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    元スレ上条「はぁ…」 2

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    207 :


    垣根「女としてかな、これから女として生きてく訳だし」

    上条「そうか、なら……」

    垣根「ん?」

    上条「ほら、寒いだろ」

    ファサ

    上条「ジャンバー着てろよ」

    垣根「……」

    上条「……」

    垣根「……」

    上条「な、なんだよ」

    垣根「ぷっ……はははっ、ありがとな」

    上条「くっ……やるんじゃなかった、恥ずかしい///」

    垣根「暖かいな」ヌクヌク

    上条「そりゃ良かった」

    垣根「拗ねんな拗ねんな、ほら」

    ダキッ

    上条「……何をしてるんでせうか?」

    垣根「前が寒いんだっての、こうやってりゃ暖かくなるだろ」

    上条「前閉めればいいだろ」

    垣根「ほら、上条が閉めろ、じゃ無いと前寒いだろ」

    208 = 207 :

    上条「寒いなら中入ろうぜ」

    垣根「ヤダ、もうちょっと月見てたいんだよ」

    上条「さいですか」

    垣根「さいですよ」

    上条「……」

    垣根「……」

    上条「……」

    垣根「絶対昔ならこんな事して無いな、男に抱きつくなんて」

    上条「……、今は?」

    垣根「何でだろうな? ……悪く無い気分だ」

    上条「そりゃ良かった」





    垣根「お前……ドキドキしてるだろ」

    上条「……それは知ってて聞いてるんでせうか?」

    垣根「あぁ、腕から伝わってくるからな」

    上条「なら聞くなよ」

    垣根「はは」

    209 = 207 :

    こんな内容で良いのか?
    えー木山先生が風斬さんの固定化の概念の説明をする時、少しは議論が入るんじゃないかと不安になってましたけど、議論が無いのも不安ですね
    えー賽は投げられました、これからどうなる事やら……垣根さんの行く末を応援してやって下さい
    麦のんに関しては、まぁ辺り障りの無い内容で、これもどうなる事やら……とか言いつつ皆さん感づいてるのではないでしょうか?
    まぁこんな感じの超gdgdSSが続いております、読んで下さっている方々ありがとうございます
    これからもよろしくお願いします

    210 :

    全然OKっすよ!
    こちらこそよろしくお願いします!!

    211 = 199 :

    ばっちりよかった!
    これからの楽しみにしてる!!

    212 :

    乙!!

    俺は麦のん信じてる

    213 :

    えー>>1です、業務連絡です
    文の能力を鍛える為に、もしかしたら他の所で地の文を入れた物を投下するかもしれません。
    もし見かけたら暖かく見守ってやって下さい

    後、レスありがとうございます、励みになります

    214 :

    来てたー。乙です
    これからも頑張って下さい

    215 :

    もう上条さんを寮に帰してあげなさいよ

    216 :

    この様子を美琴に見られたら終わったな…

    217 :

    いや、むしろ第二位vs第三位の始まりだろう

    218 :

    垣根「もう4時位か……」

    上条「あーそろそろ学校かぁ」

    垣根「そうか、上条は学校あるんだったな」

    上条「じゃあそろそろ帰るかな」

    垣根「何でだよ、こっから行けば良いじゃねぇか」

    上条「一回家帰ってシャワー浴びて着替えないと、流石にマズイだろ?」

    垣根「何だそんな事か、ならここのシャワー使ってけ、下着なら……そうだな俺がコンビニで買って来てやるよ」

    上条「そんなん悪いだろ」

    垣根「気にすんな、俺のわがままに付き合って貰ってるんだしな」

    上条「いいのか?」

    垣根「いいつってんだろ」

    上条「じゃあ……遠慮なく」

    垣根「それじゃあそろそろ戻るか」

    上条「もう月は良いのか?」

    垣根「後は月見まで取っておくさ」

    219 = 218 :

    上条「ふぅ……さっぱりした」

    垣根「お、どうだ? 履き心地は」

    上条「ピッタリだ、ありがとな」

    垣根「おう、お礼は朝ご飯でいいからな」

    上条「いいぜ、キッチン借りて良いか?」

    垣根「マジで出来るのか!?」

    上条「だてに1人暮らししてませんよ」

    麦野「へぇー」

    上条「うお!? 起きてたのか!?」

    麦野「何? 起きてちゃ不味いの?」

    上条「いや、そんな訳じゃ……」

    垣根「じゃあ、その間に俺もシャワー浴びて来るわ……上条、覗くなよ?」

    上条「覗かねぇよ!」

    220 = 218 :

