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    元スレ男「俺に与えられた魔法がくっそ使えなくて笑えない」

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    1 = :

    ざわざわ

    「なんだぁこの騒ぎは」

    「お前今日は魔法授与の日だろ? 皆それで騒いでんだよ。……いい魔法貰えるといいなぁ。お前もそう思うだろ?」

    「いや、変なのじゃなきゃなんだっていいよ」

    「まぁ適性とかもあるらしいしなぁ……ってうわっ」

    キャーキャーイケメン君スゴーイ

    「あいつらうるせぇなぁなんだってんだよ」

    「あーイケメンだな。雷撃の魔法授与されたらしい」

    「おーおー凄いな」

    担任「……んー? なんだ来てたのか男ー次お前だぞ」

    「うぃー」
    ……


    魔法官「はい、次君ね。君の魔法は……『そっち向いて』だね」ペラペラ

    「は?」

    魔法官「いやだから『そっち向いて』って言うそっち向かせる魔法」

    2 = :

    安藤おつ

    3 = :

    イケメンなのに30まで童貞貫いたのか

    4 = :

    不意打ちできるじゃん強くね?
    自分から視線逸らすことできるし

    5 = :

    「いやいや冗談っすよね?」

    魔法官「いや、確かに『そっち向いて』だよ」

    「え?」

    魔法官「うん、はい次の人」

    「いやいや待って待っておかしいでしょそんな魔法聞いた事無いっスよ」

    魔法官「まぁ珍しい魔法なのは確かだけど……」

    「成長したら凄い魔法になるとかそういう系ですか?」

    魔法官「あーいや、ちょっと待ってね」ペラペラ

    (冗談じゃねぇぞなんだこのクソ魔法)

    魔法官「えーと、成長すると、『あっち向いて』と『こっち向いて』って言うのが使えるね」

    「」

    6 = :

    これ面白くなるの?

    7 = :

    魔法官「もういいでしょ? はい次の人ー」

    「いやいやいやちょっ」

    警備員(男)「次が控えてるんだから、オイタは駄目でしょ!」ガチッ

    「放してくれぇええええええ!!」ズルズルズル

    ……


    「おい、どうだったよ!」

    「」

    「俺さー運良かったんだなぁ! 炎風の魔法貰えちゃったよ! うはwwww」ゴウゴウ

    「成長するとさードラゴンの形した炎も操られるらしくてさーお前はどうだった? ん?」

    「」

    「……おい?」

    「」

    「どーしちゃったんだよ」

    剣士「ど、どうかしたの? 男くん、元気ないけど」

    「あっ、女剣士ちゃん。それが男のヤツなんか授与終わってから元気無くってさー」

    8 = :

    おもしろいかも

    9 = :

    剣士「そ、そーなんだ。あんまり良い魔法じゃなかったの、かな」

    「あーかも知んないね。ところで女剣士ちゃんどんな魔法だったの?」

    剣士「わ、私?」

    「うん」

    剣士「あ、あんまり良い魔法じゃなかったから、おお、教えられないよ」ブンブン

    「いやいや気になるからさー大丈夫大丈夫馬鹿にしないし、なっ?」

    「」

    「男もこう言ってるし」

    剣士(お、男くん何も言ってないような気がするんだけど……)

    「ほんとお願い!」

    剣士「ほ、ほんとに馬鹿にしない?」

    「しないしない、なっ!」

    「」

    剣士「……え、えっとね、ちょっとだけ足が速くなる魔法で、で、でも、元々私足遅いし、あ、あんまり良くないなーって」

    10 = :

