のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,861人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ男「目ぇ見えないクセにウロチョロすんなよ」 女「じゃあ、男くんの側にいるね?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    151 = 147 :

    「お、俺に近づくなよお前……(これ以上臭うって言われたらトラウマになる)」

    「……」

    「……お弁当」

    「う……」ぐぅ~

    「くすっ、今日も屋上にする?」

    「……! お、俺は先に行ってるからな!」

    「あ……ま、待って男くん……!」ふら カッ ふら カッ



    子生徒「……」

    子生徒「……ちっ」

    152 = 147 :

    _______

    「むー……男くん、ひどい」

    「な、何が……」

    「置いてけぼり……」

    「お、お前がニオイとか、変なこと言うからだろ!」

    「そ、それより、早く! 弁当くれー!」

    「……」

    「……!(うわ、怒ってる? 女が怒ってんの初めて見た)」

    「むー……」

    153 = 147 :

    「わ、悪かったって……」

    「……」

    「そ、そういえばさ……女って、最近なんか変わったよなーって……髪切った?」あせ あせ

    「え……? あ、う、うん……」どきっ

    「それにうっすら化粧してるよな、すげー似合ってるぞ」

    「……あ、あり……がと(き、気付いてくれてたんだ……!)」かぁあああ

    「ま、まぁ、今はそんなの関係ないか……あはは……」

    「……」

    「お、お弁当……今日はから揚げいっぱい入ってます、よー///」

    154 = 147 :

    _________________________

    「……♪」

    (今日も楽しかったな)

    (お弁当、また褒めてくれた……)

    「そ、それに……///」かぁあああああ

    きゃっ きゃっ

    (? 教室……女の子たちでお喋りしてる?)

    「……(いいな……私も、女の子たちと仲良くしたいけど……)」

    (は、話かけてみようかな……)ごくり

    子生徒「でさー、女さんのことなんだけどー」

    「!」びくっ

    155 = 147 :

    子生徒「最近、男くんとよくいるじゃん? あれさー、見てて可哀想じゃない?」

    「……?」

    子生徒「わかるー、いいように使われてるの気付いてないっぽいよねー」

    子生徒「なんかお弁当毎日作って来てるらしいよ」

    子生徒「それうちの彼氏から聞いたー。男くん陰で相当ヒドイこと言ってるみたい」

    (……え)ドキッ

    子生徒「『ちょっと優しくすればタダで毎日飯食えるから便利』とかなんとか」

    「……!」

    156 = 147 :

    子生徒「ひっどー」

    子生徒「でも女さん本人が幸せそうならそれでいいんじゃない?」

    子生徒「まぁ、知らないほうが幸せってことあるよね確かにー」

    「……」

    カラーン

    「!?」

    子生徒「ん?」

    サッ 

    「……!」ふら カッ ふら カッ、カッ

    157 = 147 :

    子生徒「……」

    子生徒「……行ったよ」

    子生徒「ちゃんと聞こえてたみたいだね」

    子生徒「くくっ、盗み聞きしてんじゃねえよバーカ」

    子生徒「何いってんのー、わざと聞かせたクセに」

    子生徒「なんかふらふら歩いてったし、相当ショックだったんじゃない?」

    子生徒「もともとふらふらしてんじゃん。そのまま大好きな屋上から飛び降りれば?」

    子生徒「……アンタもよくこんなエグイこと考えるね」

    158 = 147 :

    明日はもしかしたら投下できない、かも? ここまでー

    159 :

    男はもうちょっと頑張って欲しいなあ…
    なんにせよいい更新ペースだ

    160 :

    ふむ
    なんか妙に生々しくて胸の辺りがムカムカする

    161 :

    熱くなって参りました

    162 :

    なんで男は気が回らないの?

    163 :

    おつ

    164 :

    >>162
    つ主人公のデフォ能力

    165 :

    男友は女を見る目ないなぁ。まぁ仕方ないか。
    女の虐めは残酷だな。

    166 :

    昔から女と金と飯の恨みは怖いからなあ

    167 :

    もはや女が幸せになるだけじゃ済まないレベル

    168 :

    訂正

    >>156
    一行目に
    子生徒「『つけ上がってあんま勘違いされても困るんだけどな』とかも言ってたらしいよ」
    を追加

    169 = 168 :

    ____________

    ふら カッ  ふら ふら

    「……」

    「……」

    ――ちょっと優しくすれば――便利――

    「そ、そうだよね、普通……」

    「私なんかが、何もなしで誰かの側に居るなんておこがましいよね、あはは……」

    (男くんと一緒に居るのが楽しすぎて忘れちゃってた)

    (そうだよ、勘違いしちゃダメだよ……私……)


     みんなと『違う』んだから


    170 = 168 :

    「そ、そうだよー。私なんかと一緒に居てくれるだけでも感謝しなきゃ」

    「私なんかが作ったお弁当食べてくれるだけで……」

    「し、しかも褒めてくれるんだよ? 男くんはやっぱり優しいなー」

    ――これホントに女が作ったのか? やべ、美味すぎ――

    「……! ほ、褒めて……」

    ――お前ひょっとして料理の才能あんじゃね――

    「あは、あはは、私……なんかに……」

    ――化粧、すげー似合ってるぞ――

    「……や、優しいの……」じわ

    171 :

    これさー
    もう男が教室でクラスの皆がいるときに女に告白しないと
    女に信用してもらえないよな

    とっとと女子生徒ざまぁになってメシウマしたい

    172 = 168 :

