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    元スレ上条「はぁ…」 2

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    51 = 34 :

    初春「ステファニーさん何歳ですか?」

    ステファニー「」

    佐天「あ、ステファニーさんグラス空です!!」ゴポポポ

    ステファニー「」ゴクゴクゴク

    むー「初春駄目でしょ!?」コソコソ

    初春「えーだって気になるじゃないですかー」コソコソ

    アケミ「いや……まぁ気になるけど」コソコソ

    マコ「この話は終わり!」コソコソ

    佐天「でも多分20前半位だよね」

    むー「うん、スタイルも良いし」

    アケミ「髪も奇麗だし」

    マコ「普通に美人だと思うけどなー」

    ステファニー「そ、そう?」

    初春「そうですよ! で何歳ですか?」

    佐天「初春ーーー!」

    52 = 34 :

    ――― そんなこんなで2時間後

    上条「どうしてこうなった……」

    姫神「どうして?」

    海原「どうして……と言われましても……」

    土御門「呑まれたにゃー」

    フレンダ「浜面が馬鹿面な訳よ」

    服部「」グダー

    浜面「」グダー

    青髪「あーあ、これもう皆アウトやねー」

    上条「どうして……浜面まで……魔術師の仕業か」チラッ

    海原「いやいや、何で僕見るんですか。2人が勝手に呑まれたです」

    青髪「土御門は平気なんやね」

    土御門「まぁ元々酒には強いし、肉体再生のお陰もあるかも知れ無いにゃー」

    上条「便利だなその肉体再生ってのも」

    土御門「この位の恩恵は欲しいぜい」

    53 = 34 :

    フレンダ「どうする訳?」

    青髪「今日は解散やなー」

    土御門「そうだな、じゃあ金払って来るからその2人どうにかするぜい」

    上条「んーどうするか」

    青髪「送るって言っても家解らんし……」

    上条「フレンダなら解るんじゃないか?」

    フレンダ「浜面の家なんか知らない訳よ」

    上条「って事は滝壺、絹旗、麦野さん辺りに」

    フレンダ「麦野は駄目、麦野は駄目」

    上条「……、トラウマか」

    姫神「トラウマ。だね」

    フレンダ「本当に麦野だけは」ガクガク

    上条「解った解った、それにこんな事の為に連絡しないって」

    フレンダ「ホント?」

    上条「あぁ」ポンポン

    フレンダ「良かった……」

    54 = 34 :

    ――― 女の子の視点

    初春「羨ましいですね……」

    佐天「うん」



    むー「恋する乙女の目ね」

    アケミ「ね」

    マコ「あんな2人初めて見た」

    むー「これが恋の力―――ッ!」

    アケミ「気合入ってるね」

    むー「だって初めてじゃ無い? このメンバーで恋の話題になるの」

    マコ「言われてみれば……」

    むー「でしょでしょ! なんかテンション上がるよね!」

    アケミ「う、うん」ドキドキ

    マコ「私までドキドキしてきた」ドキドキ

    55 = 34 :

    ――― 野郎の視点

    海原「可愛いですね」

    青髪「怖い夢を見て寝れないから一緒に寝てって感じでこう来る物があったで」

    海原「まぁ殺されかけたらしいですし、仕方ないですよね」

    青髪「麦野さんそんな人に見えへんかったけどなー」

    海原「だからこそ怖いんですよ、きっと」

    青髪「ギャップってやつや」

    海原「それですね」

    青髪「でもSって感じはしてたなー」

    海原「Sですか、で何歳ぐらいなんですか?」

    青髪「んー僕の見立てだと若くて高校3年……大学位いってそうやったな」

    海原「18以上ですか……なんかどうでも良くなってきました」

    青髪「重傷やね」

    海原「それに僕には好きな人が居るんで」

    青髪「成る程、警備員さーんこっちでーす」

    海原「いや、勝手に犯罪者にしないで下さいよ」

    青髪「スマンスマン、でも年下なんやろ?」

    海原「……まぁ、そうですね」

    青髪「何歳?」

    海原「14~5でしょうか」

    青髪「中学生かー微妙やなー、言う所の仮性ロリって所や」

    海原「何ですか仮性ロリって」

    青髪「ロリコンかどうか微妙な所を指す言葉やで」

    海原「そんなもんですか?」

    青髪「まぁボクが思うに、本当に好きなら何歳でも良い気がするんやけどね」

    海原「僕には貴方が良く解りません」

    56 = 34 :

