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    元スレ上条「はぁ…」 2

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    701 :

    生きたい

    702 :

    >>701
    泣いた

    704 :

    希代

    705 :

    北乃きい

    706 :

    ――― 7:50

    土御門「臨死体験をこんな所で経験するとはにゃー」

    青髪「ニアミスでニアデス」キリッ

    上条「ドヤ顔でとんでもない事言ったな今」

    海原「じゃあ僕は帰りますね」

    上条「スル―かよ」

    青髪「そうか、みっつーはうちの高校や無いもんねー」

    海原「それでは」

    上条「あぁ、じゃあな」

    カツカツカツ

    上条「あの七色ドリンクを飲む必要があったのかと小一時間問い詰めたいんですけど」

    青髪「でも確かに体は軽くなったで? 今なら空でも飛べる気がするモン」

    上条「それ明らかにマズイ薬だろッ!」

    土御門「まーその内脳内麻薬も操れるようになれるぜい」

    青髪「耳引っ張るだけの簡単なお仕事やね」

    707 = 580 :

    上条「このネタ分かる奴いんのかよ……」

    土御門「俺達が分かれば良いんだぜい」

    青髪「5点着地の件もそうだったやん?」

    上条「はぁ……まぁいいや、消力でも出来れば」

    土御門「……カミやん、意外と夢見がちなお年頃?」

    青髪「現実との境目の区別もつかなくなったん?」

    上条「な、なんだよその反応! 脳内麻薬よりは現実味あるだろ!」

    土御門「にゃー、ならその内音速を超えた正拳突きでもかますかにゃー」

    青髪「実際ああいう漫画のネタって出来るん?」

    上条「とある偉い人は言いました、でたらめなことを書けない漫画なんてあるでしょうかと」

    土御門「でたらめをリアルに描くからこそ面白い部分もあるしにゃー」

    青髪「そうそう、視神経の一部が首にあるとかやねー読んでる時は疑問に思わなかったし」

    土御門「そうそう青ピ、今日遊びにいかへん?」

    青髪「良いでー久しぶりにバルジャーノンでもやらへん?」

    上条「テメェら……俺が放課後遊べないって知っての振るまいか」

    土御門「そうだけど? 何か問題あるかにゃー?」

    上条「くそぉ……」

    青髪「まーまー終わったらメールでもくれたらいいやん」

    上条「はぁ……」

    土御門「これも単位の為だと割り切るんだにゃー」

    青髪「そうそう、留年よりマシやって」

    上条「そりゃそうだけど……」

    708 = 580 :

    姫神「何の。話し?」

    上条「ん? あぁ姫神か、まぁ話すと長くなるんだけど……」

          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・


    姫神「成る程。つまり今日も居残りな訳?」

    上条「そうなんだよ、準備終わった後からな」

    姫神(つまり。これはチャンス)

    上条「ん? ってこれ鈴科には内緒にしといた方が良いよな」

    青髪「そうやねー、良く考えたら知られたら色々とマズイんちゃう?」

    土御門「と言う訳だから、内緒でたのむぜい」

    姫神「分かった。内緒の関係ね」

    土御門「エロい……」

    青髪「エロい」

    上条「もう少し言葉を選ぼう、その言葉のチョイスには賛同しかねるから」

    709 = 580 :

    姫神「秘密の関係」

    打ち止め「ねぇねぇ! 秘密の関係って何! ってミサカはミサカは初めて聞く言葉に興味を示してみたり!」

    上条「き、聞いてたのか!?」

    打ち止め「うん! 内緒の関係と秘密の関係意味が同じに聞こえるんだけどどう違うの? ってミサカはミサカは疑問を提示してみたり!」

    ざわ……ざわ……

    吹寄「上条当麻! 貴様って奴は! ……はっ!? もしかして秋沙脅されてるの!?」

    姫神「うん、買い食いしてる所を見られた」

    上条「えぇぇぇ!? いやいや、誤解ですから!? てかそんな事で脅す訳ないでしょ!?」

    土御門「カミやん見損なったぜい……小学生の時のルールを持ち出すなんて……」

    吹寄「良いのよ秋沙、買い食いしても」

    姫神「それは。良かった」

    青髪「畜生道に堕ちたカミやんを滅する時が来たで!!」

    「「「「「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」」」」」」」

    上条「土御門覚えてろぉぉぉぉぉぉ!」

    710 = 580 :

