私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「咲、話があるんだ」
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面白かったぞ池田ァ!
だがな池田ァ!リーチ後にポンは出来んぞ池田ァ!
だがな池田ァ!リーチ後にポンは出来んぞ池田ァ!
リーチの後のポンは俺も気になったwwwwwwww
疲れただろ池田ァ!
ゆっくり休んで次回に備えるんだぞ池田ァ!
疲れただろ池田ァ!
ゆっくり休んで次回に備えるんだぞ池田ァ!
翌日
ガチャッ
久「おいーっす」
京太郎「こんちはーっす」フキフキ
久「いやー、ホント須賀君が居てくれて助かるわ」
京太郎「雑用的な意味でですか?」
久「ううん。清澄高校麻雀部員的な意味よ・・・早く公式試合やってみたいでしょ?」
京太郎「そりゃそうですよ!」
久「うん、今の須賀君なら結構やれると思うわ・・・でも、一つ気になるのよねぇ」
京太郎「何ですか?」
久「いや、まだ推測の域を出ないんだけどね・・・」
咲「こんにちはー」
京太郎「お、来たなお姫様」
咲「京ちゃんこそ、今日もお掃除大義である!」
京太郎「へへーっ!」
優希「麻雀だじぇー!麻雀をさせるじぇー!」ガルルル
和「あら、今日は染谷先輩は?」
久「・・・体調不良で欠席。まぁ私の責任も多少あるけど・・・」チラッ
京太郎「!?」ドキッ
咲「?」
久「それじゃ、今日も部活始めましょうか!」
「「「「はいっ!」」」」
京太郎「今日だけ出れば、今週は明日から連休だなー」
ピシッ
咲「京ちゃん、連休中も部活来るよね?」
ピシッ
京太郎「おいおい、俺が来ないはずないだろ」
優希「・・・私も来るじぇ。京太郎だけには負けられんじぇ」
ピシッ
和「私も、というか麻雀部の皆さんは何も言わずとも全員来ると思いますが」
ピシッ
京太郎「だよなー。最近麻雀より楽しい事が見当たんねぇし」
ピシッ
咲「そうだね・・・ね、京ちゃん。『あの』アイスって言って分かる?」
ピシッ
京太郎「あのアイス?なんじゃそら」
優希「・・・!咲ちゃん、その事をどこで聞いたんだじぇ?」ピキーン
パシッ
咲「噂話なんだけど、優希ちゃんも知ってるんだ?」
和「何のことです?」
ピシッ
久「ああ、アレね・・・都市伝説じゃないの?」
優希「いーや、そうとも言い切れないじぇ。手に入れるチャンスはきっとあるじぇ」
咲「あー、一回でいいから食べてみたいなぁ。ショフトクリーム」
ピシッ
京太郎「ソフトクリーム?その辺に売ってあるのを買えば・・・」
ピシッ
優希「ソフトクリームじゃないじぇ!ショフトクリームだじょ!」ドンッ
バシッ
咲「それロン!三暗刻、嶺上開花、ドラ2!」
優希「ぬわーっ!京太郎のせいだじぇ!」
和「どうしてあんな低確率のものがこうポンポンと」
京太郎「ふぃー、危なかったぜ。振り込むところだった・・・そんで、そのソフトクリームは何が凄いんだ?」
優希・咲「「ショ・フ・ト!」」
京太郎「な、なんだよ・・・大して変わんねーだろ、ソフトだろうとショフトだろうと」
和「そこ、重要なとこなんですね?」
咲「うん、とっても重要だよ」
優希「ショフトクリームとソフトクリームは月とスッポン、天と地ほどの差があるじぇ」
京太郎「・・・で、そのショフトクリームは何が凄いんだ?」
久「ショフトクリームって言うのはここら辺一体で噂になってるソフトクリームでね・・・なんでもあらゆる味覚をカバー出来る極ウマアイスらしいわ」
京太郎「へー・・・」
和「まぁ、単なる噂ですね」
京太郎「だろうな。さ、次は俺の親だぜ!」
ピシッ
咲「京ちゃんには絶対振り込まないよ!」
ピシッ
優希「京太郎にだけは負けんじぇ・・・!」メラメラ
ピシッ
和「全部搾り取った上でトバしてあげます・・・!」ガロロロロロ
バシンッ
京太郎「お前ら・・・上等じゃねえかあああああああああああああああああああああっ!」
・
・
・
>>271
ロンで嶺上開花できたっけ?
ロンで嶺上開花できたっけ?
