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    元スレ許嫁「末永く宜しくお願い致します!」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 佐天涙子 ×2+ - 中出し + - 許嫁 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 1 :


    ~翌週月曜放課後~

    「……なんか、アンタ疲れてない?」

    「……わかるか」

    「なんとなく理由を聞きたくない気がするな」

    「……許嫁のスキンシップで理性を保つのがつらい」

    「……死ねよ」

    302 = 1 :


    「保つ必要ないでしょ? 婚約してるんだし」

    「……婚約を認めたつもりはない」

    「アンタねぇ……お爺さんの事と許嫁ちゃんの事、切り離したら?」

    「……」

    「お爺さんのこと許せないのはわかるけどさ……」

    「……分かってる、けどな……」

    「分かってないじゃん……」

    303 = 1 :


    「ところで許嫁さんは?」

    「……制服届いたから取りに行った」

    「あぁ、今まで私服だったもんねぇ」

     「ねぇ、許嫁さん、今日もダメかな?」

     「ごめんなさい、男の人と二人きりは……」

    「あ、戻ってきたみたいね」

    「また眼鏡が言い寄ってるのか…… アイツもしつこいな」

    304 = 1 :


     「じゃ、じゃあ今度は他の人も誘うからさ……」

     「男くんも一緒なら……」

     「……また男くん、か……」

    「……」ガタン

    「帰る?」

    「……アイツ何時までも食い下がるからな……」

    305 = 1 :


    眼鏡「たまにはさ、男くん以外の人とも……」

    許嫁「……あ、男くん!」

    「制服は貰ったか? なら帰るぞ」

    許嫁「はい!」

    眼鏡「……なんでだよ」

    「……さあな」

    眼鏡「……」ギロッ スタスタスタスタ

    許嫁「……助かりました」

    「……帰ろう」

    306 = 1 :


    許嫁「まだこっち見たらダメですからね?」ゴソゴソ

    「部屋で着替えてくればいいだろ……」

    許嫁「……いいですよ!」

    「……」クルッ

    許嫁「ど、どうですか……? 似合いますか?」

    「……似合う」

    許嫁「良かったです」ニコッ

    (……可愛い)

    307 = 1 :


    許嫁「……もうすぐ20歳なのに制服は少し恥ずかしいんですけど……」

    「……そういえば年上だったな、忘れてた」

    許嫁「もぅ……一応お姉さんなんですからね?」

    「ならもう少し家事うまくなって欲しいな」

    許嫁「……いぢわるです……」

    308 = 1 :


    「……そろそろ制服脱いだらどうだ?」

    許嫁「せっかくですからもう少し……」

    「どうせ明日からイヤでも着るだろうが……」ピンポーン

    許嫁「お客様ですか? 出てきますね」

    「あぁ……」

     「どちら様で……旦那様っ!」

    「っ! 爺か……!」

    309 = 1 :


    「邪魔するぞ、男!」

    「……何をしに来た」

    「なに、許嫁を住まわせて一週間経ったからの、様子を見に来ただけじゃ」

    「どうじゃ許嫁、男とは仲良くやっておるか?」

    許嫁「はい、旦那様。 男さまには優しくして頂いております」

    「そうかそうか。 男よ、許嫁が気に入りおったようじゃな」

    310 = 1 :


    「てめぇのゲスな考えがなければもっと良かったがな!」

    「ふん、貴様と許嫁の為を考えてやっておるのにほざきおるわ」

    「ところで許嫁よ、きちんと夜は共にしておるか?」

    許嫁「……それは」

    「てめぇ……」

    「何をしておるのだ! 男、貴様も貴様だ! これまで何をしておった!」

    「せっかく女が股を開いて待っておるというに、据え膳も怖くて食えぬか!」

    「まったく、ワシの孫とは思えぬ軟弱ぶりじゃの!」

    311 = 1 :


    「……怖いとか、そういう話じゃないだろ!」

    「ふん、ならさっさと抱いてしまえ。 許嫁もそれを望んでおる」

    「……」

    「許嫁よ、少しは嫁らしい事が出来るようになったか?」

    許嫁「は、はい。 多少は……」

    312 = 1 :


    「良かろう。 ならば二人で夕食を作れ。 ワシも食っていく」

    秘書「会長、食事をここで取られるのは……」

    「かまわん。 口を出すな」

    秘書「……失礼しました」

    「てめぇに食わせる飯なんてねぇよ」

    許嫁「……男さま、お作りしましょう」

    「……クッ、許嫁が言うなら……」

    313 = 1 :


    「……爺、出来たぞ」

    「ふむ、刺身に味噌汁か」パク…

    「肉なんぞどうせ噛めんだろうが、老いぼれ」

    「この味噌汁は許嫁か?」ズ…

    許嫁「はい、教えて貰いながらですが……」

    314 = 1 :


