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    元スレ男「俺に与えられた魔法がくっそ使えなくて笑えない」

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    303 :

    よっしゃ

    304 = 48 :

    待ってました!

    305 = 1 :

    秘書「……まさか、古代魔法とか言うヤツですか!?」

    魔法官「まぁ、そう呼ぶ人も居るようだねぇ」

    魔法官「竜の家のものは『始祖の力』と言うらしいし……呼び方としては、うん、まぁこっちのほうがしっくり来るかな」

    秘書「???」

    魔法官「もう一度言うけど、君には関係の無い話さ」スゥ

    秘書「ま、待ちなさい!」キィイイン

    魔法官「おや、足が――」カキィン

    秘書「凍らせました。私の氷はそう簡単には溶けません……」

    魔法官「ふむ。これでは私にどうする事も出来ないね」ジロジロ

    秘書「でしょう。詳しい話は独房の中でお聞き――」

    魔法官「――とでも言うと思ったかい?」ニヤァ

    306 = 264 :

    起きた!

    308 = 216 :

    お、来てた

    310 = 1 :

    秘書「何を言うかと思えば……あなたの魔法に調べはついています」

    秘書「あなたの魔法は水球。いくら飛ばそうが、氷結を扱う私との相性が分からない道理も無いでしょう」

    魔法官「おやおや、本当にそれが私の魔法だと思ったかい」

    秘書「――何を。魔法官の魔法は全てが管理登録されて……」ハッ

    秘書「――まさか」

    魔法官「授与魔法の現場を任される地位の魔法官が、自分の情報操作が出来ないとでも?」サァアアア

    秘書「どこまで不正を重ねれば気が……うっ……これは……霧?」ゲホゲホッ

    魔法官『この霧は凍らない。……君をここで殺してしまうのは簡単だけれど』

    魔法官『そうするとさすがに少し、後処理が大変だね』

    魔法官『少しの間眠っていて貰おうかな?』スッ

    秘書「そ、その瓶はっ……」

    サァアアア

    秘書(霧に混じって、この甘い匂い……睡眠……?)

    秘書「そ、そんな……ちょ、長官……」クラクラ……バタン


    ……

    312 = 139 :

     

    313 = 1 :

    ……


    「遅いなー」テクテク

    DQN「お、おい、今様子見に行ってイイのかよ」

    イケメン「どうしてだい? 友達の様子を見に行くのに理由が必要かな」

    (いつからお前友達になったんだっけ)

    不良「まぁけど、確かに気は進まないな」

    DQN「なんかなぁ」

    イケメン「き、君たちは心配じゃないのかい!」

    不良「心配な事は心配だけど、女剣士も居るしな」

    DQN「今行くのはなんつーか、空気読めてねぇっつぅかさ」

    「それはそうだけどさ」

    ズルズル ズル

    「ん? なんだこの音」

    316 = 302 :

    317 = 1 :

    魔法官「あー意外と重いなぁ……」ズルズル

    秘書「」

    「な、なにしてんスか」

    魔法官「ん? あぁいや、この人お酒飲み過ぎちゃった見たいで」

    DQN「酔い潰れたってワケか」

    魔法官「そうそう、カッチョいいピアスしてるだけあって冴えてるね」

    DQN「マジっすか、これお気に入りなんスよ」

    イケメン「しっかし、昼間から酔いつぶれるなんて、まったく、こういう大人にはなりたくないね」

    不良「……」ジー

    魔法官「じゃね」ズルズルズル

    「あっ、はい……」

    不良「……今の、確か授与の時の魔法官だ」

    「あー、そう言われれば、なんかそんな気はするけど」

    イケメン「そんな事はどうだっていいじゃないか、早く行こう」


    ……

    318 :

    頑張れ

    319 = 231 :

    さげさげ

    320 = 1 :

    「……」

    剣士「……」

    「今、俺に何か、した?」

    剣士「えっ、えと、う、ううん! しし、してない、してない、よ……」

    剣士「な、なにも、なにも///」サササッ

    「……」

    (な、なんだ、なんか女剣士の様子がおかしいような……)

    剣士(ばば、ばれてない、よね?)

    剣士(お、おでっ、おでこに、ちゅー……)スッ

    (自分の唇に指当てて何してんだ……)

    (……非常に、気まずい……)

    (誰か、誰か来い!)

    ガチャ

    「調子どうだwww」

    イケメン「ふっ、だいぶ顔色が良くなったようだね」

    321 :

    良スレ
    おもしろい

    323 = 1 :

    「おぉ……祈りが通じた」

    イケメン「祈りって何……って、ん? 女剣士ちゃんの顔が真っ赤だけど、どうかしたのかい?」

    「おっ、ほんとだwww何かあったのかなwwww」

    DQN「ほらな? だからやめようぜっつったじゃねぇか」

    不良「確かにこれは空気読めてなかった」

    イケメン「えっ? どうしてだい?」

    DQN「お前は何も喋らないほうがいいな」

    「……う~んこりゃお邪魔だったかなもしかしてwwww」

    「いや来てくれて助かった」ホッ

    イケメン「どういうことだい?」

    「イケメンの空気読めなさがヤバイwwww」

    不良「いっつも周りが自分の空気読んでくれるから、自分から読むなんてしたこと無いんだろ」

    DQN「あぁなるほど」

    イケメン「だからなんだっていうんだああああい!!」

    324 = 271 :

    .

