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    元スレ垣根 「ほら、笑って笑って!」

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    みんなの評価 : ★★
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    851 :

    ちゃんと理由あっての事だから黙って待ったほうが良いと思うぞ自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/

    853 :

    ほんとだ消えた

    待ってるぜ!

    854 :

    長い話し合いだったな
    結局何が変わるんだ

    855 :

    ・一ヶ月書き込み無しで自動dat化
    ・二ヶ月作者の書き込み無しで手動dat化

    ってとこだな

    856 :

    >>854

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/529
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/534
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/541
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/568

    このへんを参照のこと

    857 :

    >>1です。長らくお待たせしました

    話し合いが終わったみたいですね。関係者の方々はお疲れ様でした

    それでは約束通り投下

    858 = 857 :



    イタダキマース!


    結標 「私は結標淡希、一方通行の同僚よ」

    心理 「あなたも暗部だったのね」

    結標 「土御門から聞いてたけど、アンタにも遂に『友達』が出来たんだって?」 ニヤニヤ

    一方 「ハッ、俺は只コイツらのおふざけに付き合ってあげてるだけだ」

    垣根 「隙あり!」 ヒョイ

    一方 「あっ、俺の春巻返せ!」

    垣根 「落ち着け、俺のきんぴらごぼうやるから」 ヒョイ

    一方 「はァ?そンなンで春巻と釣り合うと思ってンのか!副菜じゃ主菜には勝てねェよ!」 ギャーギャー

    結標 (すごい仲良しじゃない……)

    859 = 857 :







    結標 「……コミュ障の克服に来たって?あはは、何それ!」

    一方 「あ?そういうオマエはどうなんだよ。ガキ狙ってここに忍び込ンだンじゃねェのか?」

    結標 「さっきも言ったように、先生になる為の勉強よ。これでも真剣にやってるんだからね」 フフン

    上条 「目標があるっていいなー。俺なんかまだ何も……」

    結標 「私もこないだまで目標なんてなかったわ。小萌に奨められてやってみようと思ったの」

    結標 「元々子供は好きな方だったから、悪くないかもしれないわね」

    子供 「あわきん、これキライだからたべてー」

    結標 「だーめ、好き嫌いしてると大きくなれないよ、このお兄ちゃんみたいに」

    一方 「でかけりゃいいってもンじゃねェよ」 フンッ

    麦野 「そうそう、世の中にはちっちゃい方が好きな人だっているんだから」

    結標 「余計な事言わない!とにかく一口でもいいから食べること、いい?」

    子供 「はーい……」

    860 = 857 :

    ―――――――――

    放課後~運動場~


    垣根 「さて、いよいよ本題だな。いいか、今日は友達100人作る勢いで行くんだぞ?」

    一方 「小学生じゃあるまいし……」

    垣根 「ほら、そうこう言ってるうちに来たぜ?」

    「うさぎくんあっちであそぼー!」 ガシッ

    一方 「(うさぎくン?)コラ、ひ、引っ張るンじゃねェよ!」 グイグイ

    結標 (うさぎ君……肌白くて目赤いしうさ耳つけたら……)

    結標 「……アリかも」 ボソッ

    心理 (ないでしょ)

    「こころちゃんむぎのん、わたしたちと“がーるずとーく”しよー!」 キャイキャイ

    麦野 「(ガールズトーク?)え、ええ、いいわよ」 テクテク

    心理 (ガールズトークって女の子同士の会話だから……) ウーン

    児達 「「「とうまー!そげぶマンごっこしようぜー!!」」」 ワラワラ


    オレモオレモ!
    ボクベクトルマンヤルー!


    上条 「うわわ!分かった分かった!じゃああっち行こうか」 グイグイ

    861 = 857 :

    垣根 「おお、皆あっという間に連れていかれたな」

    結標 「あなたはどうするの?」

    垣根 「決まってんだろ?ちびっ子とかアイツらを撮って回るんだよ」

    結標 「子供も撮るの?」

    垣根 「そうだけど」

    結標 「……ねぇ、撮った写真私にもくれない?」

    垣根 「いいよ、欲しかったら幾らでも」

    結標 (いやったー!!これで夢の『ショタショタ☆メモリアルブック』が作れる!!) ガッツポーズ

    垣根 「そんなに嬉しいのか?」

    結標 「そ、そりゃあね……とにかくありがとう」 ニコッ

    「あわきんいつものアレやろー!」

    結標 「はいはーい!じゃあまた後でね」 テクテク

    垣根 「…さて、まずはあっちを見てくるか」 テクテク

    862 = 857 :







    児A 「きょうはもっとおおきいおやまをつくるぞー!」 ザクザク

    児B 「~♪」 ペタペタ

    一方 「……」 ペタペタ

    児B 「おみずかけるねー」 チョロチョロ

    児A 「くずさないようにきをつけろよ」 ペタペタ

    一方 「……」 ペタペタ

    児A 「やべ、はしっこけずれた!」

    児B 「しゅうりしゅうりー!」 ワタワタ

    一方 (何話していいか分かンねェ…) ペタペタ

    児B 「ウサギくん、ずっとだまってるけどどうしたの?」

    一方 「え、いや…」

    児A 「つまんなかった…?」 シュン

    一方 「そそ、そンなことねェ!ハハッ、じゃあ俺がもっと大きい山作ってやるよ!」 カチッ

    863 :

    誰からも声かけられない垣根ェ……

    864 = 857 :



    スナバノスナヲアツメテアッシュクゥ!!
    ウワースゴーイ!


