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    元スレ垣根「友達が欲しいんだが」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 麦野沈利 + - とある魔術の禁書目録 + - 一方通行 + - 垣根 + - 垣根帝督 + - 心理掌握 + - 木山 + - 番外個体 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 149 :

    >>150
    まじ遅くなってごめんね!
    おかげさまでむぎのん編は大よそまとまりそうです
    それじゃあこないだの続きから投下頑張るよー

    152 :

    むっぎのん!!むっぎのん!!!

    153 = 149 :

    垣根「チッ、なんであんな時に限ってBULLに当たるかねえ」

    一方「運不運も合わせて実力だってなァ。48点で勝てるたァ思っちゃいなかったけどよ」

    垣根「49点だったんだから……三点でも二点でも勝ちだったんだ……、神は死んだ……」

    一方「おう、約束なンだから飲みもン買って来いよ。俺ァコーヒーな」

    垣根「オマエコーヒー以外頼んだ試しねえじゃねえかよ一方ちゃんよお……、まあ約束は約束だ。涙を飲んで――――ん?」

    一方「ン? 今更ごねたって何もかわンねェぞ」

    垣根「おい、あそこ見てみろ」ボソボソ


    一方「ァあン? …………オマエが好きそォなちょっと年上の女じゃねェか。ありゃ何点だよ」ボソボソ

    垣根「間違っちゃいねえがそんな事が言いたい訳じゃない。ありゃあ第四位だ」ボソボソ

    一方「第四位? 超能力者かよ。……アレが原子崩しか、そりゃそォとなンでこっちみて間抜けに口開けっ放しなンだよ。しゃぶりてェってのか?」ボソボソ

    垣根「俺に聞くなよ。取り合えずあんだけ見られてっと落ちつかねえ。声かけてみようぜ」ボソボソ

    一方「ま、俺ァ別に構わねェがな」ボソボソ

    154 = 149 :

    一方「おゥおゥ、そンなに食い入るようにこっち見て誘ってやがるンですかァ?」

    麦野「――――――!」

    垣根「コイツの言う事は置いといても、俺達に何か用かよ?」

    一方「中々愉快なスルーかましてくれるじゃねェか垣根くゥン……」

    麦野「て、テメェらなんでこんな所で和気藹々としてんのよ!!」

    垣根「なんで、って突っ込まれてもな。ダーツしてたんだよ、ダーツ。狙った場所にタマ突っ込んでく最近のマイブーム」

    一方「と、その付き合いだ。能力無しってのも悪くァねェもンだな」

    垣根「これこそ本当の技術力の勝負だよな」

    麦野「そんな事聞いてんじゃねえッてんだろうが……」ビキ

    155 = 149 :

    麦野「私が聞いてんのは、学園都市の第一位様と第二位様がガン首並べてなぁに仲良しこよしやってんだってんのよ……」

    垣根「そういうオマエは一人で来てるみてえだな、学園都市第四位原子崩し」

    麦野「――――ッッ!!」

    麦野(一人でいる事が看破されてる!? クソが、情報が回るのが早すぎる……!)

    麦野(このままじゃマズい……、滝壺も絹旗もいない状況でトップツーを纏めて敵に回すのはあまりに分が悪すぎだ)

    麦野(なんとか状況の打破を――――!)



    一方「ンだよ只の寂しがりやさンかよ。ぼっちの僻み入りましたァー」

    垣根「おい言ってやんなよ、気にしてるかもしれねえだろうが!」

    麦野「………………」

    麦野「……はァ?」ポカーン

    156 = 149 :