    「良いじゃん良いじゃん!」

    剣士「そ、そう、かな。ち、ちなみに友くんはどんな魔法だったの?」

    「俺? 炎風の魔法」ゴウッ

    剣士「すっ、凄い……」

    「いやー運が良かっただけだよ」

    剣士「そ、そんな事ないよ。元々友くんあ、頭も良いし、適性もいっぱいあったし」

    「そう言って貰えると嬉しいっしょwww」

    剣士「そ、それで、男くんは?」

    「それなー今聞いてるんだけどさ。いい加減教えてくれよ」

    「……世の中にはな、言いたくないこともあるんだ」

    「な、なんだよ。そういわれるとなんか知りたくなってきたぞ。闇魔法とかその類か?」

    剣士「やっ、闇魔法、なの?」ガタッ

    「……いや、残念ながら違う」

    「じゃあなんだよ」

    「……ほんとに良いのか? 言っても。色々と後悔することになるぞ」

    11 = :

    「……お、おう」ゴクリ

    剣士「き、気になるから」ゴクリ

    「……『そっち向いて』だ」

    「はっ?」

    剣士「????」

    「いやだから『そっち向いて』って言う、魔法」クイッ

    「お、おうっ!?」グイッ

    「なっ?」

    「……こ、こんだけか? せ、成長すると凄くなる系の魔法かもしかして?」

    「成長すると『あっち向いて』と『こっち向いて』を使えるらしい」

    「……」

    剣士「……」

    「なっ、後悔しただろ? 聞いた事。だから言いたくなかったんだよ。……ったく」

    「……そ、その、なんて言うか」

    剣士「……き、訊いてごめんなさい……」

    12 = :

    「やめろよ、余計惨めになるだろ、俺が」

    「……いや、ほんとスマン」

    剣士「…・…うん」


    DQN「うおおお俺は鋼拳の魔法だぜぇえええこれでもっと強くなれるぜヒャッハー!!!」

    子1「あたし失敗した系の魔法だったーコップに水満たすだけとかwwww」

    子2「えーでも成長すると空間全部水で満たせるんでしょー」

    子1「そこまで行くの面倒くない?」


    「……チッ。どいつもこいつも」


    担任「よーし全員終わったなー。今日はもう帰っていいぞー明日は班行動で魔法を使った実戦やるからなーきちんと休めよー」

    ……


    父親「今日はどうだった、男。俺は竜息、母さんは竜爪と家は竜にまつわる魔法に適性のある家系だ、お前もそれ系だっただろ?」

    「……」

    13 = :

    「い、いや、違かったよ」

    父親「そうか」シュン

    父親「だが、私たちの息子だ、きっと凄い魔法に違いない。なぁ、母さんや」

    母親「でしょうね、きっと」ニコニコ

    (い、言えない、『そっち向いて』だなんて言えない……)

    (変な魔法じゃなきゃまだ『俺才能ないし』で済ませられるけど、こればっかりは……)

    母親「それで、どんな魔法だったの? お母さん聞きたいわぁ……」ニコニコ

    「……いや、そんなに凄くないから」

    父親「良いから隠さずに言ってみろ」ニコニコ

    「たらいまー」

    (むっ、グットタイミング)

    「妹連れて遊びに行ってくるから! おーい妹よ遊びに行くぞー!」

    「むっ、この声は、お兄ちゃん!? 行くー!」

    14 = :

    顔の横に包丁置いてそっち向いてすれば倒せる
    つよい

    15 = :

    ……


    「ふぅ、これでなんとか切り抜けた」

    「……その反応、もしかしてお兄ちゃんクソ魔法貰ったね」

    「……鋭いな。まぁその通りだな」

    「それで、どんな魔法なの?」

    「『そっち向いて』って言うそっち向かせるだけの魔法」

    「wwwwwwwwwwwウケルwwwwwww」

    「んなに笑うなよ……」

    ……


    魔法長官「ほっほっほ、今日は全国の一斉魔法授与式じゃな。今回はどんな魔法が贈られたんじゃろうなぁ」

    秘書「一覧はこれです」ドサァアア

    魔法長官「ほっほっほ、多すぎないかえ?」ペラペラ

    秘書「ちゃんと目を通してくださいね」

    魔法長官「ほっほっほ……ん? んんん? この魔法は……」

    16 = :

