元スレ垣根「友達が欲しいんだが」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
751 = 698 :
アイテム4人娘だけでは飽き足らず、こころンとまで和気藹々とメル友してる
ていとくンとあくせらンがリア充すぎてニヨニヨが止まらん
まだまだ起きていられるぜー
752 :
リア充爆発しろ
753 = 693 :
>>751
やる気出ちゃうからやめて
>>752
そんなこと言っても俺は爆発せんぞ
754 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : はい
――――――――――――――――――
ええ、今週か来週の土日であれば
都合が良いのですけれどいかがですか?
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : 暇人なめんなー
――――――――――――――――――
へーきへーき。
一昔前ならともかく今や超ベテランの油
売りだからね
その日付ならどっちでもいいから
一方か垣根にでも伝えといてくれる?
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : 了解しました
――――――――――――――――――
では伝えておきますわ。
少し気になったのですけれど、
『今は』お暇ってどういうことですの?
――――――――――――――――――
755 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : 話すと長いわよー
――――――――――――――――――
簡単に説明するとねー
詳しくは言えないけど私ちょっと前まで
ややこしい仕事やってたのよ。
危なかったりややこしかったりする仕事を
訳アリでまともな生活しにくい奴等で
集まってね
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : (non title)
――――――――――――――――――
そうなのですか
不躾な質問をして申し訳ありませんでした
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――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : なんくるなーい
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いいっていいって
今はもうややこしい仕事からは
足洗い気味だし。
前話してた『アイテム』ってやつがそれよ
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756 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : そういえば
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以前伺いましたわね。
麦野さんの派閥のようなものでしたかしら
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : 正確には
――――――――――――――――――
少し違う。
元々は私が一人で現場で動く仕事?
みたいのやってたんだけどそこで
何人か拾って一緒に仕事させてたのよ。
どっかから割り振られた仕事仲間って
事でもなかったから、
私が仕事しなくなったから
自動的にそいつらも仕事しなくなるわけ
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : つまり
――――――――――――――――――
…………ニートの集まり?
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757 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : 言ってはならないことをwww
――――――――――――――――――
ふざけんなwwwwwwwwwwwww
むしろ今私がアイテム養ってやってんのよ!
レベル5の財力舐めんな!
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――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : 冗談です
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失礼しましたわ
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――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : wwww
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しれっと言うわねwww
まあ今度会うときに連れてくから
できれば仲良くしてやってよ
――――――――――――――――――
758 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 麦野沈利
Sub : 喜んで
――――――――――――――――――
こちらこそ是非お願い致します。
では一方通行さんに伝えておきますね。
長々とお時間を取らせてしまって失礼しました
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : もーまんたいね
――――――――――――――――――
いいって。じゃあまた今度だにゃーん
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760 = 693 :
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To : 手之家心
Sub : Re:違います
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半分冗談だ。本気にしないで下さい
あとタイトル見てなかった
悪ィ
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――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : まったく……
――――――――――――――――――
垣根さんと麦野さんとメールして、
喫茶店の件は今週か来週の土曜日曜の
どこかでという事になりましたが。
一方通行さんのご予定はいかがですか?
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : Re:まったく……
――――――――――――――――――
俺も行かなきゃ駄目か?
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763 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : それにしても
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本当にメール短いですわね、
前のお二方と比べると
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――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : Re:それにしても
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アイツらと比べンなよ。
集合とか時間はまたこっちで決めとく
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : それでは
――――――――――――――――――
お願いいたしますわ。
それでは失礼しますね、
夜に態々ありがとうございました
木原さんにもよろしくお伝えください
――――――――――――――――――
765 = 693 :
~~~
…………皆様と集まる前に、もう一度会おう。
十中八九。いえ全部が全部で、あの方々が学園都市への叛意を抱いているとは思えない。
そもそも殲滅戦の得意な面子が揃っているのだから、策を弄する必要も無い。でも、あの政治屋達はそれを信じることが出来ない。
……皆様と集まる前に、この危惧を払っておかねば。今一度心を覗かねばならない。
それを態々皆様が集まる日に行わずに前倒すのはなぜだろう。
わからないけれど、そうすれば来週の日曜日。私は皆様と『友達のように』なるのに、一歩近づけるかもしれないから。
~~~
766 = 694 :
セロリさんがわざわざ口調をメールに打ち直してるの想像すると悶死する
767 :
>>728に>>1のフェチズムがこっそり紛れ込んでいる事に突っ込む人がいないの
と言うか、>>1は木山先生が好みと言う事なの・・・?