    一方「ンだよ、混ざりたかったンなら最初からそォ言えやまだるっこしィな。一緒にやンぞ」

    麦野「あ? い、いや私は」

    垣根「金は最初に全部払ってやり放題だから気にする事はねえよ。原子崩し、お前ダーツできんのか?」

    一方「パッと見はできそうには見えねェけどな」

    麦野「ル、ルール位はわからなくも……、そ、それより質問に答えてくれない? 何トップツーの二人が日和ってんのかって事を……」

    一方「ンじゃあ、オマエこそ何で一人で突っ立ってたンだ?」

    麦野「こんな昼間っから男二人でイチャイチャやってるのは何でだっつってんのよ気持ち悪ィな?」ビキ

    垣根「女一人で干上がってた奴に言われたくねえよ。そんなことよりダーツしようぜ」

    一方「ぎゃはは! 干上がって!!! 確かにコイツァ干物だァ!」

    麦野「だ・か・ら、なぁぁぁんで、お二人は、仲良くダーツに興じてるの? って、平和的に、聞いてるの、わかる?」ビキビキ

    一方「直訳:私も混ぜてよ仲間外れはズリィ。又は意訳、絶対勝てねェんでマジかンべンして下さい」

    麦野「」ビキビキビキビキ

    157 = 149 :

    麦野「上等だコラァァァァァ返り討ちにしてやるっつってんのよォおおおおおおお!!」ピカーーー

    垣根「よっしゃ、じゃあ最初だし01やろうぜ。さっきの負けはノーカンにしといてやるよ、喜べよ一方ちゃん」シュッシュッシュッ、ボウンッ

    一方「垣根くン調子のンな。最初なンだから301からな。原子崩し、テメェの実力の程見せてもらおうじゃねェか。俺らに喧嘩売ったこと後悔して絶望しなァ」ウズウズ

    麦野「……」

    麦野(どうしてこうなった……)





    垣根「そんじゃジャンケンだ。さーいしょーはグー、ジャーンケーン」

    三人「「「ポンッ!」」」バババッ



    一方「俺が一番だな。ハッ、速攻で終わらせてやンぜェ!!」

    垣根「原子崩しもいんだからそんな飛ばすんじゃねえよ。でもま、大トリに期待はしなきゃなあ」

    麦野(なんで私こんなことやってんだろ)

    垣根「あ、ダブルインダブルアウトは無しな。ダーツは俺の予備の貸してやるよ」

    麦野「――――あ、ありがと」

    一方「よっしゃァ、始めンぜェ!!」ヒュッヒュッヒュッ 

    158 = 149 :

    垣根「20のダブルに20シングル、それに1か……幸先良いじゃねえか一方通行」

    一方「カカカッ、モタモタしてっと終わらせちまうぜ垣根くンよォ!」

    垣根「俺は俺のペースを崩さねえ。ダーツは、自分との闘いだ」


    一方「ダーツは、自分との闘いだ」キリッ

    一方「おィィ原子崩し今の聞いたかよォォ!! コイツマジ調子乗っちゃってンですけどォ!」プークスクス

    垣根(無視無視)ヒュッヒュッヒュッ

    麦野(学園都市ってこんなんがトップツーだったの……?)

    159 = 149 :

    一方「14シングル11シングル、14シングルか……、相変わらずの左寄せしてンなァ」

    垣根「俺は考えた。考えた末に結論付けた。確かに20点やど真ん中は取れれば美味しい。しかしその左右は一点と五点に囲まれている」

    垣根「高いリスクを負うにしては20点は割りに合わねえ……。なら中心の少し左側を狙えば? 集まっているのは14、11、8、16、最低でも8点。上手くいきゃ16トリプルで48点にもなる」

    垣根「調子が良いラウンドは二投目又は三投目でBULLを狙い更に高得点を狙うわけだ……、この俺の理論に死角はねえ。聞いてっか一方よお!」ババーン

    一方「なげェ」

    垣根「ごめん」シュン

    麦野(あー、成る程ね。こいつ等初心者なんだ)



    一方「さァて、次は期待の新星原子崩しな訳だが」

    垣根「プレッシャーかけてんじゃねえよ。どんなに下手でも笑うのは最低な行為だ」

    麦野「んじゃ、投げよっかなあ。ダーツなんか久しぶりね」グッグッ

    一方「……やけに様ンなってやがンな」

    垣根「そうか? 俺にはよくわからねえが」

    麦野「…………」ヒュッ ポウンッ


    二人「「――――!」」
    二人((い、いきなりBULLだと……?))