    秘書「どうかしましたか?」

    魔法長官「いや、何、この魔法なんじゃが……」

    秘書「……『そっち向いて』、ですか? 聞いた事ない魔法ですね。なんか名前からして
    クソの役にも立たない魔法みたいな匂いがしますが」

    魔法長官「そうかえ、知らんかえ」

    秘書「? 何がですか?」

    魔法長官「ほっほっほ、頼みがあるんじゃが」ソオオッ

    秘書「尻触ったら通報しますよ」

    魔法長官「ほっほっほ」サッ

    秘書「で、なんでしょうか?」

    魔法長官「この『そっち向いて』と言う魔法を今回リストに入れたヤツを探し出して欲しいのじゃ」

    秘書「……了解しました」

    魔法長官「理由は尋ねないのかえ?」

    秘書「秘書ですから。内容の詮索までするつもりはありませんよ」

    魔法長官「さすがは良いケツしてる女じゃのう」

    秘書「セクハラで訴えますよ」

    17 = :

    18 = :

    秘書「……では行ってまいります」眼鏡クイッ

    魔法長官「うむうむ、ほっほっほ」

    魔法長官(……しかしふぅむ。この魔法……名前や説明を変えてはいるが、この性質、確実に『アレ』じゃな)

    魔法長官「……いつか出回るとは思っておったが、ほっほっほ、まさかわしの代とはのう」

    ……

    翌日

    「はぁ……」

    「元気ねーなまぁクソ魔法でもしょうがねぇじゃん」

    剣士「そ、そんな酷い魔法でもないと思うよ! だって不意打ちとか出来そうだよ!」

    「俺肉弾戦すっげー苦手なんだけど……」

    19 = :

    剣士「そ、そうかも知れないけど……」モゴモゴ

    「っと、担任来たぞ」

    担任「よーしお前ら班作れー昨日言った通り今日は実戦だからなー」

    イケメン「ふっ、僕と組みたい子は皆まとめて来ると良い。雷撃の魔法で僕が全てカタをつけるよ」

    キャーキャーイケメン君ニ守ッテ貰イターイ

    「うおっ、イケメンのやつすげー人気……」

    「お前らも早く班組めよ」

    剣士「……え?」

    「俺見たいなクソの役にも立たない魔法のヤツと組んでも何の得にもならないぞ。自分と相性良さそうなヤツと組めよ。
    気にすんな俺は先生と組むからクソ魔法だし先生の魔法で守って貰うわ……うん」

    「おいおい俺がダチ見捨てっかよwww」

    「と、友、お前ってヤツはっ!」ジィイイン

    剣士「わ、私も男君と組むよ!」

    剣士「ほ、他の所行っても、多分、足手まといだし……」

    「なお更他の所行ったほうがいいぞそれ真面目に」

    20 = :

    はよ

    21 = :

    剣士「が、がんばるから!」

    「女剣士ちゃんもこう言ってるし、まぁいいじゃねーかwww」

    「ま、まぁそう言うなら……けど、ならあんまり頑張るな」

    剣士「う、ううん! がんばるよ!」

    「いや怪我してもアレだし」

    「だなwww」

    担任「お前らー班は4人だからなー」

    「だそーだあと一人どうするん?」

    「あーもう先生でよくね?」

    「その謎の先生押しはなんなのwwww」

    「いや先生強いしガチムチだし」

    剣士「お、男くんはホモなの?」

    「違う違う普通に女の子が好きだよ」

    剣士「そ、そっか良かった」ホッ


    不良「おいおいあと一人ならアタシも混ぜろよ」

    22 = :

    見てるけど長くなりそうなら速報行けば?

