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    元スレ垣根「友達が欲しいんだが」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 麦野沈利 + - とある魔術の禁書目録 + - 一方通行 + - 垣根 + - 垣根帝督 + - 心理掌握 + - 木山 + - 番外個体 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    802 = 788 :

    水没王子w

    803 = 693 :

    今日はここまでです
    いやー今日はドカンと投下したwwwwwww付き合ってくれた奴はまじ今日も一日頑張れwwwwww
    俺のテンションも若干おかしいwwwwあと、ミスwwwwへこむwwwww


    これで暫く投下しなくても大丈夫だぜェ……暇なときに、結構前に言われてた垣根定規とテレスねーさんの外伝をちまちま考えとくよん

    804 = 694 :

    お疲れさまっしたァ
    別に投下してもいいんじゃよ?
    テレスとかマジ俺得wwwwwwwwww

    805 = 788 :

    おつかれー

    誰だよ俺ん家の窓に外が明るく見える未元物質張ったの

    807 = 767 :


    さて、泥のように寝るか

    808 :

    >>705
    >一方「アイマシンカートゥートゥートゥートゥトゥー」カチッ ゴリゴリゴリ

    >>800の乙ダルヴァ
    一方さんもしかしてACユーザー?wwww

    809 :

    一気に更新しすぎだろwwwwww
    また荒らしが来たのかと思ったじゃねーか

    810 :

    >>808
    デモンズやってるらしいし同じフロムゲーのACもやってんじゃね?
    っていうかデモンズでもオストラヴァ出てくるしな

    811 :

    ひゃっほお!!
    こんなに更新してくれる>>1は神こえてるよ!!

    812 :

    >>761

    一方通行「今週の日曜か来週の土曜で」
    こころん「では来週の日曜日にしましょう」

    天然っぽいこころん想像してニヤけたぜ

    813 :

    心理掌握の本名ってまだ出てないよね。
    このまま手之屋心で良くね?

    814 :

    誰もノーカウントに触れてない事に泣いた

    815 :

    >>814
    どこ?

    816 = 814 :

    >>815
    >>777
    よくよく考えたら「いィぜ ブッ[ピーーー]」の笑撃が強すぎたせいかもしれん

    817 :

    ノーカウントって何かネタだったの?

    818 :

    >>817http://www.armoredcorefan.com/modules/acpedia/1642.html

    819 :

    関係ないようにしか思えないが

    820 :

    それに~から完全に定型文みたいなもんだし流石に意識はしてるだろ
    まあ、どうでもいいけどな

    821 :

    垣根「アーマードコアやろうぜ」
    一方通行「じゃァ俺ホワイトグリントな」
    垣根「自分でパーツ組み替えろよ」
    一方通行「うるせェ。そういうてめェも水没王子のやつちょっと弄くっただけじゃねェか」

    というわけか

    822 :

    色々とあったわけだが、結論だけ話すとメモ帳ネタ帳がわりに三年間使っていたケータイが高野川にダルヴァした
    美琴編と今後このシリーズに限らず使おうとしてたネタの数々が纏めてお亡くなりは流石の俺にもこたえたwwwwwwww

    だが私は諦めない、いずれ第二、第三の俺が垣根くンを幸せにするだろう…………!



    ただ、暫くは落ち込んでると思うわww ごめんなww

    823 :

    携帯「電池パックがイカれただと?狙ったか!?>>1!」
    携帯「水は……まずい」
    >>1「貴様には水底が似合いだ…」
    こうですかわかりません

    824 :

    風通しのいいとこに一週間放置でだいたいのケータイは復活

    825 :

    追いつきました!
    面白いです!

    携帯…私も1ヶ月前に落としました
    乾かしたらなおりましたが

    続き楽しみにしながらまったり待ちます

    826 = 822 :

    半日乾かしてショップへ持ってったんだけど、電源入れたら画面は出たけどどんどん勝手にボタン押されたり電源入ったり切れたりしたんだにゃーん

    で、キャンセル可の修理かなんかで運ばれていったわけだが……はやまったかな


    まあ無くなったのはストーリーの筋道じゃなくて、掛け合いとか会話のネタ全般だから
    時間かければ同じものにはならなくても取り戻せると思う


    ひとまず帰宅したら記憶からサルベージできるだけしてみて、後は割り切るつもりだ

    827 :

    ウォークマンをトイレに水没させてしまったけど、水きって乾かして充電したら直ったぜ!