    ――― キッチン

    上条「まぁつっても大したもんは作れないんだがな」

    上条「冷蔵庫にあるのは……」

    上条「卵……とベーコンだけ……、後は調味料と飲み物……あいつ等絶対外食で済ませてやがるな……」

    上条「つまりこの卵の賞味期限も怪しい所だが……」

    上条「……ふぅ、セーフか、なら良かった、目玉焼きでも作るか、てか目玉焼きしか選択肢が無いな」

    上条「炭水化物は……食パンでいいか?」

    心理定規「あら、珍しいわね、朝からキッチンが騒がしいなんて」

    上条「お? 心理定規か、おはよう」

    心理定規「おはよう、悪いけど冷蔵庫から牛乳取ってくれるかしら」

    上条「あぁ」

    221 = 218 :

    心理定規「」ゴクゴク

    上条「牛乳好きなのか?」

    心理定規「そんな事無いわ、ただ」

    上条「ただ?」

    風斬「あ、心理定規さん、おはようございます」

    心理定規「おはよう」

    上条「お、風斬、おはようさん」

    風斬「あ、お、おはようございます」

    上条「?」

    風斬「あ、私も牛乳いいですか?」

    心理定規「アンタはそれ以上大きくならなくていいのよ!」

    風斬「!?」

    上条「な、何急に言ってんだ?」

    心理定規「べ、別に何でも無いわよ、ちょっと口が滑っただけ、はい、グラス出しなさい」

    風斬「あ、はい、ありがとうございます」

    垣根「はっはーん」

    心理定規「な、何覗いてるのよ!」

    垣根「まぁ何だ、まだ気にする事無いだろ」

    心理定規「引っ込め!」

    222 = 218 :

    心理定規「」ジーッ

    上条「ん? どうした?」

    心理定規「な、何でも無いわ」

    上条「そうか?」

    心理定規「」ジーッ

    上条「……」

    心理定規「」ジーッ

    上条「何だ? 目玉焼きは1人1つだぞ? 卵が足らないからな」

    心理定規「そ、そんな食い意地張って無いわよ!」

    上条「ありゃ、違ったか……うちの居候とは大違いだな」

    心理定規「ねぇ……」

    上条「ん?」

    心理定規「あんた、料理出来るの」

    上条「まぁ、ある程度は……つっても男の適当な料理だけどな」

    心理定規「ね、ねぇ」

    上条「ん?」

    心理定規「目玉焼きってどうやって作るの?」

    上条「どうやってって……まぁ油引いてフタして焼けばそれなりのが出来るだろ」

    心理定規「そうよね……そうよね……」

    上条「おっと、焼けたぞー」

    チン

    上条「トーストもジャスト……心理定規、悪いんだけど人数分皿持って来てくれるか」

    心理定規「あ、うん」

    223 = 218 :

    上条「と、言う訳で、目玉焼きとトーストだ」

    麦野「普通ね」

    垣根「あぁ」

    上条「冷蔵庫に卵とベーコンしか入って無かったんだよ……ったく、どんな食生活だ」

    垣根「買い食い」

    麦野「外食」

    上条「この駄目人間が……」

    風斬「朝はいつもどうしてるんですか?」

    垣根「大抵はコンビニで買って病院で食ってるな……」

    木山「ふむ……見た目は悪く無いようだ」

    上条「目玉焼きを見た目悪く作る方が難しいですよ」

    垣根「だよな」チラ

    心理定規「な、なによ……」

    垣根「なんでもー」

    麦野「まぁいいから早く頂きましょ」

    風斬「そうですね」

    224 = 218 :

    上条「そういや、何で卵とベーコンだけ入ってたんだ? 朝作んないんだろ?」

    麦野「あぁ、あの卵ね……」

    垣根「心理定規に聞いた方が早いんじゃないか?」ニヤ

    心理定規「わ、私!?」

    垣根「お前が当事者だろ、どう考えても」

    心理定規「う……」

    上条「どう言う事だ?」

    麦野「まぁ残りよ残り」

    上条「残り?」

    垣根「あぁ、こいつがちょくちょくこっちに寄るようになった頃なんだがな、朝食を作るって話になったんだ」

    垣根「で、その時の料理が目玉焼きだったんだが……」

    上条「だが?」

    垣根「まぁ、スクランブルエッグになって出て来た訳だ」

    上条「なら、作ったのはスクランブルエッグだったって事でいいんじゃね?」

    麦野「問題はそこじゃ無くいでしょ……」

    垣根「目玉焼きが焼けない事が問題な訳だよ、上条君」

    上条「あぁ、そう言う事」

    心理定規「し、仕方ないじゃない」

    木山「ふむ……やはり目玉焼きが焼けないといけない物なのか……」

    風斬「木山先生?」

    木山「風斬君は出来るのかい?」

    風斬「私も出来ません……する機会がありませんでしたから……」

    225 = 218 :

