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    元スレ上条「はぁ…」 2

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    401 = 400 :

    そんな思考を押しとどめる、自業自得だ、と

    「浦上さんと対馬さんが日本へ行く、と言う事で着いて来たのでございます」

    「へぇー……で? その2人は?」

    五和の膝の上に頭を乗っけてのんびりしている少女、ミサカが当然の疑問を口にする

    「どうもはぐれちゃったみたいで……」

    五和が学校から戻って来る間に得た情報を口にする、

    2人が3人になって帰って来た時に丁度朝ご飯の準備ができており、

    さっきまで食後の余韻として紅茶を楽しんでいたのだが、そろそろ聞かないといけないだろうと言う事でシェリーが切り出したのだ

    402 = 400 :

    「迷子って奴ね」

    ここの家主のベッドの上でゴロゴロしているうちの1人、フロリスが口を開く、

    「いや、どう考えても迷子なのはオルソラだし」

    ベッドの上のもう1人、キャーリサが突っ込みを入れる、

    彼女の腕の中には家主の枕がある、これは今朝、ジャンケンだ勝ちとった戦利品なのだ

    「あ、少し出掛けて来るねー」

    思い立ったようにミサカが立ちあがる、何か決意したような顔だったが誰もそれには触れない

    「はい、分かりました」

    「気を付けて下さいね、色々と」

    今まで様子を見守っていた神裂と、五和が声を掛ける

    「大丈夫大丈夫~それじゃ☆」

    振り返らずに返事をするが、その声は少し震えていた……そんな感想をこの部屋の住人は感じていた

    バタン

    「大丈夫でしょうか?」

    「大丈夫でしょー」

    五和とフロリスの会話を聞きながら話を戻す

    「それより、浦上と対馬とどう連絡を取るのか考えないといけないだろ」

    (ミサカにも何か考える事があったんだろう、私達は相談されるまで触れちゃいけないんだよ、そう言う事は)

    足音がキッチンから聞こえる、ご飯をよそい終わったのだろう、





    彼女の皿の上を確認して驚いたのはまた別のお話

    403 = 400 :

    ――― とある公園

    「……」

    ふ、と公園に備え付けられている時計に目をやる、時間は10時10分を指そうとしていた

    秋も終盤に差し掛かった頃の公園だ、座るベンチも最初は冷たかったが今はもう冷たさを感じない

    「30分も経ちましたか……とミサカは呟きます」

    呼びだしておいて……と心の中で思う

    どうしてここに居るのか……MNWを通じて思わぬ人物からの呼び出しがあったのだ

    「待ったー? ってミサカは悪びれずに聞いてみるけど」

    目を声の聞こえた公園の入り口の方へ向けると、自分に似た、強いてあげるなら少し大人びた自分がのんびりとした様子で歩いて来た

    自分も来年にはあの位のルックスになってるのだろうか、と思考しながらも予め用意しておいた言葉を口にする

    「いえ、私も今来たところですとミサカ10032号はフォローしてみます」

    「今来たとか10分遅刻じゃん」

    「こっちが気を利かせて今来たと合わせてるのに貴方は喧嘩を売ってるんですか? とミサカは来るべく戦いに備え腕まくりします」

    つい本音が出る。

    初対面の相手に気を使わせないように、と気を使った自分が馬鹿らしく思えた気がした。

    「いやいやー冗談冗談、冗談に決まってるでしょー」

    「はぁ……で、態々呼びだした訳を教えて欲しいですとミサカは話しを進めます」

    番外個体が腰をベンチに掛けた所で口を開く

    「ねぇ」

    「はい、何ですか? と期待をせずにミサカは返答します」

    「密約結ばない?」

    ――― 思わぬ言葉が掛けられた

    404 = 400 :

