私的良スレ書庫
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元スレ上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」
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>>1更新乙です!
心待ちにしていただけあってかなり面白かったです。
なんだろうな、書いてる文だけ読む限りは俺と同じぐらいの語彙力のハズなのに、
読みやすいし分かりやすいし面白い。これが文才の差なんですかね(´;ω;`)
SS作るに当たって努力したこととかあったら教えてほしいす。
心待ちにしていただけあってかなり面白かったです。
なんだろうな、書いてる文だけ読む限りは俺と同じぐらいの語彙力のハズなのに、
読みやすいし分かりやすいし面白い。これが文才の差なんですかね(´;ω;`)
SS作るに当たって努力したこととかあったら教えてほしいす。
>>406
いくらあちらこちらで(公式に)いけない妄想しちゃってるムッツリスケベな美琴ちゃんでも
上条さんのタオルが確保出来たからってそんなはしたない事する子じゃありません。
と言えないところがまた何とも。
いくらあちらこちらで(公式に)いけない妄想しちゃってるムッツリスケベな美琴ちゃんでも
上条さんのタオルが確保出来たからってそんなはしたない事する子じゃありません。
と言えないところがまた何とも。
上条は歩きながら大きな溜め息をついた。
(気をつけろ、か…よくもまぁそんな事が言えたもんだ…)
空を見上げると星が綺麗だ。
雲一つない夜空だが、今の上条には美しいと思えない。
おもむろに、ポケットから携帯を取り出し操作する。
日常の通話では聞かない断続的なビープ音。
しばらくして、ブツリと音が聞こえ
『と、とうま!?こんにちは…いや、こんばんはなんだよ!』
少女の少し慌てた声が聞こえた。
「おぅ、昼飯時に悪いなインデックス」
『なな、どうしていつも私を食いしん坊扱いするのかな?むぐっ』
ごくん、と電話越しにも彼女の喉の音が聞こえる。
「まぁ、この時間に掛けた俺も悪かったな」
携帯をいったん耳から離して時間を見ると、午後10時をまわったところ。
時差を考えると、向こうはちょうど昼食時だ。
『そうなんだよ、私もお昼ご飯が終わったら電話しようと思ってたのに』
「それを待ってたらまた遅くなるだろ」
『なっ!やっぱり私を食いしん坊扱いしてるんだね!』
ガルルルと唸るインデックス。
電話越しでなければ噛まれていたな、と上条は少し笑う。
『それにしてもとうま。今外にいるの?風の音が凄いんだよ』
「ん?まぁちょっとな」
『また何かに巻き込まれたの!?大丈夫!?怪我は!?』
「あ…い、いや…別に何も異常はない」
上条が慌てて答えると、安堵の溜め息が聞こえた。
『そうなの?よかった…』
やっぱり、と上条は思う。
知らず知らずのうちに心配かけている。
自分が誰かを不安から救おうとしている隣で、誰かが不安になっている。
『何かあったの?とうま』
「なぁ…インデックス…」
『…なに?とうま』
「俺が記憶喪失を隠していたことを知った時…どう思った?」
電話の向こうでカチャリと音が聞こえた。
インデックスが皿にフォークか何かを置いたのだろう。
むしろ今まで持っていたことに笑いたい上条だったが今は堪える。
とにかくインデックスも真剣に話をする体勢になったようだ。
『私は…嬉しかったよ』
ゆっくりと、話しだすインデックス。
『どんなに遅くても、とうまが本当のことを言ってくれて私は嬉しかった』
インデックスの優しい声色に、上条は少し救われた気がする。
『でもね…不安にもなったんだよ?』
小さく言うインデックス、そこには不安の色があった。
『とうまがまだ隠し事していないかって…
これからも隠し事をしないかって…
たしかに、後からでも打ち明けてくれるのは嬉しいことなんだよ、でも…』
「…」
『とうまの身に何かあってからじゃ遅いこともあるんだよ?』
インデックスの消えそうな声を聞いて、上条は今すぐにでも頭を下げて謝りたかった。
「それは…やっぱり俺に関わる奴全員が思っているのか?例えばその…御坂とか…」
『もちろんだよ、短髪なんて私ほど優しくないから、とうまが隠し事してたらすぐにビリビリってしちゃうかも』
言い終えたインデックスが、ふと疑問を抱く。
『ってとうま、どうしてそこで短髪の名前が出てくるのかな
?もしかして、私という足枷が無くなったからって、一夜の間違いを起こしたりしてないよね?』
バンバンと机を叩く音が聞こえ、シリアスモードに入っていた上条は呼び戻された。
「いっいえ!インデックスさん!
