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    元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」キョン「やれやれ」

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    251 = 80 :

    まさかの鶴屋さん。

    252 = 28 :

    ~~

    らは『急を要する』というこちらの要求に答えて、
    長距離に関わらず最速で見滝原に来てくれた。

    佐々木「佐々木です。一応この子たちのリーダーやってます」

    「橘京子なのです」

    朝倉「私は朝倉涼子よ」

    周防「――周防――九曜――」

    「森園生です」

    佐々木団+αの五人だった。

    キョン(少女)(もはや何もいうまい……)

    253 = 244 :

    なにやってんだこいつら

    254 = 80 :

    なんだかんだいってもハルヒはキャラがいるからこういう時便利だな
    あらためてまどかのキャラの少なさをしみじみ感じる。

    257 = 28 :

    キョン(少女)「で、話は聞いていると思うんだけど、
            建造チームとして働いてくれるってことでいいのか?」

    佐々木「ああ、そのつもりだよ。一応魔法少女用の道具屋さんみたいなことをしているんでね。
            魔法を使った物作りはエキスパートだよ」

    佐々木「僕達はキミ達の『町を守る』という趣旨にも賛同しているんだ」

    キョン(少女)「ありがとな。それで、出来そうなのか?(この佐々木は女性相手でも男口調なのか?)」

    佐々木「周防さん、どうだい?」

    周防「―――カーボンナノチューブの――――骨材に――――
              スーパーセラミック――魔力――――あれば出来る――――」

    佐々木「ああ、この周防って子が、物質練成魔法の使い手だよ」

    「高さ五百メートルの建造物を四キロ離れて二つ。
           それを底辺に二十キロ離れた二等辺三角形の頂点にトリガ用建造物がもう一つ。
           その間を弾力のある帯で結んで巨大なパチンコを形成」(イントネーションが西の方

    「要は巨大なカタパルトですね」

    261 = 28 :

    朝倉「どう考えても魔力が足りないと思うんだけど。
           建造にも、実際の稼動にも」

    キョン(少女)「ど、どのくらい足りないんだ?(やれやれ。こいつは苦手だな……)」

    朝倉「概算だけど、期日までに建造するには森さんクラスの魔法少女が
             最低二十人は居ないとだめよ」

    佐々木「ちなみに森さんは僕たちの中では最強なんだよ」

    朝倉「必要なのは他人に魔力を預けられるタイプの魔法少女よ。
           つまりあまり特化した魔法の持ち主では駄目なの」

    キョン(少女)「わかった。それは何とかしよう。他に足りないものは?」

    佐々木「あと、一般人に見えないように偽装すると思うんだけど、
           そのための魔力も必要なんじゃないかな?」

    朝倉「あ、そうね。もしくは異空間で建設して完成後、定位置に出現させる?」

    キョン(少女)「異空間なんて出来るのか?」

    朝倉「私達が大きな道具や家を作る時はいつもそうするのよ。
            今回は現実空間ってことだったから……」

    262 = 28 :

    キョン(少女)「その方針の決定は確保できる魔力次第ってことか?」

    朝倉「そうね。やりかたはいくつか考えられるわ」

    朝倉「あと森さんは、なにか思いつく?」

    「こんな感じですね」(魔法で地図の上にミニチュアを生成する

    キョン(少女)「そうですね。んー、でもここがちょっとな。帯はもっと太いイメージなんだけど」

    「え? じゃあ支点の建物の強度が足りないんじゃないですか?」

    キョン(少女)「そうなんですか?俺は専門家じゃないからその辺の設計の詰めはお願いしたいんですが」

    佐々木「そのあたりは話を聞きながら進めるとしよう。必要な性能とかね」

    キョン(少女)「そうだな」

    263 = 28 :

    キョン(少女)「ところで建材はゼロからか?」

    「いえ、それは無理なのです。土とか木とかから変成するです」

    キョン(少女)「なら二つの支点は郊外だから現地調達できるかな?」

    「多分できますよ」

    キョン(少女)「問題はトリガのところか。運搬係も必要かな」

    「あの、バンドの構造ですけど」

    キョン(少女)「ん?」

    「ここをこうしたら……」

    流石に“エキスパート”を名乗るだけのことはあって、
    いきなり建造に必要な話になだれ込んでいった。

    264 = 28 :

