元スレ勇者「長老、なんかこの剣喋ってない?」長老「なんじゃと」聖剣「>>4」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
601 = 387 :
警備C「おいお前ら! 何をそんな所で油を売っている!」
警備A「やべ、急ごう」
警備B「ああ……怪しいオブジェだけど、さすがに今回の件には関係ないだろ」
バタバタバタバタ
奇妙なオブジェ「…………合体成功かな?」
奇妙なオブジェ「下半身がちょっと動きづらいけど、これなら落ち着いて城内を移動できそうだ」
ズリ……ズリ……
602 = 583 :
ケンタウロス+ミノタウロス
603 = 583 :
ほ
604 = 387 :
奇妙なオブジェ「余興用の被り物と、モップと。あとあそこにあった大量の白いペンキは大臣が壊した城壁の補修用の奴かな」
奇妙なオブジェ「まったく、大臣さまさまじゃないか」
ズリ……ズリ……
奇妙なオブジェ「! 誰か来たか」
奇妙なオブジェ「…………」
警備D「はぁ、はぁ……これだけ探し回っても侵入者なんて見当たらないし。本当にそんな奴いるのか?」
警備E「俺に聞くなよ……って、なんだこのオブジェは。趣味悪いな」
警備D「……まあいい。とにかくこれだけ探し回っても見当たらないんだ。一旦持ち場に戻るぞ」
警備E「お前の今日の担当って確か姫の部屋の前だっけ」
警備D「ああ。今日は何故かお付きの女騎士と連絡が取れないらしくてな」
警備E「サボりか? 珍しいな、そんなことするような人じゃないと思ってたんだが」
奇妙なオブジェ「………………」
606 = 536 :
随分面白いことになってやがる
607 = 397 :
帰宅したらカオスになってた
608 :
安価多くないけど面白いな
609 = 387 :
奇妙なオブジェ「あいつの後を付いていけば姫に会えそうだな」
奇妙なオブジェ「……よし。待っててくれよ姫。今行くからな」
ズリ……ズリ……
610 = 387 :
姫の部屋の前
警備D「…………」
奇妙なオブジェ「……見張りはあいつ一人か」
奇妙なオブジェ「今回は前みたいに姫の手も借りられないし、自分で何とかするしかないな」
奇妙なオブジェ「代わりに、こっちも強力な手札があるんだ。一人くらいならどうにかできる……!」
611 = 387 :
警備D「……」
ズリ……ズリ……
警備D「……ん?」
ズリ……ズリ……
警備D「何の音だ?」
ズリ……ズリ……
警備D「……だ、誰かそこにいるのか?」
奇妙なオブジェ「こんにちは(裏声)」ヌッ
警備D「ひぃっ!?」
612 = 397 :
ホラー
613 = 387 :
奇妙なオブジェ「突然だけど、赤ちゃんになぁれ!」
ぺかーっ
警備D「うわぁぁぁ」
……
警備D「だー。ばぶばぶぅ」
奇妙なオブジェ「よし」
614 = 608 :
ひえっ…
615 = 387 :
奇妙なオブジェ「無力化したはいいけど、こいつどうすっかな。通路に置いといても変に目立っちまうし」
警備D「ばぶぅ。きゃっきゃっ」
奇妙なオブジェ「馬の下半身とかもう要らないし、これで包んでトイレにでも放り込んでおくか」ヌギヌギ
警備D「ばぶばぶ」
616 :
魔物を赤ちゃんにできねえかな
617 = 387 :
姫の部屋
姫「まったく、女騎士ったらどこにいるのかしら」
姫「侵入者が出たみたいだし……今回も勇者さまのような良い人とは限らないし……」
姫「少しだけ、心細いかも……」
コンコン
姫「!」
扉の向こう「……」
姫「……だれ?」
扉の向こう「……」
618 = 387 :
姫「もしかして、女騎士……?」
扉の向こう「……姫。俺です」
姫「ゆ、勇者さま!? どうしてここに……」
扉の向こう「このような時間に申し訳ありません。ですが、どうしてもお話があり、参上しました」
姫「と、とにかく今、鍵を開けます。待っていてください」
タタタッ
カチャカチャ
奇妙なオブジェ「こんにちは(裏声)」ヌッ
姫「きゃあああああああああああ!!?」
619 = 387 :
奇妙なオブジェ「あっ、ちょっと。あんまり叫ばないでっ」
姫「いやあああ!! 来ないでぇっ!!」
奇妙なオブジェ「いたっ、いたっ! 物を投げないで!」ゴツンゴツン
奇妙なオブジェ「くっ、本当はもっと平和的に掛けたかったが仕方ない!」
奇妙なオブジェ「赤ちゃんになぁれ!」
ぺかーっ
620 = 397 :
なぜその格好で行ったしwww
621 = 387 :
現在の奇妙なオブジェ
頭:牛(白)。被り物を脱ごうとしたら後ろ髪と被り物が固まったペンキでくっついていて、脱ごうとすると痛かった
上半身:裸。ペンキで白く塗られている。ガビガビに固まっている
下半身:パンツ一丁。合体していた馬の下半身を分離したためペンキが塗られていない
服は全部倉庫に置いてきた
622 = 387 :
姫「あー。だー。きゃっきゃっ」
奇妙なオブジェ「……ついに。ついに成し遂げたぞ」
奇妙なオブジェ「感慨深いものがあるが、手早く安価を済ませよう」
奇妙なオブジェ「赤ちゃんプレイの内容にケチを付けられたくないからな。準備は万端だ」ゴソゴソ
奇妙なオブジェ「おしゃぶり。哺乳瓶。よだれかけ。ガラガラ」
奇妙なオブジェ「完璧な装備だ……」
姫「あうー」ヨチヨチ
623 = 583 :
ほ
624 = 387 :
城内
女騎士「くっ……私としたことが、休憩所でこんな時間になるまで眠りこけてしまうなんて」タタタタッ
女騎士「前後の記憶が思い出せない……疲れていたのでしょうか」
女騎士「よりによってこんなタイミングで城に侵入者だなんて、最悪です」
女騎士「姫……今日こそは大人しく部屋に戻っていてくださいよ……!」
625 = 387 :
バンッ!
女騎士「姫っ!」
奇妙なオブジェ「おー、よちよち。姫は良い子でちゅねー」ガラガラ
姫「あうー。きゃっきゃっ」
奇妙なオブジェ「おなか空いてないかな? いまミルクを用意ちまちゅからねー」
姫「あー。ばぶばぶ」
奇妙なオブジェ「あだだ。ちょっと、頭引っ張んないで。被り物ズレる。視界がズレるから」
姫「きゃっきゃっ」
女騎士「……」
626 :
修 羅 場
627 :
あ、死んだわ
628 = 387 :
女騎士「……」
姫「!」
姫「あー! だうだう!」
奇妙なオブジェ「うん? どうちたのかなー? ちょっと待ってね。今頭のポジション元に戻すから」
奇妙なオブジェ「よいしょっと」ゴソゴソ
奇妙なオブジェ「ふぅ。これでようやく前が見れ」
女騎士「……」
奇妙なオブジェ「……」
629 = 387 :
奇妙なオブジェ「……」
女騎士「……」
奇妙なオブジェ「……………………」
奇妙なオブジェ「やあ。ボク、ウシッピー(裏声)」
奇妙なオブジェ「よいこの姫のところへ遊びにきた、かわいい妖精さんだよ(裏声)」
女騎士「姫から離れろ変態!!!!」
630 = 583 :
声で分かるだろうな
631 = 583 :
裏声で誤魔化したか
632 = 397 :
パンツ一丁だしヤバい
633 = 456 :
これは言い訳できない
634 = 431 :
聖剣でバレるのでは
635 = 387 :
シャッ!
奇妙なオブジェ「おわぁっ!?」
奇妙なオブジェ(こ、こいつ。いきなり実剣で首を落としに来やがった! 危ねえ!)
奇妙なオブジェ「ウ……ボクは、暴力はキライだよ(裏声)」
奇妙なオブジェ「どうしてそんなことをするのかな。悲しいよ(裏声)」
姫「あうあう」
女騎士「姫に何をした!!」ビュッ!
奇妙なオブジェ「ひいっ!?(裏声)」
636 = 387 :
奇妙なオブジェ(マズイ! 剣を振って来るからせめて剣で防御したいけど、ここで聖剣使うとさすがにバレる! 白く塗っといて良かったけど、抜いたらバレる! 毎日見られてるもんな!)
奇妙なオブジェ(どうしよう、そうだ安価を……!!)
姫「だぁーー」ガシッ
女騎士「なっ!?」
奇妙なオブジェ「!」
637 = 387 :
女騎士「姫っ、離してください! 私はあの変態をっ……!」
姫「うぅーー……」ウルウル
女騎士「ッ!!!」
女騎士「こ、こんなの振りほどけるワケないじゃないですか! この卑怯者っ!」
奇妙なオブジェ「そ、それはウシッピーのせいじゃないもん!(裏声)」
638 = 387 :
ガチャッ!
ダダダダダッ……
女騎士「あっ! 待ちなさい!」
姫「あうー」スリスリ
女騎士「………………くっ!!」
639 :
こいつ全くレスついてないのに一人で書いてるの?
SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものであると考えている俺にとっては理解できないわ
641 = 397 :
ワロタ
聖剣ペンキで塗るなよ
642 :
ペンキと合体した聖剣
643 = 627 :
なんだ、マジで正体ばれてなかったのか
644 :
>>639
で、無視……と
645 = 460 :
おお!増えてるな!
646 = 576 :
このssはどこに向かってるんだ…
647 :
ほ
648 = 397 :
そろそろ来るかな
650 :
終わりが見えねぇ
みんなの評価 : ○
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