元スレ男「目ぇ見えないクセにウロチョロすんなよ」 女「じゃあ、男くんの側にいるね?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 191 :
>>197
実は自身でも途中でそう思って後悔
あと2回の投下をもってラストまで突っ走ります
ここからは書き溜めにするので少々お待ちください(もちろん投下数はかなり増えます)
ここまで
203 :
楽しみだ
204 = 189 :
野暮だが、女子生徒を「女」って表記してるw
205 :
女大量発生してワロタ
206 :
ん?今日はここまでって事?
乙期待してる
207 :
この男は間違いなくイケメン
208 :
構わん爆発だ
210 :
男さんのために俺のケツの穴、空けときましたよ
211 :
>>210クンのケツの穴にダイナマイト設置完了しましたー
212 :
もう終わるのかぁ
214 :
>>204
うわ、気付かなかった申し訳ない
ご指摘感謝します
訂正>>200
女「→女子生徒「
215 :
たびたび申し訳ない
私用で忙しくなり、書き溜めしてるとかなりお待たせすることになるので
一度投下します
216 = 215 :
女子生徒「……!」
男「ていうか、もし言ってたとしても俺は何も文句言えねーからなぁ」
男「毎日タダで飯食わせて貰ってるのは事実だし」
男「……それにお前ら女の手、見たことある?」
女子生徒「……手?」
男「目ぇ見えないクセに必死になって弁当作ってるんだろーな……」
男「しょっちゅう傷あったり、ヤケドとかしてんだぜ?」
男「だから『弁当はもういい』って言ってんのに……アイツ、それでも作って来てくれてんだよ」
217 = 215 :
男「くだらねー嘘ついてんじゃねえ」
女子生徒「……!」ギリ
女子生徒「な、なんでそんなに必死なのー? 認めたくない気持ちはわかるけど……」
女子生徒「あー、わかった。騙されてたことショックで頭混乱中とか?」
女子生徒「そ、そうなんじゃない? あ、もしかして男くん、女さんのこと好きなのかなー?」ニヤ
男「……」
男「ああ、好きだぞ」
女子生徒「!?」
218 = 215 :
男「っても、人として……」
女子生徒「ウザイんだけど!!」ガタッ
女子生徒「!? ちょ、ちょっと! 落ち着きなよ……!?」
男「……」
女子生徒「アイツのどこがいいんだよ、×××女のクセに……っ!」ギリ
女子生徒「少し男子に人気あるからって、鼻に付く媚び方しやがって……!」
男「……」
男「もう取り繕おうともしねえんだな」
219 = 215 :
女子生徒「るせぇよ!」
女子生徒「……言っとくけどね、アイツのこと女子全員ウザがってるから!」
女子生徒「×××のクセに、なにウチらと同じ輪に入ろうとしてんの、バカじゃない?」
女子生徒「あんたも! 顔に釣られてイイ人ぶってんじゃねーよ!」
男「……」
男「手に負えねーわ。もういいから、でけえ声出すなよ」
女子生徒「だから……っ! うるせぇつってんだろ!!」
男「……いいの? 聞こえちゃうぜ? お前の彼氏に」
女子生徒「……え」
220 = 215 :
男友「残念ながら丸聞こえなんだなー、すでに」スッ
女子生徒「!? お、男友くん……!? な、なんで……」ぎょっ
男友「女ちゃん探すだけって言ったじゃん、いつまで待たせるんだよ」
男「おう、すまん」
男友「ま、俺のほうも用事できちまったけどな」じろ
女子生徒「……! あ、こ、これは……ち、違うの、ウチは別に……」
男友「あー、それとさ男……」
男友(言い出せなかったんだけど、実は『もう一人』外にいるんですが)ひそ ひそ
男「!?」
男(ま、まさか……!)ダッ
221 = 215 :
ガラッ
女「……!?」びくっ
男「あ……お、女……(やっぱり)」
女「あ、あ……あの……私……」
男「いつからそこに……(コイツ……泣いて……)」
女「……っ!」ふら カッ カッ、カッ、カッ
男「あ、お、おい! 何で逃げる……!(くそっ、聞かれてたか……!)」
男(女には……『女子の件』を気付いて欲しくなかったのに……!)
