元スレ勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」2
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501 = 1 :
ぼうっっっ!!
魔王「が!?」
【 魔王の体が浄化していく!!
体内にあった魔力が浄化されていき、元の聖なる光に変わっていく!! 】
魔王「あああああ!!!
なじんだのだ!!なじんだんだあああああ!!!」
勇者「武器に道具に魔法にたよってても……それを補ってるモノ…
結局…最終的に頼りになるのは…自分の力だ。」
魔王「うああああああああああああ!!!!
こんな!!!こんなことがああああああああああ!!!!!!!!!!」
魔王「消える…私が…魔王の私が……」
魔王「あ…ああ…ああああ」
ボシュウ…
【 魔王をやっつけた! 】
502 = 1 :
【 北の街 】
ドラゴン「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」
魔法使い「や、やった!!倒せた!!」
ドラゴン「がっあああ!!!」
【 ドラゴンは魔力を失い、元の女性悪魔へと戻っていく! 】
歴代勇者達「こ、こいつがドラゴンの正体?!」
戦士「ニンゲン…ですわ。」
側近「ぐ…っばかな。魔力が…っ!」
側近「!」
側近「な、なぜだ!!魔王様の魔力を感じない!!!!
魔王様!?いったい!!」
魔法使い&戦士「ま、魔王ですって!?」
側近「あっ…」
【 側近の体がとけ始めた… 】
側近「あああああ!私が消える!!
魔王様が死んだというの!?魔王様の魔力で私は生まれたのに!!
その魔王様がっ…あああああああ!!!」
ぼしゅう
【 側近ドラゴンをやっつけた! 】
魔法使い「い、いったいどういうことなの!?
この状況!全然わからないわ!!」
歴代勇者達「…それは」
【 それから…全てのはじまりの話が
歴代勇者達によって、説明された。 】
【 魔王の存在…それと戦っていた素手勇者の事 】
【 魔王城が復活…ドラゴンもあらわれた
その影響で魔物をつよくなったらしいとのことも… 】
【 勇者の旅の話は終わった 】
【 勇者の戦いの話は終わった 】
503 = 1 :
【 エルフとオークの森 】
エルフ長老「…邪悪な気配が消えた」
オーク長老「ああ、魔王の魔力を感じた時には驚いたが…
勇者のだれかが倒したらしい」
エルフ長老「…これからどうしますか?この魔界に通じるゲートの事を」
オーク長老「今まで通り、人知れず封印し続けるのが良かろう。」
エルフ長老「…そうですね。
混乱と争いがおきぬように」
オーク長老「これは…ワシらエルフとオークの争いを止めてくれた
伝説の勇者達への感謝なんじゃ。」
エルフ長老「ええ、守りましょう彼との約束を」
エルフ長老「…でもサキュバスとの浮気問題は絶対にもうしないでくださいよ?
被害をださないために、サキュバスがここに住む事をゆるしたのですからね」ギロ
オーク長老「う、うむ」
504 :
おもろい
505 = 1 :
【 その後、救出された勇者達の中に
魔法部隊のものが何人もいた。
みな、汚れなき純血によって魔王に苦しめられていた。
不老不死の薬でいかされて…だが、魔王の魔力が亡くなった今
薬の効果は切れた…
寿命以上生きていたものは…光の粒となった。 】
【 北の国では大多数の被害が出た。
素手勇者が知っているもの達は、死にはしなかったが
重傷を負ったものもいる。 】
【 勇者自身の物語は… 】
【 5年後… 】
【 復興された北の国 】
【 僧侶と弓使いの家 】
弓使い「じゃあ行って来るよ。」
506 = 1 :
僧侶「ええ、帰りは素手勇者のお墓によっていくんでしょ?」
弓使い「ああ、俺だけ行きそびれたからな。命日に」
僧侶「いってらっしゃい」
弓使い「ああ…」
僧侶「それにあんまり遅くならないでよ?