    「密約……ですか?」

    つい、言われた言葉を反芻してしまう

    「そう、密約、英語で言うとシークレットプロミス」

    「英語で言う意味があったのかはさて置いて、その密約とは何ですか? とミサカは話を進めます」

    密約 ―――その名の通り、ひそかに契約・条約などを結ぶこと。

    自分と番外個体の間にどのような密約が交わされようとしているのか……

    考えようとした所で止めた。少し前の――― あの少年と出会う前の自分なら、遺伝子が同じ、という理由で思考を巡らせていたかも知れない。

    しかし、今はあの時の自分では無い……“個性”と言うもの理解した

    ならば考える事など無意味だろう

    「その前に確認して行くから間違ってたら言ってねー」

    そう言うと、番外個体は予め用意していただろう質問を繰り出す

    「私達はミサカネットワーク、まぁ通称MNWで繋がっていて、世界中どこの妹達でも連絡が可能」

    「はい、間違いはありませんとミサカは肯定します」

    「でも、それは“公開しようとした物”しか、共有出来ない訳だよね?」

    「はい、そうですがとミサカは肯定します」

    基本的な事を確認していく、この確認に意味があるのかと疑問に思うが……何か意味があるのだろう

    「で、貴方達はミサカが当麻と一緒に住んでるのは知ってるよね?」

    「はい、忌々しい事ですがとミサカは本音を吐露します」

    忌々しい、とは言い過ぎたのかもしれない、が、彼女とのコミュニケーションなら、この位は言いすぎに入らない、そう思える

    その証拠に、彼女も気にしている様子は無い

    405 = 400 :

    「で、昨日当麻と一緒のベッドで寝たんだけど……」

    「なっ!? も、もしかして!? とミサカは……ッ」

    『一緒のベッドで寝た』その意味を理解した瞬間、

    心拍数が上がるのを感じ、その言葉の威力を思い知る

    「多分考えてる事は無い無い、だけどさ、一緒に住んでる以上、一緒にご飯食べたり一緒にテレビ見たりとかこれからも起こると思うんだけど……その時の情報欲しく無い?」

    「う……、じょ、条件だけ聞きましょうとミサカは……」

    好奇心が言葉を紡ぐ、向こうの手札は分かった、問題は相手の要求だ、自分の手に負える内容だろうか……

    そんな心配をしながらも言葉を待つ、

    「まぁ条件と言う訳でもないんだけど」

    「……」

    紡がれた言葉は、

    「仲良く……してくれませんか?」

    「……は?」

    思わぬ内容だった

    406 = 400 :

    「だってさ、私達って要はネットワークしか繋がり無かったでしょ? 折角こうして会えたわけだし仲良くしたいんだけど」

    「そんな事……ですか? とミサカは確認します」

    拍子抜けだ、と思う。

    「そんな事……って、結構勇気要るんだけど? 言い出すの、今も心臓バクバク言ってるし」

    言われてみれば、緊張で手が震えている……

    彼女の表情は真剣に、でもどこか弱気な表情で私の目を見つめる

    相手の緊張が自分まで伝わってくる、そこまで緊張する事だったのだろうか?

    初めて会う家族……父親の再婚相手と初めて会うシーンを思い浮かべた

    少し違う気がする、と心の中で自分に突っ込みを入れながら、

    『仲良く……してくれませんか?』そう言われた瞬間思い浮かんだ言葉を、相手の目を見つめて心を込めて言う

    「別に友達になるのに密約も何も無いでしょう? それに同じ妹達なのですしとミサカは」

    そう、殺される為に生まれても、[ピーーー]ために生まれても……

    今はもうただの家族なのだから

    番外個体「は、はは、心配して損したかも」

    「それでは、これからよろしくお願いしますねとミサカは手を差し伸べます」

    「はは、こちらこそよろしくね」

    暖かい感触が右手を包んだ




    「き、昨日の情報欲しいかもとミサカは欲を出してみます」

    「言うと思った、私も言うもん」

    ――― 仲良くなるのも直ぐだと思ったのは心の内に秘めておこう

    407 = 400 :

    はい、と言う事で地の文を入れて書いてみました……
    と、言う事で初めてのお友達計画です、友達にならない?という言葉を番外個体が勇気を出して言う場面ですね、
    小学校の頃を思い出してくれれば幸いです、
    えーまぁ、この文を読んで分かる通り上手くありません、と言うより下手です、
    なのではい、期待していた人がいるかは分かりませんが、居たら申し訳ございませんでした。

    408 :

    下手じゃ無い気がする

    409 :

    乙乙っ

    下手じゃないと思うんだが、番外個体の可愛さがでてる

    更新が早くて自分的に嬉しいぜ

    410 :

    >>1の地の文が下手と思わないけど、最初に戻してほしいかも人数が多すぎてそれ程詳しくない人は解らなくなると思うし(詳しくない人は居ないか?

