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元スレ上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」
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第七学区 とある高校の学生寮 土御門宅――
土御門「インスタントで悪いにゃー」コポコポ
美琴「いえいえ、お構いなく」
絹旗「……」
土御門「この土御門元春を相手に無理やり交渉を持ちかけるなんてにゃー」
土御門「まったく、常盤台の超電磁砲は恐ろしいぜい」ヤレヤレ
美琴「普段は人畜無害な草食系ですよ?」
土御門「カミやんが絡むとアレか…つくづく罪な野郎ぜよ」
美琴「そんなことより早く…」
黒子「失礼しますの」シュン!
土御門「うにゃーっ! 女の子がオレの部屋に降って来たぜよ!!」
美琴「黒子?」
土御門「インスタントで悪いにゃー」コポコポ
美琴「いえいえ、お構いなく」
絹旗「……」
土御門「この土御門元春を相手に無理やり交渉を持ちかけるなんてにゃー」
土御門「まったく、常盤台の超電磁砲は恐ろしいぜい」ヤレヤレ
美琴「普段は人畜無害な草食系ですよ?」
土御門「カミやんが絡むとアレか…つくづく罪な野郎ぜよ」
美琴「そんなことより早く…」
黒子「失礼しますの」シュン!
土御門「うにゃーっ! 女の子がオレの部屋に降って来たぜよ!!」
美琴「黒子?」
黒子「お姉様、忘れ物ですの」ポイ
美琴「おっと」キャッチ
フィ「この馬鹿が、俺様を投げるとは何事だ!」プンスカ
黒子「わざわざ連れてきて差し上げたのに文句いうなですの」シレ
フィ「貴様も俺様を置いて行くな。自身の状態を理解しているだろうに」
美琴「う、うん」ピタ
フィ「…バイタルは正常……メンタルは…!? 不味いぞ。今すぐ表にでろ」
美琴「!? ちょ、ちょっと出ます!」ダダダダダッ
土御門「…どうしたんだ?」ヒソヒソ
絹旗「…私にも分かりません」ヒソヒソ
美琴「おっと」キャッチ
フィ「この馬鹿が、俺様を投げるとは何事だ!」プンスカ
黒子「わざわざ連れてきて差し上げたのに文句いうなですの」シレ
フィ「貴様も俺様を置いて行くな。自身の状態を理解しているだろうに」
美琴「う、うん」ピタ
フィ「…バイタルは正常……メンタルは…!? 不味いぞ。今すぐ表にでろ」
美琴「!? ちょ、ちょっと出ます!」ダダダダダッ
土御門「…どうしたんだ?」ヒソヒソ
絹旗「…私にも分かりません」ヒソヒソ
第七学区 とある高校の学生寮――
フィ「昨晩と比べてメンタルの異常が酷いな」
美琴「そんなに?」
フィ「人格に影響が出て、それを自覚できないくらいに、だ」
フィ「もう口調の変化なんて生易しいレベルじゃない。上条当麻の人格が変質しつつある」
美琴「口調って……ああっ! また女言葉で喋ってた!?」ガーン
フィ「今朝からの行動も思い返してみろ」
美琴「…………………………………………」…シクシク
フィ「泣くな、鬱陶しい」
美琴「黒歴史だ…なに意味の分からない行動力を発揮してんだよ、俺は」ガクリ
フィ「嫉妬に駆られ友人を脅迫、海外渡航の算段を強要…か。凄まじいな」
美琴「ぎゃああああぁぁぁッ!? 冷静に言わないで!?」ブンブン
フィ「大丈夫だ。そんな小物臭い貴様を、俺様はサポートしてやる」
美琴「小物って……一応、今は第三位の御坂さんですけど…」
フィ「三流、三下、三行半…ろくでもない数字だと思わないか?」
美琴「お、おまっ!? 三割引とか、三文の得とかいい意味だってあるだろ!」
フィ「発想が小物だな。それに三文の徳だ、馬鹿め」
美琴「え? 発音が違った??」
フィ「昨晩と比べてメンタルの異常が酷いな」
美琴「そんなに?」
フィ「人格に影響が出て、それを自覚できないくらいに、だ」
フィ「もう口調の変化なんて生易しいレベルじゃない。上条当麻の人格が変質しつつある」
美琴「口調って……ああっ! また女言葉で喋ってた!?」ガーン
フィ「今朝からの行動も思い返してみろ」
美琴「…………………………………………」…シクシク
フィ「泣くな、鬱陶しい」
美琴「黒歴史だ…なに意味の分からない行動力を発揮してんだよ、俺は」ガクリ
フィ「嫉妬に駆られ友人を脅迫、海外渡航の算段を強要…か。凄まじいな」
美琴「ぎゃああああぁぁぁッ!? 冷静に言わないで!?」ブンブン
フィ「大丈夫だ。そんな小物臭い貴様を、俺様はサポートしてやる」
美琴「小物って……一応、今は第三位の御坂さんですけど…」
フィ「三流、三下、三行半…ろくでもない数字だと思わないか?」
