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    元スレ銀時「とある科学の…やべ、読み方忘れたわ」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある科学の超電磁砲 + - ナルト + - 初春 + - 坂田銀時 + - 志村新八 + - 神楽 + - 銀時 + - 銀魂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 :

    殺さないようにするために急所は避けてるんだろうけど
    これだけ丈夫なら内臓に何か突き刺しても大丈夫そうだよな

    602 = 600 :

    人斬りがダメなんだろう

    603 :

    乙ったな…コラッ!ちゃんと肩までお布団被りなさいって言ったでしょ!!
    被らなくて良いのは皮だけなんだから!
    風邪引かないようにすんだよ!?

    604 :

    阿伏兎「それに…ここまででのやり取りで分かった、お前さんは戦いにゃ向いてねーよ」

    黒子「…………?」

    阿伏兎「お前さんの攻撃からは相手を殺そうって気持ちがまるで感じられねェ」

    阿伏兎「この金属矢で攻撃したのは手足だけ…致命傷になる臓器は攻撃してねェだろう?」

    黒子「!」

    阿伏兎「戦場は迷った奴から死んでいく、生き残るのは敵を躊躇なく殺せる奴のみよ」

    阿伏兎「人を殺したくないなんて思うお前さんじゃ一生掛かっても俺には勝てやしねェな」

    黒子「…………」

    605 = 604 :

    黒子「……昔々、とある所に一人の殿方がおりました」

    阿伏兎「………?」

    黒子「その殿方は御世辞にも品があるとは言えず、常日頃から馬鹿をやっておりました」

    黒子「ただ…その殿方は馬鹿なほどお節介焼きで…馬鹿なほど優しく…そして」

    黒子「目の前のものを護るために駆け回り、力を尽くして戦う…本当に馬鹿な方でした」

    阿伏兎「……オイオイ勘弁してくれよ、そりゃ何のおとぎ話だ?」

    606 = 604 :

    黒子「殿方は自分の護る物のために戦い…その敵にも護りたい物があったと知り…」

    黒子「そして…今度はかつて敵だった者の大切な物のため、更に強大な組織と戦いましたの」

    黒子「傷だらけになりながら…血を流しながら…誰も『死なせぬ』ように命懸けで……」

    阿伏兎「…………」

    黒子「本当に馬鹿ですわよね?自分のことなど省みず、他人の大切な物を護り続けるなど…」

    黒子「傷付くばかりで何の益にもならないと分かっていながら…それでも戦うんですのよ?」

    黒子「何の能力もないのに…ただ自分の身体と木刀だけで…本当に馬鹿な殿方ですの」

    607 = 604 :

    黒子「でも…そんな馬鹿な方だからこそ私たちは……私はあの殿方を護りたい」

    黒子「あの殿方やお姉さま…初春、佐天さんを見て私は気付いたんですの」

    黒子「人の強さは『壊す』時ではない…何かを『護る』時に姿を表すと」

    黒子「人を殺すのが正義などと口にするあなたでは…一生掛かっても勝てはしませんの!」

    阿伏兎「…………」

    608 = 604 :

    阿伏兎「クックックッ…なるほど、お互いの正義が違うってわけかい」

    阿伏兎「これじゃハナから和解しようなんざ無理な話ってわけだ」

    黒子「あらあら、最初から和解するつもりなどおありでなかったくせに」

    阿伏兎「異なる正義がぶつかり合った時は…勝った方が正義になるのが世の常よ」

    阿伏兎「俺の抱く戦場の正義か…お前さんの抱く信念の正義か…」

    阿伏兎「どちらの正義が上をいくか…この場で決めるとしようかい」

    黒子「ええ…そうですわね…!」

    609 = 604 :

    一旦ここまでで…後は夜にもっかい来ます

    611 :

    朝乙

    613 :

    にやけたのは俺だけじゃないよな?
    乙!

    614 :

    みんな…すごくカッコいいよ…

    615 :

    武市「異なる正義がぶつかり合った時は…勝った方が正義になるのが世の常」

    武市「私の抱くロリ…フェミニストの正義か…あなたの抱く公共の正義か…」

    武市「どちらの正義が上をいくか…この場で決めるとしましょうか」

    アグネス「ええ…そうですね…!」


    >>1

    支援

    616 = 604 :

    来るとか言っといて申し訳ないです…
    ほんの少し展開で悩み所があってちょっとだけ考えさせてください
    明日には必ず来ますので…

    617 = 611 :

    時間は気にせずがんばれ

    618 :

    来たんだから問題無いぜ?

    619 :

    せんせー定春は何してるんですか

    620 :

    出てないのはなにかの伏線
    過去のスレ見てるならここの作者が伏線作るのうまいのは知ってるだろ?

