私的良スレ書庫
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元スレ上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」
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上条「しょーがないなぁ、ほら」ギュッ
美琴「……」ギュッ
上条「さっきの告白…嬉しかったわ。恋人になれるなんて夢みたいよ」
美琴「……」
上条「不幸なんて言えないくらい幸せにするから」
美琴「///」
上条「ちゃんと責任は取るから、当麻は何も心配しなくていいの」
美琴「…くっそ、不幸なのに…不幸なはずなのに///」
美琴(幸せすぎて、おかしくなりそうだ。でもコイツには……絶対教えてやらねー///)
上条「心配しなくても当麻が最高に可愛い女の子になれるように、しっかり調教してあげるからね!」
美琴「………………………………………………え?」
以上で上条さん編は終了
御坂さん編を挟んで、上条さん受難編と続きこのSSは完結となります
御坂さん編を挟んで、上条さん受難編と続きこのSSは完結となります
逆に考えるんだ
この状態から美琴in上条さんを逆に落としてしまえばいいんだ
この状態から美琴in上条さんを逆に落としてしまえばいいんだ
何この上条さん(IN御坂美琴)のどう足掻いても絶望っぷり
ある意味ドラッグオンドラグーン並じゃねぇかwwwwwwwwww
良いぞ>>1、もっとやれwwwwwwwwwwこれ読んでて楽しいわwwwwwwwwww
ある意味ドラッグオンドラグーン並じゃねぇかwwwwwwwwww
良いぞ>>1、もっとやれwwwwwwwwwwこれ読んでて楽しいわwwwwwwwwww
いやああああああああバッドエンドじゃああああああ?ん?
バッドエンドか…?
バッドエンドか…?
ある種のバッドエンドルートだなww
でも元に戻ったときにどうなるかが楽しみだ(個人的にはブーメラン喰らって欲しい)
でも元に戻ったときにどうなるかが楽しみだ(個人的にはブーメラン喰らって欲しい)
俺はこういう結末を望んでた
この精神状態じゃ、戻ったほうが逆に不幸になりそうだし
御坂編も期待!
この精神状態じゃ、戻ったほうが逆に不幸になりそうだし
御坂編も期待!
原作者の「美琴の中で上条は息づいている」とはこういう意味だったんだな
上条「退院できてよかったな!」
百合子「はい!…でも」
上条「俺のことは気にすんなって」苦笑
包帯などでグルグルにされ固定された左手を上げてみる
ナイフは、手へと繋がる血管や筋などを完全に切断していた
ただ、そこは学園都市の医療と冥土返しの腕の見せ所
それだけの怪我でも全治2週間というところだ
ただ、その期間は入院して安静にしてなさいとのことで
あと1週間ほど俺は病院生活だ
百合子「はい!…でも」
上条「俺のことは気にすんなって」苦笑
包帯などでグルグルにされ固定された左手を上げてみる
ナイフは、手へと繋がる血管や筋などを完全に切断していた
ただ、そこは学園都市の医療と冥土返しの腕の見せ所
それだけの怪我でも全治2週間というところだ
ただ、その期間は入院して安静にしてなさいとのことで
あと1週間ほど俺は病院生活だ
やべ…誤爆した…wwwwwwwwwwwwww
無視してくださいwwwwwwwwwwww
無視してくださいwwwwwwwwwwww
一週間ぶりの投下いきます
今回から御坂さん編です。まずはプロローグでもー
こんなアホSSをまとめて頂けるなんて……感謝の極みッ!!
今回から御坂さん編です。まずはプロローグでもー
こんなアホSSをまとめて頂けるなんて……感謝の極みッ!!
