「気持ちいいですー」

    「Cちゃんは一人で洗えそう?」

    妖精C「背中だけお願いしたいな」

    「助かった」

    121 = 1 :

    「普通に洗えてる・・・」

    「Dちゃん・・・別に洗えるのにも関わらず、ずいぶん大胆なお願いをしたものだ」

    妖精D「///」

    「それじゃあ、Dちゃんは上がって、のぼせちゃうよ」

    妖精D「あ、はい!」ザバァ

    「oh...」

    妖精D「そ、そんな反応されると私・・・///」パタパタ

    「ごめんごめん、あ、カゴの中にタオルがあるからそれで体拭いて」

    妖精D「あ、わかりました」

    122 = 1 :

    妖精C「あったかい!」

    「そうでしょう」ゴシゴシ

    妖精C「ご主人様は入らないの?」

    「あと2人入れてやらなきゃいけないからね」ゴシゴシ

    妖精C「そっか」

    妖精C「・・・」

    「・・・」ゴシゴシ

    (か、会話がねぇ!)

    123 = 1 :

    妖精C「あ、あたしそろそろ出ようかな」

    「そっか、じゃあ10数えて出よっか」シャワァァァァァ

    妖精C「なんで?」

    「よくあることなんです」

    妖精C「わかった、じゃあ・・・」

    妖精C「いち、にぃ、さん、よっつ、ご、・・・ななつ、はちつ、きゅう、とお!」

    「色々つっこみたいけど、今日はいいや!」

    124 :

    C,Dがお風呂上がったところで本日はおしまいにさせて頂きます。
    ご覧頂いた方、ありがとうございました!


    羽パタパタは正義

    125 :

    乙!
    僕も妖精さんに突っ込みたいです(^q^)

    126 :



    羽とか獣耳とかしっぽとかで感情表現するの好きだわ

    127 :



    続き楽しみにして待ってます

    128 :

    >>125
    どちらかと言うと男より友派ですね
    1匹2000円で幸せになれます

    >>126
    いいですよね、人間には出来ない分より一層。

    >>127
    ありがとうございます!

    それでは今日も書かせていただきます。

    ~三行あらすじ~

    お風呂に入りましょう!
    なんか使い方よくわかんない!・・・って大変なことに!
    仕方がないので男が付き添い。役得ですね。

    129 = 1 :

    ―――入浴中、部屋では。―――

    <ゴオォォォォォォォ

    「ずいぶん水使うなぁ、もう少し節約してくれると嬉しいんだけど」

    妖精C「ご主人様ー!!」バタン

    「ぶっ」

    「は、裸で出てくるな!」

    妖精C「なんか!みずが!どばーってでて!とまらなくて!いたくて!あつくて!たすけて!」

    妖精A「!?」

    「え!?い、妹ー!」

    ・・・

    妖精B「・・・さ、さっき、帰っちゃいました」

    「お、俺が行くしかないか・・・」ダダダ

    <アツイアツイ!!イタイイタイ!!!

    妖精B「・・・」

    妖精A「・・・」ゾゾゾ

    130 = 1 :

    妖精A「入っちゃったのかな・・・」

    妖精B「?」

    妖精A「お湯には入らないで、って言ったのに・・・」

    妖精B「・・・どうして?」

    妖精A「さっきね、鍋にお湯が入っててね」

    妖精A「それが『熱いよ』って言われたから、どのくらいかなって触ったらね」

    妖精A「もんのすごおおおく熱かった!!」

    妖精B「う・・・うん」

    妖精A「それで、あのお風呂に入ってるのも、お湯だって言ってた」

    妖精B「まさか・・・」

    妖精A「あんなに熱いものの中に入っていられるわけないもん」

    妖精A「私たちを茹でて洗って食べちゃう気なんじゃ・・・」

    妖精B「!?」

    131 = 1 :

    妖精B「ど、どうしよう」

    妖精A「ちょっと、こっそりのぞいてみよう」

    妖精B「いいの・・・?」

    妖精A「バレなければ大丈夫だよ・・・!」

    妖精A「そこでBの能力を貸してもらえればと」

    妖精B「う、、、うん」

    妖精A「よーし、じゃあ、のぞきに行こう!」

    132 = 1 :

    ―――お風呂―――

    妖精A「大丈夫かな・・・」


    妖精D『あ、あわゎ///』

    妖精C『・・・!』

    『羽も洗うんでしょうか』

    妖精D『あ、羽は、大丈夫、なんです///』

    『わかった』


    妖精B「とりあえずは・・・平気そう・・・」

    妖精A「よかったぁ・・・」

    133 = 1 :

