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    元スレP「765プロを助けてっていわれても・・・」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
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    552 :

    >>551
    ここは、屑元Pの顔を殴る権利やるからおさえておさえて

    553 :

    黒井社長に少しでもダメージを与えて元Pに復讐するため
    元Pとあまとうが濃厚に絡んだ写真をばらまこう
    違う層から人気出るかもしれんが

    554 :

    更新します

    555 = 554 :


    -----------
    ------
    ---
    -





    (現代)~






    ---あずさ行きつけのBar---












    「・・・・・・そんな事があったんですね」ググッ



    「すみません・・・辛い事を思い出させてしまって・・・」



    あずさ「・・・いえ」





    俺は、あずささんから事の一部始終を聞いていた

    556 = 554 :

    ---あの後


    今のままの精神状態では、とてもじゃないが収録は出来ないと判断した俺は

    番組側に、急な体調不良という事で、今回は出演が出来なくなってしまった事を伝えた




    番組のディレクターさんを逆に気遣わせてしまい、収録の日程を変えようとまで提案していただいたが

    そこまでしてもらう訳にもいかず・・・というよりも出来ず

    こちら側の勝手な都合なので・・・と断りを入れ

    次回のオーディションの時、またお世話になります・・・とだけ言っておいた


    気のいいディレクターさんで、待っていると言ってくれた




    向こう側で元プロデューサーがほくそ笑んでいた

    これで天ヶ瀬冬馬のソロステージになったんだからな


    ・・・計画の内って訳なんだろう









    ・・・・・・クソッ

    557 = 554 :

    これで安易に沢山オーディションを受けることも出来なくなった・・・


    それに、うまくいっていた筈の伊織達の精神状態までも・・・おかしくされてしまうというオマケ付きだ



    どうしたらいい・・・


    どうしたらいいんだ・・・・・・


    考えろ・・・


    アイツに一矢報いるにはどうすれば・・・・・・




    みんなの写真を握られている以上・・・迂闊な事も出来ない











    ・・・考えがない事もない


    ---ゴソッ


    ・・・・・・が、成功する保障もない

    558 = 554 :

    それに、みんなには天ヶ瀬冬馬と同等・・・もしくはそれ以上の実力をつけてもらわないといけない


    ・・・それも一発勝負



    失敗はできない・・・・・・



    今のあの子達の精神状態では


    とてもじゃないが、上手く実力がついてくるとも思えない











    ---そんな事よりも






    まだ幼いあの子達の・・・


    人を信じる純粋な気持ちを・・・






    踏みにじり・・・弄んだ・・・



    あの元プロデューサーを・・・・・・









    ------俺は絶対に許さない

    559 = 554 :

    どれも比べるなんてできない

    それは全てにおいて、人として絶対にやってはいけない事だ




    だがアイツは・・・・・・

    男としても最もやってはならない


    女の子の恋心にまで手をつけた・・・




    許せない・・・



    絶対に


    許せない・・・!





    今アイツに会ってしまったら


    俺は冷静でいられるだろうか・・・!








    駄目だ・・・!


    そんな事をしても、根本的な解決には繋がらない




    なら、どうすれば・・・



    どうすれば・・・


    俺はあの子達に本当の笑顔を取り戻してあげられるんだ・・・

    560 = 554 :

    「・・・・・・」グビ・・・




    あずさ「・・・」



    あずさ「プロデューサーさんは・・・」

    あずさ「本当にお優しいんですね・・・」



    「・・・そんな事ありません」


    あずさ「そんな事・・・ありますよ」フフ



    あずさ「だって・・・こんな私たちの為なんかに・・・」スッ

    あずさ「涙を流してくれているじゃありませんか」フキ



    「これは・・・・・・汗です」ウルッ グビッ


    あずさ「あらあら~」ウフフ


    あずさ「プロデューサーさん、どうか重く考えすぎないでくださいね・・・?」


    あずさ「こう見えて私たちは・・・強いんですから」ウルッ





    「・・・」ウルッ グビッ





    ・・・いい年した男が

    泣いてどうする・・・

    561 = 554 :