    (楽しいの……一緒に居れるだけで、幸せな気持ちに……)

    ――あんま勘違いされても困るんだけどな――

    (た、例えそれが……勘違いでも、)

    (便利なだけと思われてても……かまわない、から……)

    「わ、わた……私は……」ぽろ

    (私の気持ちは……勘違いでも、嘘でも……ないから……)

    ぽた ぽた

    「……ぐすっ、う、うぅ……側に……」

    「男くんの……ひっく、側に、居たい……よぉ」ぽろ ぽろ

    173 = 168 :

    ____________

    子生徒「……女、戻ってこないねー」

    子生徒「ホントに飛び降りとかしちゃったりしてー、ぶはは」

    子生徒「カバン置いたまま帰ったんじゃない? 捨てとく?」

    ガラッ

    子生徒「!? っと……!」

    「……」

    子生徒「あ……な、なんだー、男くんかー」

    子生徒「きゅ、急に開けるからビックリしたよねー」

    「……」じろっ

    174 :

    ちゃんと気づけよ!

    175 :

    よし、パンツ脱いだぞ

    177 :

    女子生徒フルボッコ確定

    でもこいつらのどっちかは友の彼女なのかも?

    178 :

    >>177
    そういう予想いらないです

    179 :

    >>177
    酉もちゃんとつけれねえのか

    180 :

    楽しみに待っとります

    181 :

    >>177
    くせーから黙ってろよ

    182 :

    >>177フルボッコ確定

    183 :

    >>177は犠牲になったんや

    184 :

    いないもののあいてはよせ

    185 :

    無駄レスやめろよ

    186 :

    正直すまんかった 全裸待機してます

    188 :

    これ以上女泣かすなよ

    189 :

    もはや虐め問題がうやむやなラストじゃ満足できそうにない

    だが>>1の考えた通りにのびのび書いてくれ

    190 :

    いちいちセリフが深刻だな 突き刺さるようだ

    191 :

    「……あれ?」

    「女のヤツいねーのか。ここにいると思ったんだけどなー」

    (カバンがあるってことは、まだ校内だよな……ったくアイツ、またウロチョロして!)

    子生徒(……き、聞かれてはなかったみたいだよ)ひそ ひそ

    「あのさ、女どこ行ったか知らね?」

    子生徒「え、お、女さん!? さ、さぁ……知らないよね?」

    子生徒「う、うん……」

    「はぁ~っ、仕方ない探すかぁ……(屋上とかかな?)」

    192 = 191 :

    子生徒「……」

    子生徒「お、男くんってさ……女さんの話、知らないんだよね」

    「ん? ……話? 何それ」

    子生徒(ちょ、ちょっと!? アンタ何言うつもりなの!?)

    子生徒「……」ニヤ

    子生徒「ん、なんかねー、こないだ女さんとちょっとだけ話したんだけど……」

    「?」

    子生徒「男くんのこと、ちょーバカにしてたよ」

    「……え」

    193 :

    おぃぃぃぃ
    女子生徒マジでクズや

    194 :

    男は女がいじめられてるの知ってるんじゃなかったっけ

    195 = 191 :

    「……バカにしてた? 俺のことを?」

    子生徒「そーそー。ほら、女さんっていつも男くんに弁当作ったりしてるじゃない?」

    子生徒「そのことをね、『あれはエサみたいなものかな』って言ってたよ」

    「……」

    子生徒「しかもね、『餌付けするだけで盲導犬の代わりになるのはいいけど、』」

    子生徒「『たまに彼氏顔するから困ってる』んだってさー」

    子生徒「これ言っていいのか迷ったんだけどね、やっぱ男くんが可哀想でー」

    「……」

    196 = 191 :

    子生徒「さすがにちょっとヒドイよね? あ、でも女さんも本当はいいコなんだよー」

    「……」

    子生徒「ご、ごめんね? やっぱり教えるべきじゃなかったかな(……ぷぷ)」

    「……ぷ」

    子生徒「?」

    「ぷ……ぷぷっ……」

    子生徒「!? ど、どうしたの男くん!?」

    子生徒「も、もしかしてショックで……!?(やべ、メンドくさい系?)」

    197 :

    細かい事いうけど
    女子A
    女子B
    とかにしたほうが良かったんじゃ…

    198 :

    好きにすればいいよ

    199 = 191 :

    「ぷはっ、くく……わははははははは!!」

    子生徒「な、何……?」

    「お、お前ら……嘘つくなら……くくっ、もう少しマシな嘘つけよ、ぷぷ」

    子生徒「!?」ドキッ

    子生徒「う、嘘って……な、なにそれ、ホントに言ってたんだから!」

    子生徒「そ、そうだよー、男くんのためを思って教えてあげたのにー」あせ あせ

    「あ、そうなの? ありがと。じゃあもっと聞かせてよ」

    「女のヤツ、他になんか言ってた?」

    200 = 191 :

    「……ほ、他にって……他は別に、ねぇ?」チラ

    「う、うん……男くんの悪口しか言ってなかったし……」

    「俺のことイケメン、とか……頼りになって素敵ーとか、マジでそういうのないの?」

    「……は……はぁ?」

    「わかんねーかなー? 要するにさ、嘘つくならもっとこういう面白い嘘つけってこと」

    子生徒「……っ! だから! 嘘じゃねーしっ!」

    子生徒「アイツ男くんのこと犬呼ばわりしてんだって!」

    「うん、だからさ……」

    「アイツはそんなこと言わねーよ」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について