    妖精B「あ・・・あれ・・・!」

    妖精A「あれ?」

    妖精B「お湯が出るやつ・・・Dちゃんに・・・」

    妖精A「うそっ」


    『終わりました流します』シャワァァ

    妖精D『はぅぅ・・・』

    『髪の毛は・・・洗えそう?』


    妖精A「・・・あれ?」

    妖精B「・・・大丈夫そう・・・だね?」

    妖精A「あ、でも、Dちゃんは、風使いだから」

    妖精A「直接お湯が体にあたらないようにしてるのかな?」

    妖精B「うー・・・ん?」

    134 = 1 :

    妖精A「ああっ!お湯でいっぱいだって言う浴槽に入っちゃうみたいだよ!!」

    妖精B「止める・・・?」

    妖精A「様子見かな?」


    『それじゃあ、浴槽に入ってください』

    妖精D『熱くないですか?』

    『今のシャワー位の暖かさです』

    妖精D『失礼します・・・』チャプン

    妖精D『気持ちいいですー』


    妖精A「やっぱり、風が使えるから、お湯でも平気なのかな」

    妖精B「そう・・・みたいだね」

    135 = 1 :

    妖精B「あ・・・」

    妖精A「またシャワーかけてる・・・」


    『Cちゃんは一人で洗えそう?』

    妖精C『背中だけお願いしたいな』

    『普通に洗えてる・・・』


    妖精A「水使いだから、冷たい水と熱いお湯とで打ち消せてるんだきっと」

    妖精B「・・・でもどうするの?」

    妖精A「へ?」

    妖精B「私たちは・・・そういう事が出来ない・・・」

    妖精A「そう・・・だよね」


    『それじゃあ、Dちゃんは上がって、のぼせちゃうよ』


    妖精A「あっ、でてくるみたい」

    妖精B「お部屋に、戻ろう・・・」

    136 = 1 :

    ―――場面は戻ってお風呂を上がると・・・―――


    ガラガラ

    妖精D「ご主人様ぁ・・・」

    「ぶっ」

    「ななななにゆえ全裸」

    妖精D「洋服はどうすればいいんですかぁ・・・」

    「あ・・・忘れてた」

    「借りてくるからちょっと待ってて!」

    「って俺も体拭かないと」

    137 = 1 :

    「じゃあ行ってくる!」

    妖精B「ど、どちらに・・・」

    「2つ上の階!」バタン

    妖精A「・・・?」

    138 = 1 :


    「妹ー」ピンポーン

    ガチャ

    「何ですか兄さん?」

    「パンツくれ」

    「殴っていいです・・・かっ!」バキッ

    「予想通りの反応をありがとう」

    139 = 1 :

    「なるほど、妖精ちゃんたちの下着がないと」

    「頼む、貸してくれ」

    「・・・服はあるんですか?」

    「無いけど、俺のでいいかなって」

    「はぁ、乙女の心をまるで理解してませんね」

    「紳士だからな」

    「変態と言う名の?」

    「ひ、否定できないのが悔しい!」

    「じゃあ用意するので兄さんは先に戻ってください」

    「早めに頼む」

    140 = 1 :

    「帰ったー」

    妖精D「ど、どうでした?」

    「すぐ持ってきてくれるって」

    「来ました」

    「早っ」

    141 = 1 :

    「これでよし、と」

    妖精D「洋服ありがとうございます!」

    「いえいえ」

    「あ、髪の毛乾かさないとダメじゃないですか」

    「それ以前に服かなと」

    「折角さらさらの髪なのに・・・あ、トリートメントはちゃんと使わせました?」

    「そもそも持ってないです・・・」

    「ちゃんと用意してください!どうして兄さんはいつもいつも後先考えずに行動するんですか!」

    「す、すみません・・・」

    「まったく・・・。さて、風邪引いちゃう前に私が髪の毛乾かしてあげましょう」

    「頼む」

    「とりあえず・・・ショートなCちゃんから行きますか!」

    142 = 1 :

    ブォォォォォ

    「熱かったら言ってねー」

    妖精C「大丈夫ー」

    妖精B「・・・私たちは、お風呂・・・いつ行くん、でしょう・・・」

    「今行く?」

    妖精B「・・・・・・じゃあ、お願いします」

    「お願いします?」ブォォォォォ

    妖精D「ご主人様が入れてくれたんですー(はぁと」

    「なんですって!」ブォォォォォ

    妖精C「熱い!」

    「あ、ごめんなさい」ブォォォォォ

    「・・・(逃」

    「どこいこうとしてるんですかこの変態腐れロリコン野郎」ブォォォォォ

    「き、貴様もトイレに付き合った時点で俺を糾弾する権利など無いのだよ!」

    「忘れましたか兄さん・・・『YES!ロリータ、NO!タッチ』の精神を・・・。あ、Cちゃん、乾きました、Dちゃんと交代です」

    (まぁ、私もふきふきしてあげましたけどねw言わないでくださいよ?Aちゃん)

    妖精C「ありがとう!」

    143 = 1 :