    621 :

    大方、わざマシンで「はかいこうせん」を覚えてんだろ

    622 :

    いや、「ギガインパクト」だろjk

    623 :

    ふるいたてる かみくだく 高速移動 ギガインパクト

    こうですか?わかりません

    624 :

    むしろ
    ギガインパクト
    ギガインパクト
    ギガインパクト
    ギガインパクト
    だろ

    625 = 619 :

    佐天さんより定春のが戦力になrあばばばばばばばばばば

    626 = 621 :

    初春さんの頭どうなんっtあばばっばばばばばばっばばばb

    627 :

    黒子(残る金属矢は三本…これで闇雲に攻撃してもほとんど効果はありませんわね…)

    阿伏兎「フンッ!」

    黒子「甘いですわよ!」

    ヒュン

    阿伏兎「甘いのはお前さんもだ…飛んだのは俺の後ろだろう」

    黒子「なっ…!?」

    ガッ

    黒子「くっ……!」

    阿伏兎「……かすめただけか、まあ…次は確実に仕留められるな」

    黒子(何故…私の移動先を……!)

    628 = 627 :

    阿伏兎「不思議かお嬢ちゃん、何故俺がお前さんの移動先を読めたのか」

    黒子「………」

    阿伏兎「じゃあここでまた問題といこう…何故俺はお前さんの動きを読めたのかな?」

    黒子「……まさか、勘ではありませんわよね?」

    阿伏兎「勘とは少し違う…経験だ」

    黒子「経験…?」

    阿伏兎「俺の攻撃に対してお前さんならどう回避するか…それを予測してるだけよ」

    黒子「わ、私の思考を…先詠みしているとおっしゃるんですの…?」

    阿伏兎「平たく言えば…そういうことだな」

    黒子「そんな…そんなことが出来るわけ…!」

    阿伏兎「そいつが出来るのが…戦場を生き場とするの夜兎って種族よ」

    629 = 627 :

    阿伏兎「と言っても…俺が不利なことに変わりはねェ」

    黒子「………?」

    阿伏兎「お前さんの金属矢…そいつで急所を貫かれたらひとたまりもねーからな」

    黒子「!」

    阿伏兎「さあどうする…そいつを使って俺の頭をぶち抜くか?」

    黒子「………」

    阿伏兎「クク…遠慮はいらねーよ、俺は戦場で死ぬなら本望だ」

    阿伏兎「お前さんの選択肢は2つ…そいつを使って俺を[ピーーー]のか…」

    阿伏兎「それとも…このままジリ貧になりつつ俺になぶり殺されるか…」

    黒子「………」

    黒子「私の選択肢は決まってますの」

    631 = 627 :

    阿伏兎「クク…なら、その答えとやらを見せてもらうとしようか?」

    黒子「ええ…これが…私の答えですの!」ヒュン

    阿伏兎(金属矢を手に…なるほど、俺をぶち抜くほうが答えってかい)

    黒子「行きますわよ…」ヒュン!

    グサッ

    阿伏兎「なっ……!」

    阿伏兎(攻撃したのは急所じゃなく…足だと…?)

    ヒュン

    黒子「足に気を今度こそ後ろを…取らせていただきましたの」

    阿伏兎「!」

    黒子「あなたには…地に伏せてもらいますわよ!」

    ヒュン

    阿伏兎「ぐっ!?」

    ドガッ

    阿伏兎(これは…俺の体を移動させて地面に叩き付けたのか…?)

    632 :

    黒子「動かないでくださいな…筋一本でも動かせばこの最後の金属矢を撃ち込みますわよ」

    阿伏兎「金属矢を飛ばすだけが能じゃなく…テレポートを使った体術も使えたってわけかい」

    阿伏兎「だが……俺を押さえ込んだところでお前さんはまだ勝っちゃいねーよ」

    阿伏兎「俺の息の根を止めて戦闘不能にしなきゃ…お前さんの勝ちとは言えねーな」

    黒子「……ずるい方ですのね」

    阿伏兎「何?」

    黒子「先ほどあなたが用意した選択肢…どちらを選んでも私の負けになるではありませんの」

    阿伏兎「!」

    633 :

    きてうー!