男「女! 待ってくれ!」ダッ
222 = 215 :
男友「おーおー、いいねえキャップルさんたちは、青春だねぇ」
男友「さて」くるっ
女子生徒「……!」
女子生徒「わ、私はお邪魔だよねー……空気読みます(ヤバすぎ、退散)」
女子生徒「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
男友「まあ、座れや」ガシッ
女子生徒「ひ……っ、お、男友くんなんで怒ってるの……い、意味わかんない……」がた がた
男友「いやいや、久々にさぁ……二人でゆっくり話ししようぜ、な」ニコッ
女子生徒「ち、ちが、違うの……ホントに……」がた がた がた
223 = 215 :
______________
カッ カッ カッ、カッ、カッ
女「はっ、はっ……はぁ、はぁ……っ!」
ガッ
女「!? きゃっ!?」どさっ
男「お、おい! 大丈夫か女!?」
女「……」
男「だから、お前は廊下走るなよ。ほら、手」
女「……」ぽろ
ぽた ぽた
男「……! な、泣くなよ。いや、気持ちは……わかるけど……」ズキッ
男「あ、アイツらの言ってたことは……絶対ウソだし。だって! 男友も言ってたぜ!?」
224 = 215 :
男「女って結構人気あるって……そ、そりゃそうだよな! お前、めっちゃ性格とかいいし!」
男「か、顔とかも……結構可愛いし……」
ぽた ぽた
男「だ、だからさ……泣くなよ……(泣かないでくれよ……)」
女「……」
女「……んなさい」
男「え……?」
女「違う……の……わた、私……男くんに、ぐすっ、謝らないと……」
男「?」
225 = 215 :
ここまで
226 :
おつ
227 :
乙
女子生徒ざまぁ
229 :
妙に臨場感あるなこのSS
とにかくメシウマ
230 :
乙
女子生徒…貴様は目が見えない気持ちを知れ!分からぬならてめぇの目を奪ってやるさ
231 :
男友のキャラがうぜぇ
女子生徒必死すぎ
そしてお前ら熱くなりすぎ
乙。女が幸せになれますように
232 :
男は最初から気づいてたんだな
233 :
男友のポジションが相当謎
男友いらなかった気がする
234 :
男友いらないってことはないだろ
ちゃんと役割を当てられてるんだから
235 = 232 :
男友は結構重要だろ
236 :
普通に告白しててワロタ
237 :
男は女を信じて、女は男を信じずに女子生徒を信じて
238 :
>>237
見えるか見えないかの差ってデカい
見えないのが後天性なら尚更
239 :
こういう人達は卑屈になりがちだから、つい悪い方の話を信じちゃったんだろうな('・ω・`)
240 = 229 :
告白も何も遠まわしに振られちゃったぞ
241 :
>>232
読み返して気づいた
出だしから男は気を使って杖の場所嘘ついてる
242 :
心が浄化される…
243 :
俺明日から生き方改めるよ…
244 :
訂正
>>218一行目
男「っても、人として……」
↓
男「っつっても、人としてって意――」
に修正
245 = 244 :
女「私……男くんのこと……ひっく、男くんに……」
女「嫌われてるって……利用されてるって……う、うぅ……!」ぽろ
女「うた、うた……疑い……まじた、う、う……」ぽろ ぽろ
男「……」
女「ごめ、な……ざい、ごめんなざい……わだ、私……謝らなきゃ、なのに……」
女「う……うれじ……! ぐすっ、嬉じくで……男ぐん……信じてぐれた……」
ぽた ぽた ぽた
女「あ、あり……ありが……と。ありが、と……うれじいでず……」
女「嬉じ……ひっく、うれ……う……う、うわあああああああああああん!!」
246 = 244 :
男「……(女……)」ズキッ
男「いいから、泣くなって、もう……」
男「……」ズキッ
男「い、いや、泣いてもいいけど……」
男「……」ズキッ ズキッ
男「俺、ここにいるから……」
男(こういう時、気の利いたセリフ言えるヤツが羨ましい……)
247 = 244 :
__________________
男「……」
女「……ひっく、ひっく……」
男「……少しは落ち着いたか?(結局、ホントに突っ立ってることしか出来なかったし……)」
女「……ぐすっ……」こく
男「ん」
女「……」
男「……」ちら
女「……」
248 = 244 :
男「あー……まぁ、アレだ。女も……どう言えばいいのか、色々あるとは思うけど……」
男「悩んでることがあるなら、今度から俺に相談しろよな」
男「一緒に弁当食ってる仲じゃん。っつっても、俺の場合はタダ飯なんだけどな。あはは!」
女「……!」じわ
男「!? うわ、な、泣くなって! ごめん、ウソ! 泣くなよ!」
男「そ、そうだ! そういえばお前探してたんだよ! 聞きたいことあってさ」あせ あせ
女「……ぐすっ……。 ……?」
男「(ほっ)……あ、あのさ、お前……」
「明日、予定とかある?」
249 = 244 :
______________________
男の家
『あん、あん、あんっ、あっ、あ、あ、い、イクっ、あ……っ!』
男「……」
男「……」
男「ダメだ……」スッ
男(エロいDVDでも見れば、って思ったけど……このモヤモヤ感は晴れん)
男(なんだこれ、女の泣き顔が頭にこびりついてイライラする)
男「いかん、いかん、笑顔だ。笑顔を思い出すんだ」ぶん ぶん
男「やっぱ人間、笑顔が一番(笑顔、笑顔……女の笑顔……)」
男「……」
250 = 244 :
男「……!」
男(ぐ、ぐうぅ……! な、なんでだ、これはこれでなんかモヤモヤする……!)
男「(イラつきは確かにないけど……)なんか、思ってたのと違うしっ!」
男「うわああああああっ! なんだこれ!」じた ばた
ガンッ
男「痛て」
男「……」
男「……」
男(女……)
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