    佐天「どうするんですか?」

    海原「こう言う時は……ホテルにぶち込んでおけば問題無いですね」

    上条「ホテルかー……近くにあったっけ?」

    海原「大丈夫です、僕と青髪さんで連れて行きますから」

    青髪「ボク!?」

    海原「半蔵さん背負える人貴方か土御門位でしょう」

    青髪「あーまぁカミやんよりは適任かなぁ」

    初春「あのー……」

    上条「ん? どうした?」

    アケミ「ステファニーさんが……」

    ステファニー「なんなのよもーなんさいならもんくないのよー」

    上条「悪酔い……」

    フレンダ「顔真っ赤な訳よ」

    姫神「なんでこんなになるまで。飲んだの?」

    佐天「初春の所為だからね!」

    初春「えー」

    むー「えーじゃないって! 初春が年の話をするからその分お酒が多くなったんでしょ!」

    初春「そうでしたっけ?」

    マコ「そうでしたっけ? って」

    アケミ「黒初春だ」

    57 = 34 :

    上条「んーあの2人と一緒にホテルにぶち込むのもアレだしなー」

    青髪「他の物をぶち込まれそうや」

    海原「そんな事言うから駄目なんですよ、ほら見て下さい、凄い目で見られてますよ、不潔……とか最低……とか思われてますって」

    青髪「嘘嘘、今のは冗談やって!」

    上条「こんな時どんな顔すればいいか解らないの」

    初春「笑えばいいと思うよ」

    佐天「苦笑いしか出来ませんけどね」

    フレンダ「むしろ無視が安定だと思う訳よ」

    姫神「無視は駄目。せめてノーリアクション。」

    初春「何か実感籠ってますね」

    姫神「」グスッ

    上条「大丈夫、俺はお前を応援してる」

    姫神「ありがと……・。」

    上条「で、どうするか」

    初春「んー……じゃあ私達の寮でいいならどうですか?」

    上条「良いのか?」

    初春「はい、ここから近いですし」

    上条「じゃあお願いしていいかな」

    初春「はい」

    58 = 34 :

    全員「ご馳走様でしたー」


    土御門「にゃー、良いって事にゃーじゃあ連絡がその内行くからその時はよろしくだぜい」

    海原「では、僕達はこっちで」

    青髪「そうやな、じゃあなカミやん」

    上条「じゃあなー」


    土御門「お前らは金が無いとかどう言う事ぜい、領収書でも貰って来たなら払うって言うてるのに」

    海原「まぁまぁ必要経費って事で」

    青髪「そうやそうや」

    土御門「貸し1だぜい」

    海原「人の金なのに貸し1つとは汚い」

    青髪「こんな大人にはなりたく無いで」

    土御門「お前らうるさいぜい」

    59 = 34 :

    上条「じゃあ俺達も行くか、っと、ステファニーさん掴まって下さい」

    ステファニー「なーんなのさーさんってーそんなとしはなれてないんらからー」ブンブン

    上条「解ってますって」

    佐天「ははは、じゃあこっちです」

    初春「可愛いですねー」

    アケミ「ねー、でも傭兵だったんですよね」

    むー「人生何があるか解らないんだよ、うん」

    マコ「いやいや、なんでそんな達観してるの」

    むー「ほらね? 色々あったじゃない?」

    マコ「……」

    佐天「……」

    アケミ「……」

    60 = 34 :