    830 :

    >>829

    831 :

    >>826
    諦めるべからず
    待ってるよ

    832 :

    お前らマジ慰めてくれてありがとなwwwwww
    小旅行みたいな感じだったんだけど、同行者が片足を川に突っ込んで、ぷげら笑いしながらスキップして歩いたら胸ポケットからすぽーんと飛翔ダイヴですよwwww

    と、言うわけでちょっくら投下します
    関係無いけど、代わりに貰ってきたケータイ、PCサイドビューワー無いんだけどwwwwwwwwwwこれもかなりダメージでけぇぞwwwwww

    833 = 832 :



    ~~~


    心理掌握は、今回の依頼――第一位、第二位、第四位の動向調査――を本気で断ろうと思ったのならば断ることが出来た。

    それを断らなかった、という事に実は純粋な損得勘定以外にももう一つ理由が存在している。そしてそれは、彼女の興味から来るものだった。


    彼女が特異な存在として周囲から疎んじられていたという事は先にも述べた通りであるが。それはつまり文字通りに、彼女と同じレベルの存在が周囲にいなかったと言うことに加えて彼女の能力自体にある程度の問題があったことに由来している。

    レベルの差から友人が出来ないのであればまだ救いがある、あくまで強度の問題ならば自分は他者の延長線上にいるだけに過ぎないからだ。

    それならば、振り返って手を伸ばせば届くかもしれない。『下々の者たち』に対してそういう距離にいる存在としては、超電磁砲が良い例である。


    しかし能力そのものへの否定は、存在そのものへの否定に繋がる。何故なら、その力こそが『自分だけの現実』だからだ。

    そしてたまたま同じ常盤台に超電磁砲という比較しやすい対象がいた為、心理掌握が内心で感じる寂しさと劣等感は寧ろ際立つものとなっていた。同じ超能力者なのに何故、と。



    そんな所に舞い込んできた、件の依頼。心理掌握はこう考えた。

    絶対的破壊力を持つ『原子崩し』、底の知れぬ能力である『未元物質』、そしてその全ての上に君臨している『一方通行』。

    それぞれが下位互換を大きく引き離した、又は下位互換など持たぬ特異性のある能力者だった。

    そんな彼らならば、自分と同じ気持ちを感じているかもしれない。自分と同じ立場に立っているかもしれない。

    更に踏み込んで言えば――――自分と同じように苦しんでいてくれるかもしれない。それならば、自分を理解してくれるかもしれない。


    彼女はこのような思考を、他人の不幸を望むような唾棄すべき感情だと考えている。しかしそう考えていながらも、彼女は無意識下でそう期待している。

    彼女の纏う鎧はそのような惰弱な思考を許そうとはしなかったがそれで尚、期待してしまっている彼女自身を黙殺し切れる気配は一向になかった。

    834 = 832 :



    結果として。心理掌握が見たところの監視対象の彼らと彼女自身は同じように苦しんではいなかった。

    はじめは、表面上はさておきその本質は単なる同属同士の傷の舐め合いかと考えた。それならば、彼らも自分と同じような存在だ、とも。

    しかし実際は違っていた。彼らは同じ区分の存在であるという意識で繋がってはいたものの、彼らの結束は決してその事だけを絆に結ばれたものではなかったからだ。


    過去まで知る由は無いが、今現在も心理掌握と同じ分類にある彼らは今現在彼女と同じ境遇にはいない。

    何故なら彼らには、友達と呼べる存在がいるから。



    その事を理解した心理掌握は裏切られたというような感情を抱いた。

    何故貴方達にはあって、私には無いのだろう。

    そして同時に羨望を抱く。

    同じ超能力者でありながら、一緒にいる事のできる友達がいてうらやましい。

    わたくしも――――――誰かと一緒にいたいのに。


    結局、自分が自分である限り。心理掌握が相手の心を掌握する限り、私の今は何も変わらない。これからもずっと。

    彼女はそう考え、それでも涙を零さなかった。彼女の纏ったレベル5第五位『心理掌握』の鎧はそのような事を許さない。


    だが『心理掌握』はそうだとしても、『手之家心』はそうではなかった。

    紛い物でも彼女は、彼女としての友を――それが例え相手の心を探るような下劣な行いを前提としたものであっても――手に入れることができた存在。

    彼らとの触れ合いを通じて、心理掌握は奇妙な感情に包まれた。

    はじめのうちはそれが何か掴みきれなかったが、それは体が震えるほどの歓喜だった。

    渇望していたものが刹那の間我が身を満たし、その熱が心を焦がす。

    内心の苦しみを大きく上回る与えられた快楽に彼女は酔う。

    欲しかったものは、確かに彼女の掌の内にある。これ以上の幸せがあるだろうか。

    835 = 830 :

    うはwwwまさかの更新来てやがるwwwww
    いい加減こころんが可愛すぎてどうしていいのか分からなくなりつつある

    836 = 832 :