美琴「お、おまっ!? 三割引とか、三文の得とかいい意味だってあるだろ!」
フィ「発想が小物だな。それに三文の徳だ、馬鹿め」
美琴「え? 発音が違った??」
フィ「いい加減話を戻すぞ」
フィ「人格が変質していたのは自覚したな?」
美琴「ああ、あんなのは俺じゃねーよ」
フィ「些細なことで、あれほどの異常行動だ。先が思いやられる」
美琴「!! 些細っていうけどな、俺には大問題なんだよ!」
フィ「落ち着け」
美琴「大体アイツが神裂をパートナーとか…」ブツブツ
フィ「そこだ。そこが腑に落ちない」
美琴「??」
フィ「御坂美琴は上条当麻に惚れている」
美琴「///」マッカ
フィ「ならば神裂火織や禁書目録と必要以上に親睦を深めるのは、違和感がある」
フィ「普通なら、貴様に近づく女を遠ざけるように仕向けるはずだ」
フィ「人格が変質していたのは自覚したな?」
美琴「ああ、あんなのは俺じゃねーよ」
フィ「些細なことで、あれほどの異常行動だ。先が思いやられる」
美琴「!! 些細っていうけどな、俺には大問題なんだよ!」
フィ「落ち着け」
美琴「大体アイツが神裂をパートナーとか…」ブツブツ
フィ「そこだ。そこが腑に落ちない」
美琴「??」
フィ「御坂美琴は上条当麻に惚れている」
美琴「///」マッカ
フィ「ならば神裂火織や禁書目録と必要以上に親睦を深めるのは、違和感がある」
フィ「普通なら、貴様に近づく女を遠ざけるように仕向けるはずだ」
美琴「それは…アイツは優しいから…」
フィ「貴様が三日でトチ狂ったほどの恋愛感情を、御坂美琴は何ヶ月も抱えているんだ」
フィ「それに貴様を不安にさせるよう仕向けた節もある。優しさなど理由にならない」
美琴「…アイツが、わざと不安を煽ってる?」
フィ「入れ替わり初日に、御坂美琴が言ったことが全てかもしれんな」
美琴「初日って……まさか」
フィ「上条当麻を私のものにする、ダブルミーニングなら笑えるぞ」
美琴「どういうことだよ…」イヤナヨカン
フィ「御坂美琴は最初から入れ替わりを受け入れているということだ。理解できるか?」
美琴「はあ?」
フィ「正気か狂気かは知らんが、御坂美琴は非常に優秀だな」
フィ「上条当麻の最大の武器を掌握しつつ、本命の貴様を手玉に取っているのだから」
美琴「最大の武器? 幻想殺しか?」
フィ「貴様が三日でトチ狂ったほどの恋愛感情を、御坂美琴は何ヶ月も抱えているんだ」
フィ「それに貴様を不安にさせるよう仕向けた節もある。優しさなど理由にならない」
美琴「…アイツが、わざと不安を煽ってる?」
フィ「入れ替わり初日に、御坂美琴が言ったことが全てかもしれんな」
美琴「初日って……まさか」
フィ「上条当麻を私のものにする、ダブルミーニングなら笑えるぞ」
美琴「どういうことだよ…」イヤナヨカン
フィ「御坂美琴は最初から入れ替わりを受け入れているということだ。理解できるか?」
美琴「はあ?」
フィ「正気か狂気かは知らんが、御坂美琴は非常に優秀だな」
フィ「上条当麻の最大の武器を掌握しつつ、本命の貴様を手玉に取っているのだから」
美琴「最大の武器? 幻想殺しか?」
フィ「違う。昨日貴様が言ってたじゃないか。コネだけは充実してる、つまり人脈だ」
フィ「学園都市の第三位と世界を救った英雄、取り巻く人間の質も量も、圧倒的な差があるだろうな」
美琴「……」
フィ「周囲の環境を掌握し、上条当麻となる。その上で貴様を御坂美琴として手に入れる」
フィ「貴様は女として愛されるわけだ。笑えるだろう?」
美琴「……冗談だよな?」ガクブル
フィ「全て俺様の推論だ。だが現実味はあったんじゃないか?」
美琴「恐えーよ! ありえねーよ! なんなんだよ!!」
フィ「イギリスに乗り込むつもりなら、やめたほうがいいな」
フィ「戦闘能力に差がありすぎる。手篭めにされて、愛玩奴隷ルート確定とかなりそうだ」
美琴「て、手篭め!?」ビクッ
フィ「学園都市の第三位と世界を救った英雄、取り巻く人間の質も量も、圧倒的な差があるだろうな」
美琴「……」
フィ「周囲の環境を掌握し、上条当麻となる。その上で貴様を御坂美琴として手に入れる」
フィ「貴様は女として愛されるわけだ。笑えるだろう?」
美琴「……冗談だよな?」ガクブル
フィ「全て俺様の推論だ。だが現実味はあったんじゃないか?」
美琴「恐えーよ! ありえねーよ! なんなんだよ!!」
フィ「イギリスに乗り込むつもりなら、やめたほうがいいな」
フィ「戦闘能力に差がありすぎる。手篭めにされて、愛玩奴隷ルート確定とかなりそうだ」
美琴「て、手篭め!?」ビクッ
フィ「それも悪くないんじゃないか?」
美琴「そんなルート、青髪ピアスにしか需要がねーよ!」