    一方 「……まァ、俺にかかればこれくらいどうってこたァねェ」 フー

    児A 「すげー!これかまくらみたいにできるんじゃね!?」

    垣根 「おお、でっけぇ山だなー」 パシャッ

    児B 「ウサギくんがつくってくれたんだよ!」

    垣根 「おいおい一方通行、単なる山じゃ子供は満足しねえぞ?俺だったら更に……」 ピキーン

    児A 「おやまにはねがはえたー!」

    一方 「センスの欠片もねェな垣根くンよォ。俺が今からアーティスト足るものが何なのか教えてやる」

    垣根 「望むところだ!ちびっ子、俺と一緒に素敵なお山を作るぞ!」

    児B 「やるやるー!」

    一方 「よしオマエ!男と男の真剣勝負だ、絶対勝つぞ!」

    児A 「まけないぞー!」


    メルヘンウンガデドウダー!
    コッチハベクトルトンネルダァ!


    865 = 857 :







    児A 「――やっぱり、あたしは“ぱてぃしえ”になりたいなー」

    児B 「わたしはだんぜん“なーす”だね」

    児C 「むぎのんたちはなにになりたいの?」

    麦野 「うーん、今はまだ分からないなー」

    心理 「そうね、昔と今じゃ考え方なんて全然違うから…」

    児C 「おおきくなるとたいへんなんだね」 ヘー

    心理 (ガールズトークって言っても案外普通だったわね。それもそうか、まだこんなに幼いし……)

    児A 「ねぇ、ふたりはすきなひととかいるの?」

    麦心 「「えっ」」

    児B 「わたしもきになるー!」

    児C 「じつはもうこいびとがいたりして」

    麦野 「あ、アハハ、何言ってんのよ~。そんなのいる訳……」

    児A 「ぜったいうそだ!いるにきまってる!」

    麦野 (何なの突然?さっきまで将来の話してたじゃない!)

    866 = 857 :

    児C 「こころちゃんはどうなの?」

    心理 「……好きかどうかは別として、気になる人ならいるわ」

    児B 「え、どんなひと!?」 ワクワク

    心理 「一言で言うなら…自由な人、かしら」

    心理 「いつも何考えてるのか分からなくて、事ある毎に皆を巻き込んじゃうの。思い立ったら即実行、それに強制参加なんてしょっちゅうだわ」

    心理 「でも、それが不思議と楽しく感じちゃうのよね。自分でも悪い気はしないみたい」

    児B 「じゆうなひとか~、いがいとありだな~」

    麦野 (自由ね……いや、強引か?)

    児A 「それってほとんどすきっていってるようなものじゃない?」

    心理 「そうかもね」 クスッ

    麦野 「えっ」

    児C 「むぎのんもいるんでしょ?きになるひと」

    麦野 「あ、いや私は別に……」

    心理 「彼女も私と同じ人が気になってるみたいよ」

    麦野 「おい何言って…!」

    児A 「それってもしかして“さんかくかんけい”!?」 キャー

    児B 「おんなのたたかいはすごいらしいね!」

    児C 「どっちもがんばれ」

    麦野 「あーもう余計な事言いやがって!」

    心理 「ごめんなさい、なんだか面白かったからつい」

    867 = 857 :

    垣根 「よっ、女の子同士でお喋りか?」 パシャッ

    児B 「ていとくんだー!かっこいー!」

    児A 「おんなのこだけのひみつだからおしえてあげなーい!」

    垣根 「いいじゃん教えてくれたって…。どうだお前ら、楽しんでるか?」

    心理 「ええ、とっても」

    麦野 「ってか、服汚れてない?」

    垣根 「男同士の真剣勝負をしたからな」 フフン

    児C 「どんなしょうぶしてたの?」

    垣根 「それは男だけの秘密だ。さて次は……」 テクテク

    児B 「……やっぱり、ていとくんがいちばんかっこいいよね」

    児A 「えー、わたしはとうまくんがいちばんだとおもうなー」

    児C 「わたしはうさぎくんがいい」


    ハネハエルンダヨ!?
    ヒーローダシ!
    マモッテアゲタクナル


    心理 (やっぱりこの子達変わってるわ。将来が不安ね……)

    868 = 857 :