    160 = 149 :

    麦野「…………」ヒュッ トン

    一方「い、いきなりブル当てられてビビっちまったじゃねェか! ま、3のシングルは残念だったがよォ!」

    垣根(いや待て……、横の軸は殆どブレてねえ……。まさか)

    麦野「…………」ヒュッ ポウンッ

    麦野「ん……久々だけどやっぱり体が覚えてるもんねえ」デレレンッ


    一方「」
    垣根「oh......」


    一方「え? え? ン? あれ、おィおィ原子崩しァ、能力は無しだぜ? ずっこいじゃねェか」

    麦野「電子飛ばしてどうすんだよ。ボードごと撃ち抜けっての?」

    垣根「原子崩しオマエ……、『投げ込んで』いるなっ!」

    麦野「一時期凝ってた位だね。流石に本職やら常習者には負けるけど、そこそこ位なら狙った場所には行くのよ」

    一方「マジかよ…………、ンなの聞いてねェぞ……。フェアじゃねェンじゃねーの?」

    麦野「テメェらから売った喧嘩に負けて吠えてりゃ世話無いわ。言いたい事があんならまず勝つ所から始めなさいよ」

    垣根「クソが……、残念だが口では分が悪いぞ一方通行……」

    一方「ケッ! 勝負はまだまだ終わっちゃいねェンだよォッ!」ヒュヒュヒュッ

    161 = 149 :

    麦野「私の勝ちかな」

    一方「」ズゥーン
    垣根「ナンテコッタイ」

    麦野「口程にも無いってこのことね」

    一方「五ラウンド目で終わられるとか……、死にてェ……」

    垣根「お前に七ラウンド目で終わられたせいで俺がビリっけつじゃねえか、一方通行大爆発しろ」

    一方「原子崩しが圧倒的過ぎたせいで負けた気しかしねェ……」

    麦野「『どんなに下手でも笑うのは最低の行為だ』」キリッ

    麦野「勿論私は笑ったりはしないけどね」ニコッ

    一方「」プルプルプルプル
    垣根「」プルプルプルプル

    162 = 149 :

    垣根「畜生だが負けは負けだ仕方ねえ……、飲み物買ってくっか、クソ。第四位、とんだダークホースだったぜ……」

    垣根「一方ちゃんはコーヒーな。……原子崩しは何が良いよ」

    麦野「え、わ、私?」

    一方「テメェ以外に原子崩しはいねェだろォが。ビリがジュース奢りって決めてたンだ、遠慮するこたァねェよ」

    麦野「……そう? じゃあ午後々ティーで」

    垣根「いってくるぜ」スタスタ




    一方「…………」ソワソワ

    一方「……さて、原子崩しァさン。ちィィィっとばかし聞きたい事があるンですが」

    麦野「!」

    麦野(腐っても第一位か? 何か釘を刺されることは覚悟しておかないと……)

    一方「あのよ……その、だな。うン」

    麦野「……なにさ、焦らしプレイがお望みなの?」

    一方「どうやったらダーツそンなに上手くなるンですかァ?」


    麦野「……」

    麦野「…………うん、やっぱそんなこったろうと思ったわ」

    163 = 149 :

    垣根「あー、ココアうめえ。……ん? あいつら……」タタッ

    垣根「おうコラ、なぁに仲良しこよしに談笑しちゃってんだ? そろそろ混ぜろよー」

    一方「っせェテメェは黙ってろ! 俺ァ今原子崩しさンにダーツの極意を伝授してもらってンだよ!」

    垣根「――!? テメェ抜け駆けする気かよ! 原子崩しのあの実力を見た途端に媚売ろうってか、誇りに欠けた強者程見てて痛々しいもんはねえなあ一方通行!」

    一方「抜け駆けってこたァ、テメェも手取り足取り腰取りナニ取り教えてもらう気マンマンヤル気マンマンなンじゃないですかァ?」

    麦野(コイツらも力に擦り寄ってきてる奴ら……なのかしら? よくわかんないわね)

    垣根「ぐっ…………。オマエがコーヒーを欲しくねえって事はよくわかった。ほらよ、原子崩し」

    麦野「あ、ストレートだ。ありがと」

    一方「おィ。そォいうの、あンま良くないンじゃないの?」

    垣根「ありがとうございますはどーしたぁ一方ちゃんよ」

    一方「ありがとン」

    164 = 149 :

