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元スレ漢「うーむ、奴隷を買うかな……」奴隷商人「やすくしとくよ、旦那」
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兵士「レンガの壁に穴が……!」ゴクッ……
爺「……若僧、粗相が過ぎると己が身を滅ぼすことになるぞ」
大臣「貴重な英雄様のお言葉です……覚えておきましょう……」スッ
爺「……」
爺「……その漢とか言うヤツのことはワシは知らんが、おそらくソイツは死なんよ」
大臣「……なぜ、そう思うのですか?」
爺「……そいつがワシとは違う、本物の『漢』だからじゃよ」
爺「妻の死から目を逸らし、人間の生き死にから遠ざかるため軍場から離れたこのワシとは違う……な」スタスタ……
大臣「……」
爺「……若僧、粗相が過ぎると己が身を滅ぼすことになるぞ」
大臣「貴重な英雄様のお言葉です……覚えておきましょう……」スッ
爺「……」
爺「……その漢とか言うヤツのことはワシは知らんが、おそらくソイツは死なんよ」
大臣「……なぜ、そう思うのですか?」
爺「……そいつがワシとは違う、本物の『漢』だからじゃよ」
爺「妻の死から目を逸らし、人間の生き死にから遠ざかるため軍場から離れたこのワシとは違う……な」スタスタ……
大臣「……」
兵士「大丈夫ですか、大臣様……!」
大臣「ええ……間一髪でかわしましたから……」
大臣「いえ……かわさせられた……とでも言いましょうか……」コキコキ……
兵士2「あれが、軍場の英雄と呼ばれた男……」
大臣「隠居しボケた振りをしても、英雄は英雄でしたねぇ……甘く見ていました……」スタスタ……
兵士「……ですが、また漢の居場所が分からずじまいで……」
大臣「……十中八九あのご老人のところに世話になってるでしょう……やれやれ、大陸最強の用心棒かもしれませんよ……厄介ですねぇ……」スタスタ……
大臣「ええ……間一髪でかわしましたから……」
大臣「いえ……かわさせられた……とでも言いましょうか……」コキコキ……
兵士2「あれが、軍場の英雄と呼ばれた男……」
大臣「隠居しボケた振りをしても、英雄は英雄でしたねぇ……甘く見ていました……」スタスタ……
兵士「……ですが、また漢の居場所が分からずじまいで……」
大臣「……十中八九あのご老人のところに世話になってるでしょう……やれやれ、大陸最強の用心棒かもしれませんよ……厄介ですねぇ……」スタスタ……
このスレで終わらなかったらSS速報にいけばいいだけ
しっかり書いてくれ
しっかり書いてくれ
ーーー
漢「おい爺さん、この手一体何したらこんな怪我するんだよ……」
爺「いやぁ、ちぃとばかしハードなプレイをしてしまってのう!カッカッ!」
漢「ったく……本当に年齢考えろってんだよ色ボケ爺め」
漢「おい、消毒薬と塗り薬をくれ」
奴隷「えーっと、消毒薬……がコレで……擦り傷切り傷への塗り薬が……コレ!」
奴隷「どうぞ」サッ
漢「……もう字はマスターだな」カパッ
奴隷「頑張りましたから!」フンス
漢「おい爺さん、この手一体何したらこんな怪我するんだよ……」
爺「いやぁ、ちぃとばかしハードなプレイをしてしまってのう!カッカッ!」
漢「ったく……本当に年齢考えろってんだよ色ボケ爺め」
漢「おい、消毒薬と塗り薬をくれ」
奴隷「えーっと、消毒薬……がコレで……擦り傷切り傷への塗り薬が……コレ!」
奴隷「どうぞ」サッ
漢「……もう字はマスターだな」カパッ
奴隷「頑張りましたから!」フンス
爺「のうのう奴隷ちゃんや、ワシの手に薬を塗りつけてくれんかのう?」
奴隷「え?別にいいですけど……」スッ ヌリヌリ
爺「ほほっ……細長くて気持ちのええ指じゃ……」
漢「爺さん、セクハラだぞ」
爺「なにを失礼な!言いがかりはよすんじゃ!」
爺「ところで奴隷ちゃん。実はワシほかのところも怪我しとってな……そこにも薬を塗って貰いたいんじゃ」
奴隷「はい、どこですか?」
爺「ほほっ……それは……ここじゃー!」カチャカチャ……ズルッ!!
