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    元スレ佐天「こ、こっから先は一方通行だァ!?」美琴「えぇー!?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    601 :

    美琴テラ空気wwww

    602 :

    美琴さんは上条さんとイチャコラしてれば十分なんだよ

    603 :

    作者が出番消化するのに精一杯って言ってるのに空気とか言うなよ

    604 :

    佐天さんが活躍してくれてうれしい

    605 :

    上条さんの今後の活躍

    うっかり未元物質に触る
     ↓
    幻想殺しで更に変な物質に
     ↓
    驚いて手を放す
     ↓
    グシャッ…
     ↓
    上条「不幸だー!!」

    606 :

    幻想殺しだと能力で出してる未元物質は消えんじゃね?

    607 :

    カッキーだけに柿原ボイスで再生される
    2期には垣根も佐天も出ないっぽいのが残念

    608 :

    まあでも結局美琴を助けるために上条さんは一方通行と共闘するんでしょ?

    609 :

    一方さんにとって格下と戦うのに共闘する必要あんのか?

    610 :

    展開予想すんなよ

    >>606
    まきびしかなんかを柔らかい物に能力で変えといて、上条とキャッチボールしたら面白そうってふと思った

    611 :

    上琴好きはちょっとここではいらんね。

    612 = 603 :

    佐天さんていと君に刺される→一方さん黒翼発動で暴走→上条さん止めに入るが噛ませ→
    圧倒的な虐殺が始まった→最後の希望(ラストオーダー)が舞い降りる

    613 :

    つまり15巻の黄泉川役を佐天さんにやってもらうと

    614 :

    あれ・・・どっかで見たぞ・・・

    615 = 605 :

    >>614
    っ第四波動スレ

    616 :

    ここで上条さんがこの惨状を一方通行のせいだと思って話も聞かずに喧嘩ふっかけるんだろ

    617 :

    もう上条さんは許してやれよwwwwwwwwww

    618 :

    予想はよそうよ

    620 :

    「おい、俺が予想してた展開になったぜ。俺すげー」

    って予想してる奴はなりたいんでしょ

    621 :

    いい加減うぜぇ

    623 :

    やはりセロリはこーでなければ
    >>1応援してる

    624 = 605 :

    佐天さんマジ天使

    625 :

    佐天マジ天子

    626 :

    >>601
    ごめw 素直に気絶したとかって一言はさんでおけば良かったよね、今更だけど

    >>597-598
    いろいろグッジョブb 多分君らの予想が一番近い

    >>622-625
    応援は素直に嬉しい 今日の夜にはいつも通りな感じに戻れるかな?

    というわけで本日もお昼の分投下していくんだぜい

    627 = 626 :


    「ハァ?」

     壁に開けた穴から通りの向かい側を見下ろしてみれば、何かと因縁のあるツンツン頭の少年の姿が見えた。

    「ちょ、ちょっとー!? え、これどうなってんのー!?」

     なにやらあたふたと慌てふためいている様子である。だがそれ以上に見過ごせないものが視界に入って来た。ツンツン頭の少年の先に、『今まさに光の粒子になって崩れていっている垣根帝督の姿』が見えるのは一体どういうことなのか。

    「オイ」
    「あ、一方通行!? 何でお前がここに!」

     ちょうど頭の方から崩れていった感じなのだろう。一方通行が地上へ降り立った時には既に垣根帝督は足先が僅かに残っているだけで、その足先すらも見ているそばから光の粒子になって空気中に溶けるように消えていくところだった。その垣根帝督が居たはずの場所を指差しながら問い質す。

    「何が一体どうなった? 詳しく説明しろ」
    「いや、上条さんにも分からないというかむしろこっちが説明して欲しいというか……」

    628 = 626 :


     再び少し時間を戻そう。
     爆発と稲光を目撃した後、我に返った上条はまず走ることにした。よく見知った少女の安否を確かめるためだ。光の走った方向へと走りながら携帯を掛けてみる。

    (繋がらないか……ビリビリのやつ、今度は何やってんだ!?)

     程なくして事件が起きているであろう場所が見えてきた。かなり上の方だが窓から黒煙が出ており、入り口と周囲を警備員が固めているのだからほぼ間違いないだろう。とはいえ周囲を警備員達が固めている状況では中の様子は分からない。

    (どうにかして中に入れないか? いや、でもまだ何が起きてるのかも俺分かってないし……)

     思案しながら野次馬達の輪から少し離れ、警備員や更にその周囲に群がる野次馬の中に見知った顔が無いか探してみることにした。何が起きたか聞ければ最高で、そうでなくとも何かしらの情報は聞けるかもしれない。見渡し易い場所を探して車道を挟んでビルの向かい側へと移動していく。
     ゾワリと、鳥肌が立った。何かもの凄く不運なことが起きる気がした。事件現場の窓を見上げようとして、僅かだが何か光った気がした。

    (……え? うぉぉおおお!?)

