元スレ男「目ぇ見えないクセにウロチョロすんなよ」 女「じゃあ、男くんの側にいるね?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 147 :
男「お、俺に近づくなよお前……(これ以上臭うって言われたらトラウマになる)」
女「……」
女「……お弁当」
男「う……」ぐぅ~
女「くすっ、今日も屋上にする?」
男「……! お、俺は先に行ってるからな!」
女「あ……ま、待って男くん……!」ふら カッ ふら カッ
女子生徒「……」
女子生徒「……ちっ」
152 = 147 :
_______
女「むー……男くん、ひどい」
男「な、何が……」
女「置いてけぼり……」
男「お、お前がニオイとか、変なこと言うからだろ!」
男「そ、それより、早く! 弁当くれー!」
女「……」
男「……!(うわ、怒ってる? 女が怒ってんの初めて見た)」
女「むー……」
153 = 147 :
男「わ、悪かったって……」
女「……」
男「そ、そういえばさ……女って、最近なんか変わったよなーって……髪切った?」あせ あせ
女「え……? あ、う、うん……」どきっ
男「それにうっすら化粧してるよな、すげー似合ってるぞ」
女「……あ、あり……がと(き、気付いてくれてたんだ……!)」かぁあああ
男「ま、まぁ、今はそんなの関係ないか……あはは……」
女「……」
女「お、お弁当……今日はから揚げいっぱい入ってます、よー///」
154 = 147 :
_________________________
女「……♪」
女(今日も楽しかったな)
女(お弁当、また褒めてくれた……)
女「そ、それに……///」かぁあああああ
きゃっ きゃっ
女(? 教室……女の子たちでお喋りしてる?)
女「……(いいな……私も、女の子たちと仲良くしたいけど……)」
女(は、話かけてみようかな……)ごくり
女子生徒「でさー、女さんのことなんだけどー」
女「!」びくっ
155 = 147 :
女子生徒「最近、男くんとよくいるじゃん? あれさー、見てて可哀想じゃない?」
女「……?」
女子生徒「わかるー、いいように使われてるの気付いてないっぽいよねー」
女子生徒「なんかお弁当毎日作って来てるらしいよ」
女子生徒「それうちの彼氏から聞いたー。男くん陰で相当ヒドイこと言ってるみたい」
女(……え)ドキッ
女子生徒「『ちょっと優しくすればタダで毎日飯食えるから便利』とかなんとか」
女「……!」
156 = 147 :
女子生徒「ひっどー」
女子生徒「でも女さん本人が幸せそうならそれでいいんじゃない?」
女子生徒「まぁ、知らないほうが幸せってことあるよね確かにー」
女「……」
カラーン
女「!?」
女子生徒「ん?」
サッ
女「……!」ふら カッ ふら カッ、カッ
157 = 147 :
女子生徒「……」
女子生徒「……行ったよ」
女子生徒「ちゃんと聞こえてたみたいだね」
女子生徒「くくっ、盗み聞きしてんじゃねえよバーカ」
女子生徒「何いってんのー、わざと聞かせたクセに」
女子生徒「なんかふらふら歩いてったし、相当ショックだったんじゃない?」
女子生徒「もともとふらふらしてんじゃん。そのまま大好きな屋上から飛び降りれば?」
女子生徒「……アンタもよくこんなエグイこと考えるね」
158 = 147 :
明日はもしかしたら投下できない、かも? ここまでー
159 :
男はもうちょっと頑張って欲しいなあ…
なんにせよいい更新ペースだ
160 :
ふむ
なんか妙に生々しくて胸の辺りがムカムカする
乙
161 :
熱くなって参りました
162 :
なんで男は気が回らないの?
163 :
おつ
164 :
>>162
つ主人公のデフォ能力
165 :
男友は女を見る目ないなぁ。まぁ仕方ないか。
女の虐めは残酷だな。
166 :
昔から女と金と飯の恨みは怖いからなあ
167 :
もはや女が幸せになるだけじゃ済まないレベル
168 :
訂正
>>156
一行目に
女子生徒「『つけ上がってあんま勘違いされても困るんだけどな』とかも言ってたらしいよ」
を追加
169 = 168 :
____________
ふら カッ ふら ふら
女「……」
女「……」
――ちょっと優しくすれば――便利――
女「そ、そうだよね、普通……」
女「私なんかが、何もなしで誰かの側に居るなんておこがましいよね、あはは……」
女(男くんと一緒に居るのが楽しすぎて忘れちゃってた)
女(そうだよ、勘違いしちゃダメだよ……私……)
みんなと『違う』んだから
170 = 168 :
女「そ、そうだよー。私なんかと一緒に居てくれるだけでも感謝しなきゃ」
女「私なんかが作ったお弁当食べてくれるだけで……」
女「し、しかも褒めてくれるんだよ? 男くんはやっぱり優しいなー」
――これホントに女が作ったのか? やべ、美味すぎ――
女「……! ほ、褒めて……」
――お前ひょっとして料理の才能あんじゃね――
女「あは、あはは、私……なんかに……」
――化粧、すげー似合ってるぞ――
女「……や、優しいの……」じわ
171 :
これさー
もう男が教室でクラスの皆がいるときに女に告白しないと
女に信用してもらえないよな
とっとと女子生徒ざまぁになってメシウマしたい
172 = 168 :
女(楽しいの……一緒に居れるだけで、幸せな気持ちに……)
――あんま勘違いされても困るんだけどな――
女(た、例えそれが……勘違いでも、)
女(便利なだけと思われてても……かまわない、から……)
女「わ、わた……私は……」ぽろ
女(私の気持ちは……勘違いでも、嘘でも……ないから……)
ぽた ぽた
女「……ぐすっ、う、うぅ……側に……」
女「男くんの……ひっく、側に、居たい……よぉ」ぽろ ぽろ
173 = 168 :
____________
女子生徒「……女、戻ってこないねー」
女子生徒「ホントに飛び降りとかしちゃったりしてー、ぶはは」
女子生徒「カバン置いたまま帰ったんじゃない? 捨てとく?」
ガラッ
女子生徒「!? っと……!」
男「……」
女子生徒「あ……な、なんだー、男くんかー」
女子生徒「きゅ、急に開けるからビックリしたよねー」
男「……」じろっ
174 :
ちゃんと気づけよ!