ドカァァァッ!!
爺「ほちゃっ!?」ゴロゴロ!!
漢「この変態ジジイ!何ズボンを脱ごうとしてやがる!」
奴隷「え?別にいいですけど……」スッ ヌリヌリ
爺「ほほっ……細長くて気持ちのええ指じゃ……」
漢「爺さん、セクハラだぞ」
爺「なにを失礼な!言いがかりはよすんじゃ!」
爺「ところで奴隷ちゃん。実はワシほかのところも怪我しとってな……そこにも薬を塗って貰いたいんじゃ」
奴隷「はい、どこですか?」
爺「ほほっ……それは……ここじゃー!」カチャカチャ……ズルッ!!
ドカァァァッ!!
爺「ほちゃっ!?」ゴロゴロ!!
漢「この変態ジジイ!何ズボンを脱ごうとしてやがる!」
爺「怪我人になんて仕打ちをするのじゃ!」
漢「黙れ変態が……!ズボンを穿け!」
奴隷「えっ、えっ……主様!目を手で塞がれたら何も見えません!」オロオロ
漢「いいからそのまま静かにしとけ、お前が見ていいもんじゃねぇから……」
爺「全くひどいのう……痔に薬をつけてもらおうと思っただけじゃのに」
漢「そんなに薬をつけて欲しいなら俺がつけてやるよ鉄の棒で穴の奥までな」
爺「やめて、ジジイそれ死んじゃう」
漢「黙れ変態が……!ズボンを穿け!」
奴隷「えっ、えっ……主様!目を手で塞がれたら何も見えません!」オロオロ
漢「いいからそのまま静かにしとけ、お前が見ていいもんじゃねぇから……」
爺「全くひどいのう……痔に薬をつけてもらおうと思っただけじゃのに」
漢「そんなに薬をつけて欲しいなら俺がつけてやるよ鉄の棒で穴の奥までな」
爺「やめて、ジジイそれ死んじゃう」
青年「旦那ー、お邪魔しやーす」ガチャッ
漢「お前はノックぐらいしろよ」
青年「そんなことしてたらまたこの前みたいに放置されるし勘弁っすね」ツカツカ
爺「青年か、どうかしたのかの?」
青年「どもっす、はい旦那、これ最重要資料っすよー。集めんの苦労したんすからね!」スッ
漢「おう」ガサ……
奴隷「これは……なんの資料なんですか主様?」
爺「……これは……税金の使い道の詳細かの」
漢「ああ、こいつを見りゃ一発で金を何に使ってるかわかる」バサッ
漢「お前はノックぐらいしろよ」
青年「そんなことしてたらまたこの前みたいに放置されるし勘弁っすね」ツカツカ
爺「青年か、どうかしたのかの?」
青年「どもっす、はい旦那、これ最重要資料っすよー。集めんの苦労したんすからね!」スッ
漢「おう」ガサ……
奴隷「これは……なんの資料なんですか主様?」
爺「……これは……税金の使い道の詳細かの」
漢「ああ、こいつを見りゃ一発で金を何に使ってるかわかる」バサッ
朝出かけるときに帰ったらログでも探すかって思ってたけどまだ残ってて嬉しい
>>1GJ
>>1GJ
青年「まったく、これを作るのに滅茶苦茶手間かかったんすからね!タダ飯ぐらい食わせてもらわないとわりにあわねっすよ!」
爺「逆にそれで割に合うのか、安い男じゃのう」
奴隷「せ、青年さんって本当はすごい人だったんですね……ただのお調子者だと思ってました!」
青年「奴隷ちゃん、さらっと口悪いっすね……」トホホ
漢「こんだけ情報ありゃ十分だろう。新聞屋はなんて?」
青年「飛びついてきましたよ、ま、大スクープですからねぇ」
青年「明日の朝にはこの資料の内容が街中に知れ渡ってるでしょうねぇ」
爺「逆にそれで割に合うのか、安い男じゃのう」
奴隷「せ、青年さんって本当はすごい人だったんですね……ただのお調子者だと思ってました!」
青年「奴隷ちゃん、さらっと口悪いっすね……」トホホ
漢「こんだけ情報ありゃ十分だろう。新聞屋はなんて?」
青年「飛びついてきましたよ、ま、大スクープですからねぇ」
青年「明日の朝にはこの資料の内容が街中に知れ渡ってるでしょうねぇ」
青年「なんせこの税金。その約四割が不明瞭な理由で使われてますからね。大方私腹を肥やしてんすよ」
爺「そうなればその日の夜にはもう国中……いや、隣国にまで知れ渡るじゃろうの」
