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    元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」

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    351 = 129 :

    聖剣「女騎士を斬れ」

    勇者「は?」

    聖剣「女騎士を斬れ」

    勇者「……」

    聖剣「女騎士を斬れ」

    勇者「まーたこいつはこういう場面でそういうこと言う」

    352 = 336 :

    切っていいですかって許可取れば大丈夫

    353 :

    この聖剣いつも二言くらい足りないし完全に俺らだよな

    354 :

    まだあったんかこのスレ

    355 = 156 :

    何てったって俺らは強欲だからな

    356 :

    女岸が親玉か

    357 = 129 :

    勇者「……」

    騎士「どうしたのですか。急に黙り込んでしまって」

    勇者「……」ジーーッ

    騎士「……」

    勇者「……」ジーーッ

    騎士「?」

    騎士「あの。黙ってこっちをジッと見られても。どうかしましたか?」

    勇者(マジでこの人斬るの?)

    358 = 129 :

    勇者(いや、でも安価は絶対だし)

    勇者(けど……)

    勇者(……「すいませんが斬らせてもらってもいいでしょうか」とか、ダメかな。ダメだよな)

    勇者(……)

    勇者(……)

    359 :

    くっ殺からの本当に殺す流れか

    360 = 129 :

    「勇者さま、さっきからどうしたと言うのですか」

    勇者「……女騎士」

    騎士「はい」

    勇者「俺と戦ってくれ」

    騎士「……はい?」

    361 = 129 :

    訓練場


    騎士「……私、忙しいんですけど」

    勇者「悪いな」

    「まあまあ、良いではないですか」

    騎士「姫がそう言うなら……」

    362 :

    うまく逃げたな

    363 = 129 :

    騎士「まあ、これも良い機会かもしれませんね。正直、聖剣の力は認めていますが、私はあなたの力を認めていませんし、昨日のへっぴり腰を忘れたわけではありません」

    勇者「へっぴり腰言うな」

    騎士「でも、これはこれで感心しているんですよ。昨夜の戦いで自分の力不足を感じたから、こうしてお願いしてきたんでしょうし」


    騎士「じゃあ。はい、これ」

    勇者「……これは?」

    騎士「訓練用の木剣です。まさか実剣で戦うなんて言わないでしょう」


    勇者「えっ」

    騎士「えっ」

    364 :

    真剣じゃないと真剣勝負できないってか

    365 = 175 :

    そりゃ えっ よ

    366 = 329 :

    斬るの判定から決めなきゃ

    367 :

    女騎士を斬れるぐらいまで強くなれ的な

    368 = 323 :

    そりゃな

    369 :

    騎士のお前は死んだ。今からは普通の女として生きよ。

    370 = 129 :

    騎士「……え。まさか実剣使うつもりだったんですか? 失礼ですけど、勇者さんの腕前で実剣を使った訓練をするのは非常に危険なのですけど」

    勇者「木剣だと意味がないんだよ」

    騎士「どういう理屈ですか」

    勇者「頼むよ」

    騎士「……むぅ」

    371 = 129 :

    騎士「よくわからないですけど、その剣を馴染ませたいとか、そう言う意図なんですかね」

    勇者「!」

    勇者「そうそう、それそれ」

    騎士「……」

    騎士「意思も固いようですし、いいでしょう。私も早く終わらせて仕事に戻りたいですから」

    騎士「ただし、実剣を使うからには私も手加減はできませんので、そのつもりで」

    騎士「ちなみに私は木剣を使います」

    勇者「? 実剣だと手を抜けないのに、お前は木剣を使うってことか?」

    騎士「私が実剣を使うと、やりづらいんですよ。まさか言い伝えの勇者を何かの間違いで斬るわけにも行きませんし」

    騎士「これなら遠慮なく振り抜けますので」

    勇者「……なんか舐められてるのだけはよくわかった」

    372 = 129 :

    勇者「後悔するなよ!」ダッ!

    ブンッ!


