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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」
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勇者「アバダケダブラって言ってる」
長老「なんじゃそれは……古代の呪文か何かか……?」
勇者「俺に聞かれてもな」
長老「この剣が確かにそう言ったのじゃな?」
勇者「ああ」
長老「……少し文献を漁って調べてみる必要があるな」
勇者「さっきまで信じてなかったくせにわざわざ調べようとするとかどうしたんだよ」
長老「……」
長老「なんじゃそれは……古代の呪文か何かか……?」
勇者「俺に聞かれてもな」
長老「この剣が確かにそう言ったのじゃな?」
勇者「ああ」
長老「……少し文献を漁って調べてみる必要があるな」
勇者「さっきまで信じてなかったくせにわざわざ調べようとするとかどうしたんだよ」
長老「……」
長老「まあお前が聞こえたと言うのなら……つまりそう言うことなんじゃろな」
勇者「なんだよ、さっきまで信じてなかったくせに」
長老「実はこの村でも限られた者にしか聞かされないとある言い伝えがある」
長老「この台座に刺さった剣ははるか昔、古の魔王を倒した勇者が使ったとされる聖剣じゃ」
勇者「何でそんな剣がこんな田舎の村に刺さってるんだよ」
長老「まあ聞け」
勇者「なんだよ、さっきまで信じてなかったくせに」
長老「実はこの村でも限られた者にしか聞かされないとある言い伝えがある」
長老「この台座に刺さった剣ははるか昔、古の魔王を倒した勇者が使ったとされる聖剣じゃ」
勇者「何でそんな剣がこんな田舎の村に刺さってるんだよ」
長老「まあ聞け」
長老「この剣はとてつもない斬れ味と頑丈さ、聖属性を備えたとんでもない名剣じゃが、その本質は別にあるという」
勇者「本質?」
長老「天界の女神の声を選ばれし者へと届けるという力じゃ。その声を聞けるのは聖剣に選ばれし真の勇者ただ一人という」
長老「古の勇者も、かつて魔王を葬る際にはこの聖剣の声……その勇者はアンカだかナンカだかとか言うとったな。その声に従い魔王を倒したとかなんとか」
勇者「なんか急にフワッとした話になってきたな」
長老「わしだって剣の声とか聞いたことないし」
勇者「本質?」
長老「天界の女神の声を選ばれし者へと届けるという力じゃ。その声を聞けるのは聖剣に選ばれし真の勇者ただ一人という」
長老「古の勇者も、かつて魔王を葬る際にはこの聖剣の声……その勇者はアンカだかナンカだかとか言うとったな。その声に従い魔王を倒したとかなんとか」
勇者「なんか急にフワッとした話になってきたな」
長老「わしだって剣の声とか聞いたことないし」
長老「とにかくそんな言い伝えから、真の勇者を騙る偽物が現れないように「剣の声」の話は限られた者にしか伝えられていなかった」
長老「しかしその言い伝えを知らないお前さんが声を聞いたと言うのなら騙りということはあるまい……お前さんが真の勇者なのやもしれぬ」
勇者「そんな大層な声だけど、何言ってるかわからないぞ。アバダケダブラってなんだよ」
長老「……やっぱりちょっと怪しいかも」
長老「しかしその言い伝えを知らないお前さんが声を聞いたと言うのなら騙りということはあるまい……お前さんが真の勇者なのやもしれぬ」
勇者「そんな大層な声だけど、何言ってるかわからないぞ。アバダケダブラってなんだよ」
長老「……やっぱりちょっと怪しいかも」
長老「いや、とにかく台座から剣を抜いてみろ。その剣が抜けたのならやっぱりお前さんが真の勇者じゃ」