漢「ああ、王に対する支持率は壊滅的になるだろう」
青年「そっからが本番っすね」
漢「ああ」
奴隷「どういうことですか……?」
漢「つまりだ、これが知れ渡れば国民は王に不信感を持つ……そうなれば王を討たんとレジスタンスを組んでクーデターを起こす奴が出てくる事になるだろう」
漢「だかそれではダメだ。そうなれば多くの死者が出ることになるだろう」
爺「そうなればその日の夜にはもう国中……いや、隣国にまで知れ渡るじゃろうの」
漢「ああ、王に対する支持率は壊滅的になるだろう」
青年「そっからが本番っすね」
漢「ああ」
奴隷「どういうことですか……?」
漢「つまりだ、これが知れ渡れば国民は王に不信感を持つ……そうなれば王を討たんとレジスタンスを組んでクーデターを起こす奴が出てくる事になるだろう」
漢「だかそれではダメだ。そうなれば多くの死者が出ることになるだろう」
ときメモの親友キャラがヒロインのデータ網羅してるようなもんだろ
青年「だからそこで俺達が動くんす」
青年「俺達が動き国王の元へ向かう、そこで全ての話をつける」
奴隷「そんなこと可能なんですか……?」
漢「この税金に関する資料は俺たちが持ってる情報の一部だ。もっと他にもキナ臭い事柄の資料がある」
青年「それを公表すると脅すんすよ」
爺「……そこまで国家が腐ってるとわかれば、隣国達もそこにつけ込み正義を掲げて攻めてくるじゃろうな」
青年「そゆこと!……つまりこのまま王位を返上するか、それとも国ごと滅ぼされるかって二択を迫るんすよ」
奴隷「なるほど……」
青年「俺達が動き国王の元へ向かう、そこで全ての話をつける」
奴隷「そんなこと可能なんですか……?」
漢「この税金に関する資料は俺たちが持ってる情報の一部だ。もっと他にもキナ臭い事柄の資料がある」
青年「それを公表すると脅すんすよ」
爺「……そこまで国家が腐ってるとわかれば、隣国達もそこにつけ込み正義を掲げて攻めてくるじゃろうな」
青年「そゆこと!……つまりこのまま王位を返上するか、それとも国ごと滅ぼされるかって二択を迫るんすよ」
奴隷「なるほど……」
ーーー翌日
カーンカーンカーンカーン!!
新聞屋「速報!速報だよー!」
カーンカーンカーンカーン!!
新聞屋「なんと国王!税金を不明瞭な理由で使用していたらしい!着服してたってウワサがあるぜー!」
カーンカーンカーンカーン!!
ザワザワザワザワ
「こいつは酷いな……」「新王になってから税金増えたと思ったら……こんなことに!」「税金をなんだとおもってるんだ!!」ザワザワザワザワ
カーンカーンカーンカーン!!
カーンカーンカーンカーン!!
新聞屋「速報!速報だよー!」
カーンカーンカーンカーン!!
新聞屋「なんと国王!税金を不明瞭な理由で使用していたらしい!着服してたってウワサがあるぜー!」
カーンカーンカーンカーン!!
ザワザワザワザワ
「こいつは酷いな……」「新王になってから税金増えたと思ったら……こんなことに!」「税金をなんだとおもってるんだ!!」ザワザワザワザワ
カーンカーンカーンカーン!!
きっと国のきな臭い部分を全く関知できていなかったダメ王が脅しのネタの情報で全て悟り
大臣から国を取り戻してくれるはず
大臣から国を取り戻してくれるはず
兵士「王……!王ーっ!!」ダダダッ!!
王「どうした兵士よ、朝から騒がしいぞ」
兵士「大変です……!こんな新聞が……!」ガサ
王「なんなのだ……?」ガサ……
王「何だこれは……!?私が税金を着服していた……!?」ガタッ!
大臣「……」
王「誰がこのようなことを……!デマだ!こんなもの大嘘だ!」
兵士「ですが王……もう城門の前には多くの不満を持つ国民が押し寄せて……!」
王「なに……!?」
王「どうした兵士よ、朝から騒がしいぞ」
兵士「大変です……!こんな新聞が……!」ガサ
王「なんなのだ……?」ガサ……
王「何だこれは……!?私が税金を着服していた……!?」ガタッ!
