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    元スレ佐天「こ、こっから先は一方通行だァ!?」美琴「えぇー!?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    801 = 798 :

    美琴「ミサカネットワークをうまく使えば、幻想御手のように能力をアップさせられるかも……」

    「さあ教えなさい一方通行!」

    こんな展開が思い浮かんだ。

    802 = 800 :

    レベルアッパーって同系統能力の上位レベル者がいないといまいち効果ないんじゃねって思う
    演算はネットワークでするから馬力が上がったとしても
    やっぱりそれらを上手く使うには上位レベル者の感覚が必要だと思う
    CPUのコア数増やしてもそれに対応したプログラムないとあんまシングルコアと変わんないみたいな
    どうなんだろうね?

    803 :

    代理演算ができるんだから、演算能力の融通は普通にできそうだな

    問題は打ち止めとワーストを除く妹たちが同じパーソナルリアリティしか持ってないから、自分だけの現実の補強ができないということだな
    能力の上限はほぼ変わらないと思う

    美琴がネットワークにつながれば妹たちみんな3~4くらいにはなりそうだけど

    804 :

    妹達のレベルって2~3だから中にはOKな妹達もいるのかな

    805 = 800 :

    だよね!
    ってことは美琴がネットワークにつながれば妹たちはレベルアップしても
    美琴自体はレベルダウンになっちゃうよねぇ

    レベルアッパーを使った上位者達は何を思って使ったのやら…

    806 = 803 :

    上がることはあっても、下がることはないと思うぞ
    たとえ一万人二万人繋がっても美琴の能力上限自体は変わらないだろうけど、演算速度は上がるだろうし
    ネットワークに次々オーダー投げてレールガン乱射とかできそうだ

    807 :

    >>783
    >>781だけど最近っつーか水曜昼にみつけてそのまま追い付いたんだぜ


    演算補助だけじゃなくネットワークとして一通さんをさらに加えたら相当パワーアップするんじゃない?

    まぁ、一通さんが一部シスターズにストーカー以上の精神的被害を受ける羽目になるんだろうけど……

    808 :

    >>785
    一方通行「ただ、完璧に制御するにはレベル3は必要なンだが……」
    の部分を
    一方通行「ただ、結果が出るくらい完璧に制御するにはレベル4は必要なンだが……」
    にしとけば良かったのにと一瞬思った。ので書いた。

    809 = 800 :

    バストアップにもレベル格差が…あうあう

    810 :

    本編が楽しみだ

    812 :

    お前EDだったのか
    同情するぜ

    813 :

    >>804>>808
    ミサワ⇒レベル4
    打ち止め⇒レベル3
    その他⇒レベル2
    だとばっかり思ってたぜ 妹達が実はレベル2~3だったのな

    >>811
    俺からも言おう、ドンマイb

    というわけで今日もお昼の分を投下するぜー

    814 = 813 :

    ・とある病院前のロータリー

    美琴「と、言うわけで無事に退院手続きも済ませたわけだけど……」

    佐天「たったの5日で退院ってのはいいんですが、白井さんだけ置いてけぼりなのはちょっと可哀想だったかも?」

    美琴「ま、まあその話はもう今更言ってもしょうがないし、私が明日からお見舞いに行った時にでもちょちょいと治癒を促進してあげれば後2~3日で退院できるでしょ」

    佐天「それもそうですね」

    打ち止め「あ、サテンお姉ちゃーん」ガバッ

    佐天「うおう!? いきなり背中に人の気配!?」

    打ち止め「お迎えに来たよーってミサカはミサカはあっちにヨミカワの車が停まってることを伝えてみる」

    美琴「ふーん、本当に他の妹達(シスターズ)よりちっちゃいのね、打ち止めって」

    打ち止め「お姉様も退院おめでとうって、ミサカはミサカはご挨拶してみたり!」

    美琴「うん、ちゃんと挨拶できて偉い偉い」ナデナデ

    打ち止め「えへへー、お姉様に褒められた~ってミサカはミサカは素直に嬉しいことを伝えてみたり」

    815 = 813 :


    美琴「あれ? そう言えば今お迎えって言ってたわね?」

    打ち止め「これからヨミカワの家で退院お祝いのパーティなの、ってミサカはミサカはお姉様も一緒にどうかなって誘いながら伝えてみる」

    佐天「あ、いいですねそれ!」

    美琴「私も一緒でいいの?」

    打ち止め「もっちろん! ってミサカはミサカは力強く答えてみたり」

    美琴「それじゃあ私もご相伴に与りますか」

    打ち止め「今日はあの人が料理作ってるんだーってミサカはミサカは2人にご報告!」

    美琴「あの人……? ってまさか!?」

    佐天「あ、今日は一方通行さんの当番なんだ?」

    美琴(当番!? え、てかあいつって料理できたわけ!?)