勇者「えぇ……まあいいけど」
ズボッ
長老「ほら見ろ!! やっぱり抜けた!! やっぱりお前さんが勇者じゃん!!」
勇者「なんかその勝ち誇った顔すんのやめてくれないか」
勇者「えぇ……まあいいけど」
ズボッ
長老「ほら見ろ!! やっぱり抜けた!! やっぱりお前さんが勇者じゃん!!」
勇者「なんかその勝ち誇った顔すんのやめてくれないか」
長老「とにかく、聖剣に選ばれし者が現れたことを王宮に報告せねば」
勇者「そんなに一大事なのか?」
長老「最近魔物の動きが活発化しとるじゃろ。何か災いの前兆やもしれぬ。聖剣が勇者を選ぶことも何かの知らせと思う」
長老「今日はもう家に帰れ。これからわし忙しくなるから」
勇者「なんかよくわからないけどわかったぜ」
勇者「そんなに一大事なのか?」
長老「最近魔物の動きが活発化しとるじゃろ。何か災いの前兆やもしれぬ。聖剣が勇者を選ぶことも何かの知らせと思う」
長老「今日はもう家に帰れ。これからわし忙しくなるから」
勇者「なんかよくわからないけどわかったぜ」
長老「あ、聖剣は持っていくんじゃぞ。聖剣に選ばれし者は常に肌身離さず聖剣を持っておく必要があるからな」
長老「聖剣がいつ天の声を届けるかわからん。声が聞こえたならば必ずその声に従うように」
長老「よいか。安価は絶対。これだけは覚えておくんじゃぞ」
勇者「はいはい」
長老「聖剣がいつ天の声を届けるかわからん。声が聞こえたならば必ずその声に従うように」
長老「よいか。安価は絶対。これだけは覚えておくんじゃぞ」
勇者「はいはい」
帰り道
勇者「なんか胡散臭い話に巻き込まれちまったな」
勇者「こんな古臭い剣が聖剣ねぇ……」
聖剣「……」
勇者「……」
勇者「よし、一丁試してやろうか」
勇者「なんか胡散臭い話に巻き込まれちまったな」
勇者「こんな古臭い剣が聖剣ねぇ……」
聖剣「……」
勇者「……」
勇者「よし、一丁試してやろうか」
聖剣「お前に帰る道などない」
勇者「何言ってんだこいつ」
勇者「……え? 帰るなってこと?」
勇者「日も暮れてるし腹減ったしここ何もないし、嫌だよ。帰るわ」
勇者「長老は安価は絶対とか言ってたけどな。俺はまだお前を信用してないんだぜ?」
勇者「いいか。お前が俺を試してるんじゃなくて、今は俺がお前を試しているんだ」
勇者「お前の声が本当に信用できるかどうかは俺が決めるからな」
勇者「何言ってんだこいつ」
勇者「……え? 帰るなってこと?」
勇者「日も暮れてるし腹減ったしここ何もないし、嫌だよ。帰るわ」
勇者「長老は安価は絶対とか言ってたけどな。俺はまだお前を信用してないんだぜ?」
勇者「いいか。お前が俺を試してるんじゃなくて、今は俺がお前を試しているんだ」
勇者「お前の声が本当に信用できるかどうかは俺が決めるからな」
勇者「じゃあそう言うわけだから」スタスタ
グチャッ
勇者「……ん?」
ニチャァ
勇者「犬のウンコ踏んだ……」
グチャッ
勇者「……ん?」
ニチャァ
勇者「犬のウンコ踏んだ……」
翌朝
勇者「結局あの後は犬のウンコ踏んだ以外に特に何も起こらなかったな」
勇者「……別に、ウンコ踏んだのだってただの偶然だろうし。気にしてねえし」
勇者「今日はとりあえず村の広場にでも行ってみるかな」
勇者「結局あの後は犬のウンコ踏んだ以外に特に何も起こらなかったな」
勇者「……別に、ウンコ踏んだのだってただの偶然だろうし。気にしてねえし」
勇者「今日はとりあえず村の広場にでも行ってみるかな」
広場
ワイワイガヤガヤ
勇者「……なんか騒がしいな。何が起こった?」
勇者「おーい。どうしたんだよこの騒ぎは」
村人A「ゆ、勇者……!!」
村人B「あれを見るんだ」