    411 :

    秋茄子ェ……

    412 :


    だけど大事な所であれはないだろ

    413 :

    やらかしましたね……慣れない事はするもんじゃないって事で少し投下します、

    414 = 413 :

    ――― 帰り道 ―――

    上条(んー今日が木曜だから明日が金曜だろ?)

    上条(後1日で休日かぁ……)

    上条(そういや、五和達って観光してるのか? そんな様子が無いんだけど……1回聞いてみるか……してないようだったら土曜にでもして貰うとして……)

    ステファニー「やっほー当麻ー偶然ね」

    上条「……諸悪の根源か」

    ステファニー「な、会った瞬間その感想はお姉さんどうかと思うんだけどーどうしたの病んでる?」

    上条「初春ちゃんと佐天さんに吹き込んだ事忘れてんじゃ無いのか? 中1の少女達になに吹き込んでるんだよ」

    ステファニー「あははー、聞かれたから答えただけだって、それに春上ちゃんも聞いてたわよ」

    上条「3人はそんな事を聞くような子じゃない! つーか春上ちゃんにまでそんな事吹き込んだのかよ!」

    ステファニー「あ、信用して無ーい、いい当麻? 女の子はね、ロマンチックなの、好きな男の子の為ならなんでもするのよ?」

    上条「へぇーじゃあステファニーもそうだったんですか?」

    ステファニー「……わ、私の話しは良いの! それより時間ある? あるよね、あるかーならちょっといいかしら」

    上条「何を焦ってるんでせうか?」

    ステファニー「あ、焦ってなんかいないわよ! それより時間貰えるかしら? 話があるのよ」

    上条「まぁ歩きながらなら」

    ステファニー「そう話しって言ってもお願いなんだけど」

    上条「お願いですか?」

    ステファニー「力貸してくれないかしら」

    上条「力?」

    415 = 413 :

    ステファニー「昨日の話しで、戦隊物風でやるって話し有ったじゃ無い?」

    上条「あぁ、有りましたね」

    ステファニー「で、戦隊物には悪の組織が必要だって事で、私が呼ばれのよーほら元警備員で対能力者も心得てるしさ」

    上条「じゃあ他の警備員でも良かったんじゃないですか?」

    ステファニー「まぁそこは今は置いといてさ」

    上条「き、気になる……」

    ステファニー「いいの、ここは大人の事情と言うか私の悪行を話さないといけないから」

    上条「とにかくその悪の組織役を手伝えと」

    ステファニー「そうそう、その右手の噂は聞いたわ、その力貸してくれれば一矢報えると思うのよね」

    上条「な、何か恨み買いそうな仕事ですね……」

    ステファニー「あぁ、安心して、学園都市製フルフェイスヘルメット被る事考えてるから、顔はバレ無いわよ?」

    上条「……能力でバレそうですけどね」

    ステファニー「……まぁそこら辺は置いとくとしてどうかしら? 手伝って貰えるかしら」

    上条「仇討の為に手伝うってのも……上条さんとしては気が進まないと言いますか」

    ステファニー「いやいや、良く考えてみてって、もし仮にレベル0の私達がレベル4以上の子達に勝てたら、それを見た人はどう思う?」

    上条「そりゃあ」

    ステファニー「愛と勇気を与えられるのよ? あぁレベル0でも力を出来る事はあるんだって、私は借りを返せるし、貴方は愛と勇気を皆に与えられる、ほら一石二鳥じゃ無い?」

    上条「な、成る程……愛は別として勇気位は……」

    ステファニー「手伝って貰えないかしら」

    上条「そう言う事なら……手伝わせて貰います」

    ステファニー「……ホント?」

    上条「って言っても右手で触れることしか出来ないけど」

    ステファニー「まぁ詳しくは今日土御門から送られて来るルール見て考えるからよろしくね」

    上条「分かりました」

    416 = 413 :