    816 = 813 :


    打ち止め「実はヨシカワがあの人に『美味しい料理でもてなすことで少しでも借りを返したらどう?』って炊きつけたの、ってミサカはミサカは事実を暴露してみる」

    佐天「芳川さん……相変わらずだなぁ」

    美琴「ねぇ……なんか普通にあいつが料理できる前提っぽい会話なんだけど……?」

    打ち止め「あれを料理と呼んでいいかはちょっとミサカには判断できないかも、ってミサカはミサカは自分の語彙力の無さにしょんぼりしながら伝えてみる」

    佐天「んー、一般的料理スキルとは食い違ってるのは確かですね」

    美琴「……それ、大丈夫なわけ?」ゲンナリ

    黄泉川「おーい」ブンブン

    打ち止め「あ、ヨミカワが呼んでるみたい、早く行こってミサカはミサカはお姉様達を急かしてみる」

    佐天「もー、人におぶさったまま何を言っちゃってるかなこの子はー」

    打ち止め「えへへー」

    美琴「……今更断るのもあれだし、覚悟決めるか……」トホホ

    817 = 813 :

    ・黄泉川のマンション

    黄泉川「ただいまじゃーん」

    打ち止め「たっだいまー!」

    芳川「あら、おかえり」

    佐天美琴「「お邪魔しまーす」」

    芳川「いらっしゃい」

    佐天「あ、なんかもういい匂いしてますね」

    美琴「ほんと、これなら少しは期待できるかな?」

    芳川「ふふふ、今回の事件で少しでも負い目があるなら全力で美味しいものを振舞うことねって煽っておいたから、かなり期待できるわよ」

    黄泉川&打ち止め&佐天「「「……はぁ」」」

    美琴「へ? え?」

    818 = 813 :


    芳川「ちょうど最後の料理をこれから作るところみたいだし、見物していくといいわ」

    佐天「見物って……いやまああれは確かに料理というよりエンターテイメントですけど」

    美琴「一体どんな料理するのよあいつは――」

    美琴「……は?」ポカーン

    佐天「あー、やっぱり初見は驚きますよねー、この――」

    炊飯器A プシュー

    炊飯器B プシュー

    炊飯器C プシュー

    炊飯器D プシュー

    佐天「……炊飯器には」

    819 = 813 :


    美琴「いやいやいやいや、確かにこの炊飯器も謎よ? 十分驚きよ?」

    美琴「でもね? なんで包丁すら使ってないのにただの長ネギが見る見る白髪ネギに変化していくのよー!?」

    一方通行「ン? オゥ、来てたのか」

    佐天「どーもー」

    美琴「え、何、私の驚きはスルーなの? ねぇ、ねぇ!?」

    芳川「ふふふ、なら私が解説してあげましょう。あれは細胞の繋ぎ目に力を掛けることで食材を思いのままに切り分けているのよ」

    美琴「な、それじゃ包丁なんて必要ですらないってこと!?」

    芳川「次も凄いわよ、今からあの魚のウロコを落とすわけだけど……」

    美琴「こ、これは! 表面を撫でるだけで根こそぎウロコがボロボロと落ちていくですって!?」

    芳川「そして極めつけ、浸透圧や熱の伝播を操作することで30分はかかる蒸し魚がたったの3分でホクホクの蒸し上がり!」

    美琴「なんて便利なの!?」

    芳川「今ならこの万能ベクトルクッキングの解説本もついてこのお値段!」



    佐天「……御坂さんと芳川さん、楽しそうだなぁ」

    打ち止め「でも確かにあれは初見の人にはなかなかのエンターテイメントかも、ってミサカはミサカはお姉様の反応をフォローしてみたり」

    一方通行(何か外野が煩ェなぁ……)

    820 = 813 :

    1話であんまり触れてなかったから一方さんのクッキングスキルに重点を置いてみた
    ……うん、カオスw

    というわけでお昼はここまで
    食べ物が絡むとなんか妙に和む展開になるんだぜい

    821 :

