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    元スレ上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」

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    901 = 665 :

    上条 「ただいま」

    垣根 「おう上条、遅かったじゃん」

    上条 「そうか?」

    垣根 「・・・まさか御坂と?」

    上条 「・・・ノーコメントで」


    垣根 「ワァオ! 流石上条! 中学生に手を出すとは、ソコに痺れる憧れるぅ!」


    上条 「何とでも言え」

    垣根 「え? マジ? ホントに卒業しちゃったの??」

    上条 「なあ、垣根」


    垣根 「?」

    上条 「人生って、世界って、こんなにも輝いてたんだな」


    垣根 「・・・・」

    上条 「今の俺はこの世の全てが眩しく見える」

    垣根 「なあ、上条」

    上条 「ん?」

    垣根 「メガトン級にウザいから黙れ」

    上条 「・・・」


    一方 「おォ・・上条・・帰って・・たの・・かァ?」ピクピク

    上条 「何してたんだ?」

    一方 「マッソォボディを手に入れる為の試練…だァ」ピクピク

    上条 「??」

    垣根 「ビリーズブートキャンプやってたんだよ」


    上条 「あれって確か1週間くらい続けるヤツじゃなかったっけ?」

    一方 「な・・ン・・・だとォ?」ピクピク


    垣根 「あ、バカ。なにバラしてんだよ」

    一方 「垣根ェ・・テメェ・・騙しやがったなァ・・・!」ピクピク


    垣根 「いい事教えてやる」

    一方 「・・・あァ?」ピクピク

    垣根 「騙される方が悪い」

    一方 「」

    902 = 665 :

    一方 「クソッ、身体中が悲鳴あげてやがる……」

    上条 「……大丈夫か?」

    垣根 「能力使ったら?」

    一方 「痛みで演算に集中出来ねェんだよ……」

    垣根 「んじゃ俺は風呂入って来るな」

    上条 「いや、俺も入りたいんだけど」

    垣根 「黙れ! リア充に人権は無え! 御坂の残り香にでも酔いしれてやがれ!」


    上条 「残り香って……」クンクン

    上条 「///」


    垣根 「・・・喰らえ破壊光線!!」


    >バシュ! バシュ!


    上条 「うおッ!?」パキーン!

    垣根 「チッ、マジで効かねえし」

    上条 「イキナリはよせ!」

    垣根 「今のは非リア充の総意と思え!」

    上条 「意味解らんわ!」


    一方 「俺ァこのまま寝る、動けそうに無ェしな・・・」ピクピク


    垣根 「じゃ先に風呂入ってくるわ」

    上条 「分かった」


    その後垣根が風呂の湯を水風呂にし、それに気付かなかった上条の悲鳴がこだました……。

    903 = 665 :

    ~次の日~


    上条 「ふぁ・・・おはよう」

    00002 「おはようございます上条さん」

    00003 「おはようございます」


    垣根 「爽やかモ~ニ~ン!」

    打ち止め 「おはようってミサカはミサカはアクビしてみたり・・・」


    一方 「よォ」

    上条 「筋肉痛は大丈夫か一方通行?」

    一方 「とりあえずはな、00001号はどォした?」

    00002 「以前と同じく自室で落ち込んでいます。オラ、出番だモヤシ」


    一方 「朝から腹立つなァオイ……行ってくる」テクテク


    垣根 「さて、覗きに行くぜ」

    00002 「お供します!」

    上条 「止めとけって」

    垣根 「流石リア充、大人の対応だな」カー、ペッ!

    上条 「放っとけ」


    >ピンポ~ン


    美琴 「おはよー!」


    上条 「おはよう美琴」

    美琴 「・・・ふにゃ~///」バタッ


    上条 「イキナリ気絶!?」

    上条 「美琴! しっかりしろー!」


    垣根 「朝から見せつけやがってリア充め」


    00002 「垣根さん、お姉様はどうされたのですか?」

    垣根 「お前はまだ知らなくていいぞ00002号」ヨシヨシ

    00002 「フニャ~ン♪///」


    00003 (貴方も十分リア充ですよ垣根さん・・・)

    904 = 665 :

    上条 「美琴、大丈夫か?」

    美琴 「うん、ちょっと昨日の事思い出しちゃって・・・」

    上条 「あ、え~と、身体何とも無いか?」

    美琴 「そっちはもう平気、当麻優しくしてくれたし///」

    上条 「なら良かった、ゴメンな、痛かったんだろ?」

    美琴 「そりゃ痛かったわよ、泣いちゃったし」

    上条 「な、泣いてたのか?? 暗くて顔見えなかったから分かん無かった・・・」


    上条 「ゴメンな美琴・・・、やっぱりまだ早かったのかも…」

    美琴 「もう良いってば、それに、痛いより嬉しい方が大きかったもん」


    上条 「そっか・・・」


    垣根 「ラブフィールド全開中で申し訳ねえけどよ、まる聞こえだぞお前等」

    上条 「あ・・・//」

    美琴 「あぅ・・・///」


    打ち止め 「二人共顔赤いよ?」


    垣根 「おちび、お前は知らなくていい、少なくともあと7~8年はな」

    打ち止め 「???」ハテナ?

    905 = 665 :

    一方 「待たせた」

    00001 「何度もすみません・・・」ショボン…

    上条 「そっちも大丈夫そうだな」

    美琴 「00001号、あんたってお酒弱かったのね」

    00001 「面目次第もないです・・・」

    一方 「お前に責任は無ェよ、そしてオリジナル、お前には何も言わせねェ」

    美琴 「え? なんで?」

    上条 (美琴も酒弱いからな…)


    垣根 「とうみゃ~♪ とか言いながら上条に抱き着いてたもんな」

    美琴 「・・・ウソ・・・でしょ?」

    垣根 「ていとくん嘘つかない」


    美琴 「ふにゃーー!!」

    上条 「危なーーーい!!」

    垣根 「上条~、夫婦漫才終わったら朝飯作れ、買い物行けねえじゃん」

    上条 「はいはい、今作るから待っててな」テクテク

    美琴 「私も手伝う」テクテク

    一方 「00001号、コーヒーくれ」

    00001 「はい♪」テクテク

    垣根 「見ろおちび! これがダブルループだ!」ギュルン!ギュルン!