    23 = :

    (うわぁめんどくせぇのきたぁ……)

    「女不良ちゃんじゃんwwwいいよいいよwww」

    「えっ」

    不良「アアアァン!? なんだその反応は、アタシに何か不満でもあるのかい!?」

    「いやっ」

    「おいおい、女不良ちゃんは弓使えるんだぜ? 後方支援的に最強だろwww」コソコソ

    「お前のその謎のプラス思考はなんなの…・…」

    「それに、女不良ちゃんいつもクラスで孤立気味だから多分入る所ねーんだよ」ヒソヒソ

    「お前って馬鹿に見えるけど実際ただただ優しいヤツだよな」

    「褒めてくれてありがとぅーwww」

    不良「ヨロシクな!」

    剣士「は、はい!」

    不良「で、男は何の魔法が使えるんだ? アタシは氷風が使える」

    「あーそれは聞かないであげて。ちなみに俺は炎風で、女剣士ちゃんは足が速くなるヤツ」

    不良「いや男のも教えろよ」

    24 = :

    支援

    25 = :

    「それは教えられない」

    不良「どうして? 戦力わかんないと作戦とか立てられないだろ」

    「う、うん、まぁそれはごもっともなんだけども」

    剣士「ちょ、ちょっとね」

    不良「……まさか、闇魔法系か? 呪殺とか」

    「違う違う!」

    不良「じゃ、じゃあなんなんだ……」ゴクリ

    「……まぁ、秘密だ。俺の魔法は使えないものだと思ってたほうがいい」

    不良(使えない、だと。威力が強すぎる、とかか? 爆撃とか隕石とかか?)

    不良「ふ、ふっ、ふふふ、なるほどな。そういうことか。中々やるじゃないか。頼りにしてるぞ」

    (なんか勘違いしてるなこいつ……まぁどうでもいいか)

    (なんか勘違いしてそうだなー)

    剣士(か、勘違いしてる見たいだけど、い、言わないほうがいいよね? 私空気読めてるよね?)

    26 = :

    27 :

    普通に使えるくね?

    28 = :

    魔法だけで戦えってなったら厳しいだろうがそうじゃないなら普通に最強の部類だよな

    29 = :

    >>1の霊圧が消えた…

    30 = :

    ……


    秘書「おかしい」

    秘書「足取りが全く掴めないなんて……」

    職員1「あっ、秘書さんチーッス」

    秘書「どうも」

    職員1「どうかしたんですかー」

    秘書「……先日、全国の学校で魔法の授与式がありましたよね」

    職員1「そっすねぇ」

    秘書「授与する魔法はどの選定員が選定したのか登録されているハズですよね?」

    職員1「えぇ」

    秘書「全くその情報が無いなんてありえますか?」

    職員1「いやいやそれは無いですよ。禁止魔法なんか出されると困るんで、魔法ごとに誰が選んだかきちんと登録されてるハズですよ」

    秘書「です、よねぇ……」

    秘書(けれど、あの魔法は誰が選んだのかその事項が見事に抹消されている……一体、なんだっていうの。あんなクソみたいな魔法に
    そこまで隠蔽を施すなんて……)

    31 = :

    32 = :

    担任「よーし全員止まれー実戦場はこの洞窟だ。地下三階まで行って、教頭の作ったゴーレム倒してくるのが
    今回の授業だ」

    「ゴーレムwwww……炎効くのか?」

    剣士「剣も効かなさそう……」

    不良「まっ、なんとかなるだろ」

    「う~んこの緊張感の無さ」

    担任「三階より下には行くなよーここの一番奥には本物のドラゴン居るからなーさすがに先生でも
    タイマンは無理だから、助けらんないぞー」

    イケメン「ははっ、ドラゴンなんて僕の雷撃で一撃さ」

    キャーイケメン君抱イテー

    「うわーすげー自信」

    「まぁでも、雷撃はドラゴンの種類にもよるけど、基本相性良いしなぁ。小型ならあいつでも倒せるんじゃね」

    「何冷静に分析してんだよwwww」

    「確かにあの顔とか性格ムカつくけどさー実際アイツは才能ある系の人種だもの」

    「いやいや、でも無理じゃね? 担任でも助けらんないって言ってだから、少なくとも中型以上だろ」

    「あーそっかだよなぁ。あのガチムチな先生でも無理って事はヤバイ感じか」

    33 = :

