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元スレ上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」
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「返事は!?」
鬼のような形相で睨まれ、上条は固まった。
「はっ…はい!」
ぎこちない返事を上条がすると、黄泉川はまるでリストラを告げられたサラリーマンのように、校長室から出て行った。
上条もさっきから冷や汗ダラダラな校長に軽く会釈をして校長室を出たが、
「にゃー!」
「うぉわ!土御門!」
出て早々に土御門に捕らえられた。
「はっはーカミやん。校長室に呼ばれて、遂に留年決定かにゃー?この時期に伝えられる奴も珍しいぜよ」
「ちげーよ。ただの呼び出しだった」
「その呼び出しで何を言われたんだにゃー?」
「…」
「あれれー?もしかして留年決定じゃなくて留年予備軍だったのかにゃー?」
「そ、そうだよ。とにかく課題貰ったから、この後上条さんは忙しいんです!」
「そうかいそうかい、なら悪いことしたにゃー」
ぱっ、と今まで拘束していた上条を放す土御門。
「じゃ、その課題とやら…がんばるんだにゃー」
「お、おぅ。じゃぁな」
一瞬、あらゆる方向で活動する土御門にはこの件を話そうかと考えたが、後が怖い。
それに土御門ならもしかしたら既に何かを知っていたのかもしれない。
(とにかく…)
廊下を走りながら上条は今一度、右手を見つめる。
(そうだよ…今まで傍観してたなんて俺らしくなかったじゃないか。
俺が無能力者だからって、幻想殺しがあるからって…
俺の周りには御坂や白井、一方通行みたいに能力者がいる…
それにクラスの奴が被害を受けないなんて保証もない。
そいつらが暴走した時に止められるのは、そいつらを守れるのは…俺の右手じゃないか)
右手を一度ゆっくりと開いてから、力強く握る。
(やってやるぜ…アンチスキル!)
と、熱い決意を胸に教室へ走るが
「廊下を…走るなー!」
「だー!不幸だー!」
早速ゴリラに出鼻を挫かれる臨時警備員、上条当麻だった。
上条が去った校長室前で、土御門は学校では見せない笑みを作っていた。
「ふふん…なるほどにゃー」
以上です。
今回は少し長め
のつもりでしたが、そこまでですね
自分にしては長めのつもりだったので
ごっそりと書き溜めがなくなり焦ってます
次から超電磁砲メンバーにうつります
なおこの作品
超電磁砲の設定も入れていきます
佐天さん出ます
それではまた
出来れば止めて欲しいのとやるならやるで覚悟の度合いを測ったんじゃね?
殴られてやっぱり止めますじゃいろんな意味で長持ちしないし
そして乙
続きが気になって眠れん
殴られてやっぱり止めますじゃいろんな意味で長持ちしないし
そして乙
続きが気になって眠れん
同日
風紀委員第一七七支部
キーボードのタイプ音だけがリズム良く響く支部内。
と、タイプ音が止まる。
「くぁー白井さんも固法先輩もいないとなると、私だけって劣等感がします」
頭の花を揺らしながら初春飾利は椅子で伸びをする。
今この支部にいる風紀委員は彼女一人である。
風紀委員は…
「私がいるじゃなーい。はい紅茶」
後ろから差し出される紅茶。
ありがとうございます、と返事をしながらサラサラと砂糖を入れていく。
「佐天さんはお客さんです。現に仕事しているわけじゃないですし…」
「それ言われるとちょーっと痛いかなー」
同級生の佐天涙子は困ったように笑う。
「ってか砂糖入れすぎ!」
紅茶にミルクとシュガースティックを5本入れたところで飾利スペシャルの完成だ。
「だいたいジャッジメントオンリーのセキュリティに佐天さんも登録しているんだから、仕事をしてくれても何もバチは当たりませんよ」
ずずずっと溶け残った砂糖に心地良さを感じながら紅茶を味わう。
「私の仕事はねー初春をいじめることだー!」
わー!という掛け声と共に抱き着かれてソファーに倒れこむ。
「これじゃ私の仕事の邪魔ですー!」
と言っても佐天は聞くはずがない。
やれやれと思っていると入り口のドアが開いた。
「あら、初春に佐天さん。お早いことで」
この支部の風紀委員である白井黒子は初春たちの様子を見るなり怪訝な表情を浮かべる。
「あれ、私たちが一番じゃなかったの?」
黒子の後ろから御坂美琴も顔を出した。
「えぇお姉様。初春と佐天さんが既に…」
と、美琴も初春たちの様子を見て微妙な表情をする。
4人が一気に無言となり、居心地の悪い空気が流れる。
「あはは…こんにちは、白井さん、御坂さん。
あ、これはですね、初春が男の人に初めてを捧げるための予行演習で」
「かっ…勝手なことを言わないで下さい!それに今のこの空気を打開できる言い訳じゃないです!」
真っ赤になりながら必死に抗議する初春に、美琴と黒子はいつも通りだなと笑みを浮かべた。
本日は以上です。
この後の展開で
上条が警備員として警邏活動の予定があるのですが
絡ませたいキャラがいましたら書いてください
余裕があればですが拾っていこうと思います
小出しで1日ソワソワさせる作戦だな…いいぜ乗ってやる!