    「涙を流しているのは、あずささんの方じゃないですか」クルッ ゴシッ


    あずさ「そんな事は・・・」アセアセ




    涙は涙に誘われる





    「あずささんも、このハンケチ使ってください。ハンケチ」ニカッ

    あずさ「フフフッ・・・!ハンケチって・・・プロデューサーさんって面白い人ですね」クスクス





    笑顔も笑顔に誘われる





    「やっぱり、あずささんには笑顔の方が良く似合います」



    あずさ「」ドキッ


    「心配しなくても大丈夫ですよ」


    「必ず!俺がなんとかしてみせます!」ドン


    「必ずです!!」ドドン

    562 = 554 :

    「ですから、あずささんも・・・」

    「もう悲しい顔を・・・しないでください」


    あずさ「・・・」プシュー



    「あずささん?」


    あずさ「はっ・・・はい?」


    「大丈夫ですか?」


    あずさ「はい!気にしないでください」ポオォォー


    「・・・そうですか」





    プロデューサーさん・・・

    なんて優しいのかしら・・・





    「それでですね、いくつかのお願いと」

    「ちょっと耳に入れておいてほしいお話があるんですけど」




    あずさ「な、なんでも言ってください・・・!」

    563 = 554 :

    「えっとですね・・・」


    「まず、あずささんに昔のアノ話を聞いたことは、みんなには言わないでおいてほしいんです」


    あずさ「どうしてですか・・・?」キョトン




    (あずささんって、ホント天然だな・・・)ホゲー

    (まぁ、そこもあずささんの良い所なんだけど)




    「昼の一件があったとはいえ・・・みんなからの俺への警戒が弱まったわけではありません」


    「むしろ、トラウマを呼び起こされて強くなったとも言えます」

    「そんな中、俺とあずささんが内通していることを知らないみんなが聞いたらどうなるか・・・」


    「分かりますよね・・・?」



    あずさ「・・・」

    あずさ(どうしましょう・・・お話が難しすぎて分からないわ・・・)


    あずさ(プロデューサーさんにバカだと思われないようにしないと・・・)


    あずさ(とりあえず・・・分かってる風な顔を・・・)




    あずさ「ええ・・・!そうですね」フンフン ホウホウ



    (あ・・・これ、分かってもらえてないや)

    564 = 554 :

    「分かりやすく言うとですね・・・」


    「まだ俺の事をよく思っていない律子さん側のアイドルが、俺に過去を知られたことを知る」

    「それも、同じ側のあずささんが話したことも知る」


    「すると、どうでしょう」

    「あのプロデューサーにまで、弱みに付け込まれる」


    「どうしてくれるんだ、あずさ」

    「・・・と、こうなるわけです」


    あずさ(プロデューサーさんが私の名前を・・・)カアァァ



    「それに・・・自分達の知らないところで昔の話を話されて・・・」

    「いい気分になる子はいない・・・ですよね?」

    「・・・特に、菊地さん、星井さん、萩原さんについては・・・・・・」



    あずさ「・・・!」

    565 = 554 :

    「す、すみません!デリカシーが無さすぎました・・・!」」

    「俺からあずささんに無理やり頼み込んで聞いたんですから」

    「あずささんは、自分を責めないでくださいね!?」



    あずさ「大丈夫ですよ・・・プロデューサーさんのお気持ちは分かってますから」ニコッ


    「・・・ありがとうございます、あずささん」


    「それで、二つ目なんですが・・・」

    あずさ「はい」




    「図々しい話なんですけど・・・まだ俺の事を手伝ってもらえますか・・・?」

    あずさ「・・・・・・」

    566 = 554 :

    「・・・やっぱり無---」

    あずささん「プロデューサーさん・・・!」


    あずさ「怒りますよ・・・?」



    「えっ・・・」



    あずさ「プロデューサーさんがここまで私たちの事を想ってくれているのに」

    あずさ「何も手伝わないわけないじゃないですか」


    あずさ「むしろ、こちらからお願いする事です」



    「でも・・・あずささんだってトラウ---」


    あずさ「プロデューサーさん・・・?」



    「はい、すみませんでした」


    (あずささん・・・怒ると一番怖いタイプの人だな・・・)

    567 = 554 :