    そして今、心理掌握は怯えている。始まりがあれば必ずいつかは訪れる終わり、自分の正体が露見してしまう瞬間に。

    自分に笑いかけている彼らが、他の者と同じように負の感情を込めた視線を向けてくる事に。

    彼らと過ごせば過ごすほど、いつかきたる絶望が大きくなること位彼女だって理解している。
    それでもいつかきたるものならば。それならば、それならばせめて今在る彼らとのこの繋がりに。

    心理掌握としてのものではなく、手之家心としての繋がりに縋っていよう。彼女はそう、考えている。

    今この関係が偽りのものでも、今感じているこの幸せという感情は本物のものだから。



    故に、いつか崩れる砂上の楼閣だと知りながら彼女はそこを離れようとしない。ヒビだらけの鎧を、脱ぐこともない。

    絶頂は今で、昇ったのならば落ちなければならない。それでも良いから今この時よ続けと願う。それですら分不相応な幸せだと思っている。自分が自分である以上、本当の幸せは来ないものだとあきらめている。

    『心理掌握』を受け入れてくれる者がいる、そんな可能性など無きものと断じて。



    ――――――崩壊の日は、すぐそこまで来ている。


    ~~~

    837 = 832 :


    心理「――――気持ちの良い朝ですわね。良く眠れたし、天気も上々」

    心理「絶好のお出かけ日和、って所かしら。ふふっ」

    心理「……」


    心理(さあ、参りますわよ手之家心)

    心理(ずうっと続く、監視の為に)

    心理(楽しくて、面白くて、時々意地悪だけれどとても優しい)

    心理(貴方の――――『てのうちにこころをもてあそぶ』貴方の、大切なお友達に会いに)

    838 = 831 :

    来た!!

    839 = 832 :



    ガヤガヤガヤ


    心理(改札を出て直ぐのニューデイズ……、これですわね)

    心理(この傍に皆様が――――まだいらっしゃらないのかしら)

    心理(時間は十一時四十分。少し早く着すぎてしまいましたわn)

    「――――わっ!!!」

    心理「ひんッッ!」ビクッッ!!

    「あっは、そんなに驚いてくれちゃこっちもやりがいあったってもんね」フフン

    心理「む、むむっ、むむむむむ」

    麦野「なにがむむむよ! ……落ち着きなさいってw」

    フレンダ「ごめんねー、止める間もなく麦野が突っ込んじゃったから。ま、結局麦野のせいなんだけど」

    滝壺「きぬはた、人工呼吸したら?」

    絹旗「いや超生きてますし……」

    840 = 832 :


    心理「……急に驚かすなんて酷いですわ」ムスッ

    麦野「あーほら、悪かったって。ごめんごめん、あんなに驚くなんて思わなかったからさ」

    絹旗「貴方が噂に聞いたこころんですか?」

    心理「ええ。貴方達が麦野さんの……」

    フレンダ「そ、よくぞ聞いてくれた訳よ! アイテム四天王筆頭突撃隊長、私はフレンダ!」バッ

    滝壺「ふれんだは四天王最弱」

    絹旗「アイテムの超面汚しですね」

    フレンダ「あれえええええ打ち合わせと何か違う!?」

    麦野「字面だけだと頭突きに見えるわww ま、こいつらが前言ってたアイテムよ。仲良くしてねー」ナデナデ

    心理「こ、こちらこそよろしくお願いしますわ」

    841 = 832 :


    絹旗「常盤台のお嬢様って麦野から聞いていましたからどんな超お嬢様お嬢様した人が来るのかと思ったら……」

    フレンダ「案外想像通りのお嬢様だったわ。お嬢様に見えなーい! な展開じゃなかったわねww」

    滝壺「……レベル3?」

    心理「え、わ、私ですか? そうですけれど」

    滝壺「わたしもレベル3。おそろい、だね」ムッフー

    心理「おそろい? 貴方もレベル3なのですか?」

    麦野「レベル3の『能力感知(AIMディテクター)』なのよ、滝壺はね。何か目に見えないような攻撃手段でも能力であれば感じることができるっていうセンサーみたいなもんってわけ」