そんないけない事情ではなくて、昨日お話したように今上条さんは人助けをしようとしているのですが、やっぱり他の人には隠しているんです」
『それで今日短髪に会ってちょっとマズイ雰囲気になったってことなの?』
「いや…なんというか…
御坂も同じような人助けをしていて、俺に首を突っ込むなとかなんとか…」
『それで既に突っ込んじゃってるとうまは、短髪に嘘をついたってことなんだね?』
「まぁ…そんなところです」
『そう…』
何かを考えているのか、それとも躊躇しているのか、インデックスはしばらく黙り込んだ。
「あの…」
上条が聞き直そうとしたところで、インデックスが話しだした。
『さっき言ったように、短髪だって私と同じでとうまのことを心配してるんだよ。でもね、短髪のは少し特殊かな?』
「特殊って…」
上条は言われた意味が全くわからない。
普通の人間ならこのあたりで変な期待を持つが、この朴念仁には通じない。
『少し言いにくいし、どこまで言っていいのかわからないけど、きっと私以上にとうまのことを心配してるのかもしれない』
「え?アイツが?何でだよ…」
さすがにここまでとなると、温厚(自称)な少女インデックスでも噛み付きたくなる。
『それはとうまが自力で気付かないといけないことじゃないのかな?それじゃ、私はお掃除があるからもう切るんだよ』
「え、あ…おい!」
ブツリと音がして、続いてツーツーと無機質な音が寂しく響く。
「なんだよ…インデックスの奴…」
しばらく携帯のディスプレイを見つめていたが、諦めたようにポケットに突っ込んだ。
「はぁ…なんとなく、不幸だ…」
結局心のもやも晴れぬまま、むしろ考えることが増えてしまった。
上条は頭をガシガシと掻きながら、家路についた。
乙
これはいいシスターインデックス
オカズにはしないまでも多分ぬいぐるみに巻き付けて抱きしめて寝るぐらいはしたよね絶対
これはいいシスターインデックス
オカズにはしないまでも多分ぬいぐるみに巻き付けて抱きしめて寝るぐらいはしたよね絶対
乙です
つかインさんあんま美琴と会ってないのに恋心に気づいてるとかすげえwwwwww
つかインさんあんま美琴と会ってないのに恋心に気づいてるとかすげえwwwwww
未来話なのか?
最初に12月ってあったけど時系列としてはどのへんなんだろうな
最初に12月ってあったけど時系列としてはどのへんなんだろうな
乙です!
インデックス原作でもこんな感じだったらもっと人気でただろうに…
続き待ってます!
インデックス原作でもこんな感じだったらもっと人気でただろうに…
続き待ってます!
まぁヒロインって立場のキャラに戦闘力を求めるのは不必要だと思うがな。
インさんはもうちょっと心理描写増やして一巻の頃の優しくて可愛らしいシスターって設定を活かせば良いと思う
つかやたらと他の凶キャラと比較される美琴みたいなヒロインは珍しいと思うわ。
インさんはもうちょっと心理描写増やして一巻の頃の優しくて可愛らしいシスターって設定を活かせば良いと思う
つかやたらと他の凶キャラと比較される美琴みたいなヒロインは珍しいと思うわ。
これは……上条さん悩みまくりだな……
警備員になったことは機密事項&他の奴等を巻き込みたくない
けど、嘘をついている、しかも自分のことをあれだけ心配して
力になろうとしてる者に対して。凄い罪悪感だろうな
そして禁書の言葉が分からず悩む鈍感旗男wwww
ていうかインデックスさんが半端なくいい人
原作でもこういう(一巻的な)描写があればいいのに
それでも美琴だってデッドオアアライブな血みどろの戦闘まではないし
黒子なんかと比べるとやっぱりどこか大事にされてるなあと思う
まあレベル5で暗部でなきゃそうそうピンチにはならんってのもあるだろうけど
黒子なんかと比べるとやっぱりどこか大事にされてるなあと思う
まあレベル5で暗部でなきゃそうそうピンチにはならんってのもあるだろうけど
インさんは上条さんに恋愛感情抱いてないんだろうか?