    あずさ「私はもう・・・プロデューサーさんの事を信用しています」


    「・・・」


    あずさ「ですから・・・私からお願いさせてください」


    あずさ「765プロを・・・」


    あずさ「765プロのみんなを・・・」





    あずさ「助けていただけませんか・・・?」







    「・・・・・・」









    「はい、勿論です」ニコッ


    あずさ「」ニコッ









    「それで、耳に入れておいてほしいお話というのがですね・・・」




    ---------
    ----
    --
    -

    568 = 554 :

    正直な話、どうすればあの961のプロデューサーの思惑通りならずに済むのか


    まだ考えはまとまっていない


    話を聞いた限りでも、とんだ悪知恵が働く奴だということは分かったから










    響・やよい・貴音


    この三人からは、みんなよりも後に入ってきたから

    詳しい話までは知らないと、初めて会ったときに聞いていたが





    あずささんの話には


    伊織についての話も出てこなかった



    伊織には何があったのか・・・






    いや、悪い考えは捨てるんだ


    深く考えすぎたら駄目なんだ

    569 = 554 :

    まずは当初の目的通り、双海姉妹であることの妹


    双海亜美の素質から引っ張り出す




    そして



    三人の特訓に加え

    俺の事を信用してくれている

    みんなへの特訓



    予定を変更するしかない



    今はこの三人にかかっている










    問題は全アイドルのモチベーションだ


    どこまで俺にやれるのか・・・




    今は今できることを・・・


    精一杯やるだけだ

    570 = 554 :

    せっかくステージの衣装も用意したのにな・・・

    早く着ているところを見てみたい




    きっと

    伊織も響もやよいも貴音も・・・喜んでくれるはずだ


    そうだ、とても言える雰囲気じゃなかったから

    まだ言えてなかったけど



    明日会ったら真っ先に言ってあげよう




    みんな



    アイドルランク昇格おめでとう・・・って









    -------------------------
    只今のアイドルランク一覧
    -------------------------

    ---------------------------------------
    天海春香 ----F
    如月千早 ----F
    萩原雪歩 ----F
    菊地 真 ----F
    星井美希 ----F
    双海亜美 ----F
    双海真美 ----F
    三浦あずさ ----F
    水瀬伊織 ----D
    高槻やよい ----E
    四条貴音 ----E
    我那覇響 ----E
    ---------------------------------------

    571 = 554 :

    とりあえずここまでです

    572 :

    >>1

    せっかく良くなった雰囲気もふりだしか...

    573 :


    はやくみんなに幸せになって欲しい

    574 :

    おつ
    ハードモードすぎるプロデュース
    普通の人ならとっくに心折れているよな

    575 :

    投稿乙
    今後も期待してる。
    765プロに幸あれ!

    576 :

    乙。
    アイドルランクが出てるとアイマスだなって感じがするな!
    ここから皆少しずつ上がっていくのがアイマス(ゲーム)の醍醐味なんだが…
    なんとか順調にいってほしいものだ。

    577 :

    残ってる過去話は今後描写されるのかな……?

    578 :

    亜美真美が喫煙、はるちは&あずさが飲酒、雪歩が抱き着き、美希はわからんが才能ないと思ってたならわざわざ写真は撮ってないのかね
    残りは真と伊織か…
    律子もやたら攻撃的だけど自分は何もされてないのかな?

    579 :

    >>577
    はたして具体的に描写しても大丈夫な代物なのだろうか……

    580 :

    「皆さんにはばれない様撮らせて頂いたり、撮って頂いたりもしました」
    ってのが気になる。

    これまでに出てるのは前者だと思うのだけど、後者はアイドルが写真を撮ったということなのかな

    581 :

    前者の「撮らせて頂いた」のは「自分で」亜美真美の喫煙を撮ったってことで、
    後者の「撮って頂いた」のは「カメラマン」に雪歩と春香の件を撮ってもらったって事だろ。

    582 :

    みんなで穴掘ってこの糞P埋めて差し上げようぜ

    583 :

    その前に俺に掘らせてくれよ

    584 :

    >>583
    アッーーーー

    585 = 540 :


    気になる過去は徐々にか…

    587 :


    楽しみにしてまっせ

    588 :

    まぁ
    自分の私利私欲の為だけに他者を喰いモノにした奴は
    『因果は廻る、想像も出来ない最悪の形で…』
    と云うからなw
    元Pはどの道破滅しか待っていないだろうなwww

    589 :

    今、出来るアイドルは貴音、響、やよい…あずさ?