    「うっ・・・でもお前を呼ぼうとしたら既に居なくて」

    「言い訳しない!」

    「あ、Dちゃん、セミロングいいですねぇ・・・私セミ好きです」ブォォォォォ

    妖精D「ありがとうございます!」

    「私と兄さんとでは天と地の差です」

    「・・・」

    「さて問題です、私と兄さんとのこの差を縮めるにはどうすればいいでしょう?」ブォォォォォ

    「・・・」

    「お、俺が誠意を持って謝r」

    「もっと簡単な方法がありますよ?」ブォォォォォ

    「もっと簡単な・・・?」

    「・・・」

    「ごめん、わからない・・・」

    「はぁ・・・これだから兄さんは」ブォォォォォ

    「地の人が天に上がるのは難しいですが、天の人が地に堕ちるのは簡単です!」ブォォォォォ

    「えっと・・・つまり?」

    「AちゃんBちゃんのお風呂には私が付き添います!」ブォォォォォ

    「ダメだこいつはやくなんとかしないと」

    144 = 1 :

    「というわけで、やってきましたお風呂!」

    妖精A「・・・」

    妖精B「・・・」

    「う・・・Bちゃんが無口なのはわかるけどなんでAちゃんまで・・・」

    妖精A「死にたくない・・・」ボソッ

    「え、なんか私Aちゃん殺すことになってるんですか?」

    「はっ、まさか『食べちゃうぞー』ってやつ、未だに本気にしてたりします?」

    妖精A「そうではなくて・・・その入れ物にお湯が入ってるって」

    「浴槽に・・・ですか?入ってますね」

    妖精A「そのお湯で私たちを茹でる気なんだ・・・」

    「いや、そんなことは・・・」

    妖精A「でも、さっきは『熱い!』とか『痛い!』とか聞こえてきましたよ」

    (兄さん何やったんですか・・・)

    145 = 1 :

    「でもほら、あの二人は無事出てきたじゃないですか」

    妖精A「二人は風と水の妖精だからなんとかなったんですきっと」

    「風と水の妖精?」

    妖精B「まだ・・・お話してない・・・です」

    「ほう・・・なら、是非後で聞かせてください」

    「とりあえず今はお風呂です!」

    「私がちょっと触ってみましょうか」チャポン

    妖精A「・・・」

    「ほら、全然大丈夫でしょう?」

    妖精A「それは、ご主人様も大丈夫でしたから・・・」

    「体感温度なんて一緒ですよ・・・」


    146 = 1 :


    「Aちゃん自分でさわってみたらどうですか?」

    妖精A「・・・」オズオズ

    妖精A「・・・あったかい」チャプ

    「ね?大丈夫でしょ?」

    妖精A「はふぅ・・・安心しましたぁ・・・」

    147 = 1 :

    「Bちゃんもボーッとしてないでおいでー?」

    妖精B「は、はい・・・」

    「AちゃんAちゃん、Bちゃんはずっとこんな恥ずかしがりやなの?」

    妖精A「分かりません!」

    「ちょっ、『仲良し5人組』なんでしょう?」

    妖精A「それ、嘘です」

    「なんだってー!?」

    「あ、髪の毛洗いますから目を閉じてください」

    妖精A「はい」

    148 = 1 :

    妖精A「もともと3人組と2人組だったのを商人様が合併しました」

    妖精A「私のグループはスリーダブリューズです!」

    「なんか何年か経ったら後悔しそうなネーミングですが、どうして?」ワシワシ

    妖精A「三人の能力を英語にすると、みんなWから始まるらしいです!」

    「なるほど、WATER、WIND、・・・あなたは何の妖精?」ワシワシ

    妖精A「草です!」

    「草!?えっと・・・なんでWなんでしょう・・・」ワシワシ

    妖精A「『うぃーど』って聞きましたけど・・・」

    「・・・それ雑草です」ワシワシ

    妖精A「がーん!」

    「流しますね」

    妖精A「いいんです、雑草だって強く生きてるんdがぼぼぼ」

    「あっ、流してるのに話さないでください!」

    149 = 1 :


    「終わりました、目開けていいですよ。次は体洗いますね」

    妖精A「はい!」

    「それで、Bちゃんは逃げちゃった子とペアだったんですか?」

    妖精B「・・・はい」

    「Bちゃんは何の妖精なんですか?」

    妖精B「静寂・・・です」

    「いかにも、って感じがしますね」

    妖精A「く、くすぐったいですっ!」

    「でも腋は汗かきやすいですからねぇ」ワキワキ

    妖精A「我慢、しますっ」

    150 = 1 :

    「それで、逃げていっちゃった子は何の妖精だったんですか?」

    妖精B「・・・歌です」

    「なんて正反対な」

    妖精B「な、仲は、良かったん・・・ですよ?」

    「へぇ・・・」

    妖精A「あの・・・さっきからなんでそこばっかり洗っ」

    「『大事なところだからきちんと洗いなさい』と母親に教えられ育ちましたもので!」

    妖精A「も、もう大丈夫ですよ!」

    「むー、じゃあ流しますね」


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