勇者「ん? 領主の娘の美少女ちゃんとブサメンくんじゃん」
ワイワイガヤガヤ
勇者「……なんか騒がしいな。何が起こった?」
勇者「おーい。どうしたんだよこの騒ぎは」
村人A「ゆ、勇者……!!」
村人B「あれを見るんだ」
勇者「ん? 領主の娘の美少女ちゃんとブサメンくんじゃん」
勇者「……あれ? なんか二人、距離近くね?」
勇者「つーか、なんか、美少女ちゃん。顔赤くね」
村人A「あの二人、付き合い始めたらしいぜ」
勇者「……は?」
勇者「つーか、なんか、美少女ちゃん。顔赤くね」
村人A「あの二人、付き合い始めたらしいぜ」
勇者「……は?」
勇者「ど、どういうことだよ。美少女ちゃんが? あのブサメンくんと!?」
村人A「俺らに聞かれても困る」
勇者「なあ二人とも、一体何があったんだ?」
ブサメン「あ、勇者くん」
美少女「実はね。昨日の夕方、わたし、あの分かれ道のある池の前で盗賊に誘拐されそうになったの」
勇者(俺が聖剣に問いかけた道のことか)
村人A「俺らに聞かれても困る」
勇者「なあ二人とも、一体何があったんだ?」
ブサメン「あ、勇者くん」
美少女「実はね。昨日の夕方、わたし、あの分かれ道のある池の前で盗賊に誘拐されそうになったの」
勇者(俺が聖剣に問いかけた道のことか)
俺達は起き上がり、うしろを振り向く。
ひしゃげた車が壁につっこんで、煙を上げている……。
……ふと気付くと、車と壁の間に、なにか変な形の固まりが、押し付けられたみたいにつぶれてる。
その変な固まりを中心に、壁にびっしゃりと、赤い液体が飛び散ってる。
まるで、大きな赤い花柄みたいに。
……耳につき刺さる高い音が、唯子の悲鳴だって気付くまで、ずいぶん時間がかかった。
唯子は、なんで叫んでるんだろ……?
俺は、ぼんやりと壁を見詰めていた。
変な固まりは壁でつぶれたトマトみたいに、微動だにしない。
あれがもし生き物なら、間違いなく死んでる。
……あれがもし、人間だとしたら、顔を壁に向けて、ちょうど背中の当たりで車に挟まれている形になる。
唯子はその変な固まりに駆けよって、車を必死にどかそうとしている。
……馬鹿だなぁ……。いくら唯子が力持ちでも、車は動かせないよ……。
ああ、唯子、だめだよ。手が汚れるからその変な固まりに触るなよ……。
車と壁の間から、唯子が変な固まりを引っ張り出そうとするたび、それはぶらぶらと力なく揺れる。
唯子の制服は真っ赤に染まってる。
……あーあ、後で洗うの、大変だぞ……。 小鳥に手伝ってもらわなきゃ……。
そう言えば小鳥は、どこに行ったんだろう?
小鳥は、ほら、もうすぐ車の下の方から、『いたーい……』なんて言いながら出てくるに決まってる……。
あはは、唯子、まわりの大人に叱られてる。
……あのオトナ達がいなくなったら、きっと、小鳥は車の下あたりから、『いたーい……』なんて、笑いながら出てくる。
そうに決まってる。
そうに決まってる。
絶対に。絶対に絶対に……。
気がついたら、俺も、変な固まりに駆け寄っていた。
鉄と、生肉の匂い。
ねえ、小鳥。
家に帰るから、そこから出て来てよ。
……うちに帰って、ごはん作って、ずっと、楽しく幸せに暮らすんだからさ。
3人でずっと仲良く。
ねえ。動いてよ、ねえ、小鳥……。
ねえ……………………。
ひしゃげた車が壁につっこんで、煙を上げている……。
……ふと気付くと、車と壁の間に、なにか変な形の固まりが、押し付けられたみたいにつぶれてる。
その変な固まりを中心に、壁にびっしゃりと、赤い液体が飛び散ってる。
まるで、大きな赤い花柄みたいに。
……耳につき刺さる高い音が、唯子の悲鳴だって気付くまで、ずいぶん時間がかかった。
唯子は、なんで叫んでるんだろ……?
