元スレ佐天「こ、こっから先は一方通行だァ!?」美琴「えぇー!?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
651 = 626 :
・とある病院
美琴「つかなんでアンタまでそんなんなってるわけ?」
上条「うぅ、不幸だ……」
黒子「というかまた貴方ですの? 助けに来ておいて警備員に取り押さえれそうになってボロボロという辺り、なんとも締まらないですのね」
佐天「あの~」
美琴「どうかした? 佐天さん」
佐天「いや、何か御坂さんと白井さんは普通に話してるんでお二人の知り合いだろうってことは分かるんですが……」
佐天「あ、佐天さんはこいつと面識無かったっけ?」
黒子「知らない方が幸せということもありますのよ」
上条「うわ、何かもの凄い失礼なこと言われてないか俺」
652 = 626 :
黒子「お姉様だけで飽き足らず、行く先々でフラグを立てているような野蛮人と知り合いになる時点で十分不幸でしょうに」
上条「異議あり!」
美琴「却下に決まってんでしょこの馬鹿」
上条「えぇぇ!?」
美琴「というわけでもしこの馬鹿とまた会うことがあれば、仕方が無いからその時には名前を聞けばいいわ」
黒子「まったくですの。出来得ることなら佐天さんや初春にはこの殿方とは一生縁遠いままで居て欲しいものですの」
上条「ちょ、助けに来た人にその言い草は酷いんじゃない!?」
美琴「どうせアンタは最後にオイシイとこ持ってっただけでしょうが。まあ、助けに来てくれたことは褒めたげるけど」
黒子「それにしても、またしても貴方に借りを作ってしまうなんて……このまま油断していると返済できないくらいに負債が膨らみそうで嫌ですわね」
美琴「大丈夫よ、黒子。アンタで返せないなら私なんて一生かかっても返せないぐらい負債膨らんでるんだから」
653 = 626 :
佐天「は、はぁ……なんか良く分かりませんけど、聞き様によっては一生かけて恩返しみたいな風にも聞こえなくは」
美琴「なななな、何を言ってるのよ佐天さん!?」
黒子「お姉様っまさかそこまで考えた未来設計を!?」
美琴「と、とにかく! 今日はもう遅いから各自自分の病室へ戻った戻った!」
上条「っと、もうこんな時間か。確かにそろそろ消灯時間だな」
黒子「話を逸らそうなんてそうはいきませんわよ!」
美琴「ケガ人はおとなしく寝てなさいよ!」
上条「仕方ない、白井は俺が連れてくよ」グイッ
黒子「あ、ちょっと! キーッ! ほんと何なんですのその右手! ああ、お姉様~!」ズルズル
佐天「さ、さすが白井さん……あちこち包帯巻かれてるこの状態でよくもまあ」
654 = 626 :
美琴「ほらほら、佐天さんも自分の病室に」
佐天「あの、ちょっとだけ……いいですか?」
美琴「佐天さん?」
佐天「御坂さん、さっき『最後にオイシイとこ持ってっただけでしょうが』って」
美琴「ああ、アイツのこと? 別に大した意味じゃないわよ」
佐天「いえ、あの、そうじゃなくて」フルフル
美琴「どういうこと?」
佐天「あれって、一方通行さんが来た時に気が付いてたってことですよね?」
美琴「…………なんのことかしらね」
655 = 626 :
佐天「……そうですか」
美琴「私はあの時気を失ってた。……そういうことにしておいてくれないかな」
佐天「あの! 私が……私が聞いちゃダメなことですか?」
美琴「……うん」
佐天「……分かりました。これ以上は聞きません」
美琴「さっき黒子が言ってたでしょう? 知らない方が幸せなことってやっぱりあるんだよね」
佐天「御坂さん……」
美琴「だからさ、ごめん」
佐天「いえ、私の方こそなんか……すみません変なこと聞いちゃって。それじゃお休みなさい」
美琴「うん、お休み」
656 = 626 :
とりあえず今日の分はここまで
カッキー退場で未元物質の影響が無くなったから今日から無事に台本形式に戻ったぜい
どうよ、帝凍庫設定でもシリアスはやれるんだぜい? とか言ってみる、テヘ☆
というわけで今度は美琴のターンというところで続く
658 :
乙
上条さんマジKY
659 :
乙なんだよ
660 :
乙
最後の常盤台の二人は失礼通りこして無礼だな
661 = 603 :
だってよ作者さん
二次創作なんだから自由にさせてやれよ
662 :
乙
もしかしてていと君これで退場?
