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    元スレ王様「勇者が死んでしまった息子に期待しよう」

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    252 = 172 :

    253 = 131 :

    254 = 62 :

    勇者の息子「なんかさー」ブシュウ

    剣士「は、はい」バサッ

    勇者の息子「歩くたびに魔物出てくんだけど」ブシュウウ

    ゴブリン ピギー

    勇者「これで少ないって、昔は一歩歩くたびに10匹くらい出てきたりしてたんかいな」ブシュウウウウ

    剣士「い、いえ、今は半日に一回交戦がある程度になっていたかと……明らかにこれは異常です」バッサー

    側室の娘(勇者さまの後ろを歩くだけで、なんて安全……やはり、あの人の背中に私の全てを背負って貰いたい……)コソコソ

    剣士(なんか女狐の匂いがするような気がするけれど……これだけ魔物を相手にして、きっと気が昂ぶっているのかも、私……)
    ……


    兵隊長「よし! それでは今から側室の子が姫君の捜索を開始する! いざ門よ開かん!」

    兵士たち「ウォオオオオ!!」

    ゴゴゴゴゴォオンン

    魔物たち ウジャウジャウジャウジャ

    兵隊長「よーし! 門を閉めろ!」

    兵士たち「う、うぉおおお……」
    ゴゴゴゴゴォオン バターン

    255 = 247 :

    パーティーに魔法使いが欲しいな

    258 :

    最強が俺っ子まで読んだ

    259 = 225 :

    あれか、ロト紋の獣王グノン戦状態ってことか

    260 = 62 :

    兵隊長「……」

    少年兵士「あ、あの……」

    兵隊長「今はまだ時ではない。国の内側の捜索に切り替えよう」

    兵士たち(((時ではないとかカッコ良さげに言ってるけどありえない魔物の数にびびったな……)))

    兵士たち(((けどあれはおかしい数、俺たちもまだ死にたくない)))

    兵士たち「「「はい! 隊長!!!」」」

    兵隊長「……」ブルブルブル

    兵隊長(全盛期よりめっさ数多いやんけ!!!! どーなってんだよ!!!!昨日まで広々とした原っぱが広がってたじゃねえか!)

    ……


    四天王最強「ふん、そろそろか」

    鷹の魔物「は、ひぃ、そうでございまするぅ」バサバサ

    鷹の魔物(こいつ重めぇえええ鎧なんか着てんじゃねぇよボケ!)

    263 = 172 :

    クロコダインかな?

    264 = 62 :

    勇者の息子「くっそーマスターの言うとおりになんか面倒くさそうな旅になりそうだぜ」

    剣士「いえ、道は険しいほど、絆がより強く、ああああ、愛として、結ばれるのです///」

    ブシュウウ

    勇者の息子「なんか言った?」

    剣士「な、何も申しておりません///」

    剣士(言わずとも、心は通じているものですし///)

    側室の娘「なによぉ、あの小娘めぇえ……」ギリギリ

    ……・


    四天王最強「おい、あの握力だけで同胞を屠るアイツは何者だ」

    鷹の魔物「はひぃ、はひぃ、あ、あれが、新しい勇者とかじゃないんですかぁ」バサバサ

    鷹の魔物(俺が知るかよ!)

    四天王最強「……確証がないが、あいやしかし、強者であるならば、いずれは巡り合うであろう敵、ならば今ここで屠ることこそが我が道義」

    鷹の魔物(ながったらしい講釈はいいからどうしたいんだよ!)ゼハァゼハァ

    四天王最強「ご苦労鷹の長よ、我をここで放すが良い」

    鷹の魔物「地面まで500メートルはあると思うんすけどマジで言ってんすか」

    265 :

    勇者にレベルとかないのかな

    266 = 172 :

    握力版ワンパンマンみたいなもんで最初からレベル99の可能性が

    267 = 247 :

    握力のステ振りは終わってそう

    268 :

    花山薫「ピクッ」

    269 = 62 :

    四天王最強「何か問題でもあるのか」

    鷹の魔物「いや、あの、この重い鎧着たまま落ちたら確実に死ぬんじゃ……」

    四天王最強「我がこのような瑣末な事に傷を負うことなどありえぬ」

    鷹の魔物「あの、じゃあ、失礼します……」

    鷹の魔物(重すぎてそろそろ限界だし、おろせっていうし、仕方ないよね)スッ


    ヒュウウウウウウウウウ
    ………
    ……


    勇者の息子「なんか音が聞こえるんだけど……」

    剣士「確かに、風きり音のような……って、上、上です!」

    勇者の息子「んんん?」ジィイ

    勇者の息子(なんだアレ……ヤギのお面の男? いや、そもそもあの高さからどうやって落下してきたのか知らんけど、確実に死ぬだろうアレ……)

    270 = 172 :

    斧神だった

    271 = 257 :

    友達フラグ

    272 = 165 :

    丸太フラグ

    273 :

    バフォメットみたいな


    にしてもあんたやっぱ勇者ものの才能あるわ
    ずっと支援

    274 = 62 :

    ズドォオオオオオオンン

    剣士「うわっっ、すごい衝撃音……」

    勇者の息子「あー……」

    勇者の息子(死んだな、冥福くらい祈ってやるか)

    剣士(見知らぬ人の冥福すら祈るその御心、まさに勇者と言うに相応しいです……///)

    勇者の息子「さらば、ヤギのお面の男よ、貴殿の事は存じ上げぬが、冥福を祈らせて……」

    四天王最強「……ヤギではない、鹿である」

    勇者の息子「うお喋った! つか、なんかピンピンしてるんだが……」

    剣士「なんか槍も持ってますよ……」

    276 = 247 :