    打ち止め 「垣根凄い!ってミサカはミサカは拍手喝采!!」パチパチ!!


    00002 「凄いです!」パチパチ!

    00003 「なんの! とミサカは幻の8の字ループを披露します!!」ギュルンギュルン!!!


    垣根 「ドラゴンループだと!? なら俺はメルヘンループだ!」ギュルルル!!!

    一方 「ヨーヨーも進化してンだなァ」

    00001 「一方通行、コーヒー入りましたよ?」

    一方 「ン」ズズー

    垣根 「中々やるな00003号」

    00003 「垣根さんこそ、とミサカは二人の健闘を讃え握手をします」

    上条 「朝飯出来たぞー」

    一同 「は(ァ)ーい」

    906 :

    一週間続けてまっそぉぼでぇになったモヤシマダー

    907 :

    また暴走したか……さすがミサカ初号機

    そして美琴おめでとう上条もげろ黒子ドンマイ

    908 :

    そろそろ次スレかな
    このスレ好きだし長く続いてほしいな、アレイ蔵庫とかがいる某スレくらい

    909 :

    狂気乱舞の黒子ちゃんはいただきますね

    910 = 665 :

    寝落ちしてました、続きです。



    垣根 「さて、飯も食ったし、買い物行くか!」

    一方 「セブンスミストで良いンだよなァ?」

    上条 「水着とかだしな、あとトースター買い替えないと」

    美琴 「でもこの子達は大丈夫なの? 打ち止めは私の妹か親戚って事に出来ると思うけど……」


    一方 「変な眼で見やがった輩は全部排除、サーチ&デストロイでOKィ?」

    上条 「穏便にな、頼むから・・・」


    垣根 「こんな事も在ろうかと! ちゃんと用意してある!」


    美琴 「用意って?」

    垣根 「00002号、ちょっと来てみそ」

    00002 「? なんですか?」

    垣根 「13のメルヘン技の一つ! メルヘンメイク!!」シャララーン!


    00002 「・・・??」

    上条 「凄い・・・」

    美琴 「完全に別人だわ・・・」

    一方 「ホントに00002号かァ?」

    00001 「凄いです・・・・」

    00003 「これは敵いません、ミサカの完敗です・・・」


    垣根 「とある病院のカエル面した医者からもらった特殊メイクに俺の未元物質を組み合わせたメルヘンメイクだ」


    垣根 「耐水性有り、発汗によるメイクの崩れも皆無、ルパンもキッドも裸足で逃げ出すぜ!」フフンッ


    打ち止め 「垣根って何でも出来るんだね!ってミサカはミサカは尊敬の眼差しを向けてみたり!」キラキラ!


    垣根 「よせやい照れるぜ」

    一方 「お前ェ、ロリコンじゃ無ェよなァ?」

    垣根 「お前にだけは言われたくねえよ」


    911 = 665 :

    垣根 「よし、これでメイク完了だ」

    00001 「これが・・・ミサカですか?」

    00002 「なにやら違和感があります」

    00003 「元々同じ顔でしたし、多少の違和感は仕方ないのでは?」

    打ち止め 「ねーねー、垣根」

    垣根 「ん?」

    打ち止め 「ミサカもお化粧したい、ってミサカはミサカはお願いしてみる」

    垣根 「おちびにはまだ早いんだがな~」

    打ち止め 「む~」

    垣根 「・・・ほれ」パタパタ

    打ち止め 「?」

    垣根 「お肌が綺麗に見えるメイクだ、これで我慢な」


    打ち止め 「ありがとう!ってミサカはミサカはお礼を言ってみたり」

    垣根 「おう」

    上条 「垣根、打ち止めに化粧は早いんじゃないか?」

    垣根 「大丈夫、あれ化粧じゃ無えもん」

    上条 「? じゃあ何なんだ?」

    垣根 「ベビーパウダー」

    上条 「子供を騙すなよ・・・」


    垣根 「人を幸せにする嘘が在っても良いと……俺は想うんだ」

    上条 「面白がってるだけだろ」

    垣根 「バレた? てかそろそろ出かけようぜ」


    00001 「一方通行、どうでしょうか?」


    一方 「さァな」

    00001 「ぅ……」ショボン

    一方 「あァー、その・・・なンだ。良いンじゃねェか?」

    00001 「本当…ですか?」

    一方 「あァ、化粧して無ェ方が俺は好きだがな」

    00001 「……ッ!?」

    00001 「一方通行」

    一方 「あァ?」

    00001 「大好きです♪」

    一方 「……おゥ//」

    垣根 「置いてくぞ~バカップル」

    一方 「ンなッ!?」

    00001 「待って下さい!」

    912 = 665 :

    ~セブンスミスト~


    上条 「じゃあ俺達水着見てくるから」

    美琴 「うん、お昼前にこの場所集合で良いわよね?」

    垣根 「それで良いんじゃね?」

    一方 「ちっと遅くなるかもなァ、お前が壊したトースター見に行かねェとだしよ」

    美琴 「あ……ぅ」ショボン

    上条 「落ち込むなって、な?」


    美琴 「うん・・・」

    上条 「じゃあ、妹達の事頼んだぞ美琴」

    美琴 「うん、任せといて!」


    00001 「それでは行ってきます一方通行」

    一方 「あンまりソワソワすンじゃねェぞ?」

    00001 「はい♪」

    00002 「垣根さんはどんな水着が好みですか?」

    垣根 「00002号なら何でも似合うと思うけど・・・セパレートかワンピース系が良いんじゃないか?」


    00002 「ではそれを購入します!」


    垣根 「変に大人ぶってビキニとか選ぶよりよっぽど良いと思うぜ?」

    00002 「はい!」

    00003 「行きましょう上位個体」

    打ち止め 「どんな水着にしようかな♪ってミサカはミサカはスキップしてみたり♪」


    上条 「じゃあ俺達も行くか」

    一方 「ン」

    垣根 「きわどい水着で浜辺の視線を独り占めだぜ!」

    上条 「どんな水着だよそれ?」

    913 = 665 :

