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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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聖剣「予備の品と思い出の味とが、替えの利かぬ大切なものを蘇らせる。私が……僕がかつて果たせなかった贖罪を、今こそ…………
今度こそ君に告げよう。『人の温もりを思い出せ。心を喪いし女。……僕の愛した女(ひと)。』
……お許しいただけますよね?如何なる姿にあっても変わらぬ光輝を放つ者。万物の希望たる我らが女神よ……」
勇者「…………」
勇者「…………またわけのわからないことを。ポエムかよ」
今度こそ君に告げよう。『人の温もりを思い出せ。心を喪いし女。……僕の愛した女(ひと)。』
……お許しいただけますよね?如何なる姿にあっても変わらぬ光輝を放つ者。万物の希望たる我らが女神よ……」
勇者「…………」
勇者「…………またわけのわからないことを。ポエムかよ」
氷の魔女「そら、どうした。そのまま亀のように引き篭もっているつもりか?」
氷の魔女「鳥に守られて、今代の勇者は情けのないやつだな」
パキパキパキパキ!!
主「––––––––!!」
ボゥッ!!
勇者「くっ、とにかく今は考えるしかないか!」
氷の魔女「鳥に守られて、今代の勇者は情けのないやつだな」
パキパキパキパキ!!
主「––––––––!!」
ボゥッ!!
勇者「くっ、とにかく今は考えるしかないか!」
勇者「今の安価は、パッと聞いた感じ呪文って訳でも無さそうだな」
勇者「キーワードは……『予備の品』『思い出の味』か?」
勇者「替えの効かぬ大切なものって何だ? 贖罪って何のことだ?」
勇者「わかんねぇ……この剣が愛した人って誰だよ。剣のくせに恋でもしてんのか?」
勇者「あとは……」
勇者「後半なに言ってたか忘れたわ。我らが女神?」
勇者「もっかい言って」
聖剣「…………」
勇者「…………」
パキィィィィィン!!!
勇者「うわ冷たっ!?」
主「キィ……!」
勇者「キーワードは……『予備の品』『思い出の味』か?」
勇者「替えの効かぬ大切なものって何だ? 贖罪って何のことだ?」
勇者「わかんねぇ……この剣が愛した人って誰だよ。剣のくせに恋でもしてんのか?」
勇者「あとは……」
勇者「後半なに言ってたか忘れたわ。我らが女神?」
勇者「もっかい言って」
聖剣「…………」
勇者「…………」
パキィィィィィン!!!
勇者「うわ冷たっ!?」
主「キィ……!」
勇者「くっ、脚が……!」ピキピキ
氷の魔女「ふふ。今、火力が落ちたように見えたぞ。その鳥もいつまで保つかな?」
パキィィィィィン!!
主「––––––––!!」
ボゥッ!!
勇者「くそっ、こうなりゃヤケだ!」
氷の魔女「ふふ。今、火力が落ちたように見えたぞ。その鳥もいつまで保つかな?」
パキィィィィィン!!
主「––––––––!!」
ボゥッ!!
勇者「くそっ、こうなりゃヤケだ!」
勇者「おい、氷の魔女!!」
氷の魔女「うん?」
勇者「『予備の品!!』『思い出の味!!』聞き覚えはないか!?」
氷の魔女「!」
氷の魔女「うん?」
勇者「『予備の品!!』『思い出の味!!』聞き覚えはないか!?」
氷の魔女「!」
勇者「……へへっ、その反応。どうやら何かがあるらしいな」
勇者「『替えの効かぬ大切なもの!!』『贖罪!!』これでどうだ!」
氷の魔女「……」
氷の魔女「いや、まったくもって覚えが無さすぎて逆にびっくりしている」
勇者「ダメかぁーーーー!!」
勇者「『替えの効かぬ大切なもの!!』『贖罪!!』これでどうだ!」
氷の魔女「……」
氷の魔女「いや、まったくもって覚えが無さすぎて逆にびっくりしている」
勇者「ダメかぁーーーー!!」
氷の魔女「お前は一体何を言っているのだ……?」
勇者「ぐぬぬ……スカを引いたか?」
傭兵「そこ、少し気を抜きすぎではないか?」
ヒュッ
氷の魔女「!」
勇者「傭兵っ、いつの間に!!」
ズバッ!