    悪魔と関係ある山羊を差し置いて鹿とな

    277 = 273 :

    読心術ってもうやべーじゃねーか剣士

    278 = 62 :

    勇者の息子「ふつー死ぬなよ、アレ……」

    剣士「死にます、よね……」

    勇者の息子「あいつ人間じゃねーのかな」ヒソヒソ

    剣士「姿形は人間っぽいですけど……」ヒソヒソ

    四天王最強「おい」

    勇者の息子「はいはい?」

    四天王最強「お主、新たな勇者か」

    勇者の息子(……なんか素直に答えたら面倒くさそうな匂いがプンプンする)

    勇者の息子「いえひとちが」

    剣士「そうです勇者さまです!」

    勇者の息子「」

    279 = 172 :

    >>277
    十字切るくらいしたんじゃねぇの

    280 = 247 :

    読心術要素が見つからないのだが

    282 :

    追いついた
    面白いけど完結出来るかが心配でござる
    最後まで書き溜めてるん?

    284 = 172 :

    286 = 273 :

    >>282
    たぶんだけど即興じゃない
    ぷろっとだてとかはしてるかもしれないけれど

    288 = 62 :

    四天王最強「よかろう、では良くぞ勇の者よ!!!」ズザザァ

    勇者の息子(な、なんだこいつ、は、速い……見えねぇ……)

    ………
    ……


    酒場のマスター「この剣を見てると、アイツと旅した時を思い出すな。年甲斐もなく、全く……」フキフキ

    酒場のマスター「磨くとやっぱ輝かしい。そういや、こいつはあいつと共に護った精霊から貰った……」

    ガヤガヤガヤガヤ

    酒場のマスター「……随分と外が騒がしいな」

    カランコロン

    王様「おおお……なんと言うことだ……」

    酒場のマスター「……ここは王様のようなお方がくる所じゃあねぇですよ」

    酒場のマスター(ガマガエルが……)

    王様「愛しい長男の婚約者には逃げられ、今この国の堀の外には、魔物の大群が……」

    酒場のマスター「魔物の大群だと!!」

    王様「そ、そうじゃ……」ビクゥ

    289 = 238 :

    紫煙

    290 = 81 :

    もうちょっとスピード上げてくりー

    291 = 62 :

    王様「一体、なぜ……」

    王様「わしは、わしは、このままでは、連合での面子が……」グッタリ

    酒場のマスター(……まさか、勇者が死んだから、か?)

    酒場のマスター(……その上、人間側もここん所、随分と気が抜けていた)

    酒場のマスター(全て、良い方向でだけ解釈していた……)

    酒場のマスター「そこを突いてきたワケ、か……」

    ……


    四天王最強「我が幾億の螺旋の突き、避わせるものならば避わして見よ!」

    四天王最強「突き突き突き突き突き突きィイイイイイイキェエイイイイイ!」

    剣士(な、なんて言う突き……)

    勇者の息子(ひぇええ~、地形が変わってんぞこれヤバイヤバイヤバイ)

    シュボオオオオオ

    勇者の息子「あっつ! あっちぃいいいいい!!!」

    剣士「ゆ、勇者さま!」

    292 = 212 :

    こういうマスターのポジション好き

    293 = 62 :

    四天王最強「わが突きは大気を振動させる、思うがままに発火など造作もなき事よのう」

    勇者の息子「うおおおおおおおあっちぃいいいいいヤベヤベ俺のプリティーな肌に焼けど痕がついちまうううう」

    剣士「消火消火! 早く火消さないと!」

    四天王最強「……」

    勇者の息子「く、くそ、なら、」スポッ

    剣士(さっき殺った魔物の中に入って、血液で消火を……)

    剣士「さすが勇者さま!」

    勇者の息子「ふぃ~死ぬかと思ったわ」ヌルリ


    四天王最強(なんか急に我が道化のような気がしてきた……)

    296 = 62 :

    四天王最強(いや、そのような事は考えるではない)

    四天王最強(一見、ふざけているようにしか見えぬが、この男と女、我の突きを全て避けおった)

    四天王最強「それだけで、実力のほどは見て取れるというものよのう」ボソリ


    勇者の息子「……あ~ヤバイな、これはせめて一矢報いないと、と言うか、このヤギもとい鹿のお面なんとかしないと死ぬな」

    剣士「ですから、愛の力で勝利をつかむのです! ラヴパワァで!」

    勇者の息子「えっ、あっ、そうだね……」

    勇者の息子(そんなんより、あいつマジでつえぇんだけど……)

    勇者の息子「どうしたものか……」


    四天王最強「取り繕いに惑わされかけるとは、我もまだまだ……」ガチャリ

    300 = 62 :

    四天王最弱「まじ最近仕事ねぇんだけど……暇すぎて久しぶりに城きたわ」

    魔王「お前なんでここにいんの?」

    四天王最弱「えっ、暇だからですけど……」

    魔王の側近(やばぁ……)コソコソ

    魔王「……どこへ行く」ガチリ

    魔王の側近「や、やだなぁ、ちょっとした手違いで……」

    四天王最弱「何の話だよ」

    魔王の側近「……」

    魔王「私にも説明しろ」

    魔王の側近(もう言うしかないか……)「カクカクシカジカで……」
    ………
    ……


    魔王「役立たずめ……金玉千回蹴りの刑に処す」

    魔王の側近「ごめんなしゃいごめんなしゃいぃいい……ゆるちてぇ……」

    四天王最弱「まぁまぁいいじゃないですか、しかし……最強の戦いは久しく見てねぇな……行ってみるか」


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