    キョン(少女)「それで、一番重要なことなんだけど、間に合いそうか?」

    佐々木「間に合わせるよ。僕たちの意地にかけてもね」

    キョン(少女)「よし。一緒に頑張ろう」

    265 = 28 :

    ~~

    QBの呼びかけにより、
    全国から魔法少女達が続々と集まっていく一方で、
    報酬として与えられる補助デバイスが実は魔法少女を死に追いやる
    『死神の鎌』であるという、当たらずしも遠からずな噂も流れだしていた。

    実際、集まってきた魔法少女達には秘密だがあのデバイスは、
    魔法少女のソウルジェムが濁り切った時、
    彼女を魔女にせず最期を迎えさせるための装置だった。

    結局、呪いを化け物にせずグリーフシードのような性質を持つ小さな塊に還元することには
    成功したものの、魔法少女が最期に抱える絶望はどうしようもなかった。

    相転移を迎え、それまで彼女の生きる理由だった『魔法少女の希望』を失った魂は、
    補助デバイスによって肉体に戻された後、
    現在までのところ例外なく全員自ら命を手放してしまっていた。

    それでも、準備期間中に魔法少女に魔女になられては作戦自体に支障が出かねないので、
    この補助装置はその真の目的は伏せられたまま、協力する魔法少女達に与えられることになる。

    267 = 49 :

    エヴァの作戦並みに興奮してきた

    268 = 28 :

    ~~

    結局、建設用に必要な魔力は条件に合う魔力の持ち主が二十名も集まらなかった。
    そこで取られた方策だが。

    まどか「わたし、役に立てるの?」

    ほむら「私は反対したいところなのだけれど……」

    キョン(少女)「残念ながらもう選択肢が無い。上手く行けば工期も短縮できるかもしれないんだ」

    ハルヒ「まどかから話は聞いていたけど、実際この目で見るのは初めてだから楽しみだわ」

    まどか「えーと、変身するだけでいいの?」

    QB「まどかは魔力係数が桁違いに大きいから、それだけで膨大な魔力が発生するんだよ。
       正直、そのエネルギーはボクが回収したい所なんだけど、
       この計画が失敗するとボク達も大きな損失をこうむるからね」

    269 = 227 :

    ほむちょっぷ

    271 = 28 :

    ~~

    まどか「えーと、鹿目まどかです。初めまして」

    佐々木「佐々木です。一応この子たちのリーダーやってます」
    「橘京子なのです」
    朝倉「私は朝倉涼子よ」
    周防「――周防――九曜――」
    「森園生です」

    佐々木「それで、この子一人で二十名分の魔力が出せるって本当なのかい?」

    ほむら「私が説明するわ。一回見てるから。『そこにあるだけ』で圧力を生むくらいの魔力よ。
         危うく吹き飛ばされるところだったわ」

    朝倉「ちょっと待って。それってもし本当なら二十名どころの騒ぎじゃないでしょ?」

    ほむら「判るの?」

    「ありえないのです。『そういう性質』の魔法ならともかく、魔法そのものの作用でなく、
           余波だけで人一人吹き飛ばす程なんて」

    273 = 26 :

    まぁ魔女にならないだけいいのか…?

    275 = 28 :

    朝倉「物を作る時はね、魔力を森さんに出してもらうんだけど、
            全力で出しても余波はちょっと髪がなびく程度なのよ」

    キョン(少女)「魔力を発生する構造が違うからな。
            普通魔法少女がソウルジェムに蓄えてる魔力を一気に全部開放するようなもんだ」

    「そんなことが出来るんですか?」

    キョン(少女)「普通の魔法少女には不可能かと。
            それで魔法少女生命を終わらせていいというなら話は別ですが」

    周防「――――能書きは――――いい――――早く――――やって――――」

    キョン(少女)「そうだな。じゃあ鹿目、変身して見せられるか?」

    まどか「うん。やってみる」

    277 = 26 :

    こんだけ集まってるなら倒せそうな気がしなくもないけど
    そこまで強いんだっけ

    279 = 28 :