もしそうなら是非握手したいの
769 = 693 :
ある時から突然、彼女の能力は飛躍的な汎用性を見せ始める。
あらゆる分野に対して少しずつ発揮していた能力は、その全てに対して現状見られるほぼ最高レベルの力を発揮し始めたのだ。
当然だが、周囲の反応は一変した。
耳障りの良い言葉で彼女を讃え、褒め、懐柔しようとする彼らだったがしかし、心理掌握の能力は純粋で臆病だった少女に汚らしい大人達の内面を容赦なく見せ付けた。
自分の頭を撫でて褒めてくれるこの人達は、何故自分の事をこんなにも怖がっているのだろうか。
なんで皆、私を見ているのに私の事を何も見ていないのだろうか。
彼女の周囲に碌な研究者がいなかった事も災いした。
言われるがままに彼女は能力開発や実験を重ねていったが、既に研究者達に何の感慨も抱けていなかった彼女は年不相応にただ淡々とカリキュラムをこなしていった。
そしてその果てにレベル5の烙印を押されて尚、心理掌握は一切嬉しいという感情をそこに見出すことが出来なかった。
唯一の希望は、実験漬けの日々が終わりを告げることで自分にも『普通の友達』というものが出来るかもしれない、というものだった。
770 = 693 :
しかしながら。いや、ある意味当然だったが、優秀生として常盤台中学に入学した彼女を見る周囲からの視線は三種類だけだった。好奇、嫉妬、そして恐怖。
接触方法は多様ではあったものの、同級生達との暫しの付き合いを経てから彼女は一つの結論を得る。
彼女達は自分と同じ場所に立っておらず、よって自分を理解してくれる事は多分無い、と。
かといって、能力を行使して友達を作るという行為は、ほとんど意味の無いものだ。
彼女の心理掌握とて万能ではあれ全能ではない。
その本人の思考の根幹に関わる部分を残したまま表面思考を無理やりに変質させようとすると、齟齬が発生するのか対象の精神状況は著しく不安定になり最悪倒れてしまう事は実験で明らかになっていた。
そして、相手の人格を破壊してまで友達という名の人形を作る等と言う行為を心理掌握は頑なに嫌悪して憚らなかった。
彼女は、他人の心を捻じ曲げたくなんて無かった。見たくもなかった。
それでも、決して一人でいたくはなかった。そんな少女の想いは、人が受け入れる自分を形作らせる事を選ばせる。
孤独と孤高は異なっている。彼女は自分の意思で、孤高である事を願った。そう思い込もうとしていた。
その実、遠巻きにでも構わないから人と接していたいと彼女は内心ずっと思い続けていた。
だが自分から近づけば、彼女達は自分を恐れる。いつ自分が自分で無くなるのかと怯えている。そんな様子の他人を見ることが、彼女はたまらなく嫌だった。
771 = 693 :
いつしか、彼女は女王として讃えられ君臨していた。胡散臭い、飄々としている、底が知れない、優雅である。
そんな心理掌握の印象は全て間違ってはいなかったが、同時に全て正しくもない。
親しもうとせず、しかし圧倒的な能力を持ち、人の上に立つ者として振舞っている心理掌握を中心としていつしか巨大な派閥が出来上がっていた。
『見返りを求めない』感情はとんと生まれはしなかったものの、利害と権力を中心とした派閥構造は世の中の『普通の人間』達には理解しやすい構図のようで、彼女は以前ほど孤独にさいなまれはしなかった。
その代償として更に彼女は窮屈となり、それでもまだ心理掌握は周囲の人間を憎もうとはしなかった。
