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元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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乙
ここ最近は毎日これが楽しみになってるからゆっくり書いてくれ
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魔女に赤ちゃん魔法かけたら静かになるかな?
と思ったけど空腹やお漏らしで泣くからダメか
と思ったけど空腹やお漏らしで泣くからダメか
とある場所
フードの男「どうもこんにちは」
魔将軍「……貴様か。本当に、どこにでも現れる男だ」
フードの男「どうもこんにちは」
魔将軍「……貴様か。本当に、どこにでも現れる男だ」
フードの男「計画は順調ですか?」
魔将軍「既に整っている」
フードの男「それは良かった」
魔将軍「……こちらの心配をする前に、貴様の方はどうなのだ。氷の魔女の件に関しては一任している筈だ」
フードの男「……」
魔将軍「随分と遅れているようだが。本当にあの女の手綱を握れているのか」
フードの男「……いやぁ。あの魔女に関しては申し訳ない。私もここまで遅くなるとは思っていなかった」
魔将軍「既に整っている」
フードの男「それは良かった」
魔将軍「……こちらの心配をする前に、貴様の方はどうなのだ。氷の魔女の件に関しては一任している筈だ」
フードの男「……」
魔将軍「随分と遅れているようだが。本当にあの女の手綱を握れているのか」
フードの男「……いやぁ。あの魔女に関しては申し訳ない。私もここまで遅くなるとは思っていなかった」
フードの男「どうやら久々の現世で自由を謳歌しているようですね。人間の、北の都市で少し遊んでいたらしい。ああ見えて、やんちゃな人なんですよ」
魔将軍「笑い事ではない。貴様、本当にやる気があるのか?」
フードの男「勿論。遅れには気付いていましたので。この間、氷の城まで様子を見に行って来ましたよ」
フードの男「大丈夫。あの魔女のプライドの高さだけは保証します。あまり乗り気ではなさそうなのは確かですが、彼女は絶対に約束を守りますよ」
フードの男「もうじき、魔女の生み出した氷の魔物達が王都を襲撃するでしょう」
フードの男「その時こそ……」
魔将軍「……」
魔将軍「笑い事ではない。貴様、本当にやる気があるのか?」
フードの男「勿論。遅れには気付いていましたので。この間、氷の城まで様子を見に行って来ましたよ」
フードの男「大丈夫。あの魔女のプライドの高さだけは保証します。あまり乗り気ではなさそうなのは確かですが、彼女は絶対に約束を守りますよ」
フードの男「もうじき、魔女の生み出した氷の魔物達が王都を襲撃するでしょう」
フードの男「その時こそ……」
魔将軍「……」
下級悪魔「た、大変です!」
魔将軍「!」
フードの男「……」
魔将軍「!」
フードの男「……」
魔将軍「……どうした」
下級悪魔「遠見の悪魔からの報告! 王都へ向けて進行中の氷の魔物達が、突如、一斉に消滅したとのことです!」
魔将軍「!」
フードの男「……ほう」
下級悪魔「遠見の悪魔からの報告! 王都へ向けて進行中の氷の魔物達が、突如、一斉に消滅したとのことです!」
魔将軍「!」
フードの男「……ほう」
魔将軍「貴様……話が違うようだが?」
フードの男「……この件に関しては想定外でした。まさか彼女がね」
魔将軍「魔女が裏切ったようだが」
フードの男「いえ。それは無いでしょう。恐らく、何者かに倒されたのではないかと」
魔将軍「あの女が……? 我らは手出しをしていない。まさか、人間に敗れたとでも言うのか?」
フードの男「そうなるでしょうね。遠見の悪魔に、北の都市の様子を確認させれば分かる筈」
魔将軍「……おい」
下級悪魔「は、はい! すぐに!」
タタタッ
フードの男「……この件に関しては想定外でした。まさか彼女がね」
魔将軍「魔女が裏切ったようだが」
フードの男「いえ。それは無いでしょう。恐らく、何者かに倒されたのではないかと」
魔将軍「あの女が……? 我らは手出しをしていない。まさか、人間に敗れたとでも言うのか?」
フードの男「そうなるでしょうね。遠見の悪魔に、北の都市の様子を確認させれば分かる筈」
魔将軍「……おい」
下級悪魔「は、はい! すぐに!」
タタタッ
魔将軍「どうするつもりだ?」
フードの男「……修正が必要ですね」
フードの男「王都に関しては、保険はある程度かけてあります」
フードの男「ですがやはり、外から叩く役割も必要だ」
フードの男「貴方の配下を一部借りても?」
魔将軍「……」
フードの男「そんな嫌そうな顔をしなくても」
フードの男「……修正が必要ですね」
フードの男「王都に関しては、保険はある程度かけてあります」
フードの男「ですがやはり、外から叩く役割も必要だ」
フードの男「貴方の配下を一部借りても?」
魔将軍「……」
フードの男「そんな嫌そうな顔をしなくても」
魔将軍「貴様は……いまひとつ信用ならん」
フードの男「でも計画には乗ってくれたでしょう?」
魔将軍「……」
フードの男「貴方の直属の部下には、魔王様が存命の時からの古参が多い。大事にしたい気持ちはわかりますがね」
フードの男「魔女が役に立たなかった以上、その代役はどうしても必要だ」
フードの男「わかりますね?」
魔将軍「……」
フードの男「でも計画には乗ってくれたでしょう?」
魔将軍「……」
フードの男「貴方の直属の部下には、魔王様が存命の時からの古参が多い。大事にしたい気持ちはわかりますがね」
フードの男「魔女が役に立たなかった以上、その代役はどうしても必要だ」
フードの男「わかりますね?」
魔将軍「……」
魔将軍「我らの目的は一つだ。配下の者達もそれを望んでいる」
魔将軍「その目的を果たすためであれば、好きにするといい」
魔将軍「ただし、失敗は許さん。例のものは必ず手に入れてこい」
魔将軍「その目的を果たすためであれば、好きにするといい」
魔将軍「ただし、失敗は許さん。例のものは必ず手に入れてこい」
北の都市近郊の平原
傭兵「……勇者。その魔女、いつまでそのままにしておくつもりだ?」
勇者「ん?」
ズタ袋「もごもご」
傭兵「……勇者。その魔女、いつまでそのままにしておくつもりだ?」
勇者「ん?」
ズタ袋「もごもご」
勇者「ああ、確かに。街はもう出たんだし、顔くらいは出してもいいかもな」
勇者「ほれ」ペロン
氷の魔女「ぷはっ」
勇者「ほれ」ペロン
氷の魔女「ぷはっ」
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