京太郎「ぶはーっ!やっと半荘終わりか」
優希「大激戦だったじぇ・・・」
和「宮永さん、流石です」
咲「えへへ・・・京ちゃんも頑張ってたと思うよ?」
京太郎「ま、タコスには勝ったからな!」
優希「ぐぅ・・・南場さえなければっ!マジで悔しいじぇ、京太郎め!・・・もう半荘やるじぇ!焼き鳥にしてやるじょ!」
>>275
ミスです、脳内変換を推奨します
京太郎「おう、上等だ!」
咲「二人とも、もう部活の時間終わりだよー」
久「んー・・・」
和「部長、どうかしました?」
久「須賀君、ちょっといい?」
京太郎「はい?」
ミスです、脳内変換を推奨します
京太郎「おう、上等だ!」
咲「二人とも、もう部活の時間終わりだよー」
久「んー・・・」
和「部長、どうかしました?」
久「須賀君、ちょっといい?」
京太郎「はい?」
久「例えば・・・」カチャカチャ
久「この局面だったら、どれ切る?」
京太郎「えーと、これですかね?」
ピシッ
久「・・・こりゃ重傷ね」
京太郎「へ?」
久「鴛鴦症候群とでも名付けるべきかしら・・・」
優希「重傷?京太郎の腕がアレなのは元からだじぇ、不治の病だじぇ」
京太郎「負けた奴に言われたくねーよ!」
優希「最後咲ちゃんに振り込まなけりゃ勝ってたじぇ!タイマンの成績なら私が上だじぇ!」
京太郎「あーそうかよ!なら次は文句のつけようがないようにトバしてやるよ!」
優希「こっちのセリフだじぇ!」ガルルルル
久「あー、そういうんじゃなくてね・・・須賀君、打ち方が対宮永さんに偏り過ぎなのよ」
咲「私に?」
久「ほら、部活後に宮永さんと二人っきりで麻雀の勉強してたでしょ?」
京太郎「そうですけど・・・」
和「・・・・・・」ギョリリリリリリリリ
優希「和、歯軋りでその音はヤバいじぇ、何かに目覚めてるじぇ」
久「確かに腕自体は格段に上がってるけど・・・癖がついちゃってるのよ」
咲「・・・あっ」
久「例えばさっきの局面、真っ先に槍槓狙いにいったでしょ?」
久「普通はあり得ないわ。あそこならもっと有効な手に出来たはず。でもそれをしなかったのは槍槓が一番有効だと思っているから」
優希「なんか納得できるような、出来ないようなだじぇ・・・」
久「つまり、宮永さんの相手をし過ぎたのが原因よ。牌譜を見ても、ある程度宮永さんの打ち筋に似たような状況の時は全部同じような待ちをしてるわ」
間違えた、おしどりって読むのか わしずって読んじまったwww
咲「で、でも腕は上がってますし」
久「須賀君。これが原因で実戦に通用しなくても良いのかしら?」
京太郎「・・・っ!」
久「嫌よね。・・・でも、この癖はその可能性も考慮せざるをえないほど重度のものよ。ちょっと研究されたらすぐにバレるわ」
京太郎「どうすれば、いいんですか?」
久「簡単。癖が治るまで宮永さんと麻雀しなければいい」
京太郎「!?」
咲「そんなっ!」
優希「でも、その二人が一緒に居て麻雀をしてない場面が想像できないじぇ」
和「確かに・・・暇さえあれば、麻雀してますもんね」ギリッ
久「そこなのよねー・・・よし!重大発表!」
「「「「!?」」」」
久「須賀京太郎君。連休期間中の部停&宮永さんとの面会禁止を言い渡します!」
咲「京ちゃんが」
京太郎「俺が」
咲・京太郎「「部停の上に面会禁止!?」」
和「部長、ナイス判断です!」グッ
咲「ぶ、部長!いくらなんでも・・・」
久「私としても二人を引き裂きたくは無いんだけどねー」ニヤニヤ
咲「そ、そういうのとは違います!でもやりすぎじゃないですか!?」
久「じゃあ宮永さんに聞くけど、一日中須賀君と一緒に居て麻雀しないでいる自信ある?」
咲「う゛・・・」
久「須賀君は?」
京太郎「・・・無いッス」
久「と、言うわけよ。少しの間宮永さんと離れて強くなる方を選ぶか、それとも宮永さんとずっとやり続けて強くなれない方を選ぶか。どうする?」
京太郎「・・・・・・俺は、強くなる方を選びます」
久「よく言った、それでこそ清澄麻雀部よ。宮永さんも、須賀君が覚悟決めたんだから。妻として付き合ってやりなさい」