心理掌握は、凛とした趣の内の本人も気付かないような底の底で泣いていた。
誰一人として心を許せる、許してくれる友人も無く孤高なままに。
それでも彼女は耐えていた。ひたすらに耐えていた。
彼女が痛みに感じるのが侮蔑や罵倒なら、その発信源を絶とうとしたかもしれない。恐怖や下心なら、その発信源から離れようとしたかもしれない。
だが、彼女の痛みが湧き出る泉は。ただただ寂しいという感情だったのである。
だから――――――彼女は決して人から離れようとはしなかった。その行為が、更に痛みを加速させると薄々知っていながらも。
772 = 693 :
~~~
~~~
って付け忘れた。脳内保管してくだしあ
773 = 693 :
麦野「それにつけてもさ、どうせ日曜に会うのにフライングかにゃーん?」
垣根「いや、そうでなくても普通にファミレス位来るだろ、そもそも最初もそうだったじゃねえか」
一方「ま、前哨戦ってトコじゃねェの? 俺らも普通に何時も通り集まってるしなァ。なァ手之家?」
心理「そんな所でしょうか。まあ偶然だとしても喜ぶべき偶然ですけれど、ね」
心理(今日の内に、最後の確認を行う。大丈夫、これだけ心理的な距離を縮めれば察知されることも無い筈ですわ)
垣根「お、そのカボチャ食わねぇの? 俺が食ってやるよ」ヒョイパクッ
一方「返事する前に食うなよなァ……、まァ別に良かったけど」
心理(……そしてあわよくばこの二人の関係も)ドキドキ
774 = 693 :
店員「お待たせいたしました」
垣根「あ、オニオングラタンスープ一つ」
麦野「テリマヨピザにヤリイカの唐揚げ。ああマヨネーズ付けてもらえます?」
一方「テリマヨピザマヨ増しってか?」
麦野「んなわけないでしょ。ヤリイカよヤリイカ」
心理「じゃあ私はこのピリ辛チキンというのを」
麦野「新作だね。ほらにゅーって書いてるし」
一方「俺ァ13種類の新鮮彩りサラダで。ドレッシングはァ……垣根くンどれが良い?」
垣根「シーザー食った事ねぇからこれにしようぜ。受け取ってくれーッ!」
一方「じゃあコラーゲン入り野菜で」
店員「かしこまりました」
垣根「あれ? えww俺に聞いた意味はwwww」
775 = 693 :
麦野「まだメールしてなかったけど、集まるのは十二時位に第七学区のモノレールの駅でって事になったから。昼に一方が知ってる超おいしいイタ飯屋があるらしいからそこで食べてー」
垣根「なんか適当に店歩いて買い物しながら腹ごなししたら、お待ちかねのスタバだな。ハジメテなんだって?」
心理「ええ……。あまり、というよりは一度も行った事がありませんの」
一方「俺も実際行ったのは一回だったけどなァ」
垣根「あぁ俺と行ったときだろ? いやーあんときの一方の様子最高だったねーwwww」
麦野「その話そういやまだ聞いてないかな? どんなだったのよ」
垣根「メニュー見て既に混乱してたからな、『垣根くンに全部任せた、コーヒーくれ』っつうから注文したんだよ。それで飲んだんだけどクリーム混ぜないで下から直飲みするもんだから目ン玉白黒させてんのwww赤いけどwww」
麦野「アンタならともかく甘いの苦手な一方によくやるわ。何飲ませたわけ?」
垣根「ハナッから最終兵器はかわいそうだったから、まずは軽くバニラキャラメルキャラメルソースチョコレートクリームチップフラペチーノ」
心理「……何の呪文ですか?」