美琴「アイツがおかしくなってるなら、俺がなんとかすればいいだけじゃねーか」
フィ「貴様が嫌がるなら、他の女を、みたいな流れになりそうだが…」
美琴「それは駄目だ!! ……って、あれ?」
フィ「どうしようもないな。入れ替わった時点で愛玩奴隷ルートは確定したようだ」
美琴「………バッドエンド?」
美琴「男なのに女にされる…?」プルプル
フィ「どんまい」
美琴「不幸だァァァああああああッ!!!」
美琴「そんなルート、青髪ピアスにしか需要がねーよ!」
美琴「アイツがおかしくなってるなら、俺がなんとかすればいいだけじゃねーか」
フィ「貴様が嫌がるなら、他の女を、みたいな流れになりそうだが…」
美琴「それは駄目だ!! ……って、あれ?」
フィ「どうしようもないな。入れ替わった時点で愛玩奴隷ルートは確定したようだ」
美琴「………バッドエンド?」
美琴「男なのに女にされる…?」プルプル
フィ「どんまい」
美琴「不幸だァァァああああああッ!!!」
第七学区 とある高校の学生寮 土御門宅――
美琴「……」フラフラ
絹旗「戻ってきまし…御坂? 顔色が超悪いんですけど…」
フィ「放っといてやれ。少々絶望しているだけだ」
黒子「お姉様、しっかりしてくださいまし!」
土御門「さっきと別人みたいだぜい?」
美琴「…純潔が、散らされる…」ジワ
黒子「お姉様の純潔は上条さんに捧げたのでは?」
絹旗「じゅ、じゅ純潔!?」
土御門「…カミやん、ついにこっち側に来たのか」トオイメ
フィ「こいつはまだ生娘だぞ。上条当麻の帰国と同時に散らされるだろうがな」シレ
美琴「手篭めにされるなんて…」ポロポロ
黒子絹旗「!?」
美琴「……」フラフラ
絹旗「戻ってきまし…御坂? 顔色が超悪いんですけど…」
フィ「放っといてやれ。少々絶望しているだけだ」
黒子「お姉様、しっかりしてくださいまし!」
土御門「さっきと別人みたいだぜい?」
美琴「…純潔が、散らされる…」ジワ
黒子「お姉様の純潔は上条さんに捧げたのでは?」
絹旗「じゅ、じゅ純潔!?」
土御門「…カミやん、ついにこっち側に来たのか」トオイメ
フィ「こいつはまだ生娘だぞ。上条当麻の帰国と同時に散らされるだろうがな」シレ
美琴「手篭めにされるなんて…」ポロポロ
黒子絹旗「!?」
土御門「カミやんなら明後日に帰国する予定ぜよ」
美琴「そんなの、嫌だ…」ヒックヒック
黒子「腐れ類人猿がああああァァァッ!! お姉様を泣かせやがってええええ!!」
絹旗「殺す! 上条当麻、超殺す!!」
黒子「ここは協力してでも、あの猿を血祭りにあげるしかないですの!」
絹旗「了解です。御坂の貞操は私たちで守りましょう!」
土御門「面白いことになってきたにゃー」
フィ「この調子で戦力を増やせば、貴様の身の安全は守られるかもな」
美琴「…俺に力を貸してくれるのか」グスグス
黒子「当然ですの」キッパリ
絹旗「友達を助けるのは当たり前です。御坂が言ったことですよ?」ニコ
美琴「…そうだったな。絶望するには、まだ早いよな」
美琴「二人とも、さんきゅーな。元気でた」
美琴「そんなの、嫌だ…」ヒックヒック
黒子「腐れ類人猿がああああァァァッ!! お姉様を泣かせやがってええええ!!」
絹旗「殺す! 上条当麻、超殺す!!」
黒子「ここは協力してでも、あの猿を血祭りにあげるしかないですの!」
絹旗「了解です。御坂の貞操は私たちで守りましょう!」
土御門「面白いことになってきたにゃー」
フィ「この調子で戦力を増やせば、貴様の身の安全は守られるかもな」
美琴「…俺に力を貸してくれるのか」グスグス
黒子「当然ですの」キッパリ
絹旗「友達を助けるのは当たり前です。御坂が言ったことですよ?」ニコ
美琴「…そうだったな。絶望するには、まだ早いよな」
美琴「二人とも、さんきゅーな。元気でた」
土御門「絹旗はいいのかにゃー。イギリス行きがふいになるかもしれないぜい?」
絹旗「…構いません。麦野たちの居場所は知りましたし、御坂を見捨てたくありません」
美琴「絹旗……御坂さんは、この感動を超抑えることができません!」ギュッ
絹旗「きゃあ! み、御坂、真似しないでください///」ジタバタ
黒子「ぎゃああああ!? 黒子も、黒子も混ぜてほしいですのォォォーッ!!」ガバチョ
フィ「うおっ! 暑苦しい、離れろ!」
土御門「やはり時代は女子中学生ぜよ」ニヤニヤ
美琴「迷惑かけてごめんなさい!」ペコ
土御門「いやいや、お互いカミやんのフラグ体質の被害者ぜよ」ケラケラ
美琴「あ、あはは……」
土御門「フラグ立てまくりなのに、回収はしないから性質が悪い……ムカついてきた」イライラ
美琴「…反省します」ズーン
土御門「ん?」
絹旗「御坂、先に行きますよ」