    上条「不幸だ……」ボロッ

    鈴科「今回はァお前達が悪い」

    土御門「俺はただ事実を言っただけだぜい」

    青髪「そうそう、真実を脚色無く伝えるのが友達としての役割だと思うんよ」

    打ち止め「何かミサカの所為でゴメンねってミサカはミサカは謝罪してみる」

    上条「いや、打ち止めは悪く無いんだ、この汚い奴らが悪いんだよ」ナデナデ

    打ち止め「えへへー」

    青髪「ロリコン」

    土御門「ロリコン」

    上条「頼む、お前らそろそろ殴らせろ」

    711 = 580 :

    吹寄「はぁ……貴様等はそろそろ手を動かしたらどう?」

    打ち止め「はーいってミサカは吹寄お姉さんの手伝いをする! ってミサカはミサカは立候補してみる」

    吹寄「お、お姉さん……」

    打ち止め「ん? 駄目かな? ってミサカはミサカは訪ねてみる」

    吹寄「うんん、良いのよ! お姉さんで良いのよ!」

    上条「嬉しそうだな」

    青髪「きっと一人っ子で妹が欲しいとか思ってる設定なんちゃう?」

    土御門「なら、俺の事も元にいって呼んでみるぜい」

    青髪「元にい」

    土御門「お前じゃ無い」

    上条「即答だったな」

    712 = 580 :

    打ち止め「あなたはお兄さんって言うよりおじさんって感じかもってミサカはミサカは心中激白!」

    土御門「」

    吹寄「ぷ……」

    鈴科「くっ……」

    青髪「その金髪が悪いでー多分、それに比べてボクの青髪はどうや? 若さあふるる青! 若者にしか出来へん青やでー、ほら言うてみ? 青にいって」

    打ち止め「青髪のお兄さんはちょっと遠慮したいかも、もうちょっと常識がある色が良いかもってミサカはミサカは本音を吐露してみる」

    青髪「」

    土御門「ざまぁ無いぜい」

    上条「白は常識があるのかよ」

    土御門「ただ理由を取って付けただけで実際は生理的に無理とかそんな理由だにゃー」

    青髪「君ら好き放題言い過ぎちゃう?」

    上条「お前も充分言ってるだろ」

    吹寄「」ジロッ

    上条「な、なんで無言で俺を目で牽制するんでせうか!?」

    吹寄「貴様もさっきの2人みたいに言いだすのかと思ってな」

    上条「上条さんは常識人ですから非常識なお願いはしないのです事よ」

    土御門「女を5人も家に泊める非常識をやってる奴が言う事かにゃー」

    上条「」

    土御門「あ」

    713 = 580 :

    ざわ……ざわ……

    「ほぉー」

    「へぇー」

    「ふぅーん」

    上条「な、なんですかこのデジャヴ感!?」

    青髪「なんなん!? つっちーの部屋の隣にはそんなパラダイスが存在してたん!?」

    土御門「パツキンきょぬーから大和撫子にロリ同級生なんでもござれだにゃー」

    上条「土御門お前!?」

    鈴科「あァーそう言えば番外個体元気かァ?」ムスッ

    上条「す、鈴科さんまで……じょ、冗談がお上手ですこと、おほほほほ」

    吹寄「貴様、それは本当か」

    上条「なななな訳無いに決まってるに決まってるじゃないですか!」

    吹寄「」ジト

    上条「そ、そんな事より作業しようぜ! あ、足りない物あるか! 俺買って来るけど!」

    土御門「足りない物……それはにゃー」

    「「「「「「「お前の命じゃボケエエエエエエエエ!」」」」」」」

    714 = 580 :