勇者「ぐぬぬ……スカを引いたか?」
傭兵「そこ、少し気を抜きすぎではないか?」
ヒュッ
氷の魔女「!」
勇者「傭兵っ、いつの間に!!」
ズバッ!
氷の魔女「……ふふ。目敏いやつめ。やはりそなたは良いな」
傭兵「ッ!」
傭兵「効いていないのか……バケモノめ」
傭兵(やはり勇者の聖剣でなければダメなのか)
パキパキパキパキ!!
傭兵「くっ!」バッ!
傭兵「ッ!」
傭兵「効いていないのか……バケモノめ」
傭兵(やはり勇者の聖剣でなければダメなのか)
パキパキパキパキ!!
傭兵「くっ!」バッ!
傭兵「ッ!」ズザァッ!
勇者「傭兵! 大丈夫かっ!?」
傭兵「……利き腕をやられた。だが、そもそもとして聖剣ではないこの剣では、奴に通用しないみたいだな」
傭兵「それより先ほどの魔女との問答はどういう意味だ? 何やら考え込んでいたみたいだが」
勇者「ああ! 傭兵も聞いてくれ」
勇者「傭兵! 大丈夫かっ!?」
傭兵「……利き腕をやられた。だが、そもそもとして聖剣ではないこの剣では、奴に通用しないみたいだな」
傭兵「それより先ほどの魔女との問答はどういう意味だ? 何やら考え込んでいたみたいだが」
勇者「ああ! 傭兵も聞いてくれ」
勇者「『予備の品』『思い出の味』『替えの効かぬ大切なもの』『贖罪』そして『我らが女神』。心当たりは?」
傭兵「!」
勇者「おっ。何かわかったか?」
傭兵「いや、何を言っているんだかさっぱり」
勇者「ダメかぁーーーー!!」
傭兵「!」
勇者「おっ。何かわかったか?」
傭兵「いや、何を言っているんだかさっぱり」
勇者「ダメかぁーーーー!!」
傭兵「こんな状況で何をブツブツ言っているんだ。君の奇行は今に始まった訳ではないが、こんな時くらい真面目にやらんか!」
勇者「だって安価が!!」
傭兵「何だそれは!」
パキパキパキパキ!!
ボゥッ!!
主「キィ……」
勇者「だって安価が!!」
傭兵「何だそれは!」
パキパキパキパキ!!
ボゥッ!!
主「キィ……」
傭兵「とにかく私は腕を。君は脚をやられている。この鳥の近くにいれば氷は溶かせるだろうが、いつも通りの動きは出来ないだろうな」
勇者「あーーっ! 鳥って言った!! 傭兵まで主のことを鳥って言ったぁ!! お前のことは信じていたのに!!」
傭兵「今はそんなことどうでもいいだろう!!」
パキパキパキパキ!!
ボゥッ!
主「…………」
勇者「あーーっ! 鳥って言った!! 傭兵まで主のことを鳥って言ったぁ!! お前のことは信じていたのに!!」
傭兵「今はそんなことどうでもいいだろう!!」
パキパキパキパキ!!
ボゥッ!
主「…………」
勇者「傭兵も考えてくれよ。予備の品と思い出の味が替えの効かぬ大切なもので、贖罪を何とかする話なんだけど」
傭兵「待て……この鳥、弱って来ていないか?」
勇者「なにっ!?」
主「キィ……!!」
ボゥッ!
氷の魔女「ふむ。まあそうだろうな。全盛期ならばいざ知らず、その鳥は今日封印を解かれたばかりなのだ。そういつまでも保つ盾ではないだろうな」
傭兵「待て……この鳥、弱って来ていないか?」
勇者「なにっ!?」
主「キィ……!!」
ボゥッ!