美琴「おおお邪魔しましたぁーー!」タッタッタ
土御門「……」
絹旗「…構いません。麦野たちの居場所は知りましたし、御坂を見捨てたくありません」
美琴「絹旗……御坂さんは、この感動を超抑えることができません!」ギュッ
絹旗「きゃあ! み、御坂、真似しないでください///」ジタバタ
黒子「ぎゃああああ!? 黒子も、黒子も混ぜてほしいですのォォォーッ!!」ガバチョ
フィ「うおっ! 暑苦しい、離れろ!」
土御門「やはり時代は女子中学生ぜよ」ニヤニヤ
美琴「迷惑かけてごめんなさい!」ペコ
土御門「いやいや、お互いカミやんのフラグ体質の被害者ぜよ」ケラケラ
美琴「あ、あはは……」
土御門「フラグ立てまくりなのに、回収はしないから性質が悪い……ムカついてきた」イライラ
美琴「…反省します」ズーン
土御門「ん?」
絹旗「御坂、先に行きますよ」
美琴「おおお邪魔しましたぁーー!」タッタッタ
土御門「……」
土御門「……」pipi ヨビダシチュウ
海原『もしもし、なにか進展がありましたか?』pi
土御門「ああ、とんでもないことになったぞ海原」
海原『ッ!? なんです』
土御門「明後日、超電磁砲の処女が奪われるらしい」
海原『…………はぁああああああああ!!!???』
土御門「上条当麻が喰っちまうそうだ。超電磁砲がマジ泣きしながら言ってたぞ」
海原『か、彼は一体なにを考えてるんです!? 御坂さんは中学生ですよ!? 犯罪ですよ!?』
土御門「オレたちと比べれば可愛いもんだがな」
海原『統括理事会が御坂さんを狙ってるのに、あああああッ! 気が狂いそうだ!』
海原『もしもし、なにか進展がありましたか?』pi
土御門「ああ、とんでもないことになったぞ海原」
海原『ッ!? なんです』
土御門「明後日、超電磁砲の処女が奪われるらしい」
海原『…………はぁああああああああ!!!???』
土御門「上条当麻が喰っちまうそうだ。超電磁砲がマジ泣きしながら言ってたぞ」
海原『か、彼は一体なにを考えてるんです!? 御坂さんは中学生ですよ!? 犯罪ですよ!?』
土御門「オレたちと比べれば可愛いもんだがな」
海原『統括理事会が御坂さんを狙ってるのに、あああああッ! 気が狂いそうだ!』
土御門「だがこれはチャンスだ。どうも超電磁砲と上条当麻が一戦やらかすみたいだからな」
海原『…その時起きる混乱を利用すると?』
土御門「その通り! 例の助っ人は裏切ったが超電磁砲にべったりだし、最悪の事態は回避できそうだ」
海原『自分にとっては、ある意味最悪ですけどね……』
土御門「お前もいい加減、義妹に乗り換えたらどうだ?」
海原『余計なお世話ですッ!!』pi
土御門「……うにゃ?」
土御門「カミやんが超電磁砲とにゃんにゃんする……ねーちんは…?」アレ?
海原『…その時起きる混乱を利用すると?』
土御門「その通り! 例の助っ人は裏切ったが超電磁砲にべったりだし、最悪の事態は回避できそうだ」
海原『自分にとっては、ある意味最悪ですけどね……』
土御門「お前もいい加減、義妹に乗り換えたらどうだ?」
海原『余計なお世話ですッ!!』pi
土御門「……うにゃ?」
土御門「カミやんが超電磁砲とにゃんにゃんする……ねーちんは…?」アレ?
第七学区 とある病院前――
美琴「黒子たちは、やることがあるってことだし、俺も頑張りますか」
フィ「何故病院に来たんだ?」
美琴「カエル顔の先生に入れ替わりのことを相談しようと思う」
美琴「解決法を知ってそーだしな」
フィ「冥土帰しか。貴様にしては妥当な選択だ」
美琴「…お前の推理が外れて、アイツと争うことなく解決できるのが一番だけど…」
フィ「確かにそうだが、それと予防線を張るのは別問題だ」
美琴「うん……愛玩奴隷ルートだけは回避しないとな」ガクブル
御坂妹「愛玩奴隷とはなんですか、とミサカはお姉様に問いかけます」
美琴「愛玩奴隷ってのは……御坂妹か」
御坂妹「はい、ミサカは検体番号10032です、とミサカは質問は無視かよと腹を立てつつ答えます」
美琴「お前には一生知らないでほしいから、内緒だ」
御坂妹「……」テヲトリ、ムネニアテル
美琴「?? どうしたんだ?」
御坂妹「お疲れのようなので脳波と脈拍のチェックをしました、とミサカは無表情を装い受け答えします」ドキドキ
美琴「心配してくれたのか。さんきゅーな」ニコ
御坂妹「はい///、異常はありませんでした、とミサカは答えつつ、用事があるのでこの場を去ります」スタスタスタ
美琴「おう、またなー」ヒラヒラ
フィ「……」
美琴「黒子たちは、やることがあるってことだし、俺も頑張りますか」
フィ「何故病院に来たんだ?」