663 :
濁股がaim操るのってそのうち原作でもでてきそう
664 :
初春にはご褒美にお水をあげないとねー
665 :
俺は初春の下の肥料に餌やっとく
666 :
>>663
なんつー呼び名だ
667 :
>>661
作者の意図通りならいいんだ
SSだから好きにしろってのは同意なんで
一応、スマン
668 :
>>661
感想になに文句タラタラつけてんだよ
669 :
あれ文句なのか?皮肉に思えるんだが
670 :
良作にケチつける奴は多い。つまりそれほど認められているのら
671 :
つまりていとくんカッキーってことだな
673 :
>>672
ここの>>1は今のところ昼の部と夜の部で毎日決まった時間に来てくれてる
674 :
更新早すぎヤバス
次も期待
675 :
>佐天「あ、佐天さんはこいつと面識無かったっけ?」
揚げ足取る気は無いんだが、ワロタwwww
676 :
美琴「はぁー、何やってんだろ、私……」
美琴(けど、まさか一方通行にこの私が助けられるとか、一体何の冗談よ)
一方通行『そォだな。良く頑張った』
一方通行『重症な所は無さそォだな……そのまま寝とけ』
美琴(あの時、確かに私はもう気が付いてた。第二位が吹き飛ばされる瞬間もこの目で見た。佐天さんの手当てをしてるのも……)
美琴(少なくとも……私の知ってる一方通行じゃなかった。あいつがあんな風な普通の顔も出来るなんてこと、私は知らない)
美琴(あいつのしたことを、あいつのやってきたことを許すつもりは無いし、今も思い出すだけでどうにかなりそうだけど……けど、)
美琴(私は本当に何も知らない。一方通行があの実験の後何をしていたのか、そもそも一方通行がどんな人間なのか、何も……)
677 = 676 :
・病院内、通路
佐天(うぅ~ん……御坂さんと一方通行さんって昔何があったんだろう?)
佐天(一方通行さんや打ち止めちゃんは訳ありって言ってたけど……)
佐天(どうにもこう、ヘビーな雰囲気というかなんというか……)
佐天「知らない方が幸せなこと……か」
御坂妹「何やらお悩みのようですね、とミサカは思わず声を掛けてしまったけどどうしようと独白します」
佐天「あれ? 御坂さん? え、どうしたんですか?」
御坂妹「いえ、私はお姉様ではありません。検体番号10032、通称御坂妹と呼ばれているミサカです、と懇切丁寧に説明してみます」
678 = 676 :
佐天「えぇ!? 妹さん!? あ、でも確かにさっきまで巻いてた包帯とかが無い……」
御坂妹「厳密には妹というわけではないのですが、面倒くさいのでもうそれでいいやとミサカはこれ以上の説明を放棄します」
佐天「瓜二つってこういうことを言うんですね……御坂さんと全然見分けつかないや」
佐天「あれ、てことは3人姉妹だったんですか? その患者衣を見るに妹さんも入院中?」
御坂妹「私が入院しているのは今回の事件とは別件ですから、ご安心ください、とミサカはとりあえず片方の質問に答えます」
御坂妹「3人姉妹なのかという質問にはそうではない、とだけお答えしておきます。この件に関しては直接お姉様か上位個体にお聞き下さい、とミサカは自分の裁量の範囲で答えます」
佐天「ふ、複雑な家庭の事情があるのかな……」
御坂妹「どうやらここまでの会話からみるに、受け答えもしっかりしていますし怪我の方は大したことは無いようですね、とミサカは確認を取ります」
679 = 676 :
御坂妹「実は上位個体がお姉様と貴方のことを酷く心配していて、誰か様子を見てきてーとしつこかったもので……」
佐天「上位個体……? あ、打ち止めちゃんが何かそんなこと言ってたような?」
御坂妹「はい、その打ち止めと呼ばれる個体で間違いありません、とミサカは貴方の疑問を肯定します」
御坂妹「この時間ですので交通手段や連絡手段が限られていることと、一方通行から本日外出禁止を言い渡されたようで、直接訪ねることも出来ずと、それでこのミサカにお鉢が回ってきたのです、とミサカは事情を説明します」
佐天「外出禁止?」