     遅れて爆音と、何かが壁を突き破ってが飛来してくるのが見えた。
     咄嗟に頭を庇い屈みこむ。
     ドゴン! と自分の後ろの壁に何かが突っ込んだ破壊音と、まさにその何かが起こした衝撃波が伝わってきた。

    (ビリビリの超電磁砲か? あ、危なかった……)

     振り返ると見事な大穴が開いた壁面と、崩壊した瓦礫で滅茶苦茶になった惨状が見て取れた。そして、もやの中に明らかに人ならざるシルエットが浮かび上がっていた。ほぼ人間の形の人影であることは間違いないのだが、まるで『天使の翼』のようなものが付いているのはどういうことか。まさかまた魔術絡みだとでも言うのか。戦慄する上条の耳に目の前の人影の発する声が飛び込んできた。

    「痛ってぇな……そしてムカついた。やっぱあの野郎はブチ殺さねぇとな。それとあの小娘も、生意気な第三位も、全部まとめて叩き潰す!」
    (ッ!? こいつ、今何て!?)

     詳しい事情は相変わらずさっぱりだったが、今の台詞から美琴が戦っていて、その相手が目の前のこいつであろうことだけは分かった。そしてこの何者かがまだ戦う気であることも。

    「待てよ」
    「はぁ? 誰だよテメェ……俺様の邪魔をするってんなら容赦はしねぇ」
    「いいぜ、テメェがまだ戦うって言うんなら、そうやって御坂美琴とその周りの人間を傷つけようって言うんなら……」

    「まずはその幻想をぶち殺す!!」

     白い翼による防御は少年の右拳に触れるそばから溶けて消えた。今しがた第一位から殴られたばかりの箇所へ、今度は幻想殺し(イマジンブレイカー)の宿った右拳が叩き込まれる。

     バキン! と少年にとっては聞き慣れた音が響くのは同時だった。

    629 = 626 :


    「で、これか」
    「その、右手で殴ったらそこからどんどん崩れ始めたっていうか」

     まさかその何者かが完全に異能の塊だったとは予想外だったと言うしかない。突然現れた一方通行に問い質され、更なる混乱に陥る上条。

    「なあ、一体何が起こってんだ? 俺の右手で打ち消せたってことはあれって能力か何かで作られたものだったんだよな?」
    「黙ってろ。今考えてる」

     そしてそれは一方通行にとっても予想外のことだった。まさかあれだけ暴れていた第二位が本物ではありませんでした、などと誰が予測できるだろう。

    (……いや、今思えば確かに手応えが妙だった。前に戦った時と比べンと何かが違った。ありゃどっちかってェとあの天使モドキに近ェ感じ……)
    「ハッ、なるほどな……そォいうことか」
    「勝手に1人でご納得されてる!? なんだかもの凄く説明スルーで置き去りにされる展開が予測できますのことよ!?」

     一方通行の予測通りならこの事件はこれで一段落だ。当面の危機は去ったと見ていい。何やら横で喚いているこの少年にはいろいろと言いたいこともあるが、というか非常にウサ晴らしがしたいところではあるのだが、とりあえずやることが出来た。最後の最後で横から掻っ攫って行ったのだ、この少年に雑用を押し付けてもバチは当たるまい。

    「オイ、もう中は安全だ。警備員連れてケガ人どうにかしてこい」
    「やっぱりスルーですか! っていうか何だと、ケガ人だって!?」
    「超電磁砲と後2人、とっとと病院に運んでやれ」
    「っておい、お前は手伝わないのかよ!?」
    「俺ァまだやることがある。っつゥわけだから任せた」

     言うだけ言うと一方通行は高く飛び上がり、そのまま空中で突如として虚空へ消えた。

    「だ、誰か上条さんに説明をー!」

     とりあえず、どうやって警備員にこの事を伝えればいいのだろう。っていうかむしろさっきから警備員に包囲されている気がする。明らかに騒ぎの関係者としてロックオンされた空気満点だ。このままもみくちゃにされると、せっかく無傷だった左手の買い物袋は確実に駄目になるなぁと、上条はぼんやり思うのだった。

    630 = 626 :


     1台のキャンピングカーが裏通りを選んで走っていた。

    「良かったの? 怪我した子の中に知り合い居たんでしょう?」
    「命に別状はねェよ。それにまだ後片付けが残ってやがる」

     一方通行は戻ってくるなり第二位を保管していた研究施設に連絡を取るよう言い放った。目下、僅かに残っている秘匿回線を使うためにアジトの1つへと向かっているというわけだ。

    「その件なのですが、研究施設に連絡をといっても何をお聞きになるので?」
    「それ以前に垣根帝督、あれは一体どういうことだ?」

     矢継ぎ早に質問が飛ぶ。

    「ありゃァAIM拡散力場の集合体、言ってみりゃ立体映像みたいなもンだ。多分だけどな」

     はぁ!? と残る3人の声が揃う。

    「待て待て待て待て、それじゃあれは何か、偽者だったってことか?」
    「能力は間違いなく本物だったがな」
    「あれが本人ではなかったというのでしたら、では本物はどこに?」
    「それを今から確かめンだろォが」
    「っていうか何? 未元物質ってそんな器用なことができるわけ?」
    「良くも悪くもありゃ常識外れなンだよ」