美琴「カエル顔の先生に入れ替わりのことを相談しようと思う」
美琴「解決法を知ってそーだしな」
フィ「冥土帰しか。貴様にしては妥当な選択だ」
美琴「…お前の推理が外れて、アイツと争うことなく解決できるのが一番だけど…」
フィ「確かにそうだが、それと予防線を張るのは別問題だ」
美琴「うん……愛玩奴隷ルートだけは回避しないとな」ガクブル
御坂妹「愛玩奴隷とはなんですか、とミサカはお姉様に問いかけます」
美琴「愛玩奴隷ってのは……御坂妹か」
御坂妹「はい、ミサカは検体番号10032です、とミサカは質問は無視かよと腹を立てつつ答えます」
美琴「お前には一生知らないでほしいから、内緒だ」
御坂妹「……」テヲトリ、ムネニアテル
美琴「?? どうしたんだ?」
御坂妹「お疲れのようなので脳波と脈拍のチェックをしました、とミサカは無表情を装い受け答えします」ドキドキ
美琴「心配してくれたのか。さんきゅーな」ニコ
御坂妹「はい///、異常はありませんでした、とミサカは答えつつ、用事があるのでこの場を去ります」スタスタスタ
美琴「おう、またなー」ヒラヒラ
フィ「……」
第七学区 とある病院――
冥土帰し「君が来るのは珍しいね?」
美琴「実は相談したいことが……」
冥土帰し「深刻そうだが、なんだろうね?」
事情を説明中―――
冥土帰し「事情は飲み込めたけど、つくづく君は面白い目にあうね?」
美琴「あはは…」ズーン
冥土帰し「まあ、入れ替わった御坂君を連れてくれば、すぐにでも治せるね?」
美琴「ほ、本当ですか!」
冥土帰し「嘘は言わないよ?」
美琴「明後日、連れてきますからお願いします!」ペコリ
冥土帰し「それじゃ明後日に。今日はもう帰っていいよ?」
美琴「先生! ありがとうございました!」タッタッタ
冥土帰し「元気がいいね……」
冥土帰し「君が来るのは珍しいね?」
美琴「実は相談したいことが……」
冥土帰し「深刻そうだが、なんだろうね?」
事情を説明中―――
冥土帰し「事情は飲み込めたけど、つくづく君は面白い目にあうね?」
美琴「あはは…」ズーン
冥土帰し「まあ、入れ替わった御坂君を連れてくれば、すぐにでも治せるね?」
美琴「ほ、本当ですか!」
冥土帰し「嘘は言わないよ?」
美琴「明後日、連れてきますからお願いします!」ペコリ
冥土帰し「それじゃ明後日に。今日はもう帰っていいよ?」
美琴「先生! ありがとうございました!」タッタッタ
冥土帰し「元気がいいね……」
御坂妹「失礼します」
冥土帰し「脳波はどうだったね?」
御坂妹「ミサカの記憶する、あの人のパターンと殆ど一致しました、とミサカは興奮気味に答えます」
冥土帰し「そうか…御坂君の言った通り上条君が相談に来たよ。計画書は目を通したあと破棄したんだが…」
御坂妹「お姉様の計画、必ず成功させてみせます、とミサカは全ミサカを代表して、ここに宣言します」
冥土帰し「作戦コード・アヴァロン……こんな壮大な計画を実行するなんて、君達のお姉さんは凄いね」
御坂妹「はい。あの人を独占できるのに、ミサカにも幸せを分けてくれました、とミサカは優しいお姉様を尊敬します」
冥土帰し「妹達の存在を受け入れるほど、この世界は優しくない。だが救いがないわけじゃない」
冥土帰し「僕は君達の保護者だ。妹達の幸せのために協力は惜しまないよ」
冥土帰し「脳波はどうだったね?」
御坂妹「ミサカの記憶する、あの人のパターンと殆ど一致しました、とミサカは興奮気味に答えます」
冥土帰し「そうか…御坂君の言った通り上条君が相談に来たよ。計画書は目を通したあと破棄したんだが…」
御坂妹「お姉様の計画、必ず成功させてみせます、とミサカは全ミサカを代表して、ここに宣言します」
冥土帰し「作戦コード・アヴァロン……こんな壮大な計画を実行するなんて、君達のお姉さんは凄いね」
御坂妹「はい。あの人を独占できるのに、ミサカにも幸せを分けてくれました、とミサカは優しいお姉様を尊敬します」
冥土帰し「妹達の存在を受け入れるほど、この世界は優しくない。だが救いがないわけじゃない」
冥土帰し「僕は君達の保護者だ。妹達の幸せのために協力は惜しまないよ」
御坂妹「ありがとうございます」
御坂妹「ミサカのミサカによるミサカのための楽園、誰にも邪魔はさせません、とミサカは……」
冥土帰し「彼はどうしてる? 彼方此方の施設を破壊して回っていたようだが」
御坂妹「お姉様と一緒に明後日帰国する予定です、とミサカはスケジュールを確認しながら答えます」
冥土帰し「彼も協力を?」
御坂妹「はい。お姉様と二人で、あの人を確保するようです、とミサカはあの人に同情を禁じえません」
冥土帰し「仕方ないとはいえ、上条君も災難だね……」