もうすぐ生まれるんだからね。
いざというときいてもらわないと」
弓使い「ああ」
僧侶「ああ、ああ言わないの」
弓使い「わかったよ」
【 素手勇者は死んだ。己の命の全て…自分のチカラを全て出し切って
魔王を倒した 】
【 彼のこれまでの経緯は全ての国に伝わった。 】
【 彼は…伝説となった 】
【 彼を知るものにとっては…わかれとなった 】
507 = 1 :
【 しかし、この世に「終わり」があれば「始まり」もある 】
【 「別れ」があるならば「出会い」もある 】
【 その日の夜遅く 】
【 素手勇者の墓 】
???「あれから5年たつのだな…」
???「これでダメだったら、もう…」
???「うむ、きっぱり諦める。そのためにお姉様に無理を行って
旅に同行してもらったのじゃ」
???「それに…下手にみんなを呼んで失敗したら……」
???「わかっておる」
508 = 1 :
???は袋から、青色に輝いた石を取り出した。
???「賢者の石よ…我の純血を叶えたまえ……
私が…私がずっと愛し、愛し続けている人を…」
【 賢者の石は輝いた!! 】
???「「!!!」」
ボゴオオオオ!!!
【 墓の中から腕が飛び出した!! 】
勇者「うげええ!!ぺっ!!ぺえ!!!
なんだここ!!うえええ!!!」
魔法王「勇者ああああああああ!!!!!」
勇者「え?」
魔法王「ゆうしゃ!!ゆうしゃ!!!ホンモノなんだな!!!
ホンモノのゆうしゃなんだな!!!」
【 魔法王は蘇った勇者に抱きついた 】
509 = 1 :
勇者「………」
勇者「………えっ」
魔法使い「…ふ、ふふふ。ホントに蘇るなんて。
あなた、心配かけ過ぎ。」
勇者「あ、あれ!?魔法使い!?」
勇者「あれ?僕魔王と戦って…それで……」
魔法王「ゆうしゃああ!!!」すりすり
もよん
勇者「うおっ…て、え?」
勇者「君は…」
魔法王「あ、そうか!無理も無いな!あれから5年もたったのじゃ!」
勇者「え?」
魔法王「お、おぼえておらぬのか?魔法王じゃよ。
サキュバスの館で勇者に助けられて…」
【 魔法王はその成長して更に美しくなった美貌にくわえ
身長に似合わないが、以前と比べより豊満になったバストを小刻みに揺らしながら
勇者に心配しそうに話しかけた 】
勇者「えっ」
勇者「えええええええ!?」
510 = 1 :
【 エピローグ 】
勇者「しかしあれから5年ね…」
弓使い「正確には6年だな。今日の日までを入れて」
僧侶「ホント、ビックリしちゃうわよ。急に家に来たんだもの」
弓使い「ああ」
勇者「ははは…」
弓使い「死んでた分、年が離れてしまったが
まだ同い年に見える方だろう。お前、鍛えてるしな」
僧侶「見た目ゴツいし」
勇者「ははは」
ガラッッ
戦士「ゆうしゃさーん、おまたせー!」
賢者「…はずかしがらずに出てきてくださいな、魔法王様」
「う、うむ」
勇者「あっ…」
魔法王「ど、どうかな…私……」
勇者「きれいだ…すごく」
魔法王「…ありがとう」
511 = 1 :
父「うんうん、勇者が結婚か!」
母「それもあんなにキレイでかわいくて!!勇者は幸せ者よ」
父「孫が楽しみだ!!ははは!!」
勇者「と、父さん!!」
魔法王「わ、私は…何人でも…///」
弓使い「はははははっ」
僧侶「ギロ」
弓使い「オホン」
ガラっ
生徒A「あっねえ賢者、もう準備とか皆すんでるって」
賢者「あ、わかりましたー」
勇者「……」
生徒A「……おめでとう」
勇者「…ありがと」
魔法王「…いよいよ」
勇者「ああ、結婚式…だな」
512 = 1 :
【 エピローグ2 】
魔法王「…そんなに見ないでくれ」
勇者「見るなって言う方が無理だ。すごく綺麗だ、魔法王…」
魔法王「初めてだから…やさしく……その」
勇者「ああ…」
魔法王「あっ」
【 そして「始まり」と「終わり」はくり返す 】
513 = 1 :
魔法王「勇者、今日はついに勇者が訓練隊長にしゅうにんじゃの!」
勇者「うん、行って来るよ。
…だいじょうぶだよね?」
魔法王「まだ膨らんだばかりじゃ!