    ステファニー「ふぅ、それにしても何か要求されるのかと思ってひやひやしちゃった」

    上条「要求?」

    ステファニー「そうそう、手伝う代わりにぐへへへ俺の部屋に来なさいみたいな」

    上条「どこの悪代官だよ!!」

    ステファニー「まぁそんな事言いだしたら実力行使でうんって言わせるつもりだったけどね」

    上条「紳士で真摯な上条さんはそんな事言いません」

    ステファニー「土御門には色仕掛け薦められたけどね、流石にねー」

    上条「土御門、あいつは何進めてんだよ……ん? 流石に?」

    ステファニー「こんなオバサンの色仕掛けじゃーねー?」

    上条「オバサンって……全然見えないですよ」

    ステファニー「お世辞は要らないわよお世辞は」

    上条「そんな事無いですって、昨日肩貸そうとして腕取った時肌触りましたけどスベスベでしたよ?」

    ステファニー「な―――ッ///」シュ

    上条「っ……ナ、ナイスリバーブロー……事実を言った……だけなのに」

    ステファニー「そ、そう言われて恥ずかしい事を臆面も無く言う癖はどうにかした方が良いわよ///」カァーッ

    上条「す、すみません……」

    ステファニー「はぁ、顔暑い///」パタパタ

    上条「真っ赤ですね」

    ステファニー「誰のせいよ誰の……まぁいいわ、褒められたんだし許してあげる」

    上条「ど、どうも」

    417 = 413 :

    ステファニー「それにしても……若いかぁ……」

    上条「若いですよ」

    ステファニー「♪」ニヤニヤ

    上条「?」

    ステファニー「~~~♪」ニヤニヤ

    上条「何か怒ってた割には嬉しそうですね」

    ステファニー「そうかしら♪」

    上条「誰が見ても嬉しそうって答えると思うんですけど」

    ステファニー「そりゃ、若いって言われて嫌な女性は居ないわよ♪」

    上条「そんなもんですか」

    ステファニー「あ、アイス食べる? 奢るわよ♪」

    上条「この時期の外で食べるアイスは少し遠慮しておきたいです」

    ステファニー「あら、残念♪」

    418 = 413 :

    上条「じゃあそろそろ学校なんで」

    ステファニー「えーここまで来たら学校の前まで」

    上条「人は学習する生き物なんです、もう冷たい目線を向けられるのはこりごりです」

    ステファニー「むー、まぁいいや、じゃあ後でメールか電話するからよろしくー」

    上条「な、なんだかとんでもない事に首を突っ込んでしまった気が……い、いや気のせいだ大した事にはならないだろ……多分」

    419 = 413 :

    ――― とある高校のとある教室

    布束「……」

    鈴科「……」

    布束「……」

    鈴科「……」

    吹寄「な、何なのこの空気……」

    姫神「私に。言われても」

    打ち止め「あわわわわってミサカはミサカは謎の緊張感に心躍らせてみる!」

    小萌「打ち止めちゃんは将来昼ドラが好きになりそうですー」

    姫神「小萌先生。そんな事言ってる暇無いかも」

    青髪「流石のこのボクでも間に入れ無いで……」

    土御門「にゃーにゃーにゃー」

    青髪「身長180もある大男がにゃーにゃー言うて現実逃避しても可愛くもなんともないで」

    土御門「これは召喚の儀式ぜい、これを唱えると生贄が召喚されるにゃー」

    青髪「な!? そんなおまじないが!? ……つーてもそんな不幸な事が起こるなんて1人しか思いつかないやん! それって素敵やん!」

    土御門「はい、フラグ入りましたー」

    ガララララ

    上条「帰った……ぞー……」

    420 = 413 :