    327 :

    イケメンがヘタレすぎて好きだ

    328 = 1 :

    「まぁけど、何はともあれ、イケメンの言う通りに顔色は良さそうだな」

    「まぁだいぶ楽にはなった」

    不良「試合には出れそうか?」

    「まぁなんとか」

    (ここまで来たらやるしかないしな……)

    (あまり使いたくはないが、あと少し)ギシッ

    「もう少し頑張ってみるよ」

    「おwwww頑張るなんて珍しいwww」

    「まぁあとちょっとだし」

    ……


    『A会場の優勝者が決まりました、やはり期待は裏切らない竜尾の姫!』

    「今回は、俺が活躍したんだけど、な」

    (良い所見せようって気張ってたものねぇ……)

    銀髪少「そうですね。あなた達の力が無ければここまで勝ち残る事も出来なかったと思います」

    (う~んしかし、当の銀髪少女はこの様子。なんと言うか報われないわねぇ男子)

    330 :

    334 = 1 :

    銀髪少「……そういえば、隣の会場はどうなっているんでしょうか」

    「B会場の優勝チームが相手だから、様子見に行ってみるか」

    「……それもそうね」

    「俺が、前歩く、から」

    銀髪少「……そうですか。ありがとうございます」

    「あっ、いや、好きでやる事だから」

    (んっ、今のって遠まわしに告白した?)

    銀髪少「人助けがお好きなのですね。良い事だと思います」

    (わざとやってるのかしら……)

    ……


    担任「おう、調子はどうだ」

    「まぁ、なんとか」

    担任「……本当悪いな。この試合に勝てば、次はA会場の優勝者との試合になる。あとちょっと頑張ってくれ」

    「……ですね」

    337 = 1 :

    子生徒「けど、次の相手はちょっとキツいかも知れないッス」

    子生徒「あーそういえば」

    「?」

    子生徒「あれ、男くん知らないっスか。次の相手、すげー嫌な魔法使うって話っスよ」

    子生徒「あそこの学校って確か何年か前に初戦で退場だっけか」

    「えっ、退場?」

    担任「――そうだ、あそこか」

    子生徒「……どうやったのかなんで授与されたのか分からないんスけど、禁止魔法持ってるヤツが居て」

    子生徒「対戦相手を呪殺して退場、だったはず」

    「は?」

    「呪殺って……」

    担任「今年出てるって事は謹慎処分解けたのか」

    子生徒「まぁでも、ここまで退場にならずに勝ち残ってるんで、さすがに変なのは無いと思うっスけど」

    子生徒「でも噂効くと、やっぱ呪い見たいな魔法使うとかなんとか」

    担任「退場にはなってないんだから、禁止魔法ではないことは確かだろう」

    338 = 23 :

    結局まーた書き溜めもせず賞賛(笑)だけ受けにかたのかww

    340 = 1 :

    (呪いの魔法……)

    (俺の魔法で逸らしたとして、それが他人に当たったらやばくないか?)

    (……魔法官も大勢いるし、そこらへんは大丈夫……か?)

    (今までも逸らした魔法は観客席に飛びそうなのは全部魔法官がなんとかしてたけど……)

    子生徒「でも気分的には最悪っスけど」

    子生徒「まぁ、ね・・・…」

    ……


    『竜尾の姫率いるA会場が本命かと言われていた本大会ですが、始まって見れば一番熱いのはB会場~!』

    『なんとダークホースはもう一校~!』

    『数年前に対戦相手を呪殺して退場謹慎処分になった学校が、なんとなんとここまで勝ち残ってきた~!』

    『先輩の犯したマイナスイメージを払拭出来るのか!』

    『それとも謎の魔法を使う男の子の前にはやはり為す術も無しか!』

    『ここでの勝利が竜尾の姫との対戦への切符! 注目のカードの対戦です!』

    341 = 30 :

    わくわくですな

    342 = 23 :

    これでよく1スレで終わらせるつもりだったとか言えるわ…

    343 :

    ドキドキ

    344 = 336 :

    >>342

    ほとんど>>1以外のレスだったけどね

    345 = 23 :

    >>344
    書き溜めもしてなくそれでなくとも遅いし寝落ちの時間も頻度も相当だからな
    何故VIPに立てるのかと

    347 = 153 :

    41回も書いてる粘着キチガイがいてワロタ

    348 = 14 :

    次、1が寝たらこのスレ落とそうぜ
    SSに移動してもらおう

    349 = 193 :

    その1がssを知らないんだよね

    350 = 346 :

    1の好きなようにやればいいだろ


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