    剣士「お、男くんドラゴンに、詳しいの?」

    「う~ん、まぁ、うちは本来竜に適性があるって言うか強い家系らしいから」

    「親はどうせ俺もそれ系になるだろうと、色々教えられたような」

    「なのにあの魔法wwwwwwww」

    「やめてくれ……まぁどうせあんまり教えられた事覚えてないから、どうでもいいけど」

    剣士「だ、大丈夫だよ!」

    「やめろ自分を惨めにかんじる」

    不良「???何の話だ? アタシを置いてけぼりにするな」

    「……いやどうせ聞いても何にもならないから」

    不良「そうか? ……なら別にいいけどよ」

    34 = 27 :

    普通向かない方向に首向けて
    首を折るとかできそうな気がする

    35 = :

    担任「何度も言うが三階より下は行くなよー分かったかー特にイケメン」

    イケメン「センセ、さすがに僕もそこまで馬鹿じゃないですよ。確かに倒せますが、今回はそういう授業じゃないでしょ」キラッ

    キャーイケメン君スマイルー

    担任「ならいいんだがな……よし、じゃあ各班いけー」

    「っしゃあじゃあいくか」

    不良「一番に行って好成績残そうぜ、そうすりゃ普通の授業サボっても許される」

    剣士「そ、そんな事ないと思うけど……」

    「やだなぁこんなクソ魔法……」

    担任(う~ん、男の班、イケメン班と並んで心配な班だなぁ……)

    ……


    「洞窟の中って暗いなぁ」

    「そこでぼくの出番ですよ」ボッ

    剣士「わっ、明るい」

    不良「馬鹿とハサミは使いようってヤツか」

    「馬鹿ってwwwwwひどいwwww」

    36 = :

    「まぁ早く行って終わらせようぜ」

    剣士「う、うん」

    「んだなwwwっつーかさ、ゴーレム倒したって適当に言えば倒さなくても倒したことになるんじゃね?wwww」

    剣士「そ、それは……」

    「さすがに無理だろ。どうせ教頭がゴーレムに細工して見てるかなんかしてんじゃねぇの」

    「世の中は世知辛いなぁ」

    「まぁいざとなれば先生に助けてーって言えばいいし……」

    イケメン「ハハハッ、そんな心構えじゃ駄目駄目だね!」キラッ

    「うおっ、いつのまに」

    イケメン「君たちぃ、なんなら僕の班と行動するかい? 僕が守ってあげようかい?」キラランッ

    イケメン君優シイー

    不良「しっしっ、あっち行け」

    イケメン「つれないなー、まぁいいさ、ははは、じゃあお先に行くね」バチバチ

    イケメン君ノ電気明ルイネー炎ヨリ凄ーイ

    「あれwwwなんか俺馬鹿にされてるwwwwまぁ慣れてるから別にいいけどwwwww」

    37 = :

    わりとおもしろい

    38 = :

    友がいい奴すぎる

    39 = :

    「あの性格なー」

    剣士「な、なんか鼻につくよね」

    「女剣士ちゃん結構きつい言い方するね」

    剣士「えっ」

    不良「いやまぁでもあいついつも偉そうでムカつくよなー。いっつも人に囲まれててよー」

    「最後のが本音だろ……お前友達とかいなさそうだもんな……」

    不良「なんか文句あっか?」

    「……いや、ない」

    ……


    「う~ん、しかし、全然モンスター出てこないなー」

    「先生たちがゴーレム以外やったとかじゃないか」

    剣士「か、かなぁ」

    不良「おいおい何のんびりしてんだ。早くしないと一番じゃないぞ」

    「別に一番じゃなくてもwwwつか、そろそろ三階だと思うんだけどなぁ今二階だし」

    「だなー」

    40 = :