    さて、クズ元P始末しておかないとな…

    590 :

    改行多すぎてスクロール疲れたわw

    591 :

    ---翌日







    ---穴場スタジオ---









    俺まで気落ちしていてはいけない

    明るく振舞わないと








    P「みんな、おはよう!」




    伊織「えぇ・・・」


    「・・・おはようだぞ」


    やよい・春香・千早・貴音「おはようございます・・・」






    やはり、引きずっているな・・・

    ・・・無理もないか





    -----
    --
    -

    592 = 591 :

    ---765プロ事務所---








    P「おはよう!」



    律子・亜美・真美・雪歩「・・・おはようございます」


    「・・・・・・ます」


    美希「・・・」ゴロン


    あずさ「・・・おはようございます~」オロオロ


    小鳥「おはよう・・・ございます」ペコ



    春香・千早・伊織「おはよう・・・」テクテク


    貴音・やよい「・・・ございます」

    「だぞ・・・」





    ・・・想像以上に悪いモチベーションだ

    593 = 591 :

    P「みんな、昨日はお疲れ様」



    P「初めてオーディションというものを間近で感じ」

    P「各々思うことはあったと思うけど」


    P「今日は一つ、俺からみんなにお願いがあるんだ」





    P「一度、みんなで一緒に踊ってみてくれないかな?」






    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真「・・・・・・」

    伊織・春香・千早・やよい・響・貴音「・・・・・・」





    まぁ・・・そうなるよな





    あずさ「あ、あら~、それは楽しそうね~」

    小鳥「そ・・・そうね」




    P「いえ、あ・・・三浦さん、音無さん」

    P「無理にやっても逆効果なんで・・・」

    594 = 591 :

    P「やりたくないのであれば、強制にとは言えませんが---」


    P「あっ!!そうだ!」ポン


    P「肝心なことを言うのを忘れてたな~、あ~イカンイカン」

    P「俺としたことが・・・!こんなに大切なことを・・・くっ!」チラッ





    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真・あずさ・小鳥「・・・?」

    伊織・春香・千早・やよい・響・貴音「・・・?」




    P「響、前へ!」


    「・・・?」

    「どうしたんだ・・・?」



    P「いいから前へ!」

    「は・・・はい・・・!」ビクッ スタッ



    P「響・・・」

    「な・・・何さ」



    P「おめでとう・・・」サッ

    「えっ・・・これは・・・?」





    P「今日からEランクアイドルだ!!」

    「えっ・・・」



    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真・あずさ・小鳥「・・・!?」

    伊織・春香・千早・やよい・貴音「・・・!!」

    595 = 591 :

    「えっ・・・えっ?」


    P「よく頑張ったな~」ヨシヨシ

    P「さすが自分で完璧と言うだけの事はある」ウンウン




    「ええぇえぇぇぇ!!?」

    P「」ビクッ!




    「本当か!?本当なのか!プロデューサー!?」


    P「あぁ、本当だ」

    P「そこに書いてあるだろ?」


    「うわぁぁー!やったぞぉー!!」バッ


    P「おめでとう」ニコッ

    「うん!プロデューサー!ありがとー!!」



    「でもこういうのって、手書きで書いてあるもんなんだなぁー!」

    「自分、大切にするぞ!」


    P「あぁ、頑張って書いたんだから、大事にしてくれ!」

    「えっ、これ・・・プロデューサーが書いたの?」


    P「なんか、賞状的な感じにしたかったんだけどな」

    P「あんまりうまくできなかった・・・」ショボーン

    596 = 591 :

    「ううん、そんなことないぞ!自分、一生の宝物にするね!」

    P「そう言ってくれると、頑張った甲斐があるな」


    「でも、プロデューサー?」

    P「なんだ?」


    「結構女の子っぽい字、書くんだな」

    P「・・・そこはほっといてくれ」








    P「次は貴音!前へ!」


    貴音「は、はい・・・!」スタッ


    P「貴音も・・・Eランク昇格おめでとう」スッ



    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真・小鳥「・・・」




    春香(あのプロデューサーさんだもんね)