    上条「(な、なんでせうかこの沈黙は!?)」コソコソ

    フレンダ「(え、え、何この急な沈黙は、当麻何かした訳!?)」コソコソ

    姫神「」ジーッ

    上条「(何でも俺のせいにするなての! てか姫神ジト目やめて!)」コソコソ

    フレンダ「(結局さ、色々であんな目と言ったら1つしか無い訳よ!)」

    上条「(なんだよ)」

    姫神「(何?)」

    フレンダ「(男な訳よ!)」キリッ

    姫神上条「「(な、何だってー!!)」」

    フレンダ「(中学生の悩みと言ったら男しかない訳よ!)」

    上条「(……、お前恋愛経験ゼロとか言ってたくせに何知ったかしてんだ!)」

    フレンダ「(細かい事はいい訳! それよりなんとかする訳よ!)」

    姫神「(何とかする。)」

    上条「(なんとかって何だよ!)」

    フレンダ「(俺がいつでも相談に乗るぜ! とか言っておけばいい訳よ)」

    上条「(そんな恥ずかしい事言える訳無いだろ!)」

    姫神「(その言葉は。自分に帰って来るよ。色々と。)」

    フレンダ「(へー、チキンな訳)」

    上条「(うるせ!)」

    ステファニー「なーにおちこんでんのよー」ダキッ

    アケミ「わ、わわわわ」

    上条「(ナイスステファニー!)そうだそうだー、帰るまでが遠足だって習わなかったか?」

    姫神「良く解らないけど。そうだー。」

    むー「ですよね、何かすみません湿っぽくなっちゃって!」

    マコ「行きましょ行きましょ!」

    61 = 34 :

    フレンダ「気にしなくていい訳よ」

    上条「まぁお前は何も言えないな」

    フレンダ「うるさい訳」ゲシッ

    62 = 34 :

    土御門「で、近くのホテルってどこだにゃー」

    海原「こっちです……って人引きずって歩くのも疲れますね」

    青髪「そうやなー、女の子ならいいんやけど、男はなー」

    土御門「女の子なら背負ってムフフだぜい」

    青髪「そうやなーそんなシチュがあれば良いんやけど」

    土御門「で、胸無いにゃーとか言ってからかって楽しみたいにゃー」

    海原「流石ロリコンの鏡」

    青髪「まーそう言うのも良いけど普通に感触を楽しんでみたいんよ、何やろねあの魔翌力」

    土御門「夢が詰まってるにゃー」

    海原「あ、ここです」

    土御門「ここって……」

    青髪「確かにホテルやけど、いわゆる恋人同士が利用すると言う……」

    土御門「ラヴホテルだにゃー」

    青髪「ボクこんな所入るの初めてなんやけど、後なにその発音腹立つんやけど」

    海原「良いじゃないですか近くて安いし、それとその発音腹が立ちます」

    土御門「仕方ないかにゃー、それとそんなヴについて突っ込まれるとは思わなかったぜい」

    63 = 34 :

    青髪「疲れたー」ドサッ

    海原「人は投げる物じゃないですよ」ドサ

    土御門「お前もそう言いながら放り投げてるぜい」

    海原「では早速」ゴソゴソ

    土御門「海原……何やってるぜい」

    海原「え? 見て解らないんですか?」

    土御門「信じたく無いから聞いてるんだにゃー」

    海原「2人のズボン下ろしてるんじゃないですか、言わせないで下さい恥ずかしい」

    青髪「うわ……もしかして海原ってそっち系だったん?」

    土御門「ちょっと近付かないでくれ」

    海原「いやいや、ちょっと誤解ですって。まぁ想像して下さいよ、2人がこの状態で目を覚ました時を」

    青髪「そらー、男2人でトランクス姿でラブホテルで」

    土御門「しかも酔ってて何も覚えて無いにゃー」

    海原「もし、自分がその立場ならどう思います?」

    青髪「そりゃー」

    土御門「信じられないにゃー」

    海原「」ニヤ

    青髪「」ニヤ

    土御門「」ニヤ

    青髪「手、握らせておくで」

    土御門「足もちょっと絡ませるにゃー」

    64 = 34 :

    海原「うわー……」

    土御門「にゃー……」

    青髪「凄いで……、ちょっと写真撮ってこ」パシャ

    土御門「じゃあ金置いて俺らは出るぜい」

    65 = 34 :

    海原「いや―楽しかったですね」

    青髪「海原君の性格の悪さも解った所で解散やな」

    海原「ユーモアあふれると言って下さいよ、あ、青髪さん連絡先教えて下さいよ」

    青髪「おっと、そういやまだ聞いてなかったで」ピ

    土御門「じゃあ俺はこれで失礼するにゃー」

    海原「お休みなさい」

    青髪「サヨナラーまた明日なー」

    土御門「じゃあまた連絡するぜい」







    青髪「来たで」

    海原「それでは僕達も」

    青髪「あぁ、また今度」

    海原「お休みなさい」

    青髪「おやすみー」

    66 = 34 :