    青髪「良く帰って来た、言うなれば修羅場にやってきた堕天使って感じや」

    上条「なんだよ、お帰りの一言も無いのかよ、ぐれちゃうぞ畜生……」

    土御門「まぁどうでもいいから、あの2人を止めて欲しいにゃー」

    吹寄「いいタイミングだ、上条当麻」

    姫神「遅い」

    上条「帰って早々……2人? あぁ鈴科と……誰?」

    青髪「さぁ? 急に教室に入って来て膠着状態や」

    上条「その中に入れとかお前らアホか、なんでそんな激戦地で花火打ち上げるような事しないといけないんだよ」

    土御門「いやいや、話が進まないと作業が始まらないんだぜい」

    上条「なら他の奴が……」

    青髪「他の奴らは犠牲になったのだ犠牲の犠牲にな」

    土御門「止めに入った勇敢な戦士は彼女が触った瞬間気絶すると言う不可解な現象に陥ってるにゃー」

    上条「な!? なら何でそんな所に俺が行かないといけないんだっつーの!」

    421 = 413 :

    土御門「どう考えてもギョロリの能力だからカミやんの手なら何とかなるにゃー」

    上条「ギョロリ?」

    土御門「ギョロ目のゴシックロリータ、略してギョロリ」

    青髪「あぁ……」

    土御門「ふっふーん」

    上条「土御門、お前のドヤ顔腹立つ」

    青髪「とにかく、カミやんしか居ないんや!」

    上条「はぁ……行けばいいんだろ行けば」

    422 = 413 :

    上条「おーい、鈴科さーん、その子知り合ーい?」

    スパーン!

    吹寄「空気考えなさいこのバカ!」

    土御門「今のは無いぜい、今のは……」

    青髪「流石になー」

    上条「な!? 俺の“女友達風!”な切り出しで空気を一転させてフローラルなミントの香りにしようとしたのに!? この作戦が分からないお前らが馬鹿だ!」

    打ち止め「流石に今のはないかも……ってミサカはミサカは溜息ついてみたり」

    上条「うっ……」

    姫神「当り前」

    上条「わ、分かった分かった、今度は真面目に」

    上条「あのー」

    布束「……」ギョロ

    上条「どちら様ですか?」

    鈴科「布束砥信、一応知り合いだァ」

    布束「肩に糸くずついてるわ」

    ポン

    上条「あぁどうも」

    423 = 413 :

    布束「……あなた、レベルは?」

    上条「俺か? インド人が考えた数字だけど」

    布束「I see……ご迷惑をかけ失礼しました、作業を続けて下さい、それとそこの彼、ちょっとついて来て下さい」

    ガラララ

    青髪「何やったん? 彼女」

    土御門「きっと鈴科の恋敵ぜい」

    青髪「あぁ……そゆこと……」

    鈴科「お、お前はアイツと知り合いだったのかァ?」

    上条「は? 何で俺が出て来るんだよ、それに会ったの今日が初めてだし」

    『はぁ……』

    上条「そこの女性陣、どうして溜息を吐かれないといけないんでせうか?」

    青髪「まぁ名指しで呼ばれた訳だし、カミやん言って来い」

    土御門「そうだにゃー、さっさと行って来い」

    上条「わかったよ……はぁ不幸だ……」

    424 = 413 :

    上条「……」

    布束「……」ジーッ

    上条「……」キョロキョロ

    布束「……」ジーッ

    上条(あぁ、何か嫌な予感がプンプンしますよ……)

    上条「あぁ、そう言えば今日は特売だったな、何が特売かは忘れたけど特売だったな、卵が特売だったらいいなぁ、最近五和達にまかせっきりだったからなぁ」

    クルリ

    布束「maybe,普通は声掛けるんじゃないの?」

    上条「どうも、初めまして、いいお天気ですね、それではこれで」

    布束「」シュ

    バシッ

    上条「右のロー頂きました! てかなんでさっき会ったばっかりの人にローかまされないといけないんだよ!!」

    布束「さっき会った人にその対応はおかしいんじゃないの? 上条当麻」

    上条「あぁ、俺のプライバシーはここにも無いのね……初めて会いますよね? 何で名前知ってるんだよ!」

    布束「少し時間いいかな?」

    上条「む、無視ですか……まぁ、別に大丈夫ですけど」

    布束「if so,屋上とかどうかしら」

    425 = 413 :

    ――― とある高校の屋上風景

    上条「で? 話って?」

    布束「……」

    上条(な、何か急に空気が重くなりましたよ!?)