    ~水着売り場~


    垣根 「俺はこれにするかな」

    上条 「いや、ブーメランはどうかと思うぞ?」

    垣根 「そう言う上条はどんなの?」

    上条 「普通に海パンにするけど?」

    垣根 「普通すぎてつまんねえな、Tバックとかにしろよ……笑ってやるから」


    上条 「俺に社会的に死ねと??」

    垣根 「上手くすればよって来るぞ? ソッチ系の野郎共が」

    上条 「全力で願い下げだ」

    垣根 「つまんねえの、一方通行は決まったか?」

    一方 「俺ァこれにするかな」

    上条 「一方通行、それ……ボクサーパンツだぞ?」

    一方 「なにィ? 水着じゃ無ェのかァ?」


    垣根 「お前海パンとボクサーパンツ間違えるとか有り得無えだろWWWW」

    一方 「サイズはピッタリだったンだが・・・」

    上条 「一方通行はウエスト細いからな、これなんて良いんじゃないか?」

    一方 「ちっと緩くねェかコレ?」

    上条 「紐で絞るタイプだから大丈夫だと思うぞ? これより小さいサイズだと子供用になるし」


    一方 「ンじゃコレにする」

    垣根 「皆決まったな、会計済ませようぜ」


    上条 「垣根、お前マジでブーメランにしたのか?」

    垣根 「貝殻の水着も捨てがたかったが今年の夏は海パンで落ち着く事にした」

    上条 「それ聞いて安心した、切実に……」

    垣根 「会計済ませたらトースター見に行くんだよな?」

    一方 「その後あっちと合流しても遅くは無ェからな、そうするか」

    914 = 665 :

    ~家電製品店~


    垣根 「さて、どんなのにするよ?」

    上条 「普通ので良いんじゃないか? 値段も手頃で壊れにくいやつ」

    一方 「ン? おい、これ最新型見てェだぞ」

    垣根 「へー、どれどれ?」

    トースター 『やあ君達、私を買わないかい?』


    垣根 「凄えな学園都市! 最近のトースターってのは喋るのかよ!?」


    上条 「いや待てどう見てもおかしいだろ!? 何でトースターに髪の毛生えてるんだよ??」

    一方 「軽くホラーだなオイ」

    トースター 『おや? 君は幻想殺し、もとい上条当麻じゃないか、それに一方通行、垣根帝督まで居るとは壮観だな』


    上条 「しかも俺達の事知ってるし!?」

    垣根 「お前、何者だ?」

    トースター 『フッ、何を隠そう私は学園都市統括理事長ことアレイスター・クロウリーだ』キリリッ!


    一方 「統括理事長だァ?? どォ見ても髪の毛生えたキモいトースターじゃねェか」


    レイ 『まあ私がこんな身体になったのには理由が在ってね、今の私の事は気さくにアレイトースターとでも呼んでくれ』


    垣根 「おい上条、コレなんか良くねえか?」

    上条 「う~ん、もう少し小さくても良いと思うけど」


    一方 「少し値段張る位がいいぜェ? あンまチャチなやつはすぐ壊れンぞ?」

    レイ 『あのごめんなさい無視しないで! お願いだから話しを聞いて!』

    915 = 665 :

    垣根 「で? その統括理事長様が何でトースターなんかになったんだ?」

    レイ 『うむ、あれは数週間ほど前の事だったよ』


    レイ 『私はとある理由で培養液の中に居たのだがどうも殺風景でね、熱帯魚でも飼って見ようと思い立ったのだよ』


    一方 「長くなりそォだな、コーヒー買って来るか」

    レイ 『待ってくれ一方通行! すぐ済むから!』

    垣根 「待って下さい、だろ?」

    レイ 『ぐっ・・待って下さい一方通行』

    一方 「さっさと続けろポンコツ」


    レイ 『わ、私は早速熱帯魚を注文し、培養液の中に入れたのだがトラブルが発生した』


    上条 「全部死んじゃった。とか?」


    レイ 『いや、そこは問題無い、培養液の中でも生きられる様に改良したからね』

    レイ 『しかし、どこをどう間違えたのかエンゼルフィッシュのつもりが実はピラニアで、コリドラスのつもりがカンディルだったんだ』


    上条 「コリドラス? カンディル??」

    垣根 「正しくはコリドラス・アエネウスだな、南米に広く分布するナマズ目カリクティス科コリドラス亜科コリドラス属に分類される熱帯魚の総称だ」

    一方 「カンディルってのはアマゾン川、南アメリカの熱帯地方に生息する肉食の淡水魚種の総称だァ、トリコミュクテルス科ってのとセトプシス科全体を一般的にはカンディルって呼ぶンだ」


    上条 「二人とも良く知ってるな」スゲェ…

    916 = 665 :

    上条 「ちなみにどんな魚なんだ?」

    垣根 「んじゃまずコリドラスを簡単に説明な」

    垣根 「一般的にコリドラスは大規模な河川から分岐した比較的幅の狭い支流、沼地や池に生息しててな、流れが遅く透明度の高い浅瀬を好むんだ。ほとんどのヤツは砂とか小石、有機物が堆積した水底に住んでるいわゆる底棲魚って魚だ」