やっぱ王道ってとこで通行止めコンビや妹達(番外含)が見てみたいな
やっぱ王道ってとこで通行止めコンビや妹達(番外含)が見てみたいな
乙ん。
あんまり出したらグダグダになっちゃうし、無理しない方がいいぜ。
あんまり出したらグダグダになっちゃうし、無理しない方がいいぜ。
「それにしても…遅いですね、固法先輩」
支部内の机の上には4つのマグカップが湯気を上げていた。
ポツリと呟く初春に対し
「どっかで買い食いでもしてんじゃないのー」
「佐天さんと違って、固法先輩はそんなことしないです」
「うわっ!ぐさっとくるねー」
ソファーに力無くもたれかかる佐天。
「あら、固法先輩今日はジャッジメントとアンチスキルの合同会議に出席されているはずですの、初春は知りませんでした?」
「あれ?そんなこと初めて聞きましたよ」
「何やら近頃騒がれている能力者暴走の件とかで…
緊急でしたから初春には回ってなかったのかもしれませんわね」
「あぁ、たしかにそんな事件あるわね」
美琴がマグカップを置きながら言う。
「なんだっけー?能力者の能力が暴走して周りの人や、それを取り押さえようとしたアンチスキルにも被害が出てるんだっけ?」
「アンチスキルだけではありませんわ、先日の発火能力者の一件ではジャッジメントにまで被害が出ていますの」
黒子は一つ、本当に困ったような溜め息を付いて
「しかも、今回の事件で一番の謎とされているのが、暴走した能力者本人。
まったく意志が無かったということですの」
え、と黒子以外の3人が驚く。
「ちょ…ちょっと待ってよ黒子、そもそも能力の暴走なんでしょ?
暴走なら本人の意志もなにも関係無いんじゃない?」
美琴が3人の心持ちを代弁する。
「えぇ…そうですわね…この事件の場合、
能力の「暴走」ではなく「乗っ取り」と言ったほうがいいかもしれませんわ」
「乗っ取りって…」
「お姉様達もご存知の通り、本来暴走と言うのは本人が無意識のうちに能力を使用してしまうこと、
しかしその暴走も能力者が意識すれば押さえ込めるはずですの」
「なるほど…ね…」
当の美琴も、とある少年の前では「ふにゃー」と能力を暴走させがちだが、
それはほんの気の緩みや焦りのため、しっかりと制御すれば正常に戻る。
「それに…どう考えても暴走では無いような気がするんですの…」
さらに?マークを浮かべる3人。
黒子もどう説明しようかと悩んでいるのか、考え込むが
「言葉で説明するよりも見ていただいたほうが分かりやすいですわ」
未だに?マークを浮かべた初春に声を掛け
「先日の発火能力者暴走の映像、ありますわよね?」
「はい、えっと…」
ソファーから立ちパソコンへ向かう初春。
しばらくタイプやクリックの音が聞こえた後、ありました。という返事。
黒子の返事を待たず初春は動画を再生する。
「見ていただけます?」
美琴と佐天もディスプレイを覗き込む。
そこで再生されているのは、ちょうど発火能力者と警備員が対峙しているところだった。
真っ黒な戦闘服に身を固めシールドを持つ警備員が横一列に並び。
対する能力者は何かに怯えているような表情だった。
再三警告をするも、能力者のほうは応じない。
そして、警備員達が徐々に距離を詰めようとした瞬間。
能力者の炎が彼らを薙ぎ払った。
「ここまで見て、お分かりなられました?」
「うーん…」
3者とも首を傾げるばかりだ。
必死に理解しようと、動画を見続ける。
体勢を立て直す警備員。
それを薙ぎ払う能力者の炎。
「次でお分かりになると思いますわ」
「あ…ジャッジメント」
美琴がディスプレイの一点を指差す。
駆け付けた風紀委員。
拘束しようと能力で応じるが、炎が風紀委員を狙う。
以上です。
登場して欲しいキャラは
まだまだ募集しています
また、誤字脱字
設定の誤りなど
少しでもおかしい部分があれば
ご指摘と共に脳内補完、お願いします
それではまた
科学サイドのお話っぽいけど魔術サイドリクエストしてもいいの?