    垣根「ほらよ」ポイッ

    一方「サンキュ」パシッ

    麦野「――――ああ、おいしいわ。けど午後々ティーのストレートって何がストレートなのかしら」

    垣根「俺も前々から思ってたな。原材料に砂糖が入ってんのにストレートとか名に偽りありじゃねえか」

    一方「コーヒーうめェ」

    垣根「そういや一方ちゃん、お前MAXIMUMコーヒーって飲んだ事あるか?」

    一方「ン、飲んだことねェな。うまいのか?」

    垣根「悪くなかった。今度お前も飲んでみろよ」

    一方「ふーン」

    麦野「それあの黄色い缶のやつの事? ゲロ甘で飲めたもんじゃ無かったんだけど」

    垣根「あっバカ」

    一方「ゲロ甘……? そりゃ甘党のテメェが好きそうなゲテモンだなァ未元物質」ハンッ

    垣根「……空気読めや原子崩し、何も言わずに飲ませて噴出すコイツの素敵なザマぁ特等席見たかったのに……」

    麦野「砂かぶりってか砂糖かぶりの席? ぶっ掛けられんのは流石に御免だわ」

    一方「ぶっかけとかなンかエロくね?」

    垣根「最低だな一方通行、俺もちょっとだけ連想したけどな」

    麦野「下ネタとかあからさま過ぎて引いちゃうよ」

    「お前が言うな」

    165 = 152 :

    ああもうかわいいなこいつら
    どうなってんだ

    166 = 149 :

    垣根「まあ取り合えずダーツ教えろよダーツ」

    麦野「……まあ、我流だけどアンタ達よりはマシだからね。取り合えずそこ。そこにあっち向いて二人とも並びな」

    垣根「おう」
    一方「ウス」


    麦野(――――あれ? ひょっとして、このまま後ろから吹き飛ばしたりできないのかな……)

    一方「原子崩しァさンまだー」ウズウズ

    麦野「急かすんじゃないわよ、ガキじゃあるまいし」

    垣根「……」プププッ

    一方「……」ビキビキ

    167 = 149 :

    麦野「そんでもって的に当てるつもりで投げるまね!」


    一方「おらァ!」ヒュッ
    垣根「――!」ヒュッ


    麦野「……一方通行は論外。投げようとする時に肩とヒジが開いて少し振りかぶってる」

    一方「」

    麦野「未元物質はパッと見それっぽいかな。後はただ漠然と投げるんじゃなくて上手く投げれた時のイメージを意識して投げると良いよ、あくまでイメージだけどね」

    垣根「成る程な、参考になりやがる。ただ、名前で呼んで欲しいもんだな。俺には垣根帝督って名前があるんだからよ」

    麦野「ならまず相手の名前から呼ぶのがマナーでしょ。私の名前は麦野沈利、復唱」

    垣根「麦野沈利……ね。良い名前じゃねえか、悪くねえ」

    168 = 149 :

    垣根「お前はいつまでいじけてんだよ」

    一方「いいンだいいンだ、どうせ俺なんか論外だし本名不詳なンだ……」シュン

    麦野「肩とか使うんじゃなくて腕だけで投げれば良いんだって。こう、シュッって」

    一方「それやると届かなかったりする上にすぐ疲れンだよォ」

    麦野「……アンタヒョロすぎ。触ったら折れちゃいそうって男に使う言葉じゃないんだよ?」

    一方「――――――――――」ズゥーン


    垣根「おい、言いすぎだ! コイツ一旦落ち込むと長えんだぞ!」ボソボソ

    麦野「なーんかこれまでそれなりに苦労して生きてきたのが馬鹿らしくなってきたわ」

    169 = 149 :