    垣根 「餌は主に底に堆積した泥の中の有機物や微生物なんかだな、ちなみに魚食性のコリドラスってのは存在し無いが、たまに他の魚の死骸を食べることもあるぞ」


    上条 「へ~、そうなんだ」

    レイ 『勉強になるな』

    一方 「次はカンディルだな、長くなるから大雑把に説明すンぞ」

    一方 「カンディルってのは他の大型魚のエラから侵入して吸血したり、肉を食いちぎりながら体内に侵入する性質がある」


    一方 「これは魚のエラのアンモニアに反応するからだが、アンモニアに反応するって事は当然人間の体内にも侵入するンだ、生息地じゃ相当恐れられてる、特に女やガキはヤベェ」

    上条 「侵入って、どうやって?」

    垣根 「オブラートに包んだ言い方だと男のシンボルからだ」

    上条 「マジかよ・・・、無理矢理引っこ抜け無いのか?」


    一方 「カンディルも馬鹿じゃ無ェぞ? ヒレが矢の返し見てェになってンだ、そう簡単に抜けやし無ェ。下手すゃ手術室に直行だ」


    上条 「恐いな……」

    レイ 『アレは恐かった……』


    垣根 「誤解の無い様に言っとくが、コリドラスとカンディルは同じナマズの仲間だが外見は全く違うぞ?」


    一方 「普通は間違え無ェな、似ても似つか無ェンだからよォ」

    917 = 665 :

    垣根 「んで? ピラニアとカンディルを培養液に入れてどうなったんだ?」

    レイ 『カンディル20匹には身体の中からモグモグされ、ピラニア50匹には何の捻りもなくモグモグされた・・・』


    レイ 『そして気が付くと、私は何故かトースターになっていた、そして知人のエイワスがふざけて最新型トースターとして売りに出したと言う訳だ』


    レイ 『ピラニアにカンディルめ、全くとんだイレギュラーだよ……』


    垣根 「行くか」

    上条 「だな」

    一方 「コーヒー飲みてェ」

    レイ 『ちょ! ちょっと待って! 行かないでくれ!』


    垣根 「なんで?」

    レイ 『私を買ってくれるんじゃないのか??』

    一方 「誰が買うかクソボケ」


    レイ 『頼む! 私を買ってくれ! 実は今日中に売れないと廃棄処分にされてしまうんだ!』


    垣根 「自業自得だろが、今まで命ってもんを好き勝手に玩んだツケだ。大人しく夢の島でバカンスしてろクソ野郎」


    一方 「自分が危なくなったら助けて欲しいってかァ? 図々しいにも程があンだろォが」


    上条 「正直な話、俺も許せない」


    レイ 『頼む、私に出来る事なら何でもする!』

    垣根 「……本当だな?」

    レイ 『アレイトースター・クロウリーの名に賭けて誓おう』


    垣根 「なら買ってやる、ただし条件付きでな」

    レイ 『仕方あるまい、で? その条件とは?』


    垣根 「俺達の言う事には絶対服従、これが唯一にして絶対条件だ」

    レイ 『・・・分かった、従おう。夢の島送りよりはマシだ』


    垣根 「んじゃ早速だが、学園都市全ての暗部を解散させろ。今すぐにだ」

    918 = 665 :

    レイ 『いや、それはさすがに無理・・・』

    垣根 「じゃあ夢の島だな」

    レイ 『分かった! 解散させるから! 今すぐ手配します!!』


    一方 「次は俺だァ、現在進行中、もしくは計画中のクソ見てェな実験は全て凍結、中止させろォ」

    レイ 『それはちょっと・・・』

    一方 「……潰すか」


    レイ 『それもすぐ手配します!』

    上条 「俺からは特に無いよ。ただ、もしアンタがこれ以上誰かを絶望させる様な事をするってんなら、俺はそのふざけた幻想をブチ殺す、それだけだ」


    レイ 『肝に銘じておくよ、上条当麻』


    垣根 「そんじゃお買い上げだな」


    一方 「いくらするンだァ?」


    レイ 『私は腐っても統括理事長だぞ? それなりの値段はするはず・・・』


    上条 「1000円のレジにて80%引きって書いてあるけど……消費税込みで」


    レイ 『200円!? そ、そんな馬鹿な……』


    垣根 「文句吐かすなハゲ」

    レイ 『ハゲて無いぞ! 髪の毛はある』

    一方 「言っとくが妙な真似しやがったらむしり取るからなァ」

    レイ 『髪の毛だけはやめてくれ、私が人間だった唯一の名残なんだ』

    垣根 「それが嫌なら御主人様とお呼び!」

    レイ 『分かりました御主人様』


    上条 (……これってもしかしなくても、一方通行と垣根が学園都市の全権を掌握した事になるんじゃ・・・)

    919 = 665 :

    とりあえずここまで。

    ちょっと質問なのですが、このスレに次スレを、次スレに前スレを貼るにはどうすればいいのか知っている方は教えてもらえると助かります。

    920 :

    おつおつ

    よく分からないけど、このスレを使い切りそうになるちょっと前くらいに次のスレを新規スレッド作成で建てて、
    建てる時にこのスレのURLをコピって貼る=次スレに前スレを貼る
    その後、次スレのURLをコピってこのスレに貼る=このスレに次スレを貼る

    って手順でいいと思うけど、質問の意図に合ってる答えかなこれ・・・

    921 :

    その時にはキャラ紹介みたいなのも
    書いといたほうがいいかも
    一応ね

    922 :

    上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi?bbs=news4ssnip&key=1319903608&ls=50

    これに簡単な紹介のせればいいんじゃないかな

    923 :

    乙乙

    924 :

    ☆ェ…いくらなんでも切な過ぎるわww
    そしてアイテムがいきなり失業した件について

    925 :