氷の魔女「ふむ。まあそうだろうな。全盛期ならばいざ知らず、その鳥は今日封印を解かれたばかりなのだ。そういつまでも保つ盾ではないだろうな」
勇者「くそっ、俺が不甲斐ないせいで主に負担をかけるなんて……何とかしなきゃ……!」
勇者「何とかするためにも傭兵、思い出の味と予備の品が」
傭兵「ええいっ、もうその話はよせ!!」
勇者「何でだよ!!」
傭兵「見てわからんのか!?」
氷の魔女「お前はここにコントをしに来たのか?」
勇者「何とかするためにも傭兵、思い出の味と予備の品が」
傭兵「ええいっ、もうその話はよせ!!」
勇者「何でだよ!!」
傭兵「見てわからんのか!?」
氷の魔女「お前はここにコントをしに来たのか?」
主「キィ……」
ぼひゅっ
勇者「ああ……主の炎が……!」
氷の魔女「その鳥も限界が近いようだな」
勇者「俺が安価を達成できなかったばっかりに……ッ!」
傭兵「君はさっきから何を言っているんだ……」
氷の魔女「どれ、これでお終いか?」
パキパキパキパキ!!
主「…………!!」
ボゥッ!!
氷の魔女「ふむ。死に体でよくもまあ。健気なものだ」
氷の魔女「しかし肝心の勇者がこれではな。先代と比べるべくもない。今代の主人には恵まれなかったようだな、鳥よ」
ぼひゅっ
勇者「ああ……主の炎が……!」
氷の魔女「その鳥も限界が近いようだな」
勇者「俺が安価を達成できなかったばっかりに……ッ!」
傭兵「君はさっきから何を言っているんだ……」
氷の魔女「どれ、これでお終いか?」
パキパキパキパキ!!
主「…………!!」
ボゥッ!!
氷の魔女「ふむ。死に体でよくもまあ。健気なものだ」
氷の魔女「しかし肝心の勇者がこれではな。先代と比べるべくもない。今代の主人には恵まれなかったようだな、鳥よ」
傭兵「このままではジリ貧だ……この鳥の炎もいずれ尽きるぞ!」
勇者「主……」
主「キィ……」チラッ
勇者「!」
主「……」
勇者「……」
主「……キィ」
勇者「なんだ……?」
勇者(何かを伝えようとしているのか?)
勇者「主……」
主「キィ……」チラッ
勇者「!」
主「……」
勇者「……」
主「……キィ」
勇者「なんだ……?」
勇者(何かを伝えようとしているのか?)
聖剣「女神様にメロンパンを……」
勇者「……女神にメロンパン?」
勇者「……女神にメロンパン?」
勇者「女神は知らねえけど、メロンパンならあるぞ……」
勇者「おい、メロンパン職人!!」
……
勇者「メロンパン職人! お前ちょっと出てこいよ!」
……
勇者「主の背中に隠れてんだろ!! いいから出てこいよ!!」
……
メロンパン職人「なんでバラすんですかぁ……」ヒョコッ
勇者「おい、メロンパン職人!!」
……
勇者「メロンパン職人! お前ちょっと出てこいよ!」
……
勇者「主の背中に隠れてんだろ!! いいから出てこいよ!!」
……
メロンパン職人「なんでバラすんですかぁ……」ヒョコッ
勇者「チッ。呼んだらさっさと出てこいよ……」
メロンパン職人「ひどい!! と言うか、こんな状況で俺を呼んで何をさせようってんですか!? 何もできないですよ! メロンパン職人だもの!」
氷の魔女「メロンパン職人……? ああ、そなたか」
氷の魔女「そなた、勇者の連れだったのだな」
メロンパン職人「ひっ……ま、魔女さん……」
氷の魔女「そなたはメロンパンを広めるためにここへやって来たと言っていたな。だが、その様子ではどうやら違ったようだ」
氷の魔女「わたしは嘘が嫌いだ。騙されるのが嫌いだ」
氷の魔女「お前、わたしに嘘を吐いたな?」
メロンパン職人「ひぃぃぃっ!!?」
メロンパン職人「ひどい!! と言うか、こんな状況で俺を呼んで何をさせようってんですか!? 何もできないですよ! メロンパン職人だもの!」
氷の魔女「メロンパン職人……? ああ、そなたか」
氷の魔女「そなた、勇者の連れだったのだな」