    千早(不思議なことに、当然と思えるようになってきたわね・・・)

    597 = 591 :

    貴音「あ・・・ありがとうございます」


    P「貴音・・・よく頑張ったな」


    貴音「いえ・・・」

    貴音「わたくしはあなた様を信じて」

    貴音「言われた通りやってきただけですので・・・」


    貴音「本当に頑張っておられるのは、あなた様ではないかと・・・」




    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真「・・・!」




    P「ありがとう貴音、心配してくれて」

    P「でもそれは、やっぱり貴音達が熱心に聞いて、行動に移してくれるからなんだ」

    P「俺みたいに、ただやり方を教えるだけなら誰だって出来る」

    P「ありがとな、いつも真剣に取り組んでくれて」


    貴音(あんなレッスンのやり方など・・・あなた様以外の誰が教えられるというのでしょう)


    貴音「いえ・・・こちらこそ」スッ


    貴音(確かに、殿方が書いた字には見えませんね・・・面妖な)ジー

    598 = 591 :

    P「そして、やよい!前へ!」



    やよい「えぇっ!?」



    律子・亜美・真美・雪歩・美希・真・小鳥「・・・!!?」



    (やよい・・・!?)


    美希(そんな・・・!)



    律子(まさか・・・)







    やよい「わっ・・・私もですか!?」


    P「何をそんなに驚いてるんだ?当然じゃないか」アハハ


    やよい「で・・・でも」

    やよい「私なんて、響さんや貴音さん達と比べて・・・」

    P「比べる?どうして比べる必要があるんだ?」


    やよい「だって私、動きはとろいし、歌も上手に歌えなくて・・・」

    P「そっかー、やよいはそんな風に思ってたんだなー」ヨシヨシ



    P「もちろん俺は、そんなこと思ったことないけど」

    599 = 591 :

    P「でもな?やよい」

    P「俺は、そういう部分を全部ひっくるめてやよい自身だと思うんだ」



    P「ちょっと言葉は悪いけど」

    P「例えば審査員の人や他の人が、やよいの事を見て」

    P「うわっ、歌下手くそだなー、ダンスもイマイチだし・・・」

    P「と、思っていたとしよう。仮にな」


    やよい「・・・」


    P「なら、どうしてやよいはオーディションにも合格し、ランクもEに上がったんでしょうか?」


    やよい「うぅー・・・よく分かりません」

    やよい「私が審査員の人だったら、合格にはしないと思います・・・」


    P「そういうことだ」

    やよい「・・・?」


    P「つまり、やよいは自分で自分の事をまだよく分かっていない状態なんだ」

    P「その事に気づけるようになれば、やよいはもっと成長できるよ」

    やよい「???」


    P「ちょっと難しすぎちゃったなー、ごめんなー?」ナデナデ

    P「とにかく、やよいにはやよいにしかない、アイドルとしての素質があるって事だ!」







    美希・真・亜美・真美・律子・あずさ・雪歩・春香・千早・伊織(・・・・・・素質・・・!)

    600 = 591 :

    P「だから、胸を張っていい!」

    P「やよい、Eランク昇格おめでとう!」スッ



    やよい「うっうー!なんだかちょっとだけ分かった気がします!」

    やよい「プロデューサー!ありがとうございますー!」ガルーン



    P「あっはっは、やよいは賢いなぁー」ナデナデ







    P「最後に伊織!おいで!」
    (あっ・・・前へって言うつもりだったのに・・・間違えた)


    伊織「は・・・はい」
    (前へじゃないのね・・・)



    (まさか四人に一気に抜かれるとはね・・・)


    美希(ミキだって頑張ってるのに・・・)



    亜美(・・・)ボーッ

    真美(・・・)


    律子(一体どうやって・・・)


    雪歩(・・・)


    あずさ(プロデューサーさんて・・・本当に凄い人なのね・・・)ポー


    小鳥(やっぱりあの人なら・・・)


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