    上条「垣根と麦野は出来るのか?」

    垣根「まぁ目玉焼き位なら余裕だな」

    麦野「小さい頃、お母さんに習ったわ」

    上条「なら、朝ご飯位作ったらどうだ?」

    麦野「あ、占いやってるー」

    垣根「お、今日の運勢は何じゃろな」

    上条「露骨に誤魔化しやがった……」

    木山「やはり出来ないといけないのかい?」

    上条「いや、別にいけない訳じゃ無いと思うけど……」

    垣根「木山は結婚とか考えて無いのかよ、流石に目玉焼き位作れないとまずいぞ」

    木山「成る程、言われれば結婚など考えてもいなかった」

    垣根「結婚ぐらい考えとけって、結婚しても働けるんだしな」

    木山「ふむ、一理あるな……なら結婚する際は料理出来る人としよう」

    心理定規「任せる気満々ね」

    上条「まさに主夫か」

    麦野「まぁ木山先生ほど稼ぐ男も少ないんじゃないかしら?」

    上条「男の方も肩身が狭いな……」

    垣根「ヒモになろうなんて考えてんなよ?」

    上条「考えてねーよ!」

    226 = 218 :

    ――― 上条宅

    「帰って来ませんでしたね……」

    神裂「そうですね……何か事件にでも巻き込まれたのでしょうか」

    フロリス「最後に連絡があったのは昨日の夕方の事だもんねー」

    番外個体「ひゃはっ、これが所謂朝帰りってやつかな?」

    シェリー「まぁ、考えても仕方の無い事だけどな」

    キャーリサ「今までこう言う事があったし?」

    インデックス「ううん、無かった……とは言えないけど、最近は無かったんだよ」

    神裂「電話掛けてみたらどうでしょか?」

    「それが……電話番号知らないんです……」

    フロリス「あらら、詰んだわね」

    シェリー「まぁ大丈夫だろ、当麻の事だし」

    番外個体「んーまぁそれを言っちゃお終いなんだけどね」

    「わ、私学校に行ってみます!」

    神裂「そうですね……もしもの事があるかも知れませんし……」

    キャーリサ「じゃあよろしく頼むし、もし何かあったらすぐ連絡入れるし」

    「はい、分かりました」

    番外個体「あ、じゃあ私も行こうかなっ! 当麻の学校見ておきたいし」

    「それじゃあ行きましょうか」

    227 = 218 :

    ――― 麦野家

    麦野「そろそろ家出なくても大丈夫なの?」

    上条「そうか、ここ自分の家じゃないのか……ここどこ?」

    心理定規「今さらね……」

    風斬「道とか分かるんですか?」

    上条「う……、大体の方角しか……」

    垣根「なら学校まで送ってってやるよ」

    上条「わざわざスマン」

    垣根「まぁここに連れて来たのも俺達の責任みたいだし……ってこんな話しさっきもしたな」

    上条「はは、そう言えばそうだな」

    麦野「いつの間にそんな話したのよ」

    垣根「麦野が寝てる時な」

    麦野「へぇー」

    風斬「あれ? 心理定規さんは学校行って無いんですか?」

    心理定規「……、氷華、私の事はいいの、今は当麻の事を考えましょう」

    麦野「逃げたわね……」

    垣根「んじゃあそろそろ行くか」

    上条「そうだな」

    木山「では、一方通行によろしく頼むよ」

    上条「はい、あ、何時に病院に行けば良いんですか?」

    木山「何時でも問題無いさ」

    麦野「じゃあ、また病院で」

    風斬「いってらっしゃい」

    228 = 218 :

    ――― 高校前

    垣根「ほら、着いたぞ」

    上条「送ってくれてありがとな」

    垣根「お礼なんて要らねーよ、鞄持ったか?」

    上条「あぁ」

    ざわざわ……ざわざわ……

    垣根「ん? 何か騒がしいな」

    上条「だな……てか、こっち見て無いか?」

    垣根「……、何か悪い事したか?」

    上条「した覚えは無いな」

    垣根「だよなぁ、ただ車で学校に……あー成る程、そりゃこうなるわ」

    上条「成る程?」

    垣根「」ニヤ

    229 = 218 :