一方「おィいまキャラメル二回言っただろ」
麦野「バニラキャラメルチョコレートクリーム……、コーヒーじゃないじゃんw」
垣根「ああっ、馬鹿! ……なんか既視感が」
一方「ァ?」
心理「あらあら」
776 = 693 :
一方「どォいうこった、説明しろ麦野さン」
垣根「いやなぁ、心ちゃんがスタバ処女捨てるって事で何を頼むか考えようぜ!」
麦野「垣根が頼んだのはオプションゴテゴテの超甘党が飲むような代物よ。どうひっくり返っても、一方が飲むような代物じゃねーわ。絹旗でも胸焼けするんじゃないかな」
垣根「一度スタバの真髄をだな、ベンティアドショット(略)も悪くねえと…… 」
一方「つまりあのゲロ甘物質は……」
麦野「コーヒーよりココアの方が近いわよきっと」
垣根「聞いてねぇな…………」
心理「悪事はいつの世も最後には暴かれますのよ、きっと」クス
777 = 693 :
一方「――――垣根くゥゥゥゥゥゥン」クルリ ニヤァァァァァ
垣根「これがスタバ流のコーヒーだっつってたが……、スマンありゃウソだった」キリッ
一方「ほゥ。それで?」
垣根「ちょっとしたジョークだ一方。出来心、奸心、魔が差したんだぜ、どんな奴にでもあるだろう突然そういう行動に走っちまう瞬間ってやつも……」
垣根「つまりは不可抗力だろう、あれは大自然の力に俺の意思が屈しただけなんだ。それにお前は特別何かあったわけでもねぇ、ノーカウントだ、ノーカウント!」
一方「それにしてもあの甘さはヤバかったなァ垣根くン」
垣根「ヤバかったのは俺の腹筋だwwww一口飲んで『ンブッ』とか吹くの必死にこらえてたお前みてこっちまで吹きそうになったじゃねーかwwww」
一方「ほォ」
垣根「oh」
ヘ(^o^)ヘ いィぜ
|∧
/ /
(^o^)/
/( )
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
/ く ブッ殺す
一方「テメェが! 死ぬまで! 殴るのをやめない!」
垣根「は、はい死んだ! はい今垣根死んだよ!」
一方「さっき死んだら殴るのやめるっつったが、すまンありゃ嘘だった」
垣根「いてててててててててて」
麦野「騒がしいなぁ……、もう暫く続くようなら止めっかな」
心理「でも……この騒がしさが幸せだと思いませんか?」
麦野「――――――何急にこっ恥ずかしい事言ってんのこの子」
心理「ふふっ」
778 = 693 :
麦野「あ、そうだ。ねえねえ一方、こないだ終わったら言う!終わったら言う! って言ってたのって結局何の話だったの?」
垣根「ああなんか実験の話だろ?」
一方「いやー良くぞ聞いてくれたぜェ。事の始まりはてめェらにさンざもやしよわばりされた事なンですよ」
垣根「だが我々のその発言――――事実」キリッ
麦野「ぷぷぷっ」
心理「――――――っく・・・・・・(笑いをこらえている)」
一方「話す気が無くなってきた」シラー
麦野「嘘だよ嘘嘘! ライ、ライ、ラライ! んで、何の実験だったのよ」
一方「筋トレ」
垣根「は? え、能力開発でバーベルでもあげんの?」
心理「それでは肉体開発では……」
麦野「肉体を開発とか……エロっ」
一方「てめェら話聴く気ねェだろwwww」
779 = 694 :
略しすぎwwwwいぜぶwwwwwwww
780 = 698 :
>>777
『ブッ殺した』なら使ってもいいッ!!