一巻のときはわからないみたいな発言してたが
一巻のときはわからないみたいな発言してたが
いま、みんなの心は一つになってるな
「原作でもこんな感じだったら…」
「原作でもこんな感じだったら…」
なんとなくインデックスには恋愛より慈愛って言葉が似合うイメージなんだよな
俺の勝手な意見でスマンけど
まあ原作はまだこれからどう転がるか分からないしなんとも
俺の勝手な意見でスマンけど
まあ原作はまだこれからどう転がるか分からないしなんとも
ゴミ琴厨のインデックス叩きウゼェ
原作だってゴミ琴は負け犬決定してんだからいい加減諦めろ
原作だってゴミ琴は負け犬決定してんだからいい加減諦めろ
◯◯厨だのアンチだの、一体何と戦ってるんだ
現実のアイドルならともかく、2次元のキャラクターで争ったところで何も変わらないだろうに
現実のアイドルならともかく、2次元のキャラクターで争ったところで何も変わらないだろうに
キャラ叩いてるっつーかなんか一人が勝手に暴走してるだけだしスルーしとこうぜ
叩いてるやつなんかいないじゃんどんだけ被害妄想激しいんだよww
つか>>431みたいな突然発狂する奴本スレにもいるけど二次SSスレにまで出張してくんじゃねーよww
あっちこっちで暴れてWikipedia荒らしたりほんと糞だなキャラアンチは
つか>>431みたいな突然発狂する奴本スレにもいるけど二次SSスレにまで出張してくんじゃねーよww
あっちこっちで暴れてWikipedia荒らしたりほんと糞だなキャラアンチは
一応言っておくけど本スレでも暴れてる>>431みたいなのはいつもの人含めた一部の過激派だからね
22巻以降インデックス好きを装ってキャラスレ荒らす奴もいるからマジで勘弁してほしいわ
22巻以降インデックス好きを装ってキャラスレ荒らす奴もいるからマジで勘弁してほしいわ
>>440
セロリさん何やってんですか
セロリさん何やってんですか
>>440
セロリ△
セロリ△
>>440
セロリ△
セロリ△
上条が臨時警備員になって早くも一週間。
相変わらず訓練は厳しいが、徐々に慣れ始めている。
今日は第二学区ではなく、始めに手続きをした警備員の支部に二人は来ていた。
「今日は私の部隊に挨拶してもらうじゃん」
支部内の廊下を歩きながら黄泉川が言う。
「ま、アンタが特別なのは皆知ってることだから、改めて挨拶っていうのもおかしいけど…」
黄泉川は第一会議室と書かれた部屋の前で止まった。
「転校生ってこんな気分なんですかね?」
「そうかもね」
くだらない事を言う上条に黄泉川は笑って答える。
黄泉川がIDカードを当てると扉が開いた。
「あ、おはようございます」
扉の中では数人の隊員が談笑していた。
上条は映画のようなピリピリとした空気を想像していたが、それとはまったく正反対の空気に驚く。
(教師で組織されてるあたり、やっぱり違うのか…)
「今日は前から言っていた臨時の奴を連れて来たじゃん」
「へぇ…あの高校生の…」
黄泉川が言うと隊員達は珍しそうな顔で上条を見る。
「ほら、自己紹介するじゃん」
向けられる視線に少しどぎまぎしていた上条だったが、黄泉川に肩を小突かれ我に戻る。
「え…あ、臨時警備員の上条当麻です。
短い期間かもしれませんがよろしくお願いします」
そういえば自分はどれくらいの期間警備員をすればいいのだろうか、と思う。
そのあたりは詳しく教えられなかったが、やはり例の事件が解決するまでだろうか。
頭を下げながら少し重要なことを考える上条に拍手がおくられる。