    垣根「ダーツに熱中してたらもう昼過ぎて暫くかよ……、時間も切れるしそろそろ愉快にお昼ゴハンと洒落込もうか」

    一方「…………チッ、イライラすンのも全部空腹のせいにしちまうか。確かにいい加減腕が重てェし」

    麦野「アンタら何時から投げてたのよ」

    一方「十時だな。そっから投げっぱ」

    麦野「開店時間じゃない、どれだけやる気勢なんだか」

    垣根「なあ原子……麦野、お前も暇なら一緒にメシ食い行かねえか?」

    麦野「――――ハァ? なんで私がアンタらと?」

    一方「ォ、良いねていとクン良い意見だァ! 麦野さンも一緒にメシ食おうぜェ、ついでにダーツ教えてくれやがれ!」

    垣根「テメェはダーツ教わりたいだけじゃねえのかよ。ま、取り合えずファミレスで良いよな?」スタスタ

    一方「よォし。さっさとメシ行くぞメシだァ」スタスタ

    麦野「あ、お、おいちょっと!」




    ナァーニヤッテンデスカァー?  サッサトコイヨー


    麦野「…………一体もう、何がなんなんだか……」スタスタ

    170 = 149 :

    一段落なので今回はここまで
    今日はもう少し預金を増やしてから寝ようと思う
    待ってくれてたり読んでくれてたりしてる人ありがとうな!
    後新しく読んでくれた人もマジサンキュ

    明日、ってか今日だが夜には投下できると思うのでよろしく

    171 :

    くそただのリア充じゃねーかくそくそ

    172 :

    乙!

    トップツーとむぎのんとの温度差にいちいち2828してしまうぜwww

    173 :

    何気に作者混じってるじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    174 :

    くそおこんな生活したかったあああああああああ

    むぎのんかわえええええええええ

    175 :

    いいねいいねええええええええええええええええ

    176 :

    いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおう

    177 :

    今日の投下はまだかなビーム
    預金いくらくらいあるんですか

    178 = 149 :

    リア充とか俺もリア充したかったわ…………、むぎのんは凄く可愛いと思う!
    今日の投下は今からご飯食べるのでそっからです
    預金は推敲で多少増えたり減ったりするかもだけど今のところは50KB弱位、書くの遅いからどんどん減ってくんだよwwww

    全然関係ない話なんだけど、この先の話で心理掌握さんが出る予定があるんだが
    完全に妄想全開のオリキャラで構わないのかな、それとも皆が持ってる共通のイメージとかあったりすれば教えて欲しいぜ

    ご飯食べてきます

    179 = 174 :

    好きにしてくれ

    180 = 149 :

    ごちそうさま
    心理掌握はこっちのイメージで作るんや
    それじゃあ頑張るよ

    181 = 149 :

    ガヤガヤ


    麦野(それにしても…………)

    麦野(流れでファミレス入っちゃったけど、一体全体どういう状況なのこれ。学園都市が誇るレベル5が三人揃ってファミレスで談笑? 笑わせてくれるね)

    一方「あー、コーヒーうめェ」

    垣根「抹茶ラテまじうめえ」

    麦野(コイツらはコイツらで完全にくつろいでる……、気ィ張ってる自分が滑稽に思えてきたじゃない)

    麦野(…………まあ、私だって……。何度か空気に呑まれかけちゃってたけどさ)

    一方「麦野さンは紅茶派なンだな」

    麦野「……え? ああまあ、紅茶はよく飲むかな。砂糖はあんまり入れないけど」

    垣根「俺は甘いの好きだからな。紅茶には砂糖ガンガン入れる派だ」←甘党

    一方「コーヒーはブラックに限るだろォ」←そもそも紅茶飲まない

    麦野(日和ってるコイツらどうにか利用して何かできれば文句無いんだけど……そう上手くいくとは思えないし……)

    182 = 149 :

    一方「取り合えずいつも通りドリンクバーだけ頼ンじまったが、メシも頼もうぜメシも。腹ァ減って力が出ねェよ」

    垣根「麦野は何食うんだ?」

    麦野「うーん……、垣根? と……、一方通行は何食べるつもりよ」

    一方「あれェ? 何故か呼び名俺だけハブられてねェ? ……俺ァミックスグリルとグリルソーセージな」

    麦野「だってアンタさっき自分で本名不詳って言ってたじゃないの」

    垣根「一方(アクセラ)ちゃんで良いんじゃねえの? あ、俺は若鶏のみぞれ煮な。ライス大盛りで、サイドメニューは……麦野アスパラ食えるよな?」

    麦野「全然大丈夫」

    垣根「じゃあそれにピザ頼むわ」

    一方「まァたみぞれ煮かよ。よく飽きねェな、いつもそれ食ってるし」

    垣根「暫くこれ以外食べる気が起きない位惚れこんでるからな。――――浮気、ダメ、絶対」

    183 = 149 :