    布束「……私は絶対能力進化計画に係わってた」

    上条「絶対能力進化計画……一方通行と御坂妹達のか……!?」

    布束「そこで、妹達……あなたは御坂妹と呼んでるようだけど、彼女達に出会った」

    上条「……」

    布束「ありがとう」

    上条「ちょ!? へ? え? 急に何ですか!? てか頭上げて下さいよ!」

    布束「……」

    上条「なんか女の子に頭下げさせてるみたいになってますから! いや、ちょ!? 違うんですよ!? 違いますからね!?」

    布束「貴方でしょ? レベル5を倒したレベル0は」

    上条「まぁ、そうですけど……」

    布束「彼女達を救ってくれてありがとう、一方通行を止めてくれてありがとう」

    上条「いやいや頭上げて下さいよ」

    布束「……」

    上条「別に誰かに感謝されたくてした訳じゃ無いし、恩を売ったつもりも無い、ただ俺はただ自分がやりたい事をやったまで、だから、さ」

    布束「……」

    上条「だから、顔を上げろって」

    布束「……」

    上条「な?」

    426 = 413 :

    布束「……」ゴシゴシ

    上条「……泣いてるのか?」

    布束「……上げろって誰に向かって言ってるの」スパコーン

    上条「……」

    布束「年上に向かって命令口調とは可笑しいのでは?」

    上条「……すみません」

    布束「分かればいいのよ」

    上条「り、理不尽だ……」





    上条「そういや……どうしてここに来たんですか?」

    布束「うちで一番有名で不登校な能力者がこっちに来てるって噂を聞いたから」

    上条「あぁ……性格わるいな」

    布束「自覚はしてるわ」

    427 = 413 :

    と、言う事で今回もgdgdな平穏運転ですね、と言うより出て来てないキャラを出さないと思った結果ですね、はい
    そろそろ、何かイベントが欲しいなぁと、思いつつ書いております
    次回はやっと病院へ行けますね、おめでとうパーティとか有るんでしょうか?
    そんなこんなですがこのgdgdSSを読んで下さりありがとうございました
    それではいつか

    428 :

    今度から最初はあげて欲しいな…

    乙!!

    429 :

    おつ
    つっちーも青ピも何も分かっちゃいない
    ギョロ目でゴスロリで長点上機で礼儀知らずには問答無用のローリングソバットで義理人情を兼ね備えた完璧なお嬢様だというのに

    430 :

    乙っしたぁ!

    431 :

    乙乙

    433 :


    何で(クリスマスイブ)なんだぁ?

    434 :

    1なら今日も来てくれるはず

    435 :

    名前と曜日がwwwwwwwww
    あと>>430は何で普通なんだwwww

    436 :

    >>435
    魔法使いじゃね?

    438 :

    あらすじ

    上条当麻は土御門から斡旋されたバイトとしてお電話悩み相談室をやる事になったのだ!!

    アシスタント:神裂火織

    Prrrr,Prrrr

    上条「はい? もしもし、こちら上条お電話相談サービスですが」

    アンジェレネ「わ、わわわ私です、アンジェレネです」

    上条「おー、アンジェレネか久しぶりだなー相談事か?」

    アンジェレネ「か、上条さん!」

    上条「ん?」

    アンジェレネ「い、いきなりですが相談があるんですが良いですか!?」

    上条「別に構わないぞ? つーか、そう言う仕事だし……まぁ俺が力になれるかどうか分からないけどな」

    アンジェレネ「……ま、前インデックスさんに私の魔術を『詠唱も長くて暗号化もおざなりだし』って駄目だし食らったんですけれどどうすればいいですか!?」

    上条「ま、魔術の詠唱の相談は俺にするのは少しお門違いというか餅は餅屋って事で他の人に聞いていただきたいんですが……」

    アンジェレネ「そ、そうでした! すみません緊張してしまっへ……い、痛い……」

    上条「思いっきり噛んだな……大丈夫か?」

    アンジェレネ「ひゃひゃい……じゃ、じゃあ、魔術の威力を上げるにはどうしたらいいでしょうか! 硬貨袋を当てても相手によっては全然ダメージが無くて……」

    上条「……私、上条当麻は僭越ながら前から少しその袋について意見があったのですがよろしいでしょうか」

    アンジェレネ「ど、どうぞ!」

    上条「それ、中身硬貨じゃ無くてもいいんじゃね?」

    アンジェレネ「……で、私の魔術は硬貨袋を媒体に……」

    上条「アンジェレネさん」

    アンジェレネ「は、はい!」

    439 = 438 :