御坂妹「一方通行のことです、恐らく今日の事件に関して事前に何らかの情報を得ていたのでしょう。危険な目に合わせない様に外出自体を禁止していたのではないかと……」
佐天「……あ、そういえば今日はなるべく御坂さんと一緒に居ろ、はぐれるなって昨日言われたような」
御坂妹「一方通行も最近妙にフラグを立てるようになりましたね……」
佐天「は? え、フラグ?」
御坂妹「ああいえ、こちらの話です、とミサカははぐらかします」
御坂妹(今の話を報告すると、ミサカネットワークの『一方通行上やん病感染疑惑スレ』がまた伸びそうですねと、ミサカはあのネタにも手を出すかどうか迷っていることを暗に示してみます)
680 = 676 :
御坂妹「それではこれからお姉様の方にも顔を出してきますので、とミサカはこの場を離れることを伝えます」
佐天「あ、はい、お休みなさい」
御坂妹「そうそう、その一方通行なのですが、事件をある程度予期していて、にも関わらず貴方やお姉様を危険に晒したというのなら結構気に病んでる可能性があります」
御坂妹「深夜にでも様子をこっそり様子を見に来るかもしれませんよと、ミサカは先の展開を予告してみます」
佐天「えぇ!? あ、ちょっと!?」
御坂妹「では」スタスタ
佐天(行っちゃった……。え、この後一方通行さんが様子を見に!? え、マジですか!?)
681 = 676 :
・美琴の病室
御坂妹「というわけでお加減はいかがですかと単刀直入にミサカは尋ねます」
美琴「あんたねぇ……何堂々と私のところに顔出してんのよ」ハァ
美琴「さっきまで黒子とか佐天さんとかあんたのことを知らない子も居たのよ?」
御坂妹「あ……すみません、そこまで気が回っていませんでした、とミサカは己の落ち度を謝罪します」
美琴「あ、ごめん。その、あんた達のことを黒子達に知られると面倒とかそういうのじゃなくて、どうやって説明すればいいのか分からなくってさ……ってこれじゃ結局言い訳か、ごめん」
御坂妹「いえ、謝らないで下さいお姉様。その件に関してはお姉様は悪くないのですし、とミサカは慌ててフォローに回ります」
美琴「ほんと、駄目なオリジナルでごめんね……」
682 = 676 :
うっかり本文の前のレス入れるの忘れてたぜぇ……週明けの気だるいテンションの為せるわざだよね
>>662
うん、一応冷蔵庫は健在だから出そうと思えばいくらでもいけるけど、
このSSではとりあえずお役御免っぽい
>>660-670辺りの他にレスしてくれた人達
この>>1はちょっと感性がおかしいから感想はむしろ何でもウェルカムだぜ
そういう捉え方もあるのか、と結構こっちが勉強になることも多いしね
ただ、>>1はちょっとサドっ気入ってるから下手なことを言うと予想を裏切る展開が増えたりするんだぜ!☆
ただ突然小説モードになったのはやり過ぎたと思っている、反省している
>>675
いやん恥ずい☆
ノーストックで毎日ちょこちょこ書いて投下してるから推敲時間取れてなかったりするのよ
なので誤字脱字は生温い視線でスルーしてくれると嬉しいかも
御坂妹分が大増量の病院編、まだまだ続くよ
というわけでお昼の分はここまで
683 = 675 :
まさかの御坂妹登場
夜が待ち遠しいぜ
685 = 665 :
一方通行が佐天さんに気をとられてるうちに打ち止めを…
686 :
誤爆の人完結したみたいだね
687 :
>>685
その役目は俺に任せるにゃー
688 :
>>687
「青ピも仲間になりました」
689 :
「黒子も仲間になりました」
690 :
「海原も仲間になりました」
691 :
「一方通行があらわれた!」
692 :
「芳川はぐうぐうねむっている」
693 :
「打ち止めは にげだした!」
694 :
「黄泉川のじゃんじゃん」
695 :
「ずっと居るのに。誰にも気付かれない。」
696 = 664 :
「一方通行はクキカカわらっている」
697 :
「いいぜ」
698 :
「おや? 一方通行のようすが……?」
700 :
早く宿題終わらせて寝ろ
みんなの評価 : ★★★
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