大臣「……」
王「誰がこのようなことを……!デマだ!こんなもの大嘘だ!」
兵士「ですが王……もう城門の前には多くの不満を持つ国民が押し寄せて……!」
王「なに……!?」
「出てこい泥棒国王ー!」「税金返せー!!」「王位返上しろー!!」ザワザワザワザワ!!
兵士2「落ち着いて!みなさん落ち着いて!」
兵士3「今事実を確認しておりますから!落ち着いて!」
「落ち着いてなんかられるかーっ!王を出せー!王を出せー!」「そうだそうだー!」ザワザワザワザワ!!
ーーー
兵士「クソ……一体誰がこんなことを……!」
王「そんなことはどうでもいい……とにかく国民たちにこの記事がデマだと言う事を説明せねばならん!」スクッ!
大臣「……なりませんよ。王」ガシッ
王「大臣!なぜ止める!」
大臣「冷静にお考えください、王。これは罠です……」
兵士2「落ち着いて!みなさん落ち着いて!」
兵士3「今事実を確認しておりますから!落ち着いて!」
「落ち着いてなんかられるかーっ!王を出せー!王を出せー!」「そうだそうだー!」ザワザワザワザワ!!
ーーー
兵士「クソ……一体誰がこんなことを……!」
王「そんなことはどうでもいい……とにかく国民たちにこの記事がデマだと言う事を説明せねばならん!」スクッ!
大臣「……なりませんよ。王」ガシッ
王「大臣!なぜ止める!」
大臣「冷静にお考えください、王。これは罠です……」
王「罠……だと!?」
大臣「ええ……私にはこのデマの記事を新聞屋に書かせたのは誰か、わかりますよ」
王「そ、それは誰なんだ!」
大臣「恐らくですが……漢の仕業でしょう」
王「漢……!あの薬師か……!」
大臣「ええ、王には言いませんでしたが彼は毒薬精製の依頼を何度も蹴っているのです……」
王「何故だ!これは大義の為の依頼ではないか!なぜ断る!」
大臣「……恐らく、自分の作った毒薬の成分を我々に知られたくなかったのでしょうなぁ……」
大臣「成分を知られれば我々が毒薬を作るようになりそれを売るだろうと、さすれば自分の毒薬が売れなくなる……そう考えたのでしょう」
王「なんと……なんと業の深い男だ……!」
大臣「ええ……私にはこのデマの記事を新聞屋に書かせたのは誰か、わかりますよ」
王「そ、それは誰なんだ!」
大臣「恐らくですが……漢の仕業でしょう」
王「漢……!あの薬師か……!」
大臣「ええ、王には言いませんでしたが彼は毒薬精製の依頼を何度も蹴っているのです……」
王「何故だ!これは大義の為の依頼ではないか!なぜ断る!」
大臣「……恐らく、自分の作った毒薬の成分を我々に知られたくなかったのでしょうなぁ……」
大臣「成分を知られれば我々が毒薬を作るようになりそれを売るだろうと、さすれば自分の毒薬が売れなくなる……そう考えたのでしょう」
王「なんと……なんと業の深い男だ……!」
王「ならば、ならばどうすればいい!」
大臣「落ち着いてください王よ……答えは至極簡単……何をせずとも良いのです」
王「な!?そ、それでは何にもならんではないか!」
大臣「……『飛んで火にいる夏の虫』……」ボソッ
王「何……?」
大臣「彼らは必ずこの城に自らやってくるでしょう。王の首を取りにね」
大臣「だから王は何をせずともいいのです……賊の相手は私にお任せください……王に仇なす賊は私が成敗致しますので」
王「大臣……信頼しておるぞ……」
大臣「ええ……」ニコッ
大臣「落ち着いてください王よ……答えは至極簡単……何をせずとも良いのです」
王「な!?そ、それでは何にもならんではないか!」
大臣「……『飛んで火にいる夏の虫』……」ボソッ
王「何……?」
大臣「彼らは必ずこの城に自らやってくるでしょう。王の首を取りにね」
大臣「だから王は何をせずともいいのです……賊の相手は私にお任せください……王に仇なす賊は私が成敗致しますので」
王「大臣……信頼しておるぞ……」
大臣「ええ……」ニコッ
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