     3人が言葉を失う。超能力者(レベル5)がどれだけ規格外か改めて思い知らされた気分だ。

    「連絡が取れたら、ありったけのAIM拡散力場の観測機と、AIMジャマーを用意して保管してた場所を調べ直すよォ伝えとけ。次の連絡が来るまで俺ァ寝る」

     いや、もっと詳しく説明を。この瞬間、グループのメンバーの心は間違いなく一つになった。一方通行以外の3人の心が、だが。

    631 = 626 :

    というわけで未元物質編ももう少しだぜ!
    残すは事件の解決部分と怪我人出てるから病院部分と、エピローグといったところ

    夜の分からいつもの台本形式に戻れる……予定
    うん、だってまだこれから書くからさ、予定は予定 テヘ☆

    632 :

    短くても定期的だから嬉しいのぜ
    >>1乙!

    633 :

    なんかロマサガ2の七英雄の仮の肉体思い出した

    634 :

    一方さんかっけ~
    KJさんいらね~
    超お疲れっした~

    635 :

    使い方上手いな

    636 :

    >>635
    俺も思った

    637 :

    上条さん「幻想殺しで消える天使もどき」なら、風斬の同類だと思い至らないのだろうか?

    638 = 609 :

    15巻の再来的な一方さんとていとくんのみんなの前でのやり取り期待してたのに
    まじで上条さんがぶち壊していきやがったww

    639 :

    文字通りおまいらの幻想をぶち壊されたなwww

    640 = 605 :

    これで卵全滅だったらメシウマだったのに

    641 = 616 :

    お前ら容赦ねーな

    642 = 622 :

    上条さんが嫌いなのは俺も一緒だが、荒れるからそこまでだ

    643 :

    >>633
    一英雄だから本体もそんなに力量変わらなそうだな
    しかしそこには冷蔵庫から七体の垣根帝督が!ニョキニョキ!

    644 :

    そういえば超能力者も7人か

    645 :

    ワグナス一通とロックブーケ美琴がどうかしたか

    646 :

    正直15巻の再来にはなって欲しくなかったからGJだぜ
    一方さんの思考の独走っぷりが可愛い

    647 :

    ていとくくんの設定かっけーな

    648 = 626 :

    >>637
    もの凄く混乱してたのでそこまで思考が回らなかったってことで一つ

    >>640
    >>629の最後の2行をもう一度読んで欲しい

    >>647
    ありがとう 実は冷蔵庫を登場させると決めた時点でずっとていとくんの扱いを考えてた
    一応アバウト時空とはいえ原作よりで内容を考えてたから、
    矛盾の少ない設定をどうにか捻り出したという感じ
    まああの2人がガチバトルしちゃうとあれだってのもあったんだけどw

    というわけで、今日も夜の分投下するよー

    649 = 626 :

    ・とあるアジト

    一方通行「で? 結局どォなった」

    海原「先ほど研究施設の方から連絡が届きましたよ。無事見つかった、とね」

    結標「結局どういうことだったわけ?」

    土御門「例の白い直方体を保管していた部屋から不自然に高いAIM拡散力場の数値を検出。その後大量のAIMジャマーでそれを中和したところ部屋の風景に同化していた白い直方体の擬態が解けて発見……ということらしい」

    結標「白い直ほ……ああもう、面倒だから冷蔵庫でいいわよね。そっちの冷蔵庫が見つかったって方は私も報告聞いたわよ」

    結標「そうじゃなくて、冷蔵庫じゃない方の垣根帝督はなんだったのかって聞いてるのよ」

    一方通行「幻想御手(レベルアッパー)事件、知ってるか?」

    土御門「まあ、聞いたことくらいはあるな。例の超電磁砲も関わってたとか」

    一方通行「そのレベルじゃ駄目だな。機密レベルの資料に目ェ通せ」

    650 = 626 :


    海原「ええと、もう少し分かりやすく説明していただけるとありがたいのですが……生憎と僕の力は貴方達とは少し仕組みが違うもので、AIMについても通り一遍等の知識がありませんので」

    一方通行「チッ、資料は後で自分で目ェ通せよ? あの事件でな、AIMバーストっつう現象が確認されてる」

    結標「あ、何か聞いたことある気がするわね」

    一方通行「平たく言っちまえばAIM拡散力場は上手く方向性を与えてまとめてやれば実体化できンだわ」

    土御門「……なるほどなるほど、分かってきたぜい」

    一方通行「例えるなら濃度の高い水溶液に種になる結晶を入れるとデカイ結晶が取り出せるようなもンだな」

    海原「つまり、今回はその種結晶の部分に未元物質が関わっていたと?」

    一方通行「っつか核そのもの、だったみてェだがな」

    土御門「何にせよこれで今回はこれでお役御免というわけだな。研究施設の方も、これからはAIMジャマーを複数個設置して保管体制の見直しをするそうだ」

    結標「……なんだか哀れな話よね、第二位も」

    海原「まぁ、僕らが言っても詮無きことってやつですよ」

    一方通行「ハッ、違ェねェ」


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