    初春「ただいまー」

    春上「お帰りなの」

    佐天「こんばんわー」

    アケミ「おじゃまします」

    むー「同じくおじゃましまーす」

    マコ「おじゃまします」

    春上「皆さんいらっしゃいなの」

    上条「ほら、着きましたよ」

    ステファニー「なーにーろこについたのー」ブンブン

    春上「上条さんお久しぶりなの」

    上条「春上ちゃん久しぶり」

    ステファニー「むしすんなー」グイグイ

    上条「痛い痛い耳痛い痛いから」

    ステファニー「ならおしえなさいよー」

    初春「もし良かったら泊まって行きませんか? もう夜遅いですしふらふらですし」

    ステファニー「らいじょうぶよーよっぱらってなんかいないんらからー」

    むー「酔っ払いの酔って無いが一番危険だ! ってお父さん言ってたよ」

    マコ「あ、うちのお父さんも言ってました」

    アケミ「うちはお母さんだったなー」

    上条「って訳ですから今日はここに泊めて貰って下さい」

    ステファニー「よってないのにー」

    上条「春上ちゃん一泊させてあげてくれないか、明日学校だと思うけどゴメンな」

    春上「大丈夫なの」

    上条「じゃあ後は頼んだ」

    初春「はい、お疲れさまでした」

    佐天「お疲れさまでしたー」

    67 = 34 :

    バタン

    むー「んー良く解らないや」

    初春「何がですか?」

    むー「ギャップって奴」

    アケミ「うんうん」

    マコ「だよね」

    春上「ぎゃっぷなの?」

    佐天「良いよ解ら無くて」

    春上「もー。仲間外れは酷いなの!」

    ステファニー「なーにはなしてるのよー」ダキ

    春上「ひゃっ!?」

    ステファニー「こんなすべすべなはだしてー」スベスベ

    春上「ひゃぁ、くす、ぐったい、なの」

    むー「いいぞいいぞーもっとやっちゃえー」

    春上「た、助けてなのーーー!」

    68 = 34 :

    姫神「お帰り。」

    上条「待たせてごめんな。じゃあ俺達も帰るか」

    フレンダ「結局さここでお別れな訳よ」

    上条「送るぞ?」

    フレンダ「誰にいってる訳?」

    上条「誰って……2人にだけど」

    フレンダ「だから必要無い訳、当麻より強い訳だし秋沙の事送ってあげた方がいい訳」

    姫神「私は。別に後で構わない。(その分長く居られるし)」

    上条「すまないな姫神。てな訳だ、送らせて貰うぞ」

    フレンダ「結局さ、勝手にすればいい訳」

    69 = 34 :

    上条「秋かぁ……」

    姫神「秋だね。」

    上条「そう言えば姫神って秋に沙で“あいさ”なんだよな」

    姫神「良く覚えてたね。」

    上条「まぁな」

    フレンダ「秋と言えばなんな訳?」

    上条「スポーツ、読書」

    姫神「紅葉。」

    上条「紅葉かー、紅葉狩りとかしてみたいよな」

    フレンダ「結局さ、紅葉狩りってなんな訳?」

    上条「いや……俺も良く知らんが花見の紅葉版だと思う、うん、多分」

    姫神「それであってる。」

    上条「良かった……、てな訳だ紅葉狩りやりたいよな」

    フレンダ「紅葉狩り……ちょっと興味が出て来た訳よ」

    上条「俺もやった記憶が無い気がするようなしないような? てかこの辺に紅葉狩りスポットなんてあったか?」

    姫神「多分少しならあると思う」

    上条「まぁ無くてもバーチャル技術で何とかなるか」

    フレンダ「なんかそれは風情が無い訳よ」

    上条「まぁここに風情を求めるのはおかしな話な気がするけどな」

    姫神「うん。」

    70 = 34 :

    ――― フレンダ宅、前

    フレンダ「あ、家ここだから」

    上条「お、ここか、案外寮と近いな」

    姫神「うん。そうだね」

    フレンダ「送ってくれてありがとうな訳」

    上条「お礼なんていいっていいって、帰り道だったしな」

    フレンダ「じゃあおやすみ、今日は楽しかった訳よ」

    上条「あぁお休み、また今度よろしくな」

    姫神「お休み。」

    71 = 34 :