俺は、ぼんやりと壁を見詰めていた。
変な固まりは壁でつぶれたトマトみたいに、微動だにしない。
あれがもし生き物なら、間違いなく死んでる。
……あれがもし、人間だとしたら、顔を壁に向けて、ちょうど背中の当たりで車に挟まれている形になる。
唯子はその変な固まりに駆けよって、車を必死にどかそうとしている。
……馬鹿だなぁ……。いくら唯子が力持ちでも、車は動かせないよ……。
ああ、唯子、だめだよ。手が汚れるからその変な固まりに触るなよ……。
車と壁の間から、唯子が変な固まりを引っ張り出そうとするたび、それはぶらぶらと力なく揺れる。
唯子の制服は真っ赤に染まってる。
……あーあ、後で洗うの、大変だぞ……。 小鳥に手伝ってもらわなきゃ……。
そう言えば小鳥は、どこに行ったんだろう?
小鳥は、ほら、もうすぐ車の下の方から、『いたーい……』なんて言いながら出てくるに決まってる……。
あはは、唯子、まわりの大人に叱られてる。
……あのオトナ達がいなくなったら、きっと、小鳥は車の下あたりから、『いたーい……』なんて、笑いながら出てくる。
そうに決まってる。
そうに決まってる。
絶対に。絶対に絶対に……。
気がついたら、俺も、変な固まりに駆け寄っていた。
鉄と、生肉の匂い。
ねえ、小鳥。
家に帰るから、そこから出て来てよ。
……うちに帰って、ごはん作って、ずっと、楽しく幸せに暮らすんだからさ。
3人でずっと仲良く。
ねえ。動いてよ、ねえ、小鳥……。
ねえ……………………。
勇者「領主の娘だもんな……危ないよな」
美少女「それで、たまたまその場に居合わせたブサメンくんがわたしを助けてくれて……」ポッ
ブサメン「そんな、僕はただ……」
美少女「いいのよブサメンくん。あのとき、とってもかっこよかったわ」
ブサメン「美少女ちゃん……」
勇者「…………」
勇者「まさか……」
美少女「それで、たまたまその場に居合わせたブサメンくんがわたしを助けてくれて……」ポッ
ブサメン「そんな、僕はただ……」
美少女「いいのよブサメンくん。あのとき、とってもかっこよかったわ」
ブサメン「美少女ちゃん……」
勇者「…………」
勇者「まさか……」
その夜
勇者「なあ聖剣。俺がもしお前の言う通り、あのとき帰らずにあの場に留まり続けていたのなら」
勇者「もしかして、ブサメンくんの代わりに俺が美少女ちゃんを助けて、その、いろいろと……?」
聖剣「……」
勇者「……」
聖剣「……」
勇者「…………うそだろ」
勇者「ぐあああああああああああああ!! 美少女ちゃん、密かに憧れていたのにいいいいいい!!」ゴロゴロゴロゴロ
勇者「なあ聖剣。俺がもしお前の言う通り、あのとき帰らずにあの場に留まり続けていたのなら」
勇者「もしかして、ブサメンくんの代わりに俺が美少女ちゃんを助けて、その、いろいろと……?」
聖剣「……」
勇者「……」
聖剣「……」
勇者「…………うそだろ」
勇者「ぐあああああああああああああ!! 美少女ちゃん、密かに憧れていたのにいいいいいい!!」ゴロゴロゴロゴロ
回想
長老『よいか。安価は絶対じゃぞ』
勇者「……ハッ!」
勇者「安価は……絶対……」
勇者「安価は絶対だったんだ」
勇者「そうすれば美少女ちゃんのときだってそうだし、あのとき犬のウンコも踏まなかったんだ」
勇者「安価は絶対……」
長老『よいか。安価は絶対じゃぞ』