御坂妹「ミサカのミサカによるミサカのための楽園、誰にも邪魔はさせません、とミサカは……」
冥土帰し「彼はどうしてる? 彼方此方の施設を破壊して回っていたようだが」
御坂妹「お姉様と一緒に明後日帰国する予定です、とミサカはスケジュールを確認しながら答えます」
冥土帰し「彼も協力を?」
御坂妹「はい。お姉様と二人で、あの人を確保するようです、とミサカはあの人に同情を禁じえません」
冥土帰し「仕方ないとはいえ、上条君も災難だね……」
今回はここまでです。上条さん編はもうちょいで終わりです
御坂さん編はちょこっとクロスオーバー要素があるんで嫌いな人は注意を
御坂さん編はちょこっとクロスオーバー要素があるんで嫌いな人は注意を
愛玩奴隷じゃなくて愛奴隷だろ
いいじゃん愛奴隷wwwwwwww
むしろなりたいよ愛奴隷wwwwwwww
いいじゃん愛奴隷wwwwwwww
むしろなりたいよ愛奴隷wwwwwwww
第十七学区 操車場――
美琴「ここなら平気かな?」キョロキョロ
フィ「昼間からこんな人気のない場所でなにをする気だ」
美琴「能力の試し撃ちをするんだよ」
フィ「いよいよ真剣になったか」
美琴「まあな。最悪の場合、アイツを無理やりにでも病院に連れていかないと、だろ?」
フィ「実行するには、貴様が能力を完璧に使いこなす事が最低条件だろう」
美琴「ハードル高いなー」
フィ「時間は有限だ。さっさと始めろ」
美琴「まずは基本の電撃から…」ビリビリ
フィ「電撃、砂鉄操作、磁力を用いた高速移動、電磁波レーダー、雷撃の槍…」
フィ「一応使えているな」
美琴「ああ、結構コツを掴んだぞ。……こんな風にッ!!」ビリビリッ フワッ
フィ「無数の鉄骨を磁力で操っているのか…」
美琴「よっと、元の場所に戻してーっと!」ガタガタガシャーン!
美琴「どうだ? あのまま射出することもできるぞ」
フィ「戦術レベルの攻撃だ。威力が有りすぎて街中では使えん」
美琴「確かに……」ウーン
フィ「一人で戦うわけじゃないんだ。攻撃範囲は絞れ」
美琴「そうは言ってもなぁ。まとめて吹き飛ばす!って能力だろ、これ」
フィ「超能力者だから仕方ない。一人で軍隊と戦える、人間戦略兵器だからな」
美琴「能力が強すぎるのが弱点ってことか」
フィ「被害を考えればな。現状で幻想殺しに最も有効なのは、電撃だろう」
美琴「電撃ぃ? そんなの一発で打ち消されてお終いじゃねーか」
フィ「幻想殺しの弱点は効果範囲の狭さだ。四方八方から電撃を放ち続ければ、そのうち捌ききれなくなる」
美琴「そこを絹旗と黒子に、ってとこか?」
フィ「それがベストだ。小学生の能力が存外強力なのは、嬉しい誤算だったな」
美琴「…いい加減、名前で呼んでやれよ」
フィ「奇襲向きの能力だから、空間移動との相性もいい」
美琴「スルーですね。分かります」
フィ「勝利条件は満たしたと言ってもいいだろう」
美琴「…なんか嫌なフラグがたった気がするんですけど」
フィ「幻想殺しが如何に脅威だとしても所詮、一兵にすぎん」
フィ「戦術を練った我々の敵ではない」
フィ「無数の鉄骨を磁力で操っているのか…」
美琴「よっと、元の場所に戻してーっと!」ガタガタガシャーン!
美琴「どうだ? あのまま射出することもできるぞ」
フィ「戦術レベルの攻撃だ。威力が有りすぎて街中では使えん」
美琴「確かに……」ウーン
フィ「一人で戦うわけじゃないんだ。攻撃範囲は絞れ」
美琴「そうは言ってもなぁ。まとめて吹き飛ばす!って能力だろ、これ」
フィ「超能力者だから仕方ない。一人で軍隊と戦える、人間戦略兵器だからな」
美琴「能力が強すぎるのが弱点ってことか」
フィ「被害を考えればな。現状で幻想殺しに最も有効なのは、電撃だろう」
美琴「電撃ぃ? そんなの一発で打ち消されてお終いじゃねーか」
フィ「幻想殺しの弱点は効果範囲の狭さだ。四方八方から電撃を放ち続ければ、そのうち捌ききれなくなる」
美琴「そこを絹旗と黒子に、ってとこか?」
フィ「それがベストだ。小学生の能力が存外強力なのは、嬉しい誤算だったな」
美琴「…いい加減、名前で呼んでやれよ」
フィ「奇襲向きの能力だから、空間移動との相性もいい」
美琴「スルーですね。分かります」
フィ「勝利条件は満たしたと言ってもいいだろう」
美琴「…なんか嫌なフラグがたった気がするんですけど」
フィ「幻想殺しが如何に脅威だとしても所詮、一兵にすぎん」
フィ「戦術を練った我々の敵ではない」
美琴「お前が言うならそーかもな。そんじゃ最後に試してみるか、超電磁砲!」
フィ「第三位の異名たる技か」
美琴「コインを弾いて……」ピーン
美琴「…いっけェェえええええーーッ!!」バチバチッ ドゴーーーーーーン!!