    ―――

    上条「」ボロボロ

    鈴科「今回はァお前が悪い」

    土御門「このやり取りもデジャヴだにゃー」

    上条(まぁこの不安事項も今日でオサラバなんだよな)

    吹寄「はい、これ」ピラ

    上条「なんですかこれ」

    吹寄「買い出し行くんでしょ? 皆にいる物聞いておいたから……行ってらっしゃい」

    上条「も、もしかして1人で?」

    吹寄「さぁ? 一緒に行ってくれる人を探すのも良いかもよ? 私は無理だけど」

    上条「……」チラッ

    土御門「カミやんが見つめて来るけど俺はそんな趣味無いにゃー」

    上条「……不幸だ」

    715 = 580 :

    ――― HR

    小萌「はい、転校生を紹介するのですー、そしてヤロー共喜びやがれ、今回も女の子の転校生です!」

    「「「「「「「「「「ウォオォォォォオォォォォオ」」」」」」」」」

    上条「転校生がやって来る頻度多すぎやしませんかね?」

    土御門「きっと恋愛電子核的な者がいるんだぜい」

    上条「ふーん、誰だろうな」

    ガタンッ!

    ガタンッ!

    ガタンッ!

    ガタッ!

    上条「先生四方から机に蹴りが飛んでくるんですけど」

    小萌「きっと上条ちゃんが悪いのですー」

    土御門「流石小萌せんせー、全て分かってるにゃー」

    上条「分かるように説明して下さいよ!」

    小萌「その件については日が暮れても無理そうだから却下ですー、それでは転校生さん、入って来て下さい」

    ガララララ

    716 = 580 :

    上条「風斬!?」

    青髪「なんなんなんなん! またカミやんの知り合いなん!?」

    土御門「にゃーカミやんを転校させない限りこのクラスの男子達は幸せになれないにゃー」

    「合法的に転校させる方法は無い物か……」

    「後で話し合うか、場所はコードOで」

    「了解、繰り返す、合流場所はコードOだ」

    上条「何か不穏な空気が流れてるんですけど!?」

    小萌「そこは少しお口を閉じるのです、はい、それでは自己紹介をお願いするのです」

    風斬「え……え、えっと風斬氷華です、よろしくお願いします」ペコ

    タプン♪

    「「「「「「「「「「「「Fooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!」」」」」」」」」」」」」」

    上条「一気にアメリカンになったな」

    土御門「まぁサイズもアメリカンだぜい」

    青髪「アメリカンでもあのサイズはいないと思うんやけど……アメリカ行った事無いけど」

    上条「まぁ気持ちは分からない事も無い」

    717 = 580 :

    ――― HR終了

    上条「てかさ、何でこんな買う物あんだよ、俺前買いに行ってから2日ぐらいしか経って無いだろ」ピラピラ

    吹寄「仕方ないじゃない、足りないんだもの」

    上条「さいですか……それにしてもこの量は1人じゃキツイだろ、行きたくねぇー」

    姫神「じゃあ。私が行く」

    上条「!?」

    鈴科「なァ!? な、なら私がァ!」

    子3「じゃ、じゃあ私が」

    子5「な、なら私が」

    上条(こ、この空気はっ!?)