でも…ありがとう。立派な赤ちゃんを産めるよう
大事にしてまってるぞ」
勇者「うん、じゃあ行って来る」
【 北の国 】
【 王宮守備隊 訓練場 】
ざわざわ
わいわい
勇者「えー、どうも訓練長になった素手勇者です。」
わーわー!
きゃーきゃー!!
勇者「えっと、静粛に…。」
勇者「えー、みなさんにまず…訓練の前に言っておく事があります」
勇者「これから、皆さんはいずれ戦いという場に出くわすときもあるでしょう」
勇者「そんな時、武器を持つもの、魔法を使うもの、道具をつかうもの
仲間といっしょにたたかうもの…色々な方がいるとおもいます」
514 :
とりあえず乙乙
各地の現地嫁の中で最後には
魔法王に行きましたか
515 :
焦らすなー
516 = 1 :
勇者「でも…もし、それらが全部なくなったとき…どう戦うか。
そして何が重要か。」
勇者「僕は多くの魔物と戦いました。素手で武器もほとんど使わず…
いざというときのために体を鍛えていたからです。
武器が無くても…魔法が無くても…頼れるモノがなくても…
精一杯力をだして戦えるために。 」
勇者「その理由…僕の父が教えてくれた言葉でした。」
勇者「どんな困難な状況でも…
最終的に頼りになるのは…自分の力だ」
fin
517 :
>>514
まだおわってないだろ
518 = 514 :
>>517
始まりと終わりは繰り返すのくだりで終わったのかな?って思っただけや
519 :
>>514
はえーよwwwww
520 :
僧侶がああああああああああああ
522 = 1 :
今まで読んでくれた人!ありがとうございました!!!
最後駆け足だけど、アニメで自分のすきなエピローグ的な流れをしたらこうなりました。
3ヶ月ありがとうございました!終わり!
523 :
終わったか~乙ぅ
525 :
乙!乙!すっごい面白かった!!
527 = 514 :
今度こそ乙
528 = 519 :
乙
また何か書いてくれ~
529 :
乙
でも楽しみが減るのは残念だな…
531 :
楽しかったよ乙
532 :
乙
こういう話大好きだから更新止まっては読み直したわ
533 :
よかったよ
乙
534 :
激しく乙!
まとめサイトはん
わいは緑で頼むわ
535 :
面白かったわ乙
536 :
今までお疲れ様でした!
楽しかった!乙!
537 :
乙!おもしろかった!
ところで魔王ちゃんは攻略できないんですかね?
538 :
お疲れ様です
三ヶ月も続いてたのかwなんかあっという間だったわ
ゆっくり休んで下さい
539 :
完結おめでとう乙
いつも楽しく読んでたよありがとう
540 :
乙
戦士♀なんていなかったんや
や
541 :
完結乙!楽しかったです
542 :
乙
今まで見てきてよかったよ
543 :
最終的に頼りになるのは自分の力だ
勇者系で久しぶりに面白いの見たよ!
こういうの好きだわ。乙乙!!
544 :
おつ
なんか最初の方はすごい面白かったけどサキュバス辺りから微妙だったな
545 :
乙!!
他人の魔翌力で復活した魔王を自分の力だけで勇者が倒すってのはすごい燃えた
547 :
乙乙
良かったぜ
548 :
乙
いままで見た勇者ssで一番面白かった
549 :
乙!!
面白かった!
みんなの評価 : ☆
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