175 :
よし、パンツ脱いだぞ
177 :
女子生徒フルボッコ確定
でもこいつらのどっちかは友の彼女なのかも?
178 :
>>177
そういう予想いらないです
179 :
>>177
酉もちゃんとつけれねえのか
180 :
楽しみに待っとります
181 :
>>177
くせーから黙ってろよ
182 :
>>177フルボッコ確定
183 :
>>177は犠牲になったんや
184 :
いないもののあいてはよせ
185 :
無駄レスやめろよ
186 :
正直すまんかった 全裸待機してます
188 :
これ以上女泣かすなよ
189 :
もはや虐め問題がうやむやなラストじゃ満足できそうにない
だが>>1の考えた通りにのびのび書いてくれ
190 :
いちいちセリフが深刻だな 突き刺さるようだ
191 :
男「……あれ?」
男「女のヤツいねーのか。ここにいると思ったんだけどなー」
男(カバンがあるってことは、まだ校内だよな……ったくアイツ、またウロチョロして!)
女子生徒(……き、聞かれてはなかったみたいだよ)ひそ ひそ
男「あのさ、女どこ行ったか知らね?」
女子生徒「え、お、女さん!? さ、さぁ……知らないよね?」
女子生徒「う、うん……」
男「はぁ~っ、仕方ない探すかぁ……(屋上とかかな?)」
192 = 191 :
女子生徒「……」
女子生徒「お、男くんってさ……女さんの話、知らないんだよね」
男「ん? ……話? 何それ」
女子生徒(ちょ、ちょっと!? アンタ何言うつもりなの!?)
女子生徒「……」ニヤ
女子生徒「ん、なんかねー、こないだ女さんとちょっとだけ話したんだけど……」
男「?」
女子生徒「男くんのこと、ちょーバカにしてたよ」
男「……え」
193 :
おぃぃぃぃ
女子生徒マジでクズや
194 :
男は女がいじめられてるの知ってるんじゃなかったっけ
195 = 191 :
男「……バカにしてた? 俺のことを?」
女子生徒「そーそー。ほら、女さんっていつも男くんに弁当作ったりしてるじゃない?」
女子生徒「そのことをね、『あれはエサみたいなものかな』って言ってたよ」
男「……」
女子生徒「しかもね、『餌付けするだけで盲導犬の代わりになるのはいいけど、』」
女子生徒「『たまに彼氏顔するから困ってる』んだってさー」
女子生徒「これ言っていいのか迷ったんだけどね、やっぱ男くんが可哀想でー」
男「……」
196 = 191 :
女子生徒「さすがにちょっとヒドイよね? あ、でも女さんも本当はいいコなんだよー」
男「……」
女子生徒「ご、ごめんね? やっぱり教えるべきじゃなかったかな(……ぷぷ)」
男「……ぷ」
女子生徒「?」
男「ぷ……ぷぷっ……」
女子生徒「!? ど、どうしたの男くん!?」
女子生徒「も、もしかしてショックで……!?(やべ、メンドくさい系?)」
197 :
細かい事いうけど
女子A
女子B
とかにしたほうが良かったんじゃ…
198 :
好きにすればいいよ
199 = 191 :
男「ぷはっ、くく……わははははははは!!」
女子生徒「な、何……?」
男「お、お前ら……嘘つくなら……くくっ、もう少しマシな嘘つけよ、ぷぷ」
女子生徒「!?」ドキッ
女子生徒「う、嘘って……な、なにそれ、ホントに言ってたんだから!」
女子生徒「そ、そうだよー、男くんのためを思って教えてあげたのにー」あせ あせ
男「あ、そうなの? ありがと。じゃあもっと聞かせてよ」
男「女のヤツ、他になんか言ってた?」
200 = 191 :
女「……ほ、他にって……他は別に、ねぇ?」チラ
女「う、うん……男くんの悪口しか言ってなかったし……」
男「俺のことイケメン、とか……頼りになって素敵ーとか、マジでそういうのないの?」
女「……は……はぁ?」
男「わかんねーかなー? 要するにさ、嘘つくならもっとこういう面白い嘘つけってこと」
女子生徒「……っ! だから! 嘘じゃねーしっ!」
女子生徒「アイツ男くんのこと犬呼ばわりしてんだって!」
男「うん、だからさ……」
男「アイツはそんなこと言わねーよ」
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