    子4「な、なら俺が」

    子2「いやいや私が」

    小萌「ここは先生が行くのです」

    青髪「小萌先生に任せるなんて鬼畜のする事! ボクが行くで!」

    上条「……なら俺が行くぞ」

    「「「「「どうぞどうぞ」」」」」

    鈴科「!?」

    土御門「鈴科、お前マジで立候補してたにゃー」ニヤニヤ

    鈴科「!? い、いやァ? この流れに沿ってただけだしィ?」

    土御門「」ニヤニヤ

    上条「こんな事だろうと思ったよ! てか小萌先生もさり気なく何参加してるんですか!?」

    718 = 580 :

    小萌「学生時代を思い出してましたですー」

    青髪「それはそうと実際どうなん? その居候説は」

    上条「んな訳無いよなー土御門?」チラッ

    土御門(貸し一だぜい)ボソッ

    土御門「まぁーそんな事有り得る筈ないにゃー」

    上条「そうだよ、有り得る筈ねぇーよ」

    鈴科「けどさァ……」チラッ

    上条(わ、分かったから)

    鈴科「まァ有り得る訳無いよなァー」

    青髪「そりゃそうやね、バレたら一発で寮から追い出されそうなもんやし」

    上条「……は、はははマジですか? 小萌先生」

    小萌「マジもマジ、でガチですよー」

    上条「」ダラダラ

    小萌「まぁもし、何かやらかして追い出されたら上条ちゃんはせんせーの所で預かりますので気にしないで良いんですよー?」

    719 = 580 :

    青髪「許すまじ、カミやん」

    上条「そこの青髪ピアスはさっさとその握り拳を解きやがれ」

    小萌「それはそうとですね、風斬さんは今身体測定に行ってるので帰ってきたら仲良くしてあげて下さいねー」

    青髪「こう言う時って保険医が羨ましく思えるんよ」

    土御門「同感だにゃー」

    青髪「まぁボクの一言で一気にクラスに馴染ませてやりますでー」

    上条「悪い予感しかしないんですけど」

    吹寄「貴様、何をするつもりだ」

    青髪「まぁまぁ見てればいいでー」

    720 = 580 :

    ガララララ

    風斬「え、えっと……」

    青髪「バストサイズ何だったん!?」

    上条「」

    吹寄「」

    鈴科「あァーあ」

    土御門「予想の斜め上を突っ走りやがったぜい」

    小萌「あ、あわわわわ」

    上条「予想外の出来ごとに先生がバグってるぞ」

    姫神「こんな事を。予想出来る人は。居ないと思う」

    打ち止め「そんな事言ってないで早く止めないと! ってミサカはミサカは危機感をあらわにして見る!」

    上条「そ、そうだ!」

    風斬「え……」アタフタ

    青髪「ボク的にはDかなーと思うてるんやけど……」

    子1「誰かアイツを止めろ!」

    721 = 580 :

    吹寄「対デルタフォース用フォーメーション展開!」

    子3「サー!」

    青髪「んな!? 何するん!?」

    吹寄「独房に入れておけ!」

    青髪「いやあああああ!」

    子2「大丈夫?」

    風斬「あ、ありがとうございます……」

    子4「風斬さんだったよね、裁縫出来る?」

    風斬「え、えっと少しなら……」

    子4「なら手伝ってくれる?」

    風斬「わ、私で良ければ」

    子4「それじゃあこっち」

    722 = 580 :

    姫神「早速馴染めた様で。良かった」

    上条「これを見越してのさっきの発言か……」

    鈴科「青髪は犠牲になったのだァ……」

    上条「で、青髪はどこに連れてかれたんだ?」

    吹寄「さぁ?」

    上条「吹寄さん!?」

    吹寄「ま、まぁ良いじゃない」

    土御門「なぁカミやん」

    上条「ん?」

    土御門「サイズ……どう思うぜい」

    上条「……E]

    土御門「慧眼だぜい」

    上条「伊達に巨乳見て来てねぇべ」

    吹寄「貴様等も下らない話して無いで働きなさい!」スパーン

    723 = 580 :

    えーと言う事で今回の投下はこの位で……

    どんだけサボってたんだと言う突っ込みは無しでお願いします。
    さて、さて、つかぬ事をお聞きしますが皆さんは簡単に強くなる事に対して違和感を持ちますでしょうか?

    それでは

    724 :

    待ってましたぜ

    あなた様の好きなようにかいちゃってくらさい

    ・・・・・次回はいつ頃に?