いいなら建宮さんとステイルをお願いしたい。
いいなら建宮さんとステイルをお願いしたい。
>>1です
こんばんわ。
魔術サイドのキャラの需要が多く
少し驚きました
大掃除ということなので学園都市には登場できませんが
イギリス清教では何が起きているかといった
原作でいう「行間」のようなお話になりそうです
申し訳ないです
ただしレッサーさんは学園都市に…
「あ…」
3人がディスプレイから顔を上げる。
「ようやくお分かりになられましたか」
黒子は一つ溜め息を付き、
「そう、能力者はしっかりとアンチスキルやジャッジメントを狙って能力を使っていますの。
これはどう考えても能力の『暴走』とは言い難いですわ」
「でも、どうしてアンチスキルは暴走って言い切るの?」
「そうですよ、ここまで明らかな使い方をするのなら、れっきとした犯罪行為です」
「それが…」
美琴と初春の意見に言いにくそうに目を伏せる黒子。
しばらくして自分も信じ難いというように、ゆっくりと話し始める。
「容疑者である能力者によると…身体が無意識のうちに動いたとかで…自分が誰かに操られているようだと…」
美琴が眉をひそめる。
「どういうことよ!そんな言い訳で済むなら、街中暴れまくる輩で溢れちゃうじゃない」
「落ち着いて下さいまし。もちろん、アンチスキルも最初は相手にしませんでしたわ」
ですが、と黒子は一呼吸おいて。
「初めての事件が起きて以来、立て続けに同じような事件が起きましたわ。徐々に起きる頻度も高くなっていますし…」
うーん、と唸る4人。
「その容疑者の人って本当に悪いことした人じゃないんですか?その…悪い集団みたいなのが暴れて、口裏を合わせてるとか」
自身が無能力者であるがゆえか、佐天が遠慮がちに聞く。
「もちろんその可能性も考えましたが、暴走した能力者の方は至って普通の学生。
前科も無く、中には元ジャッジメントの方もいましたの。
不可解な繋がりもなかったですし…
先入観を持つのはいけませんが、どう考えても突然そのような道に進むとは思えない方ばかりですの…」
解けない謎に、4人がそれぞれ頭の中で考えていた。
あ、とパソコンで調べていた初春がと小さく呟く。
「スキルアウトによる『能力者狩り』も激化しているようです」
「ったく…ここぞとばかりに出てくるわね…」
美琴がやれやれと溜め息をつく。
スキルアウトは無能力者が自分の持てない能力を持つ能力者を妬み、
敵対視しているため、今回の事件はスキルアウトが暴れるのにはちょうど良い口実になる。
そのために、最近の警備員と風紀委員は能力者の暴走事件とスキルアウトの暴走への対処に追われ忙しく、人員不足と言っても過言ではなかった。
しばらくは各々が頭の中で事件を整理していたようで、沈黙が続いたが、
はぁ~と黒子が一つ大きな溜め息を付いて
「それに関しての今日の臨時会議でしたが…
遅いですわねぇ固法先輩。
もしかして本当に買い食いだなんて端ない真似を…」
「するわけないでしょ!」
黒子が言い終わる前に支部のドアが開き、固法美偉が抗議の声と共に入ってきた。
「げ、固法先輩…会議はもう終わったのですか?」
「遅いとか言っときながら、来たらその態度ってどういうことよ」
固法は黒子を呆れたように見ながら、鞄の中から書類を取り出す。
「まったく、これからは年末で冬休みも始まるからただでさえ忙しいのに…」
真面目な固法が珍しく愚痴をこぼしつつ、書類を黒子と初春に手渡す。
「今日の会議の資料よ。
最近起こっている能力者暴走の事件について、アンチスキルから正式な支援要請があったわ」
つまり、と固法は続ける。