    上条「恣意的なんですよ言葉とは、例えば、4本足のワンと吠える動物を犬と俺らは呼んでいるけれども、別に犬じゃ無くてもいいんだよ、猫でもいいんだよ! でも昔の偉い人が犬って名付けたから犬って呼んでるだけであって! だからさ! 硬貨を入れていた袋を便宜上硬貨袋と言うのであって! 硬貨が入って無くてもそれは硬貨袋なんだよ! つまり! その袋に別の物を入れれば良いんではないでしょうか!」

    アンジェレネ「!?」

    上条「お薦めは学園都市製麻酔薬、肌に一滴たらせば恐るべし浸透力で意識を持って行きます……ってのがあったはずなんだが」

    アンジェレネ「そ、それ箱で買います!」

    上条「他にも学園都市には色々な薬が……学園都市の技術と魔術が交差する時、アンジェレネは最強の魔術師に早変わり!?」

    アンジェレネ「あ、ありがとうございました! 相談出来て良かったです!」

    上条「あぁ、じゃあな」

    Pi

    上条「ふぅ……俺はカリスママネージャーとしてやっていけるんじゃないか? 途中何言ってるか分からなくなったけど」

    スパコーン

    神裂「何危ない物アンジェレネに薦めてるんですか!!」

    上条「ごめんなさい……」

    神裂「全く……」

    440 = 438 :

    Prrrr,Prrrrr

    上条「お、次の電話だな」

    上条「もしもし、こちらお電話相談所」

    レッサ―「やっほー当麻ー」

    上条「その声はレッサ―か、久しぶりだな、お前もなんか悩み事があるのか?」

    レッサ―「んー悩み事と言うより、クリスマスも明日なのに1人身で寂しくバイトやってるって聞いたから茶化しに電話したんだけど」

    上条「そのまま受話器を置きやがれこの野郎! い、いいもんいいもん、神裂と一緒だもん、なー神裂」

    神裂「そ、そうですね/// あ、晩御飯は和風が良いですか? 洋風がいいですか?///」

    上条「神裂が作るなら何でもいいぞ」

    神裂「わ、分かりました///」

    上条「なんて心強いんだ……って事だレッサ―、用が無いならさようなら」

    レッサ―「う、嘘嘘! そ、相談があるの!」

    上条「はぁ……で? その相談ってのは?」

    441 = 438 :

    レッサ―「私好きな人がいるんですけど」

    上条「Oh……ほうほう、悩める乙女と言う奴ですか……明日はイブだからか……」

    レッサ―「その人は鈍感で、私がアタックしても振り向いてくれいんです」

    上条「ほうほう……レッサ―に言い寄られて振り向かないってのは余程の馬鹿だな」

    レッサー「……馬鹿」ボソボソ

    上条「何か言ったか?」

    レッサ―「ううん言って無いよーで、その人はモテモテで周りの女の子全員から好かれてるの」

    上条「はぁ……罪作りな男だなぁ……羨まし……けしからん、けしからん、会ったら殴ってやりたいな」

    レッサ―「火織、頼んだ」

    神裂「お任せ下さい」シュ

    上条「か、神裂さん!? その握り拳はなんですか!? わ、分かりました真面目に相談に乗りますから! その手を下して下さい!?」

    神裂「……はぁ」

    上条「ゴホン……で? 相談って?」

    レッサ―「どうすればいいでしょうか」

    上条「んーそうだな―……脳内恋愛6段の上条さんの意見としましては、無責任かも知れないけれども一回想いを伝えてみれば良いんじゃないか?」

    レッサ―「……」

    上条「普通そんな状況だったら気付くだろ、つーか気付けって話だしな、気付かないんだったら気付かせるしかないだろ」

    レッサ―「で、でもそれで気まずくなったら……」

    上条「そのレッサ―の好きな奴ってのは、そんな事で距離を取る奴だったって事だ、まぁ俺からしてみれば好きって言われて嬉しく無い男なんて居ないからな」

    レッサ―「その言葉……責任取って下さいよ」

    442 = 438 :