――『エメラルドの書』に曰く、
―――かつて…
―――黄金の時代があり……
―――白銀の時代があり……
―――青銅の時代があった。 そして……
????――
??「おい、聞こえるか?」
美琴「…ん、あれ? ここは…?」
??「気がついたか」
美琴「うわっ!? アンタ誰よ!」
??「俺か? ふむ、何て名乗ればいいか……」
美琴「髪は真っ白で服は黒ずくめ……こんな薄暗い所に連れ込むなんて…アンタ、変態ね!」
??「違うわ!! ったく失礼な小娘だ。そもそも連れ込んだんじゃない。お前が勝手に来たんだ」
美琴「小娘いうな! 私には御坂美琴って立派な名前があんのよ!」
??「それはそれは失礼した」
美琴「……ムカつくオッサンね」
??「オッサンじゃない!! クソッ、埒が明かん。いいかよく聞け」
??「俺の名はアロウン。お前ら人間風にいえば…魔王さまだ」
美琴「……」ジトー
アロウン「…なぜそんな目で俺を見る?」
美琴「はぁ、いい年したオッサンが魔王って……」ヤレヤレ
アロウン「……これだから最近の人間は。かつては知らぬ者などいなかったというのに……なんて時代だ」
美琴「何ぶつぶつ言ってんのよ」
アロウン「まぁいい。信じられないのも無理ない事だしな…」
美琴「そんな事より、ここは何処なのよ」
アロウン「ここか……ここは上条当麻の内側、精神世界と言えばイメージし易いか…」
美琴「アイツの…精神世界?」
アロウン「そうだ。もっとも当麻は出張中だがな」
美琴「出張中?」
アロウン「お前たちは入れ替わったじゃないか。もう忘れたのか?」
美琴「!?ッ、……そうだ、アイツと入れ替わって…確か土御門さんが…」
アロウン「なんだ、覚えてるのか。因みに、お前は催眠スプレーを喰らって爆睡中だ」
美琴「さ、催眠!?」
アロウン「よくある事だ。この程度でビビッてるようではやってられん」
美琴「うわぁ…」
アロウン「そんな不幸も今日までだがな」
美琴「どうして?」
アロウン「当麻はお前の身体に行っちまったからな。ククッ、今頃は『不幸だー』とか言ってるんじゃないか?」
美琴「…楽しそうね」
アロウン「そりゃ楽しいさ。何せ数千年ぶりの会話だからな」
美琴「数千年て……今まではアイツと一緒だったんでしょ?」
アロウン「当麻とは常に共にあったが、一度も話したことがないんだ」
アロウン「アレは非常識に見えて、実は常識人だからな。常識が枷になって、俺を認識できなかったのさ」
美琴「それって遠まわしに、私のこと非常識だって言ってない?」
アロウン「何言ってんだ。俺と会話できてる事が、お前の非常識さの証左だと言うのに……第三位の超電磁砲よ」
美琴「!?」
アロウン「驚く必要は無い。俺は当麻と感覚共有していたからな。お前のことは、ある程度把握してる」
アロウン「お前が当麻に懸想してる、とかな」
美琴「な、ななな何を!?」
アロウン「ククク、だが残念だったな。アレにとって、お前は特別な存在たりえん」
美琴「え……?」
アロウン「当麻の隣にはインデックスがいる。あのシスターが上条当麻にとって一番の特別なんだ」
美琴「シスターって……まさか」
アロウン「何度か会ってるはずだ。彼女がインデックス、当麻のパートナーだ」
美琴「そんな…」
アロウン「お前のことなんて、鬱陶しい奴程度にしか認識してないさ」
アロウン「だから御坂美琴の想いは、上条当麻に届かない。さっさと諦めろ」
美琴「!?ッ、嘘よッ!!! そんなの信じない!!」
アロウン「クックック、嘘か……ならば知りたいと強く願うがいい。ここにある当麻の想いの残滓が真実を教えてくれるだろう」
アロウン「お前にとって残酷な結果だとしてもな…」
美琴「そんなはずない!! そんなはず…ないんだから。だって、アイツは……」
美琴(嘘だって、そんなことないって言ってよ……当麻…)
――俺に恨みでもあるのか、あのビリビリ中学生は。はぁ、不幸だ……――
――何かと縁があるよなぁ。まあ腐れ縁だろーけどな――
――何で御坂の部屋にこんなものが……まさか実験に協力してるのか…?――