    麦野「――――――垣根に一方ねえ…………、ゆーめーじんが急に身近になった感じなのかな。なんだか実感わかねーわ」

    一方「ン、なンか言ったかよ?」

    麦野「べぇつにぃ?」

    垣根「早く決めろよー」

    麦野「ん…………、鮭とか無いのかな」

    一方「鮭ェ? あったっけか?」

    垣根「モーニングのメニューにはあった。と、思うがな。まあ試しに聞いてみようぜ、押すためにある横車もあるもんだ」ピッ  ピーンポーン

    店員「ご注文お決まりでしたらお伺いいたします」

    垣根「あ、すいませんけどモーニングのメニューの焼鮭朝食ってまだ大丈夫ですかね?」

    店員「――――ええと、少々お待ちください」スタスタ

    一方「ァ、ダメだった時用のも一応決めとけよ」

    麦野「そうねー。じゃあもしダメだったら銀ひらすの西京焼きね。でもひらすって何かな、しらすには見えないけど」

    垣根「しらすをどうやって西京焼きするんだよ、炭になってでて来るぞ」

    一方「腹ァ減ったぜェ…………」グゥゥゥー

    184 = 149 :

    店員「特別にご用意させて頂く事になりました」

    垣根「お、ラッキー。あざーす」

    一方「あー、ミックスグリルにライス大。それとォ若鶏のみぞれ煮にライス大。あと焼鮭? 一つ。ンでグリルソーセージとアスパラベーコンピザ」

    店員「以上でよろしいでしょうか?」

    一方「麦野さン他になンかあるか?」

    麦野「……特に無し」

    一方「ンじゃ以上で」

    店員「かしこまりましたー」


    一方「よし、飲みもン取ってくる」ガタッ

    垣根「じゃあ俺待ってるから一方ちゃん入れてきてくれ。抹茶ラテな」

    一方「泥水のようなコーヒーを入れてきてやンよ」

    麦野「……じゃあ私もお願い。ローズヒップね」

    一方「テメェは来いよ、楽しよォとしやがって! お年で足腰に来てるンですかァ!?」

    麦野「…………聞かなかった事にしといてやるよ」ピクピク

    垣根「いいからさっさと行って来いって」

    185 = 149 :

    垣根「抹茶ラテうめぇー」

    一方「コーヒーうめェ」

    麦野「……ローズヒップすっぱい」

    一方「外れか?」

    麦野「入れ方間違えたかな……」

    垣根「いや、ローズヒップはそもそもすっぱいもんだ。間違っちゃいねえだろうよ」

    麦野「純粋にミステイクだったっぽいわね……」

    垣根「そういやよ、麦野はゲーセンとかよく行ってんのか?」

    麦野「結構前に足繁く通ってた、けど最近は全然って所。今日はたまたまだし」

    一方「あンな場所ででも会わなきゃ声かけることなンざねェだろうしな。運が良かったってか」

    垣根「成る程な、今日は仕事もねえって事かよ」

    一方「仕事? 麦野さンやっぱ年――――なンでもねェ」

    麦野「…………」ビキビキ

    麦野(腑抜けてるだけならまだしもよくもまあ人をイラつかせてくれるわねコイツら…………)

    麦野(…………でも、『アイテム』も……こんな感じだったっけ……?)

    186 = 149 :

    垣根「んー、俺の記憶が確かなら、麦野は『アイテム』とかいう組織のリーダーはってた筈じゃねえか?」

    一方「ンだそりゃ? 聞いたことねェぞ。スキルアウトの親戚か?」

    垣根「暗部の組織系統の一つだよ。俺のいた『スクール』と同じようなもんだ」

    麦野「『いた』? なにさ垣根、アンタ『スクール』から抜けた訳?」

    垣根「籍はまだ残ってるだろうな。が、そりゃ俺がいねえと組織がまわらねえからだ。歯車が壊れても取替えりゃ機械は動くが、駆動機が働かないんじゃ前提条件すら満たせてねえ」