    垣根「ねぇ」ギュ

    上条「きゅ、急に何だよ///」

    <ウオオオオオオオオオオオオ

    ドウイウコトダアアアアアアアアアアアアア>

    垣根「成る程ねぇ」ニヤニヤ

    上条「だからなんだ……」

    垣根「」チュ

    上条「な///」

    <ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

    コロス、コロス>


    垣根「じゃあね、当麻君、頑張って♪」

    上条「な、どう言う事……」

    垣根「じゃあね♪」

    230 = 218 :

    上条「な、何だったんだ……一体……」

    カツカツカツカツ

    鈴科「朝から見せつけてくれるなァ、当麻くン? 校門前でェ? しかも第2位とォ」

    上条「お、鈴科と打ち止めか、おはよう、いや、俺も何が何dイタイイタイ! 杖がッ! 杖が足にッ!」

    打ち止め「どうして車で来たの? ってミサカはミサカは疑問を口にしてみたり」

    上条「あぁ、ちょっと麦野さ……ちょっと野暮用で」

    鈴科「ん? 最後まで聞きたいなァ♪ 第4位がどうしたんだァ?」

    上条「い、いや、別に大した事無いから、うん」

    吹寄「貴様……女の人に車で送って貰って、そ、その……接吻までして貰って大した事無いって言うのか!」

    上条「ふ、吹寄!? って……あぁあああああああッ!? 垣根、成る程ってそういう意味かよ!? いや違うんです!?」

    鈴科「へェ……? 何が違うか論理的に説明してくれますゥ?」

    上条「……」

    鈴科「まァ、詳しい話は中で聞こうかァ」

    吹寄「そうね、特にあの人とはどういう関係かとか、どうして車で来たのか、とかね」

    上条「はぁ……不幸d」

    打ち止め「不幸キャンセル! ってミサカはミサカは電流流してみたり」

    上条「」












    「かみじょうさんが……おんなのひとと……あさがえり……」プルプル

    番外個体「ひゃはっ☆ 一荒れ来そうだね」

    231 = 218 :

    えーなんだか急にテンポが早くなった気がしましたが気のせいですか?
    gdgd過ぎると言うか、何と言うか……
    垣根さんは多分数少ないアグレッシブ的なキャラになると思います、
    そんなこんななgdgdSSですが今回も読んで下さりありがとうございます。
    何かしら、アドバイスなどなどありましたら気軽にレスしてくれると嬉しいです、
    それでは、また

    232 :

    垣根さんかわいい

    233 :

    いいんじゃね?このままでも、高校らしさ出てるし

    234 :

    上条さんは罪作りよのう

    235 :

    なんだこのスレ・・・
    俺のツボ過ぎてうっかり気絶しそうだ

    超支援

    236 :

    今のままで十分に面白い

    238 :

    美琴空気だな……

    239 :

    ものすごく個人的な意見だが・・・
    一方通行もとい鈴科と垣根の上条との絡みを増やして欲しいな

    240 :

    >>232
    垣根さんは救われてもいいと思う訳です、いつまでも一位の噛ませ役に甘んじる訳には行かないと思う訳です
    >>235
    これからもよろしくお願いします
    >>233>>235>>236>>237
    ありがとうございます、励みになりますのでこれからもよろしくお願いします
    >>238
    空気にするつもりは無いんですけどね……安価ェ……
    >>239
    こう言うアドバイスは有り難いです、そのうちイベントで絡みが出て来ると思います……多分

    241 = 240 :

    ――― 教室

    上条「あのー……どうして皆さん俺を囲むんでせうか?」

    鈴科「あァ、気にすンな、気にしたら負けだ」

    打ち止め「で、で、あの人とはどう言う関係なの? ってミサカはミサカは追求してみる!」

    上条「あの人?」

    吹寄「貴様、惚けても無駄だぞ、さっき車で送って貰ってた人の事を忘れたなんて言わせないし、それに……接吻まで……」

    上条「いや、あれは向こうが勝手に」

    鈴科「ほォ、勝手にキスして来る仲なンですかァ?」

    吹寄「正直に話しなさい、どんな仲なの!」

    上条「どんなって……友達?」

    鈴科「じゃあなンで車で学校来たンですかァ?」

    上条「昨日帰りに知り合いに会って、晩御飯に付き合ってたら迎えに来たのがさっきの人で映画鑑賞するから来いって言われて、映画見たり……」

    吹寄「見たり?」

    上条「月見たりしただけだって」

    242 = 240 :