――こんなに御坂は傷ついてるってのに、何で俺は御坂を疑ってたんだよ…情けねえ!――
――この優しい女の子を守る。誰も味方がいないってんなら、せめて俺は味方でいよう。だからまずは、御坂の絶望をぶち殺す!!――
――御坂美琴と、その周りの世界を守る、か。自然と言葉になったけど……御坂を守ることに迷いはねーし、まぁいいか――
――インデックスのせいで食費が……。これじゃ万が一、彼女ができてもデートすらできねぇ。不幸だ……――
美琴「///」イヤンイヤン
アロウン「なんてクサい野郎だ。聞いてるコッチが恥ずかしい」
美琴「アイツは私の味方……ま、守るって…///」テレテレ
美琴(やっぱり私はアイツじゃないと嫌…。アイツが私以外の誰かを選ぶなんて考えたくない…)
アロウン「フフン、嬉しい結果で良かったじゃないか」
美琴「うん…良かった。本当に良かった……って、アンタ!! いい加減な事いいやがったわね!!」
アロウン「ハッハッハ、まんまと騙された気分はどうだ? 俺をオッサン呼ばわりした罰だ。思い知ったか小娘!!」
美琴「が、ガキかアンタは……」
アロウン「生憎、寿命なんて無いからな。心の若さを保たないと、すぐに老け込んじまう」
美琴「それにしたって大人気ないでしょーが!! あんな嘘を吐くなんて最ッ低!!」
アロウン「そうだな、悪かった、謝ろう。だが真実になってもおかしくない嘘だったろう?」
美琴「それは…」
アロウン「お前が知る以上に当麻はもてるぞ。今も誰かが虎視眈々と狙ってるだろう」
美琴「い、嫌よ……そんなの駄目…」
アロウン「お前では太刀打ちできない程、魅力的な女性だってたくさんいるんだ。アレの周りにはな」
美琴「…いや…言わないで」
アロウン「事実は事実として受け止めねば、前に進めないぞ」
美琴「そうだけど…」
アロウン「何を迷ってる? 答えは得ているだろうに。それとも、お前の想いはその程度なのか?」
美琴「ッ!?」
アロウン「これじゃ、さっきの嘘が真実になるのも時間の問題か…」
美琴「……ない…」
アロウン「なんだって?」
美琴「負けない!!! アイツを……当麻を想う気持ちは、誰にも負けない!!!」
美琴「私より魅力的? 上等じゃない! アイツだけは誰にも譲れないのよ!! 御坂美琴の本気を舐めんなやコラァァァーーーッ!!!」
美琴「ハァハァ……」
アロウン「……迷いは晴れたか?」
美琴「ハァハァ……おかげさまでね…」
アロウン「いい啖呵だった。これなら期待できるな」
美琴「はぁ? 期待ってなによ」
アロウン「お前なら当麻を任せられるってこった」
美琴「…アンタが決める事じゃないでしょ」
アロウン「そんな事はない。俺は当麻が生まれた時から共にあったんだ。誰よりアレの幸せを願ってる」
アロウン「だから、お前に協力してやろう。クックック、アレの行動パターンは完全に把握してるからな、大船に乗ったつもりでいるがいい」
美琴「本当に協力してくれるの…?」
アロウン「もちろんだ。人を見る目は確かだからな。お前ならアレと二人で幸せになれるだろう」
美琴「ふ、ふたりで幸せに……ふにゃー///」
アロウン「こら、帰ってこい」
――しばらくお待ち下さい――
アロウン「ふむ……、雰囲気からして恋愛経験は無さそうだな」
美琴「ぶふッ!!」
アロウン「ここは経験豊富な俺が策を授けてやる」
美琴「いきなり何言い出すのよ!」
アロウン「まぁ聞け。この策が上手くいけば、当麻はお前に惚れるハズだ」
美琴「!!??」
来たか、上げてないから気付かなかったわ
神話詳しくないからアロウンの元ネタ分かんねえ
神話詳しくないからアロウンの元ネタ分かんねえ
アロウン「今の状況を最大限利用するんだ。さっきアレの想いを垣間見ただろう?」
美琴「あー、うん///」
アロウン「アレにも同様の現象を起こさせる。そうなればコッチのもんだ」
美琴「簡単に言うけど、上手くいくの?」
アロウン「勝算はある。お前は気づかんだろうが、精神は肉体に引きずられるんだ。そこにつけ込む」