その後、各々の隊員から紹介があった。
「ま、ここにいるのが私の部隊だから、名前と顔くらい覚えとくじゃん」
そう言えば黄泉川の部隊にも例の事件で怪我人が出ているということだったが、
隊員たちを見ると頬に絆創膏を貼っていたり、手を包帯で巻いていたりと無傷の隊員のほうが少ない。
これが現実か、と上条は改めて今回の事件がいかに危険なのかを実感する。
本職の人間でさえこの有様だ。
遊び半分で首を突っ込めば命を落とすかもしれない。
そして中途半端な新参者が来れば、それだけで部隊に危険が及ぶこともある。
黄泉川はこれだけの危険を背負って、自分が警備員になることを承認してくれたのだと思うと、
単純に人を助けたいといった理由で返事をした自分が憎くなった。
「どうした上条?早く席につくじゃん」
「あ、はい…」
「ここにいるのは皆教師。そんなに固くなることはないじゃん」
黄泉川に促され椅子に座る。
黄泉川は冊子を隊員達に配り、ホワイトボードに何かを書き始めた。
ホワイトボードには『冬休み』と書かれた。
「さ、明日から冬休みじゃん!」
バン、とホワイトボードを叩きながら言う黄泉川。
ちなみに今日は終業式が終わった後。
昼過ぎからの出勤(?)となっている。
「みんな知ってのとおり、長期休業中は生徒達の夜間徘徊や生徒間のトラブルがよく起こる。
また、生徒達が街に出るようになるということは、例の事件も街で起こりやすくなるじゃん」
例の事件、と言われて隊員達の表情が強張る。
上条が臨時警備員になってからはまだ事件は起こっていない。
一部報道機関ではすでに解決したのでは?とまで噂されている。
上条もその報道を見て少しそう思っていたが、当事者である警備員達の様子を見て思い直した。
「例年通り、今日から警邏活動を強化するじゃん。二人一組の班にわける」
名前を読み上げ、次々とペアを作っていく黄泉川。
案の定、上条は黄泉川と組むことになった。
「それじゃ、皆気を引き締めて警邏するよう!以上じゃん!」
黄泉川が言い終えると、隊員達はペアを組んだ者同士で打ち合わせを始めた。
「よし、私たちも動くじゃん」
そう言って黄泉川は机に地図を広げた。
「今日行くのは第十五学区。
繁華街があるから夜遅くまで生徒がウロウロしてることもあるじゃん。当然、生徒間のトラブルも多い」
地図にはところどころ印が付けられている。
「この印はあまり人目につかないところ、カツ上げとか喧嘩とかちょっと危険なところじゃん。
ま、あとは行ってから説明するか」
出発じゃん。と言って地図をしまう黄泉川。
「さ、初出動、張り切って行くじゃん!」
「はい!」
上条と黄泉川は勢い良く会議室から飛び出した。
一方、美琴も風紀委員の177支部で挨拶をしていた。
「臨時で来ました御坂美琴です。本日からよろしくお願いします」
「お姉さまー!黒子はこの日を待ちわびていましたのよー!」
「うっさい!アンタこの一週間ずっとその調子で私に飛び付いてたでしょ」
飛び付く黒子を手でおさえる美琴。
臨時風紀委員は冬休みからの参加となっていた。
「年末にかけて、どんどん忙しくなるけどよろしくね、御坂さん」
黒子の様子にやれやれと笑いながら言う固法。
「あ、はい。覚悟のうえです」
「一緒に頑張りましょう!御坂さん!」
「私も応援してます!」
初春と佐天は拳をぐっと握り、目を輝かせている。
「あはは、何もわからないから役立たずかもしれないけど、よろしくね」
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