メロンパン職人「ひっ……ま、魔女さん……」
氷の魔女「そなたはメロンパンを広めるためにここへやって来たと言っていたな。だが、その様子ではどうやら違ったようだ」
氷の魔女「わたしは嘘が嫌いだ。騙されるのが嫌いだ」
氷の魔女「お前、わたしに嘘を吐いたな?」
メロンパン職人「ひぃぃぃっ!!?」
勇者「情けない声上げるなよ。それより、お前に頼みがあるんだが」
メロンパン職人「何ですかね!? もう生き残るためなら何だってしますよ!」
勇者「女神にメロンパンを」
メロンパン職人「はい?」
勇者「女神にメロンパンを」
メロンパン職人「……」
勇者「解釈の仕方はお前に任せる。お前こそがこの戦いの鍵だ。あとは頼んだぞ」
メロンパン職人「……」
メロンパン職人「…………え、何それ」
メロンパン職人「何ですかね!? もう生き残るためなら何だってしますよ!」
勇者「女神にメロンパンを」
メロンパン職人「はい?」
勇者「女神にメロンパンを」
メロンパン職人「……」
勇者「解釈の仕方はお前に任せる。お前こそがこの戦いの鍵だ。あとは頼んだぞ」
メロンパン職人「……」
メロンパン職人「…………え、何それ」
今さらだけど>>404って2分弱で書いたのかよ
すげえな
すげえな
パキパキパキパキ!!
パキィィィィィン!!
ボゥッ!!
主「…………」
シュゥゥゥゥ…!
勇者「主……!」
パキィィィィィン!!
ボゥッ!!
主「…………」
シュゥゥゥゥ…!
勇者「主……!」
勇者「くそっ、主にばっかり負担を掛けちまって……俺は何をやってるんだ……!」
勇者「俺は、主の信徒だぞ……それが、主に守られてばかりでどうするんだよ……」
勇者「……俺が」
勇者「俺が、守らなきゃならないだろうが!!」バッ!
傭兵「勇者!?」
パキパキパキパキ!!
ズバッ!!
勇者「はぁ、はぁ……ぐぅっ!」ピキピキ
主「キィ……」
勇者「俺は、主の信徒だぞ……それが、主に守られてばかりでどうするんだよ……」
勇者「……俺が」
勇者「俺が、守らなきゃならないだろうが!!」バッ!
傭兵「勇者!?」
パキパキパキパキ!!
ズバッ!!
勇者「はぁ、はぁ……ぐぅっ!」ピキピキ
主「キィ……」
氷の魔女「ほう。身を呈して下僕を守るか」
傭兵「勇者! 何をやっている! 腕が……!」
勇者「うるさい! 腕くらい凍っても、剣は振れる」
勇者「むしろ取り落とさなくなった分、ちょうどいいじゃないか」グググッ
氷の魔女「……よくやるものだ」
パキパキパキパキ!!
傭兵「勇者! 何をやっている! 腕が……!」
勇者「うるさい! 腕くらい凍っても、剣は振れる」
勇者「むしろ取り落とさなくなった分、ちょうどいいじゃないか」グググッ
氷の魔女「……よくやるものだ」
パキパキパキパキ!!
勇者「はぁ、はぁ!」
氷の魔女「ふふっ。どうした? 威勢良く出て来た割にもう降参か」
勇者「……誰が!」
勇者(主は限界が近い……)
勇者(傭兵ももうボロボロだ)
勇者(メロンパン職人は……)チラッ
メロンパン職人「ええと、ええと、女神様。メロンパンです。メロンパンを捧げますので、どうか勇者さんを助けてください」
勇者(……メロンパン職人も安価のために精一杯やってくれている)
氷の魔女「ふふっ。どうした? 威勢良く出て来た割にもう降参か」
勇者「……誰が!」
勇者(主は限界が近い……)
勇者(傭兵ももうボロボロだ)
勇者(メロンパン職人は……)チラッ
メロンパン職人「ええと、ええと、女神様。メロンパンです。メロンパンを捧げますので、どうか勇者さんを助けてください」
勇者(……メロンパン職人も安価のために精一杯やってくれている)
>>448
メロンパン職人が一人で呟いててふふってなった
メロンパン職人が一人で呟いててふふってなった
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