    まどか変身→変身を解いてエネルギー放出

    佐々木「これは」
    「すごいのです!」
    朝倉「なによこれ!?」
    周防「――…!」
    「うそっ……」

    まどか「えっと、誰に預けたらいいのかな?」ゴゴゴゴ

    朝倉「無理っ! 絶対無理よっ!」

    佐々木「これは凄いね」

    まどか「じゃあ、QBお願い」

    QB「了解した」

    結局、凄すぎて対応できず、その場のエネルギーはQBが回収した。

    281 :

    私怨

    283 = 28 :

    まどか「えーっと?」

    「」ズーン

    「森さんが自信喪失してるです」

    朝倉「っていうか、森さんって自負はあったんだ?」

    周防「―――鹿目まどかの――魔力を使う――為の準備――始める――」

    「了解なのです」

    キョン(少女)「大丈夫か?」

    佐々木「ああ。心配には及ばないよ」

    286 = 28 :

    キョン(少女)「多すぎて扱いきれないなら、やり方を考えるぞ」

    佐々木「いや、このままで平気だよ。エキスパートを舐めないでもらいたいね」

    キョン(少女)「そうか、それで感触はどうだ?」

    佐々木「これなら魔力確保が遅れた分補っておつりが来るよ」

    キョン(少女)「それは良かった。じゃあ後は任せるけどいいか?」

    佐々木「とりあえずはね。何かあったらまた呼ぶよ」

    キョン(少女)「じゃあ、よろしくな。鹿目もいいか?」

    まどか「うん」

    287 = 181 :

    歴史に残る大作

    289 = 28 :

    ハルヒはゆきのボディーガードとしてゆきと一緒に現場を飛び回り、
    杏子は使い魔遊撃隊のリーダーとして、
    皆の連携やそれぞれのスキルを見るために、
    攻撃メンバーを引き連れて近所の魔女狩りに出陣していた。

    もちろんソリが合わなくていざこざを起こす魔法少女もいたりはしたがそこは、
    調停役を買って出たほむらが駆けつけそれらを抑えこんでいた。

    マミはベテランゆえ本番は一部隊のリーダーを務める予定だが、
    建築中は救護や生活担当で性格の合う魔法少女を数人巻き込んで、
    住居の調達や食事の世話などに奔走していた。

    291 = 28 :

    ~~

    郊外の建築現場にある事務所兼休憩所。
    とはいっても、何処から見ても畑や休耕地に囲まれた掘っ立て小屋にしか見えないのだが。

    まどか「あ、ハルヒちゃん」

    ハルヒ「頑張ってる?」

    まどか「ゆきちゃんといなくていいの?」

    ハルヒ「いや、ゆきは攻撃隊のチーム分けで会議中。
         あたしはこっちの支援に呼ばれたんだけど、まどかは休憩?」

    まどか「うん。魔力が多すぎるんだって。一回出すとしばらくやることが無いの」

    ハルヒ「凄まじいわね。まあとにかく現場に行きたいんだけど……」

    まどか「?」

    292 = 33 :

    この作成が成功しちゃうとアルティメットまどかが誕生しないから
    過去の魔法少女は救われないんだよな

    293 :

    さやかが空気

    295 = 28 :

    ハルヒ「現場ってどこ行っちゃったの?
         昨日までは外で色々やってた気がするんだけど」

    まどか「ああ。あっち」

    と、まどかは奥のドアを指差す。

    ハルヒ「え?」

    まどか「なんか魔力が余ってるから大きな空間が作れたんだって」

    ハルヒ「空間? もしかして結界みたいなもの?」

    まどか「そう。そこのドアが入り口になってるから」

    ハルヒ「そ、そう。じゃあ行って来るわ」

    まどか「いってらっしゃい」

    296 = 80 :

    >>295
    まあしょうがない(笑)

    298 = 31 :

    さやさや

    299 = 28 :

    ハルヒがドアを開けるとそこは、蒼天の空高く――

    ハルヒ「な、なによこれぇー」

    「涼宮さん、お待ちしてました」

    ハルヒ「あ、森さん……」

    「ここに来るのは初めてでしたっけ?」

    ハルヒ「え、ええ。なにこれ」

    「鹿目さんの魔力すごいですよ。
           高さ五百メートルの装置が丸ごと入っちゃう空間が作れたんですから」


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