    こんばんは、少し書けたので投下します。



    垣根 「そろそろ向こうと合流しようぜ」


    一方 「余計な買い物しちまったからなァ、遅くなっちまった」


    レイ 「余計な買い物とは酷いな一方通行、私は便利だぞ?」

    一方 「うるせェぞポンコツ」

    上条 「でも美琴達は買い物終わったのかな?」


    レイ 「ふむ、水着は買い終わっているようだ、今は5人でティータイム中だな」


    上条 「え? 何で分かんの?」


    レイ 「私は滞空回線と言う物を持っているからな」


    垣根 「なんだそれ?」

    レイ 「学園都市内の全ての事情をリアルタイムで把握出来る代物だよ」


    一方 「オイ、そりゃ今までの事全部覗いてたって事かァ?」


    レイ 「そうだが? いやしかし上条当麻、超電磁砲との初夜は中々だったよ」


    上条 「……は?」

    レイ 「超電磁砲をまるで割れ物を扱うように優しく、それでいてしっかりリード出来ていたな」


    上条 「まさか……全部見てたのか?」


    レイ 「しかもきちんと避妊もしていたし、最近の高校生にしては感心したよ。年甲斐も無く興奮してしまった」


    上条 「離せ垣根ぇ! 壊す!! ブッ壊してやる!!!」


    垣根 「落ち着けって、ようアレイスター、もちっと詳しく教えろ」


    レイ 「君も好きだな垣根」


    一方 「それ以上喋るな変態トースター、成層圏まで投げ飛ばされてェか」


    レイ 「君は少し奥手すぎるな 一方通行、もう少し強引な方がいい」


    一方 「オラァ!!」ガンッ!ガンッ!!


    レイ 「殴るのはやめてくれ、壊れるじゃないか」

    926 = 665 :

    垣根 「一方通行、お前その顔で草食系とか無いわ」

    一方 「うるせェ、今まで歳の近い女と接した事なンざァほとんど無かったンだよ」


    上条 「てか垣根、お前が00002号にした事とかも全部見られてたって事になるんだぞ?」


    垣根 「そう言えば……唸れ俺の未元物質っ!!!」ファサッ!!!


    レイ 「うわっ!? 誰か助けてくれ!」

    一方 「コーヒー美味ェ」ズズー


    上条 「ヤシの実サイダー美味い」ゴクゴク


    レイ 「見捨てられた!?」


    垣根 「このっこのっ!! いじくり回して改造してやる!」ウリウリッ!


    レイ 「アフンッ? 中は! 中は止めてくれ! ああっ!? そんな物まで??」


    一方 「耳障りな雑音が聴こえるンだが」

    上条 「気のせいだろ」


    垣根 「……中開けるんじゃ無かったぜ、脳みそ入ってやがった」オェ…


    レイ 「当たり前だ、元々人間だったのだからな、しかしソレせいで買い手が見つからなかったのだがね」


    一方 「今からでも返品しねェ?」

    上条 「買う前に店員から返品不可って言われたから無理」


    レイ 「おのれあの店員め、いつかギャフンと言わせてやる!」


    垣根 「それよか御坂達の居場所教えろ、腹減ってきた」


    レイ 「喫茶店の様だな、ここから歩いて5~10分といった所だ」


    垣根 「んじゃ行くか」

    一方 「クソポンコツ、その滞空回線ってのはOFFに出来ンのか?」


    レイ 「やろうと思えば出来るが?」

    一方 「なら俺達が許可した時以外はOFFにしてろ、さもなきゃ踏み潰す」


    レイ 「了解しました御主人様♪♪☆」

    一方 「ウゼェ、キモい、死ね」

    垣根 (ヤベ……改造しておかしくなったか?)

    927 = 665 :

    ~喫茶店~


    美琴 「結構すんなり終わったわね」


    00001号 「ミサカ達のスリーサイズは今の所ほぼ同一ですし、あまり悩む部分はありませんでしたから」


    00002 「しかし水着売り場で見かけた4人組の内の2人、あのスタイルは少し羨ましいです」


    00003 「一人はミサカ達と同じくらい、もう一人はそれ以下でしたが、後の二人は……」


    美琴 「でも髪の毛巻いてた方ってちょっと足太くなかった? 隣にいたジャージ着てた子は多分着痩せするタイプね、脱いだら凄いわよ多分」


    打ち止め 「パフェ美味しい♪ってミサカはミサカはご満悦♪」パクパク♪


    美琴 「アンタは気楽ね打ち止め、それより聞きたかったんだけどさ」

    00001 「?」

    美琴 「00001号は一方通行のどこが好きなの?」

    00001 「え、それは……その、一方通行はミサカ達を救ってくれた恩人ですから///」


    00003 「本当にそれだけですか? とミサカはここぞとばかりに追及します」


    00001 「ふぇぇ!? あ、後はその・・・いつもは素っ気ないですが、たまに優しい一面を見せてくれるところなど・・・でしょうか///」


    00003 「いわゆるギャップ萌えと言うものですね」


    美琴 「じゃあ00002号は? 垣根のどこに惹かれたの?」


    00002 「垣根さんは自由に生きています、それがミサカにはとても眩しく見えました」


    美琴 「そりゃ自由奔放に生きてるって感じだけど」

    00003 「しかし少々自由過ぎではないですか?」


    00002 「自由に生きると言うのはとても難しい事だとミサカは思います」


    00001 「確かにそれは一理ありますね」


    00002 「自由に生きるとは簡単に思えますが、それを実践出来るのは恐らくほとんどいないはずです」

    美琴 「まあね、私だってLEVEL5で第三位って言っても色々縛られてる部分があるし」


    00002 「しかし垣根さんは自分の思った事を素直に表現出来る人です、ミサカはそんな垣根さんが大好きです//」


    美琴 「あんた達二人がベタ惚れって事はよく分かったわ」


    00003 「では次はお姉様のばんですね」


    美琴 「え? やっぱり私も言わなきゃダメ?」

    00002 「当然です」

    00001 「ミサカ達はちゃんと答えたのですからお姉様も答えて下さい」

    美琴 「わ、分かったわよ」

    928 = 665 :