    ――― 女子寮前

    姫神「送ってくれてありがと」

    上条「おう、俺も一緒に帰れて俺も楽しいしな」

    姫神「///」カーッ

    上条「じゃあな」

    姫神「ねぇ……。」

    上条「ん?」

    姫神「何でも無い。お休み。明日は遅刻しないでね。」

    上条「あぁお休み、また明日な。言っておくと今日も遅刻じゃないからな」

    姫神「ふふ。」

    上条「じゃあお休み」

    72 = 34 :

    って事で書き溜め終了、美琴安価は待ってて下さい、はい、

    そもそも中学生って夜中に動かすのって難しいですよね……

    こう投下した後に、あーもうちょっと書いておけばなーとか思うんですよね、今回も読み返して薄い感じがヒシヒシと……

    こんなSSを今回も読んで下さりありがとうございました、これからもよろしくお願いします。

    ちなみに安価要望アドバイスなどは随時受け付けてますので書いてくれれば有り難いです

    73 :

    乙、こんな感じで良いと思うよ

    74 :

    おもしろい。

    75 :

    乙なんだにゃー

    76 :

    上条の両親と従妹が出てくるのだろうか?

    77 :

    普通に出てきそうだな

    78 :

    話冒頭の「女の知り合い列挙」で名前が出てる以上出さねばならんよな、乙姫ちゃん

    79 = 77 :

    風斬さん出てきてないけどね

    80 :

    風斬さんを出すためには幻想殺しを無力化しないと……



    先生は上条ちゃんの拘束プレイを楽しみに待ってるのです

    81 :

    先生の名前出てきてなかったからな…

    82 :

    このSSって雲川先輩とキャーリサメインだよな、美琴とか作者好きじゃ無さそうww

    83 = 81 :

    まぁここまで美琴が不遇なのも珍しいな

    84 :

    認めたくはないが他カプのSSを見てると九割邪魔しに来てくださる美琴様が嫌いな奴は結構な数いるはず
    よって美琴様が不遇な扱いを受けるSSは珍しくはない、と思う
    10割憶測

    85 :

    >>84
    多分、美琴がデレようとした所に邪魔が入ったのが大きいと思う、逆はあってもこれは初めて見たし。
    いろんな意味で平等じゃないか、それこそハーレムSSらしくww

    って事で麦のんまだー?(´・ω・`)

    86 :

    つかお邪魔キャラやらせる位なら美琴出すなよって思うSS結構多いからなぁ
    演出上仕方ないならともかく

    ここのSSみたいにどのキャラも可愛くて贔屓らしい贔屓もないのは好みなんだぜ

    87 :

    上琴厨のせいでSSの美琴が嫌いになった人もいるだろうな

    88 :

    垣根君ヒロインとかここだけだろwwww

    89 :

    >>88
    いや、ヒロインと決まった訳じゃないだろ、……だろ?

    90 :

    これから投下しても、大丈夫か?

    91 :

    良いよ!

    92 :

    大丈夫だァ、問題ねェ。

    93 = 90 :

    上条「うーん……こう夜道を歩いてると口笛吹きたくなるんだよなー」

    上条「俺だけか? でも、こう誰も居ない様な道を歩いてるとオープン・ザ・マインドされると言うか……」

    上条「意味も無くバック振り回したくなるし」ブンブン

    上条「ちょっと鼻歌歌っちゃったり」

    上条「夜って何でも面白く感じるんだよな」

    上条「深夜番組にB級映画とかB級ドラマとか多いのもそんな理由な気がするし」

    上条「恐るべし夜!」

    木山「君は夜独り言を呟きながら歩くのか?」

    上条「うぉっ!?」

    94 = 90 :

    木山「やぁ、上条君、久しぶりだね」

    風斬「お久しぶりです」

    上条「木山先生と……風斬!! 久しぶりだな!」

    木山「おや、知り合いだったか」

    風斬「はい、大切な友達です」

    木山「ふむ、何だか色々想像出来る答えだが追求は避けておこうか」

    上条「別に想像も何も言葉の意味のままですって」

    風斬「そ、そうですよ///」

    95 = 90 :