フィ「……見た目は派手だが、これは」
美琴「び、ビームだ! 超電磁砲、マジ格好いいな!」ダイコーフン
フィ「磁力で大量にものを飛ばしたほうが強力じゃないか?」
美琴「浪漫だよ、ロマン! 分っかんねーかなぁ」チッチッチ
フィ「知るか。だがまあ結果は上々だ。そろそろ引き揚げるとしよう」
美琴「……」キョロキョロ
フィ「どうした?」
美琴「能力を使うのに夢中だったから気づかなかったけど……」ガタガタ
フィ「これは酷い。あたり一面瓦礫の山じゃないか。警備員(アンチスキル)に見つかれば即逮捕だな」
美琴「…まぁ、見つからなきゃ…」
??「あっちから凄い音がしたぞ!」
美琴「……」ピューーーー ダッシュ
フィ「第三位の異名たる技か」
美琴「コインを弾いて……」ピーン
美琴「…いっけェェえええええーーッ!!」バチバチッ ドゴーーーーーーン!!
フィ「……見た目は派手だが、これは」
美琴「び、ビームだ! 超電磁砲、マジ格好いいな!」ダイコーフン
フィ「磁力で大量にものを飛ばしたほうが強力じゃないか?」
美琴「浪漫だよ、ロマン! 分っかんねーかなぁ」チッチッチ
フィ「知るか。だがまあ結果は上々だ。そろそろ引き揚げるとしよう」
美琴「……」キョロキョロ
フィ「どうした?」
美琴「能力を使うのに夢中だったから気づかなかったけど……」ガタガタ
フィ「これは酷い。あたり一面瓦礫の山じゃないか。警備員(アンチスキル)に見つかれば即逮捕だな」
美琴「…まぁ、見つからなきゃ…」
??「あっちから凄い音がしたぞ!」
美琴「……」ピューーーー ダッシュ
第七学区 とある公園――
佐天「あ! 御坂さん発見! …何してるんだろ?」
美琴「…喉が渇いたー」ハアハア
フィ「そこの自販機で買って飲めばいいだろう」
美琴「そーだな。ん~…ヤシの実サイダーでいいか」チャリン ピ
フィ「ホットにしておけ。体を冷やすのは良くないぞ」
美琴「もう押しちまった……あれ? 出てこない…」
フィ「投入金額がゼロになってるな」
美琴「マジ!? って、ああぁぁぁーーッ!!」
フィ「うるさい」
美琴「この自販機、前に二千円札飲み込んだやつじゃねえか!」
美琴「クソッ! 小銭は飲まないんじゃなかったのか」
フィ「別のところで買えばいい」
美琴「嫌だ、絶対取り返す! ……そうだ」ピコーン
美琴「確か、こんな感じで…ちぇいさーーーっ!!」ベキッ!
美琴「――ッ!?」
フィ「……」
美琴「痛いッ!! なんかベキッていった! まさか折れた!?」
美琴「あぁ…内出血してる。うう、予想以上に貧弱だ…」
美琴「こんなとこ誰かに見られたら、また馬鹿にされ……」
佐天「……」ジー
美琴「…見た?」
佐天「……ちぇいさー」ボソ
美琴「見たな見たの見やがりましたね三段活用! 忘れて下さいお願いします!」ドゲザ
佐天「むふ~、どーしよっかなぁ~?」ニヤニヤ
美琴「笑顔が恐いんですけど……」
佐天「アハハ、冗談です。何もしませんってば」
美琴「…ったく、人が悪いぜ」
佐天「いや~御坂さんを見てると、つい弄りたくなちゃって。困ったなー」
フィ「その気持ちは共感できるな。困ったものだ」
美琴「コイツら…」プルプル
美琴「確か、こんな感じで…ちぇいさーーーっ!!」ベキッ!
美琴「――ッ!?」
フィ「……」
美琴「痛いッ!! なんかベキッていった! まさか折れた!?」
美琴「あぁ…内出血してる。うう、予想以上に貧弱だ…」
美琴「こんなとこ誰かに見られたら、また馬鹿にされ……」
佐天「……」ジー
美琴「…見た?」
佐天「……ちぇいさー」ボソ
美琴「見たな見たの見やがりましたね三段活用! 忘れて下さいお願いします!」ドゲザ
佐天「むふ~、どーしよっかなぁ~?」ニヤニヤ
美琴「笑顔が恐いんですけど……」
佐天「アハハ、冗談です。何もしませんってば」
美琴「…ったく、人が悪いぜ」
佐天「いや~御坂さんを見てると、つい弄りたくなちゃって。困ったなー」
フィ「その気持ちは共感できるな。困ったものだ」
美琴「コイツら…」プルプル
フィ「コレは超能力者の癖に基本、馬鹿だからな。フォローが大変なんだ」
佐天「馬鹿っていうか、ノリが良くなったんじゃないかな?」
フィ「好意的な意見だな」
佐天「なんか親しみやすいのよねー。壁を感じないっていうか、ん~、なんだろ?」
フィ「良かったな、褒められてるぞ」
美琴(俺が本来、無能力者だからかな?)
美琴「ところで佐天さんは何してたんだ?」
佐天「へ? ……しまった! 初春に宿題を見せてもらうんだった!」
美琴「宿題…だと…?」
佐天「初春待たせてるんで、バイバイ、御坂さーん!」タッタッタ
佐天「馬鹿っていうか、ノリが良くなったんじゃないかな?」
フィ「好意的な意見だな」
佐天「なんか親しみやすいのよねー。壁を感じないっていうか、ん~、なんだろ?」
フィ「良かったな、褒められてるぞ」
美琴(俺が本来、無能力者だからかな?)