    吹寄「どうだか……」

    上条「な!? 吹寄は委員長のくせにクラスメイトを疑うのかよ!?」

    吹寄「そう言う訳じゃないけど……不安なんだから仕方ないでしょ……」ボソボソ

    上条「何か言ったか?」

    吹寄「何にも言って無いわよ」

    上条「それに鈴科は垣根の事知ってるだろ?」

    鈴科「まァ……アイツは楽しい事が大好きだからなァ……考えるに、周りの反応で楽しンでたンだろ」

    吹寄「そ、そうなの?」

    鈴科「あァ、そう言う奴……な気がする、実際私達がこンな反応してる時点で思惑通りだと思うし……」

    吹寄「そう……垣根さんってそんな人だったのね」

    上条「お、そう言えば鈴科、今日は制服なんだな」

    鈴科「きゅ、急になンだよ、黄泉川が持って来て、今日からこれで通えって」

    上条「制服似合ってるぞ、うん」

    鈴科「お、おう///」

    243 = 240 :

    バタン

    番外個体「やっほーって当麻の教室ここであってるー?」

    「……」

    上条「番外個体!? それに五和も!?」

    打ち止め「番外個体だー! お久しぶりーってミサカはミサカは抱きついてみる!」

    番外個体「久しぶりー、いい子にしてたー?」ナデナデ

    鈴科「何しに来たんだァ?」

    番外個体「いやぁねぇ? ミサカ達もさっきのシーン見ちゃってさぁ、真偽を確かめに来たんだよっ」

    吹寄「御坂……さん?」

    番外個体「ぶっぶー、まぁ御坂であり御坂であらざる物、そう私は御坂姉と呼んでくれればいいかも?」

    鈴科「何で疑問形なンですか?」

    番外個体「まぁそこは察してよ」

    上条「それにしても、よく教室分かったな」

    番外個体「そりゃー片っぱしからしらみつぶしに入ってったからね」

    吹寄「あ、あの方法で?」

    番外個体「勿論☆ そろそろミサカのハートが砕ける所だったけどね……」

    打ち止め「それはちょっと身内として恥ずかしいかもってミサカはミサカは心境を暴露してみたり」

    番外個体「急な訪問者を見る皆の目……思いだしただけでゾクゾクして来た☆」

    鈴科「お前は病院行け、いい医者紹介してやるよ」

    244 = 240 :

    上条「てか、何の用で来たんだ? 用があるなら電話してくれれば良かったのに」

    番外個体「電話番号知らなかったんだって、何の用かは……五和から聞いたら?」

    上条「そうか、家の電話に掛けるだけだからな……五和さん?」

    「……」

    上条「あ、あのー」

    「……」

    上条「い、五和さん、ご機嫌斜めで……せうか?」

    「何で、帰って来なかったんですか?」

    上条「えっと……」

    「何で、ですか?」

    鈴科「な、なァ、五和さンってあんな怖いのかァ?」

    番外個体「恋する乙女に限界なんてあって無いようなもんなの、振り切れちゃったんでしょ、色々」

    吹寄「は、はは」

    上条「お、怒ってるんでせうか?」

    「いえ? 怒ってませんよ? 夕方から晩御飯要らないって電話があったっきり連絡もよこさず心配して来てみたら女の人に車で送って貰ってそれにいってらっしゃいのキスまでして貰ってましたけど怒ってませんよ?」

    鈴科「晩御飯……」

    打ち止め「晩御飯って……つまり一緒に住んでるって事? ってミサカはミサカは余計な事を言ってみたり」

    吹寄「らしいわ……ってあれ? 鈴科さんは知らなかったかしら?」

    鈴科「知らないなァ、そこらへんも詳しく聞きたいなァ? ねェ? 上条くン?」

    「少し、静かにしてくれませんか?」

    鈴科「はい」

    245 = 240 :

    番外個体「い、一方通行が言う事を聞いた!?」

    打ち止め「あぁ、明日は血の雨が降るかもってミサカはミサカは予報してみたり」

    鈴科「お前ら、本当に降らしてやろうかァ?」

    「で、どう言う事なんですか?」

    上条「え、えーっと……心配掛けて済みませんでした!!」

    姫神「THE・土下座……」

    吹寄「あら、姫神さんおはよう」

    姫神「教室の前に人混み。教室に入ったら。まず見える景色は土下座中って……何したの? それと。そこの大きい御坂さんは。どちら様?」

    番外個体「どうも、御坂の姉の真琴です、いつも妹がお世話になってます」

    姫神「あ。こちらこそ初めまして」

    鈴科「嘘つくなっての! って人混み!?」

    打ち止め「わぁ……ホントだ! ってミサカはミサカは人の多さにビックリしてみる」

    吹寄「まぁ確かに……これでもかってくらい人の目を集める事してたし、当り前だけど」

    246 = 240 :


    「怒って無いんです、ただ私は貴方の事が心配だっただけなんですから」

    上条「分かってます、連絡入れるの忘れました、今度から気を付けます」

    「はい、ならいいです、今度から気を付けて下さいね」ニコ

    上条「はい」

    吹寄「な、なんかお母さんみたいね」

    姫神「余程心配だったんだと。思う」

    上条「五和」

    「はい?」

    上条「ホントにゴメン、心配掛けた」

    「いえ、分かってくれれば良いんですよ、ただもう貴方一人の体って事じゃ無いって事を忘れて欲しく無いんです」

    吹寄「……」

    鈴科「……」

    打ち止め「……」

    番外個体「きゃ///」

    姫神「どう言う……事……?」

    上条「あ、あれ? 急に教室の温度が下がったのは気のせいじゃ無いんじゃないですか?」

    鈴科「上条ォ、ちょっと詳しく聞かせて貰おうか、どォ言う事かァ」

    打ち止め「うん、色々聞きたい事が出て来たかもってミサカはミサカはトーンを抑えて言ってみたり」

    吹寄「そうね、詳しく聞きたいわね」

    姫神「魔法のステッキは。準備できた」

    247 = 240 :

    災誤「おら、どいたどいた!」

    災誤「部外者が居る教室はここか!!」

    吹寄「げ……」

    上条「お前ら……」

    番外個体「あっちゃー、ちょっと派手に動き過ぎたかな」

    「す、素直に謝りましょう」

    番外個体「だね、いざとなったら逃げれば良いしって事でじゃあねー」

    災誤「お前らか! ちょっと職員室まで来て貰おうか」

    番外個体「はいはい、分かったから近付かないでくれる? 暑いんだけど」

    248 = 240 :

    上条「ふぅ……そろそろホームルームか」

    鈴科「いやァ、まだ話の途中だよォ?」

    打ち止め「うんうんってミサカはミサカは頷いてみたり」

    上条「」

    小萌「な、何なんですかこの人混みは~~」

    青髪「はい、散った散った~」

    土御門「小萌先生の道開けるにゃー」

    小萌「もー、そんな事しても成績上がりませんよー」

    青髪「ボクは小萌先生と歩けるだけで幸せですわ!」

    小萌「はいはい」

    青髪「冗談じゃ無いのに!?」

    土御門「日頃の行いが悪いだからぜい」

    小萌「はーい、紳士淑女のみなさーん、席……は無いんでその場に座って下さーい」

    249 = 240 :

    小萌「ひゃ……ごほん、えーこれからの予定を簡単に説明するのですー」

    上条「鈴科……」コソコソ

    鈴科「なンだ?」コソコソ

    上条「今日暇か?」コソコソ

    鈴科「あァ、学校終わった後は暇だなァ」コソコソ

    上条「じゃあ、放課後ちょっと付き合ってくれないか?」コソコソ

    鈴科「お、おう……(こ、これって所謂デートって奴かァ?///)」ボソボソ

    上条「何か言ったか?」コソコソ

    鈴科「な、なンも言ってねェよ///」コソコソ

    打ち止め「なになに? デートのお誘い? ってミサカはミサカは追求してみたり」

    上条「ん? そんなんじゃ無いって、ただちょっと力を借りたいだけだ」コソコソ

    鈴科「(はぁ……どうせそんな事だろうと思ったァ)」ボソボソ

    250 = 240 :

    上条「どうした?」コソコソ

    鈴科「なンでもォ? ……力ってどォ言う事だァ? 誰か殺したい奴でも居るのかァ?」コソコソ

    上条「そんな物騒なモンじゃ無いっつーの! ただお前の力で救ってほしい人が居るんだ」コソコソ

    鈴科「救う?」コソコソ

    上条「あぁ、詳しい話は先生から聞いて欲しい、だから付き合ってくれないか?」コソコソ

    鈴科「分かった」コソコソ

    上条「良かったぁ……断られたらどうしようかと思った……」コソコソ


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