781 = 693 :
心理「つまり、『一方通行』で体の動きに大して逆ベクトルに負荷をかける事で筋トレと同じ効果を発揮できるようになったと……」
一方「力の一定比率をな。その名もDBYG」
垣根「見事に子音しかねぇからどうよみゃ良いのかわかんねえよ」
麦野「……あ、わかった。一方、それ木原さんのネーミングでしょ」
一方「ン? あァ、そォだぜ。他の研究員押し切って一方的に決めてたな」
麦野「やっぱwwwww大リーグボール養成ギプスwwwwwwwwwwww」
垣根「あ? ああー…………そういや巨人の星何故か全巻置いてあったなお前んち」
心理「名前だけで読んだ事無いからわかりませんわ……」
一方「今度読み来るか? そこそこ貴重らしいから現物はあンまし無いらしィぞ」
心理「機会があれば甘えさせて頂きたいですわね」
782 = 693 :
垣根「開発で思い出した。こないだの能力測定の具合はどんなだったよ」
一方「ベクトル操作二重の極みモドキでレベル5認定」
麦野「ビームと……ああ空飛べるようになったよ。たまに落ちるけど」
一方「怖いから飛ぶンじゃねェぞ麦野さン。言いだしっぺの垣根くンはどォだったンだ」
垣根「俺? 十二時間持つ冷房物質大量生産で研究所の皆さん大喜びでレベル5認定だったな。外に出ても涼しいっつって」
一方「買収じゃねェかwwwwwwwwwww」
麦野「なんだかんだで一番便利なのは未元物質よね……」
垣根「心ちゃんはどうだった?」
心理「私は……前と変わらず、でしたわ」
一方「そりゃ残念だが落ち込む事でもねェよ。常盤台に行ってる段階で既に勝ち組だろ手之家は」
麦野「『間接接触』って進化したらどんな能力になると思う? 念話の音量があがるとか音質が向上するとか」
垣根「超クリアの心ちゃんのボイスは聞いてみたいけどそれじゃあレベルあがらねえだろw」
麦野「じゃあ何したら上がんのよ」
一方「距離やら時間やら……」
心理「どんどん携帯電話に近づいていってますわ」
垣根「今に念写機能が付くな、写メ写メ」
783 = 698 :
>>DBYG
その発想はなかった
あれ絶対バネが肉はさむよね
784 = 693 :
心理「――それにしても、ここまで学園都市の頂点がそろっていると邪推もしてしまいますわ。何か学園都市に対して行動してしまうのではないかと」
一方「ン、まあ気持ちはわかるけどなァ」
麦野「自分の住んでる街ぶっ壊してもしょうがないしねー」
垣根「そこまで不満もねぇしよ」
心理(――――――っ)キィン
心理「まあ、それもそうですわね。傍から見ればどうしても……そう思ってしまうものですから。失礼しましたわ」
垣根「いやまあな、理事共が群れてたら怪しいって考えんのと一緒だろ」
麦野「うわ、絶対それなんかしそうだよね。政治家とかそういうのってなんか群れ方気持ち悪くない?」
一方「纏めて踏み潰したくなる位にゃァな」
心理「一方通行さんが言っていると洒落に聞こえませんが」
一方「ひでェ…………」
麦野「日ごろの行いってやつね一方ぁ」フフン
垣根「日ごろの行い(笑)」
麦野「…………アンタ何が言いたいわけ?」
785 = 693 :
心理(……学園都市に対する叛意は、無し)
心理(出てしまえばあっけない結論でしたわね)
心理(これで――――――そう、これで)
心理(私がするべきは後、この人たちが何か行動を起こさないかの監視)
心理(でも、この人たちが何かを起こすことはないでしょうし)
心理(これで心おきなく…………)
麦野「ねーこころん、聞いてる?」
心理「あ、え? あ……、すみません少しぼぅっとしていて」
垣根「大丈夫か?」
一方「ま、調子悪ィなら無理すンなよ」
心理「ええ、少し考え事をしていただけですから。問題ありません」
心理(問題ありませんわ。ええ、何も。ふふっ)
786 = 693 :
心理「………………」カタカタカタ
心理「………………」カタ
心理「これでまずはひと段落……」
心理「慣れないパソコンなんていじるから体が痛いですわ……」ゴキゴキ
心理「日曜日……、カレンダーに印など付けて……」
心理「どうなってしまったのかしら、わたくし」
787 = 693 :
ダゼリリマタワザアイイズシーン コーザイミラブウィザインアビーイン
心理(着信……、手之家心の物ではなく心理定規の携帯電話からですわね)
心理(秘匿回線からのみしか受けていないからそうそう着信なんて無い筈なのですが……)
心理(…………)ピッ
心理「もしもし」
?『私だ。さ、先程送られた報告を見たよ』
心理「あら理事殿、つい先程いたしたばかりなのに……随分とお早いこと」
理事『今のところ彼らに叛意が無いという事は理解した。ご苦労』
心理「一度受けた依頼を放り出すのは趣味ではありませんの。ですから依頼の通りに引き続き接触を――――」
理事『いや、その必要は無い』
心理「――――――えっ?」
788 :
えっ
789 = 694 :
えっ
790 :
>>787
心理定規になってるぞ
791 = 698 :
えっ?