    725 :

    >>1乙!
    待ってました!

    次回も気長に待ってるので
    気楽に書いてくださいね

    簡単に強くなることについては
    自分はそこまで違和感ないですよ

    >>1の好きに書いていいと思います

    726 :

    乙です
    待ってて良かった

    SSは書き手の自由で良いと思うんだ

    727 :

    >>1の好きなように



    いやお願いしますよ

    728 :

    精神論?
    来てくれてよかった

    729 :

    やっと追い付けたぜ

    鬼が泣こうが握撃を繰り出そうが環境利用闘法だろうが
    全く問題ないッッッッッッッッ!!

    730 :

    来てたんだ。久々にこの空気に触れられて良かった

    732 :

    なァに俺のマネしてンだ三下ァ!

    733 :

    続きはまだかな?かな?

    734 = 733 :

    続きはまだかな?かな?

    735 :

    まァだァァァァァァァァァァァァァ

    736 :

    まだぁぁぁ

    737 :

    むぅ

    738 :

    20日位経ったか?

    739 :

    上条「最近吹寄の突っ込みが激し過ぎる気がするなう」

    土御門「そんな呟きはスルーするとしてにゃー、さっさとカミやんは買いに行って来るぜい」

    上条「だからさ! 最近買い物しかして無いじゃねぇーかよ! もう買い物は飽きたよ! 皆飽きてるよ!」

    土御門「だからってカミやんが作業手伝った所で謎の不幸体質によって作業がパーにならないとも限らないぜい?」

    上条「う……」

    吹寄「今回のは近くのコンビニでも買える物ばかりだし気にしないで良いわよ」

    上条「なんだ、それをさっさと言ってくれれば良いのに」

    姫神「ところが。そこで事件を起こすのが。貴方」

    上条「んな訳無い無い、……無いよな?」

    鈴科「さァ?」

    上条「そこは得意の暗算でどうにかしてくれよ、得意だろ?」

    鈴科「そンな他人の運命占える程万能でも無いってェ」

    上条「こう不幸をベクトルをコサイン180ぐらい変換してさ?」

    鈴科「そンな事しなくても一回死ねば大丈夫だと思うけどなァ」

    740 = 580 :

    上条「……なんか……心なしか冷たく無い?」

    土御門「鈴科は最初からそんなもんだにゃー、てか今は温度差で風邪引く位温度差あるにゃー」

    上条「あー……」

    鈴科「あーってなンだよォ!」

    上条「まぁコンビニ位なら行ってくるわ」

    吹寄「貴様、領収書忘れるなよ」

    上条「分かってます分かってます」

    741 = 580 :

    ―――― 学校近くのコンビニ

    『いらっしゃいませー』

    上条「えー買う物はのり両面テープカッターチャンピオン……チャンピオン明らかに関係ないだろこれ!」

    上条「……つーかこの位なら誰かが登校中に寄ればよかったんじゃないのか?」

    チラッ

    上条「お、タッチじゃん……時間あるし読んでも良いよな?」

          ・
          ・
          ・
          ・
          ・

    上条「んーやっぱタッチおもしれーなー、やっぱかっちゃん死ぬ所はすげぇな、まさか弟殺すなんて思わねえし」

    上条「そう言う意味でタッチだったんだなーうんうん」

    上条「じゃあ次はっと……お、バキだ」

    パラパラ

    上条「勇次郎と独歩か……」

          ・
          ・
          ・
          ・
          ・

    742 = 580 :