    セロリさん万能過ぎワロタwwww

    822 = 803 :

    万能ネギならぬ万能モヤシか……

    824 :

    >>814
    とある病院前のロリータに見えた

    825 :

    ところでこの素敵な一方通行はいくらで買えますかとミサry

    827 :

    体を売れと

    828 :

    美琴も頑張れば電子レンジの代わりくらいにはなれるはず

    829 = 826 :

     美琴クッキング
    ・IH
    ・電子レンジ
    ・砂鉄包丁
    ・丸焼き

    830 = 825 :

    垣根クッキング

    何故か完成品が未元物質になります

    831 :

    まあ、IH飯盒炊飯をやったことあるけどね、美琴……

    しかし能力普通に使ってるが、電池大丈夫なんだろうか?

    832 :

    そうか、30分はかかるのがたった3分でって言うのも電池的に考えればそれ以上時間かけられないせいもあるのか

    833 :

    >>830
    真っ黒コゲな 雰囲気が…

    834 :

    アニメで美琴が使ってたIHヒーターって加減するのに疲れてたよね
    気を抜いた瞬間ブクブク沸騰してたし…
    気を抜いたら真っ黒こげになりそうだな
    >>831
    雷ほどの電圧の電気を出し続けられるから
    日常生活で使う程度の電気じゃ電池切れはないんじゃね?

    835 :

    >>834
    一方さんのバッテリーの事だと思うよ

    836 :

    >>830
    俺の未元物質に常識は通用しねえ(キリッ

    837 = 825 :

    垣根クッキング訂正

    ×未元物質
    ○暗黒物質

    読み方は変わりません

    838 = 833 :

    >>837
    やっぱり 真っ黒コゲだったかwwww

    839 = 836 :

    真っ黒コゲの料理見て涙目になってるていとくん想像したら不覚にも萌えたww

    840 :

    ダークマター
    第五波動!!

    841 :

    原子崩しで材料は生ゴミの状態でありながら黒炭の状態にもあるという全く新しい――
    手記はここで焼き切れている

    842 :

    第五位

    「なぁ、まだできないのか?」
    「何言ってるの、もう食べたじゃない。あんなに美味しい美味しいって言ってくれてたのに」
    「あれ?そう・・・だったなぁ」

    843 :

    麦野「フレ/ンダの二枚おろし」
    浜面「えっ」

    一方通行「第二位のハンバーグ」
    打ち止め「えっ」

    禁書「とうまおどりぐい」
    当麻「」

    844 :

    チャララッチャチャチャン チャララッチャチャチャン チャララッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャン
    ってレベル5クッキングネタ盛り上がり過ぎだろこれw

    こんな楽しいやつらと一緒にここまで連載出来たことは本当に嬉しい
    思えばOBONの巻き添え規制がここにスレを立てる切欠だった
    18日間も毎日昼と夜にチマチマと投下するたびにしてくれたレスには本当に感謝している
    今日まで書けたのは応援してくれた、感想をくれた、ケチつけてくれた多くのレスのおかげだ
    ここまで来たら最後までいつも通りのノリで行きたいと思う

    >>822
    ほんと最後まで嫉妬するほどの才能を見せてくれやがるw

    >>832
    大正解、ベクトルクッキングはバッテリーの都合で超スピードクッキングなのだー

    >>842
    第五位とか早く原作に描写来て欲しいよね

    というわけで、いよいよ締めのエピローグ、投下していくよー

    845 :

    性的な意味での「おどりぐい」をしたあとで物理的な「おどりぐい」をしたと解釈したので、禁書がシスター服着たカマキリに思えた。

    846 = 844 :


    黄泉川「よーし、それじゃお皿並べるの手伝うじゃん」

    佐天「あ、はーい」

    美琴「あ、私も手伝いますー」

    打ち止め「ミサカもお手伝いする、ってミサカはミサカは良い子アピールしてみる」

    芳川「真ん中の炊飯器はもう中身が出来ているはずよ」

    黄泉川「口だけじゃなくて桔梗も手を動かすじゃんよ」

    芳川「あら、もう3人もお嬢さん達が動き回っているのよ? 私までキッチンとダイニングを行き来したら今度は邪魔になってしまうわ?」

    打ち止め「ヨシカワってば相変わらずかもってミサカはミサカはつっこんでみる」

    847 = 844 :