美琴「んー、何か論文で読んだ記憶が……確か、心臓移植の術後経過で、提供者の生前の癖なんかが患者に発現することがあるって…」
アロウン「似たようなもんだな。お前の身体には、当麻への想いが詰まってる。そしてアレは恋愛経験ゼロの童貞だ」
アロウン「心をかき乱してやって、お前のことを強く意識させる。それと連動してお前の想いが流れ込み、一気にアレを恋に堕とすって寸法だ」
美琴「どどど童貞!?」
アロウン「少々強引だが、アレにはいい薬だろう」
美琴「いきなりセクハラ発言しないでよ!!」
アロウン「やれやれ、そんなに初心でどうする。お前は並み居るライバルを出し抜いて、当麻を手に入れるんだろう?」
美琴「別に出し抜かなくたって、正々堂々アイツを振り向かせてみせるわ」
アロウン「ハァ…、考えが甘い。それは強者の台詞だ。例えばそうだな……神裂やオルソラなら強者と言ってもいいな」
美琴「かんざき? オルソラ? ………………………………私が甘かったです。生意気言ってゴメンなさい」
アロウン「自分が如何に不利か理解したようだな。だが安心しろ。アレと入れ替わった時点で、お前の勝利は決まったようなもんだ」
美琴「どういうこと…?」
アロウン「ククッ、すぐに分かるさ。…そろそろ目覚めるようだな」
美琴「ちょっ」
イギリス ロンドン・ヒースロー空港 到着ロビー ――
上条「ちょっと待って!!」
神裂「気がつきましたか」
上条「あ、あれ?」キョロキョロ
神裂「久しぶりですね、上条当麻」
上条「あ、ああ」
上条(び、びっくりした! 何で目の前に神裂さんがいるの!? つーか胸でかッ!! 産地偽装の輸入モノじゃないの!?)
アロウン(馬鹿野郎! 純国産に決まってる! ったく、アホなこと考える暇があるなら、現状把握しろよ)
上条(さも当然みたいにツッコんでんじゃないわよ!! ……やっぱり夢じゃなかったか)
神裂「驚かせてしまったようですね。今回も突然の事ですみません」
上条「えーっと、状況が掴めないんですけど……」
神裂「……土御門とステイルは何も説明しなかったのですか?」
上条「イギリスに行ってもらう、とか言われて気絶させられちゃったからなー」
神裂「土御門…ステイル…、後で覚えていなさい……」イライラ
上条「あの……神裂さん?」
神裂「し、失礼しました。それではあの子……インデックスが起きたら、今回の件について説明します」
上条「インデックス?」
神裂「はい。あなたの後ろのソファーで寝ています。超音速旅客機とやらの後遺症らしいですけど…」
禁書「う~ん……あの飛行機は駄目…なんだよ」グッタリ
アロウン(完全にグロッキーだな)
上条「……」
ステイル「おや? ようやくお目覚めかい」スタスタスタ
上条(……ステイル=マグヌス。炎の魔術師で、いけ好かない不良神父だけどインデックスの事に関しては、誰より信頼できる男…か)
神裂「ステイル! 彼らを乱暴に扱ったなんて聞いていません。どういう事ですか」
ステイル「僕は知らないよ。空港まで彼らを連れて来るのは土御門の仕事だったからね」
神裂「そんな言い訳が…」
上条「そ、そんな事より、俺たちが呼ばれた事情を説明してくんねーかな? インデックスは起きそうにないからさ」
ステイル「君にしては話が早くて助かるよ。まあ今回は事件でも何でもない、ただの遺跡調査に同行してもらう」
上条「遺跡調査? 何て遺跡なんだ?」
ステイル「ケルト海に浮かぶ孤島、そこにあるっていう遺跡なんだが……」
上条「何か歯切れが悪いな」
神裂「誰もその遺跡に行ったことが無いのですよ」
上条「はぁ?」
ステイル「近寄れないないんだ。まるで孤島に人払いの結界が張られているみたいにね」
上条「?? 近づけないのに何で遺跡があるなんて分かるんだ?」
ステイル「伝説って奴によれば在るんだとさ。僕は眉唾だけど」
アロウン(……)
ググってもゲームしか出て来ないな
もしかしてティアーズ何たらが元ネタか
もしかしてティアーズ何たらが元ネタか
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