    絹旗「一方なんか、『はァ、カナリアみてェなもンか?』 とか超酷かったですけどね。あ、私は絹旗最愛です。最も愛されるべき、で最愛ですよ」

    フレンダ「えー、モアーイ」

    絹旗「」グググググ

    フレンダ「ぐえ゛っ゛、ぐ、ぐる゛じい゛」

    心理「…………フォースグリップ?」

    麦野「違うわよww あー、絹旗ぁ、そんくらいにしときなさい」

    絹旗「――――気にしてるって何度言えばわかるんですか、超頭悪いですね」

    フレンダ「ェホッ、ゴホッ……冗談だってのに、死ぬかと思った訳よォ……」

    滝壺「ちなみに、今持ち上がってたのがふれんだね」

    心理「中々に楽しそうな面子ですのね……」

    絹旗「今、私達超ディスられませんでした?」

    フレンダ「中々に酷いディスりだった訳よww」


    一方「ンだよ、もォ皆いるじゃねェの」スタスタ

    垣根「出たなショッカー!」バッ

    麦野「出たのはアンタらよ」

    842 = 832 :


    垣根「勢ぞろいだな。全員で集まんのは結構久方なんじゃねぇか?」

    絹旗「そうですね。前に釣りとソバ食べに遠出した時以来なんじゃないでしょうか」

    フレンダ「ダーツ・レーターよ。素振りは欠かさず行っておるか?」

    一方「こないだ部屋で扉に向かってやってたら、木原くンが部屋に入って来て目が合って変な顔されたンです」シューコー

    フレンダ「まあ扉開けた途端、自分に向かって体傾けながら腕振ってたら私でも笑うかなぁ」

    滝壺「めとめがあうーしゅんかーんー」

    麦野「何に気付いたのかすっごい気になるんだけど」

    心理「言わぬが花とか、知らぬが仏とか、色々と言葉はありますわね」

    垣根「コソ練たぁやってくれるじゃねぇか一方ァ……」

    843 = 832 :


    一方「ンじゃ腹も減ったしな。そろそろ行くとすっかァ」

    麦野「一方案内よろしくー」ヒラヒラ

    フレンダ「苦しゅうない訳よ」

    垣根「もし行ってやってなかったとかだったら承知しねぇぞ」

    たきつぼ「コンクリート目掛けてチョークスラムだね」

    垣根「それするなら最愛ちゃんに任せるわ。俺だと若干マッスルガッツが足りない!」

    心理「さっきもなさってましたけど、それだとフォースグリップになってしまいますわ」

    一方「それにつけてもクソ暑さよ。あ、そのエスカレーター降りンぞ、少しでも中通ってかなきゃ溶けちまうわ」

    垣根「賛成」

    フレンダ「異議なーし」


    絹旗「あれ、一方温度操作はどうしたんです? 超電池切れですか?」

    一方「確かに腹は減ってるけどな。まだ外出て直ぐだしなァ、ヤベェ時以外は能力使わねェようにしてンだ」

    麦野「にしちゃ汗かいてなくない?」

    一方「今まさにヤベェからな」ヒヤー

    心理「やだ、開き直ってますわこの人」

    滝壺「あのかっこいい事言ってた過去のあくせらは何処に行ったんだろう」

    一方「過去は振り返らねェ……現実も見ねェ。――――そう、輝かしい未来だけを見つめて生きていくンだァ……」

    垣根「なんだこの近年稀に見るクソ野郎は」

    麦野「百ぺん死んでワンって言えば良いのに」

    844 = 830 :

    あ、なるほど
    すでに仕掛けてるのか?

    845 = 832 :

    ごめん腹減ったからなんか軽く食べてくるwww

    846 = 830 :

    >>845
    こんな時間に夜食だと…許せるッ!!

    847 = 831 :

    さて
    俺も何か食うか

    848 :

    ストロベリーソフールうます

    849 = 832 :

    食後のハイチュウペロペロ

    ただいま! 投下!

    850 = 832 :


    一方「あ、ヤベェついでにちょっとトイレトイレ」タタタッ

    フレンダ「クソ野郎がクソしに行った訳よ」

    垣根「そして一方がトイレ行った、次の瞬間! なんと一方を放って皆歩き去ったではないか」

    絹旗「丸見え、死んだりしないのがまあ予定調和の原因ですかね」

    麦野「死んでたら笑い話にならないからねぇ」

    滝壺「彼は果たして大丈夫なのだろうか……。数年後――――そこには元気にお墓に入るあくせらの姿が」

    フレンダ「結局、あの時は駄目かと思ったよ。もうあんな死に方はゴメンだね、二度としないよ」

    心理「一方通行は二度死ぬ、って少し語感がわるいかしら」



    「そろそろお昼時だけど、何処入る?」

    「わたくしはお姉様と一緒なら火の中でも水の中でもかまいませんのー!」

    「あれ、ここFKじゃなかったっけ。うどん屋になってる」

    「あ、上の本屋寄っても良いですか? ちょっと買いたい本があるかどうかだけ見たいんです」

    「良いわよ。で、結局どこにしようかなあ……ファミレスはこないだ行ったし――――――」


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