    「おっ、階段みっけー」

    「さっさと済ませて帰ろうぜ」

    「あの魔法でなwwww」

    「だからやめてくれよ……」

    ガィイン ガィイン

    「ん? なんか音しね?」

    「下のほうからだな」

    不良「くそっ、先越された!」

    「まぁまぁwww」テクテク

    「って、DQNたちじゃん」

    DQN「てめぇらああああ男は拳で語ってナンボじゃーい!!!」

    子分「シャアアアア!!」

    剣士「す、素手で戦ってる」

    「DQN連中は肉体強化系が多いとは言え、ゴーレム相手に一歩引かないとはすげーなあいつらwww」

    不良「あたしらも早くゴーレム探すぞ!」

    41 :

    おもしろい

    42 = :

    DQNのくせに男は拳とかかっこいいな

    43 = :

    「はいはい、まぁすぐ帰りたいしな」

    「俺も魔力の残り気になるし、早めに見つけようぜwww」

    剣士「ち、小さめのゴーレムがいいな」

    不良「何言ってんだ! 一番大きいのに決まってるだろ探すのは!」

    剣士「えぇ……」

    「なんでもいいだろなんでも……」

    「だなwww」

    バチィンバチイイン

    「ん、今度は奥から音がするが……」

    「行ってみようぜwwww」

    ……


    イケメン「ふはははは僕の実力が試される時が来たんだね!」

    イケメン君頑張ッテー

    「何やってんだあいつゴーレム五体も集め……ってあいつの放とうとしてる電撃、なんか大きくね?」

    「お、おいおい、アレやばくねぇか」

    44 = :

    こっち向いて使いたい

    45 = :

    魔法の指向性にも有効とかかな?

    46 = :

    「あの大きさってさ、洞窟の地盤とか大丈夫カネ?」

    「いや、やばいだろ普通に」

    剣士「ど、どうかしたの?」

    「イケメンを止めるべきか否か、それが問題と言う話ですよんと」

    不良「放っておけよ。へっ、そのままくたばっちまえ」

    「いや、地盤が崩れたら俺たちも……」


    イケメン「さぁ行け、僕の全力の電撃ィイイ!」バヂヂヂヂヂヂ

    ズドオオオオオンン

    「うおおおお揺れる揺れる」

    剣士「あわわわわ」

    ピシッ

    「んおおおっ……ピシ?」

    ガラッ、 ガララララッラ

    イケメン「へっ?」

    友男女剣士女不良「」

    47 = :

    担任「ふああああ」

    教頭「居眠りですか?」

    担任「うおっと、いえいえ、違いますよ。それよりどうですか、家のクラスは」

    教頭「中々良くやっていますね。DQN君たちなんか、ゴーレム相手に物怖じしていませんしね」

    担任(まぁあいつら日頃から拳でなんちゃらとか言ってるしなぁ)

    教頭「見ますか?」

    担任「えぇ」

    教頭「どれどれ、んんん?」ヒュン

    担任「どうかしましたか?」

    教頭「この子は、イケメン君ですねぇ」

    担任「あいつ、ゴーレム五体も集めて何やって……っておいおい、その電撃、大きすぎだろ……」

    教頭「穴開くんじゃないですかこれ。下にはドラゴンが……」

    担任「さすがにそこまで馬鹿ではないとは思いますが……」

    『僕の全力の電撃ィイイ!』

    教頭&担任「」

    48 = :

    教頭「こ、これは……」

    担任「助けに行って来ます」

    教頭「ま、待ちなさい。下に居るドラゴンは中型クラスの黒竜ですよ」

    教頭「一部の優等生の試験用のものではありますが……」

    担任「……今は試験用の調整調教無しの状態、ですよね」

    教頭「かなり凶暴ですよ。試験時の五倍は強いと見て良い」

    担任「教頭も来てくださいよそれなら」

    教頭「いえ、私は対竜用の魔法はあまり得意では」

    担任(使えねぇハゲだな……)

    担任「まぁ、なんとかなるでしょう」

    教頭「……すぐに他の教員も呼んで来ます」

    担任「頼みます」

    49 = :

    シエンタ

    50 = :

    市園


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