    「男、ワサビを寄越せ」

    「自分で取れるだろうが……」

    許嫁「だ、旦那様! そんなにつけては!」

    「グッ! なんじゃこれは! こんな安物のワサビを出すな!」ポロポロ

    「自分で付けたんだろうが……」

    「……もうよい! 帰るぞ……許嫁、外まで見送れ」

    「勿体無ぇ…… 残すなら食うな!」

    315 = 1 :


    許嫁「……」ポロポロ

    「お、おい許嫁! どうした、爺になんか言われたのか!」

    許嫁「い、いえ…… 大丈夫です……」

    「……無理はするなよ?」

    許嫁「はい…… 片付けましょうか」グスッ

    「ったく、あのクソ爺、一口づつしか口つけてねぇじゃねえか……」ガチャガチャ

    316 = 1 :


    「なんか疲れたな…… もう寝るか」

    許嫁「……はい」

    「何言われたか知らんが気にするな……」

    (背中流しにも来なかったし、かなりへこんでるな……)

    許嫁「男さま……」

    「……一緒に寝るか?」

    許嫁「……はい!」

    317 = 1 :


    許嫁「……私の部屋でも宜しいですか?」

    「夜伽とか言うなよ? 爺の言うことは気にしなくていい」

    許嫁「はい…… 今日はあの部屋で寝たいんです」

    「……分かった」

    318 = 1 :


    許嫁「……」ギュー

    「……」

    (今日は、しょうがないな……)

    許嫁「……男さま?」

    「なんだ?」

    許嫁「……頭を、撫でて貰えませんか? 眠るまで……」

    「……」ナデナデ

    許嫁「……」ニコ


    (……許嫁、爺の好きにはさせないからな……)

    319 = 1 :


    「……」ナデナデ

    許嫁「……」スー スー

    「……寝たか」

    (……今日は寝顔もなんか悲しげだな)

    許嫁「……お父様……」ツー…

    「……」フキフキ…

    320 = 1 :


    (悲しい夢でも見てるのか……?)

    (そういえば、コイツの家族はどうなってるんだろうな)

    (無理やり引き離されてここに来たのなら……)

    (今度、落ち着いたら聞いてみるか……)

    321 = 1 :


     『見つけたぞ! この馬鹿息子めが!』

     『この女とは別れろと言ったはずだ!』

     『生活は保証してやる、今からでも別れて出て行け!』

     『やめろ! 母さんを虐めるな!』


     『ふん、ワシの言う事を聞かぬからバチが当たったんじゃ……馬鹿息子めが』

     『男、貴様はワシが引き取ってやる……』

     『イヤだ! 母さんを虐めたアンタの所なんて行きたくない!』

     『アンタなんて嫌いだ、クソ爺!』

    322 = 1 :


    「っ!」ガバッ

    (クソ…… 爺に会ったせいか……)

    許嫁「……」スー スー

    「……ごめん、許嫁……少し甘えさせてくれ……」ギュー

    許嫁「……」スー スー

    「……」ギュー

    323 = 1 :

    爺のターンが終わったところで休憩です。

    23時から眼鏡のターン。

    しばらくはイチャイチャ分少なめです。

    324 :

    乙~
    >>314-315の流れってどういう事?

    325 = 1 :

    >>324
    表現足らずごめん。

    許嫁が爺見送り→何らかのやりとり→許嫁泣きながら家へ

    の流れです。

    326 :

    乙 次は眼鏡か
    イチャラブが来るまで耐えるぜ

    327 = 296 :

    なんでかしらんが爺が悪いやつに見えない
    メガネは廃棄すればいいと思うのに…

    328 :

    おつ

    >>1って去年の暮ゴミクズ友とか屑カス幼馴染の話書いてた
    なんで二人への風当たりが強いのかちゃんと理解してなかった>>1

    そうだとしてこれはそれとストーリー関係あるの?

    329 :

    これだから三重はwwww

    330 :


    NTRさえ無ければいくらでも耐えてやる

    331 :

    NTRがないと言われた
    だから俺はメガネが泣き崩れるまで待つ

    332 = 1 :

    お待たせしました。

    眼鏡のターン開始です。

    >>328
    そうです。

    前作については考えもありますが、これ以上完結した話について書いても……

    本作とは直接の関係はありませんので、こちらのスレでは控えさせて頂きます。

    333 = 1 :


    「……」

    「? なーんか、今日の男くん不機嫌じゃない?」

    「だな、近寄るなオーラがいつもの5割増になってる」

    許嫁「……昨日旦那様……男くんのお爺さんがいらっしゃいまして」

    「なるほどね…… また口喧嘩してたんでしょー?」

    許嫁「……はい」

    334 = 1 :


    「なんだ、仲悪いのか?」

    「男くんは徹底的に嫌ってるみたいだねー」

    「……アイツの話はするな」

    「はいはい、わかりましたよーっと」

    許嫁「……」

    335 = 1 :