咲「京ちゃん・・・」
京太郎「咲・・・俺、強くなりたいんだ」
咲「うん、分かってる。だから、癖が治ったらーーまた、私と麻雀してくれる?」
京太郎「ーーああ、約束する」
久「・・・いや、何も今生の別れって訳じゃないのよ?」
和(ぁぁぁイライラする・・・!)ワギャンワギャン
優希「誰か!今すぐ私の相手するじぇ!早く!早く!」メラメラメラメラ
京太郎「それじゃあ部長。俺は部停期間の間はここに来ちゃいけないんですよね?」
久「ま、そうね。・・・ちょっと耳貸してくれるかしら」
京太郎「・・・?」スッ
久「・・・龍門渕に行きなさい。話は通しといてあげるわ」ヒソヒソ
京太郎「マジですか!?」
久「それが、癖を直しつつあなたを手っ取り早く強くするには最適の手段だからね。・・・前にも言ったけど、私あなたには期待してるのよ?」
京太郎「ありがとうございますっ!」
久「お礼は強くなってから言ってくれた方が嬉しいわ。・・・頑張ってきなさい」
京太郎「はいっ!」
咲「京ちゃん、なんて言われたの?」
京太郎「秘密の特訓だとさ!帰ってくる頃には咲が相手にならないレベルになってるかもしれねぇぜ?」
優希「ないじぇ」
和「そんなオカルトあり得ません」
久「それは厳しいわね」
京太郎「なんか妙に辛辣ですね皆さん」
咲「うーん、期待薄かな」
京太郎「咲まで!そこは嘘でも期待してるって言ってくれよ!」ガーン
咲「アハハ、冗談冗談。・・・それじゃあ期待してるよ?京ちゃん」
京太郎「おう、任せとけ!」
久「では、話もまとまったところで今日の部活はここまで!・・・須賀君、今日は念入りに掃除してってね」
京太郎「了解しましたっ!」
久「それじゃ、私は帰るわねー」ヒラヒラ
優希「帰ってネト麻だじぇ!休んでる暇なんかないじぇ!」
和「宮永さん、一緒に帰りません?」
咲「あ、ごめん原村さん。私京ちゃんともうちょっと話したいから」
和「・・・」イラァ
和「まぁ、連休中はずっと私のターンですし・・・別にいいか」ボソッ
咲「?」
和「いえ。それじゃあ私、先に帰ってますねー」
ガチャッ
京太郎「・・・」ウズウズ
咲「・・・」ウズウズ
京太郎「あー、駄目だ!咲と二人で居ると麻雀したくて体がウズウズする!」
咲「私もー。早く京ちゃんと麻雀したい麻雀したいっ!・・・ってなっちゃうよー」
京太郎「こりゃ部長の言ってた癖もマジっぽいな」
咲「部長さんは、ちゃんと京ちゃんの事考えてくれてるんだよね」
京太郎「ああ、まさか俺の牌譜をずっと見ててくれたとは思わなかったよ」
咲「部長さんもとっても頑張り屋さんだよね」
京太郎「ああ。あの人、表には出さねーけどな」
咲「恥ずかしいのかも?」クスッ
京太郎「かもな!」
咲「・・・明日から、しばらく京ちゃんに会えないのかぁ」
京太郎「ま、そうなるな」
咲「仕方ないけど・・・ちょっと、寂しいかも」
京太郎「ん、寂しい?」
咲「え、京ちゃんは寂しくないの?」
京太郎「だって、咲の声はいつでも聞けるし」
咲「えええええっ!?それって、どうやって」
京太郎「ヒント。お前が身につけてる唯一の電子機器ってなーんだ」
咲「あ、携帯・・・」
京太郎「そーいう事だ。会えなくても、声は聞けんだろ?」
咲「・・・うんっ!」
咲「京ちゃん、私毎日電話するからね!」
京太郎「友達が転校するかのような言い方だな」
咲「やっぱり迷惑、かな・・・?」
京太郎「・・・んなわきゃねーだろ、嬉しいよ」
咲「よかった・・・私が寂しんぼなだけかなって、ちょっと心配になっちゃったよ」
京太郎「俺は俺が居ない間に咲が機械を壊さないかが心配だよ」
咲「む・・・京ちゃんそれは失礼だよー!」
京太郎「どうだかな、俺が電話に出ないからってド○モショップに駆けこんでる絵面が目に浮かぶぜ」
咲「あれはっ・・・初めてだったから混乱しただけで、もう二度としないもん!」
咲「京ちゃん。連休中に絶対、癖治してきてね」
京太郎「あったりめーよ。任せとけって!」
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