    一方「つまりは垣根くンにやる気が一切無いと、そういう訳だ」

    垣根「自主休学、とでもしとけよ。『スクール』だけに」

    麦野「なにそれつまんない」

    187 = 149 :

    一方「結局麦野さンの仕事は今日はねェって話か?」

    麦野(ここは隠しておくべき所、か……? ――――いや)

    麦野(本当の事を言っても別にデメリットは無い、か。そもそも相手の組み合わせが悪すぎるわ)

    麦野「それは違う。私も垣根と似たようなもんよ」

    垣根「俺と? 自主休学か?」

    麦野「もうそれは良いからね。色々あって三行半叩きつけて来たの」


    店員「お待たせいたしましたー、ミックスグリルとライス大のお客様」

    一方「ン」

    店員「若鶏のみぞれ煮とライス大のお客様」

    垣根「俺俺」

    店員「前失礼します。焼鮭朝食のお客様」

    麦野「私ね」

    垣根「あ、ピザとソーセージはここに」

    店員「かしこまりました。ご注文は以上でおそろいですか?」

    麦野「多分これで全部かな?」

    店員「ごゆっくりどうぞー」


    一方「うーン、ミックスグリルとグリルソーセージでソーセージがダブってしまった」

    垣根「それ言いたくて狙ってやっただけだろテメェ。ああ、飲み物とってくる」ガタッ

    麦野「わー鮭だー」

    188 = 149 :

    一方「やっぱ肉だろ肉ゥ」ガツガツ

    垣根「みぞれ煮の美味さは異常」パクパク

    麦野(鮭おいしい)モグモグ

    一方「あ、ソーセージとピザも勝手に食えよ」

    麦野「あんがと」モグモグ

    垣根「どこまで話したっけ?」

    一方「なンでか西京焼きだけ覚えてる」

    垣根「それ結構前じゃねえ?」

    麦野「私が『アイテム』に三行半って所までじゃない?」モグモグ

    一方「あァそこまでだ。なンか理由でもあンのか」

    麦野「別にぃ? ウザかったからでて来ただけだよ」

    一方「麦野さン短気っぽいしなァ。たまに口汚ェし」

    垣根「……ほんとかよ。それだけか?」

    麦野「――あん? 誰に口聞いてんだ、私は超能力者(レベル5)で第四位の原子崩し(メルトダウナー)だ。気にいらねえもんほっぽり捨てて何か悪い事でもあるっての……?」




    一方「今思い出したけど俺も超能力者で第一位だったな」

    垣根「俺も俺も」

    麦野「そういやそうだった」ウッカリ

    189 = 149 :

    垣根「いやな、そこそこ前に麦野と……『アイテム』? が町を歩いてんのを見たことがある。ユルそうな女に、キツそうな金髪に、やかましそうなガキだったが……」

    垣根「あの時それなりに麦野も楽しそうに見えたのは多分俺の気のせいじゃねえ」

    麦野「ハッ、それがどうしたんだって?」

    一方(なンか、ここは空気読ンで黙っとくか)モグモグ

    垣根「俺がクソッタレな『スクール』を『自主休学』してんのはあそこが俺の居場所じゃねえからだ。本当の意味で俺を見てる奴が只の一人もいなかったからだ」

    麦野「アンタと私の何処が違うって? かきねぇ、アイテムの内部事情も知らないくせに大きな口叩くんじゃねえよ」

    垣根「お前が心の底からそう思ってるなら、戻らなきゃ良い。んな事は自分だけの自由だ。俺もそこまで口を出そうとは思ってねえし」

    一方(あ、このピザうめェ)パクパク

    190 :

    垣根「ま、居場所なんてもんは欲しがって気がついたら出来ちまうもんだ。麦野もちょいと落ち着きゃ案外すぐ見つかるかもしんねえぞ」

    垣根「幸せの青い鳥っつーのは気付かない程近くにあったりするってのが定石――――」チラッ

    一方(このピザマジでうめェな)パクパクモグモグ

    垣根「――――って一方通行テメェ! まだ俺ピザ食ってねえのにほとんど食いやがったコイツ信じられねえ!」クワッ

    一方「――――あ、やべっ」

    垣根「あ、やべっ じゃねえよ……。美味かったか?」

    一方「気がついたら無くなってる程にはな。いや、悪ィ」

    垣根「謝ってもゆるさねえ、スズメバチに刺されて死ねよ」

    一方「虫は得意じゃねェンだがな……」


    麦野(居場所だぁ? んなもん何処にあるっつうのよ、この化け物一歩手前の超能力者を。腕の一振りで自分を消し飛ばせる人間の形をした兵器を受け入れる奴が何処にいるってのよ)