    一方通行「オラ、最後のが出来たぞ」

    佐天「わぁ、こんなおっきい魚私初めて見ましたよ!」

    一方通行「ハタの一種だったはずだ。買出しに行った先でちょうど見つけたンでな」

    美琴「これ……広東料理よね? アンタってばそんなレパートリーも持ってるわけ?」

    打ち止め「この人ってば詳しいレシピさえあれば大概の料理は作れちゃうんだよって、ミサカはミサカは補足説明してみる」

    黄泉川「その代わり調理時間、特に煮込んだりする時間とかは能力使って数十分の1、それをレシピ通りと呼んでいいかは甚だ疑問じゃん」

    一方通行「ハッ、成分の変化が同じなら結果は同じだろォが」

    美琴「つくづく一方通行って反則よね……」

    芳川(ふふふ、今日の料理を一方通行に任せた私の判断は確かだったようね)

    848 = 844 :


    打ち止め&佐天「「おいしー!!」」

    美琴「悔しいけどこれは認めざるを得ないわね……けど何か間違ってる! 第一位は料理上手いキャラじゃないでしょう!?」

    一方通行「ハン、出来るもンは出来るンだからイイだろォが」

    芳川「まあ、実際問題ベクトル操作ってやろうと思えば大概のことに応用が利くわね」

    黄泉川「応用範囲広すぎてチートだって専らの評判じゃん」

    美琴「そうだそうだー、横暴だー」

    一方通行「っつかテメェこそそんなキャラだったかンかよ超電磁砲」

    美琴「ふん、アンタに振りまく愛想を持ち合わせてないだけよ」

    一方通行「コイツ……間違いなく番外個体と同じDNAの持ち主だわ」

    打ち止め「そういえばあの子も前に料理が上手いなんて第一位のキャラじゃないって叫んでたね、ってミサカはミサカは昔を振り返ってみたり」

    849 = 844 :


    佐天「なんかこの間からちらほら名前出てますけど、そのみさかわーすとって子も打ち止めちゃんや病院に居た妹さん達の関係者って認識でいいのかな?」

    美琴「そうだ、この間あの子にはぐらかされちゃってその子のこと聞いてないのよねぇ……?」ジトー

    一方通行「……何だよ」

    美琴「詳しく話せ、話を聞かせろ、っていうかとっとと喋りなさいこの白モヤシ」

    一方通行「あー……もしかしなくてもこの口の悪さもDNAレベルなンですかねェ?」

    佐天「御坂さん……仮にもこの間の恩人にそれはどうかと」

    美琴「いーのいーの、どうせコイツは私に手挙げられないし」

    佐天「えぇ!? それは一体どういう……ま、まさかお2人はそういう!///」

    一方通行「テメェはテメェで何勘違いしてやがンだ」ベクトルチョップ

    佐天「あいたっ!?」

    美琴「入院してる間に聞いたわよー? アンタ、今はあの子達のネットワークで演算補助してもらってるんだって? 電磁波の固まりみたいな私とじゃ相性が悪すぎるものねぇ」

    850 = 844 :


    一方通行「……フン。こっちは端からテメエと同じ顔してる奴に手ェ出すつもりは無ェよ」

    美琴「……ふーん? ……まあいいわ、殊勝な言葉に免じて今日は引いておいてあげる」

    打ち止め「これであの子までこっちに来たらあなたってば針のむしろ? ってミサカはミサカは状況確認」

    一方通行「今更それぐれェじゃどうとも思わねェよ」

    一方通行「そもそも超能力者(レベル5)っつう肩書きだけで十分浮いてンだからよォ」

    美琴「……それには同感かもね」

    佐天(御坂さん……それに一方通行さんも……)

    佐天「そんなことないですよ!」

    一方通行「……オマエ」

    美琴「佐天さん……?」

    佐天「確かにそりゃ最初は2人とも雲の上の人みたいな感じありましたけど……」

    佐天「御坂さんは実は結構お子様趣味だったりとか、1人で突っ走っちゃう癖があったりとか」

    美琴「なっ」

    佐天「一方通行さんはキザでかっこつけだし、打ち止めちゃんに甘いし、基本過保護だし、私のこととか子ども扱いだし」

    一方通行「途中から愚痴ンなってンぞオイ」


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