    上条「う……ま、任せなさい! 上条さんは責任逃れなんてしません事よ!」

    レッサ―「じゃあ、さ、当麻」

    上条「ん?」

    レッサー「……やっぱ何でも無い、直接言う事にするよ」

    上条「何の事だか分からんけど……頑張れ、上条当麻は応援してるぞ」

    レッサ―「うん! じゃあね、当麻ー」

    Pi

    上条「むー……レッサ―に好きな人か……神裂さん、今晩は赤飯でも炊いてあげましょうか」

    神裂「ちょっと気が早すぎる気がするというか、それ貴方次第というか……本人居ないのに炊いてどうするんですか」

    上条「そう言えばそうだな」

    443 = 438 :

    Prrrr,Prrrr

    上条「はい、こちらお電話悩み相談室やってますスペシャルでございます」

    ローラ「もしもし、音聞きはどうなりけるか?」

    上条「……神裂パス」

    神裂「拒否します」

    上条「も、もしもし、その一旦聞けば忘れられない日本語を扱うお方はローラさんしか思いつかないと言う結論に至りましたが」

    ローラ「そうなりけるよ、上条当麻、お久しぶりなりね」

    上条「コロスケなり……って事でどうしましたか?」

    ローラ「最近、部下の私に対する扱いが酷過ぎるような気がするけりよ」

    上条「はい、神裂、何か言う事は?」

    神裂「う……それは貴方が悪いと言うかトップとしての行いとしては正しいかもしれないけれでも私達としては納得いかない行動が多い気がするんですけれども」

    上条「本音が聞けた所でローラさん、感想は?」

    ローラ「わ、私だってやりたくてやっている訳でも無きにしもあらずよ!」

    神裂「う、嘘です! 楽しんでやってますでしょう! 貴方は!」

    ローラ「き、気のせいなりけるよ!」

    上条「と、言う事で上司と部下との確執が明らかになったんだけど、上条さんとしては一度本音で話してみると良いかもしれませんね……まぁ今も本音で話してるだろうけど」

    ローラ「ど、どうすればいいといいなりけるか!」

    上条「そうだなー、全部ローラさん持ちの旅行とかを企画するとか」

    ローラ「!?」

    上条「皆でワイワイガヤガヤして親交を深めるのが良いのかもしれないな、ほら、明日はイブだろ? クリスマスパーリーとかお薦めだな」

    ローラ「な、成る程……分かったなりけるよ!」

    ガチャ

    444 = 438 :

    上条「ふぅ……疲れた……」

    神裂「……」

    上条「どうした?」

    神裂「い、いえ、最大教主がそんな事を悩んでいたなんて……と思いまして」

    上条「まぁきっとトップにはトップの悩みがあるんだろうさ」

    神裂「そう……かも知れませんね」

    上条「って……もう24日か……」

    神裂「ほ、ホントですね……イギリスの時間に合せましたし、仕方ないと言えば仕方ないんですけれど」

    上条「神裂」

    神裂「はい?」

    上条「メリークリスマス」

    神裂「はい、メリークリスマス」

    445 = 438 :

    えーと言う事でクリスマスですね、皆さんいかがお過ごしでしょうか
    一応、上条さんもクリスマスを迎えました……と言うか、クリスマスのイベントフラグをこうして建てる予定だったので先取りと言う形になりました
    えぇ、クリスマスイベントはちゃんとssが追いついたら書いて行きたいと思います……そこまで続けばいいな
    正直な話アンジェレネネタをやりたかっただけってのは内緒の方向で
    そう言う訳ですが番外編:聖夜の前日~嵐の予感~を読んで下さりありがとうございました
    それでは、それでは

    447 :

    おっつ

    448 :

    乙です
    相談者は何か賞品貰ったんだろうか

    449 :

    乙乙

    450 :

    乙乙乙!!!!
    さあ早くストーリーの続きを!!
    急かすのは良くないけども……


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