    先生「あー、修学旅行が再来月に予定されてるのは知ってるな?」

    先生「事前準備として、連絡先や施設案内を纏めたしおりを作ってほしい」

    先生「4名程、立候補はいないか?」

    眼鏡「ボクはやりたいです」

     「……オレも」

     「私もやりたいです」

    336 = 1 :


    先生「あと一人いないか? なら推薦で……」

    眼鏡「先生、許嫁さんが良いと思います」

    許嫁「え?」

    「っ!」

    許嫁「わ、私転入したばっかりですし、辞退を……」

    眼鏡「だからだよ、修学旅行というイベントで皆と仲良くなって欲しいし」

    眼鏡「準備から取り組めば皆から話し掛けられる機会も増えるだろ?」

    先生「ふむ…… 他に立候補もいないし、許嫁を加えた4人で頼む」

    許嫁「男くん……」

    「……」ギリッ

    337 = 1 :


    眼鏡「許嫁さん、宜しくね? 今日の放課後ミーティングするから」

    許嫁「わ、私は……」

    眼鏡「決まったことだからさ、頼んだよ?」

    許嫁「……」

    338 = 1 :


    「委員長、いくら誘っても断られるから強硬手段に出たねー」

    「……」

    「いいの? まぁ、二人きりにはならないと思うけど……」

    「……学校で何かすることはないだろ」

    「それに、アイツはイヤなことはきちんと断るから」

    「ふぅん? 自分が振られる心配はしてないんだ?」

    339 = 1 :


    「……」

    「……? 友、何か心配事?」

    「……噂だから確証もなしに言いたくない」

    「……眼鏡の事か?」

    「確認してみる。 確証が出来たら、話すよ……」

    340 = 1 :


    眼鏡「今日はここまで…… また明日集まろう」

     「お疲れー」

     「お疲れ様でした」

    許嫁「……お疲れ様でした」

    眼鏡「あ、許嫁さん、ちょっと」

    許嫁「……なんでしょうか?」

    眼鏡「もっと意見出さないと。 皆で決めることだからね?」

    許嫁「……こういうの、あまり慣れていませんので……」

    眼鏡「ボクがサポートするから、ね?」

    341 = 1 :


    許嫁「それでは、お疲れ様でした」

    眼鏡「あ、遅い時間だから送っていくよ!」

    許嫁「いえ、近くですから……」

    眼鏡「ダメだよ、女の子を一人で帰らせる訳にはいかない」

    許嫁「でも……」

     「……遅かったな」

    許嫁「男くん! なんで……」

    「……帰るぞ」

    許嫁「……はいっ!」

    342 = 1 :


    眼鏡「男くん、ちょっと」グイッ

    眼鏡「(……どういうつもりだ)」ヒソヒソ

    「(……許嫁を待っていただけだが)」ヒソヒソ

    眼鏡「(なぜボクの邪魔をする!)」ヒソヒソ

    「(許嫁の両親に心配だからと頼まれているだけだ)」ヒソヒソ

    「(だが、お前にとって両親の心配は邪魔のようだな?)」ヒソヒソ

    眼鏡「(そ、そんなつもりは……クソッ!)」ヒソヒソ

    343 = 1 :


    許嫁「……男さま、こんな時間まで待っていて下さったんですか?」

    「……お前をあんな奴と二人きりにしたくなかったからな」

    許嫁「でも……こんな時間までお一人で……」

    「一人は慣れてる……慣れてた、はずだったんだが」

    「……少し、寂しかった」

    許嫁「……男さま」ギュ

    「……帰ったらコーヒー入れてくれ」

    許嫁「……はい!」ニコッ

    344 = 1 :


    許嫁「男さま、コーヒーです」カチャ

    「ありがとう」ズズ…

    許嫁「……眼鏡さんのことなんですが……」

    「……お前の両親に頼まれて送り迎えしていることにしている」

    許嫁「はい……あの。 いっそ婚約の事言ってしまっては……」

    345 = 1 :


    「……オレに対する周りの反応は知っているだろ?」

    許嫁「……はい」

    「婚約のことを明らかにすると、お前が好奇の目に晒される」

    許嫁「私はかまいません……」

    「お前が変な目で見られるのは、オレがイヤなんだよ」

    「大丈夫、明日からも放課後は待っているから……」

    許嫁「男さま、ありがとうございます……」ガバッ ギュー

    「お、おい! コーヒーが零れるからいきなり抱きつくな!」

    346 = 1 :

    少ないですが、本日はここまで。

    眼鏡くんの愛が世界を救うと信じて!

    明日も21時予定です。

    では!

    347 :

    おつ

    349 = 326 :


    明日も楽しみにしてる

    350 = 326 :


    明日も楽しみにしてる


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