美琴「ところで佐天さんは何してたんだ?」
佐天「へ? ……しまった! 初春に宿題を見せてもらうんだった!」
美琴「宿題…だと…?」
佐天「初春待たせてるんで、バイバイ、御坂さーん!」タッタッタ
フィ「騒がしい奴だな」
美琴「そーだよ! 宿題だ!」
フィ「宿題?」
美琴「補習の代わりに大量に課題を出されたんだ……まだ全然やってねーよ…」
フィ「今はそんなもの、どうでもいいだろう?」
美琴「良くねーよ! 俺の進級が懸かってるんだぞ!?」
フィ「……仕方ないな、さっさと終わらせるぞ」
美琴「そんな簡単に終わる量じゃねーんだよ…」
フィ「普段の貴様ならな。だが今は御坂美琴の知識が使えるだろう?」
美琴「そうか! その手があるな。早速寮に行こう」タッタッタ
美琴「そーだよ! 宿題だ!」
フィ「宿題?」
美琴「補習の代わりに大量に課題を出されたんだ……まだ全然やってねーよ…」
フィ「今はそんなもの、どうでもいいだろう?」
美琴「良くねーよ! 俺の進級が懸かってるんだぞ!?」
フィ「……仕方ないな、さっさと終わらせるぞ」
美琴「そんな簡単に終わる量じゃねーんだよ…」
フィ「普段の貴様ならな。だが今は御坂美琴の知識が使えるだろう?」
美琴「そうか! その手があるな。早速寮に行こう」タッタッタ
第七学区 とある高校の学生寮 上条宅――
美琴「よっこらせっと。やっぱ便利だなー、この能力」スタッ
フィ「壁伝いにベランダから部屋に入るとは、確かに便利だな」
美琴「鍵を持ってないから助かったぜ」
フィ「時間が勿体無い、課題に取り掛かれ」
美琴「はいはい」ゲコッゲコッゲコ
美琴「御坂妹から…? もしもし」pi
御坂妹『ミサカですが今大丈夫ですか? とミサカは丁寧に確認を取ります』
美琴「いいけど、何か用事か?」
御坂『はい。相談したい事があるのですが、とミサカはお姉様に頼りたい心情を吐露しました』
美琴「それは構わねーけど…」
御坂妹『良かった。それでは玄関から離れて下さい、とミサカは突然警告します』pi
美琴「玄関…?」
フィ「伏せろ!!」ドカーーーーーーン! ドアフットブ
美琴「!!??」ビクッ
御坂妹「お邪魔します」スタスタスタ
美琴「み、御さッ…」
御坂妹「あまり余裕がないので、このまま連行します、とミサカはお姉様を拘束しながら言い放ちます」カチャカチャ
美琴「ちょっと待て!! どうしてお…」アタフタ
御坂妹「この拘束具は特別製なので、お姉様の能力でも外すことは叶いません、とミサカは残酷な事実を教えます」
美琴「そんな説明いらな…」
御坂妹「移動します。少しの間我慢して下さい、とミサカは誠意の篭ってないお願いをします」
美琴「聞いて!? 御坂さんの話を聞い…」グス
御坂妹「五月蝿いです」シュー
美琴「……」スヤスヤ
フィ「催眠スプレーか」
御坂妹「はい。これ以上手荒な事はしません、とミサカは今更と思いつつ安心を促します」
フィ「本当に今更だな……」
美琴「玄関…?」
フィ「伏せろ!!」ドカーーーーーーン! ドアフットブ
美琴「!!??」ビクッ
御坂妹「お邪魔します」スタスタスタ
美琴「み、御さッ…」
御坂妹「あまり余裕がないので、このまま連行します、とミサカはお姉様を拘束しながら言い放ちます」カチャカチャ
美琴「ちょっと待て!! どうしてお…」アタフタ
御坂妹「この拘束具は特別製なので、お姉様の能力でも外すことは叶いません、とミサカは残酷な事実を教えます」
美琴「そんな説明いらな…」
御坂妹「移動します。少しの間我慢して下さい、とミサカは誠意の篭ってないお願いをします」
美琴「聞いて!? 御坂さんの話を聞い…」グス
御坂妹「五月蝿いです」シュー
美琴「……」スヤスヤ
フィ「催眠スプレーか」
御坂妹「はい。これ以上手荒な事はしません、とミサカは今更と思いつつ安心を促します」
フィ「本当に今更だな……」
風紀委員 第一七七支部――
黒子「お姉様を拘束とは、どういう事ですの!?」
固法「本部からの要請なんだけど、私にも何がなんだか…」
黒子「意味が分かりませんわ! 罪状はなんですの!?」
固法「器物損壊。第十七学区にある操車場を、常盤台の制服を着た電気使いが大暴れして、滅茶苦茶にしたらしいのよ」
黒子「……」
固法「だから御坂さんが真っ先に疑われてるの」
固法「御坂さんがそんな事するわけないのに、本当に意味が分からないわ」
黒子「そ、そうですわね」アセアセ
黒子「……類人猿を葬り去る予行練習?」ボソ
固法「白井さんから御坂さんに連絡とってもらえる?」
黒子「それでは直接話を聞いてきますの!」シュン!
固法「え? 電話でいいのに…って、いっちゃった」
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