    児a 「――そのげんそうをぶちころす!」 バチーン

    児b 「うわーやられたー!」

    児c 「つぎおれがそげぶマンやるー!」

    児d 「えーおれもやりたいー!」


    オレモオレモー!
    ボクハアエテムギニャンヲ…


    上条 「そげぶマン大人気だなー」 ハハッ

    垣根 「俺もビックリしたぜ、なによりお前らの演技力に」 パシャッ

    上条 「あ、垣根。でもあれは半分ヤケクソだったし……」

    垣根 「もしかしたらもっと本格的なやつが作れるかもしれねぇな」

    上条 「いやいや、もう充分ですよ」

    垣根 「次はもっと出演者を増やして、観客2000人くらい入るホールで……」

    上条 「ホント勘弁して下さい」

    869 = 857 :

    垣根 「それにしても、こうしてちびっ子と遊ぶのは楽しいもんだ」

    垣根 「寧ろ、俺達がちびっ子に遊んでもらってるような気さえするぜ」

    上条 「そうなのかな……」

    垣根 「いずれ大きくなって色んな壁にぶち当たるだろうけど、今は何事にも全力で取り組める筈だ」

    垣根 「何も恐れることはない。一方通行達にもそれを分かってくれるといいなーなんて」

    上条 「俺達も子供に見習う点はあるって事か」

    垣根 「そういうこと、だから俺達も見習って全力で遊ぶぞ」

    垣根 「よーしちびっ子達、俺と上条が相手になるから全員そげぶマンでいいぞ!」

    上条 「へ?」

    児c 「いいの!?」

    垣根 「ああ、そげぶマンは1人しかいないなんて誰も言ってないからな!」

    上条 「何だそれ!」

    垣根 「お前も準備しろ、子供は手加減なんて知らないからな」

    児達 「「「「そのげんそうをぶちころす!」」」」


    カカッテコイヤー!
    ヒエー!


    870 = 857 :

    ―――――――――


    ――日が沈み行く帰り道、6人の少年少女は今日の出来事を語り合いながら歩いていた



    垣根 「今日は楽しかったなー」

    一方 「ガキの相手はホント疲れる…」 フー

    上条 「若さとは凄いもんだ」

    麦野 「何ジジイみたいな事言ってんの」

    結標 「ウフフ…これが欲しかったのよ……」 ブツブツ

    心理 「結標さんが怖いんだけど」

    一方 「ほっとけ」

    垣根 「アイツらには元気に育って欲しいよ」

    麦野 「そうね、実験台にされる子が1人も出ない事を祈るわ」

    上条 「将来かー、俺もそろそろ考えないと」

    一方 「その前に今の心配をしたらどうだ?」

    上条 「うっ…」

    垣根 「そうそう、補習とか大丈夫か?」

    上条 「お前のせいで量が増えちまったよ!」

    871 = 857 :

    結標 「焦らなくても、やりたい事なんてそのうち見つかるわよ。あの時と違って、今は時間があるんだし」



    そう、今の彼らには自分だけの時間がある



    ある者は未来の自分を目指し、ある者は暫しの安息を、ある者は残してきた課題に追われ……

    心理 (私達にも、やっと考える時間が出来たのね……)

    これからは自身を見つめ直し、どの道を進むのかじっくり検討していく事だろう












    1人を除いて――

    垣根 「ところで皆、唐揚げに何つけて食べる?」

    麦野 「私は……」

    872 = 857 :

    以上です

    ヒーローごっこは誰もが通る道

    次回は金曜日あたりに

    873 :

    泣いた

    875 :

    最後の文で画面が滲んで見えなくなった

    乙…

    876 :



    一人だけってのがつらい……。

    877 :

    ていとくンだけアカン…

    >>1乙…

    878 :

    >>875
    レモンかけられたのか…

    879 = 876 :

    >>878
    かけるの俺だけだったんだ…

    880 :

    全米が泣いた

    881 :


    目から塩水が出た

    882 :

    このていてくん後余命何ヶ月ぐらいなんだろう…………

    883 :

    子供にぶちころすなんて言わせちゃだめだろwwww

    884 :

    >マモッテアゲタクナル

    一方通行ェ・・・

    886 :


    まだ泣かんぞ……この涙はラストまでとっとくんだ……!

    887 :

    乙!

    >>886
    FCのゲームのキャッチに似たようなのあったな
    『ラストまで、泣くんじゃない!』みたいな

    888 = 886 :

    MOTHERだな
    『エンディングまでなくんじゃない』

    889 :

    >>888
    MOTHER3のもしっくり来るんだよな…
    「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」

    890 :

    まぁ糸井重里はそっちが本業だからな

    891 :

    あわきん途中まで普通にいいお姉さんだったのにやはりこうなった…

    893 :

    ていとくんの脳は「未元物質に汚染されている」だけなのだ!
    この意味がわかるな?

    898 :

    もうすぐ2週間経つわけだが

    899 :

    >>898
    sageないと貴様のズボンをsageるのである

    900 :

    もうすぐ2週間経つわけズルッ


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