    上条「やっぱかっけぇな、勇次郎に向けて指を振る独歩がカッコよすぎる」

    上条「てか実際に散眼やったらキモがられるよな……でも散眼で防ぐ所は良いよな」

    上条「……いつになったら連載の方は話進むんだよ、コラ画像だけが増えてく一方だぞ……」

    トントン

    上条「ん?」


    プニ

    雲川「やぁ、こんな時間にコンビニとは……学校はどうしたのか聞きたいのだけど?」

    上条「雲川先輩、おつかいですよおつかい、学園祭に必要な物の」

    雲川「それにしては……立ち読みしてるようにしか見えないんだけど?」

    上条「う……そ、それより! 雲川先輩はどうしてここに居るんですか! もう2限始まりますよ?」

    雲川「”あの時間”に君のメールを見た私は、”あの時間に”君の為に過去問を探し出してたら寝過ごしてしまったんだけど?」

    上条「……」

    雲川「それで寝過ごしてしまってね、朝ご飯の調達の為と、過去問をコピーするためにここに寄ったんだけど……さて、上条君、何か言ったように聞こえたんだけど、もう一度言ってくれるかな?」

    上条「すみませんでした!!」

    雲川「まぁそんなに気にしてないけど」

    上条「少しは気にしてるんですね……」

    雲川「くくく、まぁそれより、何を読んでるのか気になるんだけど……まさかピンクな本じゃないだろうね?」

    上条「な訳ないでしょ!」

    743 = 580 :

    雲川「くく、冗談だけど、それよりおつかいとやらは良いんだけど?」

    上条「えぇのりとかですし、直ぐ買えますよ」

    雲川「ん? のりなら売り切れてたけど?」

    上条「……え?」

    雲川「だから売り切れてたけど、多分他のクラスもここに買いに来たんだと思うけど」

    上条「……」

    雲川「……ふふ」

    上条「……不幸だ」

    雲川「くくく、やっぱ君は面白いけどね」

    744 = 580 :

    吹寄「……で? 買って来た物は?」

    上条「……これをお納め下さい」

    鈴科「チャンピオン……」

    吹寄「……貴様ぁ」

    上条「いやいや! これには深い深い訳があることのですよ!」

    吹寄「へぇ、一時間近くかかって近くのコンビニで買ってきた物がチャンピオンだけの理由ねぇ」

    上条「う……」

    土御門「アマゾンに頼んだ方が早いぜい」

    上条「ぐ……」

    吹寄「で、良い訳は?」

    上条「ほ、他のクラスもあのコンビニで買ってたみたいで……」

    土御門「一時間もあったら他のコンビニにも行けたにゃー」

    745 = 580 :

    上条「う……」

    吹寄「コンビニで何してたのよ」

    上条「怒らない?」

    吹寄「……怒らないから正直に言いなさい」

    上条「……立ち読み」

    吹寄「貴様ぁ!」

    上条「怒らないって言ったのに!?」

    土御門「なんだか知らないけど和むぜい」

    姫神「家族。みたい」

    鈴科「納得」





    上条「ごめんなさい」

    吹寄「全く……」

    姫神「それで。どうするの?」

    上条「いや、そこは俺が行くけどさ……それより」

    ピラ

    吹寄「なに?」

    上条「チャンピオンの領収書なんだけど……」

    吹寄「そんなの降りる訳ないでしょ……」

    上条「……不幸だ」

    746 = 580 :

    ―――
    ――


    上条「結局買いに行かなくても某通販が即日で届けてくれるとか……」

    土御門「つまり?」

    上条「ニートなう」

    土御門「駄目人間だぜい」

    上条「否定する語彙力が無いのが悲しい」

    土御門「本当の事だから、の間違えだにゃー」

    上条「……吹寄ーー」

    吹寄「なに?」

    上条「何か仕事無いかー?」

    吹寄「そうねー……だいたい能力持ちの皆が頑張ってくれてるし……」チラ

    747 = 580 :

    子1「鈴科ちゃーん、これもおねがーい」

    鈴科「あァ」

    スコーン! スコーン! スコーン!