    騎士「はい、隙だらけです」

    バキッ!


    勇者「あだっ!?」ゴロゴロゴロ

    373 = 129 :

    勇者「おりゃあ!!」

    スカッ


    騎士「いきなりそんな大振りが当たるわけないでしょう」

    ズガッ!


    勇者「ごばぁ!」

    374 = 129 :

    「……あ、あの。女騎士。もう少し手加減というか、なんというか」

    騎士「手加減など。それこそ勇者さんは望んでいないのでは? それに相手は実剣ですから」

    「そういうものですか」

    勇者「別に手加減してくれてもいいんだけどな」ボソッ

    騎士「は?」

    勇者「なんでもないです」

    375 = 291 :

    おっ再開してんのか

    376 = 129 :

    ドカッ、バキッ、ドスッ、ベキッ、ボカッ

    ……

    ……


    勇者「……まさか一太刀も当てられないなんて……」

    ドサッ

    勇者「……」ピクピクッ

    騎士「気絶してしまいましまか」

    「まあ大変。勇者さまのお顔が……」

    騎士「思っていたよりもひどい腕前ですね……」

    377 = 364 :

    勇者の顔がひどい

    378 = 311 :

    思っていたよりもひどい顔ですね

    379 = 129 :

    翌日

    勇者「また頼むよ」

    騎士「仕方ありませんね」

    380 = 129 :

    三日後

    勇者「も、もう一度……」

    騎士「まだやるんですか」

    381 :

    再開してるじゃん
    朝読むわおやすみ支援

    382 = 129 :

    五日後

    勇者「今日こそは……!」

    騎士「私も仕事とかあるんですけど」

    383 = 156 :

    健気だな

    384 = 129 :

    一週間後

    勇者「よっしゃ、今日も頼むわ」

    騎士「あの、これ他の人に頼むことは出来ないんですか? 何なら騎士団の教官とか紹介しますし」

    勇者「お前じゃなきゃダメなんだよ!!」

    騎士「なぜっ!?」

    385 = 291 :

    女騎士ルートキボンヌ

    386 = 311 :

    これってちょっとした告白ですよ…?

    387 :

    一ヶ月後

    勇者「おっと」
    ガァン!


    勇者「だぁっ!」

    ビュッ!

    騎士「ッ!」サッ


    ズザァ…!

    騎士「……そろそろ時間ですね」

    勇者「っ、今日もダメだったか」

    388 = 387 :

    騎士「最後のは少し危なかったです」

    騎士「それと、こちらの攻撃も捌けるようになってきていますね。意外と筋が悪くないようで何よりです」

    勇者「おかしいなぁ……盗賊と戦った時とか、鉄の剣でも叩き斬ることができてたのに、あんたの木剣で何で受け切られちゃうんだよ」

    騎士「実力差です」

    389 :

    姫の影薄w
    メインヒロインw

    391 = 387 :

    騎士「……あの、そろそろ上達もしてきましたし、あなたも木剣を使った方が」

    勇者「ダメだよ。それじゃ安価達成できないじゃないか」

    騎士「またそれですか! 何なんですかそれは!」



    警備「勇者様、女騎士様!」


    勇者「ん? なんか呼ばれてるみたいだぞ」

    騎士「何かあったんでしょうか」

    394 :

    なんの誤爆だ

    395 :

    打ち切りは残念だ

    396 :

    この>>1は寝落ちしても帰ってきてくれるはず

    397 :

    別に寝落ちたわけじゃないだろ

    398 :

    お前は秒で話が書けると思ってるのかあくしろよ

    399 = 387 :

    警備「王様が勇者様にお会いしたいとのことです」

    騎士「王様が!?」

    勇者「そう言えば王城に居たのに一回も王様のこと見てなかったな」

    騎士「当然です。そう簡単に会える人ではありませんから」

    警備「姫もお待ちです。どうぞ、こちらへ」

    400 = 397 :

    素直でワロタ


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