「この事件については、ジャッジメントも捜査にあたれるわ」
風紀委員とは、本来学校内の治安維持をメインとした機関であり、都市内での活動は管轄外である。
そのために、初春は度々黒子の活動に対する始末書を書かされるわけだが…
「今回は白井さんのために始末書を書く心配が無いわけですね」
初春が心底安心したように呟く。
「心外ですわね…でも、この事件について公認で捜査ができるようになったのは大きいことですわ」
おもむろに、黒子は初春の後ろへ立つ。
黒子が今にも頭の花へ手を出しそうだったのを、首を振り避けながら初春は言う。
「でも、年末はその年の事件の整理とか、書類の提出とかで冬休みで学校が休みなのにジャッジメントはいろいろ大変なんですよね?
それに加えて今回の支援要請。なんだかとても忙しそうですねー」
「人事のように呟いているあなたには余裕が感じられますわ」
「あぁ、そのことなんだけど…」
固法が思い出したように、別の書類を渡す。
「ジャッジメントの臨時募集?」
書類を見ながら黒子が呟く。
以上です。
禁書のキャラは口調が難しいです
それぞれに特徴があるので会話のみの場面が作り易いですが
違和感無いでしょうか?
今後もよろしくお願いします
興味をそそられたのか、
今までの風紀委員限定の会話に微妙な居心地だった佐天と美琴も黒子の書類を覗き込む。
「えぇ、さっき初春さんが言ったように、年末ただでさえ忙しい状況なのに今回の支援要請。
さすがにそれではジャッジメントも仕事が多すぎるってことでの措置らしいわ」
「では、一般学生がジャッジメントになるための試験も研修もせずに配属されるってことですの?あまりにも無茶苦茶なことかと…」
「いいえ、誰彼無しにってわけじゃないわよ。大能力者以上で、もちろん本試験までとはいかずとも、試験もあるわ。
今回は急な話だから、初春さんみたいに隠れた能力を持った人が来られないのは心苦しいけど…」
「ま、どうであれ苦渋の決断ですわね…ってお姉様?」
黒子が隣を見ると、美琴が何やら真剣に書類を読んでいる。
「あ…あの、お姉様?」
「私…やってみたい」
黒子の悪い予感が当たった。
いつだったか、美琴が風紀委員に憧れて初春の腕章を使い、一日風紀委員をしたことがあった。
その時は大きな事件も起きず、何も無い退屈な風紀委員の仕事に、風紀委員の大切さを知りながらも飽きてしまった美琴だった。
だが、今回は状況が違う。
風紀委員が捜査を許されるこの事件。
臨時であろうと、風紀委員なら事件の捜査ができるだろう。
むしろ今回の事件をより早く解決するための臨時風紀委員なのかもしれない、だから大能力者以上なのかもしれない…
いつも「で検索して読んでるが200より下だと更新された事に気付きにくいから
100よりしたになったら上げればいいんでない
100よりしたになったら上げればいいんでない
「やっぱりですの…」
「あれ?黒子、あんまり食いついてこないのね、私はてっきり反対されると思ってたんだけど」
周りを見れば、全員が黒子へ注目していた。
黒子は溜め息を一つ吐いて
「どのみちお姉様なら風紀委員でなくとも事件には関わってきそうでしたし、わたくしが言ったところで聞かないのはわかりきっていますわ」
それに、と黒子は続ける。
「おおかた、この手の厄介事にはあの殿方も関わるはずだとかお考えでしょう?
そんな下心満載の乙女なお姉様には黒子はかないませんわ~」
黒子が呆れた目で美琴を見る。
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