    美琴 「当麻はその・・・優しいし、カッコイイし///」

    00003 「しかし顔で言えば一方通行や垣根さんの方が上なのでは?」


    美琴 「そんな事無いわよ!」


    00003 「ですが改めて考えるとお姉様が上条さんに惹かれた理由がよく分かりません」

    00002 「それはミサカも思っていた事です」

    00001 「確かに上条さんは優しい方ですがそれだけでお姉様が好きになると言うのも……」


    美琴 「あんた達、人の彼氏にちょっと言い過ぎじゃないの?」ビリビリ

    00001 「お姉様、落ち着いて下さい」

    00003 「ドー、ドー」

    美琴 「私は馬じゃないっての!」


    00002 「話しを戻しますが何故上条さんを?」


    美琴 「うーん。当麻はね、私をレベル5とか第三位だとか関係無く普通に接してくれたってのがやっぱり大きいわね」

    00001 「そうだったのですか・・・」

    00003 「ちなみに上条さんとはどの様なファーストコンタクトを?」

    美琴 「えっと、結構前の話しなんだけどね、数人の男達に絡まれた時があったのよ」

    00003 「なるほど、そこに上条さんがヒーローの如く颯爽と現れたのですね!」

    00002 「燃えるシチュエーションです!」

    00001 「それならば好意を抱いてもおかしくありませんね」

    929 = 665 :

    打ち止め 「こんな感じ?ってミサカはミサカは想像してみる」


    ~想像~


    ※配役は打ち止めの脳内変換


    美琴 「や、止めて下さい」ビクビク


    一方 「大人しくついて来れば痛い思いしなくて済むぜェ?」グヘヘ


    垣根 「常識が通用しねえ所に連れてってやるよ」ムフフ


    美琴 「だ、誰か助けて……」


    ?? 「待てーーい!!」


    一方 「あァ??」

    垣根 「誰だ!? 隠れて無いで出て来やがれ!」


    上条 「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ。聞け悪人共! 俺は幻想殺し、上条当麻だ!!」


    一方 「チッ!邪魔が入りやがった、やっちまえェ!」


    垣根 「イィー!!」


    上条 「そげぶ!」

    垣根 「ぐはっ!?」

    一方 「クソの役にも立たねェ戦闘員がァ! 次は俺だァ!!」

    上条 「そげぶ!」

    一方 「強ェ……」ガクッ

    上条 「大丈夫ですか? お嬢さん」イケメン200%


    美琴 「ありがとうございます・・・あの、何かお礼を」

    上条 「そんな物はいりません、当然の事をしたまでですから。では失礼します」タタタッ!


    美琴 「上条さん・・・///」ポワ~ン

    930 = 665 :

    00001 「上位個体! 一方通行が悪役とはどう言う事ですか!?」


    00002 「しかもモヤシならともかく何故垣根さんが戦闘員扱いに!? 」


    00001 「00002号、今の発言は一方通行への侮辱ですか??」


    00002 「好きに取ってくれて構いませんよ00001号」


    00001 「今日と言う今日はもう許せません!懲らしめてやります!」ガタンッ!


    00002 「相手になりましょう、だがしかし! ミサカが以前のミサカと同じとは思わない事です!」ホァァァッ!


    ギャー! ギャー!


    00003 「で、実際はどうだったのですか?」


    美琴 (いいなあ・・・そう言うシチュエーション・・・)ポワポワ…


    00003 (ダメだこのお姉様、早く何とかしないと・・・・)


    打ち止め 「ミサカの想像と一緒なの?ってミサカはミサカは確認してみる」

    00003 「上条さんはストロンガーのような口上は言わないと思いますが・・・」

    931 = 665 :

    美琴 「残念だけど全然違うわよ、颯爽と現れるどころか……」


    ~回想~


    「なあなあ、暇なら俺達と遊ばね?」

    美琴 「……」

    「帰りは俺達が送ってやっから」

    「まっ、いつ帰れるかは分かンねーけどさ」

    DEF 「「「ギャハハッ」」」


    美琴 (ハァ、私に声かけてくるなんてバカな連中ね…まあ あんまりしつこいようなら電撃くらわせて追っぱらえばいいか)


    美琴 (しっかしまー、みんな見て見ぬフリか・・・ま、当たり前よね。別に薄情って訳じゃない、それはわかってる・・・)


    美琴 (実際ここに割って入ってきてもケガをするだけ、メリットなんて無い)


    美琴 (誰だって自分がカワイイ、それがフツー。見ず知らずの人間の為にそんな事をするヤツがいたとしたらソイツはただのバカか……)


    美琴 (バカを超えたお人よしってとこね)


    ?? 「おー、いたいた! こんなトコにいたのかー」

    932 = 665 :

    上条 「ダメだろ勝手にはぐれちゃー」ギュッ


    美琴 「は?」(誰? 何言ってんのコイツ??)


    上条 「いやー連れがお世話になりました。はい通して~~」


    美琴 「ちょっと」

    美琴 「誰よアンタ? 馴れ馴れしいわね」

    上条 「おまっ!」

    上条 「お前なぁ! 空気読んで合わせろよっ! せっかくの『知り合いのフリして自然に連れ出す作戦』が台無しじゃねえか!」

    美琴 「何でそんなメンドクサイ事する必要があんのよっ! アンタ頭おかしいんじゃないの!?」

    上条 「初対面で頭おかしいとか言うな! 地味に傷つくわ!」

    「オイ! 俺ら無視してんじゃねぇぞコラ!」

    上条 「ハァ、しゃーねえなあ。なら言ってやる、恥ずかしくねーのかよお前ら」

    上条 「こんな大勢で女の子 一人囲んで情けねえ!」

    美琴 (へえ、中々言うじゃないコイツ)

    上条 「大体よく見て見ろ! まだ子供(ガキ)じゃねえか!!」

    美琴 「……」ムカッ!!!

    上条 「さっきの見ただろ? 年上に敬意を払わないガサツな態度、見た目はお嬢様でもまだ反抗期も抜けてねーじゃん」

    美琴 「……」イライラ! バチッ!バッチン!!