勇者「……ハッ!」
勇者「安価は……絶対……」
勇者「安価は絶対だったんだ」
勇者「そうすれば美少女ちゃんのときだってそうだし、あのとき犬のウンコも踏まなかったんだ」
勇者「安価は絶対……」
翌日、長老の家
勇者「長老!」
長老「おお、どうした勇者よ」
勇者「長老……俺、俺……!」
長老「……いや、皆まで言うな。顔を見ればわかる。安価を守らず、何か痛い目にあったな?」
勇者「!」
長老「よい。過ちは誰にでもある。大事なのはそれを次にどう活かすかじゃ」
長老「して、どうやらハラは括ったみたいじゃの」
勇者「……」
長老「勇者よ。まずは王都へ向かうのじゃ。そして、選ばれし勇者として、その使命を果たしてくるのじゃ」
勇者「ああ。わかった。俺、行ってくるよ長老」
勇者「長老!」
長老「おお、どうした勇者よ」
勇者「長老……俺、俺……!」
長老「……いや、皆まで言うな。顔を見ればわかる。安価を守らず、何か痛い目にあったな?」
勇者「!」
長老「よい。過ちは誰にでもある。大事なのはそれを次にどう活かすかじゃ」
長老「して、どうやらハラは括ったみたいじゃの」
勇者「……」
長老「勇者よ。まずは王都へ向かうのじゃ。そして、選ばれし勇者として、その使命を果たしてくるのじゃ」
勇者「ああ。わかった。俺、行ってくるよ長老」
勇者「ところで俺、まだ何すればいいのかわかってないんだけど、王都に行って何をすればいいんだ?」
長老「……ん?」
勇者「いや、俺に何か使命があるのはわかったけどさ。別に昔の魔王が復活したとか何か急な用事があるわけでもないし。王都に行って何をすればいいんだ?」
長老「……」
勇者「……」
長老「……ふむ」
長老「聖剣の声に従い、使命を果たすがよい。迷ったときは聖剣に頼るのじゃ」
勇者(長老もよくわかってなかったんだな)
長老「……ん?」
勇者「いや、俺に何か使命があるのはわかったけどさ。別に昔の魔王が復活したとか何か急な用事があるわけでもないし。王都に行って何をすればいいんだ?」
長老「……」
勇者「……」
長老「……ふむ」
長老「聖剣の声に従い、使命を果たすがよい。迷ったときは聖剣に頼るのじゃ」
勇者(長老もよくわかってなかったんだな)
旅立ちの日
勇者「じゃあ俺、行ってくるよ」
長老「気をつけるんじゃぞ。わしは王都に手紙出しとくからの」
勇者「じゃあ俺、行ってくるよ」
長老「気をつけるんじゃぞ。わしは王都に手紙出しとくからの」
勇者「旅立ちはいいけど、徒歩なんだよなあ」
勇者「田舎すぎて馬車とか通ってないし。貧乏な村だから馬すらねえし」
勇者「あ、そもそも馬買うお金もなかったわ」
勇者「……」テクテク
勇者「そうだ、困った時の聖剣頼りだ」
勇者「聖剣よ。俺は今から王都へ向かう。せっかくだし何か修行っぽいことしながら行きたいんだが、何か良い案はないか?」
聖剣「>>51」
勇者「田舎すぎて馬車とか通ってないし。貧乏な村だから馬すらねえし」
勇者「あ、そもそも馬買うお金もなかったわ」
勇者「……」テクテク
勇者「そうだ、困った時の聖剣頼りだ」
勇者「聖剣よ。俺は今から王都へ向かう。せっかくだし何か修行っぽいことしながら行きたいんだが、何か良い案はないか?」
聖剣「>>51」
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