    634 = 632 :

    黒子「あなたに殺されてしまっては言うまでもなく私の負けですし…」

    黒子「金属矢を急所に撃ち込んであなたを死なせても…己の正義を曲げた私の負けになる」

    黒子「あなたは初めにおっしゃってましたわよね?どちらの正義が上か決める…と」

    黒子「私があなたを死なせては…あなたの言う戦場の正義が上になってしまいますの」

    黒子「仲間が教えてくれた信念が戦場の正義に劣るなど…認めるわけにはいきませんわ」

    阿伏兎「……自分が殺されることになっても己の信念は曲げねーと?」

    黒子「……ええ」

    635 = 632 :

    阿伏兎「フン…こりゃ俺の負けだな」

    黒子「降参…なさるんですの?」

    阿伏兎「押さえ込まれて喉元に矢を突きつけられた時点で俺の負け…」

    阿伏兎「いや…お前さんが俺の選択肢のどちらにも靡かなかった時点で俺の負けだ」

    黒子「…………」

    阿伏兎「それに正直…お前さんとの殺し合いはやりにくくてかなわねェからよ」

    黒子「どういう…意味ですの…?」

    阿伏兎「お前さんと俺は正義こそ真逆だがそれでも似てる部分があるように思えるね…」

    阿伏兎「悪いが……俺は共食いは嫌いなんだよ」

    636 = 632 :

    阿伏兎「俺はお前さんやあの侍が春雨にどれだけ戦えるのか……」

    阿伏兎「お前さんのその正義で何が護れるのか…遠くで見させてもらうとしよう」

    黒子「あなたは……」

    阿伏兎「心配せずとも俺はもう戦わんよ…少なくとも、この場じゃお前さんの正義が上だ」

    阿伏兎「この戦いに限っては俺はもう誰も殺らねェと約束するぜ」

    黒子「信頼して…よろしいんですのね?

    阿伏兎「しつこいぞお嬢さん、俺の気が変わらんうちにさっさと行け」

    黒子「………」ダッ

    阿伏兎「…あーあ、こりゃ馬鹿提督に殺されるかもしれんね」

    637 = 632 :

    ---
    ターミナル屋上

    銀時「…………」

    高杉「よォ銀時……思ったよりも早かったじゃねーか」

    銀時「屋上で待ちかまえてるたァ…一昔前のラスボス気取りかコノヤロー」

    高杉「ここなら江戸の街が見渡せるからな…ぶっ壊れる前に見納めておこうと思ってよ」

    銀時「勘違いしちゃいけねーよ、テメーが壊せるほどこの国は安かねーぞ……」

    高杉「テメーも知ってるはずだ、俺ァ出来ねー法螺は吹かねーってな」

    高杉「俺はただ壊すだけだ…この腐った世界を」

    銀時「なら…俺もぶっ壊させてもらうぜ、テメーが吹くその法螺ってヤツをな」

    638 :

    やっと来たか

    639 :

    風邪は治ったかコノヤロー(しゃくれ)

    640 :

    寝落ちかな、乙

    スレの残り的には雑談勃発しなきゃ平気そうだが、製作のアノ日ってそろそろじゃなかったか?

    641 :


    風邪に気をつけろって言いながら俺が風邪引いちゃったぜ

    642 = 633 :

    あの日って昨日だったろ?
    夜中しっかり繋がらなくなったぞ

    643 :

    制作って生理でもあんの?

    644 = 640 :

    >>642
    mjd?あれってただ単に調子悪かっただけじゃないのか?

    いつも数日続くからまだかと思ってた

    645 :

    確かにちょっと重かったけど繋がらないってことはなかったな

    646 = 633 :

    >>645
    なん…だと?
    じゃあ俺だけあの日だったんだな
    1つ大人になったぜ

    647 :

    高杉「懐かしいじゃねーか…その刀、テメーはいつも持ってやがったな」

    銀時「………」

    高杉「そいつを見りゃ何かと昔を思い出す…馬鹿をやったもんだな、俺もテメーも」

    銀時「なんだオイ…思い出話の一つでもしてーのか?」

    高杉「フン…話なんざいくらでもしてやらァ…この刀でな」

    銀時「!」

    キィン!

    648 :

    ぉ、来てた

    支援

    649 = 647 :

    高杉「ほお、剣の腕は鈍ってるかと思いきや…存外、まともじゃねーか」

    銀時「今までに色々とあったせいでな…侍としての血潮は錆び付いちゃいねーんだよ」

    銀時「化物みてーな刀とやり合った、名門剣道場当主のジジイともやり合った」

    銀時「夜兎のジジイとは死にかけながら戦った…百華の蜘蛛ジジイには殺されかけた」

    銀時「四天王のガングロクソジジイにゃヤケになったまま戦って負けもした…」

    銀時「……あれ、ジジイばっかじゃね?俺がやり合ってきた相手って総じてジジイじゃね?」

    650 = 647 :

    高杉「クク…攘夷戦争じゃ白夜叉と恐れられたテメーがジジイに負けるとはな」

    銀時「じーさんをバカにしてたら…俺たちがジジイになった時に後ろ指を指されるぜ」

    高杉「…心配ねーさ、俺たちはジジイになる前にくたばるだろうよ」

    高杉「たとえこの喧嘩で…俺とテメーのどっちが勝とうとな」

    銀時「………」

    銀時「ワリーが俺ァテメーと違って夭逝願望なんざ…一ミリもありゃしねーよ!」

    キィン!


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