    上条 「お前ら見たいな群れなきゃガキも相手に出来ないような奴らはムカつくんだよ!」

    美琴 「私が一番ムカツクのは……お前だああああッ!!」


    >ズカッシャア!!!


    一同 「あばばばばば!?!?」

    上条 「うわっ!?」

    933 = 665 :

    「こ・・・高位能力者の方でしたか・・・」ガクッ

    美琴 「あー、こんな雑魚に能力使っちゃ・・・」

    上条 「っぶねー、何かビリビリって・・・」

    美琴 (……あれ?)

    上条 「何者だオマエッ!」

    美琴 「それはこっちのセリフよっ!」

    美琴 「何でアンタだけ無傷なのよ??」


    上条 「それ以前に何で俺を攻撃? 助けに入っただけなんですけど??」


    美琴 「んなもん頼んだ覚えはない! このっ!」ビリビリ!

    上条 「のわっ!?」パキーン!

    美琴 (私の電撃を防ぐ・・・いや、打ち消した??)

    美琴 「アンタ何者? 何よその能力は?」

    上条 「いや、何て言うか・・・能力って言えるのかすら・・・」


    上条 「身体検査〈システムスキャン〉じゃ無能力者〈レベル0〉って判定なんだけど・・・」


    美琴 「レベル・・・ゼロ?」

    美琴 「う、嘘でしょ!? そんなはずが・・・、あ・・・あれ??」


    上条 (付き合ってられるか! とりあえず逃げよう!!)ダーッシュ!!


    美琴 「あっ! こら待ちなさいよっ!!」


    上条 「どいて! どいてー!!」


    美琴 「こらーーっ!!」

    934 = 665 :

    美琴 「とまあ。あの日から当麻に勝負を挑む様になって、その度に毎回毎回テキトーにあしらわれちゃってさーって・・・あれ?」


    00001 「お姉様・・・」シラー

    00002 「言葉が見当たりません・・・」ハァ…

    00003 「良く恋人同士になれたものです」フゥ…

    美琴 「えっ? 何で??」


    打ち止め 「上条さんの器の大きさを再認識した・・・ってミサカはミサカはハンカチでそっと涙を拭いてみたり」ホロリ…


    美琴 「打ち止め、アンタまで!?」

    00003 「今の話しを聞く限りでは嫌われ無かったのが不思議なくらいです、とミサカは正直な感想を述べます」


    美琴 「で、でもっ! 当麻だってあの時私の事ガキだとかガサツだとか言ってたのよ??」


    00001 「確かに上条さんにも多少は非は有りそうですが・・・デリカシーの無さが特に」


    00002 「しかしそれ以上にお姉様はやり過ぎです、上条さんにあの右腕の能力が無ければどうなっていた事やら・・・」


    美琴 「ぅ・・・」

    00003 「助けに入ってくれたにもかかわらず電撃をかますとは・・・この分では破局も時間の問題かもしれませんね」


    美琴 「は・・きょく・・・」

    935 = 665 :

    美琴 「そんなのいや! やだやだっ! こうなったら今すぐあの時の事を当麻に謝りに!」


    00003 「落ち着いて下さいお姉様、冗談です」

    美琴 「そ、そうよね・・・冗談よね・・・」ガクブル


    00002 「そう言えば勝負を挑んだと言っていましたが、戦績は?」

    美琴 「私の全敗・・・で、でも私だって当麻から一発も食らって無いんだから負けてないわっ!」


    00001 「子供の屁理屈ですよお姉様・・・」


    美琴 「うっ、うるさい!」

    ?? 「おー、ホントにいた」


    美琴 「ん?」


    上条 「よっ、美琴」

    美琴 「当麻!? 何でここが分かったの?? メールとかしてないのに」

    上条 「まあ、ちょっとな」

    垣根 「うぃっす」

    一方 「コーヒー」

    上条 「いや。第一声がコーヒーって・・・」

    一方 「うるせェ、俺の身体がカフェインを求めてンだよ」


    垣根 「カフェイン ジャンキーかよ、このコーヒーバカめ!」


    一方 「最高の誉め言葉だァ」


    垣根 「ダメだコイツ・・・ロマンスの神様、早くなんとかして下さい・・・」


    00001 「一方通行、コーヒー注文しますか?」


    一方 「頼む、ちゃんと買い物出来たかァ?」

    00001 「バッチリです」

    一方 「ならいィ」

    00001 「・・・見たいですか?」

    一方 「何をだ?」ズズー


    00001 「ミサカの水g」


    一方 「ブーーッ!!」


    垣根 「ぐあああっ!? 顔面にコーヒーがあああ!!!」ゴロゴロ!!!


    00002 「垣根さーん!!」

    936 = 665 :

    00002 「垣根さん、おしぼりです」

    垣根 「クソっ! コーヒー風味のイケメンなんて聞いた事ねーぞ!」フキフキ


    一方 「悪ィなていとくン」

    垣根 「謝罪は要らん! その代わり俺様の下僕として永遠の忠誠を誓えば許してやらなくも無いぞ?」

    一方 「お詫びに目薬さしてやるよォ!」


    垣根 「目にコーヒーはやめてお願い!!」


    00002 「モヤシめ! 垣根さん今助けます!」


    00001 「邪魔はさせません!」


    美琴 「一気に賑やかになったわね・・・」

    打ち止め 「ねえねえ上条さんってミサカはミサカは自己の存在をアピールしてみる」


    上条 「どうした打ち止め?」

    打ち止め 「その箱なーに?ってミサカはミサカは興味津々」


    上条 「ああ、これはここに来る前に買ったトースターなんだけどな・・・」ゴソゴソ


    レイ 「フウ、狭かった」

    打ち止め 「トースターが喋った!?ってミサカはミサカは驚愕をあらわにしてみたり!!」

    レイ 「やあ、誰かと思えば20001号、最終信号じゃないか」


    打ち止め 「ミサカを知ってるの?ってミサカはミサカはトースターに話しかけてみる」キョトン

    レイ 「私に知らない事は無いよ」フフンッ

    美琴 「ねえ当麻、この髪の毛生やしたトースターは何なの?」キモイ…


    上条 「学園都市統括理事長・・・・」


    美琴 「もう当麻ったら、今日はエイプリルフールじゃ無いわよ?」

    上条 「美琴、これは現実なんだ、残念ながら」

    美琴 「……」

    937 = 665 :