    上条「……制服を着た女生徒が指先一つで釘を打ちつける姿を見たことがあるだろうか?」

    土御門「普通の生活じゃお目にかかれないにゃー」

    吹寄「ほらね?」

    上条「ほらね? って……お? また1人悩める子羊が鈴科の元に」

    子2「鈴科たーん、この板星型にカットして欲しいんだけど」

    鈴科「はァーい」

    吹寄「……色々な悩みがあるのね」

    土御門「それを受け付ける鈴科の心は深いにゃー」

    上条「はーい、の一言と共に取りだしたのは……糸? 糸を使ってどうするつもりなんだよ」

    吹寄「見てれば分かるわよ」

    鈴科「じゃあ板押さえててェ」

    子2「はーい」

    上条「鈴科がぁ、糸伸ばしぃ、鈴科がぁ、板に刺すぅ、型紙読んでぇ、糸動かすぅ、……鈴科がぁ、腕を動かしぃ、鈴科がくり抜いたぁ」

    土御門「どっかで聞いた事のあるような実況だぜい」

    吹寄「小足見て昇竜の人ね」

    上条「なんだか佐天さんに会いたくなった」

    土御門「なんでだにゃー?」

    上条「まぁそれはさておき、解説の土御門さん、今のはどのようにやったのでしょうか?」

    土御門「鈴科は糸を使って糸ノコと同じことをやってるように思えるにゃー」

    748 = 580 :

    上条「成る程……自慢のベクトル操作によって高速振動させている訳ですね」

    土御門「その証拠に、ほれ、少しだけど木くずが出てるぜい」

    上条「はぁー成る程……流石土御門、細かい木くずも逃さないその目、死線を潜り抜けてきただけありますね、糸だけに」

    姫神「意味が。分からない」

    上条「お、姫神か、……って姫神は何やってるんだ?」

    姫神「裁縫。裾合わせとか」

    上条「へぇー、裁縫出来たのか」

    姫神「少しは」

    上条「良いお嫁さんになるんだろうなぁ」

    姫神「上条君は。裁縫出来る子好き?」

    上条「そりゃあ、嫌いな訳無いだろ?」

    姫神「そ、そう///」

    吹寄「わ、私も出来るわよ!」

    上条「そうなのか、スゲーな」

    吹寄「……」

    土御門「なんだか淡泊な反応だぜい」

    上条「んな事言われても」

    姫神「そうそう。制里。後で合わせるから」

    吹寄「……へ? わ、私も着るの?」

    姫神「当り前。皆着るんだから」

    吹寄「い、いやいや私はいいわよ!」

    上条「吹寄ー委員長なのにいいのかよー」

    土御門「そうだにゃー、いいのかにゃー? 委員長なのにー」

    吹寄「うっ……」

    姫神「じゃあこっち。あ。言っておくと男子禁制」

    749 = 580 :

    上条「はいはい、あ、そう言えば風斬はどうだ? 上手くやってるか?」

    姫神「うん。胸が邪魔で上手く手元を見れない以外。は完璧」

    上条「……」

    土御門「……」

    吹寄「なによこの空気」

    上条「なんてか、予想を斜め上に行った返答で回答に窮すると言いますか」

    土御門「こんな時の為の返答は持ち合わせて無かったにゃー」

    姫神「それなら。簡単」

    上条「へー、答えは?」

    姫神「鈴科さんに。聞いてみる」

    土御門「……それじゃあ、俺達は他の所回るぜい」

    上条「そうだな、俺達を必要としてくれてる人がいるかもしれないしな」

    タタタタッ

    姫神「あ。行っちゃった」

    吹寄「そりゃ行くわよ」

    750 = 580 :

    上条「姫神が俺達を亡き物にしようとしてる説が浮上しだしたな」

    土御門「ひんぬーネタを吹っ掛けるのはロリだけでいいぜい」

    上条「でもさ、貧乳の何が良いかって、貧乳自体もあるけど貧乳を気にしてる女の子が良いんだよな」

    土御門「にゃーそれは同感だにゃー」

    上条「って訳だから仕事無いか?」

    子3「無い、ちなみに俺は巨乳派」

    土御門「即答だぜい、後で屋上な」


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