元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」

みんなの評価 : ○
1 :
勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」
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勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「……」
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↑のつづき
2 :
完
3 = 1 :
トリップテスト
4 :
>>1乙!感動した!
6 :
よしきた続きやるのか
7 = 1 :
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
勇者「……」
勇者「うーん」
勇者「なんかこいつ、どこかで見たことあるような、無いような……」
勇者「何なんだろうな、この既視感」
8 = 1 :
騎士B「はぁ、はぁ……おいっ、そこの君!」
勇者「!」
騎士B「市民が何故こんな所にいるんだ! こいつの姿が見えなかったのか!?」
騎士B「ここは私達で注意を引きつけておくから、君は早く逃げるんだ!」
勇者「……」
9 = 1 :
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
騎士B「くそっ!」
勇者「騎士さん」
騎士B「まだ何かあるのか!? いいから早く」
勇者「大丈夫だ。俺はここに、加勢しにきたんだ」
勇者「俺が勝手に戦うって言ってるんだから、騎士さんも俺に気を遣ってくれる必要なんてないぞ」スラッ
騎士B「!」
10 = 1 :
騎士B「その剣は……もしかして……!?」
ダッ!
騎士B「あっ! 待ちなさい!」
11 :
岸部さん!?
12 = 1 :
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
勇者「……そうか」
勇者「お前、どこかで見覚えあると思ったら、アレだ」
勇者「前に大臣に取り憑いていた悪魔に似てるんだ
勇者「片腕しかないけど」
勇者「……」
13 = 1 :
タタタッ…
隻腕の悪魔「!」
勇者「うおおおっ!!」
ズバッ!!
14 = 1 :
ブシュゥゥゥッ!!
隻腕の悪魔「グオオオオオオ!!?」
騎士B「わ、我々の剣が通らなかった悪魔の皮膚に傷をっ……!?」
騎士D「あの剣は一体……」
騎士E「あれはもしかして、今王都にいるという……!」
15 = 1 :
隻腕の悪魔「ッ!!」ジャッ!!
勇者「!!」
ガギィィィン!
隻腕の悪魔「ググ…………オオオ……!!」
勇者「……ッ」
ググッ……!
勇者「今度は……!」
17 = 1 :
勇者「今度は、前の時みたいには行かないからな……ッ!!」
ガッ!
隻腕の悪魔「!!」
ドシュッ!!
隻腕の悪魔「ガァァァァァァァ!!?」
18 = 1 :
勇者「はぁ、はぁ……」
勇者「ちょっと斬っただけだってのに随分大袈裟に苦しむんだな、お前」
勇者「やっぱりお前も、この聖剣が弱点と見た」
チャキッ……
勇者「お前、理性が無いままただ暴れているだけみたいだし、この騒動のボスっぽい雰囲気も全然感じないんだよな」
勇者「……時間がない。俺はこの騒動の元凶を見つけてぶっ倒して、あと光って、ついでに聖女の胸も揉まなきゃならないんだ」
勇者「さっさと倒させて貰うぞ……!!」
20 = 1 :
騎士B「勇者殿!」
勇者「!」
騎士B「その悪魔に効く聖剣……噂に聞く北の都市を解放した、奇行の目立つ聖剣の勇者殿とお見受けする!」
勇者「ああ。……今なんか変なの聞こえた気もするけど、大体合ってる」
騎士B「……その悪魔を、お任せしても宜しいか。悔しいが、そいつには我々の剣では刃が通らない」
勇者「もともとそのつもりだ。アンタ達はあそこにいる聖女の奴を守ってくれ。空にいる雑魚達に狙われてるみたいだからな」
21 = 1 :
勇者「あとついでに、聖女の近くに転がってるあのズタ袋のことも守ってくれるとありがたい」
騎士B「ズタ袋……?」
勇者「うん。中に人が入ってるんだ」
勇者「やられても死にはしないだろうけど……あんまり痛い思いさせてやるのもかわいそうだろ」
勇者「助けてやってくれ」
騎士B「……承知した!」
勇者「ついででいいからな。あと、拘束も解く必要ないから」
23 :
ズタ袋って人なのか?
24 :
ズタはゴーストファイターではない!
25 = 1 :
王城、魔法室
魔法使い「……」
魔法使い「……」
魔法使い「…………」
魔法使い「………………」
バチバチバチッ!!!
魔法使い「……ダメね」
26 = 1 :
魔法使い「結界を張り直そうとしているのに、張った傍からすぐに解除されてしまう」
魔法使い「こっちの術式のパターンが全部読み取られてるみたいね」
魔法使い「……これは、時間を掛けてじっくり観察され尽くしちゃったと見るべきかしら」
魔法使い「敵にはそこそこ優秀な術者がいるのね。それも、やらしい性格の」
27 = 1 :
魔法使い「……」
魔法使い「……とりあえず、城の非常用結界だけでも補強しておかないと」
魔法使い「こっちは読み取られないように、今までとは少しパターンを変えて……対悪魔要素は少し強めてもいいかもしれない」
魔法使い「早く終わらせて……私も……」
29 = 1 :
ガァン! ギィン!
……ズバッ!
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!?」
勇者「はぁ、はぁ……こいつ……!」
勇者「効いてるっちゃ効いてるみたいだけど、頑丈すぎやしないか? 今ので何回目だよ」
勇者「片腕しか無いってのに、大臣に取り憑いてた奴よりよっぽどしぶといぞ……!」
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
ガギィン!!
30 = 1 :
勇者「このまま続けてても勝てるとは思うけど……こいつはさっさと倒してしまいたい」
勇者「何か良い方法はないか」
聖剣「>>35」
31 = 22 :
聖水
32 :
自爆
33 :
赤ちゃん魔法応用しろ
34 = 22 :
アバダケダブラ
35 :
頑張れ
36 = 22 :
ひでえwww
38 :
そうだよなあ、剣にアドバイスできるわけねえよなあ
39 = 33 :
ゆうしゃがんばえー
41 :
こいつ多分異世界転生した高田純次とかだと思う
42 = 1 :
聖剣「頑張れ」
勇者「……」
聖剣「頑張れ」
勇者「…………」
勇者「頑張れってか」
43 = 1 :
勇者「今でも十分頑張ってるはずなんだけどな……」
勇者「今の俺じゃあ、頑張りがまだまだ足りないってことなのか?」
聖剣「……」
勇者「……」
隻腕の悪魔「グオオオオオオオオオ!!」
勇者「ッ!」
ガァン!!
44 :
メロンパン
45 = 1 :
勇者「……まあ、でも……!!」
ギリギリ……!
勇者「お前が、指示とかじゃなく、『頑張れ』なんて応援してくれるのも珍しいな」
勇者「どういう風の吹き回しだよ……!」
聖剣「……」
46 = 1 :
勇者「お望み通り、頑張ってやるよ! さっきより、もっと!!」
ガァン!!
隻腕の悪魔「ッ!?」
勇者「うおおおおおおお!!」
ズバァッ!
47 = 1 :
勇者「主よ!!」
主「キィーーーー!!」
バササッ!!
勇者「この際、余力を残そうなんて考えるのはヤメだ!」
勇者「来てくれ!! 全力で、一気に決めてやる!!」
主「––––––––––––––––!!!!」
カッ!!
49 = 1 :
ゴウッ!!
聖剣「……」メラメラ
隻腕の悪魔「グオオオ……!?」
勇者「……なんだ、もしかして怖いのか?」
勇者「悪魔のお前でも、そんな表情するんだな」
勇者「主の聖なる炎の偉大さは、理性を失くした悪魔にでも伝わるってことか」
勇者「さすが主だぜ」
聖剣「……」メラメラ
50 = 1 :
勇者「俺も、主の偉大さに負けないように、頑張らないとな」
隻腕の悪魔「…………グオオオオオオオオオ!!」バッ!
勇者「……」
隻腕の悪魔「オオオオオオオオオ!!」
勇者「……」
隻腕の悪魔「オオオオオオオオオッ!!!」
勇者「……ッ!!!」
ドシュッ!!!
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