    レイ 「やあ超電磁砲、お初にお目にかかる。私は学園都市統括理事長アレイスター・クロウリーだ」


    美琴 「マジなの? 垣根の腹話術とかじゃなくて?」

    垣根 「腹話術は出来るが違うぞ」

    レイ 「気さくにアレイトースターと呼んでくれ」

    美琴 「ちょっと頭痛が・・・」

    00003 「ほう、統括理事長ですか、とミサカはトースターの髪の毛を引っ張ります」グイグイ


    レイ 「やめてくれ抜けてしまう」


    00002 「甘いですよ00003号、ミサカなんてトースターに醤油を垂らします」ダバダバ

    レイ 「塩辛いっ!?」

    00001 「ではミサカはトースターの髪の毛に火をつけます」シュボッ!


    レイ 「チリチリになってしまうからやめてくれ!」


    一方 「弄られてンなァポンコツ」


    垣根 「まあ仕方ねーな、ある意味悪の親玉だし」

    美琴 「どきなさいアンタ達、超電磁砲で消滅させるわ」バチバチ!!


    レイ 「ヒイッ!!」

    上条 「美琴も抑えて抑えて、アレイスターも反省したんだし」


    美琴 「うん、当麻がそう言うならやめる・・・」

    上条 「いい子 いい子」ヨシヨシ


    美琴 「ふにゃ~♪」


    レイ 「ところで水着を購入したと言う事は海にでも行くのかい?」

    938 = 665 :

    垣根 「おう、夏と言えば海だからな」

    レイ 「では学園都市の外に出ると?」

    一方 「当たり前だァ」

    レイ 「レベル5の上位三人と幻想殺し、さらにはそのクローンをいっぺんに学園都市の外に出せると思うのかい?」


    垣根 「そこはお前の出番だな、オラ許可出せや」

    レイ 「一つ、条件があるのだが・・・」モジモジ…


    一方 「条件だァ?」

    レイ 「私も連れて行ってくれ」


    垣根 「えー、良いよ」

    レイ 「よし!ならばすぐに手配しよう、高級送迎バスのオマケ付きでな」

    垣根 「今初めてお前買って良かったと思った、割とマジで」


    レイ 「便利だと言っただろう?」


    上条 「なあアレイスター、今更だけど手配ってどうやってるんだ?」


    レイ 「よくぞ聞いてくれた、私のボディには無線LANが内蔵されていてね 電子メールで上層部とやり取りしているんだ」

    レイ 「LANケーブルを付ければ携帯と通話も出来る、そのほかにも垣根に付けて貰ったワンセグでテレビも見れるぞ?」

    上条 「トースターに無線LANとワンセグって無駄に高性能過ぎる・・・」


    垣根 「汎用型トースターを目指してるからな、ゆくゆくは深海2万メートルでもパンが焼けるように改造する」

    レイ 「それは楽しみだ」

    上条 (もはやパンを焼く機能がついでに思えてきた・・・)

    939 = 665 :

    レイ 「さらに私には特技がある」

    上条 「特技?」

    レイ 「店頭に並んでいる間 暇だったのでね、訓練したんだよ」

    美琴 「一応聞くけど何を?」


    レイ 「うむ、髪の毛を自分の意志で自在に操れる様になった、今では髪の毛を使った自立移動も可能だ。このように!」カサカサ!


    上条 「蜘蛛見たいに歩くな! 恐すぎるぞ!」

    00003 「しかしよくコンセント無しで動けますね」


    レイ 「内部電源があるからね、フル充電で最大20時間の稼動が可能なのだ」

    垣根 (エヴァでさえ5分なのに、常識が通用しねえ・・・)


    レイ 「ちなみに最終信号くらいであれば乗せて移動出来る」


    打ち止め 「じゃあ乗ってみても良い?ってミサカはミサカはアーちゃんにお願いしてみる」


    レイ 「アーちゃんとは私の事かい最終信号?」


    打ち止め 「うん、アレイスターだからアーちゃん!ってミサカはミサカは自分のネーミングセンスに胸を張ってみたり」エッヘン!


    レイ 「ふむ、アーちゃんか・・・悪く無いな、よし乗りたまえ最終信号!」

    打ち止め 「レッツゴー!ってミサカはミサカはアーちゃんに跨がってみたり!」ゴー!


    レイ 「ヒヒーン!」カサカサッ!


    垣根 「おちびがなついちまったな」

    一方 「ペット見たいに思ってンじゃねェか?」

    00001 「トースター兼ペットですか、確かに便利ですね」

    上条 (あえて言うぞ、それでいいのか統括理事長・・・・)

    940 = 665 :

    一応ここまで。
    そろそろ次スレの準備しときます。

    942 :

    突っ込みどころが多すぎるww
    ここのアレイスター輝きすぎだろォ…

    943 :

    乙にゃんだよ!

    944 :

    >>942
    ☆もエイワス以外と仲良くしたかったんだよ
    察してあげなよ

    945 :

    奥ゆかしい00001号にしては珍しく、水着アピールとか割と積極的だな
    セロリがヘタレだから、女の方から動かなきゃ(ry

    946 :

    ☆さん仲良くやってるじゃないかww

    947 :

    20000mの深海でパン焼いても扉明けたらべちゃべちゃにならないかな
    原材料の一部にダークマター使うのかかな

    948 :

    ☆さん…あんた今輝いてるで…

    949 :

    アレイスター、今トースターなんだよな
    脳とか中に入ってて髪も生えてるトースターなんだよな

    ・・・パン焼こうとしたら自身の熱でダメになったりしないか?


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