>>790
本物手之家も心理定規も、メンタルアウトさんの部下なんじゃね?
793 = 693 :
心理「――――――ま」
心理「まだ、叛意が無いというのは確実ではありませんわよ」
理事『む……、どういうことだね?』
心理(監視が、まだまだ続けば良い。そういう事ですもの、ねぇ?)
心理「例を挙げるとするならば、一方通行。彼に読心(リーディング)は通用しても洗脳(ライティング)が通用しないというのは報告の通りですわ」
理事『そう書いてあるな。流石は学園都市第一位と言ったところなのだろうが』
心理「恐らく無意識下ではそうでしょうね。しかし、意識されていた場合読心能力に対しても干渉されている可能性はいなめません」
理事『ふむ…………』
心理「今回の報告は飽く迄中間報告。決定事項では無いという事をご理解くださいますかしら」
理事『――――――』
理事『……わかった。君に任せよう』
心理「ええ、ありがとうございます。以上でよろしいですかしら」
理事『仔細は君に任せよう。以上だ』プツッ ツーッ ツーッ ツーッ
794 = 693 :
心理「…………」ピッ
心理「…………ふ」
心理「……ふふっ」
心理「あははっ」
心理(嘘は、ついていませんもの。言った事は、全て本当の事)
心理(そして私は――――――)
心理(まだ、まだあの方達と一緒にいることができる)
心理「うふふっ、あはっ。あははははっ、ははははは――――」
795 = 698 :
>>792
気にするな
心理掌握と心理定規はマジでカタカナ読みしてないと素で間違える
最初はレベル5二人いるなんてスクール本気でパネェ、とか思ってた
796 = 693 :
理事「…………」プツッ ツーッ ツーッ ツーッ
理事「こ、これで構わないかね?」
?「ああ。これでどう動くかって所だな」
理事「私は……」
?「お前はもう良い。二度と妙な事を考えず、今あった事さえ忘れればお役御免だ」
理事「わ、わかった」フゥ
?「切欠はこんな下らねえ事にしろ……、今『手之家心』は自分の意思で動いてる、って事だな」
?「うーん……どうする? 大丈夫そうに見えるけど」
?「動くのを待っても良いんだが……もし動かないなら、こっちから仕掛けてれば良い事だ。そうだろ?」
?「そうねえ。もし自分の期待が裏切られたときどんな反応見せてくれるか……楽しみだわ」
?「今週末だったな、動くのは。その時にこちらも動こう」
?「りょーかい」
797 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : (non title)
――――――――――――――――――
改めて決定事項だけ伝えとく。
十二時に第七の駅出たとこン横の
ニューデイズに集合、
飯を直ぐに食うっつゥ事で
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : 仔細承知でしてよ
――――――――――――――――――
わかりましたわ。
楽しみ過ぎて夜寝れなかったらどうしましょう
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : Re:仔細承知でしてよ
――――――――――――――――――
何日間徹夜するンですかァ
――――――――――――――――――
798 = 693 :
――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : たとえば
――――――――――――――――――
そのくらい楽しみ、ということですわ。
一方さん一押しのイタリアンも
大いに興味をそそられますし……
私実はイタリアン大好きなんですの
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 手之家心
Sub : Re:たとえば
――――――――――――――――――
マジで。
まあ俺はオイシイと思ってるけどなァ、
パスタもピザもうめェし
――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
To : 一方通行
Sub : 困りましたわ
――――――――――――――――――
ピザがおいしいのは得点高いですわね。
スターバックスと重ねて
更に寝れなくなりそうです
――――――――――――――――――
799 = 698 :
>>796
なにこれすごいわくわくする
そしておかしい まどのそとがあかるい
みんなの評価 : ★★★
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