    麦野(…………でも垣根は、私以上の化け物の筈のコイツは居場所とやらを見つけていると暗に言ってやがった)

    麦野(第一位と第二位、所詮誰からも理解されない奴同士が馴れ合って傷を舐め合ってるようにしか私には見えない。その筈なのに…………)

    麦野(羨ましい、のか? 私は?)モグ

    191 = 190 :

    垣根「悪いな、このバカが調子乗って食いすぎやがってピザあとちょっとしかねえわ」

    麦野「(ケロッとしやがって……)別に良いよ、欲しかったらまた頼むし」

    麦野「――――――――――ん?」

    麦野「…………」ゴソゴソ

    麦野「あれー? そんなはず……あれー……?」

    一方「どうした麦野さン」

    麦野「財布とケータイが無い……」



    一垣「「な、なんだってー!」」



    麦野「私どっかでどっちか取り出してたりしてなかったっけ?」

    一方「ダーツは俺らが最初に払ってたし飲みもンは垣根くンが買ってたな」

    垣根「見てねえよ。そもそも麦野手ぶらだったぞ」

    麦野「んー…………、あ」

    麦野「そもそも出て来る時に財布もケータイもカードも全部忘れてきた、かも……」

    一方「麦野さン文無しかよ。こういうときってほンとに皿洗いさせられたりすンのかねェ」

    垣根「まあ家に取りに帰れば良いだろ。もしアイテムに会っても別にやましいことも無いんだから堂々と行けば良いんじゃねえの」

    一方「まァココ位は出すから、今度なンか奢れ」

    麦野「う、うーん……取りに帰り辛いってか帰りたくないってか帰れないってか……」ボソボソ

    一垣「「…………」」

    192 = 190 :

    一方「で、話戻すけどよ。結局麦野さンはなンで『アイテム』出て来たンだっけ?」

    麦野「じ、自分から出て来たって言ったでしょ」

    垣根「果たして本当か? もし事実自分で出て来たなら清々してる爽やか麦のん☆ な筈だろ。つまりなんか込み入った事情があるんだぜきっと」

    一方「どういうことかね、ていとクン!」

    垣根「つまり真の事情が存在する、という事だ」キラン

    麦野「んなわけないでしょうが。下らない事話してんじゃないよ」

    193 = 190 :

    うわあああああああ何故上げたし俺ばかす

    195 :

    ここんところ例の荒しみないけど秋田んかね?

    197 = 190 :

    一方「しかしわりィ麦野さン……、別に何もねェだろとか思って逆に調子のっちまった……」

    麦野「…………あー、別に良いわよ。いっぺん叫んでむしろスッキリしたわ」

    垣根「王様の耳は、だな。穴に向かってじゃねえのが唯一にして最大の問題だったが」

    一方「追い出されたって、なンかしでかしたのかよ。穏やかじゃねェぞ」

    麦野「それがねー」



    麦野説明中



    絹旗「誤解しないでほしいのが」

    絹旗「別に超追い出した訳じゃなくて、麦野が勝手に出て行っただけなんですけどね……」

    絹旗(それはそうと)

    絹旗(私なんで急にこんなこと口走ったんでしょうか……、超不審者じゃないですか……)

    滝壷「きぬはた、何か言った?」

    絹旗「いえ何も」

    198 = 190 :

    一生の不覚だったわ……、なァンであンな事しちまったンだ俺ァ……
    今日は短めにココまでです
    また見てね!

    199 = 194 :

    乙。
    それは打ち止めに会ってないから、ロリせいbうわっセロリなにをくぁw背drftgyふじこlp'

    200 :

    おーい、誰かこの>>199だったミンチ肉片付けといて


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