    木山「そうか、ならいいんだが……所で君は何でこんな所に居るんだい?」

    上条「いや、帰り道ですよ。それにそれを言うなら2人こそどうして一緒に? てか面識ありました?」

    風斬「話すと長いんですけど……」

    木山「そうだね、もし良かったらこれから晩御飯を食べに行くんだけど、一緒にどうだい? そこで話そうと思うんだが」

    上条「あー晩御飯食べちゃったんで、遠慮しておきます」

    風斬「そうですか……久しぶりにお話しできると……思ったのに……ロシアで会えなかった分も……話したかったのに……」グスッ

    上条「イヤイヤイヤ、いつでも会える……訳じゃないけど、誘ってくれれば食べようっていや俺が今度誘うから、だからって何で涙目なの!? あ、駄目、その粒流しちゃ駄目だからぁあああ」

    木山「あぁ、風斬君を泣かせてしまったようだね」

    上条「はい、行きます、行きますから風斬さん泣きやんでぇえええ!」

    風斬「ほんと?」

    上条「本当だから!」

    96 = 90 :

    木山「うん、話しがまとまった所で、行こうか」

    上条「ふぅ……」

    木山「あ、あと上条君」

    上条「はい?」

    木山「女の涙は武器らしいぞ」

    上条「……はぁ?」

    木山「なぁ風斬君?」

    風斬「知りません♪」

    97 = 90 :

    ちょっとこれからシリアスもどき入るので嫌いな人は読まない方が良いかも

    98 = 90 :

    ――― ファミレス

    上条「AIM拡散力場の研究?」

    風斬「はい、そうなんです」

    木山「冥土返しに紹介されてね、それで会ったんだよ」

    上条「へぇー……で、どんな研究してるんですか?」

    木山「あぁ、私の研究の一つに、『能力者の脳波ネットワークの構築』があるのだが、それを応用して『風斬氷華』をネットワークとして固定する研究だね」

    木山「詳しく話すと、そもそも『風斬氷華』は偶然にしろ必然にしろ、そこに出来た……ふむ、何と言えばいいのか……」

    風斬「先生、大丈夫です」

    木山「そうか、なら言葉は選ばないけどいいね? つまりそこに出来た『現象』だと解釈する事も出来るんだ」

    上条「っ……」

    風斬「大丈夫だから、気にしないで」

    99 = 90 :

    木山「『現象』が解明出来れば、その『現象』を再現できる事も可能なはずだ、そう例えば……人工的にプラズマを起こしたり、雨を降らしたりね」

    木山「彼女の場合、『能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールド、AIMが人を形成した現象』だね」

    木山「ならば、その微弱なフィールドをネットワークとして繋ぎ、彼女と言う『現象』を再現する研究なんだ」

    上条「え……でも、こうして風斬は……」

    木山「簡単に言ってしまえば、彼女をより強固な存在になる、と言う事だ。微弱なフィールドに方向性を与える事によってね」

    上条「強固な存在……?」

    木山「ホログラムのように見える彼女が、実体として見えるようになると言う事だ」

    上条「!! それって!」

    木山「あぁ、彼女が望みさえすれば普通の生活も送れるようになる、まぁ冥土返しはそう言った理由で私と彼女を会わせたのだろうけどね」

    上条「風斬! 良かったな!」

    風斬「はい、私も最初聞いた時は信じられませんでしたけど……本当みたいなんです」

    木山「それに、君の右手で触っても問題無くなるな」

    上条「本当ですか!? ……って、女の子にそうそう触らないですし嬉しいんだけど喜んでいいのか解らないんですけど!?」

    風斬「///」

    上条「そ、それで、いつ位に!」

    木山「優秀な助手が2人入った事により、後少しと行った所だ」

    100 = 90 :

    上条「本当ですか!?」

    木山「あぁ、特にある1人には常識が通用しなくてね」

    上条「(新しいナース2人? 常識が通用しない……どこかで……)」

    木山「数値を与えれば、それが出来てしまうんだ」

    木山「まぁ、その数値を計算し設計図を作るのが私の分野なんだね」

    木山「残りの問題は230万ものAIM拡散力場を計算するための超高性能コンピュータと」

    木山「AIMにベクトルを与える方法だけなんだけどね、これが一番の問題なんだが……これも何とかなりそうなんだ」

    上条「じゃあ―――!」

    木山「あぁ、そこで君にお願いがあるんだ」

    上条「何でも言って下さい! 俺に出来れば何でもします!」

    木山「一方通行を明日、病院に連れて来てくれないか? 冥土返しは忙しいらしくて頼めるのは君だけなんだ」

    上条「解りました、明日ですね!」

    木山「頼むよ」

    上条「待ってろよ風斬」

    風斬「はい」


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