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    元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」キョン「やれやれ」

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    451 = :

    捕手

    454 = :

    ほす

    457 = :

    うわなにこれキメェwwwwwwww

    462 = :

    そろそろ復帰するだろうか

    463 = :

    ほむ

    465 :

    まだやってたの?好きねーあんたらも

    467 = :

    あれ書いてないのか…わくわくしてたのに

    469 = :

    なかなか起きてこんな

    473 = :

    落ちてなかったのかw 保守どうもです。




    ほむら「判らなくてもいい。でも私はあなたに感謝しているのよ」

    ほむら「例え今のあなたがそうでないとしても。
         沢山のあなたが私に仇なしたとしても、あなたが巴マミであることには変わり無い。
         私はあなたを信じたいの」

    マミ「暁美さん?」

    ほむら「あなたは乗り越えられるって、真実を受け止められるって……」

    マミ「あなた、泣いて……」

    ほむら「私を諦めさせないで。もう大丈夫よって笑ってよ」

    ほむら「こんな巴先輩はもう見たくないの……」

    ほむら「……お願いだから『やっぱりあの時の巴先輩だ』って思わせて」

    いつしか涙で顔がぐしゃぐしゃになっていた。

    マミの手がほむらの顔に触れた。

    ほむら「うっく……」

    マミ「……暁美さん」

    476 = :

    いあっやほう

    477 = :

    ほむら「……『ゆき』が……魔女にならない方法を見つけました」

    マミ「え?」

    ほむら「少なくとも、ソウルジェムが濁りきるまえに自殺する必要は無いんです」

    マミ「どういうことなの?」

    ほむら「……そのリング」

    マミ「え? このソウルジェムに付けてる?」

    ほむら「浄化し切れなくなって魔女になりそうになった時、それがソウルジェムを砕いてくれます」

    マミ「……これって、そんな物だったの?」

    ほむら「ゆきはその時、魔法少女を人間に戻したいみたいですけど、まだ上手く行かなくて」

    マミ「人間に戻す!? そんなことが出来るの?」

    478 = :

    おい明日までには終わらせろよ。

    479 = :

    ほむら「……魂を肉体に戻すとすぐに死んでしまう。でも、もうそこまでは出来ているって」

    マミ「……」

    ほむら「……」(抱きついたまま

    マミ「……それを教えに来てくれたの?」

    ほむら「」コクリ

    マミ「そうやって、魔法少女の運命と戦っていたのね……なのに私は……」

    ほむらはマミから離れ、眼鏡を取り、三つ編みを解いた。

    ほむら「」バサッ

    ほむら「……もう、大丈夫そうね」

    マミ「え」

    481 = :

    ほむら「手間をかけさせないで。あなたはコアメンバーなんだからしっかりしてもらわないと」

    マミ「……あの、……ごめんなさい」

    ほむら「時間が無いのよ。早く復帰して」

    マミ「あと、ありがとう」

    ほむら「感謝されるようなことはしてないわ」

    マミ「ううん。私の為に泣いてくれた」

    ほむら「ただの演技よ」

    483 = :

    マミ「」(抱きしめっ

    ほむら「何をするの」(マミの胸に顔をうずめてる

    マミ「そんな泣き顔で説得力が無いわ」

    マミ「『違う可能性』というのはあなたの魔法なのかしら?」

    ほむら「……」

    マミ「私はもう大丈夫よ。
       あなたの知っている私にはなれないかもしれないけれど」

    巴マミの手がほむらの頭を撫でる。

    マミ「あなたを泣き止ませる位にはなれるかしら?」

    ほむら「……うん……もう少しで……」

    484 = :

    顛末を言えば、巴マミを煽った人物がいたそうだ

    彼女にとって過酷な真実とはいえ、近しい人が目の前で魔女なったとか

    それを判ってて殺さなければならなかったとかではない

    たとえそれを真実と確信したとしても、又聞きの噂から徐々にであれば

    立場を忘れるほど錯乱することもなかっただろう

    そのマミを煽った彼女もまた真実にショックを受けていた

    そして同胞殺しの罪悪感から自虐的になり

    更に罪悪感に絶え切れず、自分を責める代わりに噂を執拗に否定していた巴マミを

    『あなたも同胞殺しだ』と責めたてたのだった

    485 = :

    だから

    『同胞殺し』が事実とはいえ、もはや自ら魔女になることはないと伝え

    立場を思い出させることが出来れば、巴マミは安定するだろうと

    ほむらは踏んでいたのだ

    勢い余って少々恥ずかしいことになってしまったが

    あれは心の奥底でいつか巴マミに伝えたいと思っていたことでもあった

    488 = :

    ~~

    ワルプルギスの夜が現れる日がやってきた。
    既に見滝原の天空には大きな天災の予兆が現れて、住民達の避難所への退避が始まっていた。

    準備は万全。

    出現一時間前には、魔力の分布からワルプルギスの夜の出現ポイントを特定し、
    先鋒で攻撃を仕掛ける暁美ほむらは既にスタンバイしていた。

    事前にいくつもの出現パターンに対応した武器の配置を検討してあり、
    彼女はどのパターンでも瞬時に展開できた。

    489 = :

    そして、今回の主役

    いつでもその鉄槌を魔女に叩きつけられる状態に調整された

    『闇を払う鉄槌の神』と名付けられた巨大な装置は

    現実世界からは不可視の状態でその出番を待っている

    その西側の塔には佐倉杏子が率いる遊撃隊が控え

    東側の塔には巴マミが率いる隊が待機していた

    そして暁美ほむらの位置から比較的近い所、巨大な鉄槌のトリガー部には

    涼宮ハルヒを中心として数人のパワータイプの魔法少女が

    魔女の誘導補助兼使い魔撃退部隊として待機している

    ちなみにその巨大すぎる装置やその各部位に一々大仰な名前を付けたのは巴マミである

    491 = :

    さすがマミさんぶれない

    492 = :

    そんな様子をある場所から眺める二つの目があった

    QB「正直キミ達がここまでやるとは思わなかったよ。
       今回の魔力の応用による機械の製造はまだまだ原始的だけど、
       ボク達の科学に通じるものがある」

    QB「ボクはキョンの生命保全を優先事項にしてはいたが、
       ワルプルギスの夜を撃退すると聞いて、キミという個体は諦めていたんだ」

    QB「だがこの作戦は良い結果を残すだろう」

    494 = :

    ほむちょっぱー

    497 = :

    やがて巨大な魔女がその姿を現し

    今回集まった沢山の魔法少女達の見守る中で暁美ほむらの激しい攻撃が始まった

    彼女だけでそれを倒さんばかりの猛攻は、『夜』を巨大な鉄槌の元に誘う為だけにあった

    やがて暁美ほむらの攻撃の最後を飾る凶悪な数の指向性地雷が爆炎を上げた

    と同時に、『夜』と呼ばれた大魔女の、大きさだけならその規模をはるかに上回る

    『夜』に対抗するためだけに作られたその装置の馬鹿げた全容が、初めて現実世界に晒された

    499 = :

    『全面戦争』、そう形容して良いだろう

    暁美ほむらの攻撃終了と同時に、『夜』から湧き出した使い魔達や

    ワルプルギスの夜自身と、今回、作戦に集った魔法少女達との攻防は

    それほど激